JP6793107B2 - 流量計 - Google Patents

流量計 Download PDF

Info

Publication number
JP6793107B2
JP6793107B2 JP2017227155A JP2017227155A JP6793107B2 JP 6793107 B2 JP6793107 B2 JP 6793107B2 JP 2017227155 A JP2017227155 A JP 2017227155A JP 2017227155 A JP2017227155 A JP 2017227155A JP 6793107 B2 JP6793107 B2 JP 6793107B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
support
region
housing
circuit board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017227155A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019095387A (ja
Inventor
裕樹 中土
裕樹 中土
河野 務
務 河野
忍 田代
忍 田代
遼太郎 島田
遼太郎 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2017227155A priority Critical patent/JP6793107B2/ja
Priority to CN201880075012.7A priority patent/CN111373226B/zh
Priority to DE112018005685.6T priority patent/DE112018005685B4/de
Priority to PCT/JP2018/037991 priority patent/WO2019102737A1/ja
Priority to US16/766,771 priority patent/US11175166B2/en
Publication of JP2019095387A publication Critical patent/JP2019095387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6793107B2 publication Critical patent/JP6793107B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/684Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/684Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
    • G01F1/6842Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow with means for influencing the fluid flow
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F15/00Details of, or accessories for, apparatus of groups G01F1/00 - G01F13/00 insofar as such details or appliances are not adapted to particular types of such apparatus
    • G01F15/006Details of, or accessories for, apparatus of groups G01F1/00 - G01F13/00 insofar as such details or appliances are not adapted to particular types of such apparatus characterised by the use of a particular material, e.g. anti-corrosive material
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F15/00Details of, or accessories for, apparatus of groups G01F1/00 - G01F13/00 insofar as such details or appliances are not adapted to particular types of such apparatus
    • G01F15/14Casings, e.g. of special material
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F15/00Details of, or accessories for, apparatus of groups G01F1/00 - G01F13/00 insofar as such details or appliances are not adapted to particular types of such apparatus
    • G01F15/18Supports or connecting means for meters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F5/00Measuring a proportion of the volume flow

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

本発明は、流量計に関する。
自動車などの内燃機関にはセンサモジュールや、電子制御装置などの電子回路を含む半導体モジュールが搭載されている。これらのモジュールには半導体部品が搭載された回路基板が用いられ、その回路基板はハウジングの内部に収められており、外部との信号入出力には導体端子が用いられている。導体端子とはたとえば、ボンディングワイヤやプレスフィット端子などである。ボンディングワイヤを用いた接続では、金やアルミニウムなどのワイヤを半導体モジュールや回路基板等に熱や超音波を用いて溶着させて、電気的接続を図っている。また、プレスフィット端子を用いた接続では、弾性的に変形する弾性変形領域をプレスフィット端子にあらかじめ形成し、その弾性変形領域を、回路基板に形成された貫通穴に圧入して、電気的接続を図っている。そして、このプレスフィット端子を用いた接続において、プレスフィット端子の弾性変形領域を貫通穴に圧入する際には、プレスフィット端子の寸法よりも貫通穴の寸法の方が小さい領域を形成しておくことで、弾性変形領域が変形して、電気的な接続が行われる。
