JP2021089190A - 流量検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板のうち突き出た形状の基板突出部が振動に起因して損傷する可能性を低減することが可能な流量検出装置を提供する。【解決手段】基板突出部302のうち先端302b寄りの被支持範囲Wsp内にある被支持部302eは、基板厚み方向への温度検出素子固定部分の変位が抑制されるようにハウジング20によって支持されている。このことにより、回路基板30の基板突出部302は、両持ち構造またはそれに近い支持構造で支持される。そのため、流量検出装置が振動した場合に、その振動に起因した基板突出部302の曲げ変形が、介装部50が無くその基板突出部302が片持ちで支持される従来構造に比して抑制される。従って、その従来構造に比して、流量検出装置の耐震性能が高まり、回路基板30の基板突出部302が振動に起因して損傷する可能性を低減することが可能である。【選択図】図6

Description

本発明は、被計測流体の流量を検出する流量検出装置に関するものである。
この種の流量検出装置として、例えば特許文献1に記載された物理量検出装置が従来から知られている。この特許文献1に記載された物理量検出装置は、流量検出素子と温度検出素子とが実装された回路基板と、その回路基板が固定されその回路基板を収容するハウジングとを備えている。また、回路基板は、部分的に突出した突出形状を有しており、その突出形状を成す基板突出部のうち先端寄りの部位には、温度検出素子が配置されている。
特開2018−179613号公報
特許文献1の物理量検出装置において、回路基板の基板突出部は、その基板突出部の基端ではハウジングに固定されているが、その基板突出部の先端ではハウジングに固定されていない。すなわち、その基板突出部の先端は、全く固定されない自由端になっており、その基板突出部は片持ち構造となっている。従って、特許文献1の物理量検出装置に対し例えば外部から振動が加えられた場合に、回路基板の基板突出部が振動しやすく、その振動に起因して基板突出部が損傷する懸念がある。発明者の詳細な検討の結果、以上のようなことが見出された。
本発明は上記点に鑑みて、回路基板の基板突出部が振動に起因して損傷する可能性を低減することが可能な流量検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の流量検出装置は、
被計測流体の流量を検出する流量検出装置であって、
ハウジング(20)と、
被計測流体の流量を検出する流量検出素子(41)と被計測流体の温度を検出する温度検出素子(42)と流量検出素子および温度検出素子が実装された回路基板(30)とを有し、ハウジング内に設けられた基板アセンブリ(28)とを備え、
回路基板は、ハウジングに固定された基板本体部(301)と、温度検出素子が固定された温度検出素子固定部分(302c)を含み基板本体部から突出するように延びた基板突出部(302)とを有し、
基板突出部のうち、基板突出部が延びる延設方向(Dst)に沿った範囲であって温度検出素子固定部分の位置を含みその位置から基板突出部の先端(302b)に至る被支持範囲(Wsp)内にある被支持部(302e)は、回路基板の厚み方向(Dt)への温度検出素子固定部分の変位が抑制されるようにハウジングによって支持されている。
このようにすれば、回路基板の基板突出部は、両持ち構造またはそれに近い支持構造で支持される。そのため、流量検出装置が振動した場合に、その振動に起因した基板突出部の曲げ変形が、特許文献1の物理量検出装置が有する従来構造に比して抑制される。従って、その従来構造に比して、回路基板の基板突出部が振動に起因して損傷する可能性を低減することが可能である。
また、請求項9に記載の流量検出装置は、
被計測流体の流量を検出する流量検出装置であって、
ハウジング(20)と、
被計測流体の流量を検出する流量検出素子(41)と被計測流体の温度を検出する温度検出素子(42)と流量検出素子および温度検出素子が実装された回路基板(30)とを有し、ハウジング内に設けられた基板アセンブリ(28)と、
ハウジングに固定された付属部材(51、52)とを備え、
回路基板は、ハウジングに固定された基板本体部(301)と、温度検出素子が固定された温度検出素子固定部分(302c)を含み基板本体部から突出するように延びた基板突出部(302)とを有し、
被計測流体が流通し温度検出素子が配置された温度検出流路(26)が設けられ、
付属部材には、温度検出流路の出口(252)が複数形成され、
付属部材は、複数の上記出口の間を仕切る仕切部(514、524)を有し、
その仕切部は、回路基板の厚み方向(Dt)への温度検出素子固定部分の変位を抑制するように基板突出部を支持する。
このようにすれば、流量検出装置が振動した場合に、その振動に起因した基板突出部の曲げ変形が、付属部材による基板突出部の支持によって抑制される。従って、上記請求項1に記載の流量検出装置と同様に、上記従来構造に比して、回路基板の基板突出部が振動に起因して損傷する可能性を低減することが可能である。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態において、流量検出装置と、その流量検出装置が装着される吸気管の断面とを、主通路延伸方向の一方側から他方側へ向かう方向視で示した図である。 第1実施形態において図1のII−II断面を示した断面図である。 第1実施形態において流量検出装置の単体を示した図であって、図1のIII方向の矢視図である。 第1実施形態において流量検出装置の単体を示した図であって、図1のIV方向の矢視図である。 図1のV部分を拡大して示した部分拡大図である。 図3のVI部分を拡大して示した部分拡大図である。 第2実施形態において図1のV部分に相当する部分を拡大して示した部分拡大図であって、図5に相当する図である。 第2実施形態において図3のVI部分に相当する部分を拡大して示した部分拡大図であって、図6に相当する図である。 第3実施形態において図1のV部分に相当する部分を拡大して示した部分拡大図であって、図5に相当する図である。 第3実施形態において図3のVI部分に相当する部分を拡大して示した部分拡大図であって、図6に相当する図である。 第4実施形態において図1のII−II断面に相当する断面を示した断面図であって、図2に相当する図である。 第4実施形態において図1のV部分に相当する部分を拡大して示した部分拡大図であると共に図11のXII方向の矢視図であって、図5に相当する図である。 第5実施形態において図3のVI部分に相当する部分を拡大して示した部分拡大図であって、図6に相当する図である。 第7実施形態において図3のVI部分に相当する部分を拡大して示した部分拡大図であって、図6に相当する図である。 第7実施形態において図14のXV−XV断面を示した断面図である。 第9実施形態において、流量検出装置のうち第1および第2介装部材を除いた部分と、その第1および第2介装部材とを、図1と同じ向きの方向視でそれぞれ示した分解図である。 第9実施形態における図16のXVII方向の矢視図であって、流量検出装置のうち第1および第2介装部材を除いた部分を示した図である。 