JP2012029351A - 回転電機の固定子 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転子との対向面である電機子鉄心1の内周面にスキュー構造を低コストで容易に設けることができる電機子を提供する。
【解決手段】電機子鉄心1は、第1のコアシート5Aを複数枚積層して構成され、ティース先端部の周方向一端側に鍔部5aを有する第1の鉄心5と、第2のコアシート6Aを複数枚積層して構成され、ティース先端部の周方向他端側に鍔部6aを有する第2の鉄心6とを備える。この第1の鉄心5と第2の鉄心6は、互いのティース部3を軸方向に重ね合わせた状態で積層され、接着や溶接あるいはカシメ等の方法で結合される。これにより、回転子と半径方向に対向する電機子鉄心1の内周面には、第1の鉄心5の内周面に開口するスロット開口部7と、第2の鉄心6の内周面に開口するスロット開口部8とが周方向にずれた位置に形成される。つまり、段付きスキューが形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定子鉄心にスキュー構造を設けた回転電機の固定子に関し、例えば、誘導電動機、同期電動機等の交流モータに好適な技術である。
従来、界磁用の永久磁石を回転子に備える永久磁石式電動機では、振動や騒音の原因となるコギングトルクを低減するために、ロータまたはステータにスキューを施す方法が知られている。例えば、特許文献1の発明では、電機子鉄心のスロットを軸方向に対し連続的に斜めに形成した斜めスキュー構造が開示されている。
特開2006−254622号公報
ところが、特許文献1に開示された斜めスキュー構造を電機子鉄心のスロットに設けることは、電機子鉄心の製作に手間が掛かり、コストが高くなる。つまり、電動機の鉄心は、例えば、板厚の薄い鋼板を複数枚積層して構成される積層鉄心を用いることが一般的であり、この積層鉄心に連続的な斜めスキューを設ける場合、1枚毎にスロットの位置をずらしながら積層する必要がある。このため、電機子鉄心の軸方向に対し連続的に斜めスキューを設けることは、1枚毎の鋼板を周方向に位置決めしながら積層していくため、その製作に掛かる時間と工数が大幅に増大し、スキュー構造を設けていない通常の積層鉄心を製作する場合と比較して高コストになることは避けられない。
また、電機子鉄心のスロットに斜めスキューを設けた場合、巻線用ノズルを用いた従来の巻線方法を採用することは出来ない。あるいは、スキューの型に合わせて巻いたコイルを挿入する場合でも、その巻き線作業が困難であり、且つ、斜めスロットへのコイル挿入作業も容易ではない。よって、特許文献1に開示された発明では、電機子鉄心への巻線装着にも課題が残る。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、固定子鉄心にスキュー構造を低コストで容易に設けることができる回転電機の固定子を提供することにある。
(請求項1の発明)
本発明は、円環状のバックヨーク部と、このバックヨーク部に対し半径方向の内側または外側あるいは内側と外側の両方向に延出するティース部とを有し、このティース部がバックヨーク部の周方向に所望の間隔を有して所定数配置され、周方向に隣合うティース部同士の間にスロットが形成された固定子鉄心を備える回転電機の固定子において、固定子鉄心は、ティース部の反ヨーク側であるティース先端部に周方向の一端側へ突き出る第1の鍔部を形成した第1のコアシートを複数枚積層して構成され、且つ、回転子との対向面に開口するスロットの開口幅が第1の鍔部によって狭く形成されている第1のスロット開口部を有する第1の鉄心と、ティース部の反ヨーク側であるティース先端部に周方向の他端側へ突き出る第2の鍔部を形成した第2のコアシートを複数枚積層して構成され、且つ、回転子との対向面に開口するスロットの開口幅が第2の鍔部によって狭く形成されている第2のスロット開口部を有する第2の鉄心とを備え、第1の鉄心と第2の鉄心は、互いのティース部を軸方向に重ねた状態で積層され、第1のスロット開口部と第2のスロット開口部とが周方向にずれた位置に形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、回転子と対向する固定子鉄心の対向面に段付きスキューを容易に形成することができ、回転方向の磁気加振力脈動、すなわち、トルクリップルに起因する回転ムラを抑制できるので、電磁騒音の低減効果を得ることが出来る。
