JP2011130607A - 永久磁石モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】異なるモータ出力に対して同じ永久磁石を流用することができ、生産性に優れた永久磁石モータを提供する。
【解決手段】ロータ1のロータコア2の外周面には、その周方向に複数個(ここでは、10個)の永久磁石3が等間隔で配列されており、夫々の永久磁石3は、軸長がL1の永久磁石3aがK1個(ここでは、K1=1)と、軸長がL2の永久磁石3bがK2個(ここでは、K2=2で永久磁石3b1,3b2)とが軸方向に配列されてなるものである。ここで、永久磁石3としては、モータ出力に応じて、使用する永久磁石3a,3bの個数(K1,K2)が決まるものであって、永久磁石3a1個のみであっても良いし、永久磁石3b1個のみであっても良い。個のように、2種類の永久磁石3a,3bだけを用いることにより、同一の断面形状,断面積で異なるモータ出力の永久磁石モータを得ることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ロータに永久磁石を用いた永久磁石モータに係り、特に、同じ断面積で軸長に応じた大きさの出力が得られるようにした永久磁石モータに関する。
永久磁石モータは、ロータコアの周方向にn個の永久磁石が配列して設けられ、また、ステータコアの周方向にm個のティースが配列した設けられて夫々のコイルが設けられた構成をなすものであるが、かかる永久磁石モータの一例として、ロータコアを回転軸に沿う方向(以下、軸方向という)に3個のコアに分割して軸方向に配置し、夫々のコア毎にその周方向に複数の永久磁石を配列して設けた構成のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これら3個のコアのうちの軸方向中央に配置されるコアは、その軸長が他の2つのコアの軸長のほぼ2倍であり、中央のコアに対し、その両側のコアの永久磁石の周方向の配置が、その図17に示されるように、角度θだけスキューされており、図6,図7に示されるように、各永久磁石254a,254bの両側に磁気的空隙257が、永久磁石254b間に磁気的空隙258a,258bが夫々設けられており、これら磁気的空隙とコア間のスキューとにより、コギングトルクや通電時のトルク脈動といったトルクリップルを低減するようにしている。
特開2009−213256号公報
上記特許文献1には、軸方向に永久磁石が3個に分割された構成をなす永久磁石モータが開示されているが、その構成によると、トルクリップルを低減するために、両側に配置されるコアに配置される永久磁石に対して、その中心部のコアには、そのほぼ2倍の軸長の永久磁石が用いられるものであって、コアの個数と夫々のコアに使用される永久磁石は決められたものとなっている。
しかしながら、上記特許文献に記載のものは、永久磁石モータの1つを示すものであって、モータ出力が異なるものについては配慮されていない。仮に特許文献1に記載の構成でモータ出力が異なる永久磁石モータを考慮する場合には、コアを3個用いる構成とすることには変わりないが、使用する永久磁石はモータ出力に応じて全く異なるものが使用されることになる。従って、同じ断面形状,断面積でモータ出力が異なるシリーズものの永久磁石モータを作成する場合には、モータ出力毎に異なる永久磁石を作成して使用しなければならず、高い生産性が見込まれないことになる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであって、その目的は、異なるモータ出力に対して同じ永久磁石を流用することができ、生産性に優れた永久磁石モータを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、複数のスロットに集中巻きコイルを3相に施したステータと、ステータに対向して複数の永久磁石が設けられたロータとを有する永久磁石モータであって、永久磁石は夫々、K1個の軸長L1の第1の永久磁石とK2個の軸長L2の第2の永久磁石とが軸方向に配列されてなり(但し、L1<L2であって、K1,K2は0を含む正整数)、