第9実施形態において流量検出装置を、図1と同じ向きの方向視で示した図である。 第9実施形態における図18のXIX方向の矢視図であって、図3に相当する図である。 第9実施形態において図18のXX部分を拡大して示した部分拡大図であって、図5に相当する図である。 第10実施形態において流量検出装置を、図19と同じ向きの方向視で示した図である。 第10実施形態において図21のXXII−XXII断面を示した断面図である。 第11実施形態において、流量検出装置のうち第1および第2介装部材を除いた部分と、その第1および第2介装部材とをそれぞれ示した分解図であって、図16に相当する図である。 第11実施形態において流量検出装置を、図18と同じ向きの方向視で示した図である。 第11実施形態における図24のXXV方向の矢視図であって、図19に相当する図である。 第11実施形態において図24のXXVI部分を拡大して示した部分拡大図であって、図20に相当する図である。 第11実施形態の流量検出装置が有する第1介装部材の単体を、図25と同じ向きの方向視で示した正面図である。 第11実施形態の流量検出装置が有する第1介装部材の単体を示した側面図であって、図27のXXVIII方向の矢視図である。 第11実施形態の流量検出装置が有する第1介装部材の単体を示した下面図であって、図27のXXIX方向の矢視図である。 第11実施形態の流量検出装置が有する第1介装部材の単体を示した図であって、図27のXXX−XXX断面を示した断面図である。
以下、図面を参照しながら、各実施形態を説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本実施形態では、内燃機関を制御する内燃機関制御システムに本開示の流量検出装置10を適用した例について説明する。本実施形態の流量検出装置10は、内燃機関に吸入される吸入空気を被計測流体とし、当該被計測流体の流量や温度など種々の物理量を計測する。内燃機関制御システムは、流量検出装置10の計測結果に応じて、図示しないスロットルバルブの開度や、燃料噴射弁、点火プラグを調節して内燃機関に供給される被計測流体の流量や、燃料量、点火時期等を制御する。
図1および図2に示すように、流量検出装置10は、被計測流体が流れる吸気管2に装着される。吸気管2は、被計測流体としての空気が流れる主通路2Aを形成する円筒状の配管である。すなわち、主通路2Aは主通路延伸方向Daに延伸しており、主通路2Aの被計測流体は、その主通路延伸方向Daの一方側を上流側とし且つ主通路延伸方向Daの他方側を下流側として流れる。なお、吸気管2は、円筒状の配管に限らず、例えば、角筒状の配管で構成されていてもよい。
流量検出装置10は、流量検出装置10の筐体としてのハウジング20と、基板アセンブリ28とを備えている。その基板アセンブリ28は、回路基板30と、その回路基板30に実装された複数の実装部品とを含んで構成されている。
具体的には、基板アセンブリ28は、回路基板30と、その回路基板30に実装された流量検出素子41および温度検出素子42とを有している。その流量検出素子41は、被計測流体の流量を検出する素子であり、温度検出素子42は、被計測流体の温度を検出する素子である。なお、図2では、流量検出素子41は回路基板30の裏側に実装されているので破線で図示され、温度検出素子42は回路基板30の表側に実装されているので実線で図示されている。また、被計測流体の流量と温度は何れも被計測流体の物理量であるので、流量検出素子41と温度検出素子42とを物理量検出素子と称してもよい。
図1〜図4に示すように、流量検出装置10のハウジング20のうち少なくとも一部は、主通路2Aに配置されている。ハウジング20は、流量検出装置10を吸気管2に固定するためのフランジ部21と、フランジ部21から外部に露出して外部機器との電気的な接続を行うための外部接続部22と、フランジ部21から主通路2Aの中心に向けて突出する計測部23とを備えている。例えば、ハウジング20は樹脂製である。
フランジ部21は、吸気管2に設けられた取付穴に嵌め込まれ、これにより吸気管2に連結される。
外部接続部22は、フランジ部21の上面に設けられ、吸気管2の外側に配置されている。なお、図2の矢印FL1は、主通路2Aにおける被計測流体の流れを示している。
外部接続部22は、図示しない内燃機関制御システムの制御装置に流量検出装置10を電気的に接続するものである。外部接続部22内に収容された接続端子を介して流量検出装置10から外部に、計測結果を示す情報が出力される。また、外部接続部22内の接続端子を介して、流量検出装置10を駆動するための電力が供給される。
計測部23は、フランジ部21に対して接続された接続部分を基端部とし、そのフランジ部21から吸気管2の径方向に沿って主通路2A内に延設されている。また、計測部23は、ある程度の厚みを有する略板形状を成し、主通路2Aにおける被計測流体の流れ方向(言い換えると、主通路延伸方向Da)に沿って拡がるように形成されている。この計測部23の厚み方向は、基板アセンブリ28が有する回路基板30の厚み方向Dtと同じになっており、主通路延伸方向Daに直交する。
なお、本実施形態の説明では、その回路基板30の厚み方向Dtを基板厚み方向Dtと称する。図2〜図4では、この基板厚み方向Dtは紙面垂直方向に一致する。また、図2および図3において紙面垂直方向の手前側は基板厚み方向Dtの一方側であり、紙面垂直方向の奥側は基板厚み方向Dtの他方側である。
計測部23の内部には、被計測流体が流通する流体通路である副流路24、流量検出流路25、および温度検出流路26が形成されている。それと共に、計測部23には、基板アセンブリ28が内蔵されている。要するに、その基板アセンブリ28は、ハウジング20内に設けられている。具体的に、その計測部23は、計測部本体231と計測部カバー232とを有している。
計測部本体231は、例えばフランジ部21と一体に成形されている。そして、計測部カバー232は、基板厚み方向Dtに厚みを有する略板形状を成している。図1〜図3に示すように、計測部カバー232は、計測部本体231に対し基板厚み方向Dtの一方側から被さるように配置され、その計測部本体231に例えば溶着等によって接合されている。このように計測部カバー232が計測部本体231に接合されることにより、被計測流体が流れる流体通路24、25、26が、ハウジング20の一部を構成する計測部23の内部に形成される。それと共に、回路基板30が計測部本体231と計測部カバー232とに挟まれ、それにより、回路基板30が計測部23に固定される。
図1〜図4に示すように、その流体通路24、25、26のうちの1つである副流路24は、計測部23のうち主通路延伸方向Daの一方側に設けられた副流路入口241と、主通路延伸方向Daの他方側に設けられた副流路出口242とを連通している。その副流路入口241は主通路延伸方向Daの一方側を向いて主通路2Aに開口し、副流路出口242は主通路延伸方向Daの他方側を向いて主通路2Aに開口している。そのため、主通路2Aを矢印FL1のように順流方向に流れる被計測流体の一部は、図2の矢印FLaのように副流路入口241から副流路24に流入し、その副流路24を矢印FLbのように流れた後、副流路出口242から主通路2Aへ流出する。
