JP6792109B2 - 音声警報付き台車 - Google Patents

音声警報付き台車 Download PDF

Info

Publication number
JP6792109B2
JP6792109B2 JP2018225172A JP2018225172A JP6792109B2 JP 6792109 B2 JP6792109 B2 JP 6792109B2 JP 2018225172 A JP2018225172 A JP 2018225172A JP 2018225172 A JP2018225172 A JP 2018225172A JP 6792109 B2 JP6792109 B2 JP 6792109B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
handle
switch
warning sound
operation lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018225172A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020083256A (ja
Inventor
中村 裕
裕 中村
晋平 西川
晋平 西川
西田 直樹
直樹 西田
Original Assignee
株式会社ジェイアールサービスネット金沢
株式会社西川電機工業所
有限会社西田鉄工
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ジェイアールサービスネット金沢, 株式会社西川電機工業所, 有限会社西田鉄工 filed Critical 株式会社ジェイアールサービスネット金沢
Priority to JP2018225172A priority Critical patent/JP6792109B2/ja
Publication of JP2020083256A publication Critical patent/JP2020083256A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6792109B2 publication Critical patent/JP6792109B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

本発明は、走行時に音を発することで周囲の安全に寄与する、ブレーキと連動した音声警報付き台車に関する。
手押しの運搬台車は、荷物や物品を載置して運搬する目的で工場、倉庫等で用いられている。この運搬台車には、走行時の周囲の安全を確保するために従来から様々な工夫がなされてきた。例えば、走行の安全性を考慮して車輪をロックする機構を備えた運搬台車などである(特許文献1)。
特許文献1には、操作レバーと、ハンドルの支柱内に嵌挿された連結ロッドと、スプリングによりブレーキ部が常時固定車輪の外周面を押圧するように付勢されたブレーキロッド等からなるブレーキ機構を備え、操作レバーの非操作時に、ブレーキ部が固定車輪の外周面に押圧されて固定車輪の回転を阻止し、操作レバーの操作時にブレーキが付勢部材の付勢力に抗して固定車輪から離間して固定車輪の回転を可能にすると共に、ハンドルを折り畳み方向に回動させることにより、操作レバー及び連結ロッドがハンドルと一体となって荷台上に折り畳まれる、運搬台車が開示されている。
また、工場や倉庫のような騒音の大きな場所では、運搬台車が走行していることを周囲の人間が気づかない場合も多く、運搬台車と人が衝突する事態が発生していた。そこで、周囲の安全性に配慮して、走行時に警告音が発生する機構を備えた運搬台車が提案されている(特許文献2,3)。
特許文献2では、町中歩行者多き所、走行時の安全とPRに寄与するために、手押し台車の、荷台裏面に、薄型防水タイプの音声発生装置を装着し、手押しハンドルに、リモコン・スイッチを取り付けることが開示されている。
特許文献3では、障害物検出センサーが周囲の障害物を検出することで警告音を発する自動搬送台車が開示されている。
特開2011−000979号公報 特開2008−044583号公報 特開平4−236610号公報
しかしながら、従来の台車では、仮に、周囲に警告を発生させるために、台車を操舵するハンドルから操作者が手を放して、警告音の出力スイッチ操作を行おうとすると、その瞬間に台車の走行方向を誤らせて、時には通行する人に接触事故を生じさせる危険を有していた。したがって、警告音のスイッチをどこの箇所に設定するかは重要な問題である。
また、従来の台車では、台車を走行・操舵していない状態でも警告音を発する可能性があり、騒音が生じる事態が生じていた。例えば、特許文献2の台車では、リモコン・スイッチを押下するだけで警告音を発し、特許文献3の台車では、周囲に人が近付くだけで警告音を発するという事態が生じ得る。このため、従来の台車では、トラックなどで台車を運搬する時においても(ハンドルが折り畳まれている状態でも)、誤って警告音がなったりしていた。例えば、折り畳んだ収納状態においても、人が誤って接触したり、地震などで物が落下したりして、警告音発生装置のスイッチに接触すると誤って警告音が鳴って、いつまでも鳴り続けて周囲を驚かせるような事態を生じさせることがあった。また、手押し台車は、断面でL字形状を呈するにすぎず、荷台に最大積載量を確保しつつ警告音発生装置を搭載するとなると、設置スペースとの関係で問題もあった。以上のように、従来の台車は、上記課題を解決して確実に作動する警告音発生装置を、どのように設けるべきか検討する余地があった。
