JP6798220B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機等の画像形成装置において、画像形成装置を床面や机等の設置面に設置する際に、設置面の凹凸が画像形成装置に歪みを与えないようにするための構成として、以下の特許文献1に記載の技術が従来公知である。
特許文献1としての特開2009−192579号公報には、画像形成装置に4つ以上のフット(310)を支持する構成において、画像形成装置の底板(301)に板バネ(401)を介してナット(402)を支持し、ナット(402)にフット(310)のネジが切られた軸(310a)を締結する構成が記載されている。特許文献1に記載の構成では、フット(310)の荷重に応じて、板バネ(401)のたわみ量が変化することから装置本体(GH)の歪み量を検出して、フット(310)を調整している。
特開2009−192579号公報(「0030」〜「0038」、図1〜図4)
本発明は、画像形成装置の歪みを低減する補助部材において、弾性変形可能な接触部を設けない場合に比べて、補助部材の設置を容易にすることを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の画像形成装置は、
画像形成装置の本体の底部に支持され、設置面に接触する脚部材と、
前記画像形成装置の本体に支持され、且つ、前記脚部材からずれた位置に配置された補助部材であって、前記設置面から離間した状態で支持され且つ前記画像形成装置の本体が傾斜した場合に前記設置面に接触可能な補助脚部と、前記補助脚部に対して予め設定された長さ下方に突出し且つ前記設置面に接触した状態で支持されると共に前記画像形成装置の本体が傾斜した場合に弾性変形可能な接触部と、を有する前記補助部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置の本体に支持され且つ前記設置面に接近、離間する方向に移動可能に支持されて、前記補助脚部が前記設置面から離間し且つ前記接触部が前記設置面に接触した位置に前記補助部材を調整する調整部、を有する前記補助部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、
前記接触部に形成され、外方から前記補助脚部を視認可能な窓部、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、
透明材料で構成された前記接触部、
を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、
前記補助部材に間隔をあけて支持され、且つ、前記補助脚部よりも下方に突出する複数の脚部により構成された前記接触部、
を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、
前記補助部材の下端から下方に突出する突起部と、前記突起部を上下方向に移動可能に支持する弾性部材と、を有する前記接触部。
を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、画像形成装置の歪みを低減する補助部材において、弾性変形可能な接触部を設けない場合に比べて、補助部材の設置を容易にすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、調整部で補助部材の高さを調節することができる。
請求項3に記載の発明によれば、窓部を通じて補助脚部を視認しながら補助部材を設置することができ、補助脚部が設置面に接触しない状態に容易に設置することができる。
請求項4に記載の発明によれば、透明な接触部を通じて補助脚部を視認しながら補助部材を設置することができ、補助脚部が設置面に接触しない状態に容易に設置することができる。
請求項5に記載の発明によれば、脚部の間の隙間を通じて補助脚部を視認しながら補助部材を設置することができ、補助脚部が設置面に接触しない状態に容易に設置することができる。
請求項6に記載の発明によれば、突起部と補助脚部を視認しながら補助部材を設置することができ、補助脚部が設置面に接触しない状態に容易に設置することができる。
図1は本発明の実施例1のプリンタの説明図である。 図2は実施例1のプリンタの作像部の説明図である。 図3は実施例1の脚部材と補助部材が設置されている位置の説明図である。 図4は実施例1の脚部材と補助部材の説明図であり、図4Aは脚部材の説明図、図4Bは補助部材の説明図である。 図5は従来の補助フットの設置作業の説明図であり、図5Aはスペーサが挟まれた状態の説明図、図5Bはスペーサが外された状態の説明図である。 図6は実施例2の補助フットの説明図である。 図7は実施例3の補助フットの説明図であり、図7Aは側面図、図7Bは斜め上方から見た図、図7Cは斜め下方から見た図である。 図8は実施例4の補助フットの説明図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例である実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1のプリンタの説明図である。