流量検出流路25は、副流路24の途中に設けられる流量検出流路入口251と、計測部本体231の側面と計測部カバー232の側面とにそれぞれ設けられた合計2つの流量検出流路出口252とを連通している。そのため、副流路24を流れる被計測流体の一部は、流量検出流路入口251から流量検出流路25に流入し、その流量検出流路25を図2の矢印FLc、FLdのように流れた後、流量検出流路出口252から主通路2Aに流出する。従って、流量検出流路25には、主通路2Aを流れる被計測流体の一部が流通する。なお、流量検出流路25の流路断面積は、副流路出口242の流路断面積(言い換えれば、開口面積)より大きく形成されている。
また、副流路24は、基板厚み方向Dtの一方側から他方側へ略直線的に延びるように形成されている。これに対し、流量検出流路25は、副流路24の上側から副流路24に連結している。そのため、主通路2Aの被計測流体に混じる砂やほこりなどの汚損物質が副流路入口241から副流路24内に流入した場合、その副流路24に流入した汚損物質は、流量検出流路25よりも専ら副流路出口242へ向かって流れる。その結果、流量検出流路25への汚損物質の流入を低減することができる。
また、図2に示すように、流量検出流路25には、回路基板30の一部が配置されており、その回路基板30の一部には流量検出素子41が実装されている。要するに、流量検出流路25には流量検出素子41が配置されており、その流量検出素子41は、流量検出流路25に流れる被計測流体の流量を検出する。この流量検出素子41の形式に限定は無いが、例えば流量検出素子41は熱式流量計として構成されている。
また、図1〜図4に示すように、温度検出流路26は、計測部23のうち主通路延伸方向Daの一方側に設けられた温度検出流路入口261と、温度検出流路出口262とを連通している。その温度検出流路出口262は、計測部本体231の側面と計測部カバー232の側面とにそれぞれ形成されているので、合計2つ設けられている。その2つの温度検出流路出口262の一方は基板厚み方向Dtの一方側を向いて主通路2Aに開口し、温度検出流路出口262の他方は基板厚み方向Dtの他方側を向いて主通路2Aに開口している。これに対し、温度検出流路入口261は、主通路延伸方向Daの一方側を向いて主通路2Aに開口している。
そのため、主通路2Aを矢印FL1のように主通路延伸方向Daの一方側から他方側へ流れる被計測流体の一部は、温度検出流路入口261から温度検出流路26に流入し、その温度検出流路26を流れた後、温度検出流路出口262から主通路2Aへ流出する。従って、温度検出流路26には、主通路2Aを流れる被計測流体の一部が流通する。
また、温度検出流路26には、回路基板30の一部と、その回路基板30の一部に実装された温度検出素子42とが配置されている。その温度検出素子42は、温度検出流路26に流れる被計測流体の温度を検出する。
この温度検出流路26は、図2に示すように、副流路24と流量検出流路25とから独立した流路として形成されている。具体的に言えば、ハウジング20内において副流路24と流量検出流路25は、ハウジング20の計測部23の一部を構成する樹脂製の隔壁により、温度検出流路26から離隔されている。すなわち、ハウジング20は、温度検出流路26から副流路24と流量検出流路25とを離隔するように構成されている。
図2および図5に示すように、回路基板30は、基板厚み方向Dtに厚みを有する平板形状を成し、例えばガラスエポキシ材を基材としたガラスエポキシ基板である。回路基板30は、基板厚み方向Dtの一方側と他方側とにそれぞれ実装面を有し、その基板厚み方向Dtの一方側と他方側とのそれぞれに電気回路を構成する配線パターンが形成されている。本実施形態では、温度検出素子42は回路基板30のうち基板厚み方向Dtの一方側の実装面に実装され、流量検出素子41は回路基板30のうち基板厚み方向Dtの他方側の実装面に実装されている。
また、回路基板30の形状に着目すると、回路基板30は、ハウジング20の計測部23に固定された基板本体部301と、その基板本体部301から突出するように延びた基板突出部302とを有している。その基板本体部301には、流量検出素子41と、検出素子41、42の検出信号を処理するための電気部品とがそれぞれ実装され固定されている。
回路基板30の基板突出部302は、基板本体部301から突出部延設方向Dstに沿って延びている。その突出部延設方向Dstは直線的に進む方向であってもよいが、本実施形態では曲がって進む方向となっている。基板突出部302は、基板本体部301に連結する基端302aと、その基端302aに対し突出部延設方向Dstでの反対側に設けられた先端302bとを有している。
図5および図6に示すように、この基板突出部302には、温度検出素子42が実装され固定されている。すなわち、基板突出部302は、温度検出素子42が固定された温度検出素子固定部分302cを含んでいる。この温度検出素子固定部分302cは、基板突出部302のうちで先端302b寄りに配置されている。
また、図2に示すように、基板突出部302は、基板突出部302のうちの一部分である基端側固定部分302dを有している。この基端側固定部分302dは、基板突出部302のうち基端302aを含み基端302a側に位置している。基端側固定部分302dは、基板本体部301と共に、計測部本体231と計測部カバー232とに挟まれ、それにより計測部23に固定されている。そして、基板突出部302のうち基端側固定部分302dよりも先端302b側の部分は、その基端側固定部分302dから温度検出流路26内へ突き出ている。
図5および図6に示すように、回路基板30の基板突出部302は、先端302b側の一部分でありハウジング20によって支持される被支持部302eを有している。この被支持部302eは、突出部延設方向Dstにおいて基端側固定部分302dよりも先端302b側に位置している。本実施形態では、被支持部302eは、基板突出部302の先端302bを含んでいる。
この被支持部302eは、基板突出部302のうち所定の被支持範囲Wsp内に設けられている。その被支持範囲Wspは、突出部延設方向Dstに沿った範囲であって、温度検出素子固定部分302cの位置を含みその位置から基板突出部302の先端302bに至る範囲である。そして、被支持部302eは、基板厚み方向Dtへの温度検出素子固定部分302cの変位が抑制されるようにハウジング20の計測部23によって支持されている。
具体的に本実施形態では、その被支持部302eと計測部23との間には、ハウジング20とは別の部品として構成された介装部50が介在している。そのため、ハウジング20の計測部23は、介装部50を介して被支持部302eを支持している。この介装部50は、ハウジング20の計測部本体231と同じ材料で構成されていてもよいし、その計測部本体231とは異なる材料で構成されていてもよい。
例えば、ハウジング20に含まれる計測部本体231は、介装部50をインサート物としてインサート成形により形成されており、これにより、介装部50は、ハウジング20に固定されている。
