JP6778744B2 - 遠隔回転操作具 - Google Patents

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Description

本発明は、遠隔回転操作具に関し、例えば、架空線に関係する各種工具を用いて架空配電線路を支持するために必要な電柱,鉄塔等の支持物および架空線への各種付属物の取付けおよび取外し作業の他、架空配電線路を形成するための各種活線作業を行なうために用いられて好適なものであって、特に、雨天においても安全に作業を実施することができる、遠隔回転操作具に関する。
従来、各種活線作業を行なう際には、ホットスティック等の活線工事用長尺工具が用いられている。例えば、架空電線の配線工事等の活線作業において、特に、雨天の時でも、使用することができる活線工事用長尺工具としての全天候型操作棒(例えば、特許文献1参照。)が提案されている。
この全天候型操作棒は、着脱自在に連結される工具ユニットに対して回転力を伝達し、架空電線の工事作業を行う全天候型操作棒であって、基体となる固定パイプと、この固定パイプに回転自在に貫挿された操作パイプと、この操作パイプの下端部に挿入され、一体として回転するように固定されたシャフトと、このシャフトに固定され、シャフトを回転させるハンドルと、固定パイプと操作パイプとの摺動部に配設され、操作パイプの上端部を支持する上部エンドカバーと、操作パイプの下端部を支持する下部エンドカバーと、上部エンドカバーと操作パイプとを一体として回転するように連結する連結部材と、上部エンドカバーの上部に固定され、工具ユニットに回転力を伝達するジョイントと、工具ユニットの接続部材に接続され、工具ユニットと全天候型操作棒を一体化して固定するためのガイドとを、備えている。
この従来の全天候型操作棒において、例えば活線作業に係る各種の工具ユニットに回転を伝える回転部材は、固定パイプの中空部に挿入された操作パイプと、操作パイプの下端部に固定したシャフトと、シャフトの角部に装着されてこの操作パイプを回転させるハンドルと、操作パイプの上端部に装着した上部エンドカバーと、この上部エンドカバーに固定したジョイントと、から構成されていている。
特開2008−253059号公報
しかしながら、この従来の全天候型操作棒では、ハンドルを回転させることにより、シャフトと一体的に回転する操作パイプと、工具ユニットに回転力を伝達するジョイントとの間に、上部エンドカバーが介在している。そのため、操作パイプから工具ユニットへの回転力の伝達経路において回転力の伝達ロスが生じる。この場合、効率的に回転を伝達することができず、延いては、各種工具ユニットを用いた活線作業の効率化を図る上で支障を来たすものとなっている。
また、この従来の全天候型操作棒では、当該全天候型操作棒と工具ユニットを接続するために、ジョイントの他に、工具ユニットの接続部材と接続されるガイドが必要であり、その接続構造も複雑なものとなっている。すなわち、ガイドの内周側には、円周方向に間隔を隔てて複数の接続用兼廻り止め用の突起部が設けられている。一方、工具ユニットの下端部には、円周方向に間隔を隔てて複数のU字溝を有する円筒形の接続部材が突出して設けられている。この場合、ガイドの突起部と接続部材のU字溝とを嵌合させて位置合わせが行われた後、工具ユニットの六角棒状のボス部がガイドのジョイントの六角穴に挿入され、さらに、工具ユニット側のナットがガイドのねじ部と螺合されることによって、全天候型操作棒と工具ユニットとが接続されて固定される。
また、この従来の全天候型操作棒では、ハンドルの回転→シャフトの回転→操作パイプの回転→上部エンドカバーの回転→ジョイントの回転→工具ユニットの回転に至る回転伝達経路に設けられる回転部材に、操作パイプおよび固定パイプに対して複雑な取付け構造を有するものが多く含まれている。そのため、複雑な取付け構造に起因して、雨水の浸入を防止するために、この全天候型操作棒では、必要以上により多くの密封部材が配置されている。さらに、操作棒の軸方向にみて、上端部から下端部へ流れる恐れのある電流を遮断するために、この全天候型操作棒では、当該操作棒の下端部と上端部を除く中間部のすべての部品を絶縁材料で形成する必要が生じている。すなわち、この従来の全天候型操作棒では、より多くの密封部材と絶縁部材を必要とするために、製造コストも高くついていた。
それゆえに、本発明の主たる目的は、効率的に回転を伝達することができ、回転伝達経路における回転部材の取付け構造が簡単で、且つ、各種工具との接続構造も簡易となっている、遠隔回転操作具を提供することである。