図1において、本発明の画像形成装置の実施例1のプリンタUは、装置本体U1を有する。前記装置本体U1の上面には排紙部の一例としての排出トレイTRhが設けられている。
図1において、プリンタUには、制御部Cや、画像処理部GS、潜像形成装置の駆動回路の一例としての書込駆動回路DL、および電源装置の一例としての電源回路E等が内蔵されている。なお、実施例1では、制御部C等は、図示しない制御基板により構成されるマイクロコンピュータにより実現される。また、制御部Cは、情報処理装置の一例としてのパーソナルコンピュータPCと電気的に接続されている。
図2は実施例1のプリンタの作像部の説明図である。
図1、図2において、プリンタUの排出トレイTRhの下方には、作像部の一例であって、可視像形成装置の一例としての作像装置UY,UM,UC,UKが配置されている。
図1において、黒色、すなわち、K色の作像装置UKは、像保持体の一例としての感光体Pkを有する。前記感光体Pkの周囲には、帯電器の一例としての帯電ローラCRk、現像装置Gk、像保持体用の清掃器の一例としての感光体クリーナCLk等が配置されている。各現像装置Gy〜Gkの下方には、潜像形成装置ROSが配置されている。
他の色の作像装置UY,UM,UCも、黒色の作像装置UKと同様に構成されている。
装置本体U1の前部には、現像剤の収容容器の一例としてのトナーカートリッジTy,Tm,Tc,Tkが着脱可能に支持されている、各トナーカートリッジTy〜Tkと各現像装置Gy〜Gkとの間は、現像剤の補給装置Hy,Hm,Hc,Hkで接続されている。
図1において、前記感光体Py〜Pkの上方には、中間転写ユニットの一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。前記ベルトモジュールBMは、像保持体の一例であって中間転写体の一例としての中間転写ベルトBを有する。
中間転写ベルトBは、駆動部材の一例としてのベルト駆動ロールRdと、二次転写対向部材の一例としてのバックアップロールT2aと、従動部材の一例としての複数の従動ローラRfと、一次転写装置の一例としての1次転写ローラT1y,T1m,T1c,T1kと、からなる中間転写支持系により回転可能に支持されている。
感光体Py〜Pkと1次転写ローラT1y〜T1kが対向する領域により、1次転写領域Q4y,Q4m,Q4c,Q4kが構成されている。
前記バックアップロールT2aに接する中間転写ベルトBの表面に対向して、二次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bが配置されている。
前記バックアップロールT2aおよび2次転写ロールT2bにより、実施例1の二次転写装置T2が構成されている。また、2次転写ロールT2bおよび中間転写ベルトBの対向する領域により、2次転写領域Q5が形成される。
前記1次転写ローラT1y〜T1k、中間転写ベルトBおよび二次転写装置T2等により、実施例1の転写装置T1+T2+Bが構成されている。
潜像形成装置ROSの前側下方には、媒体の積載部の一例としての手差しトレイTR0が配置されている。
手差しトレイTR0の前端には、積載部の本体の一例としてのトレイ本体TR0aが、開閉可能に支持されている。トレイ本体TR0aの後方には、後方に延びる搬送部TR0bが接続されている。搬送部TR0bには、媒体の搬送部材の一例としての搬送ロールRaが複数配置されている。
手差しトレイTR0の下方には、媒体の積載部の一例としての給紙トレイTR1が配置されている。給紙トレイTR1は、装置本体U1に対して、前後方向に着脱可能に支持されている。給紙トレイTR1は、媒体の一例としての記録シートSを積載可能に構成されている。
給紙トレイTR1の後方には、送出部材の一例としての給紙ロールRpが配置されている。給紙ロールRpの後方には、搬送部材の一例として搬送ロールRaが配置されている。なお、実施例1の給紙ロールRpおよび搬送ロールRaは、手差しトレイTR0から記録シートSが搬送される場合には、記録シートSを下流側に搬送するロールとしての機能も有する。
搬送ロールRaの後上方には、給紙時期の調整部材の一例としてのレジロールRrが配置されている。給紙ロールRpからレジロールRrの間には、媒体の搬送路の一例としての給紙路SH1が形成されている。
