JP6785966B2 - Rfidタグ付きパッケージ - Google Patents

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Description

本発明は、RFIDタグ付きパッケージに関する。
例えば、特許文献1には、物品の外面に対して立設するように取り付けられた無線ICデバイス(RFID(Radio-Frequency IDentification)タグ)が開示されている。この物品は少なくとも外面が金属である物品であって、RFIDタグは、その金属部分を介して無線通信を行うように構成されている。
特許第5136538号
ところで、特許文献1に記載されたRFIDタグは、物品に対して立設するように取り付けられるために、物品の意匠性を損なう可能性がある。物品が、例えば外面が少なくとも部分的に金属層で覆われている高級小売物品用のパッケージである場合、RFIDタグによって高級感を醸し出す高い意匠性が大きく損なわれる可能性がある。
そこで、本発明は、意匠性を損なわないようにRFIDタグが設けられた、RFIDタグ付きパッケージを提供することを課題とする。
上記技術的課題を解決するために、本発明の一態様によれば、
RFIDタグ付きパッケージであって、
非導体材料から作製されたパッケージ本体と、
前記パッケージ本体の外面上に部分的に設けられた金属層と、
第1および第2の入出力端子を備え、前記パッケージ本体に配置されたRFICチップと、
一端が前記RFICチップの第1の入出力端子に接続され、他端が開放端であり、前記金属層が設けられていない前記パッケージ本体の部分に配置された第1のアンテナ導体層と、
一端が前記RFICチップの第2の入出力端子に接続され、他端が前記金属層に対して直接的に接続されているまたは容量を介して接続され、前記パッケージ本体に配置された第2のアンテナ導体層と、を有する、RFIDタグ付きパッケージが提供される。
また、本発明の別態様によれば、
RFIDタグ付きパッケージであって、
導体材料から作製され、貫通穴を備えるパッケージ本体と、
前記貫通穴を塞ぐように前記パッケージ本体に貼り付けられたシール部材と、
第1のおよび第2の入出力端子を備え、前記パッケージ本体に配置されたRFICチップと、
一端が前記RFICチップの第1の入出力端子に接続され、他端が開放端であり、前記貫通穴の開口内に位置するように前記シール部材に配置された第1のアンテナ導体層と、
一端が前記RFICチップの第2の入出力端子に接続され、他端が前記パッケージ本体に対して直接的に接続されているまたは容量を介して接続され、前記パッケージ本体に配置された第2のアンテナ導体層と、を有する、RFIDタグ付きパッケージが提供される。
本発明によれば、意匠性を損なわないようにRFIDタグが設けられた、RFIDタグ付きパッケージを提供することができる。
本発明の実施の形態1に係るRFIDタグ付きパッケージの斜視図 RFIDタグを取り外した状態のパッケージ本体の斜視図 RFIDタグの斜視図 RFIDタグの等価回路図 RFICモジュールの分解斜視図 本発明の実施の形態2に係るRFIDタグ付きパッケージの斜視図 本実施の形態2に係る、RFIDタグを取り外した状態のパッケージ本体の斜視図 本発明の実施の形態3に係るRFIDタグ付きパッケージの斜視図 RFIDタグを取り外した状態のパッケージ本体の斜視図 本発明の実施の形態4に係るRFIDタグ付きパッケージの斜視図 本発明の実施の形態5に係るRFIDタグ付きパッケージの斜視図
本発明の一態様のRFIDタグ付きパッケージは、非導体材料から作製されたパッケージ本体と、前記パッケージ本体の外面上に部分的に設けられた金属層と、第1および第2の入出力端子を備え、前記パッケージ本体に配置されたRFICチップと、一端が前記RFICチップの第1の入出力端子に接続され、他端が開放端であり、前記金属層が設けられていない前記パッケージ本体の部分に配置された第1のアンテナ導体層と、一端が前記RFICチップの第2の入出力端子に接続され、他端が前記金属層に対して直接的に接続されているまたは容量を介して接続され、前記パッケージ本体に配置された第2のアンテナ導体層と、を有する。
この一態様によれば、意匠性を損なわないようにRFIDタグが設けられた、RFIDタグ付きパッケージを提供することができる。
例えば、前記RFIDタグ付きパッケージが、前記パッケージ本体に取り付けられるシート基材を有し、前記シート基材上に、前記RFICチップ、前記第1のアンテナ導体層、および前記第2のアンテナ導体層が設けられてもよい。