図5および図6に示すように、介装部50は、一端部としての第1接触部501と、他端部としての第2接触部502とを有している。その第1接触部501は、ハウジング20のうち計測部23に接触すると共にその計測部23に固定されている。第2接触部502は、回路基板30の基板突出部302のうち被支持部302eに接触している。また、第1接触部501と第2接触部502は突出部延設方向Dstに並んで位置しており、第2接触部502は、第1接触部501に対し基板突出部302側に設けられている。
本実施形態では、第2接触部502には、基板厚み方向Dtに直交する方向に切り込まれた形状の嵌合溝502aが形成されている。基板突出部302の被支持部302eはその嵌合溝502aに嵌め込まれており、これにより、介装部50は、その被支持部302eの位置を基板厚み方向Dtに拘束する。
上述したように、本実施形態によれば、基板突出部302のうち図6の被支持範囲Wsp内にある被支持部302eは、基板厚み方向Dtへの温度検出素子固定部分302cの変位が抑制されるようにハウジング20によって支持されている。このことにより、回路基板30の基板突出部302は、両持ち構造またはそれに近い支持構造で支持される。そのため、流量検出装置10が振動した場合に、その振動に起因した基板突出部302の曲げ変形が、特許文献1の物理量検出装置が有する従来構造に比して抑制される。従って、その従来構造に比して、流量検出装置10の耐震性能が高まり、回路基板30の基板突出部302が振動に起因して損傷する可能性を低減することが可能である。例えば、本実施形態の流量検出装置10が搭載される車両のエンジンの振動に起因した回路基板30の損傷を防止することが可能である。
なお、温度検出素子42は質量を有するので、被支持部302eが図6の被支持範囲Wsp内にある方が、その被支持範囲Wspから外れて基端302a(図2参照)側に位置している場合よりも、基板突出部302の振動を抑える上で有効であると考えられる。
また、本実施形態によれば、図5および図6に示すように、介装部50は、ハウジング20とは別の部品として構成されている。ここで、計測部本体231を含む樹脂部品は、流量検出装置10の中では体積が比較的大きい部品であるので、その計測部本体231を含む樹脂部品の成形型も大きい金型になり、その金型の形状変更には多大な工数が必要になりやすい。これに対し、上記のように介装部50が設けられているので、回路基板30のうち被支持部302eまたはその周辺部分の形状変更があっても、その被支持部302e等の形状変更は、計測部本体231の形状に影響しない。そして、その場合、体積が小さい介装部50の形状変更で対応可能である。従って、回路基板30のうち被支持部302eまたはその周辺部分の形状変更があった場合に、それに伴って部品金型の形状変更に費やす工数を削減することが可能である。
また、本実施形態によれば、図2に示すように、ハウジング20は、温度検出流路26から副流路24と流量検出流路25とを離隔するように構成されている。従って、温度検出流路26が設けられていることに起因して流量検出流路25内の空気流れが乱れることを防止することができる。延いては、流量検出流路25内に配置された流量検出素子41の流量検出精度の向上を図ることが可能である。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明する。また、前述の実施形態と同一または均等な部分については省略または簡略化して説明する。このことは後述の実施形態の説明においても同様である。
図7および図8に示すように、本実施形態の被支持範囲Wspは第1実施形態と同様に定義される。そして、本実施形態でも第1実施形態と同様に、被支持範囲Wsp内にある被支持部302eは、基板厚み方向Dtへの温度検出素子固定部分302cの変位が抑制されるようにハウジング20によって支持されている。但し、本実施形態では、介装部50の配置および姿勢が第1実施形態と異なっている。
具体的には、介装部50は、基板厚み方向Dtと突出部延設方向Dstとに交差する方向に第1接触部501と第2接触部502とが並ぶように配置されている。
以上説明したことを除き、本実施形態は第1実施形態と同様である。そして、本実施形態では、前述の第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明する。
図9および図10に示すように、本実施形態の被支持範囲Wspは第1実施形態と同様に定義される。そして、本実施形態でも第1実施形態と同様に、被支持範囲Wsp内にある被支持部302eは、基板厚み方向Dtへの温度検出素子固定部分302cの変位が抑制されるようにハウジング20によって支持されている。但し、本実施形態では、介装部50の配置および姿勢が第1実施形態と異なっている。
具体的に本実施形態では、計測部本体231は、回路基板30の温度検出素子固定部分302cに対し基板厚み方向Dtの他方側に配置された出口分割部231aを有している。この出口分割部231aは、基板突出部302に対し基板厚み方向Dtの他方側に配置された温度検出流路出口262を2つの孔に分割するように設けられている。
また、介装部50は、基板厚み方向Dtに第1接触部501と第2接触部502とが並ぶように配置されている。そして、第2接触部502は第1接触部501に対し基板厚み方向Dtの一方側に配置され、基板突出部302のうちの被支持部302eに対し例えば接着などによって固定されている。また、第1接触部501は、ハウジング20のうち出口分割部231aに固定されている。
以上説明したことを除き、本実施形態は第1実施形態と同様である。そして、本実施形態では、前述の第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明する。
図11および図12に示すように、本実施形態では、介装部50(図5参照)は設けられておらず、回路基板30の被支持部302eはハウジング20に直接接触している。そして、その被支持部302eはハウジング20に直接固定されている。
ここで、第1実施形態と同様のことであるが、本実施形態においてハウジング20は、単一の部品として構成された単一構成部品であるハウジング本体201を有している。そして、そのハウジング本体201は、フランジ部21と外部接続部22と計測部本体231とを含んで構成されている。従って、ハウジング20は、そのハウジング本体201と計測部カバー232とから構成されている。
例えばハウジング本体201は、射出成形等により形成された樹脂製の一部品である。ハウジング本体201は、上記したように計測部本体231を含んでいるので、その計測部本体231の一部分であり基板本体部301が固定された部分231b(すなわち、基板本体固定部分231b)を含んでいる。