二次転写装置T2の上方には、定着装置Fが配置されている。定着装置Fは、加熱定着部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧定着部材の一例としての加圧ロールFpとを有する。前記加熱ロールFhと加圧ロールFpとが予め設定された圧力で接触する領域により、定着領域Q6が構成されている。
定着装置Fの前上方には、排出部材の一例としての排出ローラRhが配置されている。
前記排出ローラRhの後方には、搬送路の一例としての反転路SH2が延びている。反転路SH2は、排出ローラRhから後方に延びた後、定着装置Fや二次転写装置T2、レジロールRrの後方を下方に向けて延び、レジロールRrのシート搬送方向上流側に合流する。なお、反転路SH2には、図示しない媒体の搬送部材が配置されている。
(画像形成装置の機能)
実施例1のプリンタUでは、パーソナルコンピュータPCから印刷情報がプリンタUに送信されると、制御部Cは印刷情報を受信する。制御部Cは、画像処理部GSや書込駆動回路DL、電源回路Eの動作を制御する。
前記画像処理部GSには、制御部Cが受信した印刷情報が入力される。画像処理部GSは、印刷情報を、イエロー、マゼンタ、シアン、黒、すなわち、Y,M,C,Kの4色の画像に対応した潜像形成用の画像情報に変換する。画像処理部GSは、変換された画像情報を、予め設定された時期に書込駆動回路DLに出力する。
なお、原稿画像が単色画像、いわゆる、モノクロの場合は、黒色のみの画像情報が書込駆動回路DLに入力される。
前記書込駆動回路DLは、図示しない各色Y,M,C,Kの駆動回路を有し、入力された画像情報に応じた信号を予め設定された時期に、潜像形成装置ROSに出力する。
電源回路Eは、画像形成動作が開始されると、予め設定された時期に、帯電ローラCRy〜CRk、現像装置Gy〜Gkの現像ローラ、1次転写ローラT1y〜T1k、2次転写ロールT2b等に電圧を印加する。
感光体Py〜Pkと帯電ローラCRy〜CRkとが対向する帯電領域Q1y,Q1m,Q1c,Q1kにおいて、帯電ローラCRy〜CRkは、感光体Py〜Pkの表面を帯電させる。感光体Py〜Pkの回転方向に対して帯電領域Q1y〜Q1kの下流側の潜像形成領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kにおいて、潜像形成装置ROSは、感光体Py〜Pkの表面に潜像を書き込む。感光体Py〜Pkと現像装置Gy〜Gkとが対向する現像領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて、感光体Py〜Pkの静電潜像は、可視像の一例としてのトナー像に現像される。よって、作像装置UY〜UKは、可視像の一例として、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色のトナー像を形成する。
トナー像の形成に伴って、現像剤が消費されると、現像剤の補給装置Hy,Hm,Hc,Hkを通じて、トナーカートリッジTy〜Tkから現像装置Gy〜Gkに現像剤が補給される。
1次転写ローラT1y,T1m,T1c,T1kは、1次転写領域Q4y,Q4m,Q4c,Q4kにおいて、感光体Py〜Pkのトナー像を、中間転写ベルトBに転写する。
感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkは、1次転写後の感光体Py,Pm,Pc,Pkの表面に付着している転写残トナーや放電生成物等の残留物、付着物を清掃する。清掃された前記感光体Py,Pm,Pc,Pkの表面は、帯電領域Q1y〜Q1kにおいて、再帯電される。
前記1次転写領域Q4y,Q4m,Q4c,Q4kで中間転写ベルトB上に転写された単色または多色のトナー像は、2次転写領域Q5に搬送される。
手差しトレイTR0の搬送ロールRaは、手差しトレイTR0から給紙を行う場合、トレイ本体TR0aに積載された記録シートSを送り出す。
給紙ロールRpは、給紙トレイTR1から給紙を行う場合、給紙トレイTR1に積載された記録シートSを送り出す。送り出された記録シートSは、レジロールRrに送られる。
レジロールRrは、中間転写ベルトBのトナー像が2次転写領域Q5に到達する時期に合わせて、2次転写領域Q5に向けて記録シートSを送り出す。
2次転写領域Q5において、二次転写装置T2に印加された2次転写電圧で、中間転写ベルトBの表面のトナー像が、記録シートSに転写される。
2次転写領域Q5でトナー像が転写された後の中間転写ベルトBは、図示しないベルトクリーナにより転写残トナーや放電生成物等の残留物が除去されて清掃される。