特許文献1には、配管に形成された装置挿入孔に挿入して設置され、配管通路を通過する被計測流体の流量を測定する流量測定装置において、基端部に前記配管の外部に突出したコネクタを有するベース本体、このベース本体から径方向に延びて設けられ前記装置挿入孔に嵌着されるフランジを含む樹脂製のベースと、前記ベース本体に部分的に重ねて設けられたプレートと、このプレートに露出して設けられ前記被計測流体の流量を検出する流量検出素子と、前記プレートの前記コネクタ側に設けられ前記流量検出素子からの信号を処理する制御回路を有する回路基板と、この回路基板を覆った回路収納部、前記プレートと協同して計測用通路を形成する流体通路溝を有する樹脂製のカバーと、前記回路収納部の内部に設けられ前記コネクタと前記回路基板とを電気的に接続したワイヤと、前記フランジの内壁面とこの内壁面に対向した前記カバーの外周壁面との間に設けられ、フランジとカバーとを連結し、前記配管の振動に起因するベース本体の変形を抑制する変形抑制手段とを備えたことを特徴とする流量測定装置が開示されている。
特開2012−098101号公報
特許文献1に記載されている発明では、振動の対策が十分でない。
本発明の第1の態様による流量計は、平板状の基板と、前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され、前記固定部および前記支持体は、前記基板の端部に配され、前記支持体に隣接し、前記基板の外周部に配され、前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する延伸部をさらに備える。
本発明の第2の態様による流量計は、平板状の基板と、前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され、前記支持体と前記カバーとが接する面積は、前記支持体と前記基板とが接する面積よりも小さい。
本発明の第3の態様による流量計は、平板状の基板と、前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され、前記固定部は、電気的な接続を兼ねる。
本発明の第4の態様による流量計は、平板状の基板と、前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され、前記基板は前記第1領域に穴である突起部対応穴を備え、前記ハウジングは前記基板側に突出し、前記突起部対応穴を貫通する突起部を備える。
本発明の第5の態様による流量計は、平板状の基板と、前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され、前記基板は前記支持体と接する領域に穴である充填穴を備え、前記充填穴は前記支持体と一体に形成された被充填支持体で満たされる。
本発明の第6の態様による流量計は、平板状の基板と、前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され、前記支持体は前記カバーと接する面に凹部または凸部である支持体はめあい部を備え、前記カバーは前記支持体はめあい部とはめ合わされるカバーはめあい部を備える。
本発明の第7の態様による流量計は、平板状の基板と、前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され、前記支持体の長手方向は、前記基板の短手方向に配され、前記支持体の長手方向の寸法は、前記基板の短手方向の寸法よりも長く、前記ハウジングは、前記支持体とはめ合わされる切り欠き部を備える。
本発明によれば、振動による回路基板の変形を抑制することができる。
流量計100の平面図 図1のII―II断面図 図3(a)はプレスフィット端子8をスルーホール6に圧入する前の状態を示す図、図3(b)はプレスフィット端子8をスルーホール6に圧入した後の状態を示す図 変形例1における流量計100の断面図 変形例3における流量計100の断面図 変形例5における流量計100の断面図 変形例6における流量計100の平面図 図7のVIII―VIII断面図 変形例7における流量計100の平面図 図9のX―X断面図 第2の実施の形態にかかる流量計100Aの平面図 図11のXII―XII断面図 第3の実施の形態にかかる流量計100Bの平面図 図13のXIV―XIV断面図 第3の実施の形態の変形例1における流量計100Bの平面図 図15のXVI―XVI断面図 流量計100の平面寸法図 回路基板5の平面寸法図 図17のXIX−XIX断面の寸法図 流量計100AのXIX−XIX断面の寸法図 解析結果を示す図
―第1の実施の形態―
以下、図1〜図3を参照して、本発明にかかる流量計の第1の実施の形態を説明する。
(構成)
図1は流量計100の平面図、図2は図1に示すII―II線で切断した構造を示す断面図である。ただし図1では図2に示すカバー10を除去した状態で図示している。本実施の形態では、流量計100の平面図と断面図を併用するので両者の関係を明確にするために図1の右下に示すようにX軸、Y軸、およびZ軸を定義する。本実施の形態における全ての図面においてこの3軸は共通である。以下では、図1の左右方向、すなわちX軸方向を後述する回路基板5の長手方向と呼ぶ。そして回路基板5を長手方向の中央で2分し、図1に示す左側を第1領域51、右側を第2領域52と呼ぶ。また回路基板5のZ軸方向の表面を表裏で呼び分け、図2の上方を回路基板5の表面53、下方を回路基板5の裏面54と呼ぶ。
流量計100は、各種センサ等を実装した回路基板モジュール1と、ハウジング7と、図2に示すカバー10とを備える。回路基板モジュール1は、流量計チップ2と、圧力センサ3と、湿度センサ4と、平板状の回路基板5と、スルーホール6と、支持体9とを備える。流量計チップ2、圧力センサ3、および湿度センサ4は、回路基板5にはんだ等によって実装される。支持体9の長手方向は、回路基板5の短手方向に配される。