例えば、前記パッケージ本体が貫通穴を備え、前記第1のアンテナ導体層が貫通穴の開口内に位置するように、前記シート基材が前記パッケージ本体に取り付けられてもよい。
例えば、前記パッケージ本体が透明窓を備え、前記第1のアンテナ導体層、前記第2のアンテナ導体層、および前記シート基材が、透明材料から作製され、前記透明窓に配置されてもよい。
例えば、前記第1および第2のアンテナ導体層が、前記金属層と同一の材料から作製され、前記パッケージ本体の外面上に設けられてもよい。
例えば、前記パッケージ本体が、正面、背面、右側面、左側面、頂面、および底面を備える直方体形状の箱体であって、前記正面、前記背面、前記右側面、および前記左側面のいずれか1つに、前記RFICチップ、前記第1のアンテナ導体層、および前記第2のアンテナ導体層が、前記頂面と底面との対向方向に並んだ状態で配置されている。これにより、陳列棚の前方に正面を向けた状態で該陳列棚に陳列された状態のとき、RFIDタグ付きパッケージは、陳列棚の前方に電波を放射することができる。
本発明の別態様のRFIDタグ付きパッケージは、導体材料から作製され、貫通穴を備えるパッケージ本体と、前記貫通穴を塞ぐように前記パッケージ本体に貼り付けられたシール部材と、第1のおよび第2の入出力端子を備え、前記パッケージ本体に配置されたRFICチップと、一端が前記RFICチップの第1の入出力端子に接続され、他端が開放端であり、前記貫通穴の開口内に位置するように前記シール部材に配置された第1のアンテナ導体層と、一端が前記RFICチップの第2の入出力端子に接続され、他端が前記パッケージ本体に対して直接的に接続されているまたは容量を介して接続され、前記パッケージ本体に配置された第2のアンテナ導体層と、を有する。
この別態様によれば、意匠性を損なわないようにRFIDタグが設けられた、RFIDタグ付きパッケージを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係るRFID(Radio-Frequency IDentification)タグ付きパッケージを示す斜視図である。なお、図中において、X−Y−Z座標系は、発明の理解を容易にするためのものであって、発明を限定するものではない。
図1に示すように、RFIDタグ付きパッケージ10は、本実施の形態1の場合、直方体形状の箱体であるパッケージ本体12と、そのパッケージ本体12に取り付けられたシート状のRFIDタグ30とを有する。
図2は、RFIDタグ30を取り外した状態のパッケージ本体12を示している。パッケージ本体12は、店舗の陳列棚に陳列されるときに該陳列棚の前方に向けられる正面12a、正面12aに対して反対側の背面12b、正面12aと背面12bとの間の右側面12cと左側面12d、陳列棚に対向する底面12e、および底面12eに対して反対側の頂面12fを備える。
また、パッケージ本体12は、非導体材料、例えば紙材料や樹脂材料から作製されている。本実施の形態1の場合、パッケージ本体12は紙材料から作製されている。さらに、本実施の形態1の場合、RFIDタグ付きパッケージ10内に収容された物品が視認できるように、透明(または半透明)シート、例えば樹脂シートから作製された透明窓14を備える。透明窓14は、パッケージ本体12の正面12aに設けられている。
パッケージ本体12の外面上には、金属層16が部分的に設けられている。金属層16は、RFIDタグ付きパッケージ10に収容された物品の高級感を演出するために、パッケージ本体12に設けられている。この金属層16により、パッケージ本体12は金属光沢を備える。
具体的には、本実施の形態1の場合、金属層16は、例えば、アルミニウムや銀などの金属粒子を含むインクをパッケージ本体12(パッケージ本体12に形成される前のシート状部材)に印刷することによって形成されている。なお、本実施の形態1の場合、背面12b、左側面12d、底面12e、および頂面12fについては、全面にわたって金属層16が形成されている。正面12aについては、透明窓14を除いて全面にわたって金属層16が形成されている。右側面12cについては、一部分(露出部分)12gを除いて金属層16が形成されている。すなわち、パッケージ本体12の外面のほとんどが金属層16に覆われている。
パッケージ本体12の右側面12cにおける金属層16が設けられていない露出部分12gには、RFIDタグ30が取り付けられる。そのRFIDタグ30について説明する。
図3は、RFIDタグ30の斜視図である。また、図4は、RFIDタグ30の等価回路図である。
