JP6776301B2 - 外用貼付剤、ゲル基剤の製造方法 - Google Patents

外用貼付剤、ゲル基剤の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6776301B2
JP6776301B2 JP2018131072A JP2018131072A JP6776301B2 JP 6776301 B2 JP6776301 B2 JP 6776301B2 JP 2018131072 A JP2018131072 A JP 2018131072A JP 2018131072 A JP2018131072 A JP 2018131072A JP 6776301 B2 JP6776301 B2 JP 6776301B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gel base
external patch
present
gel
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018131072A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020007275A (ja
Inventor
萌美 中島
萌美 中島
進吾 中島
進吾 中島
久美 安田
久美 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanae Technos Co Ltd
Original Assignee
Kanae Technos Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanae Technos Co Ltd filed Critical Kanae Technos Co Ltd
Priority to JP2018131072A priority Critical patent/JP6776301B2/ja
Publication of JP2020007275A publication Critical patent/JP2020007275A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6776301B2 publication Critical patent/JP6776301B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)

Description

本発明は、加温後に皮膚表面に貼付して使用される外用貼付剤、及びゲル基剤の製造方法に関する。
外用貼付剤には、皮膚表面に貼付された状態で使用されることによって有効成分の経皮吸収的な投与を行うものの他、皮膚表面に冷感を与えたり、皮膚表面に温熱を与えたりするものがある。
皮膚表面に温熱を与えるための外用貼付剤は、皮膚表面に貼付後、一定時間皮膚表面を温めることによって血行や新陳代謝を促進したり、有効成分の速やかな経皮吸収を促したりするものである。従って、この種の外用貼付剤には一定時間の保温力の維持が要求される。
そのため、現在、温熱を与えるための外用貼付剤としては、鉄分の酸化熱や電熱線による発熱を利用したものが主に提供されている。最近では、前記温熱シートの構造を簡略化すべく、包装体に蓄熱材が封入されてなる外用貼付剤(温熱マスク)も開発されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
特開2012‐100836号公報
前記特許文献1に開示された温熱マスクは、前記蓄熱材として38〜48℃の温度領域で固相‐液相間の相転移する材料を用い、相変化を起こす際に生じる前記蓄熱材の潜熱を利用して38〜48℃の温度領域における一定時間の保温力を確保する仕組みとなされたものである。
しかしながら、前記特許文献1に開示された温熱マスクは、前記蓄熱材から生じた熱を、前記包装体を介して皮膚表面に与えるものであり、前記蓄熱材から生じた熱が効率良く利用されているとは言い難い。
この点につき、前記蓄熱材を前記包装体に封入せずに、シート状の支持体の片側面に積層する構成も考えられる。この構成は、前記蓄熱材を基剤とすることによって、前記蓄熱材の層を直接皮膚表面に貼付する使用態様とするものである。しかしながら、前記蓄熱材は38〜48℃の温度領域で固相‐液相間の相転移する性質を有するため、このような構成の外用貼付剤は、ベタベタした使用感となるばかりか前記蓄熱材による衣服の汚損を生じさせる。
本発明は前記技術的課題に鑑みて開発されたものであり、使用感が良好で、効果的な温熱を付与することができる新規な外用貼付剤、及び前記外用貼付剤におけるゲル基剤の製造方法を提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決するための本発明の外用貼付剤は、シート状の支持体と、前記支持体の一面に積層されたゲル基剤と、を具備してなり、加温後に前記ゲル基剤側を皮膚表面に貼付して使用される外用貼付剤であって、前記ゲル基剤が、融点35〜47℃の油性分と、前記油性分を油滴としてヒドロゲル中に分散するための界面活性剤と、を含む油滴含有ゲルとなされたことを特徴とする(以下、「本発明外用貼付剤」と称する。)。
前記本発明外用貼付剤においては、前記油性分が、脂肪族炭化水素、脂肪酸、エステル、高級アルコールから選択された一種以上となされたものが好ましい態様となる。
前記本発明外用貼付剤においては、前記ゲル基剤中に、前記油性分が5重量%以上含まれてなるものが好ましい態様となる。
前記本発明外用貼付剤においては、前記支持体に対する前記ゲル基剤の積層量が、500g/m以上となされたものが好ましい態様となる。
前記本発明外用貼付剤においては、前記支持体が、不織布の一面又は他面にプラスチックフィルムのラミネート加工が施されたフィルムラミ不織布となされたものが好ましい態様となる。