そこで本発明の目的は、台車が周囲に衝突する可能性がある状態(ブレーキロックが解除されている場合や、走行中等)では警告音を発することが可能で、台車が周囲に衝突する可能性の低い状態(ブレーキロックがされている場合や、停止中等)では警告音を発することのない台車を提供することにある。
上記課題を解決するために、本願発明者は、手押し台車の警告音の発生の有無について、手押しハンドル操作とブレーキ手段に着目して本願発明を完成した。すなわち、ハンドル操作やブレーキ手段の解除の有無により、警告音発生の要否(警告音の発生が必要かどうか)を検知できるようにすれば、安全でかつ無駄のない警告音を発生させることができると考えて本願発明を完成した。
そこで本発明は、荷物を積載する荷台と、移動用のキャスターと、前記キャスターをブレーキロックするブレーキ手段と、台車を手で走行・操舵するためのハンドルと、周囲に警告音を発する音声出力手段を備え、前記ハンドルは荷台に対して折り畳みが可能なものであり、前記ハンドルを折り畳んだ際には、前記ブレーキ手段のブレーキロックが解除されず、前記音声出力手段が警告音を発しないが、前記ハンドルを立設させて台車の走行・操舵ができる状態にすると、前記ブレーキロックが解除されて、前記音声出力手段が警告音を発するか又は警告音を発する状態になることを特徴とする。
ここで、「前記ハンドルとともに把持することにより前記音声出力手段の音声出力をするか又は音声出力可能な状態とする」とは、例えば、前記ハンドル動作と同時に前記音声出力手段から警告音を発するものでも良い。また、手でスイッチ兼用操作レバーを操作すると、無線で音声出力手段に音声出力指示をする(警告音が発生する)ものでもよい。また、前記ハンドルを操作しながら、手の親指で音声出力手段のスイッチを押すことで音声出力手段の警告音が鳴るようにしても良い。なお、「警告音」は、台車の周囲の人々に注意を促すことが可能な音である。例えば、録音された人の声、機械的な人工音声および/またはメロディなどである。
また「スイッチ兼用操作レバー」の「スイッチ」とは音声出力手段に対して音声出力指示をするスイッチか、又は音声出力ができる状態(音声出力準備状態)となるように指示をするスイッチのことである。
本発明によれば、周囲に警告音を発する音声出力手段の音声出力をするか又は音声出力可能な状態とする指示を、走行中の必要な時にできる。したがって警告をする必要があるときに限り警告音を発生させることができる。また、台車を手で走行・操舵するハンドル操作とともに音声出力手段の警告音を発生させることができる状態になるので、安全な台車の走行・操舵が可能である。
また、本発明は、荷荷物を積載する荷台と、移動用のキャスターと、前記キャスターをブレーキロックするブレーキ手段と、台車を手で走行・操舵するためのハンドルと、周囲に警告音を発する音声出力手段を備え、前記ブレーキ手段は、スイッチ兼用操作レバーを更に備え、前記スイッチ兼用操作レバーは、前記ブレーキロックを解除するためのものであり、かつ前記音声出力手段の音声出力をするか又は音声出力可能な状態とするものであり、前記スイッチ兼用操作レバーを把持する動作により、前記ブレーキロックが解除されて、前記音声出力手段が警告音を発するか又は警告音を発することができる状態になることを特徴とする。
本発明によれば、台車が周囲に衝突する可能性がある状態(ブレーキロックが解除されている場合や、走行中等)では警告音を発することが可能であり、ブレーキがロックされた状態では警告音はならないので、走行中に誤って警告音を発生させて周囲に迷惑をかけるようなことはなくなる。
本発明としては、前記キャスターをブレーキロックするブレーキ手段を備え、前記ハンドルは荷台に対して折り畳みが可能なものであり、前記ハンドルを折り畳んだ際には、前記ブレーキ手段のブレーキロックが解除されず、前記音声出力手段が警告音を発しないが、前記ハンドルを立設させて台車の走行・操舵ができる状態にしてから前記スイッチ兼用操作レバーを握ると、前記ブレーキロックが解除されて、前記音声出力手段が警告音を発する状態になることを特徴とする。
本発明によれば、台車が周囲に衝突する可能性がある状態(ブレーキロックが解除されている場合や、走行中等)では警告音を発することが可能であるが、台車が周囲に衝突する可能性の低い状態(ブレーキロックがされている場合や、停止中等)では警告音を発することがなく、不要な警告音を回避することが可能となる。
本発明としては、前記音声出力手段は、警告音を発する出力部と、前記ブレーキロックの解除を検知して前記出力部に警告音を発するよう指示するブレーキ検知手段を更に備え、前記ブレーキ検知手段は、ブレーキロックの解除に伴って変位する部材であって、かつ、前記ハンドルを折り畳んだ際には変位しない部材の近傍に配されることで、前記ハンドルを折り畳んだ際には、前記ブレーキロックが解除されず、前記音声出力手段は、警告音を発しないことを特徴とする。