また、第1の鉄心と第2の鉄心は、第1のコアシートと第2のコアシートを1枚毎に周方向にずらして積層する必要はなく、互いのティース部を軸方向に重ねた状態で積層するので、「背景技術」に記載した特許文献1と比較して、固定子鉄心の製作に係る時間および工数を大幅に短縮できる。その結果、固定子鉄心のスキュー構造を低コストかつ容易に設けることができる。第1、第2のコアシートは、板厚の薄い鋼板(例えば、電磁鋼板)を金型プレスで打ち抜いて形成することが出来る。
なお、所定数のティース部は、バックヨーク部の周方向に所望の間隔で配置されるが、必ずしも一定の間隔(等間隔)に配置することを限定する必要はない。例えば、24スロットの場合、等間隔であれば15度×24個となるが、(14度+16度)×12個という配置も公知で存在する。
また、第1の鉄心は、ティース先端部の一端側に第1の鍔部を有しているが、一端側だけに限定するものではなく、ティース先端部の周方向両側に鍔部を設けることもできる。但し、ティース先端部の一端側と他端側の両方に鍔部を設ける場合は、他端側の鍔部の周方向に突き出る長を一端側の鍔部(第1の鍔部)より短くする必要がある。同様に、第2の鉄心は、ティース先端部の他端側に第2の鍔部を有しているが、他端側だけに限定するものではなく、ティース先端部の周方向両側に鍔部を設けることもできる。但し、ティース先端部の一端側と他端側の両方に鍔部を設ける場合は、一端側の鍔部の周方向に突き出る長を他端側の鍔部(第2の鍔部)より短くする必要がある。
なお、本発明は、固定子鉄心の内周側に回転子を配置するインナロータ型、または、固定子鉄心の外周側に回転子を配置するアウタロータ型、あるいは、固定子鉄心の内周側と外周側の両方に回転子を配置する内外ロータ型にも適用できる。
(請求項2の発明)
請求項1に記載した回転電機の固定子において、第1、第2の鉄心は、それぞれ、バックヨーク部とティース部とに分割して形成され、その分割されたバックヨーク部とティース部とを結合して構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、バックヨーク部にティース部を結合する前の段階、つまり、バックヨーク部とティース部とが分割された状態で、そのティース部のヨーク側から巻線を装着する(例えば、連続銅線をコイル状に巻回してスロットに収容する)ことが出来る。これにより、回転子と対向する固定子鉄心の対向面に段付きスキューを形成しても、固定子鉄心への巻線装着を容易に行うことができる。
(請求項3の発明)
請求項1に記載した回転電機の固定子において、固定子鉄心に装着される固定子巻線が複数のセグメント導体に分割され、このセグメント導体を固定子鉄心の軸方向よりスロットに挿入し、所定スロット数毎にスロットの反挿入側より取り出されるセグメント導体の端部同士を接合して固定子巻線を形成することを特徴とする。
本発明に係る固定子鉄心は、第1の鉄心と第2の鉄心とで、両鉄心のスロット開口部(第1のスロット開口部と第2のスロット開口部)が周方向にずれた位置に形成されるので、一般的な連続銅線を第1、第2の鉄心のスロット開口部からスロット内に挿入して巻き線することは困難である。
一方、第1の鉄心と第2の鉄心は、互いのティース部を軸方向に重ねた状態で積層されるので、周方向に隣合うティース部同士の間に形成されるスロットは、第1の鉄心と第2の鉄心とで周方向に位置がずれることはなく、第1、第2の鉄心を軸方向に貫通して形成されている。よって、上記の連続銅線による巻線方式ではなく、複数に分割されたセグメント導体を軸方向からスロットに挿入して固定子鉄心に装着することができる。