スルーホール6は、回路基板5を表裏に貫通する穴である。スルーホール6は図1の図示右側、すなわち第2領域52に設けられ、後述するプレスフィット端子8との接合に用いられる。スルーホール6は、回路基板5の端部、すなわち図2における回路基板5の右端に形成されることが望ましいが、第2領域52に存在していればよい。なおスルーホール6は穴なので、スルーホール6を回路基板5の端部に形成するとは、穴の形状を維持可能な薄肉部を設けたうえで、スルーホール6を可能な限り回路基板5の端部に設けることをいう。またスルーホール6は、後述するプレスフィット端子8とともに固定部200を形成する。固定部200は、図2における回路基板5の下方、すなわち裏面54に形成される。
支持体9は、図1の図示左側、すなわち第1領域51であって、かつ図2の上方、すなわち回路基板5の表面に設けられる。支持体9は、略直方体の形状を有する。支持体9は、回路基板5およびカバー10と接し、回路基板5の振動および変形を抑制する。支持体9は回路基板5の端部に設けられることが望ましい。なお図1において流量計チップ2は回路基板5の長手方向の略中央、圧力センサ3は第2領域52、湿度センサ4は第1領域51に配されているが、これらの回路基板5における位置は特に限定されない。
ハウジング7は、プレスフィット端子8、およびフランジ部11を備える。プレスフィット端子8は、ハウジング7にインサート成形される。なお「プレスフィット端子」は、「プレスフィットピン」とも呼ばれる。プレスフィット端子8とスルーホール6とが圧接することで、機械的に回路基板モジュール1とハウジング7とが結合され、電気的に外部装置と接続される。すなわち固定部200は、回路基板5の裏面54をハウジング7に固定する。フランジ部11は、流量計100の被固定部位である。流量計100はたとえば自動車の内燃機関の吸気管に設置され、フランジ部11がその吸気管と物理的に接続される。
流量計100の製造工程ではプレスフィット端子8とスルーホール6とを圧接した後に、図2に示すカバー10をハウジング7と接着する。ハウジング7には、空気の流路が形成されており、その流路上に流量計チップ2を設置することで空気流量が計測される。流量計100の内部の圧力や湿度はそれぞれ圧力センサ3および湿度センサ4によって計測される。なお不図示の温度計測用センサやマイコンなどの信号処理用の電子部品等を回路基板5上に実装してもよい。
図3(a)は、プレスフィット端子8をスルーホール6に圧入する前の状態を示す図であり、図3(b)は、プレスフィット端子8をスルーホール6に圧入した後の状態を示す図である。プレスフィット端子8は弾性変形部12を備える。回路基板5のスルーホール6は導体箔13を備える。プレスフィット端子8がスルーホール6に圧入されると、プレスフィット端子8の弾性変形部12が変形し、回路基板5のスルーホール6の内周の導体箔13と接触することで、回路基板5とプレスフィット端子8が電気的および機械的に接続される。
プレスフィット端子8は、外部装置への配線と電気的に接続されると共に、インサート成形によりハウジング7に固定されている。そのため、回路基板5とプレスフィット端子8が電気的および機械的に接続されることにより、回路基板5が外部装置と電気的に接続されると共に、回路基板5がハウジング7に機械的に接続される。スルーホール6は回路基板5の表裏を貫通しているので、固定部200が回路基板5の表面53にも存在していると解すこともできる。しかし、回路基板5のハウジング7への固定が回路基板5の裏面54において行われるので、本実施の形態では固定部200は回路基板5の裏面54に存在するとする。
自動車の内燃機関の吸気管と流量計100は、図1に示すハウジング7のフランジ部11で接続されており、振動が発生するとこのフランジ部11が振動の起点となる。そして振動が発生すると、フランジ部11から遠い側の回路基板5の端部、すなわち図1や図2における回路基板5の左端は、特に振動による変位振幅が大きくなり、プレスフィット端子8が接続している回路基板5上のスルーホール6近傍の発生応力が増大する。しかし流量計100は支持体9を備え、この支持体9が固定部200と表裏の位置関係にあり、さらに固定部200とは長手方向の逆側に設けられるので、回路基板5の振動が低減される。
図2に示すように、支持体9をカバー10と回路基板5の間に設けることにより、振動によって回路基板5がプレスフィット端子8側を起点としてカバー側に反り上がるように変形しようとしても、支持体9によって基板の変形を抑制する。これにより、プレスフィット端子8と接する回路基板5のスルーホール6近傍の発生応力の増大を抑制可能である。また、支持体9が回路基板5と接している反対側の回路基板面がハウジング7と接する構造なので、カバーと逆側に回路基板5が変形した際に、その変形を抑制する。これにより、プレスフィット端子8と接する回路基板5のスルーホール6近傍の発生応力の増大を抑制可能である。なおハウジング7と回路基板5の接触部、すなわち図2における符号71および符号72で示すハウジング7の箇所は回路基板5と接着していてもよい。
回路基板5の材料には、たとえば織物状ガラス繊維の樹脂を含浸させて成形した複合材などを用いることができる。ハウジング7の材料には、たとえばガラス繊維や粒子を含有させた樹脂などを用いることができる。プレスフィット端子8の材料には、たとえば銅などの金属を用いることができる。支持体9の材料には、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂、たとえばホットメルト樹脂を用いることができる。支持体9の縦弾性係数、すなわちヤング率が低すぎると、振動の際に支持体9が極度に圧縮変形して回路基板5の変形抑制効果が低下する。そのため支持体9のヤング率は10MPa以上の材料が望ましい。この数値の根拠は後述する。カバー10の材料には、たとえばガラス繊維や粒子を含有させた樹脂やアルミニウムなどの金属などを用いることができる。
(支持体9の実装)
支持体9を安定的に回路基板5およびカバー10に実装する方法を説明する。まず流量計チップ2と圧力センサ3、湿度センサ4等のセンサやその他マイコンなどの電子部品を回路基板5にはんだ等で実装する。その後に、ホットメルト成形によって回路基板5の表面53の第1領域51の端部に支持体9を形成する。これにより、回路基板5と支持体9が接着される。
そして支持体9が実装された回路基板5をハウジング7のプレスフィット端子8に圧着する。換言すると固定部200を用いて回路基板5をハウジング7に固定する。そして最後に、ハウジング7とカバー10を接着させる。このとき支持体9は、Z軸方向に圧縮された状態で回路基板5とハウジング7の間に固定される。すなわち支持体9の自然状態でのZ軸方向の幅は、回路基板5とハウジング7の隙間よりも広い。なおこの際に、支持体9もカバー10と接着接合させて、さらに固定性を向上させてもよい。なお回路基板5への支持体9の形成と、回路基板5のハウジング7への固定は順番を入れ替えてもよい。
