JP6787579B2 - 天井吊設物の振れ止め構造及びその施行方法 - Google Patents
天井吊設物の振れ止め構造及びその施行方法 Download PDFInfo
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Description
図1は、本発明の第1実施形態における天井吊設物9の振れ止め構造1の一例を示す図である。この振れ止め構造1は、例えば地震発生時などにおいて、天井スラブ2から下方に延びる複数の棒状体3a,3b,3c,3dの下端に取り付けられた天井吊設物9が振動することを抑制するためのものである。図1では、天井吊設物9が平面視略矩形状の空気調和機である場合を例示しており、天井スラブ2から垂下する4本の棒状体3a,3b,3c,3dのそれぞれが空気調和機の四隅を支持する状態を示している。ただし、以下においては、複数の棒状体3a,3b,3c,3dを区別しないときには、それらを総称して棒状体3と称する。尚、本実施形態では、棒状体3として、外周面に雄螺子が形成された吊りボルトを用いる場合を例示する。
次に本発明の第2実施形態について説明する。図6は、本発明の第2実施形態における天井吊設物9の振れ止め構造1aの一例を示す図である。図6に示す天井構造は、梁8を挟むようにして天井スラブ2が打設されており、梁8の下方に天井吊設物9を設置した構造である。図6に示すように、天井吊設物9を支持する複数の棒状体3e,3fは、梁8の両側の天井スラブ2から垂下するように設置され、各棒状体3e,3fの下端に天井吊設物9が取り付けられている。このように天井吊設物9を支持する複数の棒状体3e,3fの間に梁8などの障害物が存在する場合であっても、第1実施形態で説明したように複数の棒状体3e,3fの間にテープ5をクロス状に張設することができる。
以上、本発明に関する幾つかの実施形態について説明したが、本発明は各実施形態において説明したものに限定されるものではない。すなわち、本発明は、上述した実施形態以外にも、種々の変形例を含むものである。以下、いくつかの変形例を例に挙げて説明する。
Claims (10)
- 天井スラブから下方に延びる複数の棒状体のうちの少なくとも1つの棒状体の下端に取り付けられる天井吊設物の振れ止め構造であって、
前記複数の棒状体のうち、互いに隣接し、且つ、少なくとも一方の棒状体の下端に前記天井吊設物が取り付けられた一対の棒状体の間にテープを張設し、前記テープの引張力によって前記一対の棒状体の振動を抑制することを特徴とする、天井吊設物の振れ止め構造。 - 前記テープは、前記一対の棒状体間を斜め方向にクロスするように配置されることを特徴とする請求項1に記載の天井吊設物の振れ止め構造。
- 前記天井吊設物は平面視略矩形状であり、
前記複数の棒状体は、前記天井吊設物の四隅を支持しており、
前記テープは、前記天井吊設物の側面と平行な面内において互いに隣接する一対の棒状体間を斜め方向にクロスするように配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の天井吊設物の振れ止め構造。 - 前記テープは、さらに、一対の棒状体間でクロスする複数の交叉部のうち、互いに対向する一対の交叉部間に張設されることを特徴とする請求項3に記載の天井吊設物の振れ止め構造。
- 前記複数の棒状体のそれぞれの上部及び下部に取り付けられる係止金具を備え、
前記テープは、前記係止金具に係止されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の天井吊設物の振れ止め構造。 - 前記テープは、粘着テープであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の天井吊設物の振れ止め構造。
- 前記テープは、テープ基材にガラス繊維を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の天井吊設物の振れ止め構造。
- 前記テープは、引張強度が1000N以上であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の天井吊設物の振れ止め構造。
- 前記テープは、伸び率が10%以下であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の天井吊設物の振れ止め構造。
- 天井スラブから下方に延びる複数の棒状体のうちの少なくとも1つの棒状体の下端に取り付けられる天井吊設物の振れ止め構造を施行する施行方法であって、
前記複数の棒状体のうち、互いに隣接し、且つ、少なくとも一方の棒状体の下端に前記天井吊設物が取り付けられた一対の棒状体の間にテープを張設し、前記テープの引張力によって前記一対の棒状体の振動を抑制することを特徴とする施行方法。
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