JP6753800B2 - ポンプ装置 - Google Patents
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Description
また、ポート部品においては、複数の方向に屈曲して互いに接続される種々の通路が形成されているため、通路の形状が複雑であり、金型の製造及び機械加工等の作業が煩雑になる虞がある。
ポンプユニット20は、内接ギヤポンプであり、インナーロータ21、アウターロータ22、回転軸23を備えている。
ボディ10は、接合面10a、側面10b、締結ボルト(不図示)を通す4つの円孔10c、ポンプ収容室11、吸入通路12、吐出通路13、第1通路14、第2通路15、第1連通路16、第2連通路17、第3通路18、軸受穴19を備えている。
側面10bは、第1通路14、第2通路15、第3通路18が開口する同一側面として、接合面10aに対して略垂直な平坦面に形成されている。
また、ポンプ室11には、スラスト面11bにて開口する第1ポート11c及び第2ポート11dが、軸線S方向の奥側に隣接して形成されている。
尚、ポンプ収容室11は、回転軸23が通る領域を除いて、適用対象物の接合面により閉塞され、インナーロータ21及びアウターロータ22の他側面は、軸線S方向において適用対象物の接合面により回動自在に支持されるようになっている。
第2ポート11dは、軸線S方向から視て三ケ月状の輪郭をなし、第2連通路17と接続されると共にスラスト面11bから軸線S方向の奥側に肉抜きされて形成されている。
第1ポート11cと第2ポート11dは、中心線Yc方向において、軸受穴19を挟んで略180度離れて対称的に配置されている。
また、吸入通路12は、中心線Yi方向における第1通路14と第2通路15の間の領域において、円筒凹部12aを備えている。
円筒凹部12aは、適用対象物のオイル出口に対応するものである。
そして、吸入通路12は、円筒凹部12aを除いて、その開口部分が適用対象物の接合面により閉塞されるようになっている。
また、吐出通路13は、中心線Yo方向における第1通路14と第2通路15の間の領域において半円筒凹部13a、X1及びX2軸線上において円筒凹部をなす壁面13bを備えている。
半円筒凹部13aは、適用対象物のオイル入口に対応するものである。
壁面13bは、第1通路14の第1小径通路14b及び第2通路15の第2小径通路15bを機械加工する際に同時に形成される。
そして、吐出通路13は、半円筒凹部13aを除いて、その開口部分が適用対象物の接合面により閉塞されるようになっている。
第1小径通路14bには、第1吐出逆止弁40(第1吐出シート部材41、第1吐出弁42、第1吐出付勢バネ43)が配置される。
これによれば、第1吐出逆止弁40を挿入する際に、第1大径通路14aの領域でのかじり等を防止して、所望の位置に確実に嵌め込むことができる。
また、第1吸入逆止弁30を第2吐出逆止弁40よりも大きく設定できるため、キャビテーション等の発生を防止して、所望のポンプ性能を確保することができる。
第2小径通路15bには、第2吐出逆止弁60(第2吐出シート部材61、第2吐出弁62、第2吐出付勢バネ63)が配置される。
これによれば、第2吐出逆止弁60を挿入する際に、第2大径通路15aの領域でのかじり等を防止して、所望の位置に確実に嵌め込むことができる。
また、第2吸入逆止弁50を第2吐出逆止弁60よりも大きく設定できるため、キャビテーション等の発生を防止して、所望のポンプ性能を確保することができる。
そして、第1連通路16は、その開口部分が適用対象物の接合面により閉塞されるようになっている。
そして、第2連通路17は、その開口部分が適用対象物の接合面により閉塞されるようになっている。
また、第3通路18は、吐出通路13と連通する位置において、段差面18a及び小径の通路18bを備えている。通路18bは鋳抜きにより形成されている。
ここでは、φD3=φD1=φD2として形成されている。
そして、第3通路18には、逃し弁70(逃しシート部材71、逃し弁72、逃し付勢バネ73)が配置されると共に、プラグ80が嵌め込まれる。