本発明としては、前記ブレーキ手段は、ブレーキロックの解除に伴って変位する部材であり、かつ、前記ブレーキ手段は、前記荷台の下方において、前記連携動作部材から延設された下部平行部材を備え、前記ブレーキロックに伴って変位しかつ折り畳んだ際には変位しない部材が、前記連携動作部材か、前記下部平行部材かの、少なくともいずれか一つであることを特徴とする。
本発明において「変位」とは、位置が変わることを指す。本発明の一実施例において、「ブレーキロックの解除に伴って変位する部材」とは、ブレーキ手段を構成する部材である、スイッチ兼用操作レバーと、Y字部材と、鉛直ロッドと、連携動作部材と、下部平行部材である。このうち本発明の一実施例において、「ハンドルを折り畳んだ際には変位しない部材」は、連携動作部材と、下部平行部材である。本発明において「近傍」とは、ブレーキ検知手段が該部材(例えば連携動作部材、下部平行部材)の変位を検知可能な範囲を指す。
本発明によれば、このような位置にブレーキ検知手段が配されることで、ハンドルを折り畳んだ際にブレーキロックが解除されず、音声出力手段が警告音を発することがない。
本発明の音声警報付き台車は、前記ブレーキ手段は、前記スイッチ兼用操作レバーの動作を伝える連携動作部材を備え、前記スイッチ兼用操作レバーと、前記連携動作部材の上端の間の距離を調節する調節機構を更に有し、前記ハンドルを折り畳んだ状態で、前記ハンドルと前記スイッチ兼用操作レバーとが当接してブレーキロックの解除を不可とすることを特徴とする。
本発明によれば、音声警報付き台車を走行させたい場合にはブレーキロックの解除を可能とし、ハンドルを折り畳んだ場合(音声警報付き台車を走行させない場合)、ハンドルとスイッチ兼用操作レバーとが当接してブレーキロックの解除を不可とするので、安全性が向上する。
本発明によれば、台車が周囲に衝突する可能性がある状態では警告音を発することが可能で、台車が周囲に衝突する可能性の低い状態では警告音を発することのない、安全な台車を提供できる。
本発明の実施形態に係る音声警報付き台車100を示す右側面模式図である。 上記実施形態に係る音声警報付き台車100を示す背面模式図である。 上記実施形態に係る音声警報付き台車100の後部を下方からみた拡大模式図である。 上記実施形態に係るブレーキ検知手段53を示す音声警報付き台車100の底部拡大斜視図である。 上記実施形態に係る音声警報付き台車100の左後方キャスター32の側面図である。 上記実施形態に係る音声警報付き台車100のブレーキロック動作を説明する拡大模式図である。 上記実施形態に係る音声警報付き台車100の左後方キャスター32の側面図である。 上記実施形態に係る音声警報付き台車100を示す正面拡大模式図である。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施形態に係る音声警報付き台車100を示す右側面図であり、折り畳んだ状態の、ハンドル2及びブレーキ手段4を点線で示している。図2は、本実施形態に係る音声警報付き台車100を示す背面模式図である。
本発明の実施の形態にかかる台車は、警告音を発する音声警報付き台車100である。音声警報付き台車100は、工場、倉庫、作業所、処理場、事務所、空港、バスのロータリー、駅のプラットホームまたは病院等で荷物の運搬に使用される台車である。特に周囲が騒音で煩い場所や、混雑する場所、見通しの悪い場所等で効果を発揮する。以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施の形態に係る音声警報付き台車100は、荷物を積載する荷台1と、台車100を走行・操舵するためのハンドル2と、移動用の複数のキャスター3と、キャスター3をブレーキロックするブレーキ手段4と、周囲に警告音を発する音声出力手段5とを備える(図1)。
荷台1は、荷物を載置するために使用され、所定の厚みを有する矩形の台盤であり、荷台1の盤上、後部側には、ハンドル2が立設されている。荷台1の下部には、複数のキャスター3が設けられている。ハンドル2には、後述するブレーキ手段4の一部であるスイッチ兼用操作レバー41が取り付けられる。そして、スイッチ兼用操作レバー41と連係動作する連係動作手段44を介して、ブレーキ手段4の一部である下部平行部材45が動作する構成であり、下部平行部材45のロック用ロッド452が、後方キャスター32と係合している。
荷台1は、樹脂および/または金属素材からなる。荷台1の後車輪側の左右側面には、接続部11が立設されている。接続部11は、ハンドル2と係合しており、ハンドル2を前方に折り畳むための折畳棒111を有する(図2)。
ハンドル2は、音声警報付き台車100を舵取りするために使用される。ハンドル2は、側面からみると上部が後方に傾斜し、両端が荷台1の後方寄りに接続部11を介して折り畳み自在に取り付けられている(図1)。ハンドル2は、正面からみると略コ字状のパイプの両端が荷台1の接続部11に係合した形状であり、中段の位置に、荷物を側方から支えるための支持板21を備える(図2)。支持板21には、音声出力手段5の出力部51が付設される。ハンドル2上部には、2箇所の穴が設けられており、Y字部材42の両上端部が貫通する。
複数のキャスター3は、音声警報付き台車100の位置を移動するために使用される。複数のキャスター3は、荷台1下部で前方に設けられた左右一対の前方キャスター31と、後方に設けられた左右一対の後方キャスター32とからなる(図1)。前方キャスター31は、前後左右に自在に移動できる自在式キャスターであり、左前方に設けられた左前方キャスターと、右前方に設けられた右前方キャスターとからなる。後方キャスター32は、前後方向にのみ移動できる固定式キャスターであり、左後方に設けられた左後方キャスター321と、右後方に設けられた右後方キャスター322とからなる(図2)。