請求項1に係る本発明は、着脱自在に装着される工具に回転力を付与し、架空線の工事を行うための全天候型の遠隔回転操作具であって、軸方向を有する外筒と、外筒と軸中心を共有するように外筒と径方向に間隔を隔てて外筒内に配設される内筒と、内筒の軸方向の一方側に固定して連結される操作軸と、操作軸に回転力を付与する回転力付与機構と、外筒の軸方向の一方側に固定して連結されると共に操作軸を回動自在に支持する軸受部を備えた操作軸支持部と、内筒の軸方向の他方側に固定して連結されると共に操作軸の回動に連動して工具に回転力を伝達する伝達部材と、外筒の軸方向の他方側に固定して連結されると共に伝達部材を回動自在に支持する軸受部を備えた伝達部材支持部とを含み、伝達部材支持部は、工具が伝達部材に着脱自在に装着されるように、前記工具を案内する案内部を含み、操作軸は、軸方向の中間部の外周面に、外筒の軸方向の一方側の内周面と摺動するジャーナル部を含み、操作軸のジャーナル部は、操作軸の軸方向に間隔を隔てて形成される複数の環状凹部を有し、環状凹部と外筒の内周面との間には、浸水を防止するシール部が配設され、伝達部材は、軸方向の中間部の外周面に、伝達部材支持部の内周面と摺動するジャーナル部を含み、伝達部材のジャーナル部は、伝達部材の軸方向に間隔を隔てて形成される複数の環状凹部を有し、環状凹部と伝達部材支持部の内周面との間には、浸水を防止する他のシール部が配設されていることを特徴とする、遠隔回転操作具である。
請求項2に係る本発明は、請求項1に係る発明に従属する発明であって、外筒の軸方向の一方側と操作軸支持部との連結部と、外筒の軸方向の他方側と伝達部材支持部との連結部とには、さらに他のシール部が配設されていることを特徴とする、遠隔回転操作具である。
請求項3に係る本発明は、請求項1または請求項2に係る発明に従属する発明であって、伝達部材支持部および伝達部材支持部の周辺の外周面を被覆するようにして、別のシール部が配設されていることを特徴とする、遠隔回転操作具である。
請求項4に係る本発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に係る発明に従属する発明であって、外筒および内筒は、絶縁材料で形成されていることを特徴とする、遠隔回転操作具である。
本件の発明によれば、効率的に回転を伝達することができ、回転伝達経路における回転部材の取付け構造が簡単で、且つ、各種工具との接続構造も簡易となっている、遠隔回転操作具を提供することができる。
すなわち、請求項1に係る本発明の遠隔回転操作具の構成によれば、回転力付与機構によって操作軸に付与された回転力は、内筒と伝達部材との最短の回転伝達経路によって、回転力が効率的に工具に付与することができる。そのため、例えば、各種工具ユニットを用いた活線作業の効率化を図ることができる。また、操作軸が内筒の軸方向の一方側に連結され、且つ、伝達部材が内筒の軸方向の他方側に連結されるだけで、操作軸、内筒および伝達部材が一体となって回転するので、回転部材の取付け構造が極めて簡単なものとなっている。さらに、伝達部材支持部は、工具を伝達部材に着脱自在に装着可能に案内する案内部を含むため、簡易に工具を接続することができる。
また、操作軸のジャーナル部の複数の環状凹部と外筒の内周面との間に配設されたシール部によって、その間から内側への浸水を防止することができる。同様に、伝達部材のジャーナル部の複数の環状凹部と伝達部材支持部の内周面との間に配設された他のシール部によって、その間から内側への浸水を防止することができる。
また、請求項2に係る本発明の遠隔回転操作具の構成によれば、外筒と操作軸支持部との連結部、および、外筒と伝達部材支持部との連結部に配設されたさらに他のシール部によって、その間から内側への浸水を防止することができる。そのため、より一層、浸水を防止することができる。
また、請求項3に係る本発明の遠隔回転操作具の構成によれば、伝達部材支持部および伝達部材支持部の周辺の外周面に被覆された別のシール部によって、外筒と伝達部材支持部との連結部から内側への浸水を防止することができる。そのため、請求項2に係る発明との相乗効果によって、より一層、浸水を防止することができる。
また、請求項4に係る本発明の遠隔回転操作具の構成によれば、外筒および内筒が絶縁材料で形成されているため、操作軸から伝達部材に至る経路において、絶縁材料で形成された内筒によって、金属体の連接が遮断される。そのことにより、この遠隔回転操作具の先端側から手元側に電流路が形成されることを遮断することができる。したがって、例えば、活線作業における感電事故を防止することができる。
本発明の上述の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
本発明の実施形態に係る遠隔回転操作具の一例を示す一部省略全体図であって、(A)はその平面図であり、(B)はその正面図である。 図1に示す遠隔回転操作具の各部材の連結構造を示す部分断面図である。 図1および図2に示す遠隔回転操作具の要部の連結構造を示す分解平面図である。 図1および図2に示す遠隔回転操作具の他の要部の連結構造を示す分解正面図である。 図1および図2に示す遠隔回転操作具のさらに他の要部の連結構造を示す分解正面図である。 図1および図2に示す遠隔回転操作具の先端側の連結構造を示す断面図であって、図2の要部拡大図である。 図1および図2に示す遠隔回転操作具の先端側の連結構造を示す平面図であって、図1の(A)の要部拡大図である。 図1および図2に示す遠隔回転操作具の手元側の連結構造を示す断面図であって、図2の他の要部拡大図である。 本発明の実施形態に係る遠隔回転操作具の他の例の各部材の連結構造を示す部分断面図である。
