JP6774601B2 - 車両のランプ取付け構造 - Google Patents

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本発明は、車幅方向に延びる縦壁部の一端側と他端側とが曲げられて側壁部が形成されている車両外装部品を備える車両において、ランプユニットを前記車両外装部品の車幅方向における端部裏側に取付ける車両のランプ取付け構造に関する。
これに関連する技術が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載のランプ取付け構造は、フォグランプ100をフロントバンパ(図示省略)の車幅方向端部に取付ける技術である。フォグランプ100は、図14に示すように、ブラケット103を介してフロントバンパの裏側に取付けられる。ブラケット103には、中央位置にフォグランプ100が取付けられる縦板部103bが形成されており、その縦板部103bの左右両側と上側とにネジ孔を備えるフランジ部103fが形成されている。そして、フォグランプ100が取付けられたブラケット103の左右両側と上側とのフランジ部103fをフロントバンパの裏側にネジ止めすることでフォグランプ100をフロントバンパの車幅方向端部に取付けることができる。
特開2000−168433号公報
上記したフォグランプ100の取付け構成では、ブラケット103の左右両側のフランジ部103fをフロントバンパの車幅方向端部にネジ止めする構成である。ここで、フロントバンパの車幅方向端部には、後方に曲げられて車両ボディの側面を覆う側壁部が存在する。このため、フォグランプ100をフロントバンパの側壁部に寄せすぎると、前記側壁部とフォグランプ100間にネジ止め工具を使用するためのスペースを確保できなくなる。したがって、フォグランプ100をフロントバンパの側壁部に寄せるのには限度があり、意匠的な観点からのフォグランプ100の配置の自由度が低下する。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、ランプユニットを車両外装部品の車幅方向端部における側壁部の近傍に取付けられるようにして、ランプユニットの配置の自由度を向上させることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。請求項1の発明は、車幅方向に延びる縦壁部の一端側と他端側とが曲げられて側壁部が形成されている車両外装部品を備える車両において、ランプユニットを前記車両外装部品の車幅方向における端部裏側に取付ける車両のランプ取付け構造であって、前記ランプユニットの外周面には、レンズ部を挟んで一端側と他端側とに前記車両外装部品に取付けられる取付け部が設けられており、前記車両外装部品の端部裏側には、前記ランプユニットを支持するランプ支持部が設けられており、前記車両外装部品のランプ支持部には、車両外側寄り位置に前記ランプユニットの一方の取付け部と爪係合する係合部が設けられており、車両中央寄り位置に前記ランプユニットの他方の取付け部と機械的締結により連結される座部設けられており、前記車両外装部品のランプ支持部の係合部は、前記ランプユニットの一方の取付け部が挿入される通路部と、前記通路部の挿入口に形成されて前記取付け部が係合する爪と、前記取付け部を前記通路部内で前記爪の位置まで車幅方向にガイドするガイド壁面とを有している
本発明によると、車両外装部品の車幅方向における端部裏側にはランプユニットを支持するランプ支持部が設けられており、前記ランプ支持部の車両外側寄り位置にランプユニットの一方の取付け部と爪係合する係合部が設けられている。即ち、前記ランプ支持部の車両外側寄り位置の係合部とランプユニットの一方の取付け部とが爪係合により連結される。このため、ネジ締め作業が不要になり、車両外装部品の側壁部とランプユニット間にネジ止め工具を使用するためのスペースを確保する必要がなくなる。したがって、ランプユニットを車両外装部品の側壁部の極力近傍に配置できるようになる。これにより、ランプユニットの配置の自由度が向上する。なお、車両外装部品のランプ支持部の車両中央寄り位置は作業スペースを確保し易いため、前記ランプユニットの取付け部を車両外装部品の座部に機械的締結により連結する構成でも作業スペース上の問題は生じない。
