JP5271852B2 - 電子部品付きパッケージ - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、電子部品を通電させるリードフレームが内側に固定される樹脂からなるボディに、カバーが取り付けられてパッケージングされる電子部品付きパッケージにおいて、前記リードフレーム及び前記電子部品間には、前記電子部品を前記ボディに対して離間させる一対の緩和部を設け、前記一対の緩和部はそれぞれ導電材により曲げ弾性変形可能に形成されるとともに、前記電子部品に向かって斜めに形成され、前記一対の緩和部における前記ボディの反対側の端部には、それぞれ前記ボディの内底面に平行をなす設置部が形成され、前記一対の緩和部における設置部の間に前記電子部品が設置されることをその要旨としている。
また、設置部に電子部品が設置されることで、リードフレームから緩和部を介しつつ電子部品をより安定的に保持することができる。
図1に示すように、電流センサ1は、導電金属材料からなるリードフレーム8に設けられる各種の電子部品10a〜10cが樹脂製のパッケージ(筐体)に収納されてなる。ここで、パッケージはカバー5及びボディ6からなる。
まず、カバー5を射出成形により成形する。また、ボディ6を、予め薄板状に成形されるリードフレーム8をインサートした状態で射出成形する。これにより、図4に示すように、ボディ6の内面にリードフレーム8が固定された状態となる。このとき、リードフレーム8はボディ6の内面と同一面を形成し、貫通孔7の中央付近において両通電ライン9の端部が対向している。
熱応力とは剛体の温度変化に伴い、その剛体の内部に生じる応力である。剛体ではなく、変形が可能な材質の場合には、温度上昇に伴い発生する熱応力により物体の長さが伸びる熱膨張という現象がみられる。単位長さあたりの熱膨張による伸び量(熱ひずみ)は材質毎に異なる値をとる熱膨張率により決まる。ここで、樹脂材の熱膨張率は金属等に比べて大きい。このため、ボディ6は、リードフレーム8等に比べて温度の上昇により熱膨張し易い。
(1)外気温の変化(正確には、温度上昇)により樹脂であるボディ6は熱膨張する。ここで、樹脂材の熱膨張率は金属等に比べて高いため、ボディ6の熱膨張による熱ひずみは大きい。ボディ6の熱膨張により同ボディ6に固定されるリードフレーム8には外力が加わる。この外力に対してリードフレーム8の電子部品10a側に形成される緩和部11が弾性変形することで、同外力が電子部品10aに伝わることが抑制される。これにより、電子部品10aの不具合の発生が抑制され、ひいては電子部品10aの動作の信頼性が高められる。また、上記構成によれば、プリント基板が省略できるため、電流センサ1の小型化を同時に実現できる。
(4)熱膨張等による伸び量は物体の長さに比例する。よって、ボディ6に貫通孔7が形成されていることにより、ボディ6の左右方向の長さを短縮することができ、ひいては熱膨張及び熱圧縮を抑制できる。これにより、電子部品10aに加わる外力をさらに抑制できる。
・上記実施形態においては、電子部品10aをレーザー溶接で両設置部12の上面に固定していた。しかし、両設置部12に固定可能であれば、レーザー溶接に限らず、はんだ付け、接着材等で固定してもよい。
(イ)請求項2に記載の電子部品付きパッケージにおいて、前記リードフレームの前記緩和部は前記リードフレームの他の部位よりも薄く形成された電子部品付きパッケージ。
同構成において、電子部品付きパッケージは、ホールIC等の磁気センサ、増幅回路及びノイズフィルタ等の電子部品を備える電流センサである。
Claims (2)
- 電子部品を通電させるリードフレームが内側に固定される樹脂からなるボディに、カバーが取り付けられてパッケージングされる電子部品付きパッケージにおいて、
前記リードフレーム及び前記電子部品間には、前記電子部品を前記ボディに対して離間させる一対の緩和部を設け、
前記一対の緩和部はそれぞれ導電材により曲げ弾性変形可能に形成されるとともに、前記電子部品に向かって斜めに形成され、
前記一対の緩和部における前記ボディの反対側の端部には、それぞれ前記ボディの内底面に平行をなす設置部が形成され、
前記一対の緩和部における設置部の間に前記電子部品が設置される電子部品付きパッケージ。 - 請求項1に記載の電子部品付きパッケージにおいて、
前記緩和部は前記リードフレームの一部をボディの内底面と反対側に曲げ加工することで形成される電子部品付きパッケージ。
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