JP6784113B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置及びこのような画像形成装置において記録媒体に転写されたトナー画像を記録媒体に定着させる定着装置に関するものである。特に、加熱側部材と支持部材に固定配置されたニップ形成部材とに架け渡すように巻き掛けられる定着ベルトと、前記ニップ形成部材に対して前記定着ベルトを挟むように圧接させて回転駆動される加圧部材とを備え、前記定着ベルトにテンションを付与させた状態で、前記ニップ形成部材により定着ベルトを前記加圧部材に圧接させて回転駆動させ、定着ベルトと加圧部材とが圧接されたニップ部においてトナー画像を記録媒体に定着させる定着装置において、定着装置を小型化させると共に、加熱定着時における熱のロス等を適切に低減できるようにした点に特徴を有するものである。
従来から、複写機,プリンター,ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置においては、記録媒体に転写されたトナー画像を、定着装置によって記録媒体上に定着させることが行われている。
そして、このような定着装置においては、記録媒体に転写されたトナー画像を熱と圧力とにより記録媒体に定着させるにあたり、省エネ化を図るために、例えば、特許文献1においては、無端状の定着ベルトを加熱ローラーと加熱側の定着ローラーとに架け渡すように巻き掛け、前記の定着ローラーを加熱ローラーよりも定着ベルトの移動方向上流側に配置させ、定着ベルトを介して加圧ローラーを前記の定着ローラーに圧接させた状態で回転駆動させ、定着ベルトと加圧ローラーとが圧接されたニップ部においてトナー画像を記録媒体に定着させるようにしたものが示されている。
しかし、特許文献1に示されるものにおいては、無端状の定着ベルトを加熱ローラーと加熱側の定着ローラーとに架け渡すように巻き掛けるため、定着ベルトを小径化することが困難で、装置が大型化すると共に、定着ローラーの熱容量が大きくて、定着ベルトから定着ローラーに奪われる熱量が多くなって、加熱定着時における熱のロスも多くなるという問題があった。
また、近年においては、例えば、特許文献2に示されるように、前記の定着ローラーに代えて、回転不能に固定配置させたニップ形成部材を用い、無端状の定着ベルトを加熱ローラーとこのニップ形成部材に架け渡すように巻き掛け、定着ベルトを介して加圧ローラーをニップ形成部材に圧接させて、加圧ローラーと一緒に定着ベルトを回転駆動させ、定着ベルトと加圧ローラーとが圧接されたニップ部においてトナー画像を記録媒体に定着させるようにしたものが提案されている。
ここで、特許文献2においては、段落[0027]において、前記のニップ形成部材を加圧ローラーに向けて保持させる補強部材をニップ形成部材との間に空間部を有するようにして、ニップ形成部材の背面側における加熱ローラーとの間に設けるようにしたものが示されている。
また、特許文献2の段落[0029]においては、ニップ形成部材を加圧ローラーに向けて保持させる前記の補強部材を第1フレームに固定され、また第1フレームに加熱ローラーの両端が回転可能に支持され、その両端はスプリングによってニップ形成部材から離れる方向に付勢させることが示されている。
しかし、特許文献2においては、補強部材を第1フレームにどのような状態で固定させるか不明であり、加熱ローラーの両端をスプリングによってニップ形成部材から離れる方向に付勢するとあるだけで、どのようにしてニップ形成部材からどのような方向に離れるように付勢するかは示されておりません。
このため、特許文献2においては、補強部材と加熱ローラーとの位置が近くなって、加熱ローラーの熱が輻射・対流により補強部材に移動して、補強部材に多く奪われ、定着ベルトを適切に加熱させることができなくなり、また加熱ローラーの両端をスプリングによってニップ形成部材から離れるように付勢する方向によっては、定着装置が大型化するという問題もあった。
特開2015−28582号公報。 特開2004−302449号公報。
本発明は、複写機,プリンター,ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置において、記録媒体に転写されたトナー画像を記録媒体上に定着させる定着装置における前記のような問題を解決することを課題とするものである。
そして、本発明においては、加熱側部材と支持部材に固定配置されたニップ形成部材とに架け渡すように巻き掛けられる定着ベルトと、前記ニップ形成部材に対して前記定着ベルトを挟むように圧接させて回転駆動される加圧部材とを備え、前記定着ベルトにテンションを付与させた状態で、前記ニップ形成部材により定着ベルトを前記加圧部材に圧接させて回転駆動させ、定着ベルトと加圧部材とが圧接されたニップ部においてトナー画像を記録媒体に定着させる定着装置において、定着装置を小型化させると共に、加熱定着時における熱のロス等を適切に低減できるようにすることを課題とするものである。
本発明に係る定着装置においては、前記のような課題を解決するため、加熱側部材と支持部材に固定配置されたニップ形成部材とに架け渡すように巻き掛けられる定着ベルトと、前記ニップ形成部材に対して前記定着ベルトを挟むように圧接させて回転駆動される加圧部材とを備え、前記定着ベルトにテンションを付与させた状態で、前記ニップ形成部材により定着ベルトを前記加圧部材に圧接させて回転駆動させ、定着ベルトと加圧部材とが圧接されたニップ部においてトナー画像を記録媒体に定着させる定着装置において、前記ニップ形成部材が取り付けられる支持部材の取付面のニップ部における前記定着ベルトの移動方向の上流側と下流側とに、前記加熱側部材に向けて定着ベルトの移動方向と交差する方向に延出された上流側延出部と下流側延出部とからなる延出部が設けられ、定着装置の両側における側板に、前記支持部材における定着ベルトの幅方向に延出された端部を取り付ける支持部材取付部と、前記加熱側部材の端部を取り付ける加熱側部材取付部とが設けられ、前記支持部材取付部に取り付けられる支持部材における定着ベルトの幅方向に延出された端部における前記延出部の延出長さが、端部以外の延出部の延出長さより短くなっていると共に、前記ニップ形成部材が取り付けられる支持部材の取付面における定着ベルトの移動方向下流側に位置する下流側延出部に、定着ベルトを加熱側部材に導く案内部材が設けられ、前記定着ベルトが加熱側部材とニップ部と案内部材とにだけ接触するように巻き掛けられている
このように、定着装置の両側における側板に設けた支持部材取付部に、支持部材における定着ベルトの幅方向に延出された端部を取り付けるにあたり、支持部材における定着ベルトの幅方向に延出された端部における前記延出部の延出長さが、端部以外の延出部の延出長さより短くなるようにしていると、加熱側部材の端部を前記の側板に設けた加熱側部材取付部に取り付けた際に、加熱側部材の端部と支持部材の端部とが離間され、加熱側部材をニップ形成部材から離れる方向に付勢させる押圧部材等の配置が容易になる。
ここで、前記の定着装置においては、前記の加熱側部材を、ニップ部の中心位置よりも、定着ベルトの移動方向上流側の位置に設けることが好ましい。このように加熱側部材を、ニップ部における定着ベルトの移動方向上流側の部分の位置に設けると、加熱側部材により加熱されてニップ部に導かれる部分における定着ベルトの長さを短くすることができ、ニップ形成部材と加圧部材との間に導かれる定着ベルトの熱が低下するのを防止して、省エネ化を図ることができる。
また、前記の定着装置においては、前記の支持部材として断面コの字形状に形成され、ニップ形成部材が取り付けられる支持部材の取付面における定着ベルトの移動方向上流側と移動方向下流側との部分に、前記加熱側部材に向けて定着ベルトの移動方向と交差する方向に延出された上流側延出部と下流側延出部とを設けたものを用いることができる。
そして、前記のように断面溝形状に形成された支持部材において、前記の上流側延出部と下流側延出部とを設けるにあたっては、ニップ形成部材が取り付けられる支持部材の取付面における定着ベルトの移動方向上流側に設けられる前記の上流側延出部の延出長さを、定着ベルトの移動方向下流側に設けられる前記の下流側延出部の延出長さより短くすることが好ましい。このようにしていると、上流側延出部の延出長さが短いため、加熱側部材を上流側延出部に接触しないようにしてニップ部の中心位置よりも定着ベルトの移動方向上流側の位置の近くに設けることができ、前記のように加熱側部材により加熱されてニップ部に導かれる部分における定着ベルトの長さを短くすることが適切に行え、ニップ形成部材と加圧部材との間に導かれる定着ベルトの熱が低下するのを防止して、省エネ化を図ることができる。
また、前記の定着装置においては、前記のように加熱側部材の端部を、定着装置の側板に設けた加熱側部材取付部に取り付けるにあたり、加熱側部材の端部の外周に断熱ブッシュを設けると共に、加熱側部材の端部を回転可能に保持させる軸受部材を前記の加熱側部材取付部に設け、前記の軸受部材を介して押圧部材により加熱側部材をニップ部から離れる方向に付勢させることができる。このように、加熱側部材の端部の外周に断熱ブッシュを設けると、加熱側部材の熱が軸受部材に伝達されて放出されるのが防止され、また、軸受部材を介して押圧部材により加熱側部材をニップ部から離れる方向に付勢させることにより、押圧部材を定着ベルト内に設ける必要がなくなり、定着ベルトの径を小さくして、定着装置を小型化させることができる。
また、前記の定着装置においては、前記の支持部材の取付面に固定されるニップ形成部材を液晶ポリマー(LCP)等の耐熱性樹脂で構成し、定着ベルトが巻き掛けられるニップ形成部材における定着ベルトの移動方向上流側の角部をR形状にすることが好ましい。このように、定着ベルトが巻き掛けられるニップ形成部材における定着ベルトの移動方向上流側の角部をR形状にすると、ニップ形成部材からニップ部に導かれる定着ベルトの抵抗が低減され、定着ベルトが安定して回転されるようになる。
また、本発明に係る定着装置においては、前記のようにニップ形成部材よりも定着ベルトの移動方向下流側における支持部材の下流側延出部の部分に、定着ベルトを加熱側部材に導く案内部材を設け、定着ベルトを加熱側部材とニップ部と案内部材とにだけ接触するように巻き掛けた。このようにすると、定着ベルトがニップ形成部材から支持部材に接触しないようにして案内部材に導かれるようになり、定着ベルトの内面が加熱側部材の加熱部分やニップ部以外の部分と接触する面積を極力少なくすることができると共に、加熱側部材の加熱部分において加熱された定着ベルトがニップ部に導かれた後、前記の案内部材に導かれるようになる。また、定着ベルトが巻き掛けられる案内部材の角部をR形状にすると、案内部材を介して移動する定着ベルトの抵抗が低減され、定着ベルトが安定して回転されるようになる。
また、前記の定着装置においては、前記の定着ベルトにテンションを付与させるにあたり、押圧部材により、加熱側部材の中心とニップ部の中心とを結ぶ線に対して傾斜するように、加熱側部材をニップ部から離れる方向に付勢させることが好ましい。このようにしていると、加熱側部材の中心とニップ部の中心とを結ぶ線に沿って押圧部材を設ける場合に比べ、押圧部材を設ける位置を適切に設定して、定着装置を小型化させることができる。
また、本発明の画像形成装置においては、記録媒体に形成されたトナー画像を記録媒体に定着させる定着装置に、前記のような定着装置を用いるようにした。
本発明の定着装置においては、前記のように定着装置の両側における側板に設けた支持部材取付部に、支持部材における定着ベルトの幅方向に延出された端部を取り付けるにあたり、支持部材における定着ベルトの幅方向に延出された端部における前記延出部の延出長さが、端部以外の延出部の延出長さより短くなるようにしたため、加熱側部材の端部を前記の側板に設けた加熱側部材取付部に取り付けた際に、加熱側部材の端部と支持部材の端部とが離間され、加熱側部材をニップ形成部材から離れる方向に付勢させる押圧部材等の配置が容易になり、定着装置を小型化させることができるようになる。
この結果、前記のような定着装置を用いた画像形成装置においては、定着装置を小型化させて、加熱定着時における熱のロス等を低減させ、省エネ化を図ることができるようになる。
本発明の一実施形態に係る定着装置を使用する画像形成装置の例を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る定着装置を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る定着装置において、ニップ形成部材を固定配置させる支持部材を示し、(A)は概略斜視図、(B)は概略側面図である。 前記の実施形態に係る定着装置において、加熱ローラーとニップ形成部材とに架け渡すようにして巻き掛ける定着ベルトを取り外した状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る定着装置において、定着ベルトを、加熱ローラーとニップ形成部材とに架け渡すようにして巻き掛けた状態を示した概略説明図である。
次に、この発明の実施形態に係る定着装置及びこの定着装置を使用する画像形成装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る定着装置及び画像形成装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
この実施形態の画像形成装置1においては、図1に示すように、その内部に4つのイメージングカートリッジ10A〜10Dを装着させている。
ここで、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおいては、感光体11と、この感光体11の表面を帯電させる帯電装置12と、帯電された感光体11の表面に画像情報に応じた露光を行って感光体11の表面に静電潜像を形成する潜像形成装置13と、感光体11の表面に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー画像を形成する現像装置14と、感光体11の表面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト21に転写させた後に残留するトナーを感光体11の表面から除去する第1クリーニング装置15とを設けている。
また、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおける現像装置14においては、それぞれ色彩の異なったトナーを収容させ、黒色,黄色,マゼンダ色,シアン色のトナーを収容させている。
そして、この画像形成装置1においては、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおいて、それぞれ感光体11の表面を帯電装置12によって帯電させ、このように帯電された各感光体11の表面に、それぞれ潜像形成装置13によって画像情報に応じた露光を行い、各感光体11の表面にそれぞれ画像情報に応じた静電潜像を形成し、このように各感光体11の表面に形成された静電潜像に、前記の各現像装置14からそれぞれの色彩のトナーを供給して、各感光体11の表面にそれぞれの色彩のトナー画像を形成するようにしている。
次いで、このように各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおける各感光体11の表面に形成された各色彩のトナー画像を、駆動ローラー20aと回転ローラー20bとに掛け渡されて回転駆動される中間転写ベルト21の上に一次転写ローラー22により順々に転写させて、この中間転写ベルト21の上に合成されたトナー画像を形成し、このように形成されたトナー画像を中間転写ベルト21により二次転写ローラー23と対向する位置に導く一方、転写後の各感光体11の表面に残留するトナーを、それぞれ対応する第1クリーニング装置15によって各感光体11の表面から除去するようにしている。
一方、この画像形成装置1内に収容された記録媒体Sを、給紙ローラー24により給紙してタイミングローラー25に導き、このタイミングローラー25によって記録媒体Sを適当なタイミングで前記の中間転写ベルト21と二次転写ローラー23との間に導くようにしている。
そして、この記録媒体Sに、中間転写ベルト21の上に形成された前記のトナー画像を二次転写ローラー23により転写させる一方、記録媒体Sに転写されずに中間転写ベルト21の上に残ったトナーを、第2クリーニング装置26によって中間転写ベルト21から除去するようにしている。
次いで、このようにトナー画像が転写された記録媒体Sを定着装置30に導いて、記録媒体Sに転写された未定着のトナー画像を、定着装置30において記録媒体Sに定着させた後、トナー画像が定着された記録媒体Sを、定着装置30から分離させて排紙ローラー27に導き、この排紙ローラー27によってトナー画像が定着された記録媒体Sを排紙させるようにしている。
ここで、この実施形態における定着装置30においては、図1及び図2等に示すように、加熱側部材31として、内部にハロゲンランプ等の加熱装置31aが設けられた加熱ローラー31を用い、この加熱ローラー31によって無端状になった定着ベルト33を加熱させるようにしている。
そして、前記の無端状になった定着ベルト33を、前記の加熱ローラー31と、溝形状に形成された支持部材35の取付面35aに固定して取り付けられたニップ形成部材32とに架け渡すようにして巻き掛けると共に、前記のニップ形成部材32に対して、定着ベルト33を挟むようにして回転駆動される加圧ローラー34からなる加圧部材34を圧接させるようにし、前記の定着ベルト33にテンションを作用させた状態で、定着ベルト33を加圧ローラー34と一緒に回転させ、前記のニップ形成部材32により、加熱された定着ベルト33を加圧ローラー34に圧接させたニップ部において、トナー画像tを記録媒体Sに定着させるようにしている。
ここで、前記の無端状になった定着ベルト33としては、例えば、基体に厚さ70μmのPI(ポリイミド)等からなる耐熱性樹脂で構成された無端状のの樹脂ベルトを用い、前記の基体の外周面を厚さ200μmの耐熱性のシリコンゴムで被覆し、更に、離型層として厚さ30μmのPFA(パーフルオロアルコキシ)チューブで被覆されたものであって、外径寸法が例えば40mmで、幅が例えば340mmのものを用いるようにしている。
また、前記の加熱ローラー31としては、前記のように内部にハロゲンランプからなる加熱装置31aが設けられ、例えば、アルミニュウム等から形成された肉厚が0.5mmの円筒状の中空回転体の外周面を、耐熱性樹脂のPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)でコートしたハードローラーで構成され、外径寸法が、例えば、18mmのものを用いるようにしている。
そして、この実施形態においては、前記の加熱ローラー31を、定着ベルト33が加圧ローラー34に圧接されるニップ部の中心位置よりも、ニップ部における定着ベルト33の移動方向上流側の部分に位置させるにようにして、図2等に示すように、前記の加熱ローラー31の端部を定着装置30の側板300に設けられた加熱側部材取付部301に回転可能に取り付けるようにしている。
ここで、前記のように加熱ローラー31を、定着ベルト33が加圧ローラー34に圧接されるニップ部の中心位置よりも、ニップ部における定着ベルト33の移動方向上流側の部分に位置させると、加熱ローラー31により加熱されてニップ部に導かれるまでの定着ベルト33の移動距離を短くして、定着ベルト33の熱が低下するのを防止できるようになる。なお、ニップ部の中心位置に対して上流側に設ける加熱ローラー31の中心位置との上下方向のギャップは特に限定されないが、例えば、15mmにしている。
また、この実施形態においては、前記のように加熱ローラー31の端部を定着装置30の側板300に設けられた加熱側部材取付部301に回転可能に取り付けるにあたり、加熱ローラー31の端部の外周に断熱ブッシュ31bを配置させると共に、加熱側部材取付部301に断熱ブッシュ31bが設けられた加熱ローラー31の端部を回転可能に保持するベアリングからなる軸受部材31cを設けている。ここで、前記の断熱ブッシュ31bとしては、例えば、PAI(ポリアミドイミド)、PPS(ポリフェニレンスルファイド)等の耐熱樹脂で構成されたものを用い、また前記の軸受部材31cとしては、例えば、外径が32mmのベアリングを用いるようにしている。
また、この実施形態においては、前記の加熱ローラー31を押圧部材37によって前記のニップ部から離れる方向に付勢させるにあたり、前記の押圧部材37として、圧縮コイルばね37aの先端部に前記の軸受部材31cに取り付ける取付部材37bが設けられたものを用い、この押圧部材37を前記の側板300における加熱側部材取付部301と連通するように設けた押圧部材取付部302内に配置させ、前記の圧縮コイルばね37aの先端部に設けた取付部材37bにより前記の軸受部材31cを介して加熱ローラー31をニップ部から離れる方向に付勢させるようにしている。なお、このように加熱ローラー31を押圧部材37によって前記のニップ部から離れる方向に付勢させるため、前記の加熱側部材取付部301を、加熱ローラー31に付勢する方向の長さが長くなるように形成するようにしている。
また、前記のように加熱ローラー31を、定着ベルト33が加圧ローラー34に圧接されるニップ部の中心位置よりも、ニップ部における定着ベルト33の移動方向上流側の部分に位置させるため、前記の押圧部材37によって加熱ローラー31をニップ部から離れる方向に付勢させるにあたっては、加熱ローラー31よりも上側の位置から定着ベルト33の移動方向下流側に向けて斜め方向で、ニップ部の中心位置と加熱ローラー31の中心を結んだ線に対して0〜90°の範囲になるようにして、押圧部材37によって加熱ローラー31を押圧させるようにしている。
また、この実施形態においては、前記のように溝形状に形成された支持部材35の加熱ローラー31と反対側における取付面35aにニップ形成部材32を設けるにあたり、ニップ形成部材32としては、LCP(液晶ポリマー)やPPS(ポリフェニレンスルファイド)等の耐熱樹脂で構成され、前記の定着ベルト33と接触する面を、例えば、厚みが100μmのPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)シートによる摺動シート32aで被覆させたものを用いると共に、定着ベルト33が巻き掛けられるこのニップ形成部材32における定着ベルト33の移動方向上流側の角部をR形状にし、定着ベルト33を回転駆動させる際に、定着ベルト33に加わる負荷を軽減させて、定着ベルト33がスムーズに回転されるようにしている。
また、この実施形態においては、前記のように溝形状に形成された支持部材35において、前記のニップ形成部材32が取り付けられる取付面35aにおける定着ベルト33の移動方向上流側と移動方向下流側との部分に、上流側延出部35bと下流側延出部35cとを、前記の加熱ローラー31側に向けて定着ベルト33の移動方向と交差する方向に延出させると共に、上流側延出部35bの延出長さxaを下流側延出部35cの延出長さxbより短くしている。このようにすると、前記のように加熱ローラー31を、ニップ部の中心位置よりも、ニップ部における定着ベルト33の移動方向上流側の部分の位置に設けた場合に、加熱ローラー31が上流側延出部35bに近づき過ぎるということがなく、加熱ローラー31からの熱が上流側延出部35bを通して支持部材35に流れて放出されるのが抑制されて、熱損失を少なくできる。なお、前記の支持部材35としては、例えば、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)等の金属板を溝形状に曲げたものを用いることができ、厚みは、例えば2mmのものを用いるようにしている。
そして、この実施形態においては、前記の支持部材35における下流側延出部35cの上に、ニップ形成部材32を通過した後の定着ベルト33を前記の加熱ローラー31に導く案内部材38を設け、定着ベルト33が巻き掛けられる案内部材38の角部をR形状にし、定着ベルト33を回転駆動させる際に、定着ベルト33に加わる負荷を軽減させて、定着ベルト33がスムーズに回転されるようにしている。なお、この案内部材38としては、前記のニップ形成部材32と同様に、LCP(液晶ポリマー)やPPS(ポリフェニレンスルファイド)等の耐熱樹脂で構成されたものを用いるようにしている。
また、この実施形態においては、前記の定着ベルト33の内周面にジメチルシリコンオイルやフッ素系グリス等の潤滑剤を保持させるようにし、前記のニップ形成部材32における摺動シート32aに潤滑剤を適当に保持させて、定着ベルト33とニップ形成部材32との間における摩擦抵抗を低減させるようにすると共に、前記の案内部材38の上面部に、その長手方向に沿って潤滑剤規制部38aを設け、この潤滑剤規制部38aにより、定着ベルト33の内周面における潤滑剤の付着量を規制して安定化させるようにしている。
そして、この実施形態の定着装置30においては、前記のような支持部材35の端部を、定着装置30の側板300に設けられた支持部材取付部303に取り付けるようにしている。
ここで、この実施形態においては、前記の支持部材35として、図3(A),(B)に示すように、前記の支持部材35における両側の端部において、前記の上流側延出部35b及び下流側延出部35cにそれぞれ切欠き35b1,35c1を設け、上流側延出部35b及び下流側延出部35cに両側の端部における取付面35aから延出される長さを短くすると共に、前記の取付面35aに凹部35a1を設けるようにしている。
そして、図4に示すように、支持部材35における両側の端部において、取付面35aから延出される長さが短くなった上流側延出部35bと下流側延出部35cとの端部を、それぞれ支持部材取付部303に設けられた各穴303a,303bを通して定着装置30の側板300から突出させると共に、前記の取付面35aに設けられた凹部35a1を前記の各穴303a,303bの間に挟むようにしている。
ここで、前記のように支持部材35における両側の端部において、上流側延出部35b及び下流側延出部35cにそれぞれ切欠き35b1,35c1を設け、上流側延出部35b及び下流側延出部35cに両側の端部における取付面35aから延出される長さを短くすると、支持部材取付部303に設ける各穴303a,303bの大きさを小さくすることができる。
この結果、前記の定着装置30の側板300において、加熱ローラー31の端部を取り付ける加熱側部材取付部301と支持部材35の端部を取り付ける支持部材取付部303との距離を大きくすることができ、押圧部材37を取り付ける前記の押圧部材取付部302を定着装置30の側板300の適切な位置に設けることができて、定着装置30を小型化させることができるようになる。
また、加圧部材34として使用する加圧ローラー34としては、例えば、金属の芯金の周囲を厚さ3mmの耐熱性のシリコンゴムで被覆し、更に、その外周を離型層として厚さ30μmのPFA(パーフルオロアルコキシ)チューブで被覆したソフトローラとして構成したものを用いることができ、その外径寸法が、例えば32mmのものを用いるようにしている。
また、この実施形態においては、加熱側部材31として、前記のような加熱ローラー31を用いるようにしたが、加熱側部材31は定着ベルト33を加熱させることができるものであれば特に限定されず、図示していないが、励磁コイルを用いた誘導加熱発熱体を用いるようにすることも可能である。
1 画像形成装置
10A〜10D イメージングカートリッジ
11 感光体
12 帯電装置
13 潜像形成装置
14 現像装置
15 第1クリーニング装置
20a 駆動ローラー
20b 回転ローラー
21 中間転写ベルト
22 一次転写ローラー
23 二次転写ローラー
24 給紙ローラー
25 タイミングローラー
26 第2クリーニング装置
27 排紙ローラー
30 定着装置
31 加熱ローラー(加熱側部材)
31a 加熱装置
31b 断熱ブッシュ
31c 軸受部材
32 ニップ形成部材
32a 摺動シート
33 定着ベルト
34 加圧ローラー(加圧部材)
35 支持部材
35a 取付面
35a1 凹部
35b 上流側延出部
35b1 切欠き
35c 下流側延出部
35c1 切欠き
37 押圧部材
37a 圧縮コイルばね
37b 取付部材
38 案内部材
38a 潤滑剤規制部
300 側板
301 加熱側部材取付部
302 押圧部材取付部
303 支持部材取付部
303a、303b 穴
S 記録媒体
t トナー画像

Claims (9)

  1. 加熱側部材と支持部材に固定配置されたニップ形成部材とに架け渡すように巻き掛けられる定着ベルトと、前記ニップ形成部材に対して前記定着ベルトを挟むように圧接させて回転駆動される加圧部材とを備え、前記定着ベルトにテンションを付与させた状態で、前記ニップ形成部材により定着ベルトを前記加圧部材に圧接させて回転駆動させ、定着ベルトと加圧部材とが圧接されたニップ部においてトナー画像を記録媒体に定着させる定着装置において、前記ニップ形成部材が取り付けられる支持部材の取付面のニップ部における前記定着ベルトの移動方向の上流側と下流側とに、前記加熱側部材に向けて定着ベルトの移動方向と交差する方向に延出された上流側延出部と下流側延出部とからなる延出部が設けられ、定着装置の両側における側板に、前記支持部材における定着ベルトの幅方向に延出された端部を取り付ける支持部材取付部と、前記加熱側部材の端部を取り付ける加熱側部材取付部とが設けられ、前記支持部材取付部に取り付けられる支持部材における定着ベルトの幅方向に延出された端部における前記延出部の延出長さが、端部以外の延出部の延出長さより短くなっていると共に、前記ニップ形成部材が取り付けられる支持部材の取付面における定着ベルトの移動方向下流側に位置する下流側延出部に、定着ベルトを加熱側部材に導く案内部材が設けられ、前記定着ベルトが加熱側部材とニップ部と案内部材とにだけ接触するように巻き掛けられたことを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置において、前記加熱側部材が、前記ニップ部の中心位置よりも、ニップ部における定着ベルトの移動方向上流側の部分の位置に設けられていることを特徴とする定着装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の定着装置において、前記支持部材が断面コの字形状に形成され、前記ニップ形成部材が取り付けられる支持部材の取付面における定着ベルトの移動方向上流側と移動方向下流側との部分に、前記上流側延出部と下流側延出部とが設けられていることを特徴とする定着装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の定着装置において、前記支持部材の取付における定着ベルトの移動方向上流側に設けられた上流側延出部の延出長さが、定着ベルトの移動方向下流側に設けられた前記下流側延出部の延出長さより短くなっていることを特徴とする定着装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の定着装置において、前記加熱側部材の端部の外周に断熱ブッシュを設けると共に、加熱側部材の端部を回転可能に保持させる軸受部材を前記加熱側部材取付部に設け、前記軸受部材を介して押圧部材により前記加熱側部材をニップ部から離れる方向に付勢させることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項5に記載の定着装置において、前記定着ベルトにテンションを付与させるにあたり、前記押圧部材により、前記加熱側部材の中心とニップ部の中心とを結ぶ線に対して傾斜するように、前記加熱側部材をニップ部から離れる方向に付勢させることを特徴とする定着装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の定着装置において、支持部材の取付面に固定されるニップ形成部材が耐熱性樹脂で構成され、前記定着ベルトが巻き掛けられる前記ニップ形成部材における定着ベルトの移動方向上流側の角部をR形状にしたことを特徴とする定着装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の定着装置において、定着ベルトが巻き掛けられる前記案内部材の角部をR形状にしたことを特徴とする定着装置。
  9. 記録媒体に形成されたトナー画像を記録媒体に定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の定着装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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