図3に示すように、RFIDタグ30は、シート基材32と、シート基材32上に設けられた第1および第2のアンテナ導体層34、36と、RFIC(Radio-Frequency Integrated Circuit)モジュール40とを有する。
シート基材32は、本実施の形態1の場合、紙材料または樹脂材料などの非導体材料から作製された矩形状のシートであって、第1のアンテナ導体層34、第2のアンテナ導体層36、およびRFICモジュール40が設けられる主面32aと、その主面32aに対して反対側の裏面32bとを備える。図1に示すように、シート基材32は、主面32aを介してパッケージ本体12に取り付けられる。シート基材32の裏面32bは、外部に露出し、RFIDタグ付きパッケージ10の外面の一部を構成する。なお、その裏面32bに、バーコードや商品の成分表などが印刷されてもよい。また、露出部分12gがRFIDタグ付きパッケージ10の意匠性に影響する場合、シート基材32は、図1に示すように、パッケージ本体12の露出部分12gを完全に覆い隠すことができる大きさを備えているのが好ましい。
第1および第2のアンテナ導体層34、36は、アルミニウム、銀、銅など導体材料から作製されたパターン層であって、例えば、シート基材32の主面32aにパターン印刷されている。
本実施の形態1の場合、図3に示すように、第1のアンテナ導体層34は、シート基材32の長手方向(Y軸方向)の一端側に配置されている。また、第1のアンテナ導体層34は、詳細は後述するが、RFICモジュール40に接続される一端(ランド部)34aと、開放端である他端34bとを備える。なお、本実施の形態1の場合、第1のアンテナ導体層34におけるランド部34aと開放端34bとの間の部分は、ミアンダ状に形成されている。このようにミアンダ状に形成することにより、詳細は後述するが、第1のアンテナ導体層34は、RFIDタグ30が所定の通信周波数で良好に無線通信するための励振器として機能するために必要な電気長を備える。
また、本実施の形態1の場合、図1に示すように、シート基材32がパッケージ本体12に取り付けられたときに第1のアンテナ導体層34が露出部分12gに配置されるように、第1のアンテナ導体層34がシート基材32に設けられている。これにより、金属層16と第1のアンテナ導体層34との電気的な接続が回避されている。また、第1のアンテナ導体層34の開放端34bが露出部分12gの概ね中央に位置するように、第1のアンテナ導体層34はシート基材32に配置されている。これは、金属層16と開放端34bとの間の容量結合を回避するためである。
本実施の形態1の場合、図3に示すように、第2のアンテナ導体層36は、第1のアンテナ導体層34に対して距離をあけて独立し、シート基材32の長手方向(Y軸方向)の他端側に配置されている。また、第2のアンテナ導体層36は、詳細は後述するが、RFICモジュール40に接続される一端(ランド部)36aと、金属層16に接続される他端(コンタクトパッド部)36bとを備える。なお、本実施の形態1の場合、第2のアンテナ導体層36におけるランド部36aとコンタクトパッド部36bとの間の部分は、ミアンダ状に形成されている。ミアンダ状に形成することにより、図4に示すように、第2のアンテナ導体層36は、インダクタンスL5を備える。
また、本実施の形態1の場合、図1に示すように、シート基材32がパッケージ本体12に取り付けられたときに第2のアンテナ導体層36がコンタクトパッド部36bを除いて露出部分12gに配置されるように、第2のアンテナ導体層36がシート基材32に設けられている。すなわち、コンタクトパッド部36bは、金属層16に重なり、それにより金属層16と電気的に接続する。本実施の形態1の場合、シート基材32は、絶縁性接着剤(図示せず)を介して、パッケージ本体12に取り付けられる(貼り付けられる)。その結果として、図4に示すように、コンタクトパッド部36bと金属層16とが容量C2を介して接続する(容量結合する)。
図3および図4に示すように、RFICモジュール40は、例えば900MHz帯、すなわちUHF帯の通信周波数で無線通信を行う無線通信デバイスであって、シート基材32の主面32aに設けられている。また、RFICモジュール40は、無線通信を行うために、第1のアンテナ導体層34と第2のアンテナ導体層36とに接続されている。このRFICモジュール40について、図5を参照しながら説明する。
図5は、RFICモジュール40の分解斜視図である。
図5に示すように、本実施の形態1の場合、RFICモジュール40は、三層からなる多層基板で構成されている。具体的には、RFICモジュール40は、ポリイミドや液晶ポリマなどの樹脂材料から作製されて可撓性を備える絶縁シート42A、42B、および42Cを積層して構成されている。なお、図5は、図3に示すRFICモジュール40を裏返して分解した状態を示している。