そして、軸受穴19は、ポンプユニット20のインナーロータ21及びアウターロータ22がポンプ収容室11に配置され、回転軸23がインナーロータ21に連結された状態で、回転軸23を軸線S回りに回動自在にラジアル方向及びスラスト方向において支持するようになっている。
したがって、通路構造が簡素化され、製造が容易になり、小型化、低コスト化等を達成できる。
したがって、ボディ10を金型等で成形する際に、ポンプ収容室11、吸入通路12、吐出通路13、第1連通路16、及び第2連通路17を鋳抜いて円筒凹部及び溝通路として形成し、その後、必要に応じてポンプ収容室11等に対して機械加工を施すことにより、所望の寸法をなす形状を得ることができる。
それ故に、機械加工の工数を減らして、製造コスト、製造工数等を削減することができる。
したがって、ボディ10を金型等で成形する際に、第1通路14、第2通路15、及び第3通路18を予め同一方向から鋳抜いて穴通路として形成することができ、又、その後必要に応じて機械加工を施すことにより、所望の内径をなす通路を得ることができる。
それ故に、機械加工の工数を減らして、製造コスト、製造工数等を削減することができる。
そして、インナーロータ21は、適用対象物の接合面を摺動する側面21a、スラスト面11bを摺動する側面21b、軸線Sを中心とする連結孔21c、6つの凸部(山)及び6つの凹部(谷)を備えている。
そして、アウターロータ22は、適用対象物の接合面を摺動する側面22a、スラスト面11bを摺動する側面22b、軸線Sから所定量だけ偏倚した軸線を中心とする円形の外周面22c、7つの凸部及び7つの凹部を備えている。
外周面22cは、ポンプ収容室11の内周面11aに接触して回動自在に支持されるように形成されている。
7つの凸部及び7つの凹部は、インナーロータ21の6つの凸部及び6つの凹部と部分的に噛み合うように形成されている。
そして、回転軸23が一方向及び他方向に回転することにより、インナーロータ21及びアウターロータ22が連動して回転し、オイルをポンプ室内に吸入して加圧しつつ吐出するポンプユニットとしてのトロコイドポンプが構成されている。
また、回転軸23は、ポンプ収容室11に臨む領域に形成された軸受穴19に回動自在に嵌め込まれる。したがって、回転軸23を、回転振れを生じないように高精度に支持することができる。
第1吸入シート部材31は、円筒状に形成され、第1大径通路14aに嵌合固定される外周面31a、貫通孔31b、円錐面状のシート面31c、環状の端面31dを備えている。
第1吸入弁体32は、シート面31cに対して密接するように球状に形成されている。
第1吸入付勢バネ33は、圧縮型のコイルスプイングであり、第1吸入弁体32と第1吐出シート部材41の間に配置されて、第1吸入弁体32を閉弁方向に付勢するものである。
第1吐出シート部材41は、円筒状に形成され、第1小径通路14bに嵌合固定される外周面41a、貫通孔41b、円錐面状のシート面41c、環状の端面41dを備えている。
第1吐出弁体42は、シート面41cに対して密接するように球状に形成されている。
第1吐出付勢バネ43は、圧縮型のコイルスプイングであり、第1吐出弁体42とボディ10の一部としての吐出通路13の壁面13bの間に配置されて、第1吐出弁体42を閉弁方向に付勢するものである。
第2吸入シート部材51は、円筒状に形成され、第2大径通路15aに嵌合固定される外周面51a、貫通孔51b、円錐面状のシート面51c、環状の端面51dを備えている。
第2吸入弁体52は、シート面51cに対して密接するように球状に形成されている。
第2吸入付勢バネ53は、圧縮型のコイルスプイングであり、第2吸入弁体52と第2吐出シート部材61との間に配置されて、第2吸入弁体52を閉弁方向に付勢するものである。
第2吐出シート部材61は、円筒状に形成され、第2小径通路15bに嵌合固定される外周面61a、貫通孔61b、円錐面状のシート面61c、環状の端面61dを備えている。
第2吐出弁体62は、シート面61cに対して密接するように球状に形成されている。