但し、第1実施形態とは異なり、本実施形態のハウジング本体201は、基板本体固定部分231bだけでなく、計測部本体231の一部分である基板先端支持部分231cも含んでいる。この基板先端支持部分231cは、基板突出部302の先端302bを含む被支持部302eに接触し、その被支持部302eを支持している。例えば、被支持部302eは、基板先端支持部分231cに差し込まれるようにして嵌合した状態で、その基板先端支持部分231cに固定されている。これにより、基板先端支持部分231cは、その被支持部302eの位置を基板厚み方向Dtに拘束する。
上述したように、本実施形態によれば、単一の部品として構成されたハウジング本体201は、基板本体部301が固定された基板本体固定部分231bだけでなく、基板突出部302の被支持部302eを支持する基板先端支持部分231cも含んでいる。従って、その基板先端支持部分231cを基板本体固定部分231bと同時に成形することが可能であり、流量検出装置10を製造するための製造時間の短縮を図ることが可能である。
以上説明したことを除き、本実施形態は第1実施形態と同様である。そして、本実施形態では、前述の第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明する。
図13に示すように、本実施形態では、介装部50は、第1接触部501と第2接触部502との間に括れ部503を有している。この括れ部503は、第1接触部501と第2接触部502との間で部分的に括れた形状を成している。例えば、その括れ部503は、基板厚み方向Dt(図5参照)には括れておらず、その基板厚み方向Dtに直交する方向(具体的には、主通路延伸方向Da)に括れている。
介装部50は、このような括れ部503を有しているので、第1接触部501と第2接触部502との間で介装部50の断面積が部分的に小さくなる形状を成している。その介装部50の断面積とは、詳しく言えば、第1接触部501と第2接触部502とをつなぐ軸線に対し直交する仮想平面で介装部50を切断して得られる断面積である。
上述したように介装部50は括れ部503を有しているので、例えば括れ部503の括れた形状が無い場合に比して、介装部50を介した温度検出素子42とハウジング20との間の伝熱を括れ部503で抑制することが可能である。これにより、温度検出素子42による温度検出精度の向上を図ることが可能である。
以上説明したことを除き、本実施形態は第1実施形態と同様である。そして、本実施形態では、前述の第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第1実施形態に基づいた変形例であるが、本実施形態を前述の第2実施形態または第3実施形態と組み合わせることも可能である。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明する。
本実施形態において、図5および図6に示す介装部50は、ハウジング20と比較して高い柔軟性を備えている。この点において、本実施形態は、第1実施形態と異なっている。
例えば、介装部50は、ハウジング20のうち計測部本体231に連結しているので、その計測部本体231と比較して高い柔軟性を備えている。本実施形態の介装部50は、例えばハウジング20に比して弾性係数が小さいゴム等の柔軟材料で構成されており、これにより、高い柔軟性を備えている。
本実施形態の介装部50は上記のように高い柔軟性を備えているので、流量検出装置10が温度変化した場合に回路基板30の基板突出部302とハウジング20との間に生じる歪み差を介装部50で吸収することができる。従って、ハウジング20の構成樹脂の温度変化に伴う膨張収縮に起因して回路基板30のうち温度検出素子固定部分302c付近に生じる熱応力が、例えば介装部50がハウジング20と同程度の剛性を備えている場合に比して低減される。その結果、その熱応力に起因した基板アセンブリ28の損傷を防止することが可能である。
以上説明したことを除き、本実施形態は第1実施形態と同様である。そして、本実施形態では、前述の第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第1実施形態に基づいた変形例であるが、本実施形態を前述の第2実施形態、第3実施形態、または第5実施形態と組み合わせることも可能である。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明する。
図14および図15に示すように、本実施形態では、介装部50の配置および構成などが第1実施形態と異なっている。
具体的に本実施形態では、計測部本体231に、温度検出流路26に向いて開口した止まり穴である基板差込み穴231dが形成されている。そして、その基板差込み穴231dには、基板突出部302の先端302bを含む被支持部302eが差し込まれている。
但し、その被支持部302eは、基板差込み穴231dに面し基板差込み穴231dを形成する内壁面には接触しておらず、その基板差込み穴231dの内壁面と被支持部302eとの間には、被支持部302eの全周にわたって介装部50が介在している。従って、ハウジング20の計測部本体231は、介装部50を介して被支持部302eを支持する構成になっている。
また、介装部50は、前述した第6実施形態と同様に、ハウジング20(例えば、そのハウジング20のうちの計測部本体231)と比較して高い柔軟性を備えている。
例えば本実施形態の介装部50を構成する際には、先ず、基板突出部302の被支持部302eが基板差込み穴231dに差し込まれた状態で、介装部50の材料である液状の樹脂が基板差込み穴231dに流し込まれる。そして、その流し込まれた液状の樹脂が基板差込み穴231d内で固化されることで、本実施形態の介装部50は完成する。その介装部50を構成する固化した樹脂材料は、ハウジング20に比して弾性係数が小さい材料である。
なお、介装部50の材料は完全に固化する必要はなく、例えば介装部50が基板差込み穴231dから流れ出さずに基板差込み穴231d内に保持される程度にジェル状になっているだけでもよい。
以上説明したことを除き、本実施形態は第1実施形態と同様である。そして、本実施形態では、前述の第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
また、本実施形態の介装部50は前述の第6実施形態と共通する構成も備えているので、その第6実施形態と共通の構成から奏される効果を第6実施形態と同様に得ることができる。
(第8実施形態)
次に、第8実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明する。
本実施形態において、図5および図6に示す介装部50は、ハウジング20と比較して高い断熱性を備えている。この点において、本実施形態は、第1実施形態と異なっている。
例えば、介装部50は、ハウジング20のうち計測部本体231に連結しているので、その計測部本体231と比較して高い断熱性を備えている。本実施形態の介装部50は、例えばハウジング20に比して熱伝導率が小さい樹脂等の材料で構成されており、これにより、高い断熱性を備えている。介装部50の構成材料としては、例えば発泡樹脂等を挙げることができる。
