JP6769221B2 - 嵌合装置、検査装置 - Google Patents
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Description
図3に示されるように、基板を検査する検査装置10(嵌合装置の一例)は、検査対象のプリント配線基板100(以下、単に「基板100」と記載する)を支持する支持部材12と、基板100を検査する際に、基板100を挟んで支持部材12の反対側に配置される対向部材14と、を備えている。
基板100は、図1に示されるように、平板状とされ、本実施形態では、一例として厚さ1.2mmとされている。また、基板100において支持部材12側を向いた一方の実装面100Aには、基板100に実装された電子部品と配線パターン(図示省略)を介して電気的に接続される第一接触部としてのテストランド20が複数(図1では4個)形成されている。そして、このテストランド20は、実装された電子部品の電気的な検査をするために用いられる。本実施形態では、テストランド20は、実装面100Aにおいて紙面左側に2個配置され、紙面右側に2個配置されている。
〔支持部材12〕
支持部材12は、図1に示されるように、板状とされた第一移動部としての第一支持台30と、板状とされた第二移動部としての第二支持台32と、を含んで構成されている。
対向部材14は、図3に示されるように、板状とされた本体部52と、本体部52を回転可能に支持するヒンジ部54と、を含んで構成されている。そして、本体部52がヒンジ部54を中心に回転することで、第一支持台30及び第二支持台32に対してそれらの上方で対向する対向位置と、第一支持台30及び第二支持台32の上方から退避した退避位置とに、対向部材14が移動するようになっている。
[シリンダ]
検査装置10は、図1に示されるように、第一支持台30を上下方向に移動させる複数(図1では2個)のシリンダ58と、第二支持台32を上下方向に移動させるシリンダ60(駆動部の一例)と、を備えている。
検査装置10は、図5に示されるように、プローブピン42、及び通電ピン46Aの通電の情報から基板100に実装された電子部品の電気的な検査をする検査部18を備えている。
制御部17は、図5に示されるように、検査部18の検査結果に基づいてシリンダ58、60の駆動を制御するようになっている。なお、制御部17のシリンダ58、60の駆動の制御については、以下の検査方法において説明する。
次に、検査装置10を用いて基板100を検査する検査方法について説明する。
第一検査結果、及び第二検査結果が共に正常な場合には、制御部17が、シリンダ58、60を駆動させて、図3に示されるように、第一支持台30及び第二支持台32を下方へ向けて、それぞれ離間位置及び退避位置に移動させる。これにより、バネ38の弾性力により基板100が持ち上げられることで、テストランド20とプローブピン42とが離間し、同様に、嵌合部材46がコネクタ22から退避して、コネクタ22の接触ピン22Aと嵌合部材46の通電ピン46Aとが離間する。さらに、本体部52と基板100とが離間する。
第一検査結果のみが正常な場合には、制御部17は、図6に示されるように、シリンダ60を駆動させて、第二支持台32を下方へ向けて退避位置に移動させる。これにより、嵌合部材46がコネクタ22から退避して、コネクタ22の接触ピン22Aと嵌合部材46の通電ピン46Aとが離間する。なお、テストランド20とプローブピン42との接触状態は、維持されている。
第二検査結果のみが正常な場合には、制御部17は、図8に示されるように、シリンダ58を駆動させて、第一支持台30を下方へ向けて中間位置に移動させる。これにより、テストランド20とプローブピン42とが離間する。なお、嵌合部材46とコネクタ22との嵌合は維持され、コネクタ22の接触ピン22Aと嵌合部材46の通電ピン46Aとの接触が維持されている。また、第一支持台30の移動量については、第一支持台30を離間位置に移動させる場合と比して小さくされ、対向部材14の本体部52と基板100との接触は維持されている。
第一検査結果、及び第二検査結果が共に異常な場合には、前述した「共に正常な場合」の手順に従って、支持ピン36に支持された基板100が取り出され、再度、作業者が、図2に示されるように、基板100の実装面100Aを下方に向けて、基板100を支持ピン36に支持させる。そして、前述した手順を繰り返し、再度、基板100が検査される。検査を複数回行っても正常と判断されない場合には、基板100が異常と判断され、検査が終了する。
図10には、位置決部材の一例としての第二支持台32、及び嵌合部材46の具体的な構成が示されている。下記の説明で用いるX方向、−X方向、Z方向及び−Z方向は、図10に示す矢印方向である。また、X(−X)方向、Z(−Z)方向及び上下方向は、互いに交差する方向である。なお、図4及び図11では、第二支持台32、嵌合部材46及び後述の棒体74、75の一部を破断して示している。
嵌合部材46は、コネクタ22との嵌合により摩耗するため、一例として、検査回数などに応じて、新しい嵌合部材46と交換される。嵌合部材46の交換作業は、一例として、以下のように行われる。
以上のように、本実施形態では、シリンダ60を駆動して、第二支持台32を取外可能位置に移動させることで、ネジなどを外すことなく、嵌合部材46を第二支持台32から取り外せる。したがって、本実施形態の構成によれば、嵌合部材46が第二支持台32にネジ止めされる構成に比べ、嵌合部材46の交換時間が短時間になる。
前述の第一実施形態の検査装置10では、シリンダ60として、3ポジションシリンダが用いたが、これに替えて、第二実施形態の検査装置200では、2ポジションシリンダを2つ用いて構成されている。以下、検査装置200の具体的な構成について説明する。なお、検査装置10と同様の機能を有する部分については、同一の符号を付して、その説明を適宜省略する。
嵌合部材46の交換作業は、一例として、以下のように行われる。まず、対向部材14が退避位置に位置する状態において、制御部17が、シリンダ261、262を駆動させて、図15に示されるように、第二支持台32を第二位置に移動させ、支持板280を第四位置に移動させる。この状態では、棒体274、275は、嵌合部材46の第一穴80、81から外れる。これにより、第二支持台32に装着された状態の嵌合部材46が第二支持台32から取り外し可能となる。そして、嵌合部材46を、図10におけるX方向に移動させて、第二支持台32から取り外す。新しい嵌合部材46を第二支持台32に対して、図10の矢印に示されるように、−X方向に移動させて第二支持台32に装着し、嵌合部材46が交換される。
以上のように、本実施形態では、シリンダ261、262を駆動して、第二支持台32を第二位置に移動させ且つ支持板280を第四位置に移動させることで、ネジなどを外すことなく、嵌合部材46を第二支持台32から取り外せる。したがって、本実施形態の構成によれば、嵌合部材46が第二支持台32にネジ止めされる構成に比べ、嵌合部材46の交換時間が短時間になる。
本実施形態では、被嵌合体の一例として、コネクタ22が用いられていたが、これに限られず、被嵌合体の一例としては、メモリなどの電子部品であってもよい。さらに、被嵌合体の一例としては、電子部品に限られず、例えば、電気的な接続がなされない凸及び凹の一方の形状を有する被嵌合体であってもよい。この場合は、嵌合部材としては、当該被嵌合体に嵌合し且つ凸及び凹の他方の形状を有する部材が用いられる。
22 コネクタ(被嵌合体の一例、部品の一例)
32 第二支持台(位置決部材の一例)
46 嵌合部材
60 シリンダ(駆動部の一例)
70、71 第二穴
74、75 棒体
80、81 第一穴
82 挿入ピン
261 シリンダ(第一駆動部の一例)
262 シリンダ(第二駆動部の一例)
274、275棒体
280 支持板(支持部の一例)
288、289第三穴
Claims (4)
- 被嵌合体に嵌合可能であり、嵌合方向に第一穴が貫通された嵌合部材と、
該嵌合部材を該嵌合方向に位置決めしつつ該嵌合方向とは交差する方向に取り外し可能に支持し、該支持位置において該第一穴と重なる位置に第二穴が貫通された位置決部材と、
該位置決部材を、第一位置と、該第一位置よりも該嵌合方向側の第二位置と、該第二位置よりも該嵌合方向側の第三位置と、に移動させる駆動部と、
該第二穴に挿入される棒体であって、該位置決部材が該第二位置に位置する際に該第一穴に挿入され且つ該嵌合部材が該被嵌合体に嵌合し、該位置決部材が該第一位置に位置する際に該第一穴に挿入され且つ該嵌合部材が該被嵌合体から退避し、該位置決部材が該第三位置に位置する際に該第一穴から外れる該棒体と、
を備える嵌合装置。 - 被嵌合体に嵌合可能であり、嵌合方向に第一穴が貫通された嵌合部材と、
該嵌合部材を該嵌合方向に位置決めしつつ該嵌合方向とは交差する方向に取り外し可能に支持し、該支持位置において該第一穴と重なる位置に第二穴が貫通された位置決部材と、
該位置決部材を、第一位置と、該第一位置よりも該嵌合方向側の第二位置と、に移動させる第一駆動部と、
該第一駆動部を支持し、該第二穴と重なる位置に第三穴が貫通された支持部と、
該支持部を、第三位置と、該第三位置よりも該嵌合方向側の第四位置と、に移動させる第二駆動部と、
該第二穴及び該第三穴に挿入される棒体であって、該位置決部材が第二位置に該支持部が第三位置に位置する際に、又は該位置決部材が第一位置に該支持部が第四位置に位置する際に該第一穴に挿入され且つ該嵌合部材が該被嵌合体に嵌合し、該位置決部材が第一位置に該支持部が第三位置に位置する際に該第一穴に挿入され且つ該嵌合部材が該被嵌合体から退避し、該位置決部材が第二位置に該支持部が第四位置に位置する際に該第一穴から外れる該棒体と、
を備える嵌合装置。 - 前記嵌合部材に設けられ、前記嵌合方向に突出する挿入ピンであって、前記嵌合部材が前記被嵌合体に嵌合する前に、前記被嵌合体に形成された穴に挿入される挿入ピンを備える
請求項1又は2に記載の嵌合装置。 - 前記嵌合部材は、基板における前記被嵌合体としての部品に嵌合して電気的に接続される
請求項1〜3のいずれか1項に記載の嵌合装置としての検査装置。
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JP2018059751A JP2018059751A (ja) | 2018-04-12 |
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