これにより、全てのセグメント導体を固定子鉄心に装着した後、所定スロット数毎にスロットの反挿入側より取り出されたセグメント導体の端部同士を接合することで固定子巻線を形成できる。なお、セグメント導体は、例えば、平板状、矩形状等の断面形状が角型を有する線材(例えば銅線)をひねり加工して略U字型に成形したものを使用することが出来る。
(請求項4の発明)
請求項1〜3に記載した何れか一つの回転電機の固定子において、第1の鉄心と第2の鉄心は、第1のコアシートを複数枚積層した積層方向の寸法と、第2のコアシートを複数枚積層した積層方向の寸法とが等しいことを特徴とする。
第1の鉄心と第2の鉄心の積層寸法(積層厚)を等しく設計することで、回転子と対向する第1、第2の鉄心の対向面の空間に過不足なく打ち消し合いの磁束脈動成分を生成することが可能となり、固定子鉄心に段付きスキューを設けたことによる電磁騒音の低減を一層効果的に実現できる。
(請求項5の発明)
請求項1〜4に記載した何れか一つの回転電機の固定子において、第1のコアシートと第2のコアシートは、同一のコアシートを板厚方向に反転して使用することを特徴とする。例えば、第1、第2のコアシートを鋼板より金型プレスで打ち抜いて形成する場合に、その打ち抜いた同一のコアシートを第1のコアシートと第2のコアシートのどちらにも使用できる。この場合、第1のコアシートと第2のコアシートを別々の形状に形成する必要はなく、同一の金型プレスで打ち抜いたコアシートを第1のコアシートと第2のコアシートに共用できるので、製造コストを抑制できる。
(請求項6の発明)
請求項1〜5に記載した何れか一つの回転電機の固定子において、ティース部の反ヨーク側であるティース先端部の周方向一端側に一方の鍔部を有し、周方向他端側に他方の鍔部を有すると共に、一方の鍔部が第1の鉄心に設けられる第1の鍔部より周方向に突き出る長さが短く形成され、他方の鍔部が第2の鉄心に設けられる第2の鍔部より周方向に突き出る長さが短く形成された第3のコアシートを複数枚積層して構成され、且つ、回転子との対向面に開口するスロットの開口幅が一方の鍔部と他方の鍔部とによって狭く形成されている第3のスロット開口部を有する第3の鉄心を備え、この第3の鉄心は、第1の鉄心と第2の鉄心との間に配置されて、互いのティース部を軸方向に重ねた状態で積層され、第3のスロット開口部が、第1のスロット開口部と第2のスロット開口部との間で周方向にずれた位置に形成されていることを特徴とする。
上記の構成では、第1の鉄心と第2の鉄心との間に第3の鉄心を積層し、且つ、各鉄心のスロット開口部の位置を周方向に順次ずらして形成することで、軸方向のスキュー効果をより滑らかに設定できるため、電磁騒音の低減を一層効果的に実現できる。なお、第3のコアシートは、第1、第2のコアシートと同様に、鋼板を金型プレスにより打ち抜いて形成することが出来る。
(請求項7の発明)
請求項6に記載した回転電機の固定子において、第3の鉄心は、一方の鍔部と他方の鍔部の周方向に突き出る長さが等しく形成され、且つ、一方の鍔部と他方の鍔部を含むティース先端部の周方向幅が、第1の鍔部を含む第1の鉄心のティース先端部の周方向幅および第2の鍔部を含む第2の鉄心のティース先端部の周方向幅と同一寸法であることを特徴とする。
上記の構成によれば、電磁騒音の低減とともに、ギャップ磁束を漏れなく固定子鉄心側で受け取ることができ、出力の低下を最小限に抑えることが可能である。
実施例1に係る電機子鉄心のスキュー構造を示す部分斜視図である。 第1のコアシートの1ティース分を示す斜視図である。 第2のコアシートの1ティース分を示す斜視図である。 電機子鉄心を軸方向から見た平面図である。 実施例1の効果を従来技術と比較したトルク波形図である。 実施例2に係る第1のコアシートの1ティース分を示す斜視図である。 実施例2に係る第2のコアシートの1ティース分を示す斜視図である。 実施例3に係る第3のコアシートの1ティース分を示す斜視図である。 実施例3に係る電機子鉄心のスキュー構造を示す部分斜視図である。 実施例4に係る電機子鉄心のスキュー構造を示す部分斜視図である。 実施例4に係る電機子鉄心のスキュー構造を示す部分斜視図である。 実施例5に係るセグメント導体の斜視図である。 実施例5に係るセグメント導体を電機子鉄心に装着した状態を示す斜視図である。 実施例6に係る電機子鉄心の一例を示す部分斜視図である。 実施例7に係る電機子鉄心を軸方向から見た平面図である。