上述した第1の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)流量計100は、平板状の回路基板5と、回路基板5を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジング7と、回路基板5を覆ってハウジング7の開口した面を覆うカバー10と、カバー10および回路基板5に接して回路基板5を支持する支持体9と、回路基板5とハウジング7とを接続する固定部200とを備える。回路基板5を長手方向の中央で2分して形成される第1領域51と第2領域52において、第1領域51に支持体9が配され、第2領域52に固定部200が配される。
流量計100は、回路基板5を長手方向を2分した第1領域51と第2領域52のそれぞれの領域において、回路基板5を支持または固定する支持体9および固定部200を備える。そのため外部から加えられた振動による回路基板5の変形を抑制でき、固定部200の負荷を低減し、流量計100の信頼性を向上できる。また固定部200にプレスフィット端子を用いる場合は、ボンディングワイヤに比べて容易に接続でき、工程短縮と部品削減の効果がある。
(2)固定部200および支持体9は、回路基板5の端部に配される。そのため回路基板5の振動を効果的に抑制することができる。
(3)固定部200は、回路基板5と外部装置との電気的な接続を兼ねる。そのため電気的な接続を図るための配線などを別途接続する必要がないので、流量計100の構成が簡素である。
(4)支持体9は、回路基板5の表側に存在し、固定部200は、回路基板5の裏側に存在する。そのため回路基板5の振動を効果的に抑制することができる。
(変形例1)
図4は、変形例1における流量計100の断面図である。第1の実施の形態では支持体9は回路基板5の表面53のみに配されたが、図4に示すように第2の支持体である裏面支持体91が回路基板5の裏面54にも配されてもよい。裏面支持体91は、支持体9と同一の素材で同一の形状でもよいし、支持体9と異なる素材で異なる形状であってもよい。ただし裏面支持体91も圧縮された状態でハウジング7と回路基板5の間に配される。
(変形例2)
第1の実施の形態では支持体9の素材は、熱可塑性樹脂、または熱硬化性樹脂であるとした。しかし支持体9は金属製のバネであってもよい。ただしこの場合も支持体9のヤング率は10MPa以上の材料が望ましい。
(変形例3)
図5は、変形例3における流量計100の断面図である。変形例3における回路基板5は、図5に示すように第1領域51の端部に樹脂充填穴55を備える。樹脂充填穴55にはホットメルト成形時に樹脂が充填され被充填支持体94を形成する。ただし被充填支持体94は支持体9と一体に形成される。そのため支持体9は被充填支持体94のアンカー効果によって、より強固に回路基板5に固着される。
この変形例3によれば次の作用効果が得られる。
(5)回路基板5は支持体9と接する領域に穴である樹脂充填穴55を備える。樹脂充填穴55は支持体9と一体に形成された被充填支持体94が形成される。そのためアンカー効果によってより強固に支持体9を回路基板5に固着できる。
(変形例4)
支持体9は、接着剤を用いて回路基板5に貼り付けて実装してもよい。また支持体9は、接着剤を用いてカバー10に貼り付け、カバー10をハウジング7に固定することにより支持体9を回路基板5に圧接させてもよい。
(変形例5)
図6は、変形例5における流量計100の断面図である。第1の実施の形態では、支持体9の形状は略直方体であったが、図6に示すように支持体9の断面は台形であってもよい。そして図6において上辺よりも底辺が長い台形とし、支持体9およびカバー10が接する面積は、支持体9および回路基板5が接する面積よりも小さい。
この変形例5によれば次の作用効果が得られる。
(6)支持体9とカバー10とが接する面積は、支持体9と回路基板5とが接する面積よりも小さい。支持体9の断面、すなわち図6に示すXZ平面への射影像が長方形ではないため、実装時に回路基板5とカバー10とで支持体9を容易に圧縮することができる。また先の工程で固定される面の面積である、支持体9および回路基板5が接する面積を大きく確保するので、組み立てが効率的に行える。
(変形例6)
図7は変形例6における流量計100の平面図、図8は図7に示すVIII―VIII線で切断した構造を示す断面図である。変形例6における支持体9は図7および図8に示すように凹部93を備える。変形例6におけるカバー10は、図8に示すように凸部10Aを備える。凸部10Aと凹部93は嵌め合い可能な寸法で形成され、両者ははめ合わされる。たとえば凸部10Aおよび凹部93の寸法は、いわゆるしまりばめの関係にあってもよいし、中間ばめの関係にあってもよい。なお支持体9とカバー10の凹凸を逆にしてもよい。
この変形例6によれば次の作用効果が得られる。
(7)支持体9はカバー10と接する面に凹部93を備える。カバー10は凹部93とはめ合わされる凸部10Aを備える。この変形例6によれば、支持体9およびカバー10のX軸方向の相対位置が凹部93および凸部10Aにより規制されるので、振動による回路基板5の変形を抑制できる。
(変形例7)
図9は変形例7における流量計100の平面図である。図10は図9に示すX―X線で切断した構造を示す断面図である。第1の実施の形態と同様に、支持体9の長手方向は、回路基板5の短手方向に配される。変形例7における支持体9のY方向の長さは回路基板5のY方向の長さよりも長く、ハウジング7はこの支持体9とはめ合わされる切り欠き部73を有する。
この変形例7によれば次の作用効果が得られる。
(8)支持体9の長手方向は、回路基板5の短手方向に配される。支持体9の長手方向の寸法は、回路基板5の短手方向の寸法よりも長い。ハウジング7は、支持体9とはめ合わされる切り欠き部73を備える。そのため支持体9とハウジング7のX軸方向の相対位置が規制されるので、振動による回路基板5の変形を抑制できる。
―第2の実施の形態―
図11〜図12を参照して、本発明にかかる流量計の第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、支持体が長手方向に延伸する点で、第1の実施の形態と異なる。
