JP6798259B2 - ステータ - Google Patents

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本発明は、ステータに関するものであり、例えば、ステータカフサを有するステータに関する。
特許文献1には、円環状のステータの内周面から中心に向かって突出する複数のティースを有するステータが記載されている。特許文献1のステータでは、コイルが、隣り合うティースの間のスロットを通り、ティースに巻回されている。また、ティース上には、ステータカフサが配置されており、ステータカフサは、ティースを跨いで挟むように、ティースの両側のスロットに突出した突出部を有している。突出部は、スロット内に配置された絶縁シートを係止している。
特開2016−144230号公報
特許文献1のステータのように、ステータカフサの突出部が、ティースの両端のスロットに突出していると、コイルをスロットに挿入する際に、コイルが突出部と干渉する恐れがある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、コイルの受ける干渉を抑制することができるステータを提供する。
本発明の一態様に係るステータは、中心軸を有する環状の円環部と、前記円環部の内周面から前記中心軸に向かって突出し、前記中心軸を中心とした円周に沿って前記内周面に並んで配置された複数のティースと、を含むステータコアと、各前記ティースの中心軸方向における一端側に配置されたカフサと、隣り合った前記ティースの間のスロットに挿入された挿入部と、前記挿入部が挿入された前記スロットの部分を挟んで対向する一方及び他方のカフサのうち、前記一方のカフサ側に曲げられた湾曲部と、を含むコイルと、前記挿入部と、前記ティースとの間に配置された絶縁シートと、を備え、前記一方のカフサから前記他方のカフサへ向かう方向を他方向、その逆方向を一方向としたとき、前記他方のカフサは、前記他方のカフサの一方向側に設けられ、前記中心軸方向における他端側の端部が前記絶縁シートにおける前記一端側の前記端部よりも前記一端側に位置する突起部を含み、前記一方のカフサにおける他方向側の前記端部は、前記一方のカフサが配置された前記ティースにおける前記他方向側の前記端部の位置と一致するか、または、前記ティースにおける前記他方向側の前記端部よりも前記一方向側に位置し、前記他方のカフサにおける前記一方向側の前記端部は、前記他方のカフサが配置された前記ティースにおける前記一方向側の前記端部よりも前記一方向側に位置する。このような構成により、絶縁シートを係止しつつ、コイルの受ける干渉を抑制することができるステータを提供する。
本発明により、絶縁シートを係止しつつ、コイルの受ける干渉を抑制することができるステータを提供する。
(a)は、実施形態に係るステータの一部を例示した斜視図であり、(b)は、(a)に示す領域Aの拡大図である。 実施形態に係るステータを例示した断面図であり、図1(b)のB−B線で示す断面図である。 比較例に係るステータを例示した断面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
実施形態に係るステータを説明する。本実施形態のステータは、例えば、ロータと組み合わされて、回転電機を構成する。回転電機は、モータ及び発電機のうち、少なくとも一方の機能を有している。まず、実施形態に係るステータの構成を説明する。
図1(a)は、実施形態に係るステータの一部を例示した斜視図であり、(b)は、(a)に示す領域Aの拡大図である。図2は、実施形態に係るステータを例示した断面図であり、図1(b)のB−B線で示す断面図である。
図1(a)及び(b)並びに図2で示すように、ステータ1は、ステータコア10、ステータカフサ20、ステータコイル30、絶縁シート40を備えている。ステータ1の形状は、例えば、環状である。よって、ステータ1は、中心軸Cを有している。ステータ1がロータと組み合わされて、回転電機を構成した場合には、例えば、中心軸Cは、ロータの回転軸と一致している。