各々のキャスター3は、車輪3Aと、車軸3Bと、ブラケット3Cとを備える(図2)。例えば、後方キャスター32は後方車輪3Aを備えており、そのうち、左後方キャスター321は左後方車輪3Aを備え、右後方キャスター322は右後方車輪3Aを備える。車軸3Bの両端部はブラケット3Cと連結し、ブラケット3Cは車輪3Aを挟んでその両側に配される。車軸3Bおよびブラケット3Cにより車輪3Aを支持する。
車輪3Aは、凹凸形状の金属部材であるロック用係合部3A1を備える(図3,4)。ロック用係合部3A1は、ボルトとナットによって後輪3Aの内側に固定されており、台車100正面からみると、外周には全体に渡って凹凸部が設けられている。後述のように、通常、ブレーキ手段4の左右の爪部4521が、それぞれ左右のロック用係合部3A1と係合していることで、ブレーキロックがされている。
ブレーキ手段4は、後方車輪3Aをブレーキロックするために使用される(図1,2)。また、ブレーキ手段4は、音声出力手段5に対して音声出力指示をするためか、又は音声出力ができる状態(音声出力準備状態)となるよう指示するために使用される。ブレーキ手段4は、スイッチ兼用操作レバー41と、Y字部材42と、鉛直ロッド43と、連携動作部材44と、下部平行部材45とから構成されている。ブレーキ手段4は、ハンドル2及びロック用係合部3A1と係合している。
スイッチ兼用操作レバー41は、ブレーキロックを解除する機能を有している。また、スイッチ兼用操作レバー41は音声出力手段5に対して音声出力指示をするスイッチ機能か、又は音声出力ができる状態(音声出力準備状態)となるよう指示をするスイッチ機能を有している。本実施例では、スイッチ兼用操作レバー41を押圧する力(握り動作)によって音声出力スイッチが入り、かつブレーキロックが解除されるようになっている。スイッチ兼用操作レバー41は、ハンドル2の上方に、ハンドル2と水平に一本の部材として設けられている。このスイッチ兼用操作レバー41にはY字部材42が接続されている。これにより、手でハンドル2とともにスイッチ兼用操作レバー41を同時に把持して、同時に操作することが可能である。スイッチ兼用操作レバー41は、逆U字状のハンドル2の内側に配置されて、ハンドル操作とともにスイッチ兼用操作レバー41を把持して、スイッチ兼用操作レバー41を持ち上げるようにしてスイッチがはいるようになる状態にしても良い。スイッチ兼用操作レバー41を逆U字状のハンドル2の内側に配置させることで、障害物に接触する事態を少なくすることができる。
Y字部材42は、略Y字状の金属素材である(図1,2)。Y字部材42の両上端部は、ハンドル2の上部に設けられた2つの穴を各々貫通し、スイッチ兼用操作レバー41と接合されている。Y字部材42下部は1本の金属棒からなり、金属棒の上部が二手に分岐して延設され、分岐した両上端部が鉛直上方に向けて更に延設され、スイッチ兼用操作レバー41に連結する。Y字部材42の下端は、鉛直ロッド43の上端と嵌合している。
Y字部材42の下端と、鉛直ロッド43の上端とは、ブレーキ手段の長さ(スイッチ兼用操作レバー41と、連携動作部材44上端の回転軸431との間の距離)を調節する調節機構421を有する(図2)。調節機構421として、Y字部材は管状構造とされ、Y字部材42の内径は、鉛直ロッド43の外径よりも大きくされている。鉛直ロッド43の上端は、Y字部材42の管内に挿入されており、嵌合構造となっている。Y字部材42の管内には、鉛直ロッド43の上端と係合することでY字部材42の上下の動きを上下所定の位置で止める係止部材が備わっている(不図示)。これにより、調節機構421は、ハンドル2を荷台1に対して立設させた状態で、ハンドル2からスイッチ兼用操作レバー41を浮かせる。一方、ハンドル2を前方に折り畳んだ状態では、ハンドル2の回転軸は、ブレーキ手段4の回転軸431より前方に位置するため、ハンドル2に操作レバー41が当接するとともに、スイッチ兼用操作レバー41と回転軸431との間の距離が伸長する。従って、ハンドル2を前方に折り畳んだ状態でスイッチ兼用操作レバー41を握ろうとしても、スイッチ兼用操作レバー41と鉛直ロッド43との間の距離が伸長した状態でハンドル2とスイッチ兼用操作レバー41とが当接しているので、連携動作部材44を押し下げることはできず、ブレーキロックは解除されない。
このように、音声警報付き台車100を走行させたい場合にはブレーキロックの解除を可能とし、ハンドル2を折り畳んだ状態では(音声警報付き台車100を走行させない場合)、スイッチ兼用操作レバー41と回転軸431との間の距離が伸長した状態でハンドル2とスイッチ兼用操作レバー41とが当接してブレーキロックの解除を不可とする。従って、搬送途中で誤って警告音が鳴ることがない。また台車100を折り畳んだ状態では、ハンドル操作ができなくなり、安全性が向上する。
