JP6368137B2 - 回転電機の積層鉄心締結構造 - Google Patents
回転電機の積層鉄心締結構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6368137B2 JP6368137B2 JP2014095315A JP2014095315A JP6368137B2 JP 6368137 B2 JP6368137 B2 JP 6368137B2 JP 2014095315 A JP2014095315 A JP 2014095315A JP 2014095315 A JP2014095315 A JP 2014095315A JP 6368137 B2 JP6368137 B2 JP 6368137B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin steel
- hole
- holes
- steel plates
- laminated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 54
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 49
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 49
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims 1
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 description 12
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 6
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 5
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 241000220317 Rosa Species 0.000 description 1
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
特許文献1(特開2001−292541号公報)に示すような電動機の積層鉄心では、磁気バランスに悪影響を与えないように凹凸部の係り止め部の直径を0.8mm以下とし、凹凸部を係り合わせした積層鉄心を用いた固定子または回転子が示されている。
特許文献2(特開2006−136164号公報)には、冷却用の貫通孔を積層鉄心の磁束密度の低くなる部分に設け、凹凸部の係り止め部は、積層鉄心の積層方向に貫通された複数の貫通孔に、貫通孔より若干大きくした周長の凹部を設け、隣り合う薄板鉄板の電磁鋼板に設けられた貫通孔より若干大きくした周長の凸部とを係り止めし、薄板鉄板の電磁鋼板相互を一体にかしめた固定子積層鉄心とすることが示されており、貫通孔はハウジングに固定するためのボルト挿入孔であったとしても同様の効果があるとしている。
また、本発明は、前記薄板鉄板の角部に大径部と小径部の半円状の穴部を半分づつ形成した穴部を形成し、前記大径部と小径部の半円状の穴部の位置が逆向きに形成された穴部を四分の一回転ごとに交互に形成し、重なり合う前記薄板鉄板のいずれか一方を回動させて大径部と小径部の穴部が交互に重なるように積層し、前記小径部の周縁部を折り曲げて前記大径部の穴部内に周縁折り曲げ部を係合させて前記薄板鉄板同士を互いに締結したことにある。
さらに、本発明は、前記薄板鉄板の角部に、互いに対向する周縁部の一方に凹部を、他方に突起部を形成した穴部を形成し、前記凹部と突起部の位置が逆向きに形成された穴部を四分の一回転ごとに交互に形成し、重なり合う前記薄板鉄板のいずれか一方を回動させて前記凹部と突起部の位置が逆向きに形成された穴部同士が交互に重なるように積層し、前記突起部を折り曲げて重なり合う前記薄板鉄板の前記凹部に折り曲げ部を係合させて、前記薄板鉄板同士を互いに締結したことにある。
またさらに、本発明は、前記薄板鉄板の角部に、互いに対向する周縁部の少なくとも一方に縁部を突設した穴部を形成し、前記縁部と直交する位置関係に縁部を形成した穴部を四分の一回転ごとに交互に形成し、重なり合う前記薄板鉄板のいずれか一方を回動させて縁部が直交する向きに形成された穴部を、交互に重なるように積層し、前記縁部を折り曲げて重合する前記薄板鉄板の穴部内に縁部を係合させて前記薄板鉄板同士を互いに締結したことにある。
図1ないし図4は、回転電機の積層鉄心締結構造の第1の実施の形態である。図1は、回転電機の固定子積層鉄心の薄板鉄板を示すもので、略四角形状の薄板鉄板の四隅の角部に2個ずつ設けられた、計8個のボルト穴の位置を示している。図2(a)、(b)は、四隅の2個のボルト穴が、薄板鉄板を積層して、90°回転積層させた際に、重なり合う薄板鉄板のボルト穴の大径と小径が交互になるようにした実施の形態で、図2(a)は、各四隅に大径のボルト穴と、小径のボルト穴が1個ずつ形成されており、図2(b)は、各四隅に2個の大径のボルト穴または、小径のボルト穴が形成されている例である。