環状のステータ1の中心軸C方向を、軸方向という。軸方向の一方向を一端側、一端側と反対側を他端側とする。例えば、上方を一端側とすれば、下方は他端側となる。また、円周方向を、中心軸Cを中心とする円周に沿った方向とする。半径方向を、中心軸Cに直交し、中心軸Cを中心とする円周上から中心軸Cに向かう方向とする。
図1(a)及び(b)では、環状のステータ1において、一部の円弧の部分を切り離して示している。また、ステータコア10の一端側の部分及びステータカフサ20のみを示し、他端側の部分を省略している。さらに、図1(a)及び(b)では、ステータコイル30及び絶縁シート40を省略している。図2においては、煩雑にならないように、ハッチングの一部を省略している。
ステータコア10は、例えば、磁性体を含んだ電磁鋼板を複数含んでいる。ステータコア10は、軸方向に複数の電磁鋼板が積層された構成となっている。なお、ステータコア10は、電磁鋼板が積層したものに限らず、磁性体粉末を樹脂バインダで加圧成形したものでもよい。ステータコア10は、例えば、円環部11及び複数のティース12を含んでいる。
円環部11は、円環状の部材であり、中心軸Cを有している。円環部11の内周面11aから中心軸Cに向かって複数のティース12が突出している。複数のティース12は、中心軸Cを中心にした円周に沿って内周面11aに放射状に並んで配置されている。例えば、複数のティース12は、円周に沿って等間隔で配列している。
ティース12は、軸方向の一端側から見て、中心軸C側が上辺、円環部11側が下辺となった台形状である。ティース12はその台形を底面とし軸方向を高さとする四角柱の形状をしている。円周方向に隣り合ったティース12が対向する面を側面12aという。側面12aは、中心軸Cに向かう半径方向に沿った辺と、軸方向に沿った辺とを有する矩形の形状となっている。
ティース12の円周方向における幅、すなわち、ティース12の側面12a間の幅は、中心軸Cに近いほど小さくなっている。円環部11側のティース12の幅は、中心軸C側のティース12の幅よりも大きくなっている。
隣り合ったティース12の間には、スロット15が形成されている。すなわち、スロット15を挟んで隣り合うティース12の一方は、スロット15を挟んで他方のティース12と対向している。スロット15は、円周方向をティース12の側面12aに囲まれ、円環部11側を、内周面11aに囲まれている。スロット15を軸方向における一端側から見た開口は、中心軸C側が開いた矩形、例えば、長方形となっている。
図1(b)に示すように、スロット15は、半径方向において複数の部分に分割されていてもよい。例えば、スロット15を軸方向の一端側から見たとき、スロット15は、スロット15の中心軸C側から半径方向に沿って順に部分15a〜部分15hに分割されている。
図1(a)及び(b)並びに図2に示すように、ステータカフサ20は、例えば、絶縁材料を含んでいる。ステータカフサ20は、例えば、円環部21及び複数のカフサ22を含んでいる。円環部21は、円環状の部材であり、中心軸Cを有している。円環部21は、ステータコア10の円環部11における一端側に配置されている。各カフサ22は、各ティース12の軸方向における一端側に配置されている。
複数のカフサ22は、円環部21の内周面21aから中心軸Cに向かって突出している。したがって、複数のカフサ22は、中心軸Cを中心にした円周に沿って内周面21aに放射状に並んで配置されている。例えば、複数のカフサ22は、円周に沿って等間隔で配列している。
スロット15の部分を挟んで対向する一方及び他方のカフサ22のうち、いずれかのカフサ22は、突起部23を含んでいる。スロット15を挟んで対向する一方及び他方のカフサ22のうち、一方のカフサ22から他方のカフサ22へ向かう方向を他方向、その逆方向を一方向とする。スロット15の所定の部分15cにおいては、突起部23は、例えば、他方のカフサ22の一方向側に設けられている。スロット15が中心軸C側から半径方向に沿って順に部分15a〜部分15hに分割している場合には、突起部23は、部分15a、部分15c、部分15e、部分15gにおいては、他方のカフサ22の一方向側に設けられ、部分15b、部分15d、部分15f、部分15hにおいては、一方のカフサ22の他方向側に設けられている。
