JP6779515B2 - オーブン用の蓋及びこれを備えたオーブン - Google Patents

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Description

本発明は、オーブン用の蓋及びこれを備えたオーブンに関する。
従来のオーブンが下記特許文献1に記載されている。このオーブンは、バーベキューグリルと、調理カバーとを備えている。バーベキューグリルは、グリル本体と、このグリル本体に固定された複数の脚部とを有している。調理カバーは、フレームと、天板とを有している。フレームはグリル本体の焼き網上に載置される金属筒である。フレームの正面板には、食材を出し入れするための正面開口が設けられている。天板は、フレームの上側開口を閉塞するように当該フレームに固定されている。
特開2005-221215号公報
上記従来のオーブンは、フレームの正面開口が開放されたままであるため、これが当該オーブン内の温度上昇を抑制する一要因となっている。このため、本発明の発明者は、オーブン内の温度を上昇させ易くするために、フレームの正面開口を蓋で閉塞することを思い至った。しかし、フレームの正面開口を閉塞する蓋は、フレームの正面開口からの食材の出し入れの妨げになる可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、フレームの開口を閉塞するために容易にフレームに取り付けることができ、且つ開口を開放するためにフレームから容易に取り外すことができるオーブン用の蓋及びこれを備えたオーブンを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様のオーブン用の蓋は、オーブンの垂直方向の成分を含む方向に延びた筒状のフレームに取り付け可能である。蓋は、蓋本体と、第1係合片と、第2係合片とを備えている。蓋本体は、フレームに設けられた開口を閉塞可能な構成となっている。第1係合片及び第2係合片は、蓋本体に設けられている。第1係合片がフレームの開口の第1縁を係合し、且つ第2係合片がフレームの開口の第1縁に相対する第2縁に係合することによって、蓋本体がフレームの開口を閉塞した状態で維持される構成となっている。
このような態様の蓋は、フレームの開口を閉塞するためにフレームに容易に取り付けることができ、且つ開口を開放するためにフレームから容易に取り外すことができる。具体的には以下の通りである。蓋の第1係合片をフレームの第1縁に、蓋の第2係合片をフレームの第2縁に係合させるだけで、蓋本体がフレームの開口を閉塞するように蓋を容易にフレームに取り付けることができる。蓋の第1係合片をフレームの第1縁から取り外し、且つ蓋の第2係合片をフレームの第2縁から取り外すだけで、蓋をフレームから容易に取り外し、フレームの開口を開放することができる。
蓋本体は、第1縁に当接又は間隙を有して対向可能な第1端部と、第2縁に当接又は間隙を有して対向可能な第2端部とを有する構成とすることが可能である。
第1係合片は、蓋本体の第1端部に設けられており且つ蓋本体の第1端部の長手方向に交差する方向に延びた片持ち梁状とすることが可能である。第1係合片と蓋本体の第1端部との間でフレームの第1縁を挟持可能な構成とすることが可能である。第2係合片は、蓋本体の第2端部に設けられており且つ蓋本体の第2端部の長手方向に交差する方向に延びた片持ち梁状とすることが可能である。第2係合片と蓋本体の第2端部との間でフレームの第2縁を挟持可能な構成とすることが可能である。
このような態様の蓋は、フレームに対する取り付け及び取り外しが更に容易になる。その理由は以下の通りである。蓋本体の第1端部と第1係合片との間にフレームの第1縁を挿入し、蓋本体の第2端部と第2係合片との間にフレームの第2縁を挿入するだけで、フレームの第1縁が蓋本体の第1端部と第1係合片とに挟持され、フレームの第2縁が蓋本体の第2端部と第2係合片とに挟持される。このように蓋はフレームに簡単に取り付けることができる。蓋本体の第1端部と第1係合片との間からフレームの第1縁を抜き、蓋本体の第2端部と第2係合片との間からフレームの第2縁を抜くだけで、蓋がフレームから簡単に取り外される。
又は、第1係合片は、蓋本体の第1端部に設けられた略U字状のフックとすることが可能である。第2係合片は、蓋本体の第2端部に設けられた略U字状のフックとすることが可能である。
このような態様の蓋は、フレームに対する取り付け及び取り外しが更に容易になる。その理由は以下の通りである。第1係合片内にフレームの第1縁を挿入し、第2係合片内にフレームの第2縁を挿入するだけで、フレームの第1縁が第1係合片に係合され、フレームの第2縁が第2係合片に係合される。このように蓋はフレームに簡単に取り付けることができる。第1係合片からフレームの第1縁を抜き、第2係合片からフレームの第2縁を抜くだけで、蓋がフレームから簡単に取り外される。
第1係合片及び第2係合片は、自由端部を各々有する構成とすることが可能である。
第1係合片の自由端部が蓋本体の第1端部よりも突出した構成とすることが可能である。第2係合片の自由端部が蓋本体の第2端部よりも突出した構成とすることが可能である。このような態様の蓋は、フレームに対して更に容易に取り付けることが可能になる。その理由は以下の通りである。第1係合片の自由端部にフレームの第1縁を引っ掛け、片持ち梁状の第1係合片と蓋本体との間又はフックである第1係合片の自由端部と固定端部との間にフレームの第1縁を挿入することができ、第2係合片の自由端部にフレームの第2縁を引っ掛け、片持ち梁状の第2係合片と蓋本体との間又はフックである第2係合片の自由端部と固定端部との間にフレームの第2縁を挿入することができる。
第1係合片の自由端部の突出量が第2係合片の自由端部の突出量よりも大きい構成とすることが可能である。このような態様の蓋は、フレームに対する取り付け及び取り外しが更に容易になる。その理由は以下の通りである。第1係合片の自由端部にフレームの第1縁を引っ掛け、片持ち梁状の第1係合片と蓋本体との間又はフックである第1係合片の自由端部と固定端部との間にフレームの第1縁を挿入した後、フレームの第2縁を片持ち梁状の第2係合片と蓋本体との間又はフックである第2係合片の自由端部と固定端部との間に挿入するときに、第2係合片の自由端部が邪魔になりにくい。フレームの第2縁を片持ち梁状の第2係合片と蓋本体との間又はフックである第2係合片の自由端部と固定端部との間から抜くときに、第2係合片の自由端部が邪魔になりにくい。
第1係合片及び第2係合片の少なくとも一方の係合片は、当該一方の係合片の自由端部が蓋本体から離れるように弾性変形可能な構成とすることが可能である。このような態様の蓋は、フレームに対する取り付け及び取り外しが更に容易になる。その理由は以下の通りである。片持ち梁状の一方の係合片の自由端部と蓋本体との間又はフックである一方の係合片の自由端部と固定端部との間に、フレームの第1縁及び第2縁の一方の縁を挿脱するときに、当該一方の係合片が弾性変形し、その自由端部が蓋本体から離れるため、一方の縁を一方の係合片と蓋本体との間又は一方の係合片の自由端部と固定端部との間に挿脱し易くなる。
片持ち梁状の第1係合片と蓋本体との間の間隔又はフックである第1係合片の自由端部と固定端部との間の間隔は、フレームの第1縁の厚み寸法よりも若干小さくすることが可能である。この場合、第1係合片と蓋本体との間又は第1係合片の自由端部と固定端部との間に第1縁が挿入されたとき、第1係合片の自由端部が蓋本体から離れるように弾性変形し、第1縁が第1係合片と蓋本体との間又は第1係合片の自由端部と固定端部との間で弾性的に挟持される。
片持ち梁状の第2係合片と蓋本体との間の間隔又はフックである第2係合片の自由端部と固定端部との間の間隔は、フレームの第2縁の厚み寸法よりも若干小さくすることが可能である。この場合、第2係合片と蓋本体との間又は第2係合片の自由端部と固定端部との間に第2縁が挿入されたとき、第2係合片の自由端部が蓋本体から離れるように弾性変形し、第2縁が第2係合片と蓋本体との間又は第2係合片の自由端部と固定端部との間で弾性的に挟持される。
第1係合片及び第2係合片の少なくとも一方の係合片の自由端部は、蓋本体側に折り曲げ又は湾曲した構成とすることが可能である。
第2係合片は、複数とすることが可能である。この複数の第2係合片は第1方向に間隔をあけて蓋本体の第2端部に設けられた構成とすることが可能である。第1方向は、フレームの第2縁の長手方向とすることが可能である。第2係合片は、第1方向の一方の最も端に位置する一方の端の第2係合片と、第1方向の他方の最も端に位置する他方の端の第2係合片とを含んでいると良い。