図5に示すように、RFICモジュール40は、RFICチップ44と、複数のインダクタンス素子46A、46B、46C、および46Dと、外部接続端子48、50とを有する。本実施の形態1の場合、インダクタンス素子46A〜46Dと外部接続端子48、50は、絶縁シート42A〜42C上に形成され、銅などの導体材料から作製された導体パターンから構成されている。
図5に示すように、RFICチップ44は、絶縁シート42C上の長手方向(X軸方向)の中央部に実装されている。RFICチップ44は、シリコン等の半導体を素材とする半導体基板に各種の素子を内蔵した構造を有する。また、RFICチップ44は、第1の入出力端子44aと第2の入出力端子44bとを備える。さらに、図4に示すように、RFICチップ44は、内部容量(キャパシタンス:RFICチップ自身が持つ自己容量)C1を備える。
図5に示すように、インダクタンス素子(第1のインダクタンス素子)46Aは、絶縁シート42Cの長手方向(X軸方向)の一方側で、絶縁シート42C上に渦巻きコイル状に設けられた導体パターンから構成されている。また、図4に示すように、インダクタンス素子46Aは、インダクタンスL1を備える。インダクタンス素子46Aの一端(コイル外側の端)には、RFICチップ44の第1の入出力端子44aに接続されるランド46Aaが設けられている。なお、他端(コイル中心側の端)にも、ランド46Abが設けられている。
図5に示すように、インダクタンス素子(第2のインダクタンス素子)46Bは、絶縁シート42Cの長手方向(X軸方向)の他方側で、絶縁シート42C上に渦巻きコイル状に設けられた導体パターンから構成されている。また、図4に示すように、インダクタンス素子46Bは、インダクタンスL2を備える。インダクタンス素子46Bの一端(コイル外側の端)には、RFICチップ44の第2の入出力端子44bに接続されるランド46Baが設けられている。なお、他端(コイル中心側の端)にも、ランド46Bbが設けられている。
図5に示すように、インダクタンス素子(第3のインダクタンス素子)46Cは、絶縁シート42Bの長手方向(X軸方向)の一方側で、絶縁シート42B上に渦巻きコイル状に設けられた導体パターンから構成されている。また、インダクタンス素子46Cは、積層方向(Z軸方向)にインダクタンス素子46Aに対して対向している。さらに、図4に示すように、インダクタンス素子46Cは、インダクタンスL3を備える。インダクタンス素子46Cの一端(コイル中心側の端)には、ランド46Caが設けられている。このランド46Caは、絶縁シート42Bを貫通するスルーホール導体などの層間接続導体52を介して、絶縁シート42C上のインダクタンス素子46Aのランド46Abに接続されている。
図5に示すように、インダクタンス素子(第4のインダクタンス素子)46Dは、絶縁シート42Bの長手方向(X軸方向)の他方側で、絶縁シート42B上に渦巻きコイル状に設けられた導体パターンから構成されている。また、インダクタンス素子46Dは、積層方向(Z軸方向)にインダクタンス素子46Bに対して対向している。さらに、図4に示すように、インダクタンス素子46Dは、インダクタンスL4を備える。インダクタンス素子46Dの一端(コイル中心側の端)には、ランド46Daが設けられている。このランド46Daは、絶縁シート42Bを貫通するスルーホール導体などの層間接続導体54を介して、絶縁シート42C上のインダクタンス素子46Bのランド46Bbに接続されている。
なお、絶縁シート42B上のインダクタンス素子46C、46Dは、1つの導体パターンとして一体化されている。すなわち、それぞれの他端(コイル外側の端)同士が接続されている。また、絶縁シート42Bには、絶縁シート42C上に実装されたRFICチップ44が収容される貫通穴42Baが形成されている。
図5に示すように、外部接続端子48、50は、絶縁シート42A上に設けられた導体パターンから構成されている。また、外部接続端子48、50は、絶縁シート42Aの長手方向(X軸方向)に対向している。
一方の外部接続端子48は、絶縁シート42Aを貫通するスルーホール導体などの層間接続導体56を介して、絶縁シート42B上のインダクタンス素子46Cのランド46Caに接続されている。
他方の外部接続端子50は、絶縁シート42Aを貫通するスルーホール導体などの層間接続導体58を介して、絶縁シート42B上のインダクタンス素子46Dのランド46Daに接続されている。
