JP6791474B2 - プリント回路基板 - Google Patents

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Description

本発明は、プリント回路基板に関する。
近年プリント回路基板及びパッケージ基板において軽量化及び薄板化が進み、高密度回路を実現するために多層回路が開発されている。しかし、絶縁層及び回路の異種物質の間の熱膨係数差のために基板に歪み(warpage)が発生し、これによる不良が問題となっている。
韓国公開特許第2008−0101488号公報
本発明の一側面によれば、第1回路が埋め込まれた第1絶縁層と、上記第1絶縁層上に形成され、第2回路が埋め込まれた第2絶縁層と、上記第1絶縁層及び上記第2絶縁層に含浸された補強材と、を含み、上記補強材の少なくとも一部は上記第2回路の側部に位置するプリント回路基板が提供される。
本発明の一実施例に係るプリント回路基板を示す図である。 本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法の一工程を示す図である。 図2の工程の次の工程を示す図である。 図3の工程の次の工程を示す図である。 図4の工程の次の工程を示す図である。 図5の工程の次の工程を示す図である。 図6の工程の次の工程を示す図である。 図7の工程の次の工程を示す図である。 図8の工程の次の工程を示す図である。
本発明によるプリント回路基板の実施例を添付図面を参照して詳細に説明し、添付図面を参照して説明するに当たって、同一または対応する構成要素には同一の図面符号を付し、これに対する重複説明は省略する。
また、本明細書において、第1、第2などの用語は、同一または相応する構成要素を区別するための識別記号に過ぎず、同一または相応する構成要素が第1、第2などの用語により限定されない。
また、結合とは、各構成要素間の接触関係において、各構成要素の間に物理的に直接接触する場合のみを意味するものではなく、他の構成が各構成要素の間に介在され、その他の構成に構成要素がそれぞれ接触している場合まで包括する概念として使用する。
<プリント回路基板>
図1は本発明の一実施例に係るプリント回路基板を示す図である。
図1を参照すると、本発明の一実施例に係るプリント回路基板は、第1絶縁層110と、第2絶縁層120と、補強材130と、を含み、ビア140をさらに含むことができる。
第1絶縁層110は、樹脂材であってもよい。第1絶縁層110の樹脂材の樹脂としては、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、ポリイミド等の熱可塑性樹脂、または光硬化性樹脂を用いることができる。
エポキシ樹脂には、例えば、ナフタレン系エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック系エポキシ樹脂、クレゾールノボラック系エポキシ樹脂、ゴム変性型エポキシ樹脂、環型脂肪族系エポキシ樹脂、シリコン系エポキシ樹脂、窒素系エポキシ樹脂、リン系エポキシ樹脂などがあるが、これに限定されない。
一方、第1絶縁層110は、非感光性材質であってもよい。
第1絶縁層110には、第1回路111が形成される。第1回路111は、電気的な信号を伝達するラインである。
第1回路111は、第1絶縁層110に埋め込まれることができる。第1回路111は、第1絶縁層110の下面側にかたよって形成されることができ、この場合、第1回路111の厚さが第1絶縁層110の厚さより小さいことができる。また、第1回路111が第1絶縁層110の下面側にかたよって形成されると、第1回路111の一面が第1絶縁層110に対して露出することができる。
第1回路111は、電気的な特性に優れた金属で形成されることができ、第1回路111を形成する金属としては、銅(Cu)、銀(Ag)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、白金(Pt)などを用いることができる。
第1回路111は、アディティブ(additive)法、サブトラックティブ(subtractive)法、セミアディティブ(Semi additive)法、テンティング(Tenting)法、MSAP(Modified Semi Additive Process)法等の方法により形成可能であり、これらに限定されない。
第2絶縁層120は、第1絶縁層110上に形成される絶縁層である。第2絶縁層120は、第1絶縁層110と同様に樹脂材であってもよい。第2絶縁層120の樹脂材の樹脂は、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、ポリイミド等の熱可塑性樹脂、または光硬化性樹脂であることができる。