本実施形態の介装部50は上記のように高い断熱性を備えているので、例えば介装部50の断熱性が低い場合に比して、介装部50を介した温度検出素子42とハウジング20との間の伝熱を介装部50で抑制することが可能である。これにより、温度検出素子42による温度検出精度の向上を図ることが可能である。
以上説明したことを除き、本実施形態は第1実施形態と同様である。そして、本実施形態では、前述の第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第1実施形態に基づいた変形例であるが、本実施形態を前述の第2、第3、第5〜第7実施形態の何れかと組み合わせることも可能である。
(第9実施形態)
次に、第9実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明する。
図16および図17に示すように、本実施形態では、ハウジング20の計測部23は、主通路延伸方向Daの一方側から切り込まれた形状を成し基板厚み方向Dtに抜けた溝状のハウジング溝部233を有している。このハウジング溝部233内には、回路基板30の基板突出部302が突き出ており、温度検出素子42が配置されている。
そして、図18〜図20に示すように、流量検出装置10は、一対を成す第1介装部材51と第2介装部材52とを備えている。その第1介装部材51と第2介装部材52はハウジング溝部233に嵌め込まれ、そのハウジング溝部233にてハウジング20の計測部23に固定されている。
この第1介装部材51と第2介装部材52は、ハウジング溝部233に嵌め込まれた状態で一体になることで、基板突出部302の被支持部302eを支持する介装部50を構成している。従って、本実施形態の介装部50も、ハウジング20とは別の部品として構成されている。
第1介装部材51は基板突出部302に対し基板厚み方向Dtの一方側に設けられ、第2介装部材52は基板突出部302に対し基板厚み方向Dtの他方側に設けられている。
例えば図16に示すように、第1介装部材51は、ハウジング溝部233に対し基板厚み方向Dtの一方側から矢印A1で示すようにハウジング溝部233に嵌め込まれ、ハウジング溝部233に固定される。そして、第2介装部材52は、ハウジング溝部233に対し基板厚み方向Dtの他方側から矢印A2で示すようにハウジング溝部233に嵌め込まれ、ハウジング溝部233に固定される。その第1および第2介装部材51、52とハウジング溝部233との間の相互の固定は、例えば接着、スナップフィット、または溶着などにより実現される。
また、図18〜図20に示すように、本実施形態では、第1および第2介装部材51、52から構成された介装部50に、温度検出流路26と温度検出流路入口261と2つの温度検出流路出口262とが形成されている。具体的に、温度検出流路26は介装部50の内側に形成され、その温度検出流路26には温度検出素子42が配置されている。また、2つの温度検出流路出口262の一方は第1介装部材51に形成され、他方は第2介装部材52に形成されている。また、第1介装部材51と第2介装部材52とにはそれぞれ、基板厚み方向Dtに対向した入口溝51a、52aが形成されており、その一対の入口溝51a、52aは互いに対向して連結することで、1つの孔としての温度検出流路入口261を形成している。
そして、本実施形態の第1および第2介装部材51、52とハウジング20とを合わせた外形形状は、第1実施形態のハウジング20の外形形状と同じになっている。
第1介装部材51は、ハウジング溝部233に接触する第1ハウジング側接触部511を、第1介装部材51の周縁に有している。そして、第2介装部材52は、ハウジング溝部233に接触する第2ハウジング側接触部521を、第2介装部材52の周縁に有している。この第1および第2ハウジング側接触部511、521は、ハウジング20に接触する第1接触部501(図5参照)に対応する。
また、第1介装部材51は、温度検出流路26内へ突き出た突起状の第1基板側接触部512を有している。そして、第2介装部材52は、温度検出流路26内へ突き出た突起状の第2基板側接触部522を有している。第1基板側接触部512は、第2基板側接触部522に対し基板突出部302の被支持部302eを挟んで基板厚み方向Dtに並んで配置されている。そして、第1基板側接触部512と第2基板側接触部522はそれぞれ被支持部302eに接触している。従って、この第1および第2基板側接触部512、522は、被支持部302eに接触する第2接触部502(図5参照)に対応する。
以上説明したことを除き、本実施形態は第1実施形態と同様である。そして、本実施形態では、前述の第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第1実施形態に基づいた変形例であるが、本実施形態を前述の第6実施形態または第8実施形態と組み合わせることも可能である。
(第10実施形態)
次に、第10実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第9実施形態と異なる点を主として説明する。
図21および図22に示すように、本実施形態では、介装部50が基板突出部302の被支持部302eを支持する形態が第9実施形態と異なっている。
具体的に、本実施形態の第1介装部材51は第1基板側接触部512(図20参照)を備えていない。従って、基板突出部302の被支持部302eは、第1介装部材51には支持されず、第2介装部材52によって支持されている。本実施形態では、第2基板側接触部522が、被支持部302eに接触する第2接触部502(図5参照)に対応する。
本実施形態の第2介装部材52は、回路基板30の被支持部302eに対し基板厚み方向Dtの他方側に配置された出口分割部523を有している。この出口分割部523は、基板突出部302に対し基板厚み方向Dtの他方側に配置された温度検出流路出口262を2つの孔に分割するように設けられている。
また、第2介装部材52が有する第2基板側接触部522は、出口分割部523から基板厚み方向Dtの一方側へ突き出た突起形状を成し、先端側ほど細くなるテーパ状になっている。すなわち、第2基板側接触部522は、その先端部分にテーパ面522aを有している。
このテーパ面522aは、言い換えると、基板厚み方向Dtに対して傾いた傾斜面である。詳細には、このテーパ面522aは、基板厚み方向Dtに対して傾き且つ基板厚み方向Dtよりは基板厚み方向Dtに直交する方向に近い方向へ向いた傾斜面になっている。要するに、このテーパ面522aは、基板厚み方向Dtに対して傾いているが基板厚み方向Dtに略直交する方向へ向いた傾斜面になっている。
また、基板突出部302の被支持部302eは、基板厚み方向Dtに貫通した貫通孔として形成されており、その貫通孔としての被支持部302eには、第2介装部材52のテーパ部分が基板厚み方向Dtの他方側から差し込まれ嵌合している。そして、第2基板側接触部522のテーパ面522aは被支持部302eの内面に接触している。
