JP6777373B2 - 後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
(1)第1態様の後処理装置
本発明の第1態様の後処理装置は、画像形成部から搬送される画像形成後の用紙に後処理を行う後処理装置であって、用紙を整合する整合トレイと、搬送されてきた用紙を逆搬送方向に掻き込んで前記整合トレイ上に整合させる掻き込み部材と、用紙整合時に前記整合トレイ上に積載された用紙の上方位置と前記上方位置から退避する退避位置との間を移動自在に設けられたガイド部材とを備え、前記上方位置は、前記ガイド部材上の前記用紙に前記掻き込み部材が接触して、該掻き込み部材が該用紙を掻き込む位置であり、前記ガイド部材は、前記退避位置に退避する方向の前方側が傾斜状に形成されており、前記整合トレイに次用紙が搬送される前に、前記上方位置まで移動し、前記上方位置に前記次用紙が搬送されて前記掻き込み部材による前記次用紙の掻き込み動作後に前記積載用紙と前記次用紙との間を抜けて前記退避位置へ移動することを特徴とする。
(2)第2態様の後処理装置
本発明の第2態様の後処理装置は、画像形成部から搬送される画像形成後の用紙に後処理を行う後処理装置であって、用紙を整合する整合トレイと、搬送されてきた用紙を逆搬送方向に掻き込んで前記整合トレイ上に整合させる掻き込み部材と、用紙整合時に前記整合トレイ上に積載された用紙の上方位置と前記上方位置から退避する退避位置との間を移動自在に設けられたガイド部材と、前記ガイド部材を用紙の積載方向に沿って上下動させる上下動機構部とを備え、前記上方位置は、前記ガイド部材上の前記用紙に前記掻き込み部材が接触して、該掻き込み部材が該用紙を掻き込む位置であり、前記ガイド部材は、前記整合トレイに次用紙が搬送される前に、前記上方位置まで移動し、前記上方位置に前記次用紙が搬送されて前記掻き込み部材による前記次用紙の掻き込み動作後に前記積載用紙と前記次用紙との間を抜けて前記退避位置へ移動することを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態にかかる後処理装置を適用した画像形成装置を示す概略断面図である。この画像形成装置は、原稿から読み取られた画像データ、または外部から受信した画像データを取得し、この画像データによって示されるモノクロ画像を用紙に形成するものであり、その構成を大別すると、原稿搬送部(ADF)101、原稿読取り装置102、プリンタ部103、用紙搬送部104、給紙部105、及び後処理装置106を備えている。
次に、図2乃至図4を参照して、実施の形態1にかかる後処理装置106の構成を説明する。ただし、図2は、後処理装置の概略断面図、図3は、後処理装置のトレイ周辺部を上方より示す概略斜視図、図4は、後処理装置のトレイ周辺部を用紙搬送方向Aの下流側から見た概略図である。
図7は、上記構成の後処理装置106の制御系の構成を示すブロック図である。
次に、上記構成の後処理装置106による処理動作の手順について、図8A及び図8Bに示すフローチャート、並びに、図9A乃至図9Eに示す処理工程図を参照して説明する。ただし、図8Aは1枚目の用紙を処理するときのフローチャート、図8Bは2枚目以降の用紙を処理するときのフローチャートである。また、図9A乃至図9Eの各工程図は、2枚目以降の用紙を処理するときの処理工程図である。
上記実施の形態1では、ガイド部材61のガイド板63を単なる長尺状の薄板体として説明している。すなわち、ガイド板63は、その断面形状が長方形状となっている。そのため、上記ステップS20において、ガイド板63を、積載用紙と次用紙との間を抜けるようにして、図5に示す上方位置から図6に示す退避位置まで回動(移動)させるとき、ガイド板63の移動速度によっては、ガイド板63が次用紙を撥ね上げるように移動することが考えられ、その移動動作によって次用紙が若干ずれてしまう(場合によっては整合トレイ56からずれ落ちる)可能性がある。
上記実施の形態1では、ガイド部材61は、ガイド板63がガイド軸62の軸周りを単に回動する構成として説明している。そのため、整合トレイ56に載置される用紙の枚数(すなわち、積載厚み)を予め考慮し、積載用紙の上方位置にきたときのガイド板63の高さを、積載用紙の厚みより若干上方位置にくるように予め設定しておく必要がある。しかし、これでは整合トレイ56に積載される用紙の最大枚数が制限されてしまうことになる。そこで、実施の形態3では、ガイド部材61を整合トレイ56の載置面に直交する高さ方向に上下動させる上下動機構部70を備えた構成としている。
本発明によれば、次用紙と積載用紙との間にガイド部材61を配置することで、掻き込み時の用紙同士の擦れによるトナーやインク等の付着汚れを防止することができる。しかし、一方で、用紙に形成された画像のトナーやインク等がガイド板63に付着すると、これが次用紙に再付着することで、次用紙の汚れの原因になる可能性がある。