一方、第2絶縁層120は、感光性材質であってもよい。すなわち、第2絶縁層120は、PID(photo imageable dielectric)の1種であることができる。
第2絶縁層120が感光性材質で形成される場合、別途のフォトレジストなしで第2絶縁層120に直接露光及び現像工程を行うことができる。
感光性の第2絶縁層120は、ポジ型(positive type)であってもよく、またはネガ型(negative type)であってもよい。
ポジ型の感光性絶縁層の場合、露光工程で、光を受けた部分の光重合体ポリマー結合が切れる。以後、現像工程を行うと、光重合体ポリマー結合の切れた部分が除去される。
ネガ型の感光性絶縁層の場合、露光工程で、光を受けた部分が光重合反応を起こし、単一構造から鎖構造の3次元網状構造となり、現像工程を行うと、光を受けなかった部分が除去される。
第2絶縁層120には第2回路121が形成される。第2回路121は、第1回路111と同様に電気的な信号を伝達するラインである。
第2回路121は、第2絶縁層120に埋め込まれることができる。特に、第2回路121の厚さは、第2絶縁層120の厚さと同じであってもよい。この場合、第2回路121の両面が第2絶縁層120に対して露出することができる。しかし、このような形態に限定されず、第2回路121の片面のみ第2絶縁層120に対して露出することもできる。
第2絶縁層120が感光性材質である場合、第2回路121は別途のフォトレジストなしで、第2絶縁層120に直接露光及び現像工程を行って開口部122を形成し、開口部122内に第2回路121を形成する物質を充填することにより、第2回路121を形成することができる。
第2絶縁層120の厚さは、第1絶縁層110の厚さより小さくてもよい。また、第2回路121の厚さは、第1回路111の厚さと同じであってもよい。
第1絶縁層110及び第2絶縁層120には補強材130が含浸されてもよい。すなわち、第1絶縁層110及び第2絶縁層120は、補強材130を含有することができる。
補強材130は、絶縁層110、120に剛性を付与する材料であって、少なくとも一部が第2回路121の側部に位置できる。この場合、補強材130の上面は、上記第2回路121の下面よりも高く位置する。
一方、補強材130は、第1絶縁層110及び第2絶縁層120の両方とも貫通することができる。この場合、補強材130の一部は、第1絶縁層110に配置され、補強材130の残りは、第2絶縁層120に配置されることができる。
補強材130は、第1絶縁層110及び第2絶縁層120内に埋め込まれ、第1絶縁層110及び第2絶縁層120の外部に突出されない。
補強材130は、第2回路121を貫通することができる。すなわち、補強材130の少なくとも一部は、第2回路121内に形成される。補強材130は、第1回路111を貫通することができ、また第2回路121のみを貫通し、第1回路111は貫通しなくてもよい。
補強材130が第2回路121を貫通することになると、第2回路121の断面から補強材130が観察される。補強材130は、第1絶縁層110及び第2絶縁層120を貫通しながら、第2回路121においても切れなく、連続的に連結されることができる。
一方、補強材130の少なくとも一部は、第2回路121の側面に接触することができる。特に、補強材130は、第2回路121を貫通する場合、第2回路121の一側面を貫通することができ、一側面を貫通した補強材130は、第2回路121下面または他側面まで貫通することができる。
補強材130は、無機フィラーなどであってもよく、好ましくは、補強材130は、ガラス繊維等の繊維補強材であってもよい。ガラス繊維はその太さによって、glass filament、glass fiber、glass fabricに分けられ、これらすべてのガラス繊維が補強材130として使用可能である。
無機フィラーとしては、シリカ(SiO)、アルミナ(Al)、炭化ケイ素(SiC)、硫酸バリウム(BaSO)、タルク、クレー、雲母粉、水酸化アルミニウム(AlOH)、水酸化マグネシウム(Mg(OH))、炭酸カルシウム(CaCO)、炭酸マグネシウム(MgCO)、酸化マグネシウム(MgO)、窒化ホウ素(BN)、ホウ酸アルミニウム(AlBO)、チタン酸バリウム(BaTiO)、及びジルコン酸カルシウム(CaZrO)で構成された群から選ばれた少なくとも1種以上を用いることができる。
図1には、補強材130がガラス繊維等の繊維補強材である場合が示されている。補強材130は、プリント回路基板の断面上で第1絶縁層110と第2絶縁層120とにかけている形状を有し、第2回路121においても切れない。