トナー像が転写された記録シートSは、定着装置Fの定着領域Q6に搬送される。定着装置Fは、定着領域Q6を通過する未定着トナー像を、熱と圧力で記録シートSに定着させる。
画像が定着された記録シートSは、排出ローラRhから排出トレイTRhに排出される。
両面印刷が行われる場合、一面目に画像が記録された記録シートSの後端が、反転路SH2との分岐位置を通過すると、排出ローラRhが逆回転する。よって、記録シートSが反転路SH2に送られる。そして、反転路SH2を搬送された記録シートSは、記録シートSの表裏が反転した状態でレジロールRrに再送される。
(脚部材および補助部材の説明)
図3は実施例1の脚部材と補助部材が設置されている位置の説明図である。
図4は実施例1の脚部材と補助部材の説明図であり、図4Aは脚部材の説明図、図4Bは補助部材の説明図である。
図1、図3、図4において、実施例1のプリンタUでは、設置面の一例としての机の上面1に、脚部材の一例としてのフット2を介して設置されている。実施例1では、フット2は、3つ配置されている。3つのうちの2つのフット2a,2bは、プリンタUの後部において左右方向に離れた位置に配置されている。なお、実施例1では、プリンタUにおいて、比較的重量のある定着装置Fが配置されている後部に3つの内2つのフット2a,2bを配置している。また、残りの1つのフット2cは、後側のフット2a,2bどうしを結ぶ仮想線L1に対して直交し且つプリンタUの重心G0を通過する仮想線L2上に配置されている。よって、実施例1では、3つのフット2a〜2cで囲まれる三角形の内側に重心G0が存在するようにフット2a〜2cの位置が設定されている。
図4Aにおいて、実施例1のフット2は、プリンタUの底板6に支持された調整部の一例としてのナット7に支持される。フット2は、上下方向に延びる軸部11を有する。軸部11の上部には、ネジ部11aが形成されている。また、軸部11の下部には、接地部12が形成されている。したがって、実施例1のフット2では、フット2を軸部11の軸方向を中心に回転させることで、ネジ部11aがナット7にネジ嵌合する。したがって、フット2を回転させることで、ネジが締める方向または緩む方向に移動し、フット2が上下方向に移動する。よって、フット2を回転させて、接地部12が設置面1に接触する状態に調整することが可能に構成されている。なお、フット2は高さ固定の構成としても良い。
図3、図4Bにおいて、実施例1のプリンタUでは、プリンタUの前側且つ左右方向の両端部に、補助部材の一例としての補助フット21が配置されている。図4Bにおいて、補助フット21は、プリンタUの底板6のナット7に支持される。補助フット21は、上下方向に延びる軸部22を有する。軸部22の上部には、調整部の一例としてのネジ部22aが形成されている。軸部22の下部には、補助脚部の一例としての補助フット本体23が形成されている。補助フット本体23の上部には、接触部の一例としての弾性脚24が支持されている。実施例1の弾性脚24は、弾性体の一例としてのゴムにより構成されている。
実施例1の弾性脚24は、傘状に形成されており、下端が、補助フット本体23の下端に対して予め設定された距離L3下方に突出している。実施例1では、距離L3は、プリンタUの枠体、フレームのねじれの許容量に基づいて設定されている。一例として、実施例1では、距離L3=1[mm]に設定されている。
実施例1では、補助フット21を回転させることで、ネジ部22aが締まる方向または緩む方向に移動し、補助フット本体23が設置面1から離間し且つ弾性脚24の下端が設置面1に接触する状態に調整することが可能に構成されている。
(補助フットの機能)
前記構成を備えた実施例1のプリンタUでは、プリンタUに外力が作用していない通常の状態では、3つのフット2a〜2cで設置面1に設置されている。3次元では3点で平面が成立するため、フットが4つ以上存在すると、設置面1に凹凸が存在している場合、プリンタUの枠体、フレームが凹凸の影響で歪む問題がある。特に、中間転写ベルトBを有する構成では、歪み、捩じれの影響が大きくなりやすい問題がある。
これに対して、実施例1では、補助フット21は、補助フット本体23が設置面1から離間しており(浮いており)、且つ、弾性脚24が弾性変形可能である。よって、設置面の凹凸に合わせて弾性脚24を設置面1と接触する状態に調整すれば、設置面1と補助フット21の距離L3がフレームねじれの許容量の1[mm]に調整される。
