JP6774358B2 - リール固定装置 - Google Patents
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前記目的を達成するために本発明のリール固定装置は、竿杆に取り付けられ、魚釣用リールの釣竿取付脚を着脱可能に固定するリール固定装置である。リール固定装置は、前記竿杆が挿通される貫通孔が形成されたリールシート本体と、前記リールシート本体に設けられ、前記釣竿取付脚が当て付けられる当付面と、前記当付面とで前記釣竿取付脚の端部を挟持し、互いに離間する前側の挟持部及び後側の挟持部と、を備えている。、前記当付面と前記前側の挟持部及び前記後側の挟持部との間には、前記当付面の法線方向から視て、前記貫通孔の延在方向に対して、互いに相反する側方に開口する前側の開口部及び後側の開口部がそれぞれ形成されている。前記前側の開口部は、先端に向かうにつれて肉薄となるように形成された前記釣竿取付脚の前脚を挿入可能に、前記釣竿取付脚の前脚の先端側に向かうにつれて徐々に狭くなるように傾斜して形成されている。前記後側の開口部は、先端に向かうにつれて肉薄となるように形成された前記釣竿取付脚の後脚を挿入可能に、前記釣竿取付脚の後脚の先端側に向かうにつれて徐々に狭くなるように傾斜して形成されている。前記釣竿取付脚を前記竿杆に対して回動させて、前記前側の開口部及び前記後側の開口部の互いに相反する側方から前記釣竿取付脚の前脚の側部と後脚の側部とをそれぞれ進入させて、前記当付面と前記前側の挟持部との間で前記釣竿取付脚の前脚を挟持させるとともに、前記当付面と前記後側の挟持部との間で前記釣竿取付脚の後脚を挟持させることを特徴とする。
また、従来のような移動フードを設ける必要がないので、部品点数を削減してコストの低減を図ることができる。
また、前記前側の挟持部は、前記リールシート本体の一側方に片持ち支持され、他側方へ向けて帯状に延在していることが好ましく、前記後側の挟持部は、前記リールシート本体の他側方に片持ち支持され、一側方へ向けて帯状に延在していることが好ましい。このように構成することで、挟持部の強度を確保しつつ弾性変形し易くすることができる。
また、従来のような移動フードを設ける必要がないので、部品点数を削減してコストの低減を図ることができる。
また、前記前側の挟持部及び前記後側の挟持部は、前記リールシート本体の一側方にそれぞれ片持ち支持され、他側方へ向けてそれぞれ帯状に延在していることが好ましい。このように構成することで、挟持部の強度を確保しつつ弾性変形し易くすることができる。
前記挟持部は、前記リールシート本体の一側方に片持ち支持され、他側方へ向けて帯状に延在していることが好ましい。
前記挟持部は、前記リールシート本体の一側方に片持ち支持され、他側方へ向けて帯状に延在していることが好ましい。
[リール固定装置の概要]
図1に示すように、リール固定装置10は、魚釣用リールとしての魚釣用スピニングリールRを取り付けるためのものである。リール固定装置10には、釣竿取付脚R1が固定される。本実施形態のリール固定装置10は、釣り人の手指で握持されるグリップを兼ねている。釣竿取付脚R1は、リール本体R2から上方へ延在する脚部R3の上端に一体に設けられ、前後方向に延在している。
リール固定装置10は、リールシート本体(以下、本体と称する)11と、当付面16,17と、前挟持部20および後挟持部30と、を備えている。
本体11は、図2,図3各図に示すように、前後方向に貫通する貫通孔15が形成された筒状の部品である。貫通孔15内に釣竿を構成する竿杆1が挿通されて、本体11が竿杆1に外嵌されている。本体11は、竿杆1に接着剤等で一体的に固定されている。本体11は、竿杆1に沿って前後方向に長く形成されている。
また、竿杆1は、例えば、炭素繊維やガラス繊維等を含む強化繊維に、エポキシ樹脂等の合成樹脂を含浸した繊維強化樹脂材で構成されており、管状体あるいは中実体として構成されている。竿杆1は、1本で構成されていてもよいし、複数の竿杆を継合する構成であってもよい。
当付面16および当付面17は、図3(c)に示すように、本体11の軸O1と平行に形成されている。当付面16および当付面17は、同一平面とされている。
当付面16は、本体11の前部12の下面に形成される平らな面である。当付面16には、釣竿取付脚R1の前脚R11が当て付けられる。
当付面17は、本体11の後部13の下面に形成される平らな面である。当付面17には、釣竿取付脚R1の後脚R12が当て付けられる。
前挟持部20は、当付面16とで前脚R11を挟持する役割をなす(図1参照)。前挟持部20は、図2,図3(a)に示すように、当付面16の一部から下方に突出し、さらに左右方向(側方方向)に延びる帯状(舌片状)のものである。詳細には、前挟持部20は、下方から視た場合、当付面16の左縁部16aから当付面16の右縁部16bに向かって延びている。