図1は、本発明の実施形態に係る遠隔回転操作具の一例を示す一部省略全体図であって、(A)はその平面図であり、(B)はその正面図である。図2は、図1に示す遠隔回転操作具の各部材の連結構造を示す部分断面図である。
この遠隔回転操作具10は、着脱自在に装着される工具に回転力を付与し、架空線の工事を行うための全天候型の遠隔回転操作具であって、軸方向を有するたとえば円筒状の外筒12を含む。外筒12の中には、外筒12と軸中心を共有するようにして、軸方向を有するたとえば円筒状の内筒14が配設されている。内筒14は、外筒12と半径方向に間隔を隔てて、外筒12内に配設されている。内筒14の外径は、外筒12の外径よりも小さく形成されている。外筒12および内筒14は、例えば、吸湿性の少ないエポキシ樹脂系強化プラスチック(FRP)からなる絶縁性を有する材料で形成されている。
内筒14の軸方向の一方側には、たとえば図2および図3に示すように、当該内筒14と固定して連結される操作軸16が配設されている。内筒14の軸方向の他方側には、内筒14と固定して連結される伝達部材18が配設されている。また、操作軸16には、当該操作軸16に回転力を付与する回転力付与機構20が連結されている。伝達部材18は、操作軸16の回動に連動して、工具(図示せず)に回転力を伝達している。
外筒12の軸方向の一方側には、図2および図4に示すように、当該外筒12と固定して連結されるとともに、操作軸16を回動自在に支持する操作軸支持部22が配設されている。外筒12の軸方向の他方側には、当該外筒12と固定して連結されるとともに、伝達部材18を回動自在に支持する伝達部材支持部24が配設されている。伝達部材支持部24には、工具(図示せず)が伝達部材18に着脱自在に装着可能となるように、当該工具(図示せず)を伝達部材18に案内する案内部26が配設されている。
操作軸16は、たとえば図4および図8に示すように、軸部本体28を含む。軸部本体28の軸方向の中間部には、たとえば4つの鍔片30a,30b,30cおよび30dを有する拡径部32が形成されている。隣り合う4つの鍔片30a,30b,30cおよび30d間には、3つの環状凹部34a,34bおよび34cが構成される。そして、軸部本体28は、その軸方向の一方側に、キー溝36を有している。
この操作軸16は、操作軸支持部22より回動自在に支持されている。操作軸支持部22は、外筒12の軸方向の一端側に連結されている。操作軸支持部22は、たとえば図8に示すように、筒状体で構成される支持部本体38を含む。支持部本体38の軸方向の一端側の内周面には、環状の溝部40が配設されている。
また、支持部本体38の軸方向の一端側の外周面には、操作軸16を外筒12に取付けるために、たとえば4つの取付け部42が配設されている。この4つの取付け部42は、支持部本体38の外周面において、その周方向を4等分する位置に各々配設されている。4つの取付け部42は、環状の溝部40に対して、支持部本体38の軸方向に間隔を隔てて配設されている。4つの取付け部42は、それぞれ、たとえば断面円形の取付け孔44を含む。取付け孔44は、その内周面に、雌ネジ面(図示せず)を有する。4つの取付け部42は、それぞれ、止めネジ等の締結手段を配置するために、取付け孔44と連通する座ぐり穴46を備えている。座ぐり穴46には、Oリング等のシール部材を収容・セットするためのシール部ハウジング48が配設されている。シール部ハウジング48は、後述する止めネジ52が挿通される貫通孔50を有する。
操作軸支持部22は、図4および図8に示すように、外筒12の軸方向の一方側に、止めネジ52により締結されて連結される。止めネジ52は、シール部ハウジング48の貫通孔50および座ぐり穴46を経由して取付け孔44に挿入され、止めネジ52の雄ネジ面と取付け孔44の雌ネジ面(図示せず)とが螺合される。この場合、シール部ハウジング48に配置されたOリング等のシール部54によって、取付け孔44への浸水が防止されている。また、このシール部ハウジング48は、座金の機能を兼用するものとなっている。
また、内筒14の軸方向の一方側には、たとえば図2および図8に示すように、固定ピン(図示せず)により操作軸16が固定されて連結される。また、内筒14は、その軸方向の一方側の外周面に、たとえば断面円形のピン孔56を有する。補助用の固定ピン(図示せず)を適宜ピン孔56に挿入して固定することにより、操作軸16と内筒14とが、より一層強固に固定されるものとなっている。
また、操作軸支持部22には、滑り軸受部58と、スラスト軌道輪等の複数のスラスト軸受部60とが組み込まれ、操作軸16を回動自在に支持している。
内筒14に固定して連結された操作軸16は、操作軸支持部22に回動自在に支持されるとき、操作軸16の拡径部32の外周面に、外筒12と摺動される第1のジャーナル部62が構成される。また、操作軸16の外周面には、滑り軸受部58と摺動される第2のジャーナル部64が構成され、さらに、スラスト軸受部60と摺動される第3のジャーナル部66が構成される。