また、車両外装部品のランプ支持部の係合部とランプユニットの一方の取付け部とが係合する際に、ランプユニットが車幅方向に移動できる。このため、ランプユニットの他方の取付け部を車両外装部品のランプ支持部の座部に対して機械的締結により連結する際の両者の位置合わせが容易になる。
請求項2の発明によると、車両外装部品は、車幅方向における両端部に対して中央部が車両前方に突出しており、前記ランプユニットは、そのランプユニットの前面に形成されたレンズ部が前記車両外装部品のランプ支持部に通される構成で、前記レンズ部の車両外側寄り端部に対して車両中央寄り端部が前方に突出しており、前記車両外装部品のランプ支持部の係合部に対して座部が車両前方に位置している。
請求項3の発明によると、係合部の通路部には、挿入口から挿入されたランプユニットの一方の取付け部の先端が当接する挿入ストッパが設けられており、前記取付け部の先端が前記係合部の挿入ストッパに当接している状態で、前記ランプユニットが水平回動することで、前記ランプユニットのレンズ部が前記車両外装部品のランプ支持部に通されるように構成されている。このため、ランプユニットのレンズ部を車両外装部品のランプ支持部に通す際に両者の干渉を防止でき、レンズ部に疵付きを防止できる。
請求項4の発明によると、車両外装部品のランプ支持部は、前記車両外装部品とは別体に成形されており、前記別体に成形されたランプ支持部が前記車両外装部品の端部裏側に固定される構成である。このため、係合部、及び座部を備える枠状ブラケットを製作し易くなる。
本発明によると、ランプユニットを車両外装部品の車幅方向端部における側壁部の近傍に取付けられるようになり、ランプユニットの配置の自由度が向上する。
本発明の実施形態1に係るランプ取付け構造を備える車両の右側部分の正面図である。 実施形態1に係る車両のランプ取付け構造を表す平断面図(図1のII-II矢視平断面図)である。 前記車両のランプ取付け構造で使用されるフォグランプユニットの正面図である。 車両のランプ取付け構造で使用されるランプ支持枠を車両後方から見た斜視図(背面斜視図)である。 前記ランプ支持枠の係合部における平断面図(図4のV-V矢視平断面図)である。 ランプユニットの取付け手順を表す平断面図である。 前記枠状ブラケットの係合部とランプユニットの右側取付け部との係合過程を表す平断面図(図6のVII矢視拡大図)である。 ランプユニットの取付け手順を表す平断面図である。 前記枠状ブラケットの係合部とランプユニットの右側取付け部との係合過程を表す平断面図(図8のIX矢視拡大図)である。 ランプユニットの取付け手順を表す平断面図である。 前記枠状ブラケットの係合部とランプユニットの右側取付け部との係合過程を表す平断面図(図10のXI矢視拡大図)である。 ランプユニットの取付け手順を表す平断面図である。 前記枠状ブラケットの係合部とランプユニットの右側取付け部との係合過程を表す平断面図(図12のXIII矢視拡大図)である。 従来のランプ取付け構造を表す斜視図である。
[実施形態1]
以下、図1から図13に基づいて本発明の実施形態1に係る車両のランプ取付け構造について説明する。本実施形態に係る車両のランプ取付け構造は、車両10のフロントバンパの両端部裏側にフォグランプユニット30を取付けるための構造である。ここで、図中に示す前後左右、及び上下はフォグランプユニット30が取付けられる車両10の前後左右、及び上下に対応している。
<フロントバンパについて>
フロントバンパは、車幅方向に延びるバンパリインフォース(図示省略)と緩衝部材(図示省略)と、図1に示すように、前記緩衝部材、バンパリインフォースを前方から覆うバンパカバー20とから構成されている。バンパカバー20は、車両10の外形意匠を構成する部品であり、車両ボディ12の前面に取付けられる正面カバー部22と、車両ボディ12の左右の前部側面にそれぞれ取付けられるバンパー左側壁部とバンパー右側壁部24とを備えている。なお、図1では車両10の左側部分は省略されている。ここで、バンパカバー20及びフォグランプユニット30は左右対称に形成されているため、代表してバンパカバー20の右側及び右側のフォグランプユニット30について説明する。
