JP3011796B2 - 液圧流体のための内接歯車ポンプ - Google Patents

液圧流体のための内接歯車ポンプ

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JP3011796B2
JP3011796B2 JP3207778A JP20777891A JP3011796B2 JP 3011796 B2 JP3011796 B2 JP 3011796B2 JP 3207778 A JP3207778 A JP 3207778A JP 20777891 A JP20777891 A JP 20777891A JP 3011796 B2 JP3011796 B2 JP 3011796B2
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inlet
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/08Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C2/10Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
    • F04C2/102Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member the two members rotating simultaneously around their respective axes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の上位概念によ
る歯車ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなポンプはDE−OS344
8253(pp−1372)から公知である。
【0003】外歯歯車はロータの切欠内に支承されてい
る。ロータはまた内歯歯車によって形成された室内に回
転可能に支承されていて、この室を埋めている。公知の
ポンプは入口として端壁内に位置した真円円筒形の入口
室並びにロータ内に配置された通路系を備えており、こ
れらは常時連通している。
【0004】この構成は、内歯歯車の歯先円によって制
限される内室全体が、これが歯の噛合領域の外部にある
限りにおいてロータによって満たされている場合にのみ
有利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、内接
歯車ポンプをロータを備えておらず、偏心的に回転する
外歯歯車を備えた構成にし、しかも入口を、吐出側にお
ける歯の噛合領域全体が入口領域と短絡せずに、したが
ってその全体が送出室および吐出室として利用されるよ
うに設計することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は請求項1の
特徴によって解決される。
【0007】
【発明の効果】本発明による構成では環状の入口室が回
転する歯車によって、噛合領域が吐出側で入口と接続し
ないように覆われる。
【0008】請求項3および特に請求項4による構成は
尚負荷されている偏心体の両側における良好な潤滑と冷
却とを保証する。滑り軸受支承された偏心体にとって圧
力が平衡化されることも重要である。
【0009】請求項5による手段によれば、外歯歯車お
よび吐出領域の回転により生じる回転する力が駆動軸に
作用し、かつ軸の屈曲および外歯歯車の傾倒をもたらす
ことが回避される。
【0010】請求項6および(または)請求項7による
構成によれば偏心体の良好な冷却および潤滑が達成さ
れ、偏心体は滑り軸受部によって内側と外側で熱および
摩擦負荷されている。
【0011】更に冷却の強化は請求項8の手段により達
成される。
【0012】請求項9による特別な構成では、ポンプの
吐出特性曲線が、回転数の増大とともに先ず迅速に上昇
し、次いで一定となり、次いで再び降下するようになっ
ているのが有利である。かかる特性曲線は自動車の油圧
装置で特に好適である。
【0013】
【実施例】ポンプケーシングがケーシング周壁1、端壁
を成す端板2,3によって構成されており、ケーシング
周壁および駆動軸16の軸線方向で互いに重なっ
ている。ケーシング周壁1は真円円筒形の内室を有し、
内室の円筒形の内周面には環状のみぞ4が切込まれてい
る。側方に残されたウエブ5には内歯歯車6が固定され
ている。ケーシング周壁1と端板2,3と内歯歯車6と
から成るパッケージ全体がねじ結合部材7によって一緒
に保持されている。ねじ結合部材7は穴8によって内歯
歯車を歯先の領域で貫通している。
【0014】内歯歯車は内歯を有している。ポンプの内
室は内歯によって内歯歯車の歯先円9でもって制限され
ている。端板3内にはピン10が1端でもって固定的に
挿入されている。ピン10の他端はポンプの内室内へ突
入している。ピン10には偏心体11が自在に回転可能
に支承されている。偏心体の軸方向の幅はケーシング周
壁1および内歯歯車6の軸方向の幅にほぼ等しい。偏心