このように、第2基板側接触部522を含む介装部50は、その第2基板側接触部522のテーパ面522aを基板突出部302の被支持部302eに接触させることで、その被支持部302eを支持している。従って、回路基板30または第2介装部材52の寸法がばらついても、第2基板側接触部522のテーパ面522aを基板突出部302の被支持部302eに確実に接触させることが可能である。そして、その回路基板30または第2介装部材52の寸法バラツキに起因して回路基板30または第2介装部材52などに大きな応力が生じることを抑制することが可能である。
以上説明したことを除き、本実施形態は第9実施形態と同様である。そして、本実施形態では、前述の第9実施形態と共通の構成から奏される効果を第9実施形態と同様に得ることができる。
(第11実施形態)
次に、第11実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第9実施形態と異なる点を主として説明する。
図23〜図26に示すように、本実施形態でも第9実施形態と同様に、ハウジング20の計測部23はハウジング溝部233を有している。また、流量検出装置10は第1介装部材51と第2介装部材52とを備え、第1介装部材51は、ハウジング溝部233に対し基板厚み方向Dtの一方側から矢印A1で示すようにハウジング溝部233に嵌め込まれ、ハウジング溝部233に固定される。そして、第2介装部材52は、ハウジング溝部233に対し基板厚み方向Dtの他方側から矢印A2で示すようにハウジング溝部233に嵌め込まれ、ハウジング溝部233に固定される。
また、第9実施形態と同様に、第1および第2介装部材51、52が一体となったものには温度検出流路26と温度検出流路入口261と温度検出流路出口262とが形成され、温度検出流路26には温度検出素子42が配置されている。
但し、本実施形態では、第1および第2介装部材51、52が基板突出部302を支持する構成が第1実施形態と異なっている。なお、本実施形態の第1介装部材51と第2介装部材52は、ハウジング20に固定されて付属する付属部材に該当する。また、図23のXVIIa方向の矢視図は図17である。
具体的に、本実施形態の第1介装部材51は、図27〜図30に示すように構成されている。すなわち、第1介装部材51には、温度検出流路入口261の一部を成す入口溝51aが形成される共に、基板突出部302(図26参照)に沿った方向に並んだ複数(具体的には2つ)の温度検出流路出口262が形成されている。そして、第1介装部材51は、その複数の温度検出流路出口262の間を仕切る仕切部514を有している。その仕切部514は、基板厚み方向Dtの他方側(すなわち、図26において基板突出部302側)へ突き出た突起状の基板当接部514aを有している。
本実施形態の第2介装部材52は、第1介装部材51を基板厚み方向Dtに反転させた形状、要するに第1介装部材51と対称の形状を成している。従って、第1介装部材51と同様であるが、図26に示すように、第2介装部材52は、複数の温度検出流路出口262の間を仕切る仕切部524を有している。そして、その仕切部524は、基板厚み方向Dtの一方側(すなわち、図26において基板突出部302側)へ突き出た突起状の基板当接部524aを有している。なお、上記したように第2介装部材52の形状は第1介装部材51と対称の形状であるので、図27〜図30に相当し第2介装部材52の単体を示す図は省略されている。
このように第1および第2介装部材51、52はそれぞれ基板当接部514a、524aを有しているので、第1および第2介装部材51、52がハウジング20に組み付けられる際には次のようになる。すなわち、図23の矢印A1、A2で示すように第1および第2介装部材51、52がハウジング溝部233に嵌め込まれると同時に、基板当接部514a、524aは、互いの間に基板突出部302を挟むようにしてそれぞれ基板突出部302に当接する。その結果、図26に示すように、第1介装部材51の基板当接部514aを含む仕切部514と、第2介装部材52の基板当接部524aを含む仕切部524は、基板厚み方向Dtに基板突出部302を拘束する。すなわち、それらの仕切部514、524は、基板厚み方向Dtへの温度検出素子固定部分302cの変位を抑制するように基板突出部302を支持している。
このように構成されているので、流量検出装置10が振動した場合に、その振動に起因した基板突出部302の曲げ変形が、第1および第2介装部材51、52による基板突出部302の支持によって抑制される。従って、第1実施形態と同様に、特許文献1の物理量検出装置が有する従来構造に比して、回路基板30の基板突出部302が振動に起因して損傷する可能性を低減することが可能である。
なお、本実施形態において基板突出部302のうち基板当接部514a、524aが当接している部位は、温度検出素子固定部分302cよりも基端302a(図2参照)側に位置している。そのため、その基板当接部514a、524aが当接している部位は、温度検出素子固定部分302c周りではあるが、図6に示された被支持範囲Wspから外れている。
また、本実施形態によれば、図26および図27に示すように、第1介装部材51の仕切部514は、2つの温度検出流路出口262の間を仕切っている。そのため、その2つの温度検出流路出口262が例えば一続きとなって単一の孔を形成している場合と比較して、温度検出流路出口262の開口面積を同程度に確保しつつ第1介装部材51の強度を高めることが可能である。このことは、第2介装部材52についても同様である。
以上説明したことを除き、本実施形態は第9実施形態と同様である。そして、本実施形態では、前述の第9実施形態と共通の構成から奏される効果を第9実施形態と同様に得ることができる。
(他の実施形態)
(1)上述の第1実施形態では図5に示すように、介装部50は、ハウジング20とは別の部品として構成されたものであるが、これは一例である。例えば、その介装部50は、ハウジング20が有する計測部本体231と同じ部品として構成されていることも考え得る。
(2)上述の第3実施形態において、図9に示す介装部50の第2接触部502は、基板突出部302のうちの被支持部302eに対し例えば接着などによって固定されているが、これは一例である。例えば、その第2接触部502は、被支持部302eに固定されず、被支持部302eに突き当てられた状態で当接しているだけであっても差し支えない。そのようにしても、介装部50は、温度検出素子固定部分302cが基板厚み方向Dtの他方側へ変位することを抑制するように被支持部302eを支持できるからである。
(3)上述の第5実施形態では図13に示すように、介装部50が有する括れ部503は、基板厚み方向Dt(図5参照)には括れておらず、主通路延伸方向Daに括れているが、これは一例である。例えば、その括れ部503は、基板厚み方向Dtに括れていてもよいし、或いは、主通路延伸方向Daと基板厚み方向Dtとの両方に括れていてもよい。
(4)上述の第6実施形態において、図5および図6に示す介装部50は、例えばゴム等の柔軟材料で構成されているが、これは一例である。例えば、その介装部50は、柔軟性が高い発泡樹脂で構成されていても差し支えない。
(5)上述の第1実施形態では図6に示すように、基板突出部302の被支持部302eの全体が被支持範囲Wsp内に設けられているが、これは一例である。例えば、その被支持部302eの全体ではなく一部分が被支持範囲Wsp内に設けられていてもよい。その被支持部302eが被支持範囲Wsp内にあることに変わりないからである。