第2吐出付勢バネ63は、圧縮型のコイルスプイングであり、第2吐出弁体62とボディ10の一部としての吐出通路13の壁面13bの間に配置されて、第2吐出弁体62を閉弁方向に付勢するものである。
逃しシート部材71は、円筒状に形成され、第3通路18に嵌合固定される外周面71a、貫通孔71b、円錐面状のシート面71c、環状の端面71dを備えている。
逃し弁体72は、シート面71cに対して密接するように球状に形成されている。
逃し付勢バネ73は、圧縮型のコイルスプイングであり、逃し弁体72と第3通路18に嵌合固定されたプラグ80の間に配置されて、逃し弁体72を閉弁方向に付勢する。
そして、逃し弁70は、吐出通路13において所定以上の圧力になったオイルを、第3通路18を介して吸入通路12に戻す役割をなす。これにより、過圧オイルの吐出が防止されて、所望の吐出圧にてオイルを吐出することができる。
プラグ80は、それぞれの通路(第1通路14、第2通路15、第3通路18)の側面10bにおける開口部を閉塞するべく、ボディ10の側面10bと面一に嵌合固定されるものである。
予め、機械加工されたボディ10、ポンプユニット20、第1吸入逆止弁30、第1吐出逆止弁40、第2吸入逆止弁50、第2吐出逆止弁60、逃し弁70、3つのプラグ80が準備される。
ここで、第1吐出付勢バネ43は、一端部が吐出通路13の壁面13bに当接し、他端部が第1吐出弁体42に当接して配置され、第1吐出弁体42をシート面41cに密着させるべく閉弁方向に付勢するように圧縮された状態となる。
また、第1吐出シート部材41の端面41dは、第1連通路16内に突出しないように、第1連通路16の壁面に対して面一又は所定量だけ奥側に配置されている。
ここで、第1吸入付勢バネ33は、一端部が第1吐出シート部材41の端面41dに当接し、他端部が第1吸入弁体32に当接して配置され、第1吸入弁体32をシート面31cに密着させるべく閉弁方向に付勢するように圧縮された状態となる。
また、第1吸入シート部材31の端面31dは、吸入通路12内に突出しないように、吸入通路12の壁面に対して面一又は所定量だけ奥側に配置されている。
続いて、プラグ80が、第1通路14(第1大径通路14a)の開口部を閉塞するべく、ボディ10の側面10bと面一にかつ吸入通路12内に突出しないように、第1大径通路14aに嵌合固定される。
ここで、第2吐出付勢バネ63は、一端部が吐出通路13の壁面13bに当接し、他端部が第2吐出弁体62に当接して配置され、第2吐出弁体62をシート面61cに密着させるべく閉弁方向に付勢するように圧縮された状態となる。
また、第2吐出シート部材61の端面61dは、第2連通路17内に突出しないように、第2連通路17の壁面に対して面一又は所定量だけ奥側に配置されている。
ここで、第2吸入付勢バネ53は、一端部が第2吐出シート部材61の端面61dに当接し、他端部が第2吸入弁体52に当接して配置され、第2吸入弁体52をシート面51cに密着させるべく閉弁方向に付勢するように圧縮された状態となる。
また、第2吸入シート部材51の端面51dは、吸入通路12内に突出しないように、吸入通路12の壁面に対して面一又は所定量だけ奥側に配置されている。
続いて、プラグ80が、第2通路15(第2大径通路15a)の開口部を閉塞するべく、ボディ10の側面10bと面一にかつ吸入通路12内に突出しないように、第2大径通路15aに嵌合固定される。
続いて、第3通路18に対して、逃し弁体72が挿入され、続いて逃し付勢バネ73が挿入される。
続いて、プラグ80が、第3通路18の開口部を閉塞するべく、ボディ10の側面10bと面一にかつ吸入通路12内に突出しないように、第3通路18に嵌合固定される。
ここで、逃し付勢バネ73は、一端部がプラグ80に当接し、他端部が逃し弁体72に当接して配置され、逃し弁体72をシート面71cに密着させるべく閉弁方向に付勢するように圧縮された状態となる。
先ず、回転軸23が、軸受穴19に回動自在に嵌め込まれる。
続いて、インナーロータ21が、回転軸23に連結される。この連結においては、嵌合部23bのピンが連結孔21cの溝に嵌め込まれる。これにより、回転軸23とインナーロータ21とは、一体的に回転するように連結される。