前記技術的課題を解決するための本発明のゲル基剤の製造方法は、前記本発明外用貼付剤における前記ゲル基剤を製造する方法であって、水中に前記油性分と前記界面活性剤とを配合することによってエマルションを作成するエマルション作成工程と、前記エマルションと吸水性ポリマーとを混合するゲル調整工程と、を実行することを特徴とする(以下、「本発明製造方法」と称する。)。
本発明によれば、使用感が良好で、効果的な温熱を付与することができる。
図1は、実施形態1に係る本発明外用貼付剤を示す斜視図である。 図2は、前記本発明外用貼付剤を示す断面図である。 図3は、本発明外用貼付剤を温度変化の評価試験に供した結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
<本発明外用貼付剤1>
図1、図2に、本発明外用貼付剤1の一実施形態を示す。前記本発明外用貼付剤1は、「支持体2」と、「ゲル基剤3」と、を具備してなり、加温後に前記ゲル基剤3側を皮膚表面に貼付して使用されるものである。
‐支持体2‐
本発明において、前記支持体2はシート状となされる。そして、前記支持体は前記ゲル基剤3を担持する役割を担う。本実施形態においては、前記支持体2として、ポリエステル製不織布(目付100g/m)20の他面に、ポリプロピレン製のプラスチックフィルム(厚さ25μm)21のラミネート加工が施されたフィルムラミ不織布を用いた(図2参照)。
‐ゲル基剤3‐
本発明において、前記ゲル基剤3は前記支持体2の一面に積層される。又、前記ゲル基剤3は、融点35〜47℃の油性分31と、前記油性分31を油滴として分散するための界面活性剤32と、を含む油滴含有ゲルとなされる(図2参照)。即ち、本発明における前記ゲル基剤3は、吸水性ポリマーと水とを必須構成成分としてゼリー状ないしゲル状に形成されたヒドロゲル30を母材とする基剤であり、前記ヒドロゲル30中に前記界面活性剤32の乳化作用によって、前記油性分31を油滴として分散させたものである。
[実施例1〜4]
下記表1に、実施例1〜4において用いたヒドロゲル30の処方を示す。
Figure 0006776301
又、実施例1〜4においては、前記油性分31として、脂肪族炭化水素(和光純薬製「Paraffin」、融点42〜44℃)を用いると共に、前記界面活性剤32として、ポリオキシエチレンステアリルエーテル(日本ケミカルズ株式会社製「BS‐20」)と、ラウリン酸アミドプロピルベタイン(ミヨシ油脂株式会社製「アンホレックスLB‐20」)との一対一混合物を用いた。
‐本発明製造方法‐
前記ゲル基剤3は、水中に前記油性分31と前記界面活性剤32とを配合することによってエマルションを作成する「エマルション作成工程」と、前記エマルションと吸水性ポリマーとを混合する「ゲル調整工程」と、を実行する本発明製造方法によって調整されたものである。本実施形態では、前記エマルション作成工程につき、前記界面活性剤32と前記油性分31とを混合したものを水に添加し、充分に攪拌することによって実行した。又、前記ゲル調整工程につき、前記エマルション作成工程で得られたエマルションに前記ヒドロゲル30の成分(水分を除く)を配合し、ミキサーにて十分に攪拌することによって実行した。下記表2に、各実施例における前記ヒドロゲル30に対する前記油性分31と前記界面活性剤32の配合割合を示す。
Figure 0006776301
得られた各ゲル基剤3を前記支持体2の一面に積層することによって、実施例1〜4に係る本発明外用貼付剤1を得た。この際、前記支持体2に対する前記ゲル基剤3の積層量は、2000g/mとした。
[比較例]
前記支持体2の一面に、前記ヒドロゲル30を基剤として積層(積層量2000g/m)することによって、比較例に係る外用貼付剤を得た。即ち、比較例に係る外用貼付剤の基剤には、油性分31が含まれていない。
‐温度変化の評価試験‐
前記実施例1〜4にて得られた本発明外用貼付剤1を被通気性の袋材に封入し、50℃の湯浴にて30分加温した。加温後、前記袋材から本発明外用貼付剤1を取り出し、サーモグラフィ(CHINO社製、商品名:FLIR CPA‐E6)を用いて、本発明外用貼付剤1のゲル基剤3側の表面温度の経時的な変化を測定した。前記比較例に係る外用貼付剤についても同様の条件下、基剤側の表面温度の経時的な変化を測定した。その結果を図3のグラフに示す。
図3のグラフを見ればわかるように、本発明外用貼付剤1は、比較例に係る外用貼付剤と比較して、経時的な温度低下(特に、袋材から取り出した直後の温度低下)が緩やかになる傾向があることが認められた。
この温度低下が緩慢になる傾向は、ゲル基剤3に対する油性分31の配合量につき非常に少量(1重量%)となされた実施例1に係る本発明外用貼付剤1においても明らかであった。更に、この温度低下が緩慢になる傾向は、ゲル基剤3に対する油性分31の配合量が5重量%以上となった場合(実施例2参照)に顕著になり、ゲル基剤3に対する油性分31の配合量の増加と共に向上することが認められた(実施例3、4参照)。
又、加温後、本発明外用貼付剤1のゲル基剤3の過度のベタツキや油性分31の染み出しは認められなかった。これは、前記ゲル基剤中における油性分が、前記ゲル基剤3の母材であるヒドロゲル30中に油滴となって分散配合されているからと考えられる。
これより、本発明外用貼付剤1における使用感の良好性と、温熱付与の持続性が確認された。
ところで、前記実施形態(前記実施例1〜4)においては、前記支持体2として、ポリエステル製不織布(目付100g/m)20の他面に、ポリプロピレン製フィルム(厚さ25μm)21のラミネート加工が施されたフィルムラミ不織布を用いているが、前記支持体2は、ゲル基剤3を担持し得るシート状のものであれば特に限定されない。前記支持体2の具体的な例としては、既知の天然繊維及び/又は人造繊維からなる布基材(例えば、紙、布、タオル、毛布、編み物、キルト等の不織布或いは織布)や、高分子材料(例えば、ポリウレタン、ポリエチレン、エチレン‐酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリブタジエン、ポリプロピレン、セロファン、ポリクロロプレン、ポリアミノ酸、ニトリルゴム、ブチルゴム及びシリコンゴム)からなるシートを挙げることができる。前記支持体の目付としては、40〜120g/mとすることが好ましい。
