JP6790753B2 - 検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検査装置に関する。
特許文献1には、検査するプリント基板の種類に応じて交換ボードを交換することにより、汎用性を向上させたインサーキットファンクションテスタが記載されている。
特開平04−194763号公報
箱部材の上面に設けられた複数の通電部材を備えている検査装置が、基板装置を検査する場合に用いられることが知られている。
検査対象の基板装置が複数種類(複数機種)ある場合に、複数種類の通電部材を有する部材(着脱部材)を、ユニット化して、箱部材の上面に対して着脱可能にする必要がある。箱部材の上面に対して着脱可能とされた着脱部材は、箱部材の上面に形成された大きな開口を閉じるように取り付けられている。そして、段取り替えのときに、着脱部材を交換するため、箱部材の上面から着脱部材を取り外すと、箱部材の上面に形成された開口が、内部を開放してしまう。そこで、異物が、この開口から箱部材の内部に侵入してしまうことがある。そして、箱部材の内部に侵入した異物によって、箱部材の内部に配置されている制御部(制御基板等)が破損してしまう虞がある。
本発明の課題は、通電部材を有する着脱部材を脱着するときに、箱部材の上面に形成された開口が開放され、制御部が開口から露出する場合と比して、制御部の破損を抑制することである。
本発明の請求項1に係る検査装置は、上部に開口が形成され、内部に制御部が配置されている箱部材と、該箱部材に着脱可能に取り付けられ、該開口を閉じる着脱部材であって、該制御部と通信可能に接続され、該着脱部材の上側に置かれた検査対象品に通電する通電部材を有する該着脱部材と、該箱部材の内部で、該制御部の上方に配置され、上方から見て縁部が該開口を囲み、該制御部を上方から覆う覆い部材であって、上方を向いた上向き面には、上方から見て該開口を囲む環状の凹部が形成されている該覆い部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項に係る検査装置は、請求項に記載の検査装置において、前記着脱部材は、板面が上下方向を向いた板状の板体と、前記板体の板面であって上方を向いた上面に取り付けられている前記通電部材と、前記板体の板面であって下方を向いた下面に取り付けられ、前記通電部材と前記制御部とに接続される機能部材と、前記板体の前記下面に取り付けられ、下方向に延びている棒体と、を有し、前記棒体は、平面上に前記着脱部材が置かれた状態で、前記機能部材が平面と離間する、長さを有することを特徴とする。
本発明の請求項に係る検査装置は、請求項1又は2に記載の検査装置において、前記着脱部材の上方に配置され、前記着脱部材に対して接近又は離間する離間部材と、前記着脱部材と対向するように、前記離間部材に着脱可能に取り付けられる他の着脱部材であって、前記制御部と通信可能に接続され、前記離間部材が前記着脱部材に対して接近した接近位置に配置された状態で、前記着脱部材の上側に置かれた前記検査対象品に通電する他の通電部材を有する前記他の着脱部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項に係る検査装置は、請求項に記載の検査装置において、前記他の着脱部材は、板面が上下方向を向いた板状の他の板体と、前記他の板体の板面であって下方を向いた下面に取り付けられている前記他の通電部材と、前記他の板体の下面に取り付けられ、下方向に延びている他の棒体と、前記他の板体の板面であって上方を向いた上面に取り付けられ、前記他の通電部材と前記制御部とに接続される他の機能部材と、を有し、前記他の棒体は、平面上に前記他の着脱部材が置かれた状態で、前記他の通電部材が平面と離間する長さを有することを特徴とする。
本発明の請求項に係る検査装置は、請求項に記載の検査装置において、前記着脱部材には、前記離間部材が前記着脱部材に対して離間した離間位置から前記接近位置に移動することで、前記他の棒体が挿入される被挿入部が形成され、前記他の棒体が前記被挿入部に挿入されることで、前記他の着脱部材における、前記他の板体の板面に沿った方向の位置が、前記着脱部材に対して決められることを特徴とする。