続いて、アウターロータ22が、インナーロータ21と噛合うようにして内周面11cの内側に嵌め込まれる。
以上により、ポンプ装置の組付けが完了する。
尚、各部品の組付けは、上記の手順に限るものではなく、適宜その他の手順を適用してもよい。
また、第1吸入付勢バネ33は第1吐出シート部材41に当接し、第1吐出付勢バネ43はボディ10の一部に当接し、第2吸入付勢バネ53は第2吐出シート部材61に当接し、第2吐出付勢バネ63はボディ10の一部に当接し、逃し付勢バネ73は第3通路18を塞ぐプラグ80に当接しているため、部品を集約して配置でき、部品点数を削減することができる。
図9に示すように、ポンプユニット20が一方向に回転すると、適用対象物内のオイルが、適用対象物のオイル出口から円筒凹部12aを経て、吸入通路12に吸入される。
そして、吸入されたオイルは、第1通路14内の第1吸入逆止弁30を通過し、第1連通路16を経て第1ポート11cからポンプ室に吸入される。
そして、加圧されたオイルは、吐出通路13から半円筒凹部13aを経て吐出され、適用対象物のオイル入口に導かれる。
そして、吸入されたオイルは、第2通路15内の第2吸入逆止弁50を通過し、第2連通路17を経て第2ポート11dからポンプ室に吸入される。
そして、加圧されたオイルは、吐出通路13から半円筒凹部13aを経て吐出され、適用対象物のオイル入口に導かれる。
尚、ポンプユニット20が他方向に回転する状態で、吐出されるオイルの圧力が所定レベルを超えて過圧状態になった場合でも、同様である。
また、所定レベルを超えて過圧されたオイルは、第3通路18内の逃し弁70を通過して吸入通路12に戻されるため、過圧オイルの吐出が防止されて、所望の吐出圧にてオイルを供給することができる。
また、ポンプユニットとしてのインナーロータ21及びアウターロータ22がトロコイド式の6葉7節からなる構成を示したが、これに限定されるものではなく、その他の個数からなる構成を採用してもよい。
上記実施形態においては、第1通路14、第2通路15、第3通路18として、穴通路を示したが、これに限定されるものではなく、接合面10aにて開口する溝通路して形成し、それぞれの逆止弁を開口部分から嵌め込み、組付け後に適用対象物の接合面でその開口部分が閉塞される構成を採用してもよい。
10 ボディ
10a 接合面
10b 側面(同一側面)
11 ポンプ収容室
11b スラスト面
11c 第1ポート
11d 第2ポート
12 吸入通路
13 吐出通路
13b 壁面(ボディの一部)
14 第1通路
X1 軸線
14a 第1大径通路
14b 第1小径通路
15 第2通路
X2 軸線
15a 第2大径通路
15b 第2小径通路
16 第1連通路
17 第2連通路
18 第3通路
X3 軸線
19 軸受穴
20 ポンプユニット
21 インナーロータ
22 アウターロータ
23 回転軸
30 第1吸入逆止弁
31 第1吸入シート部材
32 第1吸入弁体
33 第1吸入付勢バネ
40 第1吐出逆止弁
41 第1吐出シート部材
41d 端面
42 第1吐出弁体
43 第1吐出付勢バネ
50 第2吸入逆止弁
51 第2吸入シート部材
52 第2吸入弁体
53 第2吸入付勢バネ
60 第2吐出逆止弁
61 第2吐出シート部材
61d 端面
62 第2吐出弁体
63 第2吐出付勢バネ
70 逃し弁
71 逃しシート部材
72 逃し弁体
73 逃し付勢バネ
80 プラグ
Claims (12)
- ポンプ収容室、吸入通路、吐出通路、前記吸入通路と前記吐出通路を接続する第1通路、前記吸入通路と前記吐出通路を接続する第2通路、前記第1通路と前記ポンプ収容室の第1ポートを連通させる第1連通路、前記第2通路と前記ポンプ収容室の第2ポートを連通させる第2連通路、適用対象物に接合される接合面を含むボディと、
前記ポンプ収容室に収容されて所定の軸線回りに回転する容積型のポンプユニットと、
前記第1通路に配置された第1吸入逆止弁及び第1吐出逆止弁と、
前記第2通路に配置された第2吸入逆止弁及び第2吐出逆止弁と、を備え、
前記第1通路及び第2通路は、前記ポンプ収容室を挟んだ両側において、それぞれ直線状に形成され、
前記ポンプ収容室は、前記軸線の方向において前記接合面にて開口し、