なお、前記支持体2として不織布の一面又は他面にプラスチックフィルムのラミネート加工が施されたフィルムラミ不織布を用いれば、ゲル基剤3からの水分蒸散が抑制されて、本発明外用貼付剤1の経時的な温度低下がより一層緩慢になることが確認されている。前記プラスチックフィルムの厚さとしては、5〜30μmが好ましい。
又、前記実施例1〜4においては、前記ゲル基剤3の母材として前記表1に示すヒドロゲル30を用いたが、前記ゲル基剤3の母材としてのヒドロゲル30の処方は、本発明外用貼付剤1の緩慢な温度低下の特性に特に影響を与えないことが確認されている。即ち、前記ヒドロゲル30の処方(特に水分量の違い)によって、前記ヒドロゲル30自体の熱容量は変化するが、油性分31の配合によって経時的な温度低下が緩やかになる傾向が生じることは確認されている。前記ゲル基剤3としては、水を円滑、且つ大量に吸水してゲル化する性質を有する吸水性ポリマーと水とを必須構成成分とするものであれば特に制限されるものではない。前記吸水性ポリマーの具体例としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸及びその塩、無水マレイン酸共重合物などの合成高分子系親水性ポリマー、デキストラン、プルラン、ゼラチンなどの如き天然系親水性ポリマー、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースの如き半合成系化合物等が挙げられる。本発明においては、これらの吸水性ポリマーから選ばれた1種ないしは2種以上を適宜選択して用いることができる。前記ヒドロゲルに配合される水分の含有量は、15〜80重量%とすることが好ましい。
更に、前記実施例1〜4においては、前記界面活性剤32として、ポリオキシエチレンステアリルエーテルと、ラウリン酸アミドプロピルベタインとの混合物を用い、ゲル基剤3に配合される油性分31に対し10重量%の割合としているが、前記界面活性剤32の配合割合は、ゲル基剤3に配合される油性分31を前記ゲル基剤3中において油滴として分散し得るに十分な量であれば良い。即ち、選択された界面活性剤32の乳化性に応じて、その配合量は適宜変更される。前記界面活性剤32の配合量によって、本発明外用貼付剤1における緩慢な温度変化の特性が極端に阻害されることはない。前記界面活性剤32の具体的な例としては、高級脂肪酸せっけん、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アシルN−メチルタウリン塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩又はN−アシルアミノ酸塩等のアニオン界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム及び塩化ベンザルコニウム等のカチオン界面活性剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドジメチルアミノ酢酸ベタイン及び2−アルキル−N−ヒドロキシイミダゾリミウムベタイン等の両性界面活性剤、ポリオキシエチレン型及び多価アルコールエステル型及びエチレンオキシド・プロピレンオキシドブロック共重合体等の非イオン性界面活性剤、或いはモノラウリン酸ソルビタン等の高分子界面活性剤、天然界面活性剤等のその他の界面活性剤を挙げることができる。前記界面活性剤32の配合割合としては、ゲル基剤3に配合される油性分31に対し5〜20重量%とすることが好ましい。
加えて、本実施例1〜4においては、前記ゲル基剤3の積層量を2000g/mとしているが、本発明外用貼付剤1においては、前記ゲル基剤3の積層量が多くなれば、その分、前記ゲル基剤3中に含まれる油性分31の絶対量が多くなり、経時的な温度低下のより緩慢となる傾向が確認されている。前記支持体2に対する前記ゲル基剤3の積層量は、500g/m以上(より好ましくは1000〜3000g/m)とすることが好ましい。
[実施例5〜13]
下記表3に、実施例5〜13に係る本発明外用貼付剤1におけるゲル基剤3の処方を示す。なお、ヒドロゲル30、界面活性剤32、及びゲル基剤3の調整については、前記実施形態1〜4と同様とした。
Figure 0006776301
得られた各ゲル基剤3を支持体(前記実施例1〜4において用いたもの)2の一面に積層することによって、実施例5〜13に係る本発明外用貼付剤1を得た。この際、前記支持体2に対する前記ゲル基剤3の積層量は、2000g/mとした。
‐温度変化の評価試験‐
前記実施例1〜4と同様の条件下、実施例5〜13に係る本発明外用貼付剤1を被温度変化の評価試験に供した。その結果、実施例5〜13に係る本発明外用貼付剤1は、いずれも比較例に係る外用貼付剤と比較して、経時的な温度低下が緩やかになる傾向があることが認められた。
これより、本発明外用貼付剤1におけるゲル基剤3中に油滴として分散配合される油性分31につき、35〜47℃の融点のものであれば、脂肪族炭化水素、脂肪酸、エステル、高級アルコールのいずれであっても温熱付与の持続性が生じることが確認された。
なお、本発明は、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施することができる。そのため、上述の実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、すべて本発明の範囲内のものである。
本発明外用貼付剤は、加温後にゲル基剤側を皮膚表面に貼付して使用される外用貼付剤として好適に用いられる。
1 本発明外用貼付剤(外用貼付剤)
2 支持体
20 不織布
21 プラスチックフィルム
3 ゲル基剤
30 ヒドロゲル
31 油性分
32 界面活性剤

