JP6792109B2 - 音声警報付き台車 - Google Patents
音声警報付き台車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6792109B2 JP6792109B2 JP2018225172A JP2018225172A JP6792109B2 JP 6792109 B2 JP6792109 B2 JP 6792109B2 JP 2018225172 A JP2018225172 A JP 2018225172A JP 2018225172 A JP2018225172 A JP 2018225172A JP 6792109 B2 JP6792109 B2 JP 6792109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- handle
- switch
- warning sound
- operation lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 8
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 19
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 9
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 3
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 2
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 210000004247 hand Anatomy 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Handcart (AREA)
Description
また、従来の台車では、台車を走行・操舵していない状態でも警告音を発する可能性があり、騒音が生じる事態が生じていた。例えば、特許文献2の台車では、リモコン・スイッチを押下するだけで警告音を発し、特許文献3の台車では、周囲に人が近付くだけで警告音を発するという事態が生じ得る。このため、従来の台車では、トラックなどで台車を運搬する時においても(ハンドルが折り畳まれている状態でも)、誤って警告音がなったりしていた。例えば、折り畳んだ収納状態においても、人が誤って接触したり、地震などで物が落下したりして、警告音発生装置のスイッチに接触すると誤って警告音が鳴って、いつまでも鳴り続けて周囲を驚かせるような事態を生じさせることがあった。また、手押し台車は、断面でL字形状を呈するにすぎず、荷台に最大積載量を確保しつつ警告音発生装置を搭載するとなると、設置スペースとの関係で問題もあった。以上のように、従来の台車は、上記課題を解決して確実に作動する警告音発生装置を、どのように設けるべきか検討する余地があった。
そこで本発明は、荷物を積載する荷台と、移動用のキャスターと、前記キャスターをブレーキロックするブレーキ手段と、台車を手で走行・操舵するためのハンドルと、周囲に警告音を発する音声出力手段を備え、前記ハンドルは荷台に対して折り畳みが可能なものであり、前記ハンドルを折り畳んだ際には、前記ブレーキ手段のブレーキロックが解除されず、前記音声出力手段が警告音を発しないが、前記ハンドルを立設させて台車の走行・操舵ができる状態にすると、前記ブレーキロックが解除されて、前記音声出力手段が警告音を発するか又は警告音を発する状態になることを特徴とする。
ここで、「前記ハンドルとともに把持することにより前記音声出力手段の音声出力をするか又は音声出力可能な状態とする」とは、例えば、前記ハンドル動作と同時に前記音声出力手段から警告音を発するものでも良い。また、手でスイッチ兼用操作レバーを操作すると、無線で音声出力手段に音声出力指示をする(警告音が発生する)ものでもよい。また、前記ハンドルを操作しながら、手の親指で音声出力手段のスイッチを押すことで音声出力手段の警告音が鳴るようにしても良い。なお、「警告音」は、台車の周囲の人々に注意を促すことが可能な音である。例えば、録音された人の声、機械的な人工音声および/またはメロディなどである。
また「スイッチ兼用操作レバー」の「スイッチ」とは音声出力手段に対して音声出力指示をするスイッチか、又は音声出力ができる状態(音声出力準備状態)となるように指示をするスイッチのことである。
本発明によれば、周囲に警告音を発する音声出力手段の音声出力をするか又は音声出力可能な状態とする指示を、走行中の必要な時にできる。したがって警告をする必要があるときに限り警告音を発生させることができる。また、台車を手で走行・操舵するハンドル操作とともに音声出力手段の警告音を発生させることができる状態になるので、安全な台車の走行・操舵が可能である。
また、本発明は、荷荷物を積載する荷台と、移動用のキャスターと、前記キャスターをブレーキロックするブレーキ手段と、台車を手で走行・操舵するためのハンドルと、周囲に警告音を発する音声出力手段を備え、前記ブレーキ手段は、スイッチ兼用操作レバーを更に備え、前記スイッチ兼用操作レバーは、前記ブレーキロックを解除するためのものであり、かつ前記音声出力手段の音声出力をするか又は音声出力可能な状態とするものであり、前記スイッチ兼用操作レバーを把持する動作により、前記ブレーキロックが解除されて、前記音声出力手段が警告音を発するか又は警告音を発することができる状態になることを特徴とする。
本発明によれば、台車が周囲に衝突する可能性がある状態(ブレーキロックが解除されている場合や、走行中等)では警告音を発することが可能であり、ブレーキがロックされた状態では警告音はならないので、走行中に誤って警告音を発生させて周囲に迷惑をかけるようなことはなくなる。