そして、回転積層して、短径R2側の半周分をバーリング加工することで、鉄板1同士を締結する構造である。この実施の形態では、全ての穴20においてバーリング加工が可能という特長を有する。
薄板鉄板1には、それぞれ角部13の凹部14両側に2個のボルト穴30が形成されており、このボルト穴30の形状は、円周方向に角部を形成した略六角形の穴31をそれぞれ形成し、この略六角形の穴の前記角部の一方に凹部32を、他方に凸部33を形成したものである。1つの角部13の凹部14両側に形成されたボルト穴30は、ボルト穴30の凹部32と凸部33がそれぞれ同じ方向に向くように形成されている。そして、これらボルト穴30の向きは、90°回転させた位置では、反対向きになるように形成し、180°回転させた位置では同じ向きになるように形成し、270°回転させた位置では、90°回転させた位置と同様に逆向きに形成されている。
薄板鉄板1には、それぞれ角部13の凹部14両側に2個のボルト穴40が形成されており、このボルト穴40の形状は、丸穴41の両側、薄板鉄板1の中心軸を中心とする円周方向の一方に凹部42が、他方に三角形状の突起部43が形成されている。この突起部43は丸穴41の縁部に形成された一対の凹部44相互間によって形成されている。この実施の形態では、1つの角部13の凹部14両側に設けられる丸穴41は、突起部43が対向するように形成され、90°回転させた角部13では突起部43が外側を向くように配置されている。こうして、180°回転させた角部13では、最初の角部13と同様に突起部43が対向するように形成され、270°回転させた角部13では、突起部43が外側を向くように配置されている。
第5の実施形態では、ボルト穴50を特殊な形状にした。このボルト穴50は、図11に示すように、90度間隔に穴51の半径R3が大きい形状と半径R4が小さい形状を交互に配列している。
上記の実施形態と同様に図11の鉄板を回転積層させた際、一枚おきに半径R3が大きい形状と半径R4が小さい形状が重なり凹部52と、凸部53が交互に重なるように積層される。そして、穴51の短径側の1/4周分×2箇所ずつをバーリング加工することで、鉄板1同士を締結する。図11のEOEのボルト穴50の断面は、図12のようになり、全ての穴50において交互にバーリング加工が可能という特長を有する。
本願においては、一枚ずつ打ち抜いたバラ鉄板を締結させる際にも適用できる。バラ鉄板を締結させる際に、通常必要であったカシメピンの圧入や溶接などの他部品を使用しない状態で締結させることが可能である。
10 周縁部
11 極子
12 スロット
13 角部
14 凹部
15 大径のボルト穴
16 小径のボルト穴
16a 折り曲げ部
20,30,40,50 ボルト穴
Claims (4)
- プレス等で打ち抜かれた薄板鉄板を積層して締結し、積層鉄心を形成する回転電機の積層鉄心締結構造において、前記薄板鉄板の角部に大径と小径の穴部を形成し、重なり合う前記薄板鉄板のいずれか一方を回動させて大径と小径の穴部が互いに交互に重なるように積層し、前記小径の穴部の周縁部を折り曲げて前記大径の穴部内に周縁折り曲げ部を係合させて前記薄板鉄板同士を互いに締結したことを特徴とする回転電機の積層鉄心締結構造。
- 前記薄板鉄板の角部に大径部と小径部の半円状の穴部を半分づつ形成した穴部を形成し、前記大径部と小径部の半円状の穴部の位置が逆向きに形成された穴部を四分の一回転ごとに交互に形成し、重なり合う前記薄板鉄板のいずれか一方を回動させて大径部と小径部の穴部が交互に重なるように積層し、前記小径部の周縁部を折り曲げて前記大径部の穴部内に周縁折り曲げ部を係合させて前記薄板鉄板同士を互いに締結したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の積層鉄心締結構造。
- 前記薄板鉄板の角部に、互いに対向する周縁部の一方に凹部を、他方に突起部を形成した穴部を形成し、前記凹部と突起部の位置が逆向きに形成された穴部を四分の一回転ごとに交互に形成し、重なり合う前記薄板鉄板のいずれか一方を回動させて前記凹部と突起部の位置が逆向きに形成された穴部同士が交互に重なるように積層し、前記突起部を折り曲げて重なり合う前記薄板鉄板の前記凹部に折り曲げ部を係合させて、前記薄板鉄板同士を互いに締結したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の積層鉄心締結構造。