図11は第2の実施の形態にかかる流量計100Aの平面図、図12は図11に示すXII―XII線で切断した構造を示す断面図である。図11および図12に示すように、第2の実施の形態では流量計100Aは、第1の実施の形態における支持体9に加えて、支持体9に隣接し、かつ回路基板5の外周に沿って長手方向右側、すなわちX軸方向の正方向に延伸する延伸部9Aを備える。延伸部9Aは第2領域52にまで達している。すなわち回路基板5の表面53の外周部、かつ第1領域51には支持体9または延伸部9Aが存在する。
延伸部9Aの素材、および形成方法は支持体9と同様である。たとえば延伸部9Aは支持体9が形成されるタイミングで、支持体9と同様にホットメルト成形により形成される。なお支持体9と延伸部9Aは分離していてもよいし、一体に成形されてもよい。
回路基板5の長手方向に延伸部9Aを加えることによって、延伸部9Aによる支持領域が増えるため、振動による基板変形時に回路基板5を押し付ける効果が高くなる。しかしその一方で、支持体9および延伸部9Aと接触するカバー10も振動によって変形するため、本実施の形態では支持体9の弾性率が高すぎると以下の懸念が生じる。すなわち、支持体9および延伸部9Aが圧縮変形せずにカバー10の変形を回路基板5に伝達してしまい、過剰に回路基板5を押し付ける可能性がある。このため、本実施の形態では支持体9および延伸部9Aの弾性率は10MPa〜1000MPaであることが望ましい。また、支持体9および延伸部9Aは弾性率が10MPa〜1000MPa相当のバネを用いてもよい。
上述した第2の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(9)流量計100Aは、支持体9に隣接し、回路基板5の外周部に配され、カバー10および回路基板5に接して回路基板5を支持する延伸部9Aを備える。そのため、延伸部9Aにより回路基板5の振動がさらに抑制できる。
(第2の実施の形態の変形例)
第2の実施の形態では支持体9の延伸部は第2領域52にまで達していた。しかし支持体9の延伸部は第1領域51の内部に収まっていてもよく、換言すると回路基板5の長手方向の中央までの長さでもよい。
―第3の実施の形態―
図13〜図14を参照して、本発明にかかる流量計の第3の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、ハウジングが突起部を備える点で、第1の実施の形態と異なる。
図13は第3の実施の形態にかかる流量計100Bの平面図、図14は図13に示すXIV―XIV線で切断した構造を示す断面図である。第3の実施の形態におけるハウジング7Aは、突起部14を備える。突起部14は、図13に示すように第1領域51の長手方向の端部、かつ短手方向の両端に備えられる。また突起部14の高さ寸法は図14に示すように回路基板5Aの厚みよりも長い。回路基板5Aは、突起部14に対応する突起部対応穴56を備える。
回路基板5Aは、ハウジング7の突起部14と突起部対応穴56とが嵌め合わされるように配される。すなわち突起部14は、回路基板モジュール1をハウジング7Aに実装する際の位置決めとして用いられる。さらに突起部14は、流量計100Bの使用中における振動による回路基板5Aの主にXY平面のズレを抑制する。なお流量計100BのZ方向の基板の変形は、第1の実施の形態と同様に支持体9により抑制される。
上述した第3の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(10)回路基板5は第1領域51に突起部対応穴56を備える。ハウジング7は回路基板5の側に突出し、突起部対応穴56を貫通する突起部14を備える。そのため突起部14は、流量計100Bの使用中における振動による回路基板5Aの主にXY平面のズレを抑制することができる。
(第3の実施の形態の変形例1)
図15は、第3の実施の形態の変形例1における流量計100Bの平面図、図16は図15に示すXVI―XVI線で切断した構造を示す断面図である。本変形例では支持体9が突起部延伸対応穴92をさらに備える。回路基板5Aをハウジング7Aに実装後に、突起部延伸対応穴92の内側面とハウジング7の突起部14の外側面が接触するように支持体9を差し込むことで流量計100Bが構成される。
本変形例によれば、支持体9が突起部延伸対応穴92を備えハウジング7Aの突起部14と嵌め合わされるので、支持体9のXY平面のズレを抑制することができる。
―シミュレーション解析―
図17〜図21を参照して、第1の実施の形態および第2の実施の形態における流量計のシミュレーション解析の結果を説明する。また第1の実施の形態における流量計100から支持体9を除いた構成を以下では「比較例」と呼ぶ。以下では、流量計100に振動が生じた際の回路基板5のスルーホール6近傍の応力について、比較例、流量計100、および流量計100Aで比較する。また流量計100および流量計100Aは、支持体9の弾性率を複数とおり変化させ、弾性率の応力緩和への影響を調べた。ただし第2の実施の形態における延伸部9Aは支持体9と同一とした。たとえば支持体9の弾性率を1GPaとする場合は延伸部9Aの弾性率を1GPaとし、支持体9の弾性率を10GPaとする場合は延伸部9Aの弾性率も10GPaとした。本解析ではコンピュータでのシミュレーションソフトウェアで公知の解析手法などを用いて解析した。
(解析モデル)
図17〜図19に第1の実施の形態における流量計100の解析モデル、換言すると流量計100の寸法を示す。図17は流量計100の平面寸法図、図18は流量計100の回路基板5の平面寸法図、図19は図17のXIX−XIX断面の寸法図である。解析では、回路基板5とハウジング7、プレスフィット端子8、支持体9、カバー10を組み込み、その他の各種センサ等はモデルから除いて計算した。
図20に第2の実施の形態における流量計100Aの解析モデル、換言すると流量計100Aの寸法を示す。流量計100Aは支持体の寸法以外は流量計100と同一なので、流量計100の図19に相当する図17のXIX−XIX断面図のみを示している。解析では、実施の形態1と同様に回路基板5とハウジング7、プレスフィット端子8、支持体9、カバー10を組み込み、その他の各種センサ等はモデルから除いて計算した。
物性データとして、回路基板5は、一例としてプリント基板を想定し、弾性係数20.4GPa、ポアソン比0.2、密度2000kg/mとした。ハウジング7の領域には、一例としてガラスフィラー入りの樹脂を想定し、弾性係数8.1GPa、ポアソン比0.35、密度1570kg/mとした。プレスフィット端子7の領域には、一例として青銅を想定し、弾性係数115GPa、ポアソン比0.32、密度8830kg/mとした。