Claims (5)

  1. シート状の支持体と、前記支持体の一面に積層されたゲル基剤と、を具備してなり、加温後に前記ゲル基剤側を皮膚表面に貼付して使用される外用貼付剤であって、
    前記ゲル基剤が、
    融点35〜47℃の油性分と、
    前記油性分を油滴としてヒドロゲル中に分散するための界面活性剤と、
    を含む油滴含有ゲルとなされ、
    前記ゲル基剤中に、前記油性分が1〜5重量%含まれてなり、
    前記ゲル基剤の積層量が、500〜3000g/m となされたことを特徴とする外用貼付剤。
  2. 請求項1に記載の外用貼付剤において、
    前記油性分が、脂肪族炭化水素、脂肪酸、エステル、高級アルコールから選択された一種以上となされた外用貼付剤。
  3. 請求項1又は2に記載の外用貼付剤において、
    前記支持体に対する前記ゲル基剤の積層量が、1000g/m以上となされた外用貼付剤。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の外用貼付剤において、
    前記支持体が、不織布の一面又は他面にプラスチックフィルムのラミネート加工が施されたフィルムラミ不織布となされた外用貼付剤。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の外用貼付剤におけるゲル基剤の製造方法であって、
    水中に前記油性分と前記界面活性剤とを配合することによってエマルションを作成するエマルション作成工程と、
    前記エマルションと吸水性ポリマーとを混合するゲル調整工程と、
    を実行することを特徴とするゲル基剤の製造方法。
JP2018131072A 2018-07-10 2018-07-10 外用貼付剤、ゲル基剤の製造方法 Active JP6776301B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018131072A JP6776301B2 (ja) 2018-07-10 2018-07-10 外用貼付剤、ゲル基剤の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018131072A JP6776301B2 (ja) 2018-07-10 2018-07-10 外用貼付剤、ゲル基剤の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020007275A JP2020007275A (ja) 2020-01-16
JP6776301B2 true JP6776301B2 (ja) 2020-10-28