バンパカバー20の正面カバー部22は、その正面カバー部22の両端部が車両後方に緩やかに湾曲することで、前記バンパー左側壁部とバンパー右側壁部24とに接続されている。バンパカバー20の正面カバー部22には、車幅方向に延びる空気取入れ口22aが形成されており、その空気取入れ口22aが格子状に仕切られている。また、バンパカバー20の正面カバー部22における左右両端部には、空気取入れ口22aの左右両側位置にフォグランプユニット30が取付けられている。正面カバー部22の左右両端部は、図2に示すように、車両後方に緩やかに湾曲しており、フォグランプユニット30のレンズ部34に対応する位置にランプ用開口穴22hが形成されている。そして、ランプ用開口穴22hの周縁部に環状の意匠カバー22eが外側から嵌め込まれている。
<ランプ支持枠200について>
バンパカバー20の正面カバー部22の端部裏側には、図2に示すように、ランプ用開口穴22hの後方位置にフォグランプユニット30を囲んで支持するランプ支持枠200が取付けられている。ランプ支持枠200は、図4の背面斜視図に示すように、中央にフォグランプユニット30のレンズ部34が通される中央開口部221が設けられた枠本体部220を備えている。ランプ支持枠200の枠本体部220は、図2の平断面図に示すように、バンパカバー20(正面カバー部22)の端部の湾曲形状に合わせて平面視において湾曲するように形成されている。
即ち、ランプ支持枠200の枠本体部220において車両外側寄りに配置される右端部224は、枠本体部220において車両中央寄りに配置される左端部225に対して後方に位置している。ランプ支持枠200の枠本体部220には、図4に示すように、右端部224の後面に係合部230が上下に設けられており、左端部225の後面に座部240が同じく上下に設けられている。即ち、図2に示すように、ランプ支持枠200の右端部224に設けられた係合部230に対して左端部225に設けられた座部240が前方に位置している。
ランプ支持枠200(枠本体部220)の係合部230は、フォグランプユニット30の右側取付け部360(後記する)が爪係合される部分であり、角箱状に形成されている。角箱状の係合部230には、図5の平断面図に示すように、左側面の位置にフォグランプユニット30の右側取付け部360(図6等参照)が挿入される挿入口231が形成されている。また、係合部230には、図5に示すように、底面(前面)の位置に底面開口232が形成されており、前記底面開口232と挿入口231との間がフォグランプユニット30の右側取付け部360が挿入される通路部(図番省略)となっている。
また、係合部230の通路部には、図5に示すように、挿入口231と対向する位置に、前記挿入口231から挿入されたフォグランプユニット30の右側取付け部360の先端が当接可能な挿入ストッパ壁233が設けられている。さらに、係合部230には、挿入口231の後辺部の内側縁部に突条状の爪234が形成されている。また、係合部230の通路部には、挿入ストッパ壁233の位置から爪234の位置までフォグランプユニット30の右側取付け部360の先端をガイドするガイド壁面235が傾斜面状に形成されている。
ランプ支持枠200(枠本体部220)の右端部224の後面には、図4、図5に示すように、係合部230の挿入口231の近傍に前記挿入口231の前辺に沿って上下に延びる突条支点224tが設けられている。突条支点224tは、フォグランプユニット30の右側取付け部360の先端がガイド壁面235に当接している状態で、フォグランプユニット30が前方に水平回動する際、図6等に示すように、前記右側取付け部360の基端部側を支える働きをする。また、ランプ支持枠200(枠本体部220)の左端部225に設けられた座部240は、図4に示すように、円錐台形に成形されて、その座部240の軸心が車両前後方向に延びるように形成されている。そして、座部240の軸心に沿ってネジ孔243が形成されている。このように、上記したランプ支持枠200が本発明におけるランプ支持部に相当し、バンパカバー20が本発明における車両外装部品に相当する。