一方の端の第2係合片の第1方向の一方の端から他方の端の第2係合片の第1方向の他方の端までの第1方向の距離が、第2縁の第1方向の寸法よりも小さく、且つ一つの第1係合片の第1方向の寸法が、第1縁の第1方向の寸法よりも小さくすることが可能である。この場合、複数の第2係合片が第2縁に係合された状態で第2縁に対して第1方向にスライド可能であり、且つ一つの第1係合片が第1縁に係合された状態で第1縁に対して第1方向にスライド可能である構成とすることが可能である。一方の端の第2係合片及び第1係合片の少なくとも一方とフレームの第3縁の間の第1方向の距離は、一方の端の第2係合片及び第1係合片の少なくとも一方がフレームの第3縁に当接するまで第1方向の一方にスライドしたとき、蓋本体がフレームの開口を第1方向の他方側で部分的に開放する距離とすることが可能である。なお、フレームの第3縁は、第2縁の第1方向の一方の端から第1方向に交差する方向に延びていると良い。
このような態様の蓋は、フレームの第1縁及び第2縁に取り付けられた状態で、フレームに対して第1方向にスライド移動できる。しかも、一方の端の第2係合片及び第1係合片の少なくとも一方がフレームの第3縁に当接するまで第1方向の一方にスライドしたとき、蓋本体がフレームの開口を第1方向の他方側で部分的に開放するので、開放された部分からフレーム内を観ることができる。また、フレームの開口を部分的に開放することで、フレーム内の温度を低下させることができる。
第1係合片は、複数とすることが可能である。複数の第1係合片は、第1方向に間隔をあけて第1端部に設けられた構成とすることが可能である。この第1係合片は、第1方向の一方の最も端に位置する一方の端の第1係合片と、第1方向の他方の最も端に位置する他方の端の第1係合片とを含んでいると良い。
一方の端の第2係合片の第1方向の一方の端から他方の端の第2係合片の第1方向の他方の端までの第1方向の距離が、第2縁の第1方向の寸法よりも小さく、且つ一方の端の第1係合片の第1方向の一方の端から他方の端の第1係合片の第1方向の他方の端までの第1方向の距離が、第1縁の第1方向の寸法よりも小さくすることが可能である。この場合、複数の第2係合片が第2縁に係合された状態で第2縁に対して第1方向にスライド可能であり、且つ複数の第1係合片が第1縁に係合された状態で第1縁に対して第1方向にスライド可能である構成とすることが可能である。一方の端の第2係合片及び一方の端の第1係合片の少なくとも一方とフレームの第3縁との間の第1方向の距離は、一方の端の第2係合片及び一方の端の第1係合片の少なくとも一方がフレームの第3縁に当接するまで第1方向の一方にスライドしたとき、蓋本体がフレームの開口を第1方向の他方側で部分的に開放する距離とすることが可能である。
このような態様の蓋は、フレームの第1縁及び第2縁に取り付けられた状態で、フレームに対して第1方向にスライド移動できる。しかも、一方の端の第2係合片及び一方の端の第1係合片の少なくとも一方がフレームの第3縁に当接するまで第1方向の一方にスライドしたとき、蓋本体がフレームの開口を第1方向の他方側で部分的に開放するので、開放された部分からフレーム内を観ることができる。また、フレームの開口を部分的に開放することで、フレーム内の温度を低下させることができる。
一つの第2係合片の第1方向の寸法が、第2縁の第1方向の寸法よりも小さく、一つの第1係合片の第1方向の寸法が、第1縁の第1方向の寸法よりも小さくすることが可能である。この場合、一つの第2係合片が第2縁に係合された状態で第2縁に対して第1方向にスライド可能であり、且つ一つの第1係合片が第1縁に係合された状態で第1縁に対して第1方向にスライド可能である構成とすることが可能である。第2係合片及び第1係合片の少なくとも一方とフレームの第3縁との間の第1方向の距離は、第2係合片及び第1係合片の少なくとも一方がフレームの第3縁に当接するまで第1方向の一方にスライドしたとき、蓋本体がフレームの開口を第1方向の他方側で部分的に開放する距離とすることが可能である。
このような態様の蓋は、フレームの第1縁及び第2縁に取り付けられた状態で、フレームに対して第1方向にスライド移動できる。しかも、第2係合片及び第1係合片の少なくとも一方がフレームの第3縁に当接するまで第1方向の一方にスライドしたとき、蓋本体がフレームの開口を第1方向の他方側で部分的に開放するので、開放された部分からフレーム内を観ることができる。また、フレームの開口を部分的に開放することで、フレーム内の温度を低下させることができる。
本発明の一態様のオーブンは、フレームと、上記した何れかの態様の蓋とを備えている。フレームは、垂直方向の成分を含む方向に延びた金属筒であって、当該フレームに設けられた開口と、フレームの開口の第1縁と、フレームの第1縁に相対する第2縁とを有する構成とすることが可能である。
本発明の実施例に係るオーブンの正面図であって、前記オーブンのフレームの開口が蓋で閉塞された状態の図である。 前記オーブンの正面図であって、前記蓋が取り外され、前記開口が開放された状態の図である。 前記オーブンの図1A中の2-2断面図である。 前記オーブンの前記フレームと前記蓋との位置関係を説明するための説明図であって、前記蓋が前記開口を完全に塞ぐ閉位置に位置している状態の図である。 前記オーブンの前記フレームと前記蓋との位置関係を説明するための説明図であって、前記蓋が前記開口を部分的に開放する開位置に位置している状態の図である。 前記オーブンの前記蓋の正面、平面及び右側面から表した斜視図である。 前記オーブンの前記蓋の背面、底面及び左側面から表した斜視図である。 前記オーブンの別の態様の蓋の正面、平面及び右側面から表した斜視図である。 前記オーブンの前記別の態様の蓋の背面、底面及び左側面から表した斜視図である。 前記オーブンの更に別の態様の蓋の正面、平面及び右側面から表した斜視図である。 前記オーブンの前記更に別の態様の蓋の背面、底面及び左側面から表した斜視図である。 前記オーブンの更に別の態様の蓋の正面、平面及び右側面から表した斜視図である。 前記オーブンの前記更に別の態様の蓋の背面、底面及び左側面から表した斜視図である。 前記オーブンの図1A中の2-2断面図であって、上記何れかの態様の蓋の第1係合片及び第2係合片の設計変更例を示す図である。 前記オーブンの図1A中の2-2断面図であって、上記何れかの態様の蓋の第1係合片及び第2係合片の別の設計変更例を示す図である。
以下、本発明の複数の実施例に係るオーブンOについて図1A〜図9Bを参照しつつ説明する。なお、図1A〜図4Bには、前記実施例のうちのオーブンOの一つの実施例が示されている。オーブンOは、調理カバー100と、バーベキューグリルGとを備えている。以下、オーブンOの各構成要素について詳しく説明する。なお、図1A〜図2中のZ−Z’方向は、オーブンOの高さ方向に相当し且つ特許請求の範囲の垂直方向に相当する。図1A〜図1B中のX−X’方向は、オーブンOの幅方向に相当する。図2中のY−Y’方向は、オーブンOの奥行き方向に相当する。X−X’方向はZ−Z’方向に直交している。Y−Y’方向はX−X’方向に直交している。
調理カバー100はバーベキューグリルG上に載置可能である。調理カバー100は、フレーム110と、天板120とを備えている。
フレーム110は耐熱性を有する素材(例えば、金属や耐熱樹脂)で構成された筒であって、例えば、多角形の筒又は円筒とすることが可能である。本発明の多角形の筒は、多角錐台状の筒を含み、図1A〜図2では、四角錐台状の筒であるフレーム110が示されている。本発明の円筒は、円錐台状の筒を含む。フレーム110は、上側開口及び下側開口を有している。フレーム110には、フレーム110内に食材を出し入れするための開口111が更に設けられている。フレームが多角形の筒である場合、開口111は、前記筒を構成する複数の板のうちの任意の一つに設けられていると良い。開口111の形状は、食材を出し入れできる限り任意である。例えば、開口111は、多角形(四角形を含む。)、山型、半円形又は円形(楕円形を含む。)とすることが可能である。なお、図1A〜図3A〜図3Bでは、山型の開口111が示されている。
フレーム110は、開口111の第1縁111aと、開口111の第2縁111bとを更に有している。第1縁111a及び第2縁111bは互いに相対していれば良い。開口111が多角形である場合、当該開口111の複数の縁(辺)のうち互いに相対する二つの縁が第1縁111a及び第2縁111bとなる。この場合、第1縁111a及び第2縁111bの各々は、真っ直ぐ、U字状又は円弧状に延びていても良いが、これに限定されることはない。開口111が円形である場合、第1縁111a及び第2縁111bは、開口111のリング状の縁の相対する円弧状の一部となる。
フレーム110は、開口111の第3縁111cと、開口111の第4縁111dとを更に有していても良い。第3縁111c及び第4縁111dは、第1縁111a及び第2縁111bが対向する方向と交差する方向で互いに相対していれば良い。例えば、第1縁111a及び第2縁111bがZ−Z’方向で互いに相対している場合、第3縁111c及び第4縁111dはZ−Z’方向に交差する方向(例えば、X−X’方向)で互いに相対し、第1縁111a及び第2縁111bがX−X’方向で互いに相対している場合、第3縁111c及び第4縁111dはX−X’方向に交差する方向(例えば、Z−Z’方向)で互いに相対している。