カバー10は、一例としてアルミニウムを想定し、弾性係数71GPa、ポアソン比0.33、密度2770kg/mとした。支持体の領域17には、一例としてエラストマーなどの低剛性樹脂を想定し、ポアソン比はゴムと同等の0.499とし、密度は1200kg/mとした。また、弾性率による応力低減効果の影響を把握するため、弾性率は0.1、1、10、100、1000、10000MPaと幅広く変化させた。また、周波数応答解析に必要な減衰比は構造体で一様として0.0135とした。
(負荷条件)
負荷条件は、図19に示すフランジ部11のZ方向に30Gの周期荷重を負荷した。また、接触条件として、回路基板5のスルーホール6の内周とプレスフィット端子8は接合状態にあるとして解析した。
(解析結果)
図21は、解析結果を示す図である。流量計100および流量計100Aは、支持体9の弾性率を0.1MPa、1MPa、10MPa、100MPa、1000MPa、10000MPaの6とおりに変化させて解析した。比較例は前述のとおり支持体9を備えないので1とおりのみの解析を行った。それぞれの解析において回路基板5のスルーホール6近傍の応力を算出し、流量計100および流量計100Aにおける算出値を比較例における算出値で除した値が図21に示されている。ただし図21では、流量計100の算出結果は丸のプロットとし、「実施の形態1」のラベルを付している。また図21では流量計100Aの算出結果は三角のプロットとし、「実施の形態2」のラベルを付している。
まず大まかな傾向を述べる。支持体9の弾性率が0.1MPaの場合は、流量計100および流量計100Aの応力比は0.8〜0.9程度である。すなわちこの場合は、支持体9を備えない比較例との差が1〜2割しかなく、応力低減の効果が低い。しかし支持体9の弾性率を大きくすると応力比が小さくなる、すなわち応力低減の効果が高くなることがわかる。ただし応力比は弾性率の増加に対して必ずしも単調減少を示していない。詳しくは以下のとおりである。
図21に丸プロットで示す流量計100は、支持体9の弾性率が0.1MPaから10MPaまでは弾性率の上昇とともに応力比が低くなった。支持体9の弾性率が0.1MPaなど極端に低い領域では、支持体9が大きく変形し、回路基板5の変形を十分に抑制できないためであると考える。一方で、10MPaよりも上昇させてもわずかに低下する程度で、応力の低減効果にあまり差は無かった。この結果から、第1の実施の形態における流量計100の構造では、支持体9の弾性率が10MPa以上であることが望ましい。
図21に三角プロットで示す流量計100Aは、流量計100と同様に0.1MPaから10MPaまでは支持体9の弾性率の上昇とともに応力比が低くなった。しかし、流量計100Aでは、支持体9の弾性率が100MPaを超えると応力比が増加に転じた。支持体9の弾性率が高くなると、振動によるカバー10の変形を支持体9の変形で吸収できずに回路基板5に伝えてしまい、回路基板5の変形抑制効果が低下したためであると考える。また、応力比の支持体9の弾性率が100MPaまでは、応力比は流量計100Aの方が流量計100よりも低くなるため、応力低減効果が高くなるが、1000MPaでほぼ一致し、それ以降は実施の形態1の方が応力低減効果が高くなる。このため、流量計100Aも考慮すると、支持体9の弾性率は10MPa以上1000MPa以下が望ましい。
以上のシミュレーション解析から以下の結果が得られた。
(11)支持体9のヤング率、すなわち縦弾性係数は、10MPa以上が望ましい。支持体9のヤング率を10MPa以上とすることで、支持体9の応力低減効果を高めることができる。
上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1 回路基板モジュール
5 回路基板
6 スルーホール
7 ハウジング
9 支持体
10 カバー
14 突起部
51 第1領域
52 第2領域
53 表面
54 裏面
55 樹脂充填穴
56 突起部対応穴、
91 裏面支持体
92 突起部延伸対応穴
93 凹部
94 被充填支持体
100、100A、100B 流量計
200 固定部

Claims (7)

  1. 平板状の基板と、
    前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、
    前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、
    前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、
    前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、
    前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され、
    前記固定部および前記支持体は、前記基板の端部に配され、
    前記支持体に隣接し、前記基板の外周部に配され、前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する延伸部をさらに備える流量計。
  2. 平板状の基板と、
    前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、
    前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、
    前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、
    前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、
    前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され
    前記支持体と前記カバーとが接する面積は、前記支持体と前記基板とが接する面積よりも小さい流量計。
  3. 平板状の基板と、
    前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、
    前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、
    前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、
    前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、
    前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され