本発明を実施するための形態を以下の実施例により詳細に説明する。
(実施例1)
実施例1は、例えば、回転子に永久磁石を用いた永久磁石式同期電動機に使用される電機子鉄心の一例である。なお、この実施例1では、電機子の内周(径方向内側)に回転子を配置するインナロータ型電動機として説明する。
このインナロータ型電動機に使用される電機子鉄心1は、図4に示す様に、円環状のバックヨーク部2と、このバックヨーク部2の内周より径方向の内側(中心方向)に延出するティース部3とを有し、このティース部3がバックヨーク部2の周方向に一定の間隔を有して所定数(図4では24本)配置され、周方向に隣合うティース部3同士の間にスロット4が形成されている。
なお、図4に示す電機子鉄心1は、24個のスロット4が等間隔に形成されている、つまり、24本のティース部3がバックヨーク部2の周方向に一定の間隔で配置されているが、必ずしも一定の間隔に配置することを限定するものではない。例えば、24スロットの場合、等間隔であれば15度×24個となるが、(14度+16度)×12個という配置も公知で存在する。
この電機子鉄心1は、図1に示す様に、ティース部3の反ヨーク側であるティース先端部の周方向一端側に鍔部5a(本発明に係る第1の鍔部)を有する第1の鉄心5と、ティース先端部の周方向他端側に鍔部6a(本発明に係る第2の鍔部)を有する第2の鉄心6とで構成される。
第1の鉄心5は、板厚の薄い鋼板(例えば電磁鋼板)を金型プレスで打ち抜いて形成される第1のコアシート5Aを複数枚積層して構成され、回転子との対向面である径方向の内周面にスロット開口部7(本発明に係る第1のスロット開口部)を有している。
第2の鉄心6は、第1の鉄心5と同様に、鋼板を金型プレスで打ち抜いて形成される第2のコアシート6Aを複数枚積層して構成され、回転子との対向面である径方向の内周面にスロット開口部8(本発明に係る第2のスロット開口部)を有している。
第1のコアシート5Aと第2のコアシート6Aは、それぞれ、図2、図3に示す様に、鍔部5a、6aを含むティース先端部の周方向幅aが同一寸法に設けられている。
また、第1のコアシート5Aと第2のコアシート6Aは、互いの鍔部5a、6aがティース先端部の周方向反対側に形成され、その鍔部5a、6aを除くティース部3の形状は同じである。すなわち、図中に一点破線で示す周方向の中心線に対し線対称の形状を有している。
第1のコアシート5Aを積層して構成される第1の鉄心5は、ティース先端部の周方向一端側のみに鍔部5aを設けているので、径方向の内周面に開口するスロット開口部7が、周方向に隣合うティース部3同士の中間位置、つまり、スロット4の中心位置より一端側へ偏った位置に形成される。
同様に、第2のコアシート6Aを積層して構成される第2の鉄心6は、ティース先端部の周方向他端側のみに鍔部6aを設けているので、径方向の内周面に開口するスロット開口部8がスロット4の中心位置より他端側へ偏った位置に形成される。
この第1の鉄心5と第2の鉄心6は、互いのティース部3を軸方向に重ね合わせた状態で積層され、接着や溶接あるいはカシメ等の方法で結合される。これにより、回転子と半径方向に対向する電機子鉄心1の内周面には、図1に示す様に、第1の鉄心5の内周面に開口するスロット開口部7と、第2の鉄心6の内周面に開口するスロット開口部8とが周方向にずれた位置に形成される。つまり、段付きスキューが形成されている。
(実施例1の効果)