Family

ID=69150649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018131072A Active JP6776301B2 (ja) 2018-07-10 2018-07-10 外用貼付剤、ゲル基剤の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6776301B2 (ja)

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3242379B2 (ja) * 1999-06-02 2001-12-25 和郎 佐々木 皮膚貼付具
JP2002253596A (ja) * 2001-02-27 2002-09-10 Daiya Seiyaku Kk 携帯型保水ゲル材
DE10134607A1 (de) * 2001-07-17 2003-02-06 Beiersdorf Ag Kosmetische oder dermatologische Zubereitungen mit langanhaltender kühlender Wirkung
JP2004298474A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Lion Corp 貼付剤
JP5064647B2 (ja) * 2004-03-09 2012-10-31 住友ゴム工業株式会社 ゲルを用いた保冷材および保温材、ならびにそれらを用いた枕、足温具およびフェイスマスク
JP2007145915A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Taika:Kk 蓄熱性ゲル、その製造方法及びそれを用いた蓄熱材
JP2009292993A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Alcare Co Ltd 蓄熱用ゲル体及びこれを使用した保冷・保温材
JP5292031B2 (ja) * 2008-09-12 2013-09-18 株式会社タイカ 曲面発熱体用冷感パッド積層体およびその用途品
US9181465B2 (en) * 2009-11-20 2015-11-10 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Temperature change compositions and tissue products providing a cooling sensation
JP5117561B2 (ja) * 2010-11-09 2013-01-16 株式会社 資生堂 温熱マスク
JP2013079300A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 User Kk 気泡を含有した含水ゲル組成物
JP2015093849A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 山一株式会社 シート状パック

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020007275A (ja) 2020-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101800564B1 (ko) 파프제 및 그 제조 방법
JP6469136B2 (ja) パップ剤
JP5854672B2 (ja) 三層構造の支持体及びそれを用いた水性貼付剤
JP6975776B2 (ja) ゲルシート
JP6434123B2 (ja) パップ剤
JP6776301B2 (ja) 外用貼付剤、ゲル基剤の製造方法
WO2016063815A1 (ja) 温度制御剤ならびにそれを用いた発熱組成物、包材及び温熱材
GB2302651A (en) Cold sheet
TWI623332B (zh) Tong nose improvement appliance
JP2015123083A (ja) 皮膚貼付用シート
JPS63145222A (ja) 腰痛用貼付剤
JP2009292993A (ja) 蓄熱用ゲル体及びこれを使用した保冷・保温材
US4231356A (en) Surgical immobilizing bandage and the like
KR20110115063A (ko) 접착성 함수 겔시트
JP4650613B2 (ja) 貼付剤
US6471984B1 (en) Cataplasm and tape-aid containing a plasticizer
JP6351923B2 (ja) 衣料装着用冷却シート
JPH03161435A (ja) 貼付剤
JPS60226808A (ja) シツプ薬
JP6750968B2 (ja) 含水ゲル組成物
JPS59122534A (ja) 新規なポリイソブチレンエマルジヨン
TWI644658B (zh) Cooling patch
JP2012237073A (ja) 薬剤が染みだしにくい支持体用不織布
JP6862208B2 (ja) 冷却用貼付シート
JP2021147543A (ja) ハイドロゲル

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190221

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191202

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20191202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200817

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200817

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20200817

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200826

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20200901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200923

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6776301

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250