K1×L1+K2×L2
の軸長をなしていることを特徴とする。
また、本発明は、第1の永久磁石の軸長L1と第2の永久磁石の軸長L2とが
L1<L2<2×L1
の関係にあることを特徴とする。
さらに、本発明は、ロータコアが、複数の分割コアが接合された構成をなし、分割コアには、2の倍数個の永久磁石が周方向に配列されて設けられていることを特徴とする。
さらに、本発明は、ロータコアがステータコアの内側に設けられ、ロータコアの外表面に永久磁石が配置されていることを特徴とする。
さらに、本発明は、ロータコアがステータコアの外側に設けられ、ロータコアの内表面に永久磁石が配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、軸長が異なる2種類の永久磁石を用いることにより、同一断面形状,同一断面積でモータ出力が異なる3種類以上の永久磁石モータを実現できることになり、永久磁石モータのシリーズ設計が容易になる。
本発明による永久磁石モータの一実施形態の概略構成を示す断面図である。 図1に示す実施形態の第1の実施例におけるロータ1を示す外観斜視図である。 図1に示す実施形態の第2の実施例におけるロータ1を示す外観斜視図である。 図1に示す実施形態の第3の実施例におけるロータ1を示す外観斜視図である。 図1に示す実施形態の第4の実施例におけるロータ1を示す外観斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面により説明する。
図1は本発明による永久磁石モータの一実施形態の概略構成を示す断面図であって、1はロータ、2はロータコア、2a〜2eは分割コア、3は永久磁石、4は回転軸、5はステータ、6はステータコア、7はティース、8はコイル、9はスロットである。
同図において、この永久磁石モータは、ロータ1がステータ5の内側に配置された内転型の構成をなすものであって、このロータ1を構成するロータコア2が回転軸4に取り付けられている。
ロータコア2の外周面には、その円周方向に等間隔に複数の永久磁石3が設けられている。これら永久磁石3の軸方向(回転軸4に平行な方向)の全体的な長さは永久磁石モータのモータ出力に応じて決められるものであり、これに伴い、ロータコア2やステータコア6の軸方向の厚さは、この永久磁石3の全体的な長さにほぼ等しくなるようにしている。また、ステータ5は、ロータコア2の外周面に対向したその内周面にその円周方向に沿ってスロット9で区分された複数のティース7が設けられたステータコア6からなるものであって、これらティース7の夫々に集中巻きのコイル(ティース7に絶縁物を介して直接巻き付けたコイル)8が設けられている。3相の永久磁石モータの場合に、各相のコイル8が夫々のティース7に配置されて設けられている。
なお、以下では、ロータコア2の外周面にその円周方向に沿って永久磁石3が10個設けられ、ステータコアの内周面にその円周方向に沿って12個のスロット9で区分された12個のティース7に夫々コイル8が設けられた10極12スロットの構成の永久磁石モータを例にして説明するが、本発明は、これに限るものではなく、10極12スロットの整数倍の極数,スロット数の永久磁石モータであってもよいし、これ以外の極数,スロット数の永久磁石モータであってもよい。
ここで、ロータコア2は、複数の円環状をなす電磁鋼板が複数枚積層されて円筒状に構成されたものであって、その中心貫通孔に回転軸4が取り付けられている。また、かかる円環状の電磁鋼板は、複数の同一円弧状をなす分割電磁鋼板が環状に配列されて接合されたものである。換言すると、ロータコア2は、複数の同一円弧状をなす分割電磁鋼板の積層体を分割コアとすると、ロータコア2は複数の分割コアが円筒状に組み合わされて接合されたものであり、図1においては、5個の分割コア2a〜2eによってロータコア2が形成されている。