補強材130の熱膨係数は、第2回路121の熱膨係数より小さくてもよい。これにより、補強材130が第2回路121を貫通しながら、第2回路121の熱膨係数を低減させることができる。
一般的に回路と絶縁層との間には熱膨係数の差が大きく生じ、熱膨係数の差によりプリント回路基板に歪み(warpage)が発生することになる。
本発明では、第2回路121に熱膨係数の低い補強材130を含有させることにより、第2回路121と第2絶縁層120及び第1絶縁層110との間の熱膨係数の差を緩和させる。
例えば、銅で形成された回路の場合、16〜17ppm/℃のCTE値を有し、回路にガラス繊維が含有されると、回路のCTE値が、約12.3〜14.3ppm/℃に低減されることができる。
上記の特徴を有する補強材130としてガラス繊維を用いることができるが、補強材130の種類がガラス繊維に限定されることはない。
ビア140は、第1回路111と第2回路121とを電気的に接続させる接続導体である。ビア140は、第1絶縁層110を貫通して形成される。第2回路121が第2絶縁層120の厚さと同じであり、第2絶縁層120に埋め込まれた場合、第2回路121の両面が第2絶縁層120に対して露出され、ビア140は、露出された第2回路121と直接接触する。
ビア140は、テーパ状を有することができる。すなわち、第2絶縁層120から第1絶縁層110に行くほどビア140の断面積が小さくなることができる。この場合、図1に示されているように、プリント回路基板の断面においてビア140は逆台形状を有する。
ビア140は、第1回路111及び第2回路121と同じ金属で形成されてもよい。
ビア140は、補強材130を貫通し、補強材130は、ビア140の内部を通過しなくてもよい。すなわち、補強材130は、第1絶縁層110、第2絶縁層120、及び第2回路121をすべて貫通し、ビア140を貫通しなくてもよい。
ビア140は、第1絶縁層110にビアホールが形成された後に、ビアホールに伝導性物質を充填して形成することができ、ビアホールの形成の際に、ビアホールが形成される領域内の補強材130は除去できる。
図1では、ビア140の内部に補強材130が形成されていない例を示したが、補強材130がビア140まで貫通し、ビア140内にも補強材130が形成できる。
<プリント回路基板の製造方法>
図2から図9は、本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法を示す図である。
図2から図9を参照すると、本発明の一実施例に係るプリント回路基板の製造方法は、キャリア10上に第1回路111を形成するステップと、ビルドアップ絶縁層100を準備するステップと、上記キャリア10上に上記ビルドアップ絶縁層100を形成するステップと、上記ビルドアップ絶縁層100に第2回路121を形成するステップと、キャリア10を除去するステップと、を含むことができる。
キャリア10上に第1回路111を形成するステップとビルドアップ絶縁層100を準備するステップとの先後関係は限定されず、キャリア10上に第1回路111を形成するステップが先に行われてもよく、後に行われてもよい。
一方、ビルドアップ絶縁層100は、第1絶縁層110と、上記第1絶縁層110上に形成された第2絶縁層120と、上記第1絶縁層110及び上記第2絶縁層120に含浸された補強材130と、を含み、補強材130は、第2回路121を貫通することができる。
図2を参照すると、キャリア10上に第1回路111が形成される。
キャリア10は、プリプレグ、第1銅泊、第2銅泊が順次積層されたものであってもよい。ここで、第1銅泊はプリプレグの両面に形成され、第2銅泊は第1銅泊上に形成されてもよい。第2銅泊の厚さは、2μm以上5μm以下であってもよい。
この場合、第1回路111は、第2銅泊上に形成され、第2銅泊をシード層にして電解メッキすることにより形成されることができる。第1回路111は、アディティブ法またはセミアディティブ法などの工法により形成可能である。
第1回路111が形成され、後述するキャリア10の除去ステップの後に、第2銅泊は、不要な部分に対してエッチングすることにより除去できる。
一方、キャリア10は、PETフィルムであってもよい。この場合、PETに形成された金属層がエッチング等によりパターニングされて第1回路111を形成することができる。
金属層の厚さは、12μm〜18μmであってもよい。第1回路111は、サブトラックティブ法またはテンティング法等の工法により形成可能である。
図3には、ビルドアップ絶縁層100を準備するステップが示されている。
ビルドアップ絶縁層100を準備するステップは、上記第1絶縁層110と上記第2絶縁層120との間に上記補強材130を配置するステップと、上記第1絶縁層110及び上記第2絶縁層120を真空圧着するステップと、を含むことができる。