一方の外部接続端子48は、第2のアンテナ導体層36のランド部36aに、例えばはんだなどを介して接続される。同様に、他方の外部接続端子50は、第1のアンテナ導体層34のランド部34aに、例えばはんだなどを介して接続される。
なお、RFICチップ44は、半導体基板で構成されている。また、RFICチップ44は、インダクタンス素子46A、46Bの間と、インダクタンス素子46C、46Dの間に存在する。このRFICチップ44がシールドとして機能することにより、絶縁シート42C上に設けられた渦巻コイル状のインダクタンス素子46A、46Bの間での磁界結合および容量結合が抑制される。同様に、絶縁シート42B上に設けられた渦巻コイル状のインダクタンス素子46C、46Dの間での磁界結合および容量結合が抑制される。その結果、通信信号の通過帯域が狭くなることが抑制される。
図4に示すように、容量C1(RFICチップ44の内部容量)とインダクタンスL1〜L4(4つのインダクタンス素子のインダクタンス)により、RFICチップ44と第1および第2のアンテナ導体層34、36との間の整合をとる整合回路が構成されている。
これまで説明してきた構成によれば、RFIDタグ30は、パッケージ本体12の金属層16を介して、外部の無線通信装置(例えば、リーダ/ライタ装置)と電波をやりとりする。
なお、第1のアンテナ導体層34は、実質的に、第2のアンテナ導体層36を励振させる(第2のアンテナ導体層36を介して金属層16から電波を放射させる)励振器として機能する。そのために、第1のアンテナ導体層34は、ミアンダ状に形成されて励振器として機能するための電気長を備える。
例えば、第2のアンテナ導体層36または金属層16を介して電波を受信すると、これらに起電力が生じ、その起電力によってRFICモジュール40のRFICチップ44が駆動する。駆動したRFICチップ44は、その記憶部に記憶されたデータを、第2のアンテナ導体層36または金属層16を介して送信する。
また、本実施の形態1の場合、図1に示すように、第1のアンテナ導体層34、第2のアンテナ導体層36、およびRFICモジュール40(すなわちRFICチップ44)が、RFIDタグ付きパッケージ10(パッケージ本体12)における頂面12fと底面12eとの対向方向(Y軸方向)に並んでいる。また、これらが右側面12cに配置されている。それにより、正面12a、背面12b、右側面12c、および左側面12d上の金属層16から電波が実質的に放射される。すなわち、頂面12fと底面12eからの電波の放射が抑制されている。その結果として、底面12eが陳列棚に接触した状態で該陳列棚に載置されているRFIDタグ付きパッケージ10のRFIDタグ30を、陳列棚の前方のみならず後方からも読み取ることができる。なお、頂面12fおよび底面12eから電波が放射される場合、RFIDタグ付きパッケージ10の上方の陳列棚と下方の陳列棚が、シールドとして機能して無線通信を妨害しうる。
このような本実施の形態1によれば、意匠性を損なわないようにRFIDタグ30が設けられた、RFIDタグ付きパッケージ10を提供することができる。具体的には、パッケージ本体12の外観形状を実質的に変化させることなくRFIDタグ30が設けられたRFIDタグ付きパッケージ10を提供することができる。
(実施の形態2)
上述の実施の形態1の場合、図1および図2に示すように、第1のアンテナ導体層34は、金属層16が設けられていないパッケージ本体12の露出部分12gに配置されている。しかし、本実施の形態2は異なる。その他の構成については、上述の実施の形態1と実質的に同一である。そのため、上述の実施の形態1の構成要素と実質的に同一の構成要素には、同一の符号が付されている。
図6は、本実施の形態2に係るRFIDタグ付きパッケージの斜視図である。図7は、RFIDタグを取り外した状態のパッケージ本体の斜視図である。
図6に示すように、本実施の形態2に係るRFIDタグ付きパッケージ110の外観は、図1に示す上述の実施の形態1に係るRFIDタグ付きパッケージ10の外観と同じである。ただし、図7に示すように、パッケージ本体112が、上述の実施の形態1のパッケージ本体12と異なる。
具体的には、本実施の形態2の場合、図7に示すように、パッケージ本体112は貫通穴112hを備える。当然ながら、貫通穴112hは、金属層116が設けられていないパッケージ本体112の部分である。
具体的には、図6に示すように、右側面112cに形成された貫通穴112hの開口内に第1のアンテナ導体層34が位置するように、その第1のアンテナ導体層34が設けられたシート基材32がパッケージ本体12に取り付けられている。すなわち、右側面112cと直交する方向(X軸方向)に見た場合、第1のアンテナ導体層34が、貫通穴112hの開口縁に距離をあけて囲まれている。なお、本実施の形態2の場合、RFICモジュール40と第2のアンテナ導体層36の一部(コンタクトパッド部36bを除く)も、貫通穴112hの開口内に位置する。また、シート基材32は、貫通穴112hを塞ぐことができる大きさを備える(すなわち、シール部材として機能する)。
本実施の形態2も、上述の実施の形態1と同様に、意匠性を損なわないようにRFIDタグ30が設けられた、RFIDタグ付きパッケージ110を提供することができる。
(実施の形態3)
上述の実施の形態1の場合、第1のアンテナ導体層34、第2のアンテナ導体層36、およびRFICモジュール40はシート基材32に設けられ、そのシート基材32をパッケージ本体12に取り付けることにより、第1のアンテナ導体層34、第2のアンテナ導体層36、およびRFICモジュール40はパッケージ本体12に配置されている。しかし、本実施の形態3は異なる。その他の構成については、上述の実施の形態1と実質的に同一である。そのため、上述の実施の形態1の構成要素と実質的に同一の構成要素には、同一の符号が付されている。
図8は、本実施の形態3に係るRFIDタグ付きパッケージの斜視図である。図9は、RFIDタグを取り外した状態のパッケージ本体の斜視図である。
図8に示すように、本実施の形態3に係るRFIDタグ付きパッケージ210の外観は、図1に示す上述の実施の形態1に係るRFIDタグ付きパッケージ10の外観と同じである。ただし、図9に示すように、パッケージ本体212が、上述の実施の形態1のパッケージ本体12と異なる。
図9に示すように、RFIDタグ230の第1のアンテナ導体層234と第2のアンテナ導体層236は、シート基材232に設けられておらず、パッケージ本体212に設けられている。具体的に言えば、第1のアンテナ導体層234と第2のアンテナ導体層236が、金属層216と同一の材料から作製されている。すなわち、金属層216、第1のアンテナ導体層234、および第2のアンテナ導体層236は、同一の工程(例えば、印刷工程)で、パッケージ本体212の外面に形成されている。そのため、露出部分212gの形状は、上述の実施の形態1の露出部分12gに比べて複雑である。
また、本実施の形態3の場合、金属層216と第2のアンテナ導体層236は直接的に接続されている。同一材料から作製されているために、金属層216と第2のアンテナ導体層236との間の電気抵抗は実質的にゼロである。
なお、図9に示すように、RFICモジュール40もパッケージ本体212に設けられている。この場合、シート基材232は、第1のアンテナ導体層234、第2のアンテナ導体層236、およびRFICモジュール40を保護する役割をする。これに代わって、RFICモジュール40が、シート基材232に設けられてもよい。この場合、シート基材232をパッケージ本体212に取り付けることにより、RFICモジュール40が、第1および第2のアンテナ導体層34、36に接続される。
本実施の形態3も、上述の実施の形態1と同様に、意匠性を損なわないようにRFIDタグ230が設けられた、RFIDタグ付きパッケージ210を提供することができる。
(実施の形態4)
本実施の形態4は、RFIDタグが実質的に透明である点で、上述の実施の形態1と異なる。
図10は、本実施の形態4に係るRFIDタグ付きパッケージの斜視図である。
図10に示すように、本実施の形態4の場合、パッケージ本体312の正面312a、右側面312c、および左側面312dそれぞれに、透明窓314A、314B、および314Cが設けられている。RFIDタグ330は、パッケージ本体312の右側面312cに取り付けられている。
本実施の形態4の場合、RFIDタグ330において、シート基材332、第1のアンテナ導体層334、および第2のアンテナ導体層336は、透明材料から作製されている。第1のアンテナ導体層334と第2のアンテナ導体層336は、例えば酸化インジウムスズ(ITO)から作製される。
また、シート基材332は、第1のアンテナ導体層334が透明窓314Bに配置されるように、パッケージ本体312の右側面312cに取り付けられている。すなわち、第1のアンテナ導体層334は、金属層316が設けられていないパッケージ本体312の部分である透明窓314Bに配置されている。なお、本実施の形態の場合、第2のアンテナ導体層336およびシート基材332は、部分的に透明窓314Bに配置されている。
RFIDタグ330が透明であるために、透明窓314Bに配置されても透明窓314Bの透過性はほとんど変わらない。また、第2のアンテナ導体層336のコンタクトパッド部336bが金属層316と接続するためにRFIDタグ330の一部が金属層316に重なっても、透明であるために、その重なる金属層316の部分を視認することができる。したがって、本実施の形態4の場合、RFIDタグ330を設けても、パッケージ本体312の意匠性はほとんど変わらない。
本実施の形態4も、上述の実施の形態1と同様に、意匠性を損なわないようにRFIDタグ330が設けられた、RFIDタグ付きパッケージ310を提供することができる。
(実施の形態5)
上述の実施の形態1の場合、パッケージ本体12は紙材料、すなわち非導体材料から作製されている。それと異なり、本実施の形態5は、パッケージ本体が導体材料から作製されている。RFIDタグについては、実施の形態1と実質的に同一である。
図11は、本発明の実施の形態5に係るRFIDタグ付きパッケージの斜視図である。なお、RFIDタグが取り外された状態で、RFIDタグ付きパッケージは示されている。
図11に示すように、本実施の形態5の場合、RFIDタグ付きパッケージ410のパッケージ本体412は、シート状の導体材料から作製された袋体である。例えば、パッケージ本体412は、アルミシートを筒状にし、その両端をシールすることによって作製されている。
また、パッケージ本体412には、貫通穴412hが形成されている。また、その貫通穴412hを塞ぐために、非導体材料(例えば樹脂材料)から作製されたシート状のシール部材418がパッケージ本体412に取り付けられている。
RFIDタグ30は、その第1のアンテナ導体層34が貫通穴412hの開口内に位置するように、すなわちシール部材418に配置されるように、パッケージ本体412に取り付けられる。これにより、第1のアンテナ導体層34とパッケージ本体412との電気的な接続が回避されている。
なお、RFIDタグ30のシート基材32がパッケージ本体412の貫通穴412hを塞ぐことができる大きさを備え、且つ、樹脂材料から作製されている場合、そのシート基材32が貫通穴412hを塞ぐシール部材として機能してもよい。これにより、シール部材418を省略することができる。
貫通穴412hを透明なシール部材418で塞ぐことにより、パッケージ本体412の透明窓としてもよい。この場合、上述の実施の形態4と同様に、シート基材32、第1のアンテナ導体層34、および第2のアンテナ導体層36は、透明材料から作製される。
本実施の形態5も、上述の実施の形態1と同様に、意匠性を損なわないようにRFIDタグ30が設けられた、RFIDタグ付きパッケージ410を提供することができる。
以上、上述の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明の実施の形態はこれに限らない。
例えば、上述の実施の形態1の場合、RFIDタグ付きパッケージ10におけるパッケージ本体12は、直方体形状の箱体であるが、本発明の実施の形態はこれに限らない。パッケージ本体の形状は、例えば筒状であってもよい。
これに関連して、非導体材料から作製されるパッケージ本体も、上述の実施の形態5のように、袋体であってもよい。例えば、パッケージ本体が紙材料または樹脂材料から作製された袋体であって、その外面に部分的にメタルコーティングが設けられてもよい。
また、上述の実施の形態1の場合、図3に示すように、第1のアンテナ導体層34と第2のアンテナ導体層36はミアンダ状の部分を備えるが、本発明の実施の形態はこれに限らない。第1のアンテナ導体層と第2のアンテナ導体層それぞれの形状は、RFIDタグの仕様(通信周波数や通信可能距離など)に対応し、その仕様に必要な電気的特性(インダクタンスや電気長など)を備えるために様々に変更される。
さらに、上述の実施の形態1の場合、RFIDタグ30は、パッケージ本体12の外面に取り付けられているが、本発明の実施の形態はこれに限らない。例えば、RFIDタグは、パッケージ本体12の内面に設けられてもよい。この場合、RFIDタグは、パッケージ本体が形成される前(組み立てられる前)に、その内面に取り付けられる。またこの場合、パッケージ本体の内面側に配置される第2のアンテナ導体層は、パッケージ本体を介して、その外面に設けられた金属層と容量結合する。この形態の場合、RFIDタグ付きパッケージの取り扱い中に、パッケージ本体からRFIDタグが脱落しにくい。
加えてまた、ある実施の形態に対して別の少なくとも1つの実施の形態を全体としてまたは部分的に組み合わせて本発明に係るさらなる実施の形態とすることが可能であることは、当業者にとって明らかである。
したがって、本発明の実施の形態に係るRFIDタグ付きパッケージは、広義には、非導体材料から作製されたパッケージ本体と、前記パッケージ本体の外面上に部分的に設けられた金属層と、第1および第2の入出力端子を備え、前記パッケージ本体に配置されたRFICチップと、一端が前記RFICチップの第1の入出力端子に接続され、他端が開放端であり、前記金属層が設けられていない前記パッケージ本体の部分に配置された第1のアンテナ導体層と、一端が前記RFICチップの第2の入出力端子に接続され、他端が前記金属層に対して直接的に接続されているまたは容量を介して接続され、前記パッケージ本体に配置された第2のアンテナ導体層と、を有するRFIDタグ付きパッケージである。
本発明は、RFIDタグを取り付ける必要があるパッケージに適用可能である。
10 RFIDタグ付きパッケージ
12 パッケージ本体
12g 金属層が設けられていないパッケージ本体の部分(露出部分)
34 第1のアンテナ導体層
34a 一端(ランド部)
34b 他端(開放端)
36 第2のアンテナ導体層
36a 一端(ランド部)
36b 他端(コンタクトパッド部)
44 RFICチップ
44a 第1の入出力端子
44b 第2の入出力端子

Claims (7)

  1. RFIDタグ付きパッケージであって、
    非導体材料から作製されたパッケージ本体と、
    前記パッケージ本体の外面上に部分的に設けられた金属層と、
    第1および第2の入出力端子を備え、前記パッケージ本体に配置されたRFICチップと、
    一端が前記RFICチップの第1の入出力端子に接続され、他端が開放端であり、前記金属層が設けられていない前記パッケージ本体の露出部分に全体が配置された第1のアンテナ導体層と、
    一端が前記RFICチップの第2の入出力端子に接続され、他端が前記金属層に対して直接的に接続されているまたは容量を介して接続され、前記パッケージ本体に配置された第2のアンテナ導体層と、を有し、
    前記第1のアンテナ導体層が、前記パッケージ本体とのオーバーラップ方向視でミアンダ状の形状を備え
    前記パッケージ本体の前記露出部分が、全周にわたって前記金属層に囲まれているRFIDタグ付きパッケージ。
  2. 前記パッケージ本体に取り付けられるシート基材を有し、
    前記シート基材上に、前記RFICチップ、前記第1のアンテナ導体層、および前記第2のアンテナ導体層が設けられている、請求項1に記載のRFIDタグ付きパッケージ。
  3. 前記パッケージ本体が貫通穴を備え、
    前記第1のアンテナ導体層が貫通穴の開口内に位置するように、前記シート基材が前記パッケージ本体に取り付けられている、請求項2に記載のRFIDタグ付きパッケージ。
  4. 前記パッケージ本体が透明窓を備え、
    前記第1のアンテナ導体層、前記第2のアンテナ導体層、および前記シート基材が、透明材料から作製され、前記透明窓に配置されている、請求項2に記載のRFIDタグ付きパッケージ。
  5. 前記第1および第2のアンテナ導体層が、前記金属層と同一の材料から作製され、前記パッケージ本体の外面上に設けられている、請求項1に記載のRFIDタグ付きパッケージ。
  6. 前記パッケージ本体が、正面、背面、右側面、左側面、頂面、および底面を備える直方体形状の箱体であって、
    前記正面、前記背面、前記右側面、および前記左側面のいずれか1つに、前記RFICチップ、前記第1のアンテナ導体層、および前記第2のアンテナ導体層が、前記頂面と底面との対向方向に並んだ状態で配置されている、請求項1から5のいずれか一項に記載のRFIDタグ付きパッケージ。
  7. RFIDタグ付きパッケージであって、
    導体材料から作製され、貫通穴を備えるパッケージ本体と、
    前記貫通穴を塞ぐように前記パッケージ本体に貼り付けられたシール部材と、
    第1のおよび第2の入出力端子を備え、前記パッケージ本体に配置されたRFICチップと、
    一端が前記RFICチップの第1の入出力端子に接続され、他端が開放端であり、前記貫通穴の開口内に全体が位置するように前記シール部材に配置された第1のアンテナ導体層と、
    一端が前記RFICチップの第2の入出力端子に接続され、他端が前記パッケージ本体に対して直接的に接続されているまたは容量を介して接続され、前記パッケージ本体に配置された第2のアンテナ導体層と、を有し、
    前記第1のアンテナ導体層が、前記パッケージ本体とのオーバーラップ方向視でミアンダ状の形状を備えるRFIDタグ付きパッケージ。
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