鉛直ロッド43の下端は、回転軸431を介して、連携動作部材44の上部と回転自在に連結されている。連携動作部材44は、コ字状を呈して、スイッチ兼用操作レバー41の動作を荷台1の下方において、ブレーキ手段4の一部である下部平行部材45に伝達する。このように、ハンドル2に平行に配されたスイッチ兼用操作レバー41からの押圧力(スイッチ入力)は、L字状の台車100に沿うようにして、ブレーキ手段4全体へとかかるようになっている。
図3は、本実施形態に係る音声警報付き台車100の後部を下方からみた拡大模式図であり、後方キャスター32、ブレーキ手段4の一部を示す。図4は、本実施形態に係るブレーキ検知手段53を示す音声警報付き台車100の底部拡大斜視図である。図5は、本実施形態に係る音声警報付き台車100のブレーキロック解除動作前(ブレーキロックされた状態)を示す左後方キャスター32の側面模式図である。
下部平行部材45は、荷台1の下方において連携動作部材44から延設されている(図3,4)。連携動作部材44の下端と下部平行部材45の上端とは固着されており、相対的に位置関係が変わることはない。すなわち、下部平行部材45と連携動作部材44とは、一体化された部材であり、一体的に変位する。このようにして連携動作部材44は下部平行部材45にスイッチ兼用操作レバー41の動作を伝える。下部平行部材45は、荷台1の下部に水平に設けられている。下部平行部材45は、連結部材451と、ロック用ロッド452と、支持ロッド453とを備え、2本の水平ロッド(ロック用ロッド452と、支持ロッド453)が、連結部材451によって固定され一体化されたものである。
ロック用ロッド452は、左右の後方キャスター32の間に位置する。ロック用ロッド452は、爪部4521と、付勢バネ4522と、押圧部4523とを備える(図3,4)。
ロック用ロッド452の両端部は、爪部4521と連結されており、爪部4521はブラケット3Cを貫通する(図3−5,8)。左右の爪部4521は、車輪3Aに備わるロック用係合部3A1の外周部の凹部と係合する(図5,7−8)。
ロック用ロッド452と左右の爪部4521とは、弾性部材である付勢バネ4522によって、ロック用係合部3A1側(矢印a5の向き)に付勢されている(図5)。付勢バネ4522の一端側は支持ロッド453に連結されており、他端側は、ロック用ロッド452と爪部4521とに連結されている(図3,5)。
押圧部4523は、ロック用ロッド452が上方に回動した際に、ブレーキ検知手段53を押圧可能に配されている(図3,4)。
支持ロッド453は、ロック用ロッド452の後方に位置する。支持ロッド453は荷台1に固定された軸受手段4511を有しており、軸受手段4511を介して支持ロッド453が回転する。したがって、台車100の側方からみて、連携動作部材44と下部平行部材45とは支持ロッド453を中心にして回転する(図5−7)。
音声出力手段5は、警告音を発するために使用される(図2)。音声出力手段5は、警告音を発する出力部51と、出力部51に電力を供給するバッテリー52と、ブレーキロックの解除を検知して出力部51に警告音を発するよう指示するブレーキ検知手段53と、該指示をブレーキ検知手段53から出力部51に伝えるケーブル54を備える(図2−4)。出力部51およびバッテリー52は一体となって、支持板21に付設される。ブレーキ検知手段53と出力部51とはケーブル54を介して接続されている。
ブレーキ検知手段53は、ブレーキロックを検知し、かつ出力部51に対して警告音を発するように音声出力指示(または音声出力を可能な状態とする音声出力準備指示)をするために使用される(図3,4)。ブレーキ検知手段53は、荷台1の下面に配される。ブレーキ検知手段53は、ロック用ロッド452の押圧部4523の上方に位置し、ロック用ロッド452の上下動作を検知する。
(音声警報付き台車100の使用方法)
本発明の実施形態に係る音声警報付き台車100の使用方法に関して以下説明を行う。
図6は、上記実施形態に係る音声警報付き台車100のブレーキロック動作を説明する拡大模式図である。点線で示した部分は、スイッチ兼用操作レバー41を握っておらず、ブレーキロックがされた状態のブレーキ手段4を示している。実線で示した部分は、スイッチ兼用操作レバー41を握って(下方向に押して)、ブレーキロックを解除した状態のブレーキ手段4を示している。図7は、本実施形態に係る音声警報付き台車100のブレーキロック解除動作後を示す左後方キャスター32の側面模式図である。図8は、本実施形態に係る音声警報付き台車100を示す正面拡大模式図である。
通常、ハンドル2を折り畳んだ状態や、台車の停車時、スイッチ兼用操作レバー41を開放させた状態では、ブレーキ手段4に外力は加えられておらず、車輪3Aはロックされた状態である。ブレーキ手段4のロック用ロッド452に備わる左右の爪部4521が、それぞれ左右の後車輪3Aに備わるロック用係合部3A1と噛み合うことで、ブレーキロックがされている(図5)。爪部4521は、付設された付勢バネ4522の弾性力により、常にロック用係合部3A1側に付勢されている(矢印a5)。
図6,7の状態は、ブレーキ手段4に外力が加えられて、車輪3Aのロックが解除された台車の走行時の状態である。台車を走行させる際には、前記ブレーキ手段4に下方向の外力を加える。スイッチ兼用操作レバー41を押し下げることで、爪部4521が連動して動き、ロック用係合部3A1との係合が外れ、ロックが解除される。