体は真円円筒形の外周面を有しており、その中心軸線は
符号12で示されている。偏心体は偏心量Eを有してピ
ン10の軸線13の回りを回転する。偏心体11には外
歯歯車14が自在に回転可能に支承されている。外歯歯
車14は外歯を有している。外歯歯車の外歯が内歯歯車
の内歯と噛合うように偏心体の偏心量Eと外歯歯車の外
歯とが設計され、かつ歯形部が形成されている。
【0015】したがって歯形部の歯先円9と15は回転
する交点21,22で交差している。これにより内歯歯
車の歯先円9の内周面には交点21,22間に一方で軸
線13の、偏心量Eが位置する側に回転する噛合領域が
生じ、他方では軸線13の、偏心側とは反対の側にポン
プの回転する三日月空間23が生じる。
【0016】歯形部は、内歯歯車と外歯歯車の歯が歯先
円9,15の交点21と22との間で歯面でもって密に
噛合うように形成されている。したがって交点21,2
2間の噛合領域において複数の押しのけ室が生じ、押し
のけ室は歯面の接触により互いに、かつ偏心側とは反対
の側の三日月空間23に対して密閉される。
【0017】ポンプの駆動には、駆動軸16が用いられ
る。駆動軸16はピン10の軸線13に対して同心的
に、他方の端板2内に回転可能に支承されており、かつ
その端部はポンプ室の内面とほぼ1線を成して終ってい
る。ここで駆動軸16は端面を形成しており、この端面
に偏心的に連結片17が固定されている。この連結片1
7は軸方向に連行ポケット18内へ突入しており、連行
ポケットは隣接する偏心体11の端面内に偏心領域内で
形成されている。
【0018】ポンプは入口として端板3内にほぼ半径方
向の入口通路19を有している。入口通路は分配室20
へ開口しており、分配室はピン10を同心的に包囲して
いる。分配室はポンプ室を制限する端板の端面に真円円
筒形の切欠として形成されている。分配室の半径は外歯
歯車の歯元円の半径FJよりも小さい。
【0019】反対側の端板2の端面にはもう1つの真円
円筒形の切欠が軸線13に同心的に形成されている。こ
の切欠は入口室28として用いられる。分配室20およ
び入口室28は通路によって互いに接続されている。通
路は偏心体を軸方向に貫通している。これらの通路は有
利には偏心体の内孔のみぞとして形成されていて、ピン
10上の偏心体の滑り軸受の潤滑並びに偏心体11の冷
却に使用される。連行ポケット18はこのような通路と
して用いられ、したがって連行ポケットは偏心体11を
軸方向に貫通し、かつその外縁は軸の半径よりも若干大
きな半径の円周上にある。この通路が偏心軸線の偏心側
にあるのが特に有利である。それというのもこの側に吐
出側も存在し、そのために偏心体はここで特に圧力、摩
擦、ひいては熱の負荷に曝されるからである。熱は偏心
領域に配置されたこの軸方向の通路から排出することが
できる。更にこのような通路を複数設けることもでき
る。付加的に、または代わりに軸方向の通路を滑り軸受
の潤滑の改善にも利用することが可能である。これらの
通路は偏心体上の外歯歯車の滑り軸受潤滑にもまた固定
のピン10上の偏心体の滑り軸受の潤滑にも用いられ
る。図2からは2つの別のかかる潤滑通路29が外歯歯
車の滑り軸受領域に見られる。潤滑通路29は偏心体1
1の周面の周方向にそれぞれ60゜ずらされている。適
当な通路を偏心体の内孔に設けることもでき、そのため
にこれらの潤滑通路29および連行ポケット18を流れ
る油流により油の対称的な分配、同時に偏心体の流体力
学的支持が行われる。しかしまたこの油流には偏心体を
冷却する作用も加わる。この冷却の作用は、偏心体自体
が内孔において回転可能に支承されており、かつ外周面
は外歯歯車の回転可能な支承部として用いられているの
で特に重要である。
【0020】冷却のもう1つの手段(これは付加的に、
または代わりに使用することができる)は、環状通路、
すなわち入口室28および(または)分配室20の側で
偏心体が外歯歯車ないしはケーシング周壁1の内のり幅
よりも若干薄いことである。この場合には偏心体の端面
に環状面ができ、これに油が充填され、かつここにおい
て不断の油流が生じる。図3には偏心体のこの構成が線
34,35によって示されており、これらの線は偏心体
の端面を示す。
【0021】入口室28の外径の半径R(ピン10の軸
線13に対して)は本発明によれば一定の範囲内に保持
されなければならず、これについては後述される。入口
室28の外径の半径Rは、外歯歯車の歯元円FJもしく
はこの歯元円によって囲まれる円面積が三日月形の入口
面27を除いて入口室28を覆うように設計されてい
る。入口面の一部は外歯歯車の歯のサイドによっても覆
われている。入口面は内室の、偏心側とは逆の側で一緒
に回転する。
【0022】一方における入口室28の外径の半径Rお
よび他方における外歯歯車の歯元円FJの本発明による
設計により三日月形の入口面27が噛合領域の閉じられ
た押しのけ室の1つによって覆われないことが達成され
る。これにより吐出領域におけるこれら押しのけ室の死
距離が回避され、かつ液圧の効率は改善される。
【0023】出口通路24はケーシング周壁内に半径