- 前記薄板鉄板の角部に、互いに対向する周縁部の少なくとも一方に縁部を突設した穴部を形成し、前記縁部と直交する位置関係に縁部を形成した穴部を四分の一回転ごとに交互に形成し、重なり合う前記薄板鉄板のいずれか一方を回動させて縁部が直交する向きに形成された穴部を、交互に重なるように積層し、前記縁部を折り曲げて重合する前記薄板鉄板の穴部内に縁部を係合させて前記薄板鉄板同士を互いに締結したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の積層鉄心締結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014095315A JP6368137B2 (ja) | 2014-05-02 | 2014-05-02 | 回転電機の積層鉄心締結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014095315A JP6368137B2 (ja) | 2014-05-02 | 2014-05-02 | 回転電機の積層鉄心締結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015213397A JP2015213397A (ja) | 2015-11-26 |
JP6368137B2 true JP6368137B2 (ja) | 2018-08-01 |
Family
ID=54697363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014095315A Active JP6368137B2 (ja) | 2014-05-02 | 2014-05-02 | 回転電機の積層鉄心締結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6368137B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018207755A (ja) * | 2017-06-09 | 2018-12-27 | ファナック株式会社 | モータ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS605708Y2 (ja) * | 1978-08-18 | 1985-02-22 | 三洋電機株式会社 | 積層固定子鉄心 |
-
2014
- 2014-05-02 JP JP2014095315A patent/JP6368137B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015213397A (ja) | 2015-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6826566B2 (ja) | 回転電機用ステータコアおよび回転電機 | |
JP5930253B2 (ja) | 永久磁石埋込型回転電機 | |
JP5740436B2 (ja) | 回転電機のステータコア | |
JP6432532B2 (ja) | ステータ | |
WO2012160692A1 (ja) | 永久磁石型モータ | |
JP2008271652A (ja) | 永久磁石式回転電機 | |
JP2013230047A (ja) | モータ用ロータ、及びモータ | |
JP6110062B2 (ja) | 回転電機 | |
WO2019171099A1 (ja) | 回転電機のロータおよび回転電機の口一タコア支持構造 | |
JP6771745B2 (ja) | 回転電機及び回転電機の製造方法 | |
JP2007336624A (ja) | 多相クローティース型永久磁石モータ | |
JP5125623B2 (ja) | 回転電機の固定子及び回転電機 | |
JP2020088952A (ja) | 回転電機、固定子および固定子の組み立て方法 | |
JP6368137B2 (ja) | 回転電機の積層鉄心締結構造 | |
JP2007143305A (ja) | コアの製造方法、ステータの製造方法及びモータの製造方法 | |
JP5947231B2 (ja) | モータ | |
WO2018131402A1 (ja) | 永久磁石埋込型の回転子およびこれを備えた電動機 | |
JP5541080B2 (ja) | レゾルバロータ固定構造 | |
JP6355859B1 (ja) | 回転子及び回転電機 | |
JP2003199271A (ja) | 固定子及び固定子の製造方法 | |
JP2011172335A (ja) | 電動機 | |
WO2022181057A1 (ja) | ロータ及びipmモータ | |
JP5977182B2 (ja) | モータ | |
WO2024057837A1 (ja) | 回転電機のコア及び回転電機 | |
JP6798259B2 (ja) | ステータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180703 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180706 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6368137 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |