JP6787452B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置に関する。
写真撮影時に被写体を照明する照明装置において、連写撮影に対応して、照明装置も連続して発光させる場合がある。この場合、連続発光によって、照明部の光照射側に配置されているフレネルレンズ等の透光パネルが溶融する可能性がある。
それを解決すべく、例えば、ファンを設置し、透光パネルと照明部間に空気を流し、透光パネル及び照明部の温度上昇を抑えている照明装置がある(特許文献1参照)。
特開2010−197583号公報
本開示の一態様は、照明光を発する移動可能な照明部と、前記照明部の移動方向に配置され、前記照明光を透過する透光部材と、前記透光部材へ送風する送風部と、前記照明部の前記透光部材に対する位置により、前記送風部から前記透光部材への送風量を制御する制御部と、を備える照明装置である。
第1実施形態にかかる照明装置の概略斜視図である。 照明部の位置を説明する図であり、(a)は照明部が広角側にある場合、(b)は照明部が望遠側にある場合である。 照明装置がバウンス状態にある場合を示した図である。 照明装置の制御部の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態の照明装置1の照明部の位置を説明する図であり、(a)は照明部が広角側にある場合、(b)は照明部が中間位置にある場合、(c)は照明部が望遠側にある場合である。 第3実施形態の照明装置の、照明筐体部分の断面図である。 照明筐体から透光パネルを取り外した状態の斜視図である。 発光による透光パネルの温度分布を説明する図である。 (a)は整流板が設けられた本実施形態の場合で、(b)は整流板240が設けられていない比較形態の場合の気流の流れを説明する図である。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態の照明装置1について説明する。
第1実施形態では、照明装置1として、例えば一眼レフのカメラ100に着脱可能に取り付けられる外付け用の照明装置1について説明する。図中、照明装置1からの光(照明光)が照射される被写体側から照明装置1を見た場合において右を向く方向をxプラス方向、照明装置1の照明光が照射(射出)される方向(照明方向)をyプラス方向、上を向く方向をzプラス方向とする。
図1は第1実施形態にかかる照明装置1の概略図斜視図である。図2は、照明部20の位置を説明する図であり、(a)は照明部20が広角側にある場合、(b)は照明部20が望遠側にある場合である。
本実施形態の照明装置1は、カメラ100に装着されたズームレンズ(図示せず)の焦点距離に合わせて、照明部20の照射範囲が変わるズーム式の照明装置1である。
図示するように、照明装置1は、照明部20を内部に備える照明筐体部2と、照明筐体部2の後部下方部(yマイナスzマイナス方向)に取り付けられた本体部4と、本体部4の下部(zマイナス方向)に取り付けられると共にカメラに接続される脚部5とを備える。
照明筐体部2は、閃光を発する照明部20と、照明部20の前方に設けられたフレネルレンズ等の透光部材である透光パネル21と、照明部20を透光パネル21に対してy方向に駆動する駆動部28と、コンデンサ22とを備える。
照明筐体部2はさらに、照明部20を収納する前ケース23と、本体部4に対して固定され、前ケース23が回転可能に取り付けられ、コンデンサ22を収納する後ケース24とを備える。
透光パネル21は、前ケース23の前方の矩形の開口部に装着され、前ケース23と後ケース24との間には、仕切り板25が設けられ、前ケース23、透光パネル21、及び仕切り板25により画された空間は密閉されている。
照明部20は、長手方向がx軸に沿うように配置されたリフレクタ26と、リフレクタ26の内部においてリフレクタ26と同様に長手方向がx軸に沿うようにして配置されたキセノン管27と、を備える。
リフレクタ26は、キセノン管27の閃光を、前側(yプラス方向)に反射させる反射部であり、前側に開口部を形成するように板部材を湾曲させたものである。
キセノン管27は、照明筐体部2の長手方向(図1に示すx方向)に沿って延びた長い棒状部材である。キセノン管27は、コンデンサ22の電気を放電することにより発光するキセノン放電発光管であり、放電時には、数百V以上の電圧が印加され、これに伴い、その表面温度が上昇する。
透光パネル21は、照明部20に対する反対側の面(閃光の出射側であるyプラス側)に、同心円状の複数のフレネル溝(図示せず)が設けられている。
照明筐体部2は、透光パネル21と照明部20との間の距離を変更する駆動部28を備える。駆動部28は、例えばモータ(図示せず)により駆動されるスライダ等を備える。
図2(a)は、透光パネル21に照明部20を近づけた状態であり、光の照射画角が大きい。図2(b)は、(a)の状態から照明部20を駆動部28によって移動させ、透光パネル21から照明部20を遠ざけた状態であり、光の照射画角が小さい。
また、図示するように、照明装置1は、空気を送り出すためのブロアー30を備える。
ブロアー30は、例えば、ファンの回転により気流を発生させる気流発生部31と、その気流発生部31により発生された気流を送るエアチューブ32A及びエアチューブ32Aにより送られた空気を吹き出す送風口33Aとを有する送風部30Aを備える。
送風口33Aは、照明部20の下(Zマイナス側)に配置され、下から上(Zプラス方向)且つやや前方より(Yプラス側)で、透光パネル21に対して吹き出した空気が衝突するように設けられている。
気流発生部31は仕切り板25に取り付けられている。仕切り板25は、アルミ等で製造されており、ヒートシンクの機能を有し、外部に熱を逃がすことができる。気流発生部31は、駆動時に若干熱を発生する可能性があるが、この仕切り板25によってその熱を外に逃がすことができる。
本体部4は、図2(a)に示すように、電源スイッチ44と、操作部45と、制御部41を備える(これらの電源スイッチ44と、操作部45と、制御部41とは図2(a)のみに示す)。制御部41は、照明装置1全体を制御する。操作部45は、照明装置1の各種設定を行う部分であり、本実施形態にかかる送風動作のオンオフも設定可能である。
図3は、照明装置1がバウンス状態にある場合を示した図である。照明装置1は、バウンス状態にあるか否かを検出する検出センサ43と、照明筐体部2に設けられた接触部46とを有する。接触部46と検出センサ43とが、バウンス状態のときに接触することで、検出センサ43は、照明装置1がバウンス状態であることを検出する。
そして照明装置1の制御部41は、バウンス状態が検出され、且つ照射位置が広角側の場合に、送風口33Aからの送風量を最大にする。
次に、照明装置1の動作を説明する。
図4は照明装置1の制御部41の動作を示すフローチャートである。
照明装置1がカメラ100に装着された状態で、照明装置1の電源スイッチ44のオンが確認されると(S1,YES)制御部41は、コンデンサ22の充電を開始させる(S2)。
制御部41は、図示しないレンズ鏡筒のズーム情報を、カメラ100より脚部5の接点を介して受信すると、このズーム情報に基づいて照明部20を移動させ(S3)、照明装置1の照射画角をズーム情報に適合するように調整する。
次いで、操作部45を介して送風モードのオンが選択されているかを判定する(ステップS4)。
送風モードがオンの場合(ステップS4,YES)、バウンスの検出センサ43よりバウンス信号が検出されているかどうかを判断する(ステップS5)。
バウンス信号が受信されていない場合(ステップS5,NO)、照明部20の位置が広角か望遠かを判定する(ステップS6)。
(状態1)
バウンスでなく且つ望遠(ステップS6,望遠)、すなわち図2(b)の状態の場合、照明部20と透光パネル21との距離は離れている。したがって、発光による透光パネル21の温度上昇は大きくない。この場合、制御部41は、送風口33Aからの送風を開始させるが、送風量(送風の強度)は弱くする(ステップS7)。
(状態2)
一方、バウンスでなく且つ広角、すなわち図2(a)の状態の場合、照明部20と透光パネル21との距離は近い。したがって、状態1と比べて発光による透光パネル21の温度は上昇しやすい。この場合、制御部41は、送風口33Aからの送風を開始させ、その際の送風口33Aからの送風量(送風の強度)は上記ステップS7の場合より強い「中」にする(ステップS8)。
ステップS5で、バウンス状態が検出された場合(ステップS5,YES)、熱い空気は上昇する。したがって透光パネル21付近の温度はバウンスでない場合よりも高くなる。このため制御部41は、バウンス状態が検出されない場合と比べて、多量に送風口33Aから送風する。
(状態3)
本実施形態においては、バウンス状態であり且つ望遠の場合、送風口33Aからの送風を、上述のバウンス状態が検出されず且つ広角の状態2の場合と同じ「中」にする(ステップS8)。
(状態4)
一方、ステップS5で、バウンス状態が検出され(ステップS5,YES)、さらに広角であると検出された場合、照明部20と透光パネル21との距離が近く、さらに、熱い空気は上昇するので、透光パネル21の温度はより上昇しやすい。
この場合、制御部41は、送風口33Aからの送風量(送風の強度)を、状態2及び状態3よりも強い「強」にする(ステップS10)。
そして、それぞれの強度で送風が行われている状態で、カメラ100のレリーズボタンの押圧が確認されると(S11,Y)と、制御部41は、照明部20を発光させる(S12)。
そして、発光が完了するとステップS1に戻る。
以上、第1実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、電力消費を抑えつつ効果的に冷却可能な照明装置を提供することができる。
(2)照明部20が広角側にある時、照明部20と透光パネル21は接近した状態になる。この時、連続発光が行われると透光パネル21の温度が上昇し、溶融の可能性がある。しかし、第1実施形態では、送風口33Aより空気が上方に吹き出され、透光パネル21を冷却するので、高温による透光パネル21等の変形や白濁化が防止される。
(3)また、照明部20が望遠側にある時、照明部20と透光パネル21とは上記(1)よりも離れた状態になる。この時、連続発光が行われても、透光パネル21の温度上昇は上記(1)の場合より低い。本実施形態では、この場合、送風口33Aからの吹き出し量を上記(1)の場合より小さくするので、必要最小限の電力消費量となる。
(4)本実施形態では、送風口33Aは透光パネル21の下方に設けられ、透光パネル21に対して、下から上に向かって空気を吹き付ける.したがって、自然な空気の流れを利用して冷却することができる。
(5)照明装置1がバウンス状態の場合、照明部20の発光により熱せられた空気は上昇し、透光パネル21付近に滞留しやすくなる。しかし、本実施形態では、照明装置1がバウンス状態の場合、送風口33Aからの吹き出し量をバウンス状態でない場合より大きくするので、バウンス状態においても良好に冷却できる。
また、照明筐体部2は密閉されているため、外気が照明筐体部2内に入り込むことがなく、外部からゴミが侵入することがない。ゆえに、ゴミが透光パネル21や照明部20に付着し、発光時にそのゴミが焦げて黒くなるようなことがない。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態の照明装置1の照明部の位置を説明する図であり、(a)は照明部20が広角側にある場合、(c)は照明部20が望遠側にある場合である。(b)は照明部20が(a)と(b)との中間位置にある場合である。
図示するように、第2実施形態において、照明部20はケース29の内部に保持されており、ケース29の背面には、放熱用のフィン29Aが取り付けられている。
また、第2実施形態は、第1実施形態の送風部30A(送風部)のほかに、照明筐体部2の内部の上方に第2送風口33Bが配置された第2送風部30B、同様に照明筐体部2の内部の上方に第3送風口33Cが配置された第3送風部30C、及び照明筐体部2の後側面に配置されているブロアー30の被写体側面に第4送風口33Dが配置された第4送風部30Dが設けられている。
第2送風部30B、第3送風部30C、及び第4送風部30Dは、主にフィン29Aを冷却するための送風口である。
第2送風部30Bの第2送風口33Bは、照明部20が広角側にある図5(a)の状態において、フィン29Aに風を吹き付けることができる位置に配置されている。
第4送風部30Dの第4送風口33Dは、照明部20が望遠にある図5(c)の状態において、フィン29Aに風を吹き付けることができる位置に配置されている。
第3送風部30Cの第3送風口33Cは、照明部20が広角と望遠との中間にある図5(b)の状態において、フィン29Aに風を吹き付けることができる位置に配置されている。
フィン29Aに吹き付けられた風は、効率よくケース29を放熱させ、照明部20の温度上昇を防ぐことができる。
図5(a)の状態は、第1実施形態の図2(a)の状態と同様であり、照明部20と透光パネル21との距離は近い。したがって、発光による透光パネル21の温度は上昇しやすい。
この場合、制御部41は、透光パネル21を下面から冷却する送風口33Aからの送風量を、例えばレベル3とする。
そして、第2送風口33Bからの送風量をレベル1とする。なお、本実施形態の説明において、送風量はレベル3が最も大きく、レベル1が最も小さく、後述のレベル2はその中間である。すなわちレベル3>レベル2>レベル1である。
図5(c)の状態は、第1実施形態の図2(b)の状態と同様であり、照明部20と透光パネル21との距離は遠い。したがって、発光による透光パネル21の温度はそれほど上昇しない。
この場合、制御部41は、透光パネル21を下面から冷却する送風口33Aからの送風量を、レベル1とする。
そして、第4送風口33Dからの送風量をレベル3とする。
図5(b)の状態は、照明部20と透光パネル21との距離は上述説明した図5(a)と(b)との中間である。この場合、制御部41は、透光パネル21を下面から冷却する送風口33Aからの送風量を、レベル2とする。
そして、第4送風口33Dからの送風量もレベル2とする。
以上、第2実施形態によると、照明部20と透光パネル21間の距離に基づいて透光パネル21を冷却する空気の流量を増減させることにより、無駄な電力を消費することなく、効率よく透光パネル21を冷却することができる。
本実施形態において(a)の場合、第4送風口33D:送風口33Aを1:3とし、(b)の場合、第3送風口33C:送風口33Aを2:2とし、(c)の場合、第2送風口33B:送風口33Aを3:1とすることにより、気流発生部31により発生される送風量を一定として効果的に送付量を振り分けることができる。
(変形形態)
(1)照明装置1の内部の所定位置に温度計を設けても良い。そして、その位置の温度を測定することで、透光パネル21や、照明部20等の各部の温度を推定し、それらの温度に基づいて送風量を調節しても良い。
(2)静止画撮影モードと動画撮影モードとのいずれかを選択可能なカメラで動画撮影モードを選択した場合、送風を自動的に停止するようにしてもよい。
また、カメラに清音モード等の設定がある場合、静音モードが選択された場合に送風量を自動的に変更又は停止するようにしてもよい。
(3)静止画撮影において、レリーズが押下されてから所定の時間以上空いた場合に、送風を強力に行うようにしても良い。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態の照明装置201について具体的に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分は、その説明を省略する。図6は、第3実施形態の照明装置201の、照明筐体202部分の断面図である。図7は、照明筐体202から透光パネル221を取り外した状態の斜視図である。
第3実施形態において、透光パネル221に対して照明部220を移動させる駆動部228は、照明装置201の上部(Zプラス方向)に配置されている。
駆動部228はモータ228Aと、そのモータ228Aによって駆動されるスライダ228Bと、を備える。
照明部220はスライダ228Bから吊り下げられている。ただし、これに限定されず、駆動部228の構造は、第1実施形態と同じであっても良い。
第3実施形態は、図6に示すように、ブロアー230が仕切り板225の前面(Yプラス側)に取り付けられている。そして、ブロアー230から1本のチューブ232Aが透光パネル221側へ延びている。チューブ232Aの先端には、Y方向に延びるチューブ232Aに対して垂直なX方向(図7参照)に延びる吹き出しヘッド232Bが設けられている。
吹き出しヘッド232Bには複数の送風口233が設けられている。複数の送風口233は、各送風口233から噴出される空気が、上方且つ透光パネル221に向かうように(すなわち、図6において、垂直なZ方向よりもややYプラス側の前方に向く方向)設けられている。
第3実施形態の照明装置201が第1、第2実施形態と異なる特徴部分は、これら複数の送風口233のうちの一部の送風口が、図7に示すように、非等間隔でX方向に配置されている点である。
以下、複数の送風口233の配置について説明する。
透光パネル221は、キセノン管の発光によって、全体的に均等に温度が上昇するわけではない。図8は、発光による透光パネル221の温度分布を説明する図である。キセノン管の発光により、透光パネル221は、中央部221Aが最も高温になり、中央部221Aの周囲221B、その周囲221Bよりさらに外側221Cと、中央部221Aからの距離が離れるに従い、中央部221Aに比べて温度が下がる。
本実施形態の送風口233は、透光パネル221の中央部221Aに送風可能な位置に、他の位置よりも多くの送風口233が配置されている。すなわち、透光パネル221の下部における、X方向の中央に密集して配置され、中央からの距離が離れるほど、互いに隣接する送風口233同士は離間する。
したがって、高温である中央部221Aに、他の部分よりも多くの空気を吹き付けることができる。このように、冷却が必要な中央部221Aに多くの空気を吹き付けることができるので、全体に均等に風を吹き付けるよりも効率的である。
第3実施形態は、さらに送風口233から噴出される空気のX方向への流れを防止するように、整流板240が設けられている。
本実施形態で整流板240は、図7に示すように、照明部220のX方向の両端から透光パネル221(図7には示さず)側に向かって(Yプラス方向に)延びるように取り付けられている。すなわち、整流板240は、照明部220と透光パネル221との間の領域を挟むようにして配置されている。
ただし、整流板240の取付個所はこの場所に限定されない、例えば、透光パネル221の内面から照明部220側に向かって(Yマイナス方向に)延びるように取り付けられていても良い。
すなわち、透光パネル221と照明部220との間の領域を挟むようにして、送風口233よりも横方向(X方向の)外側に設けられていれば、照明部220や透光パネル221以外の部分に取り付けられていても良い。
さらに、第3実施形態では、ブロアー230の吹き出し口の大きさ(断面積)に対し、送風口233の大きさ(断面積)の総和を小さくすることで、噴出する気流の速度を速くしてもよい。すなわち、送風口233の大きさを適宜変更することで、冷却により効果的な位置に空気が当たるように調節することができる。このように構成することで、ブロアー230からの送風量を上げることなく(すなわちブロアー230での消費電力を上げることなく)送風口233からの噴出される空気の速度(気流速度)を上げることができる。
なお送風口233から噴出される空気の速度を上げる手法として、消費電力さえ気にしなければ、ブロアー230からの送風量そのものを上げる手法を採用しても良い。