図1では、各分割コア2a〜2e毎に2個ずつ永久磁石3が設けられているが、これに限るものではなく、2の倍数個ずつ永久磁石3が設けられるものであればよい。
同様にして、ステータコア6も、ティース7やスロット9が成形された複数の環状をなす電磁鋼板が複数枚積層されて円筒状に構成されたものであって、また、かかる円環状をなす電磁鋼板は、複数の同一円弧状をなす分割電磁鋼板が円環状に配列されて接合されたものである。
同一極数,同一スロット数(即ち、同一断面形状で同一断面積)でモータ出力が異なる同じシリーズの永久磁石モータとしては、種々のモータ出力のものが生産されるものであるが、この実施形態では、このようなシリーズのものとしては、ロータ1やステータ5、従って、モータ全体の断面積や断面形状を同一のものとし、モータ出力の違いは、ロータコア2に設けられる永久磁石3の軸方向の長さ(回転軸4に沿う軸方向の長さ:以下、この長さを軸長という)によって決めるようにするものである。上記のように、ロータコア2やステーフ5は分割コア板が接合されたコア板が複数積層されてなるものであるが、かかる同一シリーズの永久磁石モータでは、ロータコア2やステータ5の材料として、同じ分割コア板やこれを接合した環状のコア板を用いることができる。従って、これにより、シリーズの永久磁石モータの生産効率が高まることになる。
ところで、同じシリーズの(即ち、極数,スロット数が同じ)永久磁石モータで異なるモータ出力のものとする場合、ロータコア2に設ける永久磁石3として磁力が異なる永久磁石を用いることになるが、この実施形態では、永久磁石3の幅(ロータコア2に取り付けられた状態でのこのロータコア2の円周方向の長さ)や厚さを一定として、その全体の軸長を異ならせるものである。大きなモータ出力の永久磁石モータに対しては、全体の軸長が長い永久磁石3を用い、小さなモータ出力の永久磁石モータに対しては、全体の軸長が短い永久磁石3を用いるものであり、このため、大きなモータ出力の永久磁石モータでは、ロータ1やステータ5の軸方向の厚さ(回転軸4に沿う方向の長さ:以下では、この厚さは、板状のコアの積層数で決まるもりであるから、積み厚ということにする)が厚くなり、小さなモータ出力の永久磁石モータでは、ロータ1やステータ5の積み厚が薄いものとなる。
このように、同じシリーズの永久磁石モータにおいて、そのモータ出力に応じて全体の軸長が異なる永久磁石3を用いるものであるが、この実施形態では、さらに、軸長のみが異なる2種類の永久磁石を用いるものであって、かかる2種類の軸長が異なる永久磁石を所定個数(但し、0の個数も含む)ずつ組み合わせて用いることにより、所望のモータ出力が得られるようにするものである。
ここで、この実施形態では、これら2種類の永久磁石3の軸長を夫々L1,L2(但し、L1<L2<2×L1であって、一例として、L2は概略L1の2倍の軸長)として、モータ出力に応じて、永久磁石3の軸長Lを
L=K1×L1+K2×L2 ……(1)
但し、K1,K2は0を含む正整数
とするものである。なお、ロータコア2やステータコア6の積み厚は、この軸長Lにほぼ等しい厚さにする。
以下、各種実施例を説明する。
〈第1の実施例〉
図2は図1に示す実施形態の第1の実施例におけるロータ1を示す外観斜視図であって、3aは軸長L1の永久磁石であり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、この第1の実施例は、K1=1,K2=0として、10極の永久磁石3が夫々、1個の軸長L1の永久磁石3aからなるものである。この場合には、ロータコア2やステータコア6の積み厚は、この軸長L1にほぼ等しく、また、そのモータ出力はこの永久磁石3aの軸長L1に応じたものとなる。
なお、かかる第1の実施例での永久磁石モータでは、そのモータ軸長(回転軸4(図1)に沿う方向の長さ、以下同様)は、永久磁石3aの軸長L1にコインエンド寸法及び軸受などの寸法を加算した長さとなるが、概ね永久磁石3aの軸長L1によって決定される。
〈第2の実施例〉