<フォグランプユニット30について>
フォグランプユニット30は、図2、図3に示すように、光源と反射板等を収納するカップ状のハウジング32と、前記ハウジング32の前面を密閉状態で塞ぐ透明なレンズ部34とを備えている。また、ハウジング32の周囲には、フォグランプユニット30をバンパカバー20のランプ支持枠200に取付けるブラケット部36が設けられている。フォグランプユニット30の前部は、図2等に示すように、バンパカバー20の端部の湾曲形状に合わせ、レンズ部34の右端部34r(車両外側寄り端部)に対して左端部34f(車両中央寄り端部)が前方に突出するように形成されている。
フォグランプユニット30のブラケット部36には、図3に示すように、正面視においてレンズ部34を左右方向から挟む位置に右側取付け部360と左側取付け部367とが設けられている。即ち、右側取付け部360は、図2に示すように、フォグランプユニット30の外周面の右側(車両外側寄り)に設けられており、ランプ支持枠200(枠本体部220)の右端部224の係合部230と爪係合できるように構成されている。
右側取付け部360は、ランプ支持枠200の上下に設けられた係合部230のそれぞれに対応する位置に上下一対で設けられている。右側取付け部360は、図2等に示すように、ハウジング32の外周面に沿う前後壁部361と、前後壁部361の前端位置から右方向に曲げられた帯板状の右側突出部362とにより平面略L字形に形成されている。右側突出部362の基端部側には厚肉部362tが設けられており、右側突出部362の先端側にはランプ支持枠200の係合部230の爪234が掛けられる係合用開口362kが形成されている。
ブラケット部36の左側取付け部367は、図2、図3に示すように、フォグランプユニット30の外周面の左側(車幅方向中央寄り)に設けられている。左側取付け部367は、ランプ支持枠200(枠本体部220)の左端部225の座部240に対してネジ止めにより固定できるように構成されている。即ち、左側取付け部367は、上下に設けられた座部240のそれぞれに対応する位置に上下一対で設けられている。左側取付け部367は、ハウジング32の外周面に沿う前後壁部367xと、前後壁部367xの前端位置で座部240に重ねられるフランジ部368とから構成されている。そして、左側取付け部367のフランジ部368にネジ穴368hが形成されている。
<フォグランプユニット30の取付けについて>
フォグランプユニット30をバンパカバー20に取付ける前段階として、ランプ支持枠200がバンパカバー20の裏側の所定位置に固定される。次に、図6、図7に示すように、フォグランプユニット30の右側取付け部360の右側突出部362が後左方向からランプ支持枠200(右端部224)の係合部230の挿入口231から通路部内に挿入される。この状態では、図6に示すように、フォグランプユニット30の前面のレンズ部34はランプ支持枠200の後方に位置している。そして、フォグランプユニット30の右側突出部362の先端が、図7に示すように、係合部230の挿入ストッパ壁233に当接するまで、その右側突出部362が係合部230の通路部内に挿入される。この状態で、フォグランプユニット30の右側突出部362の厚肉部362tがランプ支持枠200の突条支点224tによって係合部230と反対側から支えられる。
次に、フォグランプユニット30の右側突出部362の先端を係合部230の挿入ストッパ壁233に当接させた状態で、突条支点224tを中心にしてフォグランプユニット30を前方に回動(図6において左回動)させる。ここで、図6の状態において、突条支点224tからフォグランプユニット30のレンズ部34の左端部34fまでの距離は、突条支点224tからランプ支持枠200の左端部225までの距離よりも小さい値に設定されている。このため、突条支点224tを中心にしてフォグランプユニット30を前方に回動させても、フォグランプユニット30のレンズ部34の左端部34fがランプ支持枠200の左端部225に当接することがない(図6の一点鎖線矢印参照)。