方向に位置し、かつケーシング周壁の周みぞ4と結合さ
れている。この周みぞは内側で外歯歯車の外周面によっ
て制限されていて、しかも外室を形成している。
【0024】内歯歯車は各歯みぞの領域に少なくとも1
つの出口孔25を有している。図1には歯みぞにつき軸
方向に各2つの出口孔25.1,25.2が並んでいる
ことが示されている。出口孔はそれぞれ平行なラジアル
平面内に配置されている。各ラジアル平面は弾性の弁リ
ング26.1,26.2によって覆われ、弁リングは垂
直平面のすべての出口孔を覆い、かつアキシャル平面内
で分割されている。弁リングの1端は例えばリベットに
よって固定されており、他端は自在に運動可能である。
これらの弁リング26.1,26.2は各出口孔の逆止
弁として働く。
【0025】次に作用について述べる。
【0026】駆動軸16は矢印31で示される回転方向
に駆動される。このときに連結片17が偏心体の連行ポ
ケットへ係合し、かつ偏心体を連行する。これにより外
歯歯車はポンプの内室内でよろめき運動を行い、外歯歯
車はその歯形部と内歯歯車の歯形部との噛合の結果矢印
32によって示される方向で回転する。外歯歯車は内歯
歯車の歯形部と一緒に両歯先円の交点21,22間で複
数の押しのけ室を形成し、押しのけ室は連続的に拡大
し、かつ縮小する。後続の領域で押しのけ室はこの室が
開くまで拡大し、かつ油で充填された三日月室と連通す
る。外歯歯車の先行側では押しのけ室は縮小する。した
がってここで油は加圧下に置かれる。押しのけ室内の圧
力が周みぞ4内で支配的な系圧力を越えると、ここにお
いて弁リング26.1と26.2は差圧のために出口孔
25.1,25.2から持上げられ、その結果油は押し
のけ室から噴出することができる。
【0027】入口側で生じる負圧のために油は分配室2
0および入口通路19からピン10の外周面上の潤滑路
9並びに連行ポケット18を通って入口室28から吸
込まれる。これにより偏心体11の滑り軸受の範囲では
良好な潤滑皮膜が形成され、これは同時に潤滑に、かつ
流体力学的な支持にも用いられる。
【0028】所で入口室28の外径は、押しのけ室が吐
出側で入口室28と接続しないように設計されている。
入口室28は吐出領域で外歯歯車の端面によって、すな
わち歯元円によって囲まれた面と、歯頂によって描かれ
る面によって覆われている。したがって外側で入口室
28の周面により、かつ内側で外歯歯車の歯元円により
制限された三日月形の入口面27の幅は両歯先円によ
って制限された三日月形の内室23の幅よりも最大で内
歯歯車6のピッチ角だけ大きくてもよい。ただし、前記
三日月形の入口面27および内室23の幅並びにピッチ
はそれぞれポンプの中心軸線13に対する中心角とし
て求められている。
【0029】ポンプは有利には吸込側で絞られたポンプ
としても使用可能である。この場合には入口通路19は
絞り33を備えている。この絞りのために時間的に制限
された油量のみを吸込むことができる。この時間的に制
限された吸込量は所定の回転数までで十分にポンプを完
全に充填する。したがってこの回転数まではポンプの吐
出量は回転数に比例する。回転数の上昇はもはや吐出量
のこれ以上の増大をもたらさない。したがって回転数の
上昇は高めた油消費とは結び付かない。そのためにこの
ポンプは著しく変動するエンジン回転数に左右されない
所要油量を持つ自動車のアクチュエータに好適である。
【0030】入口通路内の絞り33の代わりに、または
これに付加的に入口面27を、ここで吸込量絞り調整に
必要な絞り作用が行われるような程度に小さく設計して
もよい。これにより駆動軸16とケーシング端板2との
間の範囲のシール部材36は押圧力の負荷を免れること
がある。
【0031】分配室20の半径入口室28の半径と同
じように決めることができる。この場合にはポンプの充
填は分配室を介しても入口室を介しても行われる。この
場合には吸込側絞りでは先ず回転数とともに急勾配で上
昇し、しかし次には回転数とは無関係に一定となる吐出
特性曲線が得られる。このような特性曲線は車両の液力
系でエンジン回転数と車両の速度とは無関係な一定の液
力が適用されなければならない所すべてで好適である。
【0032】しかしまた分配室の半径は、この分配室が
歯形部によって形成される吐出室と連通しないように設
計することもできる。この場合にはポンプの充填は専ら
入口室28を介して行われる。この場合にはポンプの吸
込側絞りで先ず回転数とともに急勾配で上昇し、次いで
折れて、回転数範囲にわたって先ずはほぼ一定であり、
次いで再び回転数とともに降下する吐出特性曲線が得ら
れる。このような特性曲線は自動車の液力系の分野で、
高い車両速度もしくはエンジン回転数で減少せしめられ
た液力のみが適用されなければならない所すべてで(例
えばこれはかじ取り補助装置における場合のように)適
切である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポンプの軸線を含む断面図である。
【図2】図1によるポンプの横断面図である。
【図3】偏心体の端面が異なる構成を有しているポンプ
の図1に相当する図である。