図3は図1に示す実施形態の第2の実施例におけるロータ1を示す外観斜視図であって、3bは軸長L2の永久磁石であり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、この第2の実施例は、K1=0,K2=1として、10極の永久磁石3が夫々、1個の軸長L2の永久磁石3bからなるものである。この場合には、ロータコア2やステータコア6の積み厚は、この軸長L2にほぼ等しく、また、そのモータ出力はこの永久磁石3bの軸長L2に応じたものとなる。
なお、かかる第2の実施例での永久磁石モータでは、そのモータ軸長(回転軸4(図1)に沿う方向の長さ、以下同様)は、永久磁石3bの軸長L2にコインエンド寸法及び軸受などの寸法を加算した長さとなるが、概ね永久磁石3bの軸長L2によって決定される。
ここで、この第2の実施例では、図2に示す第1の実施例と比較すると、断面形状や断面積は第1の実施例と同様であって、永久磁石モータの軸長が第1の実施形態のほぼL2/L1倍となるが、軸長がL1からL2に増えた分トルクが増加し、回転数は変わらないもののモータ出力がL2/L1倍に、従って、2倍近くになる。
〈第3の実施例〉
図4は図1に示す実施形態の第3の実施例におけるロータ1を示す外観斜視図であって、図1〜図3に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、この第3の実施例は、K1=1,K2=1として、10極の永久磁石3が夫々、1個の軸長L1の永久磁石3aと1個の軸長L2の永久磁石3bとが回転軸4に沿う方向に配列されてなるものである。この場合には、ロータコア2やステータコア6の積み厚は、永久磁石3の全体の軸長(L1+L2)にほぼ等しく、また、そのモータ出力はこの永久磁石3の軸長(L1+L2)に応じたものとなる。
なお、かかる第3の実施例での永久磁石モータでは、そのモータ軸長(回転軸4(図1)に沿う方向の長さ、以下同様)は、永久磁石3の軸長(L1+L2)にコインエンド寸法及び軸受などの寸法を加算した長さとなるが、概ね永久磁石3a,3bの合計軸長(L1+L2)によって決定される。
ここで、この第3の実施例では、図2に示す第1の実施例と比較すると、永久磁石モータの軸長が第1の実施形態のほぼ(L1+L2)/L1倍となるが、軸長がL1から(L1+L2)に増えた分トルクが増加し、回転数は変わらないもののモータ出力が(L1+L2)/L1倍に、従って、3倍近くになる。
〈第4の実施例〉
図5は図1に示す実施形態の第4の実施例におけるロータ1を示す外観斜視図であって、3b1,3b2は軸長L2の永久磁石であり、図1〜図4に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、この第4の実施例は、K1=1,K2=2として、10極の永久磁石3が夫々、1個の軸長L1の永久磁石3aと2個の軸長L2の永久磁石3b1,3b2との3個の永久磁石が回転軸4に沿う方向に配列されてなるものである。この場合には、ロータコア2やステータコア6の積み厚は、永久磁石3の全体の軸長(L1+2×L2)にほぼ等しく、また、そのモータ出力はこの永久磁石3の軸長(L1+2×L2)に応じたものとなる。
なお、かかる第4の実施例での永久磁石モータでは、そのモータ軸長(回転軸4(図1)に沿う方向の長さ、以下同様)は、永久磁石3の軸長(L1+2×L2)にコインエンド寸法及び軸受などの寸法を加算した長さとなるが、概ね永久磁石3aと永久磁石3b1,3b2との合計軸長(L1+2×L2)によって決定される。
ここで、この第4の実施例では、図2に示す第1の実施例と比較すると、永久磁石モータの軸長が第1の実施形態のほぼ(L1+2×L2)/L1倍となるが、軸長がL1から(L1+2×L2)に増えた分トルクが増加し、回転数は変わらないもののモータ出力が(L1+2×L2)/L1倍に、従って、5倍近くになる。