前記吸入通路、前記吐出通路、前記第1連通路、及び前記第2連通路は、前記接合面にて開口する溝通路として形成され、
前記第1通路及び第2通路は、前記接合面に平行で前記ボディの同一側面にて開口する直線状の穴通路として形成されている、
ことを特徴とするポンプ装置。 - 前記ボディは、前記吸入通路と前記吐出通路を接続する第3通路を含み、
前記第3通路に配置された逃し弁をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。 - 前記第3通路は、前記接合面に平行で前記ボディの一側面にて開口する直線状の穴通路として形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のポンプ装置。 - 前記第1通路、前記第2通路、及び前記第3通路は、互いに平行でかつ前記ボディの同一側面に開口するように形成されている、
ことを特徴とする請求項3に記載のポンプ装置。 - 前記第1ポート及び第2ポートは、前記ポンプユニットを前記軸線の方向において支持する前記ポンプ収容室のスラスト面にて開口するように形成されている、
ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか一つに記載のポンプ装置。 - 前記吸入通路及び吐出通路は、前記第1通路及び第2通路と直交するように前記ポンプ収容室を挟んだ両側に配置されている、
ことを特徴とする請求項1ないし5いずれか一つに記載のポンプ装置。 - 前記第1通路は、前記第1吸入逆止弁を嵌め込む第1大径通路と、前記第1吐出逆止弁を嵌め込む第1小径通路を含み、
前記第2通路は、前記第2吸入逆止弁を嵌め込む第2大径通路と、前記第2吐出逆止弁を嵌め込む第2小径通路を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。 - 前記第1吸入逆止弁は、前記第1大径通路に嵌合される第1吸入シート部材、前記第1吸入シート部材に着座し得る第1吸入弁体、前記第1吸入弁体を前記第1吸入シート部材に向けて付勢する第1吸入付勢バネを含み、
前記第1吐出逆止弁は、前記第1小径通路に嵌合される第1吐出シート部材、前記第1吐出シート部材に着座し得る第1吐出弁体、前記第1吐出弁体を前記第1吐出シート部材に向けて付勢する第1吐出付勢バネを含み、
前記第2吸入逆止弁は、前記第2大径通路に嵌合される第2吸入シート部材、前記第2吸入シート部材に着座し得る第2吸入弁体、前記第2吸入弁体を前記第2吸入シート部材に向けて付勢する第2吸入付勢バネを含み、
前記第2吐出逆止弁は、前記第2小径通路に嵌合される第2吐出シート部材、前記第2吐出シート部材に着座し得る第2吐出弁体、前記第2吐出弁体を前記第2吐出シート部材に向けて付勢する第2吐出付勢バネを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載のポンプ装置。 - 前記第1吸入付勢バネは、前記第1吐出シート部材に当接し、
前記第1吐出付勢バネは、前記ボディの一部に当接し、
前記第2吸入付勢バネは、前記第2吐出シート部材に当接し、
前記第2吐出付勢バネは、前記ボディの一部に当接している、
ことを特徴とする請求項8に記載のポンプ装置。 - 前記逃し弁は、前記第3通路に嵌合される逃しシート部材、前記逃しシート部材に着座し得る逃し弁体、前記逃し弁体を前記逃しシート部材に向けて付勢する逃し付勢バネを含み、
前記逃し付勢バネは、前記第3通路を塞ぐプラグに当接している、
ことを特徴とする請求項2に記載のポンプ装置。 - 前記ポンプユニットは、インナーロータ及びアウターロータを含む内接ギヤポンプである、
ことを特徴とする請求項1ないし10いずれか一つに記載のポンプ装置。 - 前記ボディは、前記ポンプ収容室に臨む領域において、前記インナーロータを回転する回転軸を支持する軸受穴を含む、
ことを特徴とする請求項11に記載のポンプ装置。
Priority Applications (4)
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