より詳細には、ハンドル2を立設させた状態で、スイッチ兼用操作レバー41を握る(下方向に押す)と(図6の矢印a1)、Y字部材42及び鉛直ロッド43を介して、連携動作部材44に力が伝わる。連携動作部材44に力が伝わることにより、鉛直ロッド43と連携動作部材44とが接合する連結部431は後方に動く(矢印a2)。そして、連携動作部材44は、下部平行部材45と一体的に時計回り方向に動く(矢印a3)。連携動作部材44と下部平行部材45は荷台1の底部においても時計回り方向に動く(矢印a4)。そして、下部平行部材45が、側方からみて支持ロッド453(或いは軸受部材4511)を中心にして時計回りに動くことにより、ロック用ロッド452も時計回りに回転する(図7)。ロック用ロッド452と一体化している左右の爪部4521も一体的に回転するため、付勢バネ4522を弾性変形させる。このようにして爪部4521は車輪3Aのロック用係合部3A1から退避する方向へ動く(矢印a6)。よって、ロック用ロッド452の爪部4521と、車輪3Aのロック用係合部3A1との噛み合わせが外れ、ブレーキロックが解除される。
このように、ブレーキ手段4(スイッチ兼用操作レバー41と、Y字部材42と、鉛直ロッド43と、連携動作部材44と、下部平行部材45)は、ブレーキロックの解除に伴って変位する部材であり、スイッチ兼用操作レバー41を握ることで、爪部4521が変位して、ロック用係合部3A1との係合が外れ、ブレーキロックが解除される。
さらに、ブレーキ手段4に外力を加え一旦車輪3Aのロックを解除しても、常に付勢バネ4522の弾性力は爪部4521をロック用係合部3A1の方向へ付勢する向きに力を加えている。そのため、台車100を走行させる際は、常にブレーキ手段4に外力を加え、車輪3Aのロックを解除している状態にする。
一方、車輪3Aをロックしたいときには、ブレーキ手段4に加えていた力を抜けば良い。台車100の走行時にブレーキ手段4を押していた手を外すと、ロック用ロッド452の爪部4521に外力が加わらなくなり、爪部4521は付勢バネ4522の弾性力によりロック用係合部3A1方向に付勢される。従って、車輪3Aは再びロックされる。したがってロック解除したいときのみロック解除操作をすれば良く、操作の手間を省くことが出来る。
ブレーキロックの解除に伴い、ロック用ロッド452が上方に回転動作をすると、ロック用ロッド452に備わる押圧部4523も上方に動作して、押圧部4523がブレーキ検知手段53を押圧する(図3,4,7,8)。これにより、ブレーキ検知手段53は、ロック用ロッド452の上下動作をブレーキロック解除に伴う動作として検知する。ブレーキ検知手段53がブレーキロック解除を検知すると、ブレーキ検知手段53から出力部51に対して音声出力指示がなされ、出力部51は警告音を発する。
なお、ブレーキ検知手段53は、必ずしもロック用ロッド452の上方に配される必要はなく、例えば、連携動作部材44や、下部平行部材45等(ブレーキロックの解除に伴って変位する部材であって、かつ、前記ハンドルを折り畳んだ際には変位しない部材)の近傍に配されてもよく、ブレーキロック解除に伴う、これらいずれか1つの動作を検知可能に配される。
また本実施例では、ブレーキ検知手段53は出力部51に対して、音声出力指示を行うが、出力部51に対して音声出力が可能な状態とする音声出力準備指示を行うものであってもよく、音声出力指示そのものは別のスイッチ(不図示)が担っても良い。
スイッチ兼用操作レバー41や、Y字部材42は、ブレーキロック解除に伴って変位し、かつ折り畳んだ際にも変位する部材である。そのため、ブレーキ検知手段53を、スイッチ兼用操作レバー41やY字部材42の近傍に配して、その変位をブレーキロック解除として検出する構成とすると、ハンドル2を折り畳んだ際に、その折り畳み動作を、ブレーキ検知手段53が、誤ってブレーキロック解除として検知する可能性がある。
他方、連携動作部材44や、下部平行部材45(支持ロッド453やロック用係合部3A1)は、ブレーキロック解除に伴って変位し、かつ折り畳んだ際には変位しない部材である。ブレーキ検知手段53が、連携動作部材44や下部平行部材45の変位を検知可能に、その近傍に配置されることで、ハンドルを立設させた状態で、音声出力手段5が警告音を発することが可能である。一方で、ハンドル2を折り畳んだ際には、ロック用係合部3A1は変位しないためブレーキロックは解除されず、かつ、その折り畳み動作を、ブレーキ検知手段53が、誤ってブレーキロック解除として検知することも無いため、音声出力手段は、警告音を発しない。
以上のように、音声警報付き台車100は、ハンドル2を立設させた状態でスイッチ兼用操作レバー41を握ると、ブレーキロックが解除されて、音声出力手段5が警告音を発する。他方、ハンドル2を折り畳んだ際には、ブレーキロックが解除されず、音声出力手段5が警告音を発しない。したがって、台車100が周囲に衝突する可能性がある状態(ブレーキロックが解除されている場合や、走行中等)では警告音を発する一方で、台車が周囲に衝突する可能性の低い状態(ブレーキロックがされている場合や、停止中等)では警告音を発することがない。
(第2の実施の形態)
本発明の実施の形態にかかる台車は、第1の実施の形態で示した音声警報付き台車100の音声出力手段5を、光出力手段5Aに置き換えて使用した光出力機能付台車100Aである。これにより本実施の形態の台車は警告音の代わりに警告光を発する。第2の実施の形態の音声出力手段5は、光出力手段5Aに置き換えれる他、第1の実施の形態の装置構成および使用方法と同様である(不図示)。第1の実施の形態と同様の点は省略する。