実施例1に記載した電機子鉄心1は、ティース先端部の周方向一端側のみに鍔部5aを設けた第1の鉄心5と、ティース先端部の周方向他端側のみに鍔部6aを設けた第2の鉄心6とを軸方向に積層することで、回転子との対向面である電機子鉄心1の内周面に段付きスキューを形成することができる。これにより、回転方向の磁気加振力脈動、すなわち、トルクリップルに起因する回転ムラを抑制できるので、電磁騒音の低減効果を得ることが出来る。図5はモータの出力トルクを測定したもので、同図(a)は、実施例1の電機子鉄心1を用いた永久磁石式同期電動機(実施例モータと呼ぶ)のトルク波形図、同図(b)は、電機子鉄心1にスキュー構造を設けていない永久磁石式同期電動機(従来モータと呼ぶ)のトルク波形図である。従来モータは、トルクリップルの高調波成分が大きく表れているのに対し、実施例モータの方は、特に、高調波成分の低減によりトルクリップルを小さくできるので、結果として電磁騒音を低減できることが分かる。
なお、第1、第2の鉄心5、6の内周面に開口するスロット開口部7、8の周方向幅は、鍔部5a、6aのない状態、つまり、第1、第2の鉄心5、6の内周面にスロット4が全開している状態と比較して、その半分以下に設定することが望ましい。言い換えると、第1、第2の鉄心5、6の各ティース先端部に設けられる鍔部5a、6aは、スロット4が全開している時(鍔部5a、6aを設けていない状態)のスロット4の開口幅を半分以上閉じている。このように構成することで、電機子側への磁束の受け取り効率が増すと共に、電機子巻線の自己インダクタンスを増大させることができるので、回転子の回転数が高くなった時の永久磁石の鎖交磁束を電機子反作用磁束で打ち消す「弱め界磁」効果を最大限に発揮することが可能である。
実施例1に示す電機子鉄心1は、全てのコアシート5A、6Aを1枚毎に周方向にずらして積層する必要はなく、第1の鉄心5のティース部3と第2の鉄心6のティース部3とを軸方向に重ねた状態で積層すれば良いので、特許文献1と比較して、電機子鉄心1の製作に係る時間および工数を大幅に短縮できる。その結果、電機子鉄心1のスキュー構造(段付きスキュー)を低コストかつ容易に形成することができる。
さらに、第1の鉄心5に使用される第1のコアシート5Aと、第2の鉄心6に使用される第2のコアシート6Aは、同一のコアシートを板厚方向に反転して使用することができる。つまり、同一の金型プレスで打ち抜いたコアシートを第1のコアシート5Aと第2のコアシート6Aに共用することで、製造コストを抑制できる。
(実施例2)
実施例1では、第1の鉄心5のティース先端部に周方向一端側のみ鍔部5aを設け、第2の鉄心6のティース先端部に周方向他端側のみ鍔部6aを設けた一例を記載したが、第1の鉄心5および第2の鉄心6ともに、ティース先端部の周方向両側に鍔部5a、6aを設けても良い。
但し、ティース先端部の周方向一端側と他端側とで両鍔部5a、6aの長さ(周方向に突き出る長さ)を異なる寸法に設定する必要がある。例えば、第1の鉄心5は、図6に示す様に、第1のコアシート5Aのティース先端部に設けられる周方向一端側(図示左側)の鍔部5a1の方が他端側の鍔部5a2より周方向に長く突き出て形成される。一方、第2の鉄心6は、図7に示す様に、第2のコアシート6Aのティース先端部に設けられる周方向他端側(図示右側)の鍔部6a1の方が一端側の鍔部6a2より周方向に長く突き出て形成される。
これにより、第1のコアシート5Aを複数枚積層して構成される第1の鉄心5と、第2のコアシート6Aを複数枚積層して構成される第2の鉄心6とを、互いのティース部3が軸方向に重なる様に積層することで、電機子鉄心1の内周面に段付きスキューを形成できる。なお、この実施例2では、第1、第2の鉄心5、6の内周面に開口するスロット開口部7、8の位置が、実施例1の構成よりスロット4の中心側へ近寄って形成されるが、電機子鉄心1の内周面に段付きスキューを形成することによる効果、すなわち、トルクリップルに起因する回転ムラを抑制でき、電磁騒音を低減できる効果は、実施例1と同様に得ることができ、且つ、その回転方向への作用角度を設計することが可能となり、等価的に騒音低減度合いを調整できる。
また、この実施例2においても、第1のコアシート5Aと第2のコアシート6Aに共用できるコアシートを使用することにより、製造コストを抑制できる。
(実施例3)