即ち、突条支点224tを中心にフォグランプユニット30を前方に回動させることで、図8、図9に示すように、レンズ部34をランプ支持枠200に当てずにランプ支持枠200の中央開口部221に通せるようになる。これにより、フォグランプユニット30のレンズ部34の疵付きを防止できる。また、突条支点224tを中心にしてフォグランプユニット30を前方に回動させることで、フォグランプユニット30の右側突出部362の先端が係合部230の挿入ストッパ壁233に沿って後方に移動する(図9参照)。
この状態から、突条支点224tを中心にしてフォグランプユニット30がさらに前方に回動すると、図10、図11に示すように、フォグランプユニット30の右側突出部362の先端が係合部230のガイド壁面235に沿って左後方に移動する。これにより、フォグランプユニット30のレンズ部34がランプ支持枠200の中央開口部221内で左方向に移動し、フォグランプユニット30の左側取付け部367のフランジ部368がランプ支持枠200の座部240に重なる位置に接近する。
そして、図12、図13に示すように、フォグランプユニット30の右側突出部362の先端がガイド壁面235の左後端まで移動した段階で、右側突出部362の係合用開口362kがランプ支持枠200の係合部230の爪234と係合する。さらに、フォグランプユニット30の左側取付け部367のフランジ部368がランプ支持枠200の座部240に重ねられる。この状態で、フォグランプユニット30の左側取付け部367のフランジ部368がランプ支持枠200の座部240にネジ止めされることで、バンパカバー20に対するフォグランプユニット30の取付けが完了する。
<本実施形態に係る車両のランプ取付け構造の長所について>
本実施形態に係るランプ取付け構造によると、バンパカバー20(車両外装部品)の車幅方向における端部裏側にはフォグランプユニット30を支持するランプ支持枠200(ランプ支持部)が設けられている。そして、ランプ支持枠200の車両外側寄り位置(右側位置)にフォグランプユニット30の右側取付け部360と爪係合する係合部230が設けられている。即ち、ランプ支持枠200の車両外側寄り位置の係合部230とフォグランプユニット30の右側取付け部360(車両外側寄りの取付け部360)とが爪係合により連結される。
このため、ネジ締め作業が不要になり、バンパカバー20のバンパー右側壁部24とフォグランプユニット30間にネジ止め工具を使用するためのスペースを確保する必要がなくなる。したがって、フォグランプユニット30をバンパカバー20のバンパー右側壁部24の極力近傍に配置できるようになる。これにより、フォグランプユニット30の配置の自由度が向上する。なお、バンパカバー20のランプ支持枠200の車両中央寄り位置は作業スペースを確保し易いため、フォグランプユニット30の左側取付け部367をランプ支持枠200の座部240にネジにより連結する構成でも作業スペース上の問題は生じない。
また、バンパカバー20のランプ支持枠200の係合部230とフォグランプユニット30の右側取付け部360とが爪係合する際に、フォグランプユニット30が車幅方向に移動できる。このため、フォグランプユニット30の左側取付け部367をバンパカバー20のランプ支持枠200の座部240に対してネジ止め際の両者367,240の位置合わせが容易になる。
また、ランプ支持枠200の係合部230には、挿入口231から挿入されたフォグランプユニット30の右側取付け部360の先端が当接する挿入ストッパ壁233が設けられている。そして、右側取付け部360の先端が係合部230の挿入ストッパ壁233に当接している状態で、フォグランプユニット30が水平回動することで、フォグランプユニット30のレンズ部34がバンパカバー20のランプ支持枠200に通されるように構成されている。このため、フォグランプユニット30のレンズ部34をバンパカバー20のランプ支持枠200に通す際に両者30,200の干渉を防止でき、レンズ部34の疵付きを防止できる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、フォグランプユニット30のレンズ部34を挟んで右側と左側とに右側取付け部360と左側取付け部367とを設け、ランプ支持枠200の中央開口部221を挟んで右側と左側とに係合部230と座部240とを設ける例を示した。しかし、フォグランプユニット30のレンズ部34を挟んで上側(あるいは斜め上側)と下側(あるいは斜め下側)に一対の取付け部360,367を設け、ランプ支持枠200の中央開口部221を挟んで上側(あるいは斜め上側)と下側(あるいは斜め下側)に係合部230と座部240を設けることも可能である。