開口111が多角形である場合、当該開口111の複数の縁(辺)のうち、第1縁111a及び第2縁111bが対向する方向と交差する方向で互いに相対する二つの縁が第3縁111c及び第4縁111dとなる。この場合、第3縁111c及び第4縁111dは以下の構成とすることが可能である。第3縁111cは、第2縁111bの第1方向の一方の端から第1方向に交差する方向に延びた構成とすることが可能である。第4縁111dは、第2縁111bの第1方向の他方の端から第1方向に交差する方向に延びた構成とすることが可能である。第1方向は、開口111の第2縁111bの長手方向である。第3縁111c及び第4縁111dの各々は、真っ直ぐ、U字状又は円弧状に延びていても良いが、これに限定されることはない。
開口111が四角形又は山型である場合、下記の1)又は2)の構成とすることが可能である。1)第1縁111aは開口111のZ方向の縁であり、第2縁111bは開口111のZ’方向の縁であり、第3縁111cは開口111のX方向の縁であり、且つ第4縁111dは開口111のX’方向の縁である。2)第1縁111aは開口111のX方向の縁であり、第2縁111bは開口111のX’方向の縁であり、第3縁111cは開口111のZ方向の縁であり、且つ第4縁111dは開口111のZ’方向の縁である。これらの場合、第3縁111cは、第1縁111aの第1方向の一方の端と第2縁111bの第1方向の一方の端とを連結しており、第4縁111dは、第1縁111aの第1方向の他方の端と第2縁111bの第1方向の他方の端とを連結している。なお、開口111の第2縁111bがX−X’方向に延びている場合、第1方向はX−X’方向となり、開口111の第2縁111bがZ−Z’方向に延びている場合、第1方向はZ−Z’方向となる。
図1A〜図2では、開口111は山型である。第1縁111aは開口111のZ方向の縁であり且つZ方向に凸の円弧状に延びており、第2縁111bは開口111のZ’方向の縁であり且つX−X’方向に真っ直ぐに延びており、第3縁111cはX方向に凸の横向きU字状の開口111のX方向の縁であり且つZ−Z’方向に延びており、且つ第4縁111dはX’方向に凸の横向きU字状の開口111のX’方向の縁であり且つZ−Z’方向に延びている。
開口111が円形である場合、第3縁111c及び第4縁111dは、第1縁111a及び第2縁111bが対向する方向と交差する方向で互いに相対する開口111のリング状の縁の円弧状の一部である。
フレーム110は分解可能な構成とすることが可能である。フレーム110が多角形の筒である場合、当該筒の複数の壁を各々構成する複数の矩形状の板を有し、この板のうち隣り合う板の端部同士が着脱可能な構成とすると良い。フレーム110が円筒である場合、当該筒の一部を構成する複数の円弧状の板を有し、この板のうち隣り合う板の端部同士が着脱可能な構成とすると良い。又は、フレーム110は折り畳み可能な構成とすることが可能である。例えば、フレーム110が、図1A〜図3Bに示されるように四角形状の筒である場合、当該筒を構成する正面板、背面板、右側面板及び左側面板を有している。これらの板の隣り合う端部同士は、回動自在に連結されている。右側面板及び左側面板は、谷折り可能な二つの板で構成されている。これらの場合、開口111は、上記した板の何れかに設けられていると良い。
天板120は、耐熱性を有する素材(例えば、金属や耐熱樹脂)で構成されており且つフレーム110の上側開口を塞ぐものであれば良い。例えば、天板120は、フレーム110の上側開口を塞ぐ金属板、耐熱樹脂板、金属製の箱又は耐熱樹脂製の箱とすることが可能である。天板120は、フレーム110に固定されていても良い。図2には、天板120の一態様が示されている。この天板120は、天板本体121と、天板本体121の保持孔121aを塞ぐ閉塞板122とを有している。閉塞板122を取り外し、保持孔121aに図示しない鍋を収容保持することができる。
調理カバー100は、フレーム110の開口111を閉塞可能な蓋10を更に備えている。図1〜図4Bには、オーブンOの蓋10の一態様が示されており、図5A及び図5Bには、オーブンOの蓋10の別の一態様が示されており、図6A及び図6Bには、オーブンOの蓋10の更に別の一態様が示されており、図7A及び図7Bには、オーブンOの蓋10の更に別の一態様が示されている。
蓋10は、蓋本体11を有している。蓋本体11は、耐熱性を有する素材(例えば、金属や耐熱樹脂)で構成された板であって、フレーム110の開口111を塞ぐものであれば良い。蓋本体11の外形は、フレーム110の開口111の形状に応じて任意に決定することが可能である。例えば、蓋本体11の外形は、多角形(四角形(図6A〜図7B参照)を含む。)、山型(図1A〜図5B参照)、半円形又は円形(楕円形を含む。)とすることが可能である。蓋本体11の外形寸法は、開口111の外形寸法よりも大きい。なお、蓋本体11の外形は、フレーム110の開口111の形状と相違していても良い。
蓋本体11は、第1面と、第2面と、第1端部11aと、第2端部11bとを有している。蓋本体11の第1面は、蓋本体11がフレーム110の開口111を閉塞した状態で、当該フレーム110内を向く内面である。蓋本体11の第2面は、第1面の反対側の外面である。
第1端部11aは、蓋本体11におけるフレーム110の第1縁111aに外側から当接又は間隙を有して対向可能な部位であって、第1縁111aに沿って延びていると良い。第1端部11aは第1縁111aに沿って直線状、U字状又は円弧状に延びていても良い。第2端部11bは、蓋本体11におけるフレーム110の第2縁111bに外側から当接又は間隙を有して対向可能な部位であって、第2縁111bに沿って延びていると良い。第2端部11bは第2縁111bに沿って直線状、U字状又は円弧状に延びていても良い。
蓋本体11は、第3端部11c及び第4端部11dを更に有していても良い。第3端部11cは、蓋本体11におけるフレーム110の第3縁111cに外側から当接又は間隙を有して対向可能な部位であって、第3縁111cに沿って延びていると良い。第3端部11cは、第3縁111cに沿って直線状、U字状又は円弧状に延びていても良い。第4端部11dは、蓋本体11におけるフレーム110の第4縁111dに外側から当接又は間隙を有して対向可能な部位であって、第4縁111dに沿って延びていると良い。第4端部11dは、第4縁111dに沿って直線状、U字状又は円弧状に延びていても良い。
蓋本体11の外形が四角形又は山型である場合、下記1)又は2)の構成とすることが可能である。1)図1A〜図5B及び図6A〜図7Bに各々示されるように、第1端部11aは蓋本体11のZ方向の端部であって、Z方向の第1縁111aに沿って延びており、第2端部11bは蓋本体11のZ’方向の端部であって、Z’方向の第2縁111bに沿って延びており、第3端部11cは、蓋本体11のX方向の端部であって、X方向の第3縁111cに沿って延びており、且つ第4端部11dは、蓋本体11のX’方向の端部であって、X’方向の第4縁111dに沿って延びている。2)第1端部11aは蓋本体11のX方向の端部であって、X方向の第1縁111aに沿って延びており、第2端部11bは蓋本体11のX’方向の端部であって、X’方向の第2縁111bに沿って延びており、第3端部11cは、蓋本体11のZ方向の端部であって、Z方向の第3縁111cに沿って延びており、且つ第4端部11dは、蓋本体11のZ’方向の端部であって、Z’方向の第4縁111dに沿って延びている。
蓋10は、少なくとも一つの第1係合片12aと、少なくとも一つの第2係合片12bとを更に有している。図2〜7Bには、第1係合片12aの一態様が示されており、図2〜図4B及び図6A〜図6Bには、第2係合片12bの一態様が示されており、図5A〜図5B及び図7A〜図7Bには、第2係合片12bの別の態様が示されている。図2〜図4B及び図6A〜図6Bに示される第2係合片12bと、図5A〜図5B及び図7A〜図7Bに示される第2係合片12bとは、長さが異なる以外同じ構成である。図8には、第1係合片12a及び第2係合片12bの別の態様が示されており、図9には、第1係合片12a及び第2係合片12bの更に別の態様が示されている。
第1係合片12aは、フレーム110の第1縁111aを係合可能となるように蓋本体11の第1面に設けられていると良い。第2係合片12bは、フレーム110の第2縁111bを係合可能となるように蓋本体11の第1面に設けられていると良い。第1係合片12a及び第2係合片12bは、蓋本体11の外側に互いに略逆向きとすると良い。第1係合片12aがフレーム110の第1縁111aを係合し、且つ第2係合片12bがフレーム110の第2縁111bを係合することによって、蓋本体11がフレーム110の開口111を閉塞した状態で維持される。
第1係合片12aは、蓋本体11の第1面の第1端部11aに設けられていても良い。第1係合片12aは、自由端部と、固定端部とを有している。例えば、第1係合片12aは、下記1)〜3)の何れかの構成とすることが可能である。