ステータコイル30は、線状の部材であり、材料として、導電性部材を含んでいる。ステータコイル30は、スロット15に挿入された挿入部31を含んでいる。また、ステータコイル30は、挿入部31に接続され、カフサ22側に曲げられた湾曲部32を含んでいる。湾曲部32は、挿入部31が挿入されたスロット15の部分を挟んで対向する一方及び他方のカフサ22のうち、例えば、一方のカフサ22側に曲げられた部分である。ステータコイル30の湾曲部32は、カフサ22及びティース12に巻回しされている。
スロット15の所定の部分、例えば、所定の部分15cに挿入された挿入部31を有するステータコイル30は、一体となって、所定の部分15cを挟んで対向する一方及び他方のカフサ22のうち、例えば、一方のカフサ22側へ曲げられている。したがって、所定の部分15cに挿入されたステータコイル30のうち、他方のカフサ22側へ曲げられた湾曲部32はないようになっている。所定の部分15cにおいて、湾曲部32は、一方のカフサ22側だけに設けられている。
なお、湾曲部32が曲げられた側が、他方のカフサ22側とした場合には、一方のカフサ22は、他方向側に設けられた突起部23を含んでいる。このように、突起部23は、ステータコイル30の湾曲部32の曲げられた方向と逆側にだけ設けられている。よって、突起部23は、ステータコイル30の曲げられた方向には設けられていないので、ステータコイル30を曲げる際に、突起部23を避けてステータコイル30を曲げることができる。これにより、ステータコイル30の干渉を回避することができる。
所定の部分15cの半径方向における隣の部分15dでは、湾曲部32は、部分15cにおける湾曲部32とは逆方向に曲げられている。すなわち、部分15dにおいて、湾曲部32は、他方のカフサ22側に設けられている。この場合には、突起部23は、一方のカフサ22の他方向側に設けられる。
このように、湾曲部32が曲げられる向き及び突起部23が設けられるカフサ22は、スロット15の中心軸C側から半径方向に沿った部分15a〜部分15hにおいて、交互に、逆向きにしてもよい。すなわち、部分15a、部分15c、部分15e、部分15gにおいては、湾曲部32は、一方のカフサ22側へ曲げられ、突起部23は、他方のカフサ22の一方向側に設けられる。部分15b、部分15d、部分15f、部分15hにおいては、湾曲部32は、他方のカフサ22側へ曲げられ、突起部23は、一方のカフサ22の他方向側に設けられる。
挿入部31及び湾曲部32を有するステータコイル30は、例えば、U相コイル、V相コイル及びW相コイルを構成する。
絶縁シート40は、スロット15の内部に配置されている。絶縁シート40は、例えば、絶縁性を有する絶縁紙である。なお、絶縁シート40は、絶縁紙に限らず、絶縁性を有する樹脂フィルム、樹脂シート等でもよい。絶縁シート40は、ティース12の側面12aを覆い、ステータコイル30の挿入部31と、ティース12との間に配置されている。絶縁シート40はスロット15内において、コイル30の挿入部31を一方向側及び他方向側より挟んでいる。絶縁シート40は、ステータ1において、ステートコア10と、ステータコイル30との絶縁を確保している。
絶縁シート40の軸方向における一端側の端部40cは、ティース12の一端側の端部12cの近傍に位置している。突起部23の軸方向における他端側の端部23cは、絶縁シート40における軸方向の一端側の端部40cよりも一端側に位置している。これにより、突起部23は、絶縁シート40を係止することができる。
湾曲部32が曲げられた側を、一方のカフサ22側としたとき、一方のカフサ22における他方向側の端部22bは、一方のカフサ22が配置されたティース12における他方向側の端部12bの位置と一致するか、または、ティース12における他方向側の端部12bよりも一方向側に位置している。これにより、一方のカフサ22には、突起部23が設けられていないので、ステータコイル30とステータカフサ20との干渉を抑制することができる。