本発明の請求項1の検査装置によれば、通電部材を有する着脱部材を脱着するときに、箱部材の上面に形成された開口が開放され、制御部が開口から露出する場合と比して、制御部の破損を抑制することができる。
本発明の請求項の検査装置によれば、覆い部材の上向き面に環状の凹部が形成されていない場合と比して、制御部の破損を抑制することができる。
本発明の請求項の検査装置によれば、平面上に着脱部材が置かれた状態で、機能部材が平面と接触する場合と比して、機能部材の損傷を抑制することができる。
本発明の請求項の検査装置によれば、着脱可能な他の着脱部材が、離間部材に取り付けられていない場合と比して、検査装置の汎用性を向上させることができる。
本発明の請求項の検査装置によれば、平面上に他の着脱部材が置かれた状態で、他の通電部材が平面と接触する場合と比して、他の通電部材の損傷を抑制することができる。
本発明の請求項の検査装置によれば、他の着脱部材が着脱部材に対して位置決めされない場合と比して、着脱部材の上側に置かれた検査対象品と、他の着脱部材との相対位置精度の低下を抑制することができる。
(A)(B)本発明の実施形態に係る検査装置を示した断面図である。 (A)(B)本発明の実施形態に係る検査装置を示した断面図である。 (A)(B)本発明の実施形態に係る検査装置を示した拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る検査装置に備えられた下側治具を示した側面図である。 本発明の実施形態に係る検査装置に備えられた上側治具を示した側面図である。 (A)(B)本発明の実施形態に係る検査装置を示した平面図、及び覆い部材を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る検査装置に備えられた上側治具、及び下側治具等を示した分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る検査装置の一部を示した分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る検査装置を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る検査装置の検査対象品である基板装置を示した斜視図である。 本発明の実施形態に対する変形例の検査装置を示した断面図である。
本発明の実施形態に係る検査装置の一例について、図1〜図11に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは装置上下方向(鉛直方向)を示し、矢印Wは装置幅方向(水平方向)を示し、矢印Dは装置奥行方向(水平方向)を示す。
先ず、本実施形態に係る検査装置10によって検査される検査対象品の一例としてのプリント配線基板装置100(以下「基板装置100」)を説明し、その後、検査装置10について説明する。なお、基板装置100については、基板装置100が検査装置10によって検査されている状態での方向を用いて説明する。
(基板装置)
基板装置100は、図10に示されるように、基板102と、基板102に実装されている、電子部品104及び電子部品106と、を備えている。
電子部品104は、表面実装タイプの電子部品であって、直方体状の本体部104Aと、4個のリード104Bとを有している。2個のリード104Bは、本体部104Aの装置幅方向の一方側の部分に取り付けられ、他の2個のリード104Bは、本体部104Aの装置幅方向の他方側の部分に取り付けられている。そして、電子部品104は、基板102の装置奥行方向の奥側の部分に実装されている。
電子部品106は、スルーホール実装タイプの電子部品であって、直方体状の本体部106Aと、4個のリード106Bとを有している。2個のリード106Bは、本体部106Aの装置幅方向の一方側の部分に取り付けられ、他の2個のリード106Bは、本体部106Aの装置幅方向の他方側の部分に取り付けられている。そして、電子部品106は、基板102の装置奥行方向の手前側(図中左側)の部分に実装されている。