「警告光」は、台車の周囲の人々に注意を促すことが可能な光であり、例えば、LED等が使用された照明灯の光や、パトカー等に使用される回転灯の光などである。光出力手段5Aは、光を発する出力部51Aと、出力部51Aに電力を供給するバッテリー52Aと、ブレーキ検知手段53Aと、ケーブル54Aを備える(不図示)。ケーブル54Aを介して、ブレーキ検知手段53Aと出力部51Aとは接続されている。出力部51Aは、LEDランプ等が使用された照明灯や、パトカー等に使用される回転灯である。出力部51Aおよびバッテリー52Aは一体となって、支持板21Aに付設される。出力部51Aは、ハンドルや荷台に付設されてもよい。
ブレーキ検知手段53Aは、ロック用ロッド452Aの上下動作に伴うブレーキロック解除を検知すると、出力部51Aに対して光出力指示をし、出力部51Aは警告光を発して、周囲に知らせる。例えば、出力部51Aが、LEDランプ等の照明灯であれば点灯または点滅することにより警告光を発する。また、出力部51Aが、パトカー等に使用される回転灯であれば点灯するとともに回転することにより警告光を発する。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。例えば、前記ハンドル2は、逆U字状を呈するが、そのハンドル2のU字状の内側に音声出力手段5のための音声出力スイッチ(スイッチ兼用操作レバー41等)を取り付けて、ハンドル操作しながら、手でスイッチ兼用操作レバー41を操作することで、無線で音声出力手段5の音声出力スイッチが入る(警告音が発生する)ものであってもよい。また、前記ハンドル2のU字状の内側に音声出力手段5のための音声出力スイッチ(スイッチ兼用操作レバー41等)を取り付けて、ハンドル操作をしながら、手の親指で音声出力手段5の音声出力スイッチを押すことで音声出力手段5の警告音が鳴るようにしても良い。また、本発明の適用対象としては、手押し式の台車100のように、ハンドル操作を有する台車に広く適用することができ、ハンドルが折り畳み式のものであれば更に好ましい。
100 音声警報付き台車、
1 荷台、
2 ハンドル、
3 キャスター、
3A 後車輪、
3A1 ロック用係合部、
4 ブレーキ手段、
41 スイッチ兼用操作レバー、
42 Y字部材、
43 鉛直ロッド、
44 連携動作部材、
45 下部平行部材、
452 ロック用ロッド、
4521 爪部(ロック用係合部3A1と噛み合う爪部)、
4522 付勢バネ、
a5 付勢バネの付勢方向、
5 音声出力手段、
5A 光出力手段、
51 警告音を発する出力部、
52 バッテリー、
53 ブレーキ検知手段、
54 ケーブル

Claims (5)

  1. 荷物を積載する荷台と、移動用のキャスターと、前記キャスターをブレーキロックするブレーキ手段と、台車を手で走行・操舵するためのハンドルと、周囲に警告音を発する音声出力手段と、前記ハンドルとともに把持することにより前記音声出力手段の音声出力をするか又は音声出力可能な状態とするスイッチ兼用操作レバーを備え、前記ハンドルは荷台に対して折り畳みが可能なものであり、前記ハンドルを折り畳んだ際には、前記ブレーキ手段のブレーキロックが解除されず、前記音声出力手段が警告音を発しないが、前記ハンドルを立設させて台車の走行・操舵ができる状態にしてから前記スイッチ兼用操作レバーを握ると、前記ブレーキロックが解除されて、前記音声出力手段が警告音を発するか又は警告音を発することができる状態になることを特徴とする音声警報付き台車。
  2. 荷物を積載する荷台と、移動用のキャスターと、前記キャスターをブレーキロックするブレーキ手段と、台車を手で走行・操舵するためのハンドルと、周囲に警告音を発する音声出力手段を備え、前記ブレーキ手段は、スイッチ兼用操作レバーを更に備え、前記スイッチ兼用操作レバーは、前記ブレーキロックを解除するためのものであり、かつ前記音声出力手段の音声出力をするか又は音声出力可能な状態とするものであり、前記スイッチ兼用操作レバーを把持する動作により、前記ブレーキロックが解除されて、前記音声出力手段が警告音を発するか又は警告音を発することができる状態になることを特徴とする音声警報付き台車。
  3. 前記音声出力手段は、警告音を発する出力部と、前記ブレーキロックの解除を検知して前記出力部に警告音を発するよう指示するブレーキ検知手段を更に備え、
    前記ブレーキ検知手段は、ブレーキロックの解除に伴って変位する部材であって、かつ、前記ハンドルを折り畳んだ際には変位しない部材の近傍に配されることで、前記ハンドルを折り畳んだ際には、前記ブレーキロックが解除されず、前記音声出力手段は警告音を発しないことを特徴とする請求項1又は2記載の音声警報付き台車。
  4. 前記ブレーキ手段は、ブレーキロックの解除に伴って変位する部材であり、かつ、前記ブレーキ手段は、前記荷台の下方において、連携動作部材から延設された下部平行部材を備え、前記ブレーキロックに伴って変位しかつ折り畳んだ際には変位しない部材が、前記連携動作部材か、前記下部平行部材かの少なくともいずれか一つであることを特徴とする請求項3記載の音声警報付き台車。