1)第1係合片12aは、図2〜図7Bに示されるように、第1交差方向に延びた片持ち梁状であって、第1係合片12aの固定端部が当該第1端部11aに固定されている。第1係合片12aの自由端部は、第1交差方向のうちの蓋本体11の外側(以下、単に、第1交差方向の外側とも称する。)に向いている。2)第1係合片12aは、図8に示されるように、蓋本体11の第1端部11aの一部が切り起こされており且つ第1交差方向に延びた片持ち梁状である。第1係合片12aの固定端部は、当該第1端部11aに接続されている。第1係合片12aの自由端部は、第1交差方向の外側方向に向いている。1)及び2)の何れの場合も、第1係合片12aと蓋本体11の第1端部11aとの間でフレーム110の第1縁111aを挟持可能となる。この挟持状態で、蓋本体11の第1端部11aはフレーム110の第1縁111aに当接する。3)第1係合片12aは、図9に示されるように、フレーム110の第1縁111aを係合可能な略U字状のフックであって、第1係合片12aの固定端部が当該第1端部11aに固定されている。第1係合片12aの固定端部は、第1交差方向のうちの蓋10の中心側(すなわち、第1交差方向の内側)に延びており、第1係合片12aの固定端部と自由端部との間の中間部は、第1交差方向の外側に略U字状に折り返され、第1係合片12aの自由端部は、中間部から第1交差方向の外側に延びている。この場合、第1係合片12aの自由端部と固定端部との間でフレーム110の第1縁111aを挟持可能となる。この挟持状態で、蓋本体11の第1端部11aはフレーム110の第1縁111aに間隙を有して対向しても良いし、第1端部11aがフレーム110の第1縁111aに当接するような厚みを有していても良い。蓋本体11の第1端部11a以外の端部もフレーム110の第1縁111aに間隙を有して対向しても良いし、当該端部もフレーム110の第1縁111aに当接するような厚みを有していても良い。
なお、第1交差方向は、蓋本体11の第1端部11aの長手方向に交差する方向であれば良い。例えば、第1端部11aが蓋本体11のZ方向の端部であって、直線状、U字状又は円弧状にX−X’方向に延びている場合、第1交差方向は、X−X’方向に交差する方向(例えば、Z−Z’方向、Z−Z’方向及びX−X’方向の成分を含む方向、Z−Z’方向及びY−Y’方向の成分を含む方向、Z−Z’方向、X−X’方向及びY−Y’方向の成分を含む方向)とすると良い。第1端部11aが蓋本体11のX方向の端部であって、直線状、U字状又は円弧状にZ−Z’方向に延びている場合、第1交差方向は、Z−Z’方向に交差する方向(例えば、X−X’方向、X−X’方向及びZ−Z’方向の成分を含む方向、X−X’方向及びY−Y’方向の成分を含む方向、X−X’方向、Z−Z’方向及びY−Y’方向の成分を含む方向)とすると良い。
第2係合片12bは、蓋本体11の第1面の第2端部11bに設けられていても良い。第2係合片12bは、自由端部と、固定端部とを有している。例えば、第2係合片12bは、下記1)〜3)の何れかの構成とすることが可能である。
1)第2係合片12bは、図2〜図7Bに示されるように、第2交差方向に延びた片持ち梁状であって、第2係合片12bの固定端部が当該第2端部11bに固定されている。第2係合片12bの自由端部は、第2交差方向のうちの蓋本体11の外側(以下、単に、第2交差方向の外側とも称する。)に向いている。2)第2係合片12bは、図8に示されるように、蓋本体11の第2端部11bの一部が切り起こされており且つ第2交差方向に延びた片持ち梁状である。第2係合片12bの固定端部は、当該第2端部11bに接続されている。第2係合片12bの自由端部は、第2交差方向の外側に向いている。1)及び2)の何れの場合も、第2係合片12bと蓋本体11の第2端部11bとの間でフレーム110の第2縁111bを挟持可能となる。この挟持状態で、蓋本体11の第2端部11bはフレーム110の第2縁111bに当接する。3)第2係合片12bは、図9に示されるように、フレーム110の第2縁111bを係合可能な略U字状のフックとすることが可能である。この場合、第2係合片12bの固定端部が当該第2端部11bに固定されている。第2係合片12bの固定端部は、第2交差方向のうちの蓋10の中心側(すなわち、第2交差方向の内側)に延びており、第2係合片12bの固定端部と自由端部との間の中間部は、第2交差方向の外側に略U字状に折り返され、第2係合片12bの自由端部は、中間部から第2交差方向の外側に延びている。この場合、第2係合片12bの自由端部と固定端部との間でフレーム110の第2縁111bを挟持可能となる。この挟持状態で、蓋本体11の第2端部11bはフレーム110の第2縁111bに間隙を有して対向しても良いし、第2端部11bがフレーム110の第2縁111bに当接するような厚みを有していても良い。蓋本体11の第2端部11b以外の端部もフレーム110の第2縁111bに間隙を有して対向しても良いし、当該端部もフレーム110の第2縁111bに当接するような厚みを有していても良い。
なお、第1係合片12a及び第2係合片12bがフックである場合、蓋本体11の第1端部11a及び第2端部11b以外の端部も、フレーム110の第2縁111bに間隙を有して対向しても良いし、当該端部もフレーム110の第2縁111bに当接するような厚みを有していても良い。
第2交差方向は、蓋本体11の第2端部11bの長手方向に交差する方向であれば良い。例えば、第2端部11bが蓋本体11のZ’方向の端部であって、直線状、U字状又は円弧状にX−X’方向に延びている場合、第2交差方向は、X−X’方向に交差する方向(例えば、Z−Z’方向、Z−Z’方向及びX−X’方向の成分を含む方向、Z−Z’方向及びY−Y’方向の成分を含む方向、Z−Z’方向、X−X’方向及びY−Y’方向の成分を含む方向)とすると良い。第2端部11bが蓋本体11のX’方向の端部であって、直線状、U字状又は円弧状にZ−Z’方向に延びている場合、第2交差方向は、Z−Z’方向に交差する方向(例えば、X−X’方向、X−X’方向及びZ−Z’方向の成分を含む方向、X−X’方向及びY−Y’方向の成分を含む方向、X−X’方向、Z−Z’方向及びY−Y’方向の成分を含む方向)とすると良い。
第1係合片12a及び第2係合片12bの少なくとも一方の係合片は、蓋本体11から離れるように弾性変形可能な構成とすることが可能である。一方の係合片と蓋本体11との間の間隔は、1)フレーム110の一方の係合片に対応する縁の厚み寸法と略同じ、2)フレーム110の前記縁の厚み寸法よりも若干小さい、又は、3)フレーム110の前記縁の厚み寸法よりも若干大きくすることが可能である。1)〜3)の何れの場合であっても、一方の係合片と蓋本体11との間に、フレーム110の前記縁が挿脱されるときに、当該縁に一方の係合片が押圧され、一方の係合片が蓋本体11から離れるように弾性変形する。2)の場合、一方の係合片と蓋本体11とのフレーム110の前記縁に対する挟持力が、1)及び3)の場合に比べて向上する。なお、フレーム110の一方の係合片に対応する縁は、一方の係合片が第1係合片12aの場合、第1縁111aであり、一方の係合片が第2係合片12bの場合、第2縁111bである。なお、第1係合片12a及び第2係合片12bの各々が、弾性変形不能な構成とすることも当然可能である。
第1係合片12aの自由端部は、蓋本体11の第1端部11a側に折り曲げ又は湾曲していても良いが、これに限定されることはない。第2係合片12bの自由端部は、蓋本体11の第2端部11b側に折り曲げ又は湾曲していても良いが、これに限定されることはない。図2〜図7Bでは、第1係合片12aの自由端部が蓋本体11の第1端部11aに向けて略V字状に折り曲げられ、且つ第2係合片12bの自由端部が蓋本体11の第2端部11bに向けて略V字状に折り曲げられている。なお、第1係合片12a及び第2係合片12bは、折り曲げ又は湾曲していない構成とすることが当然可能である。
第1係合片12aの自由端部は、蓋本体11の第1端部11aよりも第1交差方向の外側に突出していても良いが、突出していなくても良い。第2係合片12bの自由端部は、蓋本体11の第2端部11bよりも第2交差方向の外側に突出していても良いが、突出していなくても良い。第1係合片12aの自由端部が、蓋本体11の第1端部11aから第1交差方向の外側に突出し、且つ第2係合片12bの自由端部は、蓋本体11の第2端部11bから第2交差方向の外側に突出している場合、少なくとも一つの第1係合片12aの自由端部の突出量は、少なくとも一つの第2係合片12bの自由端部の突出量よりも大きく設定することが可能である。
上記した何れかの態様の第1係合片12a及び第2係合片12bの少なくとも一方は、複数とすることが可能である。図2〜図4B及び図6A〜図6Bでは、第2係合片12bが複数である。
第2係合片12bが複数である場合、この第2係合片12bは、蓋本体11の第2端部11bに、第1方向に間隔をあけて設けられていると良い。第1係合片12aが複数である場合、この第1係合片12aは、蓋本体11の第1端部11aに、第1方向に間隔をあけて設けられていると良い。
複数の第2係合片12bは、第1方向の一方の最も端に位置する一方の端の第2係合片12b1と、第1方向の他方の最も端に位置する他方の端の第2係合片12b2とを含んでいる。複数の第1係合片12aは、第1方向の一方の最も端に位置する一方の端の第1係合片12aと、第1方向の他方の最も端に位置する他方の端の第1係合片12aとを含んでいる。
上記した何れかの態様の第1係合片12a及び第2係合片12bの少なくとも一方は、第1方向に延びた長尺状とすることが可能である(図5A〜図5B及び図7A〜図7B参照)。
蓋10の少なくとも一つの第1係合片12a及び第2係合片12bは、以下の1)〜3)の何れかのようにフレーム110の第1縁111a及び第2縁111bに対して各々第1方向にスライド自在に係合される構成とすることが可能である。この場合、少なくともフレーム110の第2縁111bは直線状に延びている。
1)第2係合片12bが複数であり、且つ第1係合片12aが一つである。この場合、一方の端の第2係合片12b1の第1方向の一方の端(外端)から他方の端の第2係合片12b2の第1方向の他方の端(外端)までの第1方向の距離が、フレーム110の第2縁111bの第1方向の寸法よりも小さく、且つ第1係合片12aの第1方向の寸法が、第1縁の第1方向の寸法よりも小さい。第2係合片12bが第2縁111bに係合された状態で第2縁111bに対して第1方向にスライド可能であり、且つ第1係合片12aが第1縁111aに係合された状態で第1縁111aに対して第1方向にスライド可能となる。この係合状態における一方の端の第2係合片12b1及び第1係合片12aの少なくとも一方と、フレーム110の第3縁111cとの間の第1方向の距離は、一方の端の第2係合片12b1及び第1係合片12aの少なくとも一方がフレーム110の第3縁111cに当接するまで第1方向の一方にスライドしたとき、蓋本体11がフレーム110の開口111を第1方向の他方側で部分的に開放する距離となっている。
2)第2係合片12bが複数であり、且つ第1係合片12aが複数である。この場合、一方の端の第2係合片12b1の第1方向の一方の端(外端)から他方の端の第2係合片12b2の第1方向の他方の端(外端)までの第1方向の距離が、フレーム110の第2縁111bの第1方向の寸法よりも小さく、且つ一方の端の第1係合片12aの第1方向の一方の端(外端)から他方の端の第1係合片12aの第1方向の他方の端(外端)までの第1方向の距離が、フレーム110の第1縁111aの第1方向の寸法よりも小さくすることが可能である。複数の第2係合片12bが第2縁111bに係合された状態で第2縁111bに対して第1方向にスライド可能であり、且つ複数の第1係合片12aが第1縁111aに係合された状態で第1縁111aに対して第1方向にスライド可能である構成とすることが可能である。この係合状態における一方の端の第2係合片12b1及び一方の端の第1係合片12aの少なくとも一方と、フレーム110の第3縁111cとの間の第1方向の距離は、一方の端の第2係合片12b1及び一方の端の第1係合片12aの少なくとも一方が、フレーム110の第3縁111cに当接するまで第1方向の一方にスライドしたとき、蓋本体11がフレーム110の開口111を第1方向の他方側で部分的に開放する距離となっている。
3)第2係合片12bが一つであり、且つ第1係合片12aが一つである。この場合、第2係合片12bの第1方向の寸法が、フレーム110の第2縁111bの第1方向の寸法よりも小さく、第1係合片12aの第1方向の寸法が、フレーム110の第1縁111aの第1方向の寸法よりも小さくすることが可能である。第2係合片12bが第2縁111bに係合された状態で第2縁111bに対して第1方向にスライド可能であり、且つ第1係合片12aが第1縁111aに係合された状態で第1縁111aに対して第1方向にスライド可能である構成とすることが可能である。この係合状態における第2係合片12b及び第1係合片12aの少なくとも一方とフレーム110の第3縁111cとの間の第1方向の距離は、第2係合片12b及び第1係合片12aの少なくとも一方がフレーム110の第3縁111cに当接するまで第1方向の一方にスライドしたとき、蓋本体11がフレーム110の開口111を第1方向の他方側で部分的に開放する距離となっている。
又は、蓋10は、蓋10の少なくとも一つの第1係合片12a及び第2係合片12bは、以下の1)〜3)の何れかのようにフレーム110の第1縁111a及び第2縁111bに対してスライド不能に係合される構成とすることが可能である。
1)第2係合片12bが複数であり、且つ第1係合片12aが一つである。この場合、第2係合片12bが第2縁111bに係合し且つ第1係合片12aが第1縁111aに係合した状態で、一方の端の第2係合片12b1及び第1係合片12aの少なくとも一方がフレーム110の第3縁111cに当接し、且つ他方の端の第2係合片12b2及び第1係合片12aの少なくとも一方がフレーム110の第4縁111dに当接する。
2)第2係合片12bが複数であり、且つ第1係合片12aが複数である。この場合、第2係合片12bが第2縁111bに係合し且つ第1係合片12aが第1縁111aに係合した状態で、一方の端の第2係合片12b及び一方の端の第1係合片12aの少なくとも一方がフレーム110の第3縁111cに当接し、且つ他方の端の第2係合片12b2及び他方の端の第1係合片12aの少なくとも一方がフレーム110の第4縁111dに当接する。
3)第2係合片12bが一つであり、且つ第1係合片12aが一つである。この場合、第2係合片12bが第2縁111bに係合し且つ第1係合片12aが第1縁111aに係合した状態で、第2係合片12b及び第1係合片12aの少なくとも一方がフレーム110の第3縁111cに当接し、且つ第2係合片12b及び第1係合片12aの少なくとも一方がフレーム110の第4縁111dに当接する。
蓋10は、ハンドル13を更に備えた構成とすることが可能である。ハンドル13は、蓋本体11の第2面に固定されている。ハンドル13は、蓋本体11の第2面に沿う第1位置から蓋本体11の第2面に対して略直角な第2位置にかけて回動可能であってもよい。ハンドル13は第2位置で位置固定されるロック機構を備えていてもよい。又は、ハンドル13は、蓋本体11の第2面に着脱自在に取り付けられていても良い。上記ハンドル13が使用者に把持されることによって、蓋10の持ち運びが容易になる。なお、ハンドル13は省略可能である。
蓋10は、係合手段14を更に備えた構成とすることが可能である。この係合手段14は、以下の1)〜3)の何れかの構成とすることが可能である。1)係合手段14は、図3A〜図7Bに示されるようなフックである。この場合、係合手段14は、フレーム110又はバーベキューグリルGの後記するグリル本体200に設けられた略U字状の係合部又は係合孔に係合可能であると良い。2)係合手段14は、係合孔を有するブロックとすることが可能である。3)係合手段14は、蓋本体11設けられた係合孔とすることが可能である。2)及び3)の何れの場合であっても、フレーム110又はグリル本体200に設けられたフック等に係合手段14を係合させると良い。このようにすれば、蓋10がフレーム110の開口111を閉塞していないときに、蓋10をフレーム110又はグリル本体200に保持させることができる。なお、係合手段14は省略可能である。
バーベキューグリルGは、グリル本体200と、焼き網又は調理板300と、脚部400とを備えている。グリル本体200及び焼き網又は調理板300の少なくとも一方上に、上記した何れかの態様の調理カバー100を載置可能になっている。
グリル本体200は、熱源を収容保持する構成であればと良い。熱源は、例えば、炭又は薪等の固形燃料、ガスバーナー又は電熱器等である。グリル本体200は、グリルフレーム210を有する構成とすることが可能である。グリルフレーム210は、耐熱性を有する上側開口の箱体又は耐熱性を有する筒体とすることが可能である。筒体は、上側開口及び下側開口を有している。図1A〜図2では、グリルフレーム210は、下向き四角錐台の側面形状を有する筒である。グリルフレーム210が筒体である場合、フレーム110と同様に分解可能又は折り畳み可能な構成としても良い。グリルフレーム210には、グリルフレーム210内に炭や薪などの加熱燃料(バーベキューグリルGの熱源)を出し入れするための開口211が設けられていても良い。なお、開口211は省略可能である。
グリルフレーム210が筒体である場合、グリル本体200は、グリルフレーム210の下端部内に支持される炭受け部220を有していると良い。炭受け部220は、矩形状の金属製の網又は板である。炭受け部220の外形は、グリルフレーム210の下側開口の形よりも若干大きい。炭受け部220がグリルフレーム210内に挿入され、当該グリルフレーム210の下端部に支持されている。炭受け部220上にグリルフレーム210の開口211又はグリルフレーム210の上側開口から挿入された加熱燃料が載置される。
焼き網又は調理板300は、グリルフレーム210の上側開口の縁部に支持されている。調理板は、鉄板、銅板、岩盤プレート、溶岩プレート、カーボンプレート等である。焼き網又は調理板300の外形寸法は、グリルフレーム210の上側開口の縁部の外形寸法よりも大きい、略同じ又は若干小さい。焼き網又は調理板300上に調理カバー100の開口111から挿入された食材が載置可能である。焼き網又は調理板300上に図示しないプレートを載置し、当該プレート上に食材を載置することも可能である。なお、焼き網又は調理板300の食材周りの部分に加熱燃料を配置することも可能である。
脚部400は、グリル本体200を中空で支持するものであれば良い。例えば、脚部400は、以下の1)〜3)の何れかの構成とすることが可能である。1)脚部400は、図1A及び図1Bに示されるように、グリル本体200のグリルフレーム210が嵌合する環状体とすることが可能である。2)脚部400は、グリル本体200のグリルフレーム210の外面に固定された複数本の脚を有する構成とすることが可能である。3)脚部400は、グリル本体200のグリルフレーム210が嵌合する環状体と、この環状体を中空で支持する複数の脚部とを有する構成とすることが可能である。
脚部400は、図示しない一対の係合部を更に有する構成とすることが可能である。この場合、バーベキューグリルGは、受け皿500と、一対のフック600とを更に備えていても良い。フック600は、脚部400の係合部に各々係合されている。フック600には、受け皿500が連結されている。換言すると、フック600が炭受け部220の下側で受け皿500を中空支持している。炭受け部220から落下した灰等が受け皿500によって受けられる。
以下、図1A〜図7Bに示される蓋10を、図1A〜図2に示される調理カバー100のフレーム110に取り付ける手順について詳しく説明する。バーベキューグリルG上にセットされた調理カバー100を用意する。そして、蓋10を用意する。使用者が蓋10のハンドル13を把持し、蓋10の第1係合片12aと蓋本体11の第1端部11aとの間に、調理カバー100のフレーム110の開口111の第1縁111aを挿入する。すると、第1係合片12aの自由端部が蓋本体11から離れる方向に弾性変形する。これにより、第1縁111aが第1係合片12aの自由端部と蓋本体11の第1端部11aとの間で弾性的に挟持される。次に、蓋10の第2係合片12bと蓋本体11の第2端部11bとの間に、フレーム110の開口111の第2縁111bを挿入する。すると、第2係合片12bの自由端部が蓋本体11から離れる方向に弾性変形する。これにより、第2縁111bが第2係合片12bの自由端部と蓋本体11の第2端部11bとの間で弾性的に挟持される。このようにして蓋10がフレーム110に取り付けられる。なお、第2縁111bを第2係合片12bと蓋本体11の第2端部11bとの間に挟持させた後、第1縁111aを第1係合片12aと蓋本体11の第1端部11aとの間に挟持させても良い。図8に示される蓋10も、図1A〜図7Bに示される蓋10と同様にフレーム110に取り付けることができる。図9に示される蓋10は、第1縁111aを、第1係合片12aと蓋本体11の第1端部11aとの間ではなく、第1係合片12aの自由端部と固定端部との間に挿入すれば良く、第2縁111bを、第2係合片12bと蓋本体11の第2端部11bとの間ではなく、第2係合片12bの自由端部と固定端部との間に挿入すれば良い。
以下、図1A〜図7Bに示される蓋10を、図1A〜図2に示される調理カバー100のフレーム110から取り外す手順について詳しく説明する。使用者が蓋10のハンドル13を把持し、蓋10の第2係合片12bと蓋本体11の第2端部11bとの間から、フレーム110の第2縁111bが脱するように、蓋10を移動させる。第2係合片12bと蓋本体11の第2端部11bとの間から、フレーム110の第2縁111bが脱すると、第2係合片12bの自由端部が元の状態に復元する。次に、蓋10の第1係合片12aと蓋本体11の第1端部11aとの間から、フレーム110の第1縁111aが脱するように、蓋10を移動させる。第1係合片12aと蓋本体11の第1端部11aとの間から、フレーム110の第1縁111aが脱すると、第1係合片12aの自由端部が元の状態に復元する。このようにして蓋10がフレーム110から取り外される。なお、蓋10の第1係合片12aと蓋本体11の第1端部11aとの間から、フレーム110の第1縁111aを脱した後に、第2係合片12bと蓋本体11の第2端部11bとの間から、フレーム110の第2縁111bを脱するようにしても良い。図8に示される蓋10も、図1A〜図7Bに示される蓋10と同様にフレーム110から取り外すことができる。図9に示される蓋10は、第1縁111aを、第1係合片12aと蓋本体11の第1端部11aとの間からではなく、第1係合片12aの自由端部と固定端部との間から脱すれば良く、第2縁111bを、第2係合片12bと蓋本体11の第2端部11bとの間からではなく、第2係合片12bの自由端部と固定端部との間から脱すれば良い。
以下、フレーム110に取り付けられた蓋10をフレーム110に対してスライドさせる手順について詳しく説明する。使用者が蓋10のハンドル13を把持し、第1方向の一方に蓋10移動させる。すると、フレーム110の第1縁111aが、片持ち梁状の第1係合片12aと蓋本体11の第1端部11aとの間又はフックである第1係合片12aの自由端部と固定端部との間を第1方向に沿って蓋10に対して相対的に移動すると共に、フレーム110の第2縁111bが、片持ち梁状の第2係合片12bと蓋本体11の第2端部11bとの間又はフックである第2係合片12bの自由端部と固定端部との間を第1方向に沿って蓋10に対して相対的に移動する。その後、1)〜3)の何れかの通りとなる。1)第2係合片12bが複数であり且つ第1係合片12aが一つである場合、一方の端の第2係合片12b1及び第1係合片12aの少なくとも一方がフレーム110の第3縁111cに当接し、蓋本体11がフレーム110の開口111を第1方向の他方側で部分的に開放する。2)第2係合片12bが複数であり且つ第1係合片12aが複数である場合、一方の端の第2係合片12b1及び一方の端の第1係合片12aの少なくとも一方がフレーム110の第3縁111cに当接し、蓋本体11がフレーム110の開口111を第1方向の他方側で部分的に開放する。3)第2係合片12bが一つであり且つ第1係合片12aが一つである場合、第2係合片12b及び第1係合片12aの少なくとも一方がフレーム110の第3縁111cに当接し、蓋本体11がフレーム110の開口111を第1方向の他方側で部分的に開放する。このように部分的に開放された開口111からフレーム110内を覗き、食材の調理状態等を確認できる。また、開口111を部分的に開放することで、調理カバー100内の温度を低下させることができる。
以上のようなオーブンO及び蓋10は、以下の技術的特徴を有している。蓋10は、上記の通り、フレーム110の開口111を閉塞するためにフレーム110に容易に取り付けることができ、且つ開口111を開放するためにフレーム110から容易に取り外したりすることができる。
第1係合片12a及び第2係合片12bが片持ち梁状である場合、以下の通り、蓋10のフレーム110に対する取り付け及び取り外しが更に容易になる。蓋本体11の第1端部11aと第1係合片12aとの間にフレーム110の第1縁111aを挿入し、蓋本体11の第2端部11bと第2係合片12bとの間にフレーム110の第2縁111bを挿入するだけで、第1縁111aが蓋本体11の第1端部11aと第1係合片12aとに挟持され、第2縁111bが蓋本体11の第2端部11bと第2係合片12bとに挟持される。このように蓋10がフレーム110に簡単に取り付けられる。蓋本体11の第1端部11aと第1係合片12aとの間から第1縁111aを抜き、蓋本体11の第2端部11bと第2係合片12bとの間から第2縁111bを抜くだけで、蓋がフレームから簡単に取り外される。
第1係合片12a及び第2係合片12bがフックである場合、以下の通り、蓋10のフレーム110に対する取り付け及び取り外しが更に容易になる。第1係合片12aの自由端部と固定端部との間にフレーム110の第1縁111aを挿入し、第2係合片12bの自由端部と固定端部との間にフレーム110の第2縁111bを挿入するだけで、第1縁111aが第1係合片12aの自由端部と固定端部との間で挟持され、第2縁111bが第2係合片12b自由端部と固定端部との間で挟持される。このように蓋10をフレーム110に簡単に取り付けることができる。第1係合片12aの自由端部と固定端部との間から第1縁111aを抜き、第2係合片12b自由端部と固定端部との間から第2縁111bを抜くだけで、蓋10がフレーム110から簡単に取り外される。
第1係合片12aの自由端部が蓋本体11の第1端部11aから突出し且つ第2係合片12bの自由端部が蓋本体11の第2端部11bから突出している場合、以下の通り、蓋10のフレーム110に対する取り付けが更に容易になる。第1係合片12aの自由端部にフレーム110の第1縁111aを引っ掛け、片持ち梁状の第1係合片12aと蓋本体11との間又はフックである第1係合片12aの自由端部と固定端部との間に第1縁111aを挿入することができ、第2係合片12bの自由端部にフレーム110の第2縁111bを引っ掛け、片持ち梁状の第2係合片12bと蓋本体11との間又はフックである第2係合片12bの自由端部と固定端部との間に第2縁111bを挿入することができる。
第1係合片12aの自由端部の突出量が第2係合片12bの自由端部の突出量よりも大きい場合、以下の通り、蓋10のフレーム110に対する取り付け及び取り外しが更に容易になる。第1係合片12aの自由端部にフレーム110の第1縁111aを引っ掛け、片持ち梁状の第1係合片12aと蓋本体11との間又はフックである第1係合片12aの自由端部と固定端部との間に第1縁111aを挿入した後、第2縁111bを片持ち梁状の第2係合片12bと蓋本体11との間又はフックである第2係合片12bの自由端部と固定端部との間に挿入するときに、第2係合片12bの自由端部が邪魔になりにくい。第2縁111bを片持ち梁状の第2係合片12bと蓋本体11との間又はフックである第2係合片12bの自由端部と固定端部との間から抜くときに、第2係合片12bの自由端部が邪魔になりにくい。
第1係合片12a及び第2係合片12bの少なくとも一方の係合片は、当該一方の係合片の自由端部が蓋本体11から離れるように弾性変形可能である場合、以下の通り、蓋10のフレーム110に対する取り付け及び取り外しが更に容易になる。片持ち梁状の一方の係合片の自由端部と蓋本体11との間又はフックである一方の係合片の自由端部と固定端部との間に、フレーム110の第1縁111a及び第2縁111bの一方の縁を挿脱するときに、当該一方の係合片が弾性変形し、その自由端部が蓋本体11から離れるため、一方の縁を一方の係合片と蓋本体との間又は一方の係合片の自由端部と固定端部との間に挿脱し易くなる。
なお、本発明のオーブン用の蓋及びオーブンは、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
本発明の蓋の第1係合片は、上記した何れかの態様のフレームの第1縁に設けられた係合孔に係合可能な構成とすることが可能である。本発明の蓋の第2係合片は、上記した何れかの態様のフレームの第2縁に設けられた係合孔に係合可能な構成とすることが可能である。
本発明の蓋は、オーブンの食材を出し入れするための開口111だけでなく、固形燃料を出し入れするための開口211を閉塞する構成とすることが可能である。この場合、開口211を有するグリルフレーム210が、特許請求の範囲のフレームとなる。
本発明のバーベキューグリルは、上記した何れかの態様の調理カバーを支持し得るものである限り任意に設計変更することが可能である。
なお、上記実施例及び設計変形例におけるオーブン用の蓋及びオーブンの各構成要素を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。上記した実施例の各態様及び設計変更例は、互いに矛盾しない限り、相互に組み合わせることが可能である。本発明の第1方向は、本発明のフレームの開口の第2縁の長手方向である限り任意に設定可能である。
O:オーブン
100:調理カバー
110:フレーム
111:開口
111a:第1縁
111b:第2縁
111c:第3縁
111d:第4縁
120:天板
10:蓋
11:蓋本体
11a:第1端部
11b:第2端部
11c:第3端部
11d:第4端部
12a:第1係合片
12b:第2係合片
13:ハンドル
14:係合手段
G:バーベキューグリル
200:グリル本体
210:グリルフレーム
211:開口
220:炭受け部
300:焼き網又は調理板
400:脚部
500:受け皿
600:フック

Claims (10)

  1. オーブンの垂直方向の成分を含む方向に延びた筒状であるフレームに取り付け可能なオーブン用の蓋であって、
    前記フレームに設けられた開口を閉塞可能な蓋本体であって、前記フレームの前記開口の第1縁に当接可能な第1端部と、前記フレームの前記開口の前記第1縁に相対する第2縁に当接可能な第2端部と、前記第1端部と前記第2端部の間の中間部とを有する、前記蓋本体と、
    第1係合片及び第2係合片とを備えており、
    前記第1係合片は、前記蓋本体の前記第1端部の長手方向に対して交差する第1交差方向に延びた片持ち梁状であって、前記蓋本体の前記第1端部に設けられた固定端部と、前記第1交差方向の外側に延びた自由端部とを有し、前記第1交差方向の外側は、前記蓋本体の前記中間部に対する前記第1端部側であり、前記第1係合片の前記自由端部と前記蓋本体との間の間隔が、前記フレームの前記第1縁の厚み寸法よりも若干小さく、前記第1係合片の前記自由端部と前記蓋本体との間に前記第1縁が挿入されることによって、前記第1係合片の前記自由端部が前記蓋本体から離れるように前記第1係合片が弾性変形し、前記第1係合片の前記自由端部と前記蓋本体との間で前記第1縁を弾性的に挟持するようになっており、
    前記第2係合片は、前記蓋本体の前記第2端部の長手方向に対して交差する第2交差方向に延びた片持ち梁状であって、前記蓋本体の前記第2端部に設けられた固定端部と、前記第2交差方向の外側に延びた自由端部とを有し、前記第2交差方向の外側は、前記蓋本体の前記中間部に対する前記第2端部側であり、前記第2係合片の前記自由端部と前記蓋本体との間の間隔が、前記フレームの前記第2縁の厚み寸法よりも若干小さく、前記第2係合片の前記自由端部と前記蓋本体との間に前記第2縁が挿入されることによって、前記第2係合片の前記自由端部が前記蓋本体から離れるように前記第2係合片が弾性変形し、前記第2係合片の前記自由端部と前記蓋本体との間で前記第2縁を弾性的に挟持するようになっており、
    前記第1係合片の前記自由端部と前記蓋本体との間で前記第1縁を弾性的に挟持し且つ前記第2係合片の前記自由端部と前記蓋本体との間で前記第2縁を弾性的に挟持することによって、前記蓋本体の前記第1端部、前記第2端部が前記第1縁、前記第2縁に当接し且つ前記蓋本体が前記フレームの前記開口を閉塞した状態で維持されるオーブン用の蓋。
  2. オーブンの垂直方向の成分を含む方向に延びた筒状であるフレームに取り付け可能なオーブン用の蓋であって、
    前記フレームに設けられた開口を閉塞可能な蓋本体であって、前記フレームの前記開口の第1縁に当接又は間隙を有して対向可能な第1端部と、前記フレームの前記開口の前記第1縁に相対する第2縁に当接又は間隙を有して対向可能な第2端部と、前記第1端部と前記第2端部の間の中間部とを有する、前記蓋本体と、
    第1係合片及び第2係合片とを備えており、
    前記第1係合片は、前記蓋本体の前記第1端部の長手方向に対して交差する第1交差方向の外側に開放された略U字状のフックであって、前記蓋本体の前記第1端部に設けられており且つ前記第1交差方向に延びた固定端部と、前記第1交差方向に延びた自由端部と、前記固定端部と前記自由端部との間の中間部とを有しており、前記第1交差方向の外側は、前記蓋本体の前記中間部に対する前記第1端部側であり、前記第1係合片の前記自由端部と前記第1係合片の前記固定端部との間の間隔が、前記フレームの前記第1縁の厚み寸法よりも若干小さく、前記第1係合片の前記自由端部と前記第1係合片の前記固定端部との間に前記第1縁が挿入されることによって、前記第1係合片の前記自由端部が前記第1係合片の前記固定端部から離れるように前記第1係合片が弾性変形し、前記第1係合片の前記自由端部と前記第1係合片の前記固定端部との間で前記第1縁を弾性的に挟持するようになっており、
    前記第2係合片は、前記蓋本体の前記第2端部の長手方向に対して交差する第2交差方向の外側に開放された略U字状のフックであって、前記蓋本体の前記第2端部に設けられており且つ前記第2交差方向に延びた固定端部と、前記第2交差方向に延びた自由端部と、前記第2係合片の前記固定端部と前記第2係合片の前記自由端部との間の中間部とを有しており、前記第2交差方向の外側は、前記蓋本体の前記中間部に対する前記第2端部側であり、前記第2係合片の前記自由端部と前記第2係合片の前記固定端部との間の間隔が、前記フレームの前記第2縁の厚み寸法よりも若干小さく、前記第2係合片の前記自由端部と前記第2係合片の前記固定端部との間に前記第2縁が挿入されることによって、前記第2係合片の前記自由端部が前記第2係合片の前記固定端部から離れるように前記第2係合片が弾性変形し、前記第2係合片の前記自由端部と前記第2係合片の前記固定端部との間で前記第2縁を弾性的に挟持するようになっており、
    前記第1係合片の前記自由端部と前記第1係合片の前記固定端部との間で前記第1縁を弾性的に挟持し、且つ前記第2係合片の前記自由端部と前記第2係合片の前記固定端部との間で前記第2縁を弾性的に挟持することによって、前記蓋本体の前記第1端部、前記第2端部が前記第1縁、前記第2縁に当接又は間隙を有して対向し且つ前記蓋本体が前記フレームの前記開口を閉塞した状態で維持されるオーブン用の蓋。
  3. 請求項1又は2記載のオーブン用の蓋において、
    前記第1係合片の前記自由端部が前記蓋本体の前記第1端部よりも突出しており、
    前記第2係合片の前記自由端部が前記蓋本体の前記第2端部よりも突出しているオーブン用の蓋。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のオーブン用の蓋において、
    前記第1係合片及び前記第2係合片の少なくとも一方の係合片の前記自由端部は、前記蓋本体側に折り曲げ又は湾曲しているオーブン用の蓋。
  5. オーブンの垂直方向の成分を含む方向に延びた筒状であるフレームに取り付け可能なオーブン用の蓋であって、
    前記フレームに設けられた開口を閉塞可能な蓋本体であって、前記フレームの前記開口の第1縁に当接又は間隙を有して対向可能な第1端部と、前記フレームの前記開口の前記第1縁に相対する第2縁に当接又は間隙を有して対向可能な第2端部とを有する、前記蓋本体と、
    前記蓋本体の前記第1端部に設けられた第1係合片と、
    前記フレームの前記第2縁の長手方向である第1方向に間隔をあけて前記蓋本体の前記第2端部に設けられた複数の第2係合片とを備えており、
    前記第1係合片が前記第1縁を係合し、且つ前記複数の第2係合片が前記第2縁を係合することによって、前記蓋本体の前記第1端部、前記第2端部が前記第1縁、前記第2縁に当接又は間隙を有して対向し、且つ前記蓋本体が前記フレームの前記開口を閉塞した状態で維持されるようになっており、
    前記複数の第2係合片は、前記第1方向の一方の最も端に位置する一方の端の第2係合片と、前記第1方向の他方の最も端に位置する他方の端の第2係合片とを含んでおり、
    前記一方の端の第2係合片の前記第1方向の一方の端から前記他方の端の第2係合片の
    前記第1方向の他方の端までの前記第1方向の距離が、前記第2縁の前記第1方向の寸法よりも小さく、且つ前記第1係合片の前記第1方向の寸法が、前記第1縁の前記第1方向の寸法よりも小さく、
    前記複数の第2係合片が前記第2縁に係合された状態で前記第2縁に対して前記第1方向にスライド可能になっており、且つ前記第1係合片が前記第1縁に係合された状態で前記第1縁に対して前記第1方向にスライド可能になっており、
    前記複数の第2係合片が前記第2縁上を前記第1方向の一方にスライドすると共に、前記第1係合片が前記第1縁上を前記第1方向の一方にスライドし、前記一方の端の第2係合片及び前記第1係合片の少なくとも一方が前記フレームの前記開口の第3縁に当接した状態で、前記蓋本体が前記フレームの前記開口を前記第1方向の他方側で部分的に開放するようになっており
    前記第3縁は、前記第2縁の前記第1方向の一方の端から前記第1方向に対して交差する方向に延びているオーブン用の蓋。
  6. オーブンの垂直方向の成分を含む方向に延びた筒状であるフレームに取り付け可能なオーブン用の蓋であって、
    前記フレームに設けられた開口を閉塞可能な蓋本体であって、前記フレームの前記開口の第1縁に当接又は間隙を有して対向可能な第1端部と、前記フレームの前記開口の前記第1縁に相対する第2縁に当接又は間隙を有して対向可能な第2端部とを有する、前記蓋本体と、
    前記フレームの前記第2縁の長手方向である第1方向に間隔をあけて前記蓋本体の前記第1端部に設けられた複数の第1係合片と、
    前記第1方向に間隔をあけて前記蓋本体の前記第2端部に設けられた複数の第2係合片とを備えており、
    前記複数の第1係合片が前記第1縁を係合し、且つ前記複数の第2係合片が前記第2縁を係合することによって、前記蓋本体の前記第1端部、前記第2端部が前記第1縁、前記第2縁に当接又は間隙を有して対向し、且つ前記蓋本体が前記フレームの前記開口を閉塞した状態で維持されるようになっており、
    前記複数の第2係合片は、前記第1方向の一方の最も端に位置する一方の端の第2係合片と、前記第1方向の他方の最も端に位置する他方の端の第2係合片とを含んでおり、
    前記複数の第1係合片は、前記第1方向の一方の最も端に位置する一方の端の第1係合片と、前記第1方向の他方の最も端に位置する他方の端の第1係合片とを含んでおり、
    前記一方の端の第2係合片の前記第1方向の一方の端から前記他方の端の第2係合片の前記第1方向の他方の端までの前記第1方向の距離が、前記第2縁の前記第1方向の寸法よりも小さく、且つ前記一方の端の第1係合片の前記第1方向の一方の端から前記他方の端の第1係合片の前記第1方向の他方の端までの前記第1方向の距離が、前記第1縁の前記第1方向の寸法よりも小さく、
    前記複数の第2係合片が前記第2縁に係合された状態で前記第2縁に対して前記第1方向にスライド可能であり、且つ前記複数の第1係合片が前記第1縁に係合された状態で前記第1縁に対して前記第1方向にスライド可能であり、
    前記複数の第2係合片が前記第2縁上を前記第1方向の一方にスライドすると共に、前記複数の第1係合片が前記第1縁上を前記第1方向の一方にスライドし、前記一方の端の第2係合片及び前記一方の端の第1係合片の少なくとも一方が前記フレームの前記開口の第3縁に当接した状態で、前記蓋本体が前記フレームの前記開口を前記第1方向の他方側で部分的に開放するようになっており、
    前記第3縁は、前記第2縁の前記第1方向の一方の端から前記第1方向に対して交差する方向に延びているオーブン用の蓋。
  7. オーブンの垂直方向の成分を含む方向に延びた筒状であるフレームに取り付け可能なオーブン用の蓋であって、
    前記フレームに設けられた開口を閉塞可能な蓋本体であって、前記フレームの前記開口の第1縁に当接又は間隙を有して対向可能な第1端部と、前記フレームの前記開口の前記第1縁に相対する第2縁に当接又は間隙を有して対向可能な第2端部とを有する、前記蓋本体と、
    前記蓋本体の前記第1端部に設けられた第1係合片と、
    前記蓋本体の前記第2端部に設けられた第2係合片とを備えており、
    前記第1係合片が前記第1縁を係合し、且つ前記第2係合片が前記第2縁を係合することによって、前記蓋本体の前記第1端部、前記第2端部が前記第1縁、前記第2縁に当接又は間隙を有して対向し、且つ前記蓋本体が前記フレームの前記開口を閉塞した状態で維持されるようになっており、
    前記第2係合片の第1方向の寸法が、前記第2縁の前記第1方向の寸法よりも小さく、且つ前記第1係合片の前記第1方向の寸法が、前記第1縁の前記第1方向の寸法よりも小さく、前記第1方向は、前記フレームの前記第2縁の長手方向であり、
    前記第1係合片が前記第1縁に係合された状態で前記第1縁に対して前記第1方向にスライド可能であり、且つ前記第2係合片が前記第2縁に係合された状態で前記第2縁に対して前記第1方向にスライド可能であり、
    前記第2係合片が前記第2縁上を前記第1方向の一方にスライドすると共に、前記第1係合片が前記第1縁上を前記第1方向の一方にスライドし、前記第2係合片及び前記第1係合片の少なくとも一方が前記フレームの前記開口の第3縁に当接した状態で、前記蓋本体が前記フレームの前記開口を前記第1方向の他方側で部分的に開放するようになっており、
    前記第3縁は、前記第2縁の前記第1方向の一方の端から前記第1方向に対して交差する方向に延びているオーブン用の蓋。
  8. 請求項5〜7の何れかに記載のオーブン用の蓋において、
    前記第1係合片は、前記蓋本体の前記第1端部に設けられており且つ前記蓋本体の前記第1端部の長手方向に対して交差する方向に延びた片持ち梁状であり、前記第1係合片と前記蓋本体の前記第1端部との間で前記フレームの前記第1縁を挟持可能になっており、
    前記第2係合片は、前記蓋本体の前記第2端部に設けられており且つ前記蓋本体の前記第2端部の長手方向に対して交差する方向に延びた片持ち梁状であり、前記第2係合片と前記蓋本体の前記第2端部との間で前記フレームの前記第2縁を挟持可能になっているオーブン用の蓋。
  9. 請求項5〜7の何れかに記載のオーブン用の蓋において、
    前記第1係合片は、前記蓋本体の前記第1端部に設けられた略U字状のフックであり、 前記第2係合片は、前記蓋本体の前記第2端部に設けられた略U字状のフックであるオーブン用の蓋。
  10. 垂直方向の成分を含む方向に延びた金属筒であって、前記金属筒に設けられた開口と、前記金属筒の前記開口の第1縁と、前記金属筒の前記第1縁に相対する第2縁とを有するフレームと、
    前記フレームの前記開口を閉塞する請求項1〜9の何れかに記載のオーブン用の蓋とを備えているオーブン。
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