なお、フット2が3つのみで補助フット21が設けられていない場合、フット2が設けられていない位置に荷重、外力が作用すると、プリンタUのフレームにゆがみが発生する恐れがある。例えば、利用者が、補助フット21が設けられていないプリンタUの右前や左前の角部に手をついて体重を掛けたり、もたれかかったり、あるいは、重い荷物を一時的に置いたりした場合に、プリンタUのフレームにゆがみが発生する場合がある。これに対して、実施例1では、補助フット21が配置されており、プリンタUに荷重が作用して、傾斜すると、弾性脚24が弾性変形して、補助フット本体23が設置面1に接触する。したがって、プリンタUのフレームのゆがみ発生が軽減される。
図5は従来の補助フットの設置作業の説明図であり、図5Aはスペーサが挟まれた状態の説明図、図5Bはスペーサが外された状態の説明図である。
図5において、従来、補助フット01を設置する場合、まず、補助フット01と設置面02との間に、歪みの許容量に応じた厚さのスペーサ03を挟んだ状態で、補助フット01の高さを調整する。その後、スペーサ03を抜き取ることで、図5Bに示すように、補助フット01が設置面から浮いた状態で、且つ、プリンタが傾斜した場合に、歪みの許容量の範囲で補助フット01が設置面02に接触するように設置することが可能である。
しかしながら、図5に示す従来の構成では、プリンタUを設置する際や、補助フット01の再調整を行う場合に、スペーサ03を入れたり抜いたりする必要がある。よって、スペーサ03の抜き差しの作業や、スペーサ03の保管、管理が面倒であるとともに、部品点数も多くなって費用が増大する問題もある。
また、特許文献1に記載の技術では、装置本体の歪み量を検出したり、ユーザインタフェースへ表示したりする構成を備えているが、これらの構成を組み込むと、費用が増大する問題がある。
これらに対して、実施例1の構成では、弾性脚24が設置面1に接触するように調整するだけで、補助フット本体23が設置面1から浮いた状態で設置することが可能である。よって、従来の構成に比べて、作業が容易であるとともに、構成も簡素であり、費用の増大も抑制される。
次に本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図6は実施例2の補助フットの説明図である。
図6において、実施例2の補助フット21では、弾性脚24に、弾性脚24の外側と内側とを貫通する窓部24aが形成されている。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2の補助フット21では、窓部24aを通じて、補助フット本体23を外方から作業者が視認可能である。したがって、補助フット21の高さを調整する際に、補助フット本体23がきちんと設置面1から離間しているかを確認しながら調整を行うことが可能である。よって、窓部24aを有しない場合に比べて、調整作業がさらに容易になる。
なお、実施例1の構成において、弾性脚24の一部または全体を透明または半透明の弾性材料で構成することも可能である。このように構成することで、実施例2のような窓部24aを設けなくても、補助フット本体23の位置を確認しながら調整が可能となる。
次に本発明の実施例3の説明をするが、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図7は実施例3の補助フットの説明図であり、図7Aは側面図、図7Bは斜め上方から見た図、図7Cは斜め下方から見た図である。
図7において、実施例3の補助フット21では、傘状の弾性脚24に変えて、接触部の一例として、多脚構造の脚部31が設けられている。実施例3の脚部31は、軸部22の周方向に対して、90°間隔で4つの脚部31が設けられている。なお、各脚部31は、実施例1と同様に、弾性変形可能に構成されている。
(実施例3の作用)
前記構成を備えた実施例3の補助フット21では、脚部31どうしの間に隙間が開いており、隙間を通じて補助フット本体23が視認可能である。したがって、実施例3の補助フット21でも、実施例2と同様に、補助フット本体23を視認しながら、調整作業を行うことが可能である。
次に本発明の実施例4の説明をするが、この実施例4の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図8は実施例4の補助フットの説明図である。
図8において、実施例4の補助フット21では、傘状の弾性脚24に変えて、補助フット本体23の下端に、接触部の一例としての出没突起36が支持されている。出没突起36は、補助フット本体23に形成された凹部37に収容されている。凹部37は上下方向に延びる凹部37により構成されている。出没突起36は、突起部の一例として、凹部37に沿って移動可能な突起本体38を有する。突起本体38の下端と補助フット本体23の下端との長さL3は、ねじれ許容量に基づいて設定されている。突起本体38の上端と凹部37との間には、弾性部材の一例としてのコイルバネ39が支持されている。