さらに、支持部本体38の軸方向の他端側には、回転力付与機構20が取外し自在に連結される。回転力付与機構20は、たとえば図2,図5および図8に示すように、筒状のギヤボックス70を含む。ギヤボックス70は、その軸方向の中間部の上端側に、回転駆動源となる後述の回転操作部80が接続される入力口部72を有し、その軸方向の一端側に、回転操作部80からの回転駆動力が出力される出力口部74を有する。また、ギヤボックス70の軸方向の他端側には、後述のハンドル操作支援部108が連結される連結口部76を備えている。
操作軸支持部22とギヤボックス70とは、ネジ結合等の連結手段により取外し自在に連結されている。この場合、支持部本体38の軸方向の他端側の外周面には、たとえば雄ネジ面78Aが配設されている。また、ギヤボックス70の軸方向の一端側の内周面には、雄ネジ面78Aと螺合される雌ネジ面78Bが配設されている。雄ネジ面78Aと雌ネジ面78Bとを螺合させることによって、操作軸支持部22とギヤボックス70とは、取外し自在に連結される。
回転操作部80は、図2に示すように、たとえば手動で回転操作されるハンドル部としてのたとえばラチェットハンドル82を含む。ラチェットハンドル82の先端側には、連結駆動軸84が配設されている。この連結駆動軸84は、図2,図5および図8に示すように、ソケット等の継手部材86に着脱自在に挿入されるものとなっている。継手部材86は、駆動側かさ歯車88に、たとえば圧入されて固着されている。継手部材86は、駆動側かさ歯車88と一体となって回動自在となる。駆動側かさ歯車88に組み込まれた継手部材86は、滑り軸受部94と、スラスト軌道輪等の複数のスラスト軸受部96とにより、駆動側軸受ハウジング90に回動自在に支持されている。
この駆動側軸受ハウジング90は、たとえば図1の(A)に示すように、止めネジ,止めボルト等の固着手段92により、ギヤボックス70の上端面に固着されている。駆動側軸受ハウジング90は、図8に示すように、筒状のハウジング本体98を含み、ハウジング本体98は、挿通部100を有する。駆動側軸受ハウジング90は、ギヤボックス70の入力口部72側と接続される下端側に、段差部102を備えている。上記した継手部材86は、滑り軸受部94および複数のスラスト軸受96に嵌挿された状態で、ハウジング本体98の挿通部100に嵌挿され、さらに、駆動側かさ歯車88に固定される。このとき、複数のスラスト軸受部96は、段差部102において、挿通部100の軸方向と直交する方向に位置する段差面102aに当接して係止される。駆動側かさ歯車88は、ギヤボックス70の入力口部72から当該ギヤボックス70内に突出するように配設されている。
ギヤボックス70の軸方向の一端側には、ラチェットハンドル82、連結駆動軸84、継手部材86、駆動側かさ歯車88を経由して、回転操作部80からの回転駆動力が出力される出力口部74が配設されている。このギヤボックス70の出力口部74には、駆動側かさ歯車88に咬合する従動側かさ歯車104が配設されている。この従動かさ歯車104は、図8に示すように、操作軸16の軸部本体28の軸方向の他方側に固定される。操作軸16の軸部本体28と、従動かさ歯車104とキー溝36との間には、キー106が嵌め込まれている。そのため、操作軸16と従動かさ歯車104との間に、スベリが起こらないように、従動かさ歯車104と操作軸16とを一体的に回転させることが可能となる。
なお、上記した一対の駆動側かさ歯車88および従動側かさ歯車104は、回転操作部80のラチェットハンドル82の回転操作により得られた回転駆動力を伝達する方向を、ラチェットハンドル82の連結駆動軸84の軸方向から、操作軸16の軸方向へと変更する伝達方向変更機能を有するものとなっている。
また、ギヤボックス70の軸方向の他端側には、図2,図5および図8に示すように、連結口部76に、ハンドル操作支援部108が配設されている。ハンドル操作支援部108は、手元側において、回転操作部80のラチェットハンドル82の操作を補助・調整する機能を有するものである。このハンドル操作支援部108は、たとえば円筒状のハンドル操作支援筒部110を含む。ハンドル操作支援筒部110は、外筒12および内筒14と同様に、例えば、吸湿性の少ないエポキシ樹脂系強化プラスチック(FRP)からなる絶縁性を有する材料で形成されている。
ハンドル操作支援筒部110の軸方向の一方側は、その外周面に、複数の接続用のピン孔111を有している。複数の接続用のピン孔111は、ハンドル操作支援筒部110の外周面において、その周方向を4等分する位置に各々配設されている。さらに、ハンドル操作支援筒部110の軸方向の他方側には、当該ハンドル操作支援筒部110の開口部110Aを閉塞するように、キャップ部112が配設されている。キャップ部112は、ゴム等の弾性および絶縁性を有する材料で形成されている。
また、ギヤボックス70において、連結口部76の近傍には、環状の溝部114が配設されている。この環状の溝部114は、ギヤボックス70の軸方向の他端側の内周面に配設されている。
次に、上記した操作軸16の回動に連動して、工具(図示せず)に回転力を伝達する伝達部材18および伝達部材18を回動自在に支持する伝達部材支持部24について、図1,図2,図3,図4,図6および図7を適宜参照しながら、以下、説明する。