また、本実施形態では、車両外装品部品としてのバンパカバー20にフォグランプユニット30を取付ける例を示した。しかし、バンパグリル等にランプユニットを取付ける構成に本発明を適用することも可能である。また、本発明では、フォグランプユニット30の取付けについて例示したが、フォグランプユニット30以外のランプユニットに本発明を適用することも可能である。
20・・・・バンパカバー(車両外装部品)
24・・・・バンパー右側壁部(側壁部)
200・・・ランプ支持枠(ランプ支持部)
225・・・左端部
230・・・係合部
231・・・挿入口
233・・・挿入ストッパ壁(挿入ストッパ)
234・・・爪
235・・・ガイド壁面
240・・・座部
30・・・・フォグランプユニット(ランプユニット)
34・・・・レンズ部
34r・・・右端部(車両外側寄り端部)
34f・・・左端部(車両中央寄り端部)
360・・・右側取付け部(一方の取付け部)
367・・・左側取付け部(他方の取付け部)

Claims (4)

  1. 車幅方向に延びる縦壁部の一端側と他端側とが曲げられて側壁部が形成されている車両外装部品を備える車両において、ランプユニットを前記車両外装部品の車幅方向における端部裏側に取付ける車両のランプ取付け構造であって、
    前記ランプユニットの外周面には、レンズ部を挟んで一端側と他端側とに前記車両外装部品に取付けられる取付け部が設けられており、
    前記車両外装部品の端部裏側には、前記ランプユニットを支持するランプ支持部が設けられており、
    前記車両外装部品のランプ支持部には、車両外側寄り位置に前記ランプユニットの一方の取付け部と爪係合する係合部が設けられており、車両中央寄り位置に前記ランプユニットの他方の取付け部と機械的締結により連結される座部設けられており、
    前記車両外装部品のランプ支持部の係合部は、前記ランプユニットの一方の取付け部が挿入される通路部と、前記通路部の挿入口に形成されて前記取付け部が係合する爪と、前記取付け部を前記通路部内で前記爪の位置まで車幅方向にガイドするガイド壁面と、
    を有している車両のランプ取付け構造。
  2. 請求項1に記載された車両のランプ取付け構造であって、
    前記車両外装部品は、車幅方向における両端部に対して中央部が車両前方に突出しており、
    前記ランプユニットは、そのランプユニットの前面に形成されたレンズ部が前記車両外装部品のランプ支持部に通される構成で、前記レンズ部の車両外側寄り端部に対して車両中央寄り端部が前方に突出しており、
    前記車両外装部品のランプ支持部の係合部に対して座部が車両前方に位置している車両のランプ取付け構造。
  3. 請求項1に記載された車両のランプ取付け構造であって、
    前記係合部の通路部には、前記挿入口から挿入された前記ランプユニットの一方の取付け部の先端が当接する挿入ストッパが設けられており、
    前記取付け部の先端が前記係合部の挿入ストッパに当接している状態で、前記ランプユニットが水平回動することで、前記ランプユニットのレンズ部が前記車両外装部品のランプ支持部に通されるように構成されている車両のランプ取付け構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された車両のランプ取付け構造であって、
    前記車両外装部品のランプ支持部は、前記車両外装部品とは別体に成形されており、
    前記別体に成形されたランプ支持部が前記車両外装部品の端部裏側に固定される構成である車両のランプ取付け構造。
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