  5. 前記ブレーキ手段は、前記スイッチ兼用操作レバーの動作を伝える連携動作部材を備え、前記スイッチ兼用操作レバーと、前記連携動作部材の上端の間の距離を調節する調節機構を更に有し、前記ハンドルを折り畳んだ状態で、前記ハンドルと前記スイッチ兼用操作レバーとが当接してブレーキロックの解除を不可とすることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の音声警報付き台車。
JP2018225172A 2018-11-30 2018-11-30 音声警報付き台車 Active JP6792109B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225172A JP6792109B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 音声警報付き台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225172A JP6792109B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 音声警報付き台車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020083256A JP2020083256A (ja) 2020-06-04
JP6792109B2 true JP6792109B2 (ja) 2020-11-25

Family

ID=70905996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018225172A Active JP6792109B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 音声警報付き台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6792109B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7332547B2 (ja) * 2020-07-28 2023-08-23 株式会社サカエ 手押し運搬車の制動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020083256A (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5045598B2 (ja) 搬送車及び連結機構
US8523224B2 (en) Restraint system for walkie/rider pallet truck
JP2008229329A (ja) 車いす運搬用車両
JP2006290319A (ja) 電動アシスト手押し台車
JP6792109B2 (ja) 音声警報付き台車
JP5932673B2 (ja) 台車の制動構造
JP2008013154A (ja) ショルダーベルト牽引型台車
JP6155066B2 (ja) 台車の駆動アシストユニット
JP2009161162A (ja) 移動台車
KR200484628Y1 (ko) 수동 이동수단을 자전거로 운행하기 위한 결합구조
JP3189269U (ja) 柵付き台車
EP4034449B1 (en) Foldable platform truck with a brake controllable by a swivable u-shaped handle
JP2011084104A (ja) 動力付移動装置
JP2975294B2 (ja) 手押し車
JP3472757B2 (ja) 搬送台車
JP2007182127A (ja) 電動搬送車の走行制御装置
JP2005178505A (ja) かご台車用補助車両
JP2002143228A (ja) 電動三輪車
JP2019014323A (ja) 電動式軌道台車
US20220289543A1 (en) Operation panel for aerial work vehicles
JP4934212B2 (ja) 手押し台車のロック装置
JP2004224177A (ja) 荷物搬送用台車
JPH0671362U (ja) ボンベ運搬機
JP2005178506A (ja) 台車用補助車両
JPH01301459A (ja) 車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191129

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20191129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191211

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20191223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200930

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6792109

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250