【符号の説明】
1 ケーシング周壁 2,3 端板 4 みぞ 5 ウエブ 6 内歯歯車 7 ねじ結合部材 8 穴 9 歯先円 10 ピン 11 偏心体 12 中心軸線 13 軸線 14 外歯歯車 15 歯先円 16 駆動軸 17 連結片 18 連行ポケット 19 入口通路 20 分配室 21,22 交点 23 三日月室 24 出口通路 25.1,25.2 出口孔 26.1,26.2 弁リング 27 入口面 28 入口室 2 潤滑通路 31,32 矢印 33 絞り 34,35 端面 36 シール部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−118582(JP,A) 特公 昭33−737(JP,B1) 西独国特許出願公開3444859(DE, A1) 西独国特許出願公開3504783(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 2/10 331 - 341

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧流体のための内接歯車ポンプであっ
    て、内歯を有する内歯歯車がポンプ軸線と同心上に定置
    され、内歯歯車のポンプ軸線方向両側に隣接して配置さ
    れた一対の端壁と共に閉じられた内室を形成しており、
    相対的に小さい、外歯を有する外歯歯車が駆動される偏
    心体(11)の回りで内歯歯車に対して偏心的に回転
    し、かつ内歯歯車と噛合っており、内歯歯車(6)と外
    歯歯車(14)の歯数の差が少なくとも2であり、かつ
    入口が、端壁内に設けられ、内歯歯車に同心的な真円
    円筒形の入口室を有しており、入口室の外径の半径が
    偏心体のポンプ軸線に対する偏心量と外歯歯車の歯元円
    の半径との和より小さく、かつ外歯歯車の歯元円の半径
    前記偏心量の差よりも大きい形式のものにおいて、外
    歯歯車(14)が入口室(28)を部分的に覆い、かつ
    回転する三日月形の入口面(27)を解放しており、入
    口面がポンプの軸線(13)において測定される中心角
    にわたって延びており、この中心角が内歯歯車(6)の
    ピッチ角と、偏心側とは反対側で歯先円によって制限
    された回転する三日月室(23)の、ポンプ軸線(1
    3)において測定された中心角との和よりも小さいこと
    を特徴とする、液圧流体のための内接歯車ポンプ。
  2. 【請求項2】 歯先円の交点間の噛合領域においてその
    都度複数の歯対が密に噛合い、かつ閉じられた押しのけ
    室を形成し、かつ各歯みぞに逆止弁によって閉じられた
    出口通路(25)が配属されており、複数の出口通路が
    それぞれ吐出室(4)に配属されている、請求項1記載
    のポンプ。
  3. 【請求項3】 偏心体(11)が一で入口室(28)
    に、かつ他で真円円筒形の分配室(20)に接して
    おり、分配室が入口通路へ接続されており、かつ外歯歯
    車の歯元円の半径よりも小さな外径の半径を有してお
    り、かつ分配室(20)および入口室(28)が軸線平
    行の通路(18,2)によって接続されている、請求
    項1または2記載のポンプ。
  4. 【請求項4】 偏心体が軸線平行な通路(18,2
    によって貫通されており、通路が偏心領域に位置してい
    る、請求項3記載のポンプ。
  5. 【請求項5】 偏心体(11)がケーシング内に固定的
    に、片持式に支承された、ポンプの軸線(13)に同心
    的なピン(10)に回転可能に支承されている、請求項
    1から4までのいずれか1項記載のポンプ。
  6. 【請求項6】 軸平行の通路(18,2)がピン上
    の偏心体の滑り軸受部および(または)偏心体上の外歯
    歯車の滑り軸受部に軸方向のみぞの形で形成されてい
    る、請求項5記載のポンプ。
  7. 【請求項7】 偏心体が入口室(28)の側でおよび
    (または)分配室(20)の側で外歯歯車(14)より
    も狭い、請求項5または6記載のポンプ。
  8. 【請求項8】 偏心体が駆動軸と、この駆動軸の偏心的
    な連行体(連結片17)を介して連結されており、連行
    体が切欠(連行ポケット18)へ係合しており、かつ連
    行ポケットが入口室(28)と分配室(20)との間の
    通路として働く、請求項5記載のポンプ。
  9. 【請求項9】 分配室(20)が、外歯歯車(14)の
    歯元円の半径から偏心体(11)の偏心量(E)を差引
    いた差よりも小さい半径を持つ、請求項1から8までの
    いずれか1項記載のポンプ。
JP3207778A 1990-08-20 1991-08-20 液圧流体のための内接歯車ポンプ Expired - Fee Related JP3011796B2 (ja)

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