本発明によれば、台車が周囲に衝突する可能性がある状態(ブレーキロックが解除されている場合や、走行中等)では警告音を発することが可能であるが、台車が周囲に衝突する可能性の低い状態(ブレーキロックがされている場合や、停止中等)では警告音を発することがなく、不要な警告音を回避することが可能となる。
本発明としては、前記ブレーキ手段は、ブレーキロックの解除に伴って変位する部材であり、かつ、前記ブレーキ手段は、前記荷台の下方において、前記連携動作部材から延設された下部平行部材を備え、前記ブレーキロックに伴って変位しかつ折り畳んだ際には変位しない部材が、前記連携動作部材か、前記下部平行部材かの、少なくともいずれか一つであることを特徴とする。
本発明において「変位」とは、位置が変わることを指す。本発明の一実施例において、「ブレーキロックの解除に伴って変位する部材」とは、ブレーキ手段を構成する部材である、スイッチ兼用操作レバーと、Y字部材と、鉛直ロッドと、連携動作部材と、下部平行部材である。このうち本発明の一実施例において、「ハンドルを折り畳んだ際には変位しない部材」は、連携動作部材と、下部平行部材である。本発明において「近傍」とは、ブレーキ検知手段が該部材(例えば連携動作部材、下部平行部材)の変位を検知可能な範囲を指す。
本発明によれば、このような位置にブレーキ検知手段が配されることで、ハンドルを折り畳んだ際にブレーキロックが解除されず、音声出力手段が警告音を発することがない。
本発明によれば、音声警報付き台車を走行させたい場合にはブレーキロックの解除を可能とし、ハンドルを折り畳んだ場合(音声警報付き台車を走行させない場合)、ハンドルとスイッチ兼用操作レバーとが当接してブレーキロックの解除を不可とするので、安全性が向上する。
図1は、本発明の実施形態に係る音声警報付き台車100を示す右側面図であり、折り畳んだ状態の、ハンドル2及びブレーキ手段4を点線で示している。図2は、本実施形態に係る音声警報付き台車100を示す背面模式図である。
本発明の実施形態に係る音声警報付き台車100の使用方法に関して以下説明を行う。
また本実施例では、ブレーキ検知手段53は出力部51に対して、音声出力指示を行うが、出力部51に対して音声出力が可能な状態とする音声出力準備指示を行うものであってもよく、音声出力指示そのものは別のスイッチ(不図示)が担っても良い。
本発明の実施の形態にかかる台車は、第1の実施の形態で示した音声警報付き台車100の音声出力手段5を、光出力手段5Aに置き換えて使用した光出力機能付台車100Aである。これにより本実施の形態の台車は警告音の代わりに警告光を発する。第2の実施の形態の音声出力手段5は、光出力手段5Aに置き換えれる他、第1の実施の形態の装置構成および使用方法と同様である(不図示)。第1の実施の形態と同様の点は省略する。
1 荷台、
2 ハンドル、
3 キャスター、
3A 後車輪、
3A1 ロック用係合部、
4 ブレーキ手段、
41 スイッチ兼用操作レバー、
42 Y字部材、
43 鉛直ロッド、
44 連携動作部材、
45 下部平行部材、
452 ロック用ロッド、
4521 爪部(ロック用係合部3A1と噛み合う爪部)、
4522 付勢バネ、
a5 付勢バネの付勢方向、
5 音声出力手段、
5A 光出力手段、
51 警告音を発する出力部、
52 バッテリー、
53 ブレーキ検知手段、
54 ケーブル
Claims (5)
- 荷物を積載する荷台と、移動用のキャスターと、前記キャスターをブレーキロックするブレーキ手段と、台車を手で走行・操舵するためのハンドルと、周囲に警告音を発する音声出力手段と、前記ハンドルとともに把持することにより前記音声出力手段の音声出力をするか又は音声出力可能な状態とするスイッチ兼用操作レバーを備え、前記ハンドルは荷台に対して折り畳みが可能なものであり、前記ハンドルを折り畳んだ際には、前記ブレーキ手段のブレーキロックが解除されず、前記音声出力手段が警告音を発しないが、前記ハンドルを立設させて台車の走行・操舵ができる状態にしてから前記スイッチ兼用操作レバーを握ると、前記ブレーキロックが解除されて、前記音声出力手段が警告音を発するか又は警告音を発することができる状態になることを特徴とする音声警報付き台車。
- 荷物を積載する荷台と、移動用のキャスターと、前記キャスターをブレーキロックするブレーキ手段と、台車を手で走行・操舵するためのハンドルと、周囲に警告音を発する音声出力手段を備え、前記ブレーキ手段は、スイッチ兼用操作レバーを更に備え、前記スイッチ兼用操作レバーは、前記ブレーキロックを解除するためのものであり、かつ前記音声出力手段の音声出力をするか又は音声出力可能な状態とするものであり、前記スイッチ兼用操作レバーを把持する動作により、前記ブレーキロックが解除されて、前記音声出力手段が警告音を発するか又は警告音を発することができる状態になることを特徴とする音声警報付き台車。
- 前記音声出力手段は、警告音を発する出力部と、前記ブレーキロックの解除を検知して前記出力部に警告音を発するよう指示するブレーキ検知手段を更に備え、
前記ブレーキ検知手段は、ブレーキロックの解除に伴って変位する部材であって、かつ、前記ハンドルを折り畳んだ際には変位しない部材の近傍に配されることで、前記ハンドルを折り畳んだ際には、前記ブレーキロックが解除されず、前記音声出力手段は警告音を発しないことを特徴とする請求項1又は2記載の音声警報付き台車。 - 前記ブレーキ手段は、ブレーキロックの解除に伴って変位する部材であり、かつ、前記ブレーキ手段は、前記荷台の下方において、連携動作部材から延設された下部平行部材を備え、前記ブレーキロックに伴って変位しかつ折り畳んだ際には変位しない部材が、前記連携動作部材か、前記下部平行部材かの少なくともいずれか一つであることを特徴とする請求項3記載の音声警報付き台車。