この実施例3は、実施例1に記載した第1の鉄心5と第2の鉄心6との間に第3の鉄心9を積層して構成される電機子鉄心1の一例である。
第3の鉄心9は、図9に示す様に、ティース先端部の周方向両側にそれぞれ鍔部9a(本発明に係る一方の鍔部と他方の鍔部)を有する第3のコアシート9A(図8参照)を複数枚積層して構成される。この第3のコアシート9Aは、第1、第2のコアシート5A、6Aと同様に、例えば、電磁鋼板を金型プレスで打ち抜いて形成される。また、ティース先端部の周方向両側に設けられる鍔部9aは、図8に示す様に、周方向に突き出る長さが等しく形成され、且つ、両鍔部9aを含むティース先端部の周方向幅bは、第1、第2のコアシート5A、6Aの鍔部5a、6aを含む周方向幅a(図2、図3参照)と同一寸法である。
この第3の鉄心9は、図9に示す様に、第1の鉄心5と第2の鉄心6との間に互いのティース部3を軸方向に重ね合わせた状態で積層され、接着や溶接あるいはカシメ等の方法で結合される。
上記の構成によれば、第1の鉄心5の内周面に開口するスロット開口部、第3の鉄心9の内周面に開口するスロット開口部(本発明に係る第3のスロット開口部)、第2の鉄心6の内周面に開口するスロット開口部が周方向に順次ずれて形成されることにより、電機子鉄心1の内周面に3段のスキューを形成することができる。その結果、より滑らかな磁束変化を生成させることができ、電磁騒音の低減を一層効果的に実現できる。
また、第3の鉄心9は、ティース先端部の周方向幅bが、第1、第2の鉄心5、6のティース先端部の周方向幅aと同一寸法であるので、電磁騒音の低減とともに、ギャップ磁束を漏れなく電機子鉄心1側で受け取ることが出来、出力の低下を最小限に抑えることが可能である。なお、図9に示す様に、第3の鉄心9の積層方向の寸法h2は、第1、第2の鉄心5、6の積層方向の寸法h1と等しくすることが望ましいが、その限りではない。
(実施例4)
実施例1に記載した電機子鉄心1は、第1の鉄心5と第2の鉄心6を二段に積層した構成であるが、第1の鉄心5と第2の鉄心6を多段に積層して電機子鉄心1を構成することもできる。
例えば、図10に示す様に、第1の鉄心5と第2の鉄心6とを軸方向に交互に配置した4段構成、あるいは、図11に示す様に、第2の鉄心6を二段に重ねて積層し、その軸方向両外側にそれぞれ第1の鉄心5を配置した4段構成でも良い。
(実施例5)
この実施例5は、電機子鉄心1への電機子巻線の装着方法について説明する。
例えば、実施例1に記載した電機子鉄心1は、第1の鉄心5の内周面に開口するスロット開口部7と、第2の鉄心6の内周面に開口するスロット開口部8とが周方向にずれている。特に、図1に示す構造では、第1の鉄心5の内周面に開口するスロット開口部7と、第2の鉄心6の内周面に開口するスロット開口部8とが繋がっていない(周方向に分断されている)ので、スロット開口部7、8よりスロット4内へコイルを挿入することができない。一方、第1の鉄心5と第2の鉄心6は、互いのティース部3を軸方向に重ね合わせた状態で積層されるので、両者のスロット4が周方向にずれることはない。つまり、第1の鉄心5に形成されるスロット4と、第2の鉄心6に形成されるスロット4は、軸方向に電機子鉄心1を貫通して形成されている。
そこで、本実施例では、電機子巻線を複数のセグメント導体10(セグメントコンダクタと呼ばれることもある)に分割し、このセグメント導体10を電機子鉄心1の軸方向よりスロット4に挿入する方法を採用する。
セグメント導体10は、図12に示す様に、例えば、平板状、矩形状等の断面形状が角型を有する銅線を所定の長さに切断し、その長手方向の中央部をひねり加工して略U字型に成形したものを使用する。全てのセグメント導体10を電機子鉄心1の軸方向よりスロット4に挿入して電機子鉄心1に組み込んだ後、図13に示す様に、所定スロット数毎にスロット4の反挿入側(図示上側)より取り出されたセグメント導体10の端部10a同士を溶接等により接合して電機子巻線を形成する。
上記の方法によれば、電機子鉄心1の内周面に段付きスキューを形成した場合でも、電機子鉄心1への巻線装着を実現でき、且つ、従来の連続銅線をコイル状に巻き線する方式と比較して高密度に巻装できる。
(実施例6)
この実施例6は、電機子鉄心1をバックヨーク部2とティース部3とに分割した一例を説明する。例えば、実施例1の構成で説明すると、第1、第2の鉄心5、6は、図14に示す様に、それぞれ、バックヨーク部2とティース部3とに分割され、バックヨーク部2の内周に形成される凹部2aと、ティース部3のヨーク側端部に形成される凸部3aとを嵌合して結合される。なお、分割された個々のティース部3は、全ティース部3の反ヨーク側の端部を図示しない連結バーによって環状に連結することで、一体化された環状ティース群として構成することも出来る。
上記の構成によれば、バックヨーク部2とティース部3とを結合する前の段階、つまり、バックヨーク部2とティース部3とに分割されている状態で、そのティース部3のヨーク側から巻線を装着する(例えば、コイル状に巻回された巻線をスロット4に収容する)ことが出来る。これにより、電機子鉄心1の内周面に段付きスキューが形成された場合でも、電機子鉄心1への巻線装着を容易に行うことができる。
(実施例7)
実施例1では、電機子の内周に回転子を配置するインナロータ型電動機に用いられる電機子鉄心1の構成を説明したが、本発明の固定子鉄心に係る構成は、電機子の外周に回転子R(図15参照)を配置するアウタロータ型電動機にも適用できる。
このアウタロータ型電動機に使用される電機子鉄心1は、図15に示す様に、円環状のバックヨーク部2と、このバックヨーク部2の外周より径方向の外側に延出するティース部3とを有し、このティース部3がバックヨーク部2の周方向に所望の間隔(図15では一定の間隔)を有して配置され、周方向に隣合うティース部3同士の間にスロット4が形成されている。
この電機子鉄心1は、例えば、第1の鉄心と第2の鉄心とで構成され、互いのティース部を軸方向に重ねて積層される。第1、第2の鉄心は、実施例1の構成と比較した場合に、バックヨーク部2に対するティース部3の方向が異なり、両鉄心の外周面にそれぞれスロット開口部(図15では、例えば、第1の鉄心のスロット開口部7が示されている)が形成されるが、第1の鉄心と第2の鉄心とでスロット開口部の位置が周方向にずれて形成される点は同じである。これにより、回転子Rと対向する電機子鉄心1の対向面(外周面)に段付きスキューを形成することができ、実施例1と同様に、トルクリップルに起因する回転ムラを抑制できるので、電磁騒音の低減効果を得ることが出来る。
(変形例)
実施例1では、本発明の固定子を永久磁石式同期電動機の電機子に適用した一例を記載したが、同期電動機の他にも、例えば、誘導電動機、リラクタンスモータ、同期発電機等の電機子にも適用できる。
また、本発明の固定子鉄心に係る構成は、実施例1に記載したインナロータ型電動機に用いられる電機子鉄心、および、実施例7に記載したアウタロータ型電動機に用いられる電機子鉄心の他にも、例えば、電機子鉄心の内周側と外周側の両方に回転子を有する内外ロータ型電動機の電機子鉄心にも適用可能である。この内外ロータ型電動機の電機子鉄心は、内側ロータとの対向面である電機子鉄心の内周面と、外側ロータとの対向面である電機子鉄心の外周面とにそれぞれスロット開口部を有し、例えば、第1の鉄心と第2の鉄心とで、内周面および外周面に開口するスロット開口部の位置が周方向にずれて形成されることで、電機子鉄心の内周面と外周面とに、それぞれ、段付きスキューが形成される。
1 電機子鉄心(固定子鉄心)
2 バックヨーク部
3 ティース部
4 スロット
5 第1の鉄心
5A 第1のコアシート
5a 第1の鉄心の鍔部(第1の鍔部)
6 第2の鉄心
6A 第2のコアシート
6a 第2の鉄心の鍔部(第1の鍔部)
7 第1の鉄心の内周面に開口するスロット開口部
8 第2の鉄心の内周面に開口するスロット開口部
9 第3の鉄心
9A 第3のコアシート
9a 第3の鉄心の鍔部(一方の鍔部、他方の鍔部)
10 セグメント導体
10a セグメント導体の端部

Claims (7)

  1. 円環状のバックヨーク部と、このバックヨーク部に対し半径方向の内側または外側あるいは内側と外側の両方向に延出するティース部とを有し、このティース部が前記バックヨーク部の周方向に所望の間隔を有して所定数配置され、周方向に隣合う前記ティース部同士の間にスロットが形成された固定子鉄心を備える回転電機の固定子において、
    前記固定子鉄心は、
    前記ティース部の反ヨーク側であるティース先端部に周方向の一端側へ突き出る第1の鍔部を形成した第1のコアシートを複数枚積層して構成され、且つ、回転子との対向面に開口する前記スロットの開口幅が前記第1の鍔部によって狭く形成されている第1のスロット開口部を有する第1の鉄心と、
    前記ティース部の反ヨーク側であるティース先端部に周方向の他端側へ突き出る第2の鍔部を形成した第2のコアシートを複数枚積層して構成され、且つ、前記回転子との対向面に開口する前記スロットの開口幅が前記第2の鍔部によって狭く形成されている第2のスロット開口部を有する第2の鉄心とを備え、
    前記第1の鉄心と前記第2の鉄心は、互いの前記ティース部を軸方向に重ねた状態で積層され、前記第1のスロット開口部と前記第2のスロット開口部とが周方向にずれた位置に形成されていることを特徴とする回転電機の固定子。
  2. 請求項1に記載した回転電機の固定子において、
    前記第1、第2の鉄心は、それぞれ、前記バックヨーク部と前記ティース部とに分割して形成され、その分割された前記バックヨーク部と前記ティース部とを結合して構成されることを特徴とする回転電機の固定子。
  3. 請求項1に記載した回転電機の固定子において、
    前記固定子鉄心に装着される固定子巻線が複数のセグメント導体に分割され、このセグメント導体を前記固定子鉄心の軸方向より前記スロットに挿入し、所定スロット数毎に前記スロットの反挿入側より取り出される前記セグメント導体の端部同士を接合して前記固定子巻線を形成することを特徴とする回転電機の固定子。
  4. 請求項1〜3に記載した何れか一つの回転電機の固定子において、
    前記第1の鉄心と前記第2の鉄心は、前記第1のコアシートを複数枚積層した積層方向の寸法と、前記第2のコアシートを複数枚積層した積層方向の寸法とが等しいことを特徴とする回転電機の固定子。
  5. 請求項1〜4に記載した何れか一つの回転電機の固定子において、
    前記第1のコアシートと前記第2のコアシートは、同一のコアシートを板厚方向に反転して使用することを特徴とする回転電機の固定子。
  6. 請求項1〜5に記載した何れか一つの回転電機の固定子において、
    前記ティース部の反ヨーク側であるティース先端部の周方向一端側に一方の鍔部を有し、周方向他端側に他方の鍔部を有すると共に、前記一方の鍔部が前記第1の鉄心に設けられる第1の鍔部より周方向に突き出る長さが短く形成され、前記他方の鍔部が前記第2の鉄心に設けられる第2の鍔部より周方向に突き出る長さが短く形成された第3のコアシートを複数枚積層して構成され、且つ、前記回転子との対向面に開口する前記スロットの開口幅が前記一方の鍔部と他方の鍔部とによって狭く形成されている第3のスロット開口部を有する第3の鉄心を備え、
    この第3の鉄心は、前記第1の鉄心と前記第2の鉄心との間に配置されて、互いの前記ティース部を軸方向に重ねた状態で積層され、前記第3のスロット開口部が、第1のスロット開口部と第2のスロット開口部との間で周方向にずれた位置に形成されていることを特徴とする回転電機の固定子。
  7. 請求項6に記載した回転電機の固定子において、
    前記第3の鉄心は、前記一方の鍔部と前記他方の鍔部の周方向に突き出る長さが等しく形成され、且つ、前記一方の鍔部と前記他方の鍔部を含む前記ティース先端部の周方向幅が、前記第1の鍔部を含む前記第1の鉄心のティース先端部の周方向幅および前記第2の鍔部を含む前記第2の鉄心のティース先端部の周方向幅と同一寸法であることを特徴とする回転電機の固定子。
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