図3に示すように、先ず第1絶縁層110と第2絶縁層120との間に補強材130を配置し、第1絶縁層110と第2絶縁層120とを圧着すると、第1絶縁層110及び第2絶縁層120に補強材130が含有されたビルドアップ絶縁層100を形成することができる。ここで、圧着の方法としては、真空圧着方法を用いることができる。
上述したように、このビルドアップ絶縁層100を準備するステップの先後関係は、限定されない。
図4及び図5には、上記キャリア10上に上記ビルドアップ絶縁層100を形成するステップが示されている。
図4を参照すると、第1絶縁層110がキャリア10を向くようにビルドアップ絶縁層100が配置される。キャリア10を用いると、最後にキャリア10を除去することで、2つのプリント回路基板を同時に製作することができる。よって、図4に示すように、ビルドアップ絶縁層100をキャリア10の両面に配置する。
図5を参照すると、ビルドアップ絶縁層100とキャリア10とが圧着されながら、第1回路111が第1絶縁層110の内部に挿入される。第1回路111は第1絶縁層110に入り込み、第1回路111が第1絶縁層110に埋め込まれる。
第1絶縁層110は、形状が可変的である樹脂材であることができる。第1絶縁層110は非硬化の状態でキャリア10上に形成され、後に硬化工程を経てその形状が固定され得る。
第1回路111は、第1絶縁層110に配置された補強材130と接触しないか、補強材130と接触しながら補強材130を押し上げることができる。この場合、補強材130は、第1回路111内を貫通しない。
図6から図8には、上記ビルドアップ絶縁層100に第2回路121を形成するステップが示されている。第2回路121は、ビルドアップ絶縁層100の第2絶縁層120に形成される。ここで、第2絶縁層120は、感光性であってもよい。
第2回路121を形成するステップは、上記補強材130の少なくとも一部が露出するように、上記第2絶縁層120に開口部122を形成するステップと、上記開口部122内に伝導性物質を充填するステップと、を含むことができる。また、上記伝導性物質を充填するステップは、上記開口部122の内部及び上記補強材130の表面にシード層を形成するステップと、上記シード層上にメッキ層を形成するステップと、を含むことができる。
図6及び図7を参照すると、第2絶縁層120に開口部122が形成される。第2絶縁層120が感光特性を有する場合、フォトレジストなしで第2絶縁層120が直接露光及び現像される。
図6を参照すると、ホールの形成されたマスクMが第2絶縁層120上に配置される。ホールは、第2回路121が形成される位置に対応して備えられるか、第2回路121が形成される位置の反対に備えられることができる。
第2絶縁層120は、ホールを介して部分的に露光される。第2絶縁層120の露光後、現像液を用いて現像工程を経ると、第2絶縁層120には部分的に開口部122が形成される。
図7を参照すると、マスクMが除去され、第2絶縁層120に開口部122が形成される。
開口部122の深さは、第2絶縁層120の高さと同じであってもよいが、これに限定されず、開口部122の深さが第2絶縁層120の高さより小さくてもよい。
一方、開口部122が形成されると、補強材130の少なくとも一部が露出される。第2絶縁層120が露光及び現像されても補強材130はそれによる影響を受けなく、形状及び位置が維持できる。この場合、開口部122が形成されると、自然に補強材130が露出される。
補強材130の一部は第1絶縁層110に配置され、補強材130の残りは第2絶縁層120に配置できるが、第2絶縁層120に配置された補強材130の上記残りは、開口部122を介して外部に露出することができる。
図8を参照すると、開口部122内に伝導性物質が充填される。上述したように、上記伝導性物質を充填するステップは、上記開口部122の内部及び上記補強材130の表面にシード層を形成するステップと、上記シード層上にメッキ層を形成するステップと、を含むことができる。
上記開口部122の内部及び上記補強材130の表面にシード層を形成するステップは、無電解メッキ法等によりメッキ層の形成の基盤となるシード層を形成するステップである。シード層は、開口部122の内側壁は勿論、補強材130の表面にも形成可能である。
シード層が無電解メッキ法等により形成される場合、パラジウム等の触媒を用いることができる。触媒は、絶縁層及び補強材130の表面に載置され、プリント回路基板がメッキ液に浸漬されると、触媒が載置された領域に限ってシード層の金属が析出できる。
上記シード層上にメッキ層を形成するステップは、電解メッキ法等を用いてシード層上にメッキ層を形成するステップである。シード層が形成されると、シード層を介して電流が流れるので、電解メッキ法を用いることができる。電解メッキ法によるメッキ層は、シード層から成長し、開口部122を充填する。
