JP2852284B2 - 機器の転倒防止装置 - Google Patents

機器の転倒防止装置

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JP2852284B2
JP2852284B2 JP8336641A JP33664196A JP2852284B2 JP 2852284 B2 JP2852284 B2 JP 2852284B2 JP 8336641 A JP8336641 A JP 8336641A JP 33664196 A JP33664196 A JP 33664196A JP 2852284 B2 JP2852284 B2 JP 2852284B2
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雅紀 佐藤
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NEC Shizuoca Ltd
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ、ディスプレイ、プリンタなどの機器の転倒防止
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置は、地震などの強烈な振動
に際して、机面上に載置した機器を安定に保持するため
のもので、特に、コンピュータ本体を縦置きしたり、コ
ンピュータ本体上にディスプレイを載置するなどの設置
の仕方において、機器の転倒を防止する目的で、種々の
構造のもの(例えば、特開平7ー79828号公報や、
実開昭61ー138028号公報所載のもの)が提唱さ
れている。
【0003】これらは、いずれも、機器の設置に際し
て、その下側となる箇所に、不安定な方向に張り出す脚
を装備したもので、機器の設置に際しては、その脚が邪
魔となり、また、机面との積極的な接合手段を持ってい
ないから、振動の具合では、完全な転倒防止にはならな
い。しかし、机面に対して、接着手段を用いたりする
と、配置換えが困難になり、また、その配置換えの際、
接着箇所で、剥離するために机面を損なうことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
基づいて成されたもので、その目的とするところは、簡
単な構成で、しかも、機器本体を載置する面と、前記機
器本体とを接着などの手段を用いることなく、積極的に
接合でき、確実で安定性のある転倒防止ができるように
した、機器の転倒防止装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
機器本体の底部に装着して、机面上での、振動などによ
る機器の転倒を防止するための転倒防止装置において、
前記機器本体の底部には、周縁を机面に気密に接触する
ことで、機密性を保持する椀型の弾性部材からなる吸盤
と、該吸盤を囲んで前記机面上に前記機器本体を支持す
る支持部材とを備えており、前記吸盤が、その周縁を下
向きにして、必要な吸着力を発揮するまで内部空間を圧
縮された状態で、前記支持部材が前記机面に接するレベ
ルまで、扁平化されることを特徴とする。
【0006】この場合、好ましくは、前記支持部材は、
前記吸盤を囲む環状の部材で構成されているのがよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して具体的に説明する。なお、図1は、
本発明を適用した転倒防止装置の概略構成を示すもので
あり、同図において、符号Aは本発明の要部を示してい
る。また、図2は、同要部を詳細に示した機能説明図で
あり、図3は、要部を分解して示す側面図および平面図
である。
【0008】図において、符号1は、例えば、コンピュ
ータ本体などの機器本体であり、その底部には、本発明
に係わる転倒防止装置Aが、例えば、四隅に位置して、
装着されている。即ち、機器本体1の底部には、周縁を
接触することで、気密性を保持する椀型の弾性部材より
成る吸盤2が、前記周縁を下向きにして、装着してあ
る。
【0009】そして、吸盤2が、机面3に機器本体1が
載置される前は、厚みがt(図2の(a)の状態)であ
るが、必要な吸着力を発揮するまで内部空間を圧縮され
た状態(図2の(b)の状態)にて、吸盤2が扁平化さ
れたレベルt’となる。この状態で、機器本体1を支持
するために必要な厚さTにて、機器本体1の底部には支
持部材4が装着されている。
【0010】また、この実施の形態では、支持部材4
は、吸盤2を囲む環状の合成樹脂ゴム製部材で構成され
ている。そして、要すれば、図3に示すように、ビス5
および6にて、吸盤2および支持部材4が、それぞれ、
機器本体1にねじ止めされている。なお、これらのねじ
止めの代わりに、接着手段を用いてもよく、また、支持
部材4の形状を、図4に示すように、皿状に構成し、共
通ビス7で、吸盤2と共に、その中心で、機器本体1に
装着しても良い。
【0011】このような構成では、機器本体1を机面3
に載せた際に、その荷重で、先ず、吸盤2が扁平化さ
れ、机面3(この場合、机面は、ゴム引きなどの、事務
机で用いるような平滑な面で構成される)に吸着された
状態となるが、一定レベルで、支持部材4が机面3に当
接するので、この状態で、機器本体1は、安定に保持さ
れる。従って、接着剤やねじ止めの手段を用いなくて
も、机面3に機器本体1を、吸盤の吸着力で、接合した
状態にすることができるから、機器の配置換えなどに何
等、問題を生じない。
【0012】なお、この実施の形態では、支持部材4を
環状として、吸盤3を囲むように構成し、機器の設置状
態では、吸盤が見えず、機器の見栄えに影響しないよう
にしているが、吸盤3と支持部材4とを機器本体1の底
面に並列的に装着しても良いことは勿論である。また、
吸盤の数や配置は、支持部材4とは関係なく設定できる
ことは勿論である。更に、支持部材4の設置個所は、機
器本体の底部四隅に限られることはなく、安定支持がで
きるのなら、3個でも、あるいは、5個以上でも良いこ
とは、勿論である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、パーソナルコンピ
ュータなどの機器本体の底部に吸盤を設けることで、机
面上での転倒を防止する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す機器本体の概略構成
図である。
【図2】本発明の使用態様を示す縦断面図である。
【図3】本発明の要部を示す斜視図である。
【図4】同じく、説明図である。
【符号の説明】
1 機器本体 2 吸盤 3 机面 4 支持部材 5、6、7 ビス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体の底部に装着して、机面上で
    の、振動などによる機器の転倒を防止するための転倒防
    止装置において、前記機器本体の底部には、周縁を机面
    に気密に接触することで、機密性を保持する椀型の弾性
    部材からなる吸盤と、該吸盤を囲んで前記机面上に前記
    機器本体を支持する支持部材とを備えており、前記吸盤
    が、その周縁を下向きにして、必要な吸着力を発揮する
    まで内部空間を圧縮された状態で、前記支持部材が前記
    机面に接するレベルまで、扁平化されることを特徴とす
    る機器の転倒防止装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、前記吸盤を囲む環状の
    部材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の機器の転倒防止装置。
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