本発明によれば、次用紙と積載用紙との間にガイド部材61を配置することで、掻き込み時の用紙同士の擦れによるトナーやインク等の付着汚れを防止することができる。しかし、ガイド板63は次用紙や積載用紙に接触した状態でスライド移動するため、静電気の発生しにくい材料で形成されているとしても、静電気の発生を完全に無くすことは困難である。そして、ガイド部材61に静電気が発生すると、用紙に形成された画像のトナーやインク等がガイド板63に付着し易くなり、これが次用紙に再付着することで、次用紙の汚れの原因になる可能性がある。
図16及び図17は、実施の形態6にかかる後処理装置において、ガイド板の直線移動位置を示す概略平面図である。
12 排紙トレイ
20 定着装置
21 排紙ローラ
31 排紙トレイ
32 受け入れ口
33 パンチ部
34 入り口ローラ
35 搬送ローラ
36 排出ローラ(掻き込み部材)
37 用紙押さえ部材
37a 整合ローラ
37b 支持腕部
38 ステープル部
39 従動ローラ
40 排出口
41 駆動ローラ
42 ベルト
51 入り口センサ
52 第1通過センサ
53 第2通過センサ
54 後処理センサ
55 位置決め部材
56 整合トレイ
61 ガイド部材
62 ガイド軸
62a 固定軸
62b 可動軸
63 ガイド板
63a 先端部
63b 傾斜面
65 コイルスプリング
70 上下動機構部
71 偏芯カム
80 除去部材
81,82 クリーニングパッド
90 除電部材
101 原稿搬送部(ADF)
102 原稿読取り装置
103 プリンタ部
104 用紙搬送部
105 給紙部
106 後処理装置
110 制御部
111 入り口ローラ駆動用モータ
112 搬送ローラ駆動用モータ
113 排出ローラ駆動用モータ
114 押さえ用部材駆動用モータ
115 ガイド部材駆動用モータ
Claims (8)
- 画像形成部から搬送される画像形成後の用紙に後処理を行う後処理装置であって、
用紙を整合する整合トレイと、
搬送されてきた用紙を逆搬送方向に掻き込んで前記整合トレイ上に整合させる掻き込み部材と、
用紙整合時に前記整合トレイ上に積載された用紙の上方位置と前記上方位置から退避する退避位置との間を移動自在に設けられたガイド部材とを備え、
前記上方位置は、前記ガイド部材上の前記用紙に前記掻き込み部材が接触して、該掻き込み部材が該用紙を掻き込む位置であり、
前記ガイド部材は、前記退避位置に退避する方向の前方側が傾斜状に形成されており、前記整合トレイに次用紙が搬送される前に、前記上方位置まで移動し、前記上方位置に前記次用紙が搬送されて前記掻き込み部材による前記次用紙の掻き込み動作後に前記積載用紙と前記次用紙との間を抜けて前記退避位置へ移動することを特徴とする後処理装置。 - 画像形成部から搬送される画像形成後の用紙に後処理を行う後処理装置であって、
用紙を整合する整合トレイと、
搬送されてきた用紙を逆搬送方向に掻き込んで前記整合トレイ上に整合させる掻き込み部材と、
用紙整合時に前記整合トレイ上に積載された用紙の上方位置と前記上方位置から退避する退避位置との間を移動自在に設けられたガイド部材と、
前記ガイド部材を用紙の積載方向に沿って上下動させる上下動機構部とを備え、
前記上方位置は、前記ガイド部材上の前記用紙に前記掻き込み部材が接触して、該掻き込み部材が該用紙を掻き込む位置であり、
前記ガイド部材は、前記整合トレイに次用紙が搬送される前に、前記上方位置まで移動し、前記上方位置に前記次用紙が搬送されて前記掻き込み部材による前記次用紙の掻き込み動作後に前記積載用紙と前記次用紙との間を抜けて前記退避位置へ移動することを特徴とする後処理装置。 - 請求項2に記載の後処理装置であって、
前記ガイド部材は、前記退避位置に退避する方向の前方側が傾斜状に形成されていることを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の後処理装置であって、
前記上方位置と前記退避位置との間の移動は、前記整合トレイの積載面に沿った移動であることを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の後処理装置であって、
前記整合トレイ上に積載された用紙を押さえる用紙押さえ部材を備えたことを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の後処理装置であって、
前記ガイド部材の汚れを除去する除去部材が前記退避位置の近傍に設けられていることを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の後処理装置であって、
前記ガイド部材に帯電した静電気を除去する除電部材が前記ガイド部材に接触していることを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の後処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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JP2014258384A JP6777373B2 (ja) | 2014-12-22 | 2014-12-22 | 後処理装置及び画像形成装置 |
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