一方、上記開口部122内に伝導性物質を充填するステップの前に、ビア140を形成するステップをさらに含むことができる。
ビア140は、第1回路111に電気的に接続するように第1回路111上に形成される。ここで、ビア140は、第1絶縁層110を貫通する。
ビア140を形成するステップは、第1絶縁層110にビアホールを形成するステップと、ビアホールを伝導性物質で充填するステップと、を含むことができる。
ビアホールを形成するステップは、第1絶縁層110にレーザドリル、機械的ドリルを用いてビアホールを形成するステップである。ビアホールは、第1絶縁層110及び補強材130を貫通して形成できる。
ビアホールがレーザドリルにより形成される場合、ビアホールは、第2絶縁層120から第1絶縁層110に行くほど断面積が小さくなり得る。
ビアホールを伝導性物質で充填するステップは、ビアホールの内部にシード層を形成し、シード層からメッキ層を成長させてビアホールを充填するステップである。シード層及びメッキ層に関する説明は上述した通りであり、第2回路121に対するシード層とビア140に対するシード層は同時に形成できる。また、第2回路121に対するメッキ層とビア140に対するメッキ層も同時に形成できる。
図9を参照すると、キャリア10が除去される。
キャリア10が、プリプレグ、第1銅泊、第2銅泊で構成された場合、第1銅泊と第2銅泊との間が離れ、プリプレグ及び第1銅泊が先に除去され、第2銅泊はエッチングにより別に除去できる。
キャリア10がPETフィルムである場合、PETフィルムそのものがプリント回路基板から除去される。
キャリア10が除去されると、2つのプリント回路基板を製作できる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、当該技術分野で通常の知識を有する者であれば特許請求の範囲に記載した本発明の思想から逸脱しない範囲内で、構成要素の付加、変更、削除または追加等により本発明を多様に修正及び変更することができ、これも本発明の範囲内に含まれるといえよう。
10 キャリア
100 ビルドアップ絶縁層
110 第1絶縁層
111 第1回路
120 第2絶縁層
121 第2回路
122 開口部
130 補強材
140 ビア
M マスク

Claims (12)

  1. 少なくとも一部の第1回路が埋め込まれた第1絶縁層と、
    前記第1絶縁層上に形成され、少なくとも一部の第2回路が埋め込まれた第2絶縁層と、
    前記第1絶縁層及び前記第2絶縁層に含浸された補強材と、を含み、
    前記補強材は、前記第2回路の側部に位置し、
    前記第2回路の厚さは、前記第2絶縁層の厚さと同じである、
    プリント回路基板。
  2. 前記補強材は、前記第2回路を貫通する請求項1に記載のプリント回路基板。
  3. 前記補強材は、前記第2回路の一側面を貫通する請求項1または請求項2に記載のプリント回路基板。
  4. 前記第2絶縁層は、感光性である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプリント回路基板。
  5. 前記第1絶縁層を貫通して前記第1回路及び前記第2回路を電気的に接続させるビアをさらに含む請求項1から請求項のいずれか1項に記載のプリント回路基板。
  6. 前記ビアは、前記補強材を貫通する請求項に記載のプリント回路基板。
  7. 前記補強材の熱膨係数は、前記第2回路の熱膨係数より小さい請求項1から請求項のいずれか1項に記載のプリント回路基板。
  8. 前記補強材の一部は、前記第1絶縁層内に配置され、
    前記補強材の残りは、前記第2絶縁層内に配置される請求項1から請求項のいずれか1項に記載のプリント回路基板。
  9. 前記第1回路の一面は、前記第1絶縁層に対して露出され、
    前記第2回路の両面は、前記第2絶縁層に対して露出される請求項1から請求項のいずれか1項に記載のプリント回路基板。
  10. 絶縁層と、
    前記絶縁層に少なくとも一部が埋め込まれた回路と、
    少なくとも一部が前記回路の側部に配置されるように、前記絶縁層内に形成された補強材と、をみ、
    前記補強材は、前記回路の少なくとも一部を貫通する、
    プリント回路基板。
  11. 前記補強材は、前記回路の一側面を貫通する請求項10に記載のプリント回路基板。
  12. 前記補強材の熱膨係数は、前記回路の熱膨係数より小さい請求項10又は請求項11に記載のプリント回路基板。
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