基板102は、板面が上下方向を向き、上方から見て、矩形状とされている。そして、基板102において上方を向いた上面102Aには、電子部品104のリード104Bが、夫々半田付けされている4個の端子102Cが形成されている。さらに、基板102には、電子部品106のリード106Bが、夫々挿入されていると共に半田付けされている4個のスルーホール102Dが形成されている。このようにして、基板102の上面102Aに、電子部品104、及び電子部品106が実装されている。
また、基板102の四隅には、後述する下側治具34に対する位置決め用の貫通孔102Bが夫々形成されている。
(検査装置)
検査装置10は、図9に示されるように、箱状の箱部材12と、箱部材12の上方に配置されている離間部材16と、箱部材12に支持されていると共に、離間部材16を支持している支持部材20と、離間部材16を上下移動させるためのレバー22とを備えている。さらに、検査装置10は、検査装置10の全体を制御する制御部30と、制御部30を上方から覆う覆い部材32と、箱部材12に着脱可能に取り付けられる下側治具34と、離間部材16に着脱可能に取り付けられる上側治具36とを備えている。下側治具34は、着脱部材の一例であり、上側治具36は、他の着脱部材の一例の一例である。
〔箱部材・制御部〕
箱部材12は、内部が空洞とされた直方体状とされている。また、箱部材12の上側部分で、板面が上下方向を向いた天板の上面12Aには、図8に示されるように、箱部材12の内部を開放する開口14が形成されている。この開口14は、上方から見て矩形状とされている。
制御部30は、箱部材12の内部において、開口14の下方に配置されている。そして、制御部30は、板面が上下方向を向いた基板30Aと、基板30Aに実装されている複数の電子部品(符号省略)とを備えている。
〔離間部材・支持部材・レバー〕
離間部材16は、図9に示されるように、上面12Aの上方に配置され、内部が空洞とされた直方体状とされている。この離間部材16の装置上下方向の長さは、装置奥行方向の長さ、及び装置幅方向の長さと比して、短くされている。また、離間部材16は、上方から見て、開口14を覆う矩形状とされている。さらに、離間部材16の下側部分で、板面が上下方向を向いた底板16Aには、離間部材16の内部を開放する開口18が形成されている。この開口18は、下方から見て矩形状とされている。
支持部材20は、箱部材12の上面12Aにおいて、装置奥行方向の奥側の部分に支持され、内部が空洞とされた直方体状とされている。この支持部材20の装置奥行方向の長さは、装置上下方向の長さ、及び装置幅方向の長さと比して、短くされている。
さらに、支持部材20は、離間部材16の装置奥行方向の奥側の部分と接触し、離間部材16を片持ち状態で支持している。そして、支持部材20の内部には、レバー22の揺動動作に伴ない離間部材16を、上下方向に移動させて、箱部材12の上面12Aに対して接近又は離間させる、リンク機構(図示省略)の一部が配置されている。
レバー22は、箱部材12の側板に、揺動可能に取り付けられ、初期位置(図1(A)参照)と、操作位置(図2(A)参照)との間を揺動するようになっている。そして、レバー22には、ばね等の弾性部材(図示省略)の弾性力が付与されており、レバー22に外力が付与されていない状態(自由状態)では、レバー22は、初期位置に配置されている。
この構成において、レバー22が初期位置に配置されている状態では、図1(A)に示されるように、離間部材16は、箱部材12の上面12Aに対して離間する離間位置に配置される。一方、レバー22が操作位置されている状態では、図2(A)に示されるように、離間部材16は、箱部材12の上面12Aに対して接近する接近位置に配置される。
〔下側治具〕
下側治具34は、図8、図9に示されるように、箱部材12の上面12Aに脱着可能に、図示せぬ取付具(例えば、ねじ等)を用いて取り付ける。また、下側治具34が箱部材12に取り付けられた状態(図9参照)では、下側治具34は、箱部材12の開口14を上方から閉じている。つまり、前述した離間部材16は、下側治具34の上方に配置され、下側治具34に対して接近又は離間するようになっている。そして、下側治具34は、本体部38と、位置決めピン40と、通電部材42と、機能部材44と、棒体46とを有している。本体部38は、板体の一例である。