他方のカフサ22において、突起部23を除いた部分の一方向側の端部22bは、他方のカフサ22が配置されたティース12における一方向側の端部12bの位置と一致するか、または、ティース12における一方向側の端部12bよりも他方向側に位置している。しかしながら、他方のカフサ22は、一方向側に突起部23を含んでいる。よって、他方のカフサ22における一方向側の端部23bは、他方のカフサ22が配置されたティース12における一方向側の端部12bよりも一方向側に位置している。これにより、突起部23は、絶縁シート40を係止することができる。
カフサ22の端部22b及び23bの位置関係を軸方向の一端側から見たときは、以下のとおりとなる。すなわち、スロット15の部分を挟んで対向する一方及び他方のカフサ22において、一方のカフサ22の他方向側の端部22bは、一方のカフサ22が配置されたティース12の一端側の面内に位置している。また、他方のカフサ22において、突起部23を除いた部分の一方向側の端部22bは、他方のカフサ22が配置されたティース12の一端側の面内に位置している。しかしながら、他方のカフサ22は、一方向側に突起部23を含んでいる。よって、他方のカフサ22における一方向側の端部23bは、他方のカフサ22の一方向側におけるスロット15の開口内に位置している。
次に、本実施形態のステータ1の動作を説明する。例えば、ステータ1を、モータのステータ1として使用する場合を説明する。なお、発電機に使用する場合には、電気エネルギーでロータを回転させる代わりに、ロータを回転させて電気エネルギーを生成するようにする。
隣り合うティース12の間のスロット15に絶縁シート40を配置させる。そして、絶縁シート40が配置されたスロット15にステータコイル30の挿入部31を挿入させる。また、ステータコイル30を、突起部23が設けられていないカフサ22側に曲げて湾曲部32を形成する。そして、ステータコイル30のU相コイル、V相コイル及びW相コイルをそれぞれ接続する。
環状のステータ1に囲まれた内部に、永久磁石を備えたロータを、中心軸Cに一致させて配置する。ステータ1のステータコイル30のU相コイル、V相コイル及びW相コイルに位相をずらして、例えば正弦波電流を流す。これにより、ステータコア10に、環状の磁石と等価な磁界が発生する。そして、正弦波電流を流し続けることで、ステータコア10に回転磁界を発生させる。よって、ロータは、ステータ1の回転磁界から受ける斥力及び引力とで回転する。この際、絶縁シート40は、ティース12とステータコイル30との間を絶縁する。カフサ22に設けられた突起部23は、絶縁シート40を係止する。このようにして、ステータ1を、モータのステータ1として使用することができる。
本実施形態のステータ1の効果を説明する。
本実施形態のステータ1において、スロット15を挟んで対向する一方及び他方のカフサ22のうち、例えば、一方のカフサ22側にステータコイル30が曲げられ、他方のカフサ22側に、突起部23が設けられている。したがって、他方のカフサ22における一方向側の端部23bは、他方のカフサ22が配置されたティース12における一方向側の端部12bよりも一方向側に位置している。これにより、突起部23は、絶縁シート40を係止し、絶縁シート40の位置ずれを抑制することができる。
例えば、突起部23は、ステータコイル30をスロット15の内部に挿入するときに、絶縁シート40がスロット15の内部に引き込まれることを抑制する。また、突起部23は、スロット15の内部に配置された絶縁シート40がスロット15から抜け落ちることを抑制する。
これに対し、例えば、特開2008−283801号公報には、ティースの側面、すなわち、スロットの内周面に凹凸を形成するとともに、絶縁紙の表面にも凹凸を形成することが記載されている。そして、スロットの内周面の凹凸に、絶縁紙の表面の凹凸を係合させることにより、絶縁紙の位置ずれを防止することが記載されている。
しかしながら、この方法では、本来、まっすぐなロール状の絶縁紙の表面に凹凸を形成する工程を追加しなければならず、製造工程数が増加してしまう。それに加えて、ティース及び絶縁紙の凹凸を係合させるための構造が複雑なため、成形が困難である。
また、特開2013−162562号公報には、絶縁紙を、筒状に形成し、一方の断面幅をスロットの幅よりも大きくし、他方の幅を、スロットの幅よりも小さくすることで、カフサを設けないようにすることが記載されている。