(実施例4の作用)
前記構成を備えた実施例4の補助フット21では、弾性脚24が設けられていない。したがって、補助フット本体23の下端や出没突起36が外方から視認可能である。よって、実施例2,3と同様に、補助フット本体23を視認しながら調整作業を行うことが可能である。
なお、実施例4において、コイルバネ39で突起本体38が補助フット本体23から確実に突出した状態で保持されるように構成することが望ましいが、突起本体38が、重力で下方に突出するため、コイルバネ39を設けない構成とすることも可能である。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H04)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置としてのプリンタUを例示したが、これに限定されず、FAXや複写機あるいはこれらすべてまたは複数の機能を備えた複合機とすることも可能である。また、カラーの画像形成装置に限定されず、モノクロの画像形成装置により構成することも可能である。
(H02)前記実施例において、フット2の数は、3点支持とすることが望ましいが、4点以上とすることも可能である。なお、1点で支持するフット2cに変えて、近接する2点で支持する、いわば擬似3点支持構成とすることも可能である。また、重心G0を通過する線分L2上に前側のフット2cを配置することが望ましいが、線分L2からずれた位置とすることも可能である。また、後側に2つのフット2a,2bを配置し、前側に1つのフット2cを配置することが望ましいが、逆の関係としたり、右側に2つ、左側に1つといった配置とすることも可能である。
(H03)前記実施例において、高さを調整する構成として、ナット7とネジ11a,22aを使用する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、スライダとストッパとを有する構成で調整する等、設計や仕様等に応じて変更可能である。
(H04)前記実施例において、接触部の一例として弾性変形可能な材料を使用することが望ましいが、これに限定されない。樹脂フィルム等で、プリンタUが傾斜した場合に、塑性変形し、復元しない構成、材料を使用することも可能である。また、弾性体としても、発泡ゴムや発泡ウレタン等、任意の弾性材料を使用することが可能である。
1…設置面、
2…脚部材、
21…補助部材、
22a…調整部、
23…補助脚部、
24,31,36…接触部、
24a…窓部、
31…脚部、
38…突起部、
39…弾性部材、
U…画像形成装置、
U1…画像形成装置の本体。

Claims (6)

  1. 画像形成装置の本体の底部に支持され、設置面に接触する脚部材と、
    前記画像形成装置の本体に支持され、且つ、前記脚部材からずれた位置に配置された補助部材であって、前記設置面から離間した状態で支持され且つ前記画像形成装置の本体が傾斜した場合に前記設置面に接触可能な補助脚部と、前記補助脚部に対して予め設定された長さ下方に突出し且つ前記設置面に接触した状態で支持されると共に前記画像形成装置の本体が傾斜した場合に弾性変形可能な接触部と、を有する前記補助部材と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置の本体に支持され且つ前記設置面に接近、離間する方向に移動可能に支持されて、前記補助脚部が前記設置面から離間し且つ前記接触部が前記設置面に接触した位置に前記補助部材を調整する調整部、を有する前記補助部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記接触部に形成され、外方から前記補助脚部を視認可能な窓部、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 透明材料で構成された前記接触部、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記補助部材に間隔をあけて支持され、且つ、前記補助脚部よりも下方に突出する複数の脚部により構成された前記接触部、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記補助部材の下端から下方に突出する突起部と、前記突起部を上下方向に移動可能に支持する弾性部材と、を有する前記接触部。
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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