(6)上述の各実施形態では例えば図1および図2に示すように、回路基板30の基板本体部301は、計測部本体231と計測部カバー232とに挟まれることで計測部23に固定されるが、これは一例である。例えば、計測部本体231が回路基板30をインサート物としてインサート成形により形成され、それにより、回路基板30の基板本体部301は計測部23に固定されても差し支えない。
(7)上述の第11実施形態では図26に示すように、第1介装部材51は、基板突出部302に当接しその基板突出部302に対し基板厚み方向Dtの一方側に配置された基板当接部514aを有している。それと共に、第2介装部材52は、基板突出部302に当接しその基板突出部302に対し基板厚み方向Dtの他方側に配置された基板当接部524aを有している。しかしながら、これは一例であり、例えば、その2つの基板当接部514a、524aのうちの一方は設けられていないことも考え得る。そのようにしても、回路基板30の温度検出素子固定部分302cが基板厚み方向Dtの一方側と他方側との何れかへ変位することは抑制されるからである。
(8)上述の第1実施形態では図1および図2に示すように、基板アセンブリ28の全体がハウジング20内に設けられているが、これは一例である。例えば、基板アセンブリ28は、ハウジング20内に設けられていると言えれば、ハウジング20から部分的にはみ出していても差し支えない。
(9)上述の各実施形態では、ハウジング20に形成された副流路24、流量検出流路25、および温度検出流路26はそれぞれ図1および図2に示された形状を成しているが、これは一例である。それらの流路24、25、26の形状は種々想定される。
(10)上述の各実施形態では図2に示すように、流量検出装置10は、流量検出素子41と温度検出素子42とを備えているが、それら以外に、例えば被計測流体の圧力など他の物理量を検出する素子を備えていても差し支えない。
(11)上述の各実施形態では図1および図2に示すように、流量検出装置10を内燃機関制御システムに適用した例について説明したが、流量検出装置10の適用対象は内燃機関制御システム以外の様々なシステムに適用可能である。
(12)なお、本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
10 流量検出装置
20 ハウジング
28 基板アセンブリ
30 回路基板
41 流量検出素子
42 温度検出素子
301 基板本体部
302 基板突出部
302b 基板突出部の先端
302c 温度検出素子固定部分

Claims (9)

  1. 被計測流体の流量を検出する流量検出装置であって、
    ハウジング(20)と、
    前記被計測流体の流量を検出する流量検出素子(41)と前記被計測流体の温度を検出する温度検出素子(42)と前記流量検出素子および前記温度検出素子が実装された回路基板(30)とを有し、前記ハウジング内に設けられた基板アセンブリ(28)とを備え、
    前記回路基板は、前記ハウジングに固定された基板本体部(301)と、前記温度検出素子が固定された温度検出素子固定部分(302c)を含み前記基板本体部から突出するように延びた基板突出部(302)とを有し、
    前記基板突出部のうち、前記基板突出部が延びる延設方向(Dst)に沿った範囲であって前記温度検出素子固定部分の位置を含み該位置から前記基板突出部の先端(302b)に至る被支持範囲(Wsp)内にある被支持部(302e)は、前記回路基板の厚み方向(Dt)への前記温度検出素子固定部分の変位が抑制されるように前記ハウジングによって支持されている、流量検出装置。
  2. 前記ハウジングに接触する第1接触部(501)と前記被支持部に接触する第2接触部(502)とを有する介装部(50)を備え、
    前記ハウジングは、前記介装部を介して前記被支持部を支持し、
    前記介装部は、前記第1接触部と前記第2接触部との間で前記介装部の断面積が部分的に小さくなる形状を成している、請求項1に記載の流量検出装置。
  3. 前記ハウジングと前記被支持部とのそれぞれに接触する介装部(50)を備え、
    前記ハウジングは、前記介装部を介して前記被支持部を支持し、
    前記介装部は、前記ハウジングと比較して高い柔軟性を備えている、請求項1に記載の流量検出装置。
  4. 前記ハウジングと前記被支持部とのそれぞれに接触する介装部(50)を備え、
    前記ハウジングは、前記介装部を介して前記被支持部を支持し、
    前記介装部は、前記ハウジングと比較して高い断熱性を備えている、請求項1に記載の流量検出装置。
  5. 前記ハウジングと前記被支持部とのそれぞれに接触する介装部(50)を備え、
    前記ハウジングは、前記介装部を介して前記被支持部を支持し、
    前記介装部は、前記厚み方向に対して傾いた傾斜面(522a)を有し、該傾斜面を前記被支持部に接触させることで該被支持部を支持する、請求項1に記載の流量検出装置。
  6. 前記介装部は、前記ハウジングとは別の部品として構成されている、請求項2ないし5のいずれか1つに記載の流量検出装置。
  7. 前記ハウジングは、前記基板本体部が固定された部分(231b)を含み単一の部品として構成された単一構成部品(201)を有し、
    該単一構成部品は、前記被支持部に接触し該被支持部を支持する部分(231c)も含んでいる、請求項1に記載の流量検出装置。
  8. 前記被計測流体が流通し前記流量検出素子が配置された流量検出流路(25)と、前記被計測流体が流通し前記温度検出素子が配置された温度検出流路(26)とが設けられ、
    前記ハウジングは、前記温度検出流路から前記流量検出流路を離隔するように構成されている、請求項1ないし7のいずれか1つに記載の流量検出装置。
  9. 被計測流体の流量を検出する流量検出装置であって、
    ハウジング(20)と、
    前記被計測流体の流量を検出する流量検出素子(41)と前記被計測流体の温度を検出する温度検出素子(42)と前記流量検出素子および前記温度検出素子が実装された回路基板(30)とを有し、前記ハウジング内に設けられた基板アセンブリ(28)と、
    前記ハウジングに固定された付属部材(51、52)とを備え、
    前記回路基板は、前記ハウジングに固定された基板本体部(301)と、前記温度検出素子が固定された温度検出素子固定部分(302c)を含み前記基板本体部から突出するように延びた基板突出部(302)とを有し、
    前記被計測流体が流通し前記温度検出素子が配置された温度検出流路(26)が設けられ、
    前記付属部材には、前記温度検出流路の出口(252)が複数形成され、
    前記付属部材は、複数の前記出口の間を仕切る仕切部(514、524)を有し、
    該仕切部は、前記回路基板の厚み方向(Dt)への前記温度検出素子固定部分の変位を抑制するように前記基板突出部を支持する、流量検出装置。
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