- 前記ブレーキ手段は、前記スイッチ兼用操作レバーの動作を伝える連携動作部材を備え、前記スイッチ兼用操作レバーと、前記連携動作部材の上端の間の距離を調節する調節機構を更に有し、前記ハンドルを折り畳んだ状態で、前記ハンドルと前記スイッチ兼用操作レバーとが当接してブレーキロックの解除を不可とすることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の音声警報付き台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018225172A JP6792109B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 音声警報付き台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018225172A JP6792109B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 音声警報付き台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020083256A JP2020083256A (ja) | 2020-06-04 |
JP6792109B2 true JP6792109B2 (ja) | 2020-11-25 |
Family
ID=70905996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018225172A Active JP6792109B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 音声警報付き台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6792109B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7332547B2 (ja) * | 2020-07-28 | 2023-08-23 | 株式会社サカエ | 手押し運搬車の制動装置 |
-
2018
- 2018-11-30 JP JP2018225172A patent/JP6792109B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020083256A (ja) | 2020-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5045598B2 (ja) | 搬送車及び連結機構 | |
US8523224B2 (en) | Restraint system for walkie/rider pallet truck | |
JP2008229329A (ja) | 車いす運搬用車両 | |
JP2006290319A (ja) | 電動アシスト手押し台車 | |
JP6792109B2 (ja) | 音声警報付き台車 | |
JP5932673B2 (ja) | 台車の制動構造 | |
JP2008013154A (ja) | ショルダーベルト牽引型台車 | |
JP6155066B2 (ja) | 台車の駆動アシストユニット | |
JP2009161162A (ja) | 移動台車 | |
KR200484628Y1 (ko) | 수동 이동수단을 자전거로 운행하기 위한 결합구조 | |
JP3189269U (ja) | 柵付き台車 | |
EP4034449B1 (en) | Foldable platform truck with a brake controllable by a swivable u-shaped handle | |
JP2011084104A (ja) | 動力付移動装置 | |
JP2975294B2 (ja) | 手押し車 | |
JP3472757B2 (ja) | 搬送台車 | |
JP2007182127A (ja) | 電動搬送車の走行制御装置 | |
JP2005178505A (ja) | かご台車用補助車両 | |
JP2002143228A (ja) | 電動三輪車 | |
JP2019014323A (ja) | 電動式軌道台車 | |
US20220289543A1 (en) | Operation panel for aerial work vehicles | |
JP4934212B2 (ja) | 手押し台車のロック装置 | |
JP2004224177A (ja) | 荷物搬送用台車 | |
JPH0671362U (ja) | ボンベ運搬機 | |
JP2005178506A (ja) | 台車用補助車両 | |
JPH01301459A (ja) | 車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191129 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20191129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191211 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20191223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200409 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200728 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200819 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200901 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200930 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6792109 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |