JP6779963B2 - 連結構造及び液圧システム - Google Patents

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    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
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Description

本発明は、連結構造及び液圧システムに関する。
特許文献1には、エンジンのカムシャフトとディトリビュータのロータ軸とがオルダムジョイントを用いて連結された装置が開示されている。特許文献1によれば、振動の伝達を抑制しつつ良好にロータ軸を回転させ得る。
登録実用新案第2564557号公報
しかしながら、従来の装置では、組み立ての際に連結部材の脱落が生じてしまう場合があった。
本発明の目的は、連結部材の脱落等を良好に防止し得る連結構造及び液圧システムを提供することにある。
本発明の一態様による連結構造は、第1の回転軸の一端と、第2の回転軸の一端と、前記第1の回転軸の前記一端と前記第2の回転軸の前記一端とを連結する連結部材とを含む連結構造であって、前記第1の回転軸の前記一端に位置する端面には、深さ方向が前記第1の回転軸の長手方向に沿う方向である第1の凹部が形成されており、前記連結部材は、外径が前記第1の凹部の内径より小さく、前記第1の凹部内に位置する連結ボディと、前記連結ボディと一体に形成され、前記第1の回転軸に形成された第1の嵌合部に対して摺動可能且つ回転力伝達可能に嵌合する第1の連結嵌合部とを有し、前記連結ボディのうちの前記第2の回転軸に対向する面には、前記第2の回転軸の前記一端に形成された第2の嵌合部に対して摺動可能且つ回転力伝達可能に嵌合する第2の連結嵌合部が形成されており、前記第1の嵌合部は、深さが前記第1の凹部より深い溝状の第2の凹部であり、前記第1の連結嵌合部は、第1の凸部である。
本発明の他の態様による液圧システムは、上記のような連結構造を有する。
本発明によれば、連結部材の脱落等を良好に防止し得る連結構造及び液圧システムを提供することができる。
一実施形態による液圧システムが備えられた車両を示すブロック図である。 一実施形態による液圧システムの一部を示す斜視図である。 一実施形態による液圧システムの一部を示す斜視図である。 一実施形態による液圧システムの一部を示す斜視図である。 一実施形態による液圧システムの一部を示す断面図である。
本発明による連結構造及び液圧システムについて、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
[一実施形態]
一実施形態による連結構造及び液圧システムについて図面を用いて説明する。図1は、本実施形態による液圧システムが備えられた車両を示すブロック図である。図2〜図4は、本実施形態による液圧システムの一部を示す斜視図である。図5は、本実施形態による液圧システムの一部を示す断面図である。
図1に示すように、車両10には、本実施形態による液圧システム12と、ECU(Electronic Control Unit)14と、液体パン16と、液体クーラ18と、被冷却部20とが備えられている。車両10には、これらの構成要素以外の構成要素も備えられているが、ここでは説明を省略する。なお、ここでは、エネルギーの伝達媒体としてオイルを用いる場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。オイル以外の液体をエネルギーの伝達媒体として適宜用い得る。
液圧システム(液圧供給装置、油圧供給装置)12には、液圧回路(油圧回路)22と、ストレーナ24とが備えられている。液圧回路22には、2つの液体ポンプ(オイルポンプ)、即ち、第1液体ポンプOP1と、第2液体ポンプOP2とが備えられている。液圧回路22には、リリーフバルブ26と、逆止弁28、30、32とが更に備えられている。液圧回路22には、第1液路L1、第2液路L2、第3液路L3、第4液路L4、分岐液路L1A及び分岐液路L4Aを含む液路Lが備えられている。液路(油路)一般について説明する際には、符号Lを用い、個々の液路について具体的に説明する際には、符号L1〜L5、L1A、L4Aを用いることとする。液路Lは、液圧システム12のハウジング34(図2参照)の不図示の隔壁によって画定されている。
第1液体ポンプOP1は、電動モータ(モータ)68(図4参照)の回転に伴って駆動する。第1液体ポンプOP1の回転軸(第1の回転軸)35は、電動モータ68の回転軸(第2の回転軸)70によって駆動される。
第2液体ポンプOP2は、車両10の駆動軸(車軸)の回転に伴って駆動する。第2液体ポンプOP2の駆動軸36(図2参照)に固定された液体ポンプギヤ38(図4参照)は、不図示のファイナル従動ギヤに噛み合せられる。車両10が前進している際には、第2液体ポンプOP2は例えば正方向に回転し、車両10が後退している際には、第2液体ポンプOP2は例えば逆方向に回転する。
液圧回路22の吐出ポート40には、液体クーラ(オイルクーラ)18が接続されている。液圧回路22の吐出ポート40から吐出される液体(オイル)は、液体クーラ18によって冷却される。液体クーラ18によって冷却された液体は、第5液路L5を介して、被冷却部20に供給される。被冷却部20は、例えば、モータ21等を含む。なお、ここでは、液圧回路22の吐出ポート40が液体クーラ18に接続されている場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。
ECU14は、演算部42と、記憶部44とを有する。演算部42には、例えばCPU(Central Processing Unit)が備えられている。記憶部44には、例えば不揮発性メモリと揮発性メモリとが備えられている。不揮発性メモリとしては、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。揮発性メモリとしては、例えばRAM(Random Access Memory)等が挙げられる。記憶部44には、演算部42によって実行される各種演算プログラムが記憶される。また、記憶部44には、各種テーブル、演算結果等が記憶される。モータ21及び液圧回路22は、ECU14によって制御される。
液体パン16に蓄えられる液体が、液体吸入配管90を用いてストレーナ24に供給されるようになっている。液体吸入配管90の一端は、液体パン16側に位置している。液体吸入配管90の他端は、ストレーナ24の吸入ポート45に接続されている。ストレーナ24の吐出ポート(吐出部)46は、液圧回路22の吸入ポート(吸入部)86に接続されている。
ストレーナ24の吐出ポート46は、吸入ポート86及び第1液路L1を介して、第1液体ポンプOP1の吸入ポート48に連通している。第1液体ポンプOP1の吐出ポート50は、第2液路L2を介して、逆止弁32の吸入ポート52に連通している。逆止弁32の吐出ポート54は、第3液路L3に接続されている。第1液体ポンプOP1が駆動されると、液体パン16から液体が汲み上げられる。液体パン16から汲み上げられた当該液体は、ストレーナ24、第1液路L1、第1液体ポンプOP1、第2液路L2、逆止弁32及び第3液路L3を介して、液体クーラ18等に供給される。
ストレーナ24の吐出ポート46は、吸入ポート86及び第1液路L1を介して、第2液体ポンプOP2の吸入ポート56に連通している。第2液体ポンプOP2の吐出ポート58は、第4液路L4を介して、逆止弁30の吸入ポート60に連通している。逆止弁30の吐出ポート62は、第3液路L3に接続されている。車両10が前進すると、第2液体ポンプOP2が正方向に回転する。第2液体ポンプOP2が正方向に回転すると、液体パン16から液体が汲み上げられる。液体パン16から汲み上げられた当該液体は、ストレーナ24、第1液路L1、第2液体ポンプOP2、第4液路L4、逆止弁30及び第3液路L3を介して、液体クーラ18等に供給される。
第2液体ポンプOP2の吸入ポート56は、第1液路L1から分岐した分岐液路L1Aを介して、逆止弁28の吸入ポート64に連通している。第2液体ポンプOP2の吐出ポート58は、第4液路L4から分岐した分岐液路L4Aを介して、逆止弁28の吐出ポート66に連通している。
車両10が後退すると、第2液体ポンプOP2が逆方向に回転する。第2液体ポンプOP2が逆方向に回転すると、第2液体ポンプOP2の吐出ポート58から第4液路L4の液体が吸引され、第4液路L4が負圧となり、逆止弁28が開く。そうすると、分岐液路L1Aの液体が、逆止弁28の吐出ポート66から吐出される。逆止弁28の吐出ポート66から吐出される当該液体は、分岐液路L4A、第4液路L4及び吐出ポート58を介して、第2液体ポンプOP2に供給される。第2液体ポンプOP2に供給される液体は、逆止弁28に供給される。こうして、液体の循環が行われる。車両10が後退した際に、液体がこのように循環するため、車両10が後退した際であっても、分岐液路L4Aに負圧が生じるのを防止することができ、第2液体ポンプOP2の負荷を抑制することができる。このため、液体による潤滑が不足するのを防止することができる。
図5に示すように、本実施形態による連結構造72は、第1液体ポンプOP1の回転軸35の一端と、電動モータ68の回転軸70の一端と、回転軸35の一端と回転軸70の一端とを連結する連結部材74とを含む。
図3に示すように、回転軸35の一端に位置する端面76には、円形の凹部(第1の凹部)78が形成されている。回転軸35には、第1の嵌合部80が更に形成されている。第1の嵌合部80は、例えば、深さが凹部78より深い溝状の凹部(第2の凹部、割溝)である。第1の嵌合部80を構成する凹部の深さ方向及び凹部78の深さ方向は、回転軸35の長手方向に沿う方向、即ち、回転軸35の中心軸に沿う方向である。凹部78の径方向は、回転軸35の中心軸に交差する方向、より具体的には、回転軸35の中心軸に直交する方向である。第1の嵌合部80を構成する凹部は、回転軸35の外周に達している。第1の嵌合部80を構成する凹部の幅は、凹部78の内径より小さい。回転軸35には、回転軸35の中心軸を中心として、孔82が更に形成されている。孔82の内径は、凹部78の内径より小さい。
回転軸35は、図5に示すように、軸受94、96によって回転自在に支持されている。回転軸35は、ロータ98の中心に形成された孔100を貫くようにロータ98に取り付けられている。回転軸35の回転に伴ってロータ98も回転する。
連結部材74は、連結ボディ(柱状部)84と、連結ボディ84と一体に形成された第1の連結嵌合部(第1の凸部)87とを含む。連結ボディ84は、全体として円柱状に形成されている。連結ボディ84の外径は、凹部78の内径より小さい。回転軸35の一端に連結部材74を組み込んだ際、連結ボディ84は、回転軸35の凹部78内に位置し、第1の連結嵌合部87を構成する凸部は、第1の嵌合部80を構成する凹部に嵌合する。このため、組み立て時に連結部材74が回転軸35から脱落するのを防止し得る。連結ボディ84の外径が凹部78の内径より小さいため、第1の連結嵌合部87を構成する凸部は、第1の嵌合部80を構成する凹部に対して摺動可能である。
組み立て時に連結部材74が回転軸35から脱落するのを防止する観点からは、連結ボディ84のうちの大部分が凹部78内に位置することが好ましい。例えば、連結ボディ84のうちの50%以上が凹部78内に位置することが好ましい。連結ボディ84のうちの70%以上が凹部78内に位置することがより好ましい。
電動モータ68の回転軸70の一端には、第2の嵌合部92を構成する凸部(第2の凸部)が形成されている。
連結ボディ84のうちの電動モータ68の回転軸70(図4及び図5参照)に対向する面91には、第2の連結嵌合部88を構成する溝状の凹部(第3の凹部)が形成されている。第2の連結嵌合部88を構成する溝状の凹部は、連結ボディ84の外周に達している。
電動モータ68の回転軸70の一端を連結部材74に結合した際、第2の嵌合部92を構成する凸部は、第2の連結嵌合部88を構成する凹部に嵌合する。回転軸70の径方向における第2の嵌合部92の寸法は、連結ボディ84の径方向における第2の連結嵌合部88の寸法より小さい。連結ボディ84の外径が凹部78の内径より小さく、しかも、回転軸70の径方向における第2の嵌合部92の寸法が連結ボディ84の径方向における第2の連結嵌合部88の寸法より小さいため、第2の連結嵌合部88は第2の嵌合部92に対して摺動可能である。
第1の連結嵌合部87の長手方向と、第2の連結嵌合部88の長手方向とは異なっている。このため、第1の連結嵌合部87が第1の嵌合部80に対して摺動可能な方向と、第2の連結嵌合部88が第2の嵌合部92に対して摺動可能な方向とは異なっている。より具体的には、第1の連結嵌合部87が第1の嵌合部80に対して摺動可能な方向と、第2の連結嵌合部88が第2の嵌合部92に対して摺動可能な方向とは、例えば直交している。
こうして、本実施形態による連結構造72が構成されている。
連結部材74に備えられた第1の連結嵌合部87は、回転軸35に備えられた第1の嵌合部80に対して摺動可能且つ回転力伝達可能である。また、連結部材74に備えられた第2の連結嵌合部88は、回転軸70に備えられた第2の嵌合部92に対して摺動可能且つ回転力伝達可能である。このため、回転軸35と回転軸70との間にずれが生じる場合であっても、回転軸35と回転軸70とは、互いに連結された状態で良好に回転し得る。このような連結構造72は、オルダムジョイントと称される。
このように、本実施形態によれば、連結部材74に備えられた第1の連結嵌合部87は、回転軸35に備えられた第1の嵌合部80に対して摺動可能且つ回転力伝達可能である。また、連結部材74に備えられた第2の連結嵌合部88は回転軸70に備えられた第2の嵌合部92に対して摺動可能且つ回転力伝達可能である。このため、本実施形態によれば、回転軸35と回転軸70との間にずれが生じる場合であっても、回転軸35と回転軸70とは、互いに連結された状態で良好に回転し得る。
しかも、本実施形態によれば、連結部材74を回転軸35に組み込んだ際、連結ボディ84が回転軸35の凹部78内に位置し、連結部材74に備えられた第1の連結嵌合部87が回転軸35に備えられた第1の嵌合部80に嵌合する。このため、本実施形態によれば、組み立て時に連結部材74が回転軸35から脱落するのを防止することができる。
しかも、本実施形態によれば、連結ボディ84が回転軸35の凹部78内に位置し、連結部材74に備えられた第1の連結嵌合部87が回転軸35に備えられた第1の嵌合部80に嵌合する。また、回転軸70に備えられた第2の嵌合部92が連結部材74に備えられた第2の連結嵌合部88に嵌合する。このため、本実施形態によれば、回転軸35、70の長手方向における連結構造72のサイズを小さくすることができる。
[変形実施形態]
本発明についての好適な実施形態を上述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態では、第1の嵌合部80を構成する凹部が回転軸35の外周に達している場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1の嵌合部80を構成する凹部が回転軸35の外周に達していなくてもよい。この場合、第1の嵌合部80を構成する凹部の第1の回転軸35の径方向における寸法を、連結部材74に備えられた第1の連結嵌合部87の連結ボディ84の径方向における寸法より大きく設定すればよい。
また、上記実施形態では、第2の連結嵌合部88を構成する凹部が連結ボディ84の外周に達している場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第2の連結嵌合部88を構成する凹部が連結ボディ84の外周に達していなくてもよい。この場合、第2の嵌合部92を構成する凸部の回転軸70の径方向における寸法を、第2の連結嵌合部88を構成する凹部の連結ボディ84の径方向における寸法より小さく設定すればよい。
また、上記実施形態では、第1の嵌合部80が凹部であり、第1の連結嵌合部87が凸部である場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。第1の嵌合部80が凸部であり、第1の連結嵌合部87が凹部であってもよい。
また、上記実施形態では、第2の嵌合部92が凸部であり、第2の連結嵌合部88が凹部である場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。第2の嵌合部92が凹部であり、第2の連結嵌合部88が凸部であってもよい。
上記実施形態をまとめると以下のようになる。
連結構造(72)は、第1の回転軸(35)の一端と、第2の回転軸(70)の一端と、前記第1の回転軸の前記一端と前記第2の回転軸の前記一端とを連結する連結部材(74)とを含む連結構造であって、前記第1の回転軸の前記一端に位置する端面(76)には、深さ方向が前記第1の回転軸の長手方向に沿う方向である第1の凹部(78)が形成されており、前記連結部材は、外径が前記第1の凹部の内径より小さく、前記第1の凹部内に位置する連結ボディ(84)と、前記連結ボディと一体に形成され、前記第1の回転軸に形成された第1の嵌合部(80)に対して摺動可能且つ回転力伝達可能に嵌合する第1の連結嵌合部(87)とを有し、前記連結ボディのうちの前記第2の回転軸に対向する面(91)には、前記第2の回転軸の前記一端に形成された第2の嵌合部(92)に対して摺動可能且つ回転力伝達可能に嵌合する第2の連結嵌合部(88)が形成されている。このような構成によれば、連結部材に備えられた第1の連結嵌合部は第1の回転軸に備えられた第1の嵌合部に対して摺動可能且つ回転力伝達可能である。また、連結部材に備えられた第2の連結嵌合部は、第2の回転軸に備えられた第2の嵌合部に対して摺動可能且つ回転力伝達可能である。このため、第1の回転軸と第2の回転軸との間にずれが生じる場合であっても、第1の回転軸と第2の回転軸とは、互いに連結された状態で良好に回転し得る。しかも、このような構成によれば、連結部材を第1の回転軸に組み込んだ際、連結ボディが第1の回転軸の第1の凹部内に位置し、連結部材に備えられた第1の連結嵌合部が第1の回転軸に備えられた第1の嵌合部に嵌合する。このため、このような構成によれば、組み立て時に連結部材が第1の回転軸から脱落するのを防止することができる。しかも、このような構成によれば、連結ボディが第1の回転軸の第1の凹部内に位置し、連結部材に備えられた第1の連結嵌合部が第1の回転軸に備えられた第1の嵌合部に嵌合する。また、第2の回転軸に備えられた第2の嵌合部が連結部材に備えられた第2の連結嵌合部に嵌合する。このため、このような構成によれば、第1の回転軸及び第2の回転軸の長手方向における連結構造のサイズを小さくすることができる。
前記第1の嵌合部は、深さが前記第1の凹部より深い溝状の第2の凹部であり、前記第1の連結嵌合部は、第1の凸部であるようにしてもよい。このような構成によれば、第1の嵌合部を容易に形成し得るため、低コスト化に寄与することができる。
前記第2の嵌合部は、第2の凸部であり、前記第2の連結嵌合部は、溝状の第3の凹部であるようにしてもよい。このような構成によれば、第2の嵌合部を容易に形成し得るため、低コスト化に寄与することができる。
前記第1の連結嵌合部が前記第1の嵌合部に対して摺動可能な方向と、前記第2の連結嵌合部が前記第2の嵌合部に対して摺動可能な方向とが異なるようにしてもよい。このような構成によれば、第1の回転軸と第2の回転軸との間にずれが生じる場合であっても、第1の回転軸と第2の回転軸を、互いに連結された状態で良好に回転させることができる。
前記第2の凹部は、前記第1の回転軸の外周に達しているようにしてもよい。
前記第3の凹部は、前記連結ボディの外周に達しているようにしてもよい。
前記第2の回転軸の径方向における前記第2の凸部の寸法は、前記連結ボディの径方向における前記第3の凹部の寸法より小さいようにしてもよい。
液圧システム(12)は、上記のような連結構造を有する。
前記第1の回転軸は、液体ポンプ(OP1)の回転軸であり、前記第2の回転軸は、モータ(68)の回転軸であるようにしてもよい。
10…車両 12…液圧システム
14…ECU 16…液体パン
18…液体クーラ 20…被冷却部
21…モータ 22…液圧回路
24…ストレーナ 26…リリーフバルブ
28、30、32…逆止弁 34…ハウジング
35、70…回転軸 36…駆動軸
38…液体ポンプギヤ
40、46、50、54、58、62、66…吐出ポート
42…演算部 44…記憶部
45、48、52、56、60、64、86…吸入ポート
68…電動モータ 72…連結構造
74…連結部材 76…端面
78…凹部 80…第1の嵌合部
82…孔 84…連結ボディ
87…第1の連結嵌合部 88…第2の連結嵌合部
90…液体吸入配管 91…面
92…第2の嵌合部 94、96…軸受
98…ロータ 100…孔
L1〜L5…液路 L1A、L4A…分岐液路
OP1、OP2…液体ポンプ

Claims (7)

  1. 第1の回転軸の一端と、第2の回転軸の一端と、前記第1の回転軸の前記一端と前記第2の回転軸の前記一端とを連結する連結部材とを含む連結構造であって、
    前記第1の回転軸の前記一端に位置する端面には、深さ方向が前記第1の回転軸の長手方向に沿う方向である第1の凹部が形成されており、
    前記連結部材は、外径が前記第1の凹部の内径より小さく、前記第1の凹部内に位置する連結ボディと、前記連結ボディと一体に形成され、前記第1の回転軸に形成された第1の嵌合部に対して摺動可能且つ回転力伝達可能に嵌合する第1の連結嵌合部とを有し、
    前記連結ボディのうちの前記第2の回転軸に対向する面には、前記第2の回転軸の前記一端に形成された第2の嵌合部に対して摺動可能且つ回転力伝達可能に嵌合する第2の連結嵌合部が形成されており、
    前記第1の嵌合部は、深さが前記第1の凹部より深い溝状の第2の凹部であり、
    前記第1の連結嵌合部は、第1の凸部である、連結構造。
  2. 請求項1に記載の連結構造において、
    前記第2の嵌合部は、第2の凸部であり、
    前記第2の連結嵌合部は、溝状の第3の凹部である、連結構造。
  3. 請求項に記載の連結構造において、
    前記第1の連結嵌合部が前記第1の嵌合部に対して摺動可能な方向と、前記第2の連結嵌合部が前記第2の嵌合部に対して摺動可能な方向とが異なる、連結構造。
  4. 請求項に記載の連結構造において、
    前記第2の凹部は、前記第1の回転軸の外周に達している、連結構造。
  5. 請求項に記載の連結構造において、
    前記第3の凹部は、前記連結ボディの外周に達している、連結構造。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の連結構造を有する、液圧システム。
  7. 請求項に記載の液圧システムにおいて、
    前記第1の回転軸は、液体ポンプの回転軸であり、
    前記第2の回転軸は、モータの回転軸である、液圧システム。
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