なお、第3実施形態では、透光パネル221の中央部221Aに送風可能な位置に、他の位置よりも多くの送風口233を配置した。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、温度の高くなる中央部221Aに当たる空気の量を多くするために、送風口233のうちの、この中央部221Aに空気を噴出する送風口233の開口の大きさを、中央部221Aの周囲221B及びその周囲221Bよりさらに外側221Cに空気を噴出する送風口233の開口の大きさよりも大きくしてもよい。
このようにすることによっても、高温である中央部221Aに、他の部分よりも多くの空気を吹き付けることができる。
本実施形態によると、第1実施形態の効果に加え、以下の効果を有する。
(1)本実施形態の送風口233は、中央部221Aに空気を吹き付けられる位置に他の部分よりも多く設けられている。すなわち、透光パネル221の中央部に送風可能な位置に、他の位置よりも多くの送風口233が配置されている。
したがって、高温である中央部221Aに、他の部分よりも多くの空気を吹き付けることができる。このように、冷却が必要な中央部221Aに多くの空気を吹き付けることができるので、全体に均等に風を吹き付けるよりも効率的である。
(2)図9は、整流板240が設けられた本実施形態の場合(図9(a))と、整流板240が設けられていない比較形態の場合(図9(b))の気流の流れを説明する図である。
図9(b)に示すように、整流板240がない場合、送風口233から噴出された空気は、透光パネル221と照明装置201との間の空間Sから、横方向(X方向)に流れ出る。このため、送風口233から吹き出した空気において、冷却に寄与しないで空間Sの外部に流れ出る気流が発生する。
しかし、本実施形態によると、整流板240が設けられているため、空間Sの外部に流出する空気が少ない。したがって、冷却効率が比較形態と比べて良好となる。
1:照明装置、2:照明筐体部、4:本体部、5:脚部、20:照明部、21:透光パネル、25:仕切り板、26:リフレクタ、27:キセノン管、28:駆動部、29:ケース、29A:フィン、30:ブロアー、30A:第1送風部、30B:第2送風部、30C:第3送風部、30D:第4送風部、31:気流発生部、33A:第1送風口、33B:第2送風口、33C:第3送風口、33D:第4送風口、41:制御部、43:検出センサ、44:電源スイッチ、45:操作部、46:接触部、100:カメラ

Claims (8)

  1. 照明光を発する移動可能な照明部と、
    前記照明部の移動方向に配置され、前記照明光を透過する透光部材と、
    前記透光部材へ送風する送風部と、
    前記照明部の前記透光部材に対する位置により、前記送風部から前記透光部材への送風量を制御する制御部と、
    を備える照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置であって、
    焦点距離を変更可能な撮影光学系を有する撮像装置と通信可能な通信部を備え、
    前記制御部は、前記通信部によって受信した前記焦点距離により前記照明部の位置を制御し、前記照明部の位置により前記送風部の送風量を制御する照明装置。
  3. 請求項1又は2に記載の照明装置であって、
    前記照明装置の姿勢を検知する検知部を備え、
    前記制御部は、前記検知部により検知された前記照明装置の姿勢により、前記送風部から前記透光部材への送風量を制御する照明装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の照明装置であって、
    前記照明部に対して前記透光部材と反対側に前記送風部と異なる第2送風部を備え、
    前記制御部は、前記照明部の位置により、前記送風部と前記第2送風部の送風量を制御する照明装置。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項に記載の照明装置であって、
    前記照明装置は複数の撮影モードを選択可能なカメラと通信する通信部を備え、
    前記制御部は、前記カメラにおいて選択された撮影モードによって前記送風量を制御する照明装置。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の照明装置であって、
    前記送風部は複数の送風口を備え、前記透光部材の中央部に送風可能な送風口は、前記中央部の周辺領域に送風可能な送風口よりも数が多い照明装置。
  7. 請求項1から6までのいずれか一項に記載の照明装置であって、
    前記送風部は複数の送風口を備え、前記透光部材の中央部に送風可能な送風口は、前記中央部の周辺領域に送風可能な送風口よりも大きい開口を有する照明装置。
  8. 請求項1から7までのいずれか一項に記載の照明装置であって、
    前記送風部からの送風を挟んで配置された整流板を備える照明装置。
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