    前記固定部は、電気的な接続を兼ねる流量計。
  4. 平板状の基板と、
    前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、
    前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、
    前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、
    前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、
    前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され
    前記基板は前記第1領域に穴である突起部対応穴を備え、
    前記ハウジングは前記基板側に突出し、前記突起部対応穴を貫通する突起部を備える流量計。
  5. 平板状の基板と、
    前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、
    前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、
    前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、
    前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、
    前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され
    前記基板は前記支持体と接する領域に穴である充填穴を備え、
    前記充填穴は前記支持体と一体に形成された被充填支持体で満たされる流量計。
  6. 平板状の基板と、
    前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、
    前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、
    前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、
    前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、
    前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され
    前記支持体は前記カバーと接する面に凹部または凸部である支持体はめあい部を備え、
    前記カバーは前記支持体はめあい部とはめ合わされるカバーはめあい部を備える流量計。
  7. 平板状の基板と、
    前記基板を格納し、少なくとも一方向の面が開口したハウジングと、
    前記基板を覆って前記ハウジングの開口した面を覆うカバーと、
    前記カバーおよび前記基板に接して前記基板を支持する支持体と、
    前記基板と前記ハウジングとを接続する固定部とを備え、
    前記基板を長手方向の中央で2分して形成される第1領域と第2領域において、前記第1領域に前記支持体が配され、前記第2領域に前記固定部が配され
    前記支持体の長手方向は、前記基板の短手方向に配され、
    前記支持体の長手方向の寸法は、前記基板の短手方向の寸法よりも長く、
    前記ハウジングは、前記支持体とはめ合わされる切り欠き部を備える流量計。
JP2017227155A 2017-11-27 2017-11-27 流量計 Active JP6793107B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017227155A JP6793107B2 (ja) 2017-11-27 2017-11-27 流量計
CN201880075012.7A CN111373226B (zh) 2017-11-27 2018-10-11 流量计
DE112018005685.6T DE112018005685B4 (de) 2017-11-27 2018-10-11 Durchflussmesser
PCT/JP2018/037991 WO2019102737A1 (ja) 2017-11-27 2018-10-11 流量計
US16/766,771 US11175166B2 (en) 2017-11-27 2018-10-11 Flow meter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017227155A JP6793107B2 (ja) 2017-11-27 2017-11-27 流量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019095387A JP2019095387A (ja) 2019-06-20
JP6793107B2 true JP6793107B2 (ja) 2020-12-02

Family

ID=66630542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017227155A Active JP6793107B2 (ja) 2017-11-27 2017-11-27 流量計

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11175166B2 (ja)
JP (1) JP6793107B2 (ja)
CN (1) CN111373226B (ja)
DE (1) DE112018005685B4 (ja)
WO (1) WO2019102737A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7225062B2 (ja) * 2019-08-29 2023-02-20 日立Astemo株式会社 センサ装置
JP2021089190A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 株式会社デンソー 流量検出装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0748054B2 (ja) * 1990-03-08 1995-05-24 株式会社日立製作所 発熱抵抗式空気流量計