本体部38は、板面が上下方向を向いた板状とされ、上方から見て、開口14と比して大きい矩形状とされている。さらに、本体部38の四隅側の部分には、位置決め孔38Aが夫々形成されている。位置決め孔38Aは、被挿入部の一例である。
位置決めピン40は、大径部40A、及び大径部40Aに対して小径の小径部40Bを有する所謂段付きピンであって、本体部38において上方を向いた上面38Cに取り付けられている。具体的には、位置決めピン40は、本体部38の上面38Cで位置決め孔38Aの近傍に、4個取り付けられている。そして、基板102の貫通孔102Bに、位置決めピン40の小径部40Bを貫通させ、基板102を大径部40Aに支持させることで、位置決めピン40は、図3(A)に示されるように、基板装置100を、下側治具34に位置決めするようになっている。
通電部材42は、図8に示されるように、軸線が上下方向に延びる円柱状とされ、本体部38の上面38Cに、4個取り付けられている。また、夫々の通電部材42は、図3(A)に示されるように、位置決めピン40によって位置決めされた状態の基板装置100のリード106Bと接触する位置に配置されている。そして、通電部材42は、リード106Bと接触した状態で、電子部品106へ通電するようになっている。
機能部材44は、本体部38において下方を向いた下面38Dに2個取り付けられ、治具基板装置44Aと、治具基板装置44Aを下面38Dに取り付けるための取付具44Bとを有している(図4参照)。この治具基板装置44Aは、通電部材42の機能を発揮させるための部材であって、通電部材42と制御部30とに図示せぬ配線等によって通信可能に接続される。
棒体46は、図8に示されるように、上下方向に延びる円柱状とされ、本体部38の下面38Dの四隅に、4個取り付けられている。そして、棒体46は、図4に示されるように、下側治具34が平面Gに置かれた状態で、機能部材44が平面Gと離間する、長さを有している。換言すると、棒体46の下端位置は、機能部材44の下端位置と比して、下方に位置している。
〔上側治具〕
上側治具36は、離間部材16に脱着可能に、図示せぬ取付具(例えば段付きボルト等)を用いて取り付ける。また、上側治具36が離間部材16に取り付けられた状態では、図3(A)、図9に示されるように、上側治具36は、離間部材16の開口18を下方から閉じている。なお、上側治具36は、装置奥行方向、及び装置幅方向(後述する本体部58の板面方向)にがたつきを有した状態で、離間部材16に取り付けられている。つまり、離間部材16に取り付けられた上側治具36は、予め決められた、がたつき量の範囲内で移動するようになっている。
そして、上側治具36は、図7に示されるように、本体部58と、通電部材62と、機能部材64と、棒体66とを有している。通電部材62は、他の通電部材の一例であり、本体部58は、他の板体の一例であり、機能部材64は、他の機能部材の一例であり、棒体66は、他の棒体の一例である。
本体部58は、板面が上下方向を向いた板状とされ、上方から見て、開口18(図9参照)と比して大きい矩形状とされている。
通電部材62は、軸線が上下方向に延びる円柱状とされ、本体部58の下方を向いた下面58Bから突出するように本体部58に、4個取り付けられている。さらに、離間部材16が接近位置に配置された状態で、通電部材62は、図3(B)に示されるように、位置決めピン40によって位置決めされた基板装置100の端子102Cと夫々接触する位置に配置されている。そして、通電部材62は、端子102と接触した状態で、電子部品104へ通電するようになっている。
機能部材64は、本体部58において上方を向いた上面58Aに取り付けられ、治具基板装置64Aと、治具基板装置64Aを上面58Aに取り付ける取付具64Bとを有している。この治具基板装置64Aは、通電部材62の機能を発揮させるための部材であって、通電部材62と制御部30(図9参照)とに図示せぬ配線等によって通信可能に接続される。
棒体66は、上下方向に延び、下端部が先細りとなる円柱状とされ、図7に示されるように、本体部58の下面58Bの四隅に、4個取り付けられている。そして、棒体66は、図5に示されるように、上側治具36が平面Gに置かれた状態で、通電部材62が平面Gと離間する、長さを有している。換言すると、棒体66の下端位置は、通電部材62の下端位置と比して、下方に位置している。
さらに、離間部材16が離間位置から接近位置へ移動することで、棒体66が、図3(A)(B)に示されるように、下側治具34の位置決め孔38Aに挿入されるようになっている。これにより、上側治具36が、前述したがたつき量の範囲内で移動して、通電部材62と端子102Cとが接触する前に、下側治具34に対して位置決めされるようになっている。
〔覆い部材〕
覆い部材32は、板面が上下方向を向いた板状とされ、図1(A)、図9に示されるように、箱部材12の内部で、制御部30の上方に配置され、制御部30を上方から覆っている。具体的には、覆い部材32は、上方から見て矩形状とされ、覆い部材32の縁部32Aは、図6(A)に示されるように、上方から見て、開口14を囲んでいる。そして、覆い部材32は、箱部材12の内部に配置されているフレーム70(図1(A)参照)等の支持部に支持されている。フレーム70は、図示を省略しているが、上下方向に貫通する貫通穴が複数形成されている。この貫通穴は、制御部30から発生する熱を逃がすためのものである。
さらに、覆い部材32の上方を向いた上向き面の一例としての上面32Bには、図6(B)に示されるように、凹部32Cが矩形環状に形成されている。具体的には、凹部32Cは、図6(A)に示されるように、上方から見て、開口14を囲んでいる。
なお、支持部は、前記したフレーム70に代えて、3本以上の支柱であっても良い。具体的には、覆い部材32の四隅の各々に、一端が覆い部材32の下面に固定され、他端が箱部材12の底面に固定される支柱を計4本取り付けても良い。この場合は、覆い部材32の周面と、箱部材12の内面との間に隙間(空間)が形成される。このため、制御部30から発生した熱は、当該隙間から逃がすことができる。
(作用)
次に、検査装置10を用いて、基板装置100を検査する作業について説明する。
基板装置100を検査する前の状態では、下側治具34は、箱部材12に取り付けられておらず、上側治具36は、離間部材16に取り付けられていない。また、レバー22は、初期位置に配置され、離間部材16は、離間位置に配置されている。つまり、箱部材12の内部が、開口14によって開放された状態となっている(図8参照)。
基板装置100を検査する場合には、先ず、作業者は、図1(A)に示されるように、基板装置100を検査するための下側治具34を箱部材12に、図示せぬ取付具を用いて取り付け、上側治具36を離間部材16に、図示せぬ取付具を用いて取り付ける。なお、他の基板装置を検査する場合には、他の基板装置を検査するための下側治具を箱部材12に取り付け、他の基板装置を検査するための上側治具を離間部材16に取り付ける。
次に、作業者は、図1(A)(B)に示されるように、下側治具34の上側に、基板装置100を置く。具体的には、作業者は、図3(A)に示されるように、基板102の貫通孔102Bに、位置決めピン40の小径部40Bを貫通させ、基板102を大径部40Aに支持させる。これにより、基板装置100は、下側治具34の上側に置かれ、下側治具34に位置決めされる。そして、下側治具34の夫々の通電部材42は、基板装置100のリード106Bと接触して、電子部品106へ通電する。
次に、作業者は、図1(B)、図2(A)に示されるように、レバー22に力を負荷して、レバー22を初期位置から操作位置へ揺動させる。これにより、離間部材16は、離間位置から接近位置へ移動する。離間部材16が離間位置から接近位置へ移動することで、下端部が先細りとなっている、上側治具36の棒体66が、図3(A)(B)に示されるように、下側治具34の位置決め孔38Aに挿入される。棒体66が、位置決め孔38Aに挿入されることで、上側治具36が、前述した、がたつき量の範囲内で移動して、下側治具34に対して位置決めされる。つまり、上側治具36、及び基板装置100が、下側治具34に対して位置決めされる。