すなわち、内筒14の軸方向の他方側には、内筒14と固定して連結される伝達部材18が配設されている。伝達部材18は、たとえば図2,図3および図6に示すように、軸部本体116を含む。軸部本体116の軸方向の中間部には、たとえば3つの鍔片118a,118bおよび118cを有する拡径部120が形成されている。隣り合う3つの鍔片118a,118b,および118c間には、環状凹部122aおよび122bが構成される。軸部本体116は、その軸方向の一端から拡径部120に至る部位がヘッド部116Aとして形成され、その軸方向の他端から拡径部120に至る部位が胴部116Bとして形成される。
また、軸部本体116は、その軸方向の一方側に開口部124を有し、開口部124は、たとえば断面視6角形の嵌合凹部126が形成されている。
この伝達部材18は、伝達部材支持部24により回動自在に支持されている。伝達部材支持部24は、外筒12の軸方向の他端側に連結されている。伝達部材支持部24は、たとえば図6に示すように、筒状体で構成される支持部本体128を含む。支持部本体128は、その軸方向の一端側から他端側に、漸次、内径の長さが大きくなるたとえば4つの挿通孔130A,130B,130Cおよび130Dを有している。つまり、挿通孔130Aの直径をφ1とし、挿通孔130Bの直径をφ2とし、挿通孔130Cの直径をφ3とし、挿通孔130Dの直径をφ4としたとき、φ1<φ2<φ3<φ4となるように、4つの挿通孔130A〜130Dが配設されている。
この場合、挿通孔130Aおよび130Bは、案内部26としての機能を有するものである。また、挿通孔130Cは、伝達部材18の軸部本体116のヘッド部116Aが挿入されて嵌合されるヘッド嵌合部132としての機能を有する。さらに、挿通孔130Dは、伝達部材18の軸部本体116の胴部116Bが挿入されて嵌合される胴部嵌合部134としての機能を有する。
また、支持部本体128の軸方向の一端側の内周面には、環状の溝部136が配設されている。
さらに、支持部本体128の軸方向の他端側の外周面には、伝達部材18を外筒12に取付けるために、たとえば4つの取付け部138が配設されている。この4つの取付け部138は、支持部本体128の外周面において、その周方向を4等分する位置に各々配設されている。4つの取付け部138は、環状の溝部136に対して、支持部本体128の軸方向に間隔を隔てて配設されている。4つの取付け部138は、それぞれ、たとえば断面円形の取付け孔140を含む。取付け孔140は、その内周面に、雌ネジ面(図示せず)を有する。4つの取付け部138は、それぞれ、止めネジ等の締結手段を配置するために、取付け孔140と連通する座ぐり穴142を備えている。座ぐり穴142には、Oリング等のシール部材を収容・セットするためのシール部ハウジング144が配設されている。シール部ハウジング144は、後述する止めネジ148が挿通される貫通孔146を有する。
伝達部材支持部24は、図4および図6に示すように、外筒12の軸方向の他方側に、止めネジ148により締結されて連結される。止めネジ148は、シール部ハウジング144の貫通孔146および座ぐり穴142を経由して取付け孔140に挿入され、止めネジ148の雄ネジ面150と取付け孔140の雌ネジ面(図示せず)とが螺合される。この場合、シール部ハウジング144に配置されたOリング等のシール部152によって、取付け孔140への浸水が防止されている。また、このシール部ハウジング144は、座金の機能を兼用するものとなっている。
また、内筒14の軸方向の他方側には、たとえば図2および図8に示すように、固定ピン(図示せず)により伝達部材18が固定されて連結される。また、内筒14は、その軸方向の他方側の外周面に、たとえば断面円形のピン孔154を有する。補助用の固定ピン(図示せず)を適宜ピン孔154に挿入して固定することにより、伝達部材18と内筒14とが、より一層強固に固定されるものとなっている。
また、伝達部材支持部24には、滑り軸受部156が組み込まれ、伝達部材18を回動自在に支持している。
さらに、伝達部材支持部24の支持部本体128は、その軸方向の一端側の外周面に、たとえば1つの断面円形のピン孔158を有している。このピン孔158は、支持部本体128の軸方向の一端側の外周面において、当該支持部本体128の中心軸線に直交する方向で且つその半径方向の一方側に位置するように配設されている。
内筒14に固定して連結された伝達部材18は、伝達部材支持部24に回動自在に支持されるとき、伝達部材18の拡径部120の外周面に、伝達部材支持部24と摺動される第1のジャーナル部160が構成される。また、伝達部材18の軸方向の一端側の外周面には、滑り軸受部156と摺動される第2のジャーナル部162が構成される。
伝達部材支持部24には、架空線に関係する活線作業等に用いられる各種工具(図示せず)が、伝達部材18の嵌合凹部126に着脱自在に装着可能となるように、当該工具(図示せず)を伝達部材18に案内する案内部26が配設されている。すなわち、既述したように、伝達部材支持部24の支持部本体128において、挿通孔130Aおよび130Bの部位が、案内部26として構成されている。
この案内部26には、たとえば図4に示すように、支持部本体128の軸方向の一端側のピン孔158が連通されている。ピン孔158の内周面には、雌ネジ面158aが形成されている。そして、ピン孔158には、図1および図4に示すように、ロックピン168が装着されている。ロックピン168は、たとえば図7に示すように、工具ユニット装着手段177(図7の二点鎖線で示される)に組み込まれた状態で、伝達部材支持部24に着脱自在に装着されている。
ロックピン168は、軸部170を含む。軸部170の軸方向の一端側には、頭部172が形成されている。また、軸部170の軸方向の他端側には、雄ネジ面174が形成されている。さらに、軸部170の軸方向の中間部には、その周囲にスプリング等の付勢部材176が巻回されている。さらに、頭部172には、つまみ部178が嵌着されている。ロックピン168は、その雄ネジ面174がピン孔158の雌ネジ面158aに螺合されることにより、ピン孔158に取付けられる。
一方、工具ユニット装着手段177は、たとえば図7に示すように、係止開口部179を備えている。工具ユニット装着手段177が伝達部材支持部24に装着されたときに、ロックピン168のつまみ部178の首部178aは、付勢部材176の弾発力により、係止開口部179の周縁端に係止される。つまり、ロックピン168が工具ユニット装着手段177にロックされた状態となる。そのため、案内部26を経由して伝達部材18の嵌合凹部に装着された工具(図示せず)は、不用意に抜け出ることがない。
反対に、つまみ部178を付勢部材176の弾発力に抗して引き上げた状態では、つまみ部178の首部178aが、伝達部材支持部24の係止開口部179から離間した状態となる。そのため、工具ユニット装着手段177にロックピン168がロックされた状態は、解除される。したがって、伝達部材支持部24から工具ユニット装着手段177を取外し、当該伝達部材支持部24の案内部26から工具(図示せず)を取外すことが可能となっている。
次に、操作軸16、伝達部材18およびギヤボックス70の周辺の浸水防止構造について、たとえば図6および図8を参照しながら説明する。
すなわち、操作軸支持部22では、図8に示すように、操作軸16の拡径部32の環状凹部34aに、Yパッキン等のシール部180が配設されている。環状の凹部34bには、Oリング等のシール部182が配設されている。環状凹部34cに、Yパッキン等のシール部184が配設されている。つまり、操作軸16の外周面と内筒14の内周面との摺動部に、シール部184が配設されている。
また、操作軸支持部22において、支持部本体38の軸方向の一端側の内周面に設けられた環状の溝部40には、Oリング等のシール部186が配設されている。つまり、外筒12の軸方向の一方側と操作軸支持部22との連結部に、シール部186が配設されている。
さらに、ギヤボックス70において、連結口部76の近傍に配設された環状の溝部114には、Oリング等のシール部188が配設されている。つまり、ギヤボックス70とハンドル操作支援部108のハンドル操作支援筒部110との連結部に、シール部186が配設されている。
一方、伝達部材支持部24では、図6に示すように、伝達部材18の環状の凹部122aおよび122bに、それぞれ、Yパッキン等のシール部190および192が配設されている。つまり、外筒12の軸方向の他方側と伝達部材支持部24との連結部に、シール部190および192が配設されている。つまり、伝達部材18の拡径部120の外周面と伝達部材支持部24の内周面との摺動部に、シール部190および192が配設されている。
また、支持部本体128の軸方向の一端側の内周面に設けられた環状の溝部136には、Oリング等のシール部194が配設されている。つまり、外筒12の軸方向の他方側と伝達部材支持部24との連結部に、シール部194が配設されている。
さらに、伝達部材支持部24および伝達部材支持部24の周辺の外周面には、たとえば図1および図7に示すように、当該外周面を被覆するようにして、撥水性および絶縁性を有する収縮チューブ等のシール部196が配設されている。
また、この遠隔回転操作具10では、外筒12の軸方向の中間部において、外筒12の先端側から、順次、軸方向に間隔を隔てて、雨切り傘部198、安全限界傘部200、グリップ用カバー部202および204が配設されている。雨切り傘部198および安全限界傘部200は、フッ素樹脂等の撥水作用を有する絶縁材料で形成されている。
また、グリップ用カバー部202は、安全限界傘部200と操作軸支持部22との間の外筒12の外周面に被覆されている。さらに、グリップ用カバー部204は、操作軸支持部22の外周面に被覆されている。グリップ用カバー部202および204は、この遠隔回転操作具10を把持するときの把持部としての機能を有するものである。グリップ用カバー部202および204は、EPDM(エチレン・プロピレンゴム)等の撥水性を有する絶縁材料で形成されている。
なお、グリップ用カバー部202および204の表面には、滑り止め用の凹凸リブ202aおよび204aが、それぞれ、形成されている。
雨切り傘部198および安全限界傘部200は、雨中の作業で遠隔回転操作具10の表面を流れる雨水が手元側に流れてくることを防止している。つまり、各種の工具(図示せず)と接続された遠隔回転操作具10を使用する場合には、当該遠隔回転操作具10の先端側を上向きに支持し、ラチェットハンドル82を下向きにして垂直な姿勢で、使用される。そのため、雨水は、工具(図示せず)から外筒12に伝わり、雨切り傘部198および安全限界傘部200に到達すると、当該雨切り傘部198および安全限界傘部200の傘部のテーパ形状の作用によって、その周辺に飛散する。したがって、雨切り傘部198および安全限界傘部200は、雨水が手元側に流れてくることによる雨水の連続した流れを分断し、つまり、電流路を遮断し、感電の危険を防止する機能を有している。
また、安全限界傘部200は、当該把持部と把持部以外の部分とを区別を明らかにするためのものであり、把持部(グリップ用カバー部202および204)を握る手がそれより上に移動することを防止している。
さらに、ハンドル操作支援部108は、例えば、そのハンドル操作支援筒部110の端部を身体の腹部等に押し当てて支持させた場合、上記した把持部(グリップ用カバー部202および204)を握る手を離すことができ、離した手をラチェットハンドル82に握り代えることができる。すなわち、ハンドル操作支援筒部110の端部を支点にした場合、当該把持部(グリップ用カバー部202および204)を持つ手で、この遠隔回転操作具10を支持するときの微妙な調整が可能となる。
図9は、本発明の実施形態に係る遠隔回転操作具の他の例の各部材の連結構造を示す部分断面図である。
この実施形態に係る遠隔回転操作具300は、上述の遠隔回転操作具10に比べて、特に、外筒12および内筒14の軸方向の長さがコンパクトに短く形成されている点で相違している。遠隔回転操作具300を構成する部材の配置および構造については、上述の遠隔回転操作具10と同様である。外筒12および内筒14の軸長は、遠隔回転操作具が使用される作業環境に応じて、適宜、調整され得るものである。
上述した本発明に係る実施形態の遠隔回転操作具10では、回転力付与機構20によって操作軸16に付与された回転力が、内筒14と伝達部材18との最短の回転伝達経路によって、効率的に工具(図示せず)に付与することができる。そのため、例えば、各種の工具ユニットを用いた活線作業の効率化を図ることができる。また、操作軸16を内筒14の軸方向の一方側に連結し、且つ、伝達部材18を内筒14の軸方向の他方側に連結するだけで、操作軸16、内筒14および伝達部材18が一体となって回転するので、回転系部材の取付け構造が極めて簡単なものとなっている。さらに、伝達部材支持部24は、工具(図示せず)を伝達部材18に着脱自在に装着可能に案内する案内部26を含むため、簡易に工具(図示せず)を接続することができる。
また、遠隔回転操作具10では、操作軸16の第1のジャーナル部62の複数の環状凹部34a,34b,34cと外筒12の内周面との間に配設されたシール部180,182,184によって、その間から内側への浸水を防止することができる。同様にして、伝達部材18の第1のジャーナル部160の複数の環状凹部122a,122bと伝達部材支持部24の内周面との間に配設された他のシール部190,192によって、その間から内側への浸水を防止することができる。
また、この遠隔回転操作具10では、外筒12と操作軸支持部22との連結部に配設された、さらに他のシール部186、および、外筒12と伝達部材支持部24との連結部に配設されたさらに他のシール部194によって、それらの連結部から内側への浸水を防止することができる。そのため、上記したシール部180,182,184と、シール部190,192との相乗効果によって、より一層、浸水を防止することができる。
また、この遠隔回転操作具10では、伝達部材支持部24および伝達部材支持部24の周辺の外周面に被覆された別のシール部196によって、外筒12と伝達部材支持部24との連結部から内側への浸水を防止することができる。そのため、上記したシール部180,182,184と、シール部190,192と、シール部186,194と、シール部196との相乗効果によって、より一層、浸水を防止することができる。
また、この遠隔回転操作具10では、外筒12および内筒14が絶縁材料で形成されているため、操作軸16から伝達部材18に至る経路において、絶縁材料で形成された内筒14によって、金属体の連接が遮断される。そのことにより、この遠隔回転操作具10の先端側から手元側に電流路が形成されることを遮断することができる。したがって、例えば、活線作業における感電事故を防止することができる。
また、この遠隔回転操作具10では、ラチェットハンドル82の回転操作による極めて簡単な操作で、回転駆動力を操作軸16に容易に伝達させることができる。
本発明の実施形態に係る遠隔回転操作具10によれば、効率的に回転を伝達することができ、回転伝達経路における回転系部材の取付け構造が簡単で、且つ、各種工具との接続構造も簡易なものとすることができる。
10,300 遠隔回転操作具
12 外筒
14 内筒
16 操作軸
18 伝達部材
20 回転力付与機構
22 操作軸支持部
24 伝達部材支持部
26 案内部
28 軸部本体
30a,30b,30c,30d 鍔片
32,120 拡径部
34a,34b,34c,122a,122b 環状凹部
36 キー溝
38,128 支持部本体
40,114,136 環状の溝部
42,138 取付け部
44,140 取付け孔
46,142 座ぐり穴
48,144 シール部ハウジング
50,146 貫通孔
52,148 止めネジ
54,152,180,182,184,186,188,190,192,194,196 シール部
56,111,154,158 ピン孔
58,94,156 滑り軸受部
60,96 スラスト軸受部
62,160 第1のジャーナル部
64,162 第2のジャーナル部
66 第3のジャーナル部
70 ギヤボックス
72 入力口部
74 出力口部
76 連結口部
78A,150,174 雄ネジ面
78B 雌ネジ面
80 回転操作部
82 ラチェットハンドル
84 連結駆動軸
86 継手部材
88 駆動側かさ歯車
90 駆動側軸受ハウジング
92 固着手段
94 滑り軸受部
96 スラスト軸受部
98 ハウジング本体
100 挿通部
102 段差部
102a 段差面
104 従動側かさ歯車
106 キー
108 ハンドル操作支援部
110 ハンドル操作支援筒部
111 ピン孔
112 キャップ部
114 環状の溝部
116 軸部本体
116A ヘッド部
116B 胴部
118a,118b,118c 鍔片
120 拡径部
122a,122b 環状凹部
124 開口部
126 嵌合凹部
128 支持部本体
130A,130B,130C,130D 挿通孔
132 ヘッド嵌合部
134 胴部嵌合部
136 環状の溝部
138 取付け部
140 取付け孔
142 座ぐり穴
144 シール部ハウジング
146 貫通孔
148 止めネジ
150 雄ネジ面
152 シール部
154 ピン孔
156 滑り軸受部
158 ピン孔
158a 雌ネジ面
160 第1のジャーナル部
162 第2のジャーナル部
168 ロックピン
170 軸部
172 頭部
174 雄ネジ面
176 付勢部材
177 工具ユニット装着手段
178 つまみ部
178a 首部
179 係止開口部
180,182,184,186,188,190,192,194,196 シール部
198 雨切り傘部
200 安全限界傘部
202,204 グリップ用カバー部
202a,204a 滑り止め用の凹凸リブ
φ1,φ2,φ3,φ4 挿通孔の直径

Claims (4)

  1. 着脱自在に装着される工具に回転力を付与し、架空線の工事を行うための全天候型の遠隔回転操作具であって、
    軸方向を有する外筒、
    前記外筒と軸中心を共有するように前記外筒と径方向に間隔を隔てて、前記外筒内に配設される内筒、
    前記内筒の軸方向の一方側に固定して連結される操作軸、
    前記操作軸に回転力を付与する回転力付与機構、
    前記外筒の軸方向の一方側に固定して連結されるとともに、前記操作軸を回動自在に支持する軸受部を備えた操作軸支持部、
    前記内筒の軸方向の他方側に固定して連結されるとともに、前記操作軸の回動に連動して前記工具に前記回転力を伝達する伝達部材、および
    前記外筒の軸方向の他方側に固定して連結されるとともに、前記伝達部材を回動自在に支持する軸受部を備えた伝達部材支持部を含み、
    前記伝達部材支持部は、前記工具が前記伝達部材に着脱自在に装着されるように、前記工具を案内する案内部を含み、
    前記操作軸は、軸方向の中間部の外周面に、前記外筒の軸方向の一方側の内周面と摺動するジャーナル部を含み、前記操作軸の前記ジャーナル部は、前記操作軸の軸方向に間隔を隔てて形成される複数の環状凹部を有し、前記環状凹部と前記外筒の内周面との間には、浸水を防止するシール部が配設され、
    前記伝達部材は、軸方向の中間部の外周面に、前記伝達部材支持部の内周面と摺動するジャーナル部を含み、前記伝達部材の前記ジャーナル部は、前記伝達部材の軸方向に間隔を隔てて形成される複数の環状凹部を有し、前記環状凹部と前記伝達部材支持部の内周面との間には、浸水を防止する他のシール部が配設されていることを特徴とする、遠隔回転操作具。
  2. 前記外筒の軸方向の一方側と前記操作軸支持部との連結部、および、前記外筒の軸方向の他方側と前記伝達部材支持部との連結部には、さらに他のシール部が配設されていることを特徴とする、請求項1に記載の遠隔回転操作具。
  3. 前記伝達部材支持部および前記伝達部材支持部の周辺の外周面を被覆するようにして、別のシール部が配設されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の遠隔回転操作具。
  4. 前記外筒および前記内筒は、絶縁材料で形成されていることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の遠隔回転操作具。
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