US6782745B1 (en) * 2003-02-21 2004-08-31 Visteon Global Technologies, Inc. Slosh supressor and heat sink
US7568399B2 (en) * 2006-01-05 2009-08-04 Integrated Sensing Systems, Inc. Microfluidic device
JP2011506938A (ja) * 2007-12-07 2011-03-03 インテグレイテッド センシング システムズ,インク. 流体の特性を評価するシステムおよび方法
JP4956450B2 (ja) * 2008-01-16 2012-06-20 株式会社東芝 電子機器の回路基板支持構造
JP5208099B2 (ja) * 2009-12-11 2013-06-12 日立オートモティブシステムズ株式会社 流量センサとその製造方法、及び流量センサモジュール
DE102010015813A1 (de) * 2010-04-20 2011-10-20 Krohne Messtechnik Gmbh Sensoranordnung für ein kalorimetrisches Massedurchflussmessgerät
JP5183683B2 (ja) * 2010-07-02 2013-04-17 三菱電機株式会社 流量測定装置
JP5409560B2 (ja) * 2010-09-03 2014-02-05 日立オートモティブシステムズ株式会社 熱式流量センサ
JP5178806B2 (ja) 2010-11-01 2013-04-10 三菱電機株式会社 流量測定装置
JP5192564B2 (ja) * 2011-04-28 2013-05-08 三菱電機株式会社 電子回路収納ケース及びその製造方法
EP2717059B1 (en) * 2011-05-26 2015-11-18 NEC Corporation Acceleration sensor
JP5838749B2 (ja) * 2011-11-16 2016-01-06 セイコーエプソン株式会社 振動子、振動デバイスおよび電子機器
JP5662382B2 (ja) * 2012-06-15 2015-01-28 日立オートモティブシステムズ株式会社 熱式流量計
JP6297392B2 (ja) * 2014-04-08 2018-03-20 アルプス電気株式会社 圧力検出装置
JP2016090413A (ja) * 2014-11-06 2016-05-23 日立オートモティブシステムズ株式会社 熱式空気流量計
WO2017073271A1 (ja) * 2015-10-28 2017-05-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 流量計
JP6578238B2 (ja) * 2016-04-11 2019-09-18 日立オートモティブシステムズ株式会社 物理量検出装置
JP6359594B2 (ja) 2016-06-21 2018-07-18 本田技研工業株式会社 内燃機関の制御装置
US20200200613A1 (en) * 2017-09-29 2020-06-25 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Physical quantity detection device

Also Published As

Publication number Publication date
DE112018005685B4 (de) 2024-07-04
US20210003437A1 (en) 2021-01-07
CN111373226A (zh) 2020-07-03
DE112018005685T5 (de) 2020-07-30
US11175166B2 (en) 2021-11-16
CN111373226B (zh) 2021-12-10
JP2019095387A (ja) 2019-06-20
WO2019102737A1 (ja) 2019-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7216546B2 (en) Pressure sensor having integrated temperature sensor
JP5511936B2 (ja) 圧力測定モジュール
US8584525B2 (en) Sensor component
CN1323289C (zh) 容纳在壳体中的压力传感器
JP5178806B2 (ja) 流量測定装置
JP6357535B2 (ja) センサおよびその製造方法
US9263395B2 (en) Sensor having damping
US7490520B2 (en) Pressure sensor having improved arrangement of sensor chip for minimizing influence of external vibrations
JP6750416B2 (ja) 半導体モジュールおよび半導体モジュールの製造方法
JP6793107B2 (ja) 流量計
WO2018088141A1 (ja) 半導体モジュール
JP2006194683A (ja) 温度センサ一体型圧力センサ装置
US6955091B2 (en) Pressure sensor apparatus
JP2011508229A (ja) センサ装置およびセンサ装置製造方法
JP6063777B2 (ja) センサ装置
JP6802289B2 (ja) 圧力検出装置
JP6658104B2 (ja) 回路装置
JP5720450B2 (ja) 圧力センサおよび圧力センサの取り付け構造
JP5521971B2 (ja) センサ装置
JP6809122B2 (ja) 半導体装置
JP2000162067A (ja) 圧力検出器
JP5271852B2 (ja) 電子部品付きパッケージ
JP2018132478A (ja) 電子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20201002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201027

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6793107

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250