そして、離間部材16が接近位置に配置された状態で、上側治具36の夫々の通電部材62が、基板装置100の端子102Cに接触して、電子部品104へ通電する。電子部品104、及び電子部品106へ通電することで、電子部品104、及び電子部品106が検査される。換言すれば、基板装置100が検査される。
次に、作業者は、図2(A)(B)に示されるように、レバー22に負荷している力を解放する。これにより、レバー22が、操作位置から初期位置へ揺動し、さらに、離間部材16が、接近位置から離間位置へ移動する。そして、一枚の基板装置100の検査が終了する。
なお、続けて、他種の基板装置を検査する場合は、作業者は、下側治具34、及び上側治具36を他の基板装置を検査するための下側治具、及び上側治具を交換した後、他の基板装置を検査する。
(まとめ)
上記実施形態によれば、制御部30を覆っている覆い部材32の縁部32Aは、図6(A)に示されるように、上方から見て、開口14を囲でいる。このため、下側治具34を交換する場合等に、箱部材12の内部が開口14によって開放された状態で、開口14から異物等(例えば、下側治具34を取り付ける取付具等)が箱部材12の内部に侵入して落下しても、制御部30の破損が抑制される。換言すれば、下側治具34を脱着するときに、開口14が開放され、制御部30が開口14から露出する場合と比して、制御部30の破損が抑制される。
また、上記実施形態によれば、覆い部材32の上面32Bに形成された凹部32Cは、上方から見て、開口14を囲んでいる。例えば、箱部材12の内部が開口14によって開放されている状態で、開口14から箱部材12の内部に侵入して落下した異物等が、覆い部材32の上面32Bを転がっても、凹部32Cによって移動が規制される。このため、覆い部材32の上面32Bに凹部32Cが形成されていない場合と比して、制御部30の破損が抑制される。
また、上記実施形態によれば、離間部材16に着脱可能な上側治具36が取り付けられている。このため、上側治具36が離間部材16に対して着脱可能とされていない場合と比して、検査装置10の汎用性が向上する。
また、上記実施形態によれば、棒体46は、図4に示されるように、下側治具34が平面Gに置かれた状態で、機能部材44が平面Gと離間する、長さを有している。換言すると、棒体46の下端位置は、機能部材44の下端位置と比して、下方に位置している。このため、棒体46の下端位置が、機能部材44の下端位置に対して上方に位置している場合と比して、下側治具34が平面Gに置かれた場合に、機能部材44の損傷が抑制される。
また、上記実施形態によれば、棒体66は、図5に示されるように、上側治具36が平面Gに置かれた状態で、通電部材62が平面Gと離間する、有している。換言すると、棒体66の下端位置は、通電部材62の下端位置と比して、下方に位置している。このため、棒体66の下端位置が、通電部材62の下端位置に対して上方に位置している場合と比して、上側治具36が平面Gに置かれた場合に、通電部材62の損傷が抑制される。
また、上記実施形態によれば、棒体66が、位置決め孔38Aに挿入されることで、上側治具36が、移動して下側治具34に対して位置決めされる。つまり、上側治具36、及び基板装置100が、下側治具34に対して位置決めされる。このため、上側治具36が下側治具34に対して位置決めされない場合と比して、上側治具36と基板装置100との相対位置精度の低下が抑制される。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、覆い部材32に凹部32Cを形成することで、覆い部材32の上面32Bを転がる異物等の移動を規制したが、例えば、図11に示されるように、覆い部材132の上面をすり鉢状にして、上面を転がる異物等の移動を規制してもよい。