以上、第1〜第4の実施例を示したが、これらのみに限定されるものではない。例えば、永久磁石3を2個の永久磁石3aと1個の永久磁石3bとからなるものとすると、図2に示す第1の実施例の(2×L1+L2)/L1倍の、従って、4倍に近いモータ出力が得られることになる。また、要求するモータ出力によっては、永久磁石3を複数の同じ軸長L1の永久磁石3aで構成するようにしてもよいし、また、複数の同じ軸長L2の永久磁石3bで構成するようにしてもよい。即ち、この実施形態では、K1個の軸長L1の永久磁石3aとK2個の軸長L2の永久磁石3bとで永久磁石3が構成されるものであり、これにより、同じ部品を用いて、永久磁石3に、軸長L1の永久磁石3aを1個だけ用いた場合の
K1+K2×(L2/L1)
倍のモータ出力の永久磁石モータを作成することができるものである。なお、ここで、軸長L2は軸長L1のほぼ2倍であるが、L2≠2×L1である。従って、永久磁石3を軸長L1の永久磁石3aと軸長L2の永久磁石3bとを組み合わせた永久磁石モータは、永久磁石3を軸長L1の永久磁石3aのみからなるものとした永久磁石モータや永久磁石3を軸長L2の永久磁石3bのみからなるものとした永久磁石モータのモータ出力とは、モータ出力が異なるものである。
このようにして、この実施形態では、軸長のみが異なる2種類の永久磁石3a,3bを所定個数(但し、0の個数も含む)ずつ組み合わせて用いることにより、同じシリーズの異なるモータ出力の永久磁石モータとするものであるから、かかる永久磁石モータに使用する永久磁石も2種類のみ作成すれば良く、これにより、モータ出力の設定が容易であって、使用する永久磁石が2種類であっても、永久磁石モータのシリーズ設計を容易に行なうことができる。
なお、以上の実施形態は、内転型の永久磁石モータを例としたものであるが、ロータがステータの外側に配置される外転型の永久磁石モータであってもよい。
本発明は、同一断面形状で軸長のみを変えて3種類以上のモータ出力が異なる永久磁石モータを得る際には、これに用いる永久磁石として、軸長のみが異なる2種類の永久磁石で済むことになるので、永久磁石モータのシリーズ化に好適である。例えば、精密産業機械やエレベータ装置に用いられるモータなど、基本仕様は同一でモータ出力のみが異なる仕様が複数存在する用途では、特に好適である。
1 ロータ
2 ロータコア
2a〜2e 分割コア
3a,3b,3b1,3b2 永久磁石
4 回転軸
5 ステータ
6 ステータコア
7 ティース
8 コイル
9 スロット

Claims (5)

  1. 複数のスロットに集中巻きコイルを3相に施したステータと、該ステータに対向して複数の永久磁石が設けられたロータとを有する永久磁石モータであって、
    該永久磁石は夫々、K1個の軸長L1の第1の永久磁石とK2個の軸長L2の第2の永久磁石とが軸方向に配列されてなり(但し、L1<L2であって、K1,K2は0を含む正整数)、
    K1×L1+K2×L2
    の軸長をなしている
    ことを特徴とする永久磁石モータ。
  2. 請求項1において、
    前記第1の永久磁石の軸長L1と前記第2の永久磁石の軸長L2とは、
    L1<L2<2×L1
    の関係にあることを特徴とする永久磁石モータ。
  3. 請求項1または2において、
    ロータコアは、複数の分割コアが接合された構成をなし、
    該分割コアには、2の倍数個の前記永久磁石が周方向に配列されて設けられている
    ことを特徴とする永久磁石モータ。
  4. 請求項1,2または3において、
    前記ロータコアは前記ステータコアの内側に設けられ、
    前記ロータコアの外表面に前記永久磁石が配置されている
    ことを特徴とする永久磁石モータ。
  5. 請求項1,2または3において、
    前記ロータコアは前記ステータコアの外側に設けられ、
    前記ロータコアの内表面に前記永久磁石が配置されている
    ことを特徴とする永久磁石モータ。
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