しかしながら、この方法では、絶縁紙がスロットから抜けることを防止するための構造を複雑にする必要があるため、製造工程数が増加してしまう。また、スロット内で絶縁紙に応力がかかるため絶縁紙が破れることがあり、絶縁不良を引き起こすおそれがある。このように、従来技術では、絶縁紙の形状を複雑にするため、成形が困難であり、製造工程が増加する。
本実施形態では、カフサ22に突起部23を形成する。よって、絶縁シート40の抜け落ち防止の構造を簡単にすることができるため、製造工程のコストを低減することができる。
突起部23は、スロット15を挟んで対向するカフサ22のうち、ステータコイル30が曲げられた湾曲部32側と反対側のカフサ22に設けられている。そして、湾曲部32側のカフサ22には設けられていない。したがって、ステータコイル30の湾曲部32との干渉を抑制することができる。よって、ステータコイル30をカフサ22側に十分に曲げることができる。
図3は、比較例に係るステータを例示した断面図である。図3に示すステータ101では、スロット15を挟んで対向するカフサ22の両方に突起部23が設けられている。図3に示す比較例のように、スロット15を挟んで対向するカフサ22の両方に突起部23を設けた場合には、ステータコイル30が曲げられる側のカフサ22の突起部23がステータコイル30と干渉し、ステータコイル30に余分な曲げ応力を生じさせてしまうこととなる。
これに対し、本実施形態では、ステータコイル30が曲げられた湾曲部32側と反対側のカフサ22にのみ突起部23が設けられ、湾曲部32側のカフサ22には設けられていない。これにより、ステータコイル30のスロット15への挿入時に、突起部23を避けて曲げることができるため、絶縁シート40を係止する突起部23を設けた場合であっても、ステータコイル30との干渉を抑制することができる。
以上、本発明に係る実施の形態を説明したが、上記の構成に限らず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、変更することが可能である。
1、101 ステータ
10 ステータコア
11 円環部
11a 内周面
12ティース
12a 側面
12b 端部
12c 端部
15 スロット
15a、15b、15c、15d、15e、15f、15g、15h 部分
20 ステータカフサ
21 円環部
21a 内周面
22 カフサ
22b 端部
23 突起部
23b 端部
23c 端部
30 ステータコイル
31 挿入部
32 湾曲部
40 絶縁シート
40c 端部
C 中心軸

Claims (1)

  1. 中心軸を有する環状の円環部と、前記円環部の内周面から前記中心軸に向かって突出し、前記中心軸を中心とした円周に沿って前記内周面に並んで配置された複数のティースと、を含むステータコアと、
    各前記ティースの中心軸方向における一端側に配置されたカフサと、
    隣り合った前記ティースの間のスロットに挿入された挿入部と、前記挿入部が挿入された前記スロットの部分を挟んで対向する一方及び他方のカフサのうち、前記一方のカフサ側に曲げられた湾曲部と、を含むコイルと、
    前記挿入部と、前記ティースとの間に配置された絶縁シートと、
    を備え、
    前記一方のカフサから前記他方のカフサへ向かう方向を他方向、その逆方向を一方向としたとき、
    前記他方のカフサは、前記他方のカフサの一方向側に設けられ、前記中心軸方向における他端側の端部が前記絶縁シートにおける前記一端側の前記端部よりも前記一端側に位置する突起部を含み、
    前記突起部は、前記コイルの前記湾曲部の曲げられた方向と逆側のカフサに設けられ、
    前記一方のカフサにおける他方向側の前記端部は、前記一方のカフサが配置された前記ティースにおける前記他方向側の前記端部の位置と一致するか、または、前記ティースにおける前記他方向側の前記端部よりも前記一方向側に位置し、
    前記他方のカフサにおける前記一方向側の前記端部は、前記他方のカフサが配置された前記ティースにおける前記一方向側の前記端部よりも前記一方向側に位置する、
    ステータ。
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