また、上記実施形態では、板状の覆い部材32が、上方から見て、制御部30を覆っていたが、覆い部材は板状でなくてもよく、例えば、メッシュ状、ブロック状であってもよい。
また、上記実施形態では、棒体46は、4個であったが、下側治具34が平面Gに置かれた状態で、機能部材44が平面Gと離間すればよく、棒体46が、3個以下、又は5個以上であってもよい。
また、上記実施形態では、棒体66は、4個であったが、上側治具36が平面Gに置かれた状態で、通電部材62が平面Gと離間すればよく、棒体66が、3個以下、又は5個以上であってもよい。
また、上記実施形態では特に説明しなかったが、上方から見て、覆い部材32が、制御部30の全体を覆っていてもよく、制御部30の一部を覆っていてもよい。上方から見て、覆い部材32の縁部32Aが、開口14を囲んでいればよい。
10 検査装置
12 箱部材
14 開口
16 離間部材
30 制御部
32 覆い部材
32B 上面(上向き面の一例)
32C 凹部
34 下側治具(着脱部材の一例)
36 上側治具(他の着脱部材の一例)
38 本体部(板体の一例)
38A 位置決め孔(被挿入部の一例)
38C 上面
38D 下面
42 通電部材
44 機能部材
46 棒体
58 本体部(他の板体の一例)
58A 上面
58B 下面
62 通電部材(他の通電部材の一例)
64 機能部材(他の機能部材の一例)
66 棒体(他の棒体の一例)
100 基板装置(検査対象品の一例)

Claims (5)

  1. 上部に開口が形成され、内部に制御部が配置されている箱部材と、
    該箱部材に着脱可能に取り付けられ、該開口を閉じる着脱部材であって、該制御部と通信可能に接続され、該着脱部材の上側に置かれた検査対象品に通電する通電部材を有する該着脱部材と、
    該箱部材の内部で、該制御部の上方に配置され、上方から見て縁部が該開口を囲み、該制御部を上方から覆う覆い部材であって、上方を向いた上向き面には、上方から見て該開口を囲む環状の凹部が形成されている該覆い部材と、
    を備える検査装置。
  2. 前記着脱部材は、
    板面が上下方向を向いた板状の板体と、
    前記板体の板面であって上方を向いた上面に取り付けられている前記通電部材と、
    前記板体の板面であって下方を向いた下面に取り付けられ、前記通電部材と前記制御部とに接続される機能部材と、
    前記板体の前記下面に取り付けられ、下方向に延びている棒体と、を有し、
    前記棒体は、平面上に前記着脱部材が置かれた状態で、前記機能部材が平面と離間する、長さを有する請求項に記載の検査装置。
  3. 前記着脱部材の上方に配置され、前記着脱部材に対して接近又は離間する離間部材と、
    前記着脱部材と対向するように、前記離間部材に着脱可能に取り付けられる他の着脱部材であって、前記制御部と通信可能に接続され、前記離間部材が前記着脱部材に対して接近した接近位置に配置された状態で、前記着脱部材の上側に置かれた前記検査対象品に通電する他の通電部材を有する、前記他の着脱部材と、
    を備える請求項1又は2に記載の検査装置。
  4. 前記他の着脱部材は、
    板面が上下方向を向いた板状の他の板体と、
    前記他の板体の板面であって下方を向いた下面に取り付けられている前記他の通電部材と、
    前記他の板体の下面に取り付けられ、下方向に延びている他の棒体と、
    前記他の板体の板面であって上方を向いた上面に取り付けられ、前記他の通電部材と前記制御部とに接続される他の機能部材と、を有し、
    前記他の棒体は、平面上に前記他の着脱部材が置かれた状態で、前記他の通電部材が平面と離間する長さを有する請求項に記載の検査装置。
  5. 前記着脱部材には、前記離間部材が前記着脱部材に対して離間した離間位置から前記接近位置に移動することで、前記他の棒体が挿入される被挿入部が形成され、
    前記他の棒体が前記被挿入部に挿入されることで、前記他の着脱部材における、前記他の板体の板面に沿った方向の位置が、前記着脱部材に対して決められる請求項に記載の検査装置。
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