また、前挟持部20が弧状であることから、前挟持部20の前端部20aも当付面16と連続しておらず、前挟持部20の前端部20aと当付面16との間には、前部開口部が形成されている。同様に、前挟持部20の後端部20bは、当付面16と連続しておらず、前挟持部20の後端部20bと当付面16との間には後部開口部が形成されている。
よって、挟持空間部23は、前部開口部と後部開口部とを介して前後方向に開放している。
よって、釣竿取付脚R1の取り付け時には、側部開口部S1から前脚R11の側部R111(図6(a)参照)を進入させて、前挟持部20と当付面16とで、前脚R11を挟持することができる。このように側部開口部S1は、前挟持部20の挟持空間部23に対して前脚R11を着脱する際の着脱口として機能する。
また、前挟持部20と当付面16とで、前脚R11が挟持されると、前挟持部20の左端部を支点として、前挟持部20は、当付面16から離間するように弾性変形する。つまり、前挟持部20は、弾性をもって前脚R11を挟持する。
なお、後部開口部は、前脚R11の基部側(脚部R3に近い側)が延在するための空間となる。
さらに、釣竿取付脚R1の取り外し時には、側部開口部S1から前脚R11を退出させる。この場合、前挟持部20は、左端部を支点として当付面16に近接し、元の形状に弾性復帰する。
後挟持部30は、当付面17とで後脚R12を挟持する役割をなす(図1参照)。後挟持部30は、図3(a)に示すように、下方から視た場合(当付面16,17の法線方向から視た場合)、本体11の軸O1上の基準点Pを対称点として前後に点対称な構成である。
後挟持部30は、前挟持部20と同様に、当付面17の一部から下方に突出し、さらに左右方向(側方方向)に延びる帯状(舌片状)のものである。詳細には、後挟持部30は、下方から視た場合、当付面17の右縁部17bから当付面17の左縁部17aに向かって延びている。
よって、釣竿取付脚R1の取り付け時には、側部開口部S2から後脚R12の側部R121(図6(a)参照)を進入させて、後挟持部30と当付面17とで、後脚R12を挟持することができる。側部開口部S2は、後挟持部30の挟持空間部33に対して後脚R12を着脱する際の着脱口として機能する。
また、後挟持部30は、後脚R12が挟持されると、後挟持部30の左端部を支点として、当付面17から離間するように弾性変形する。つまり、後挟持部30は、弾性をもって後脚R12を挟持する。
さらに、側部開口部S2から後脚R12を退出させると、後挟持部30は、右端部を支点として当付面17に近接し、元の形状に弾性復帰する。
次に、リール固定装置10への釣竿取付脚R1の取り付けについて、図6(a)(b)を参照して説明する。
初めに、一方の手でリール固定装置10(竿杆1)を持ち、他方の手で魚釣用スピニングリールRを持って、リール固定装置10の下面側に魚釣用スピニングリールRの釣竿取付脚R1を近付る。そして、図6(a)に示すように、本体11の軸O1に対して釣竿取付脚R1の軸O2を傾斜させて、前挟持部20の側部開口部S1の右側方に前脚R11を配置するとともに、後挟持部30の側部開口部S2の左側方に後脚R12を配置する。
また、実釣時には、リール固定装置10を握持する手指で釣竿取付脚R1を握持できるので、釣竿取付脚R1の前後方向、左右方向の位置ずれを好適に防止することができる。
取り外し時にも、一方の手でリール固定装置10(竿杆1)を持ち、他方の手で魚釣用スピニングリールRを持つ。
そして、釣竿取付脚R1の脚部R3の軸を中心として取り付け時と逆方向に魚釣用スピニングリールRを回動させ、側部開口部S1から前脚R11を退出させる。また、側部開口部S2から後脚R12を退出させる。
これにより、リール固定装置10から釣竿取付脚R1が取り外される。
また、従来のような移動フードを設ける必要がないので、部品点数を削減してコストの低減を図ることができる。
次に、図7〜図10を参照して第2実施形態のリール固定装置10Aについて説明する。本実施形態のリール固定装置10Aが前記第1実施形態と異なるところは、竿杆1の軸方向に離間配置された2つの本体11Aで構成されている点にある。
図7,図8に示すように、2つの本体11Aは、前後方向に貫通する貫通孔15Aがそれぞれ形成された筒状の部品である。各貫通孔15A内に竿杆1が挿通されて、各本体11Aが竿杆1に外嵌されている。
2つの本体11Aは、釣竿取付脚R1が固定される距離を隔てて竿杆1の軸方向に配置され、竿杆1に接着剤等で一体的に固定されている。本実施形態では、2つの本体11Aを同様の構造としてある。よって、以下では、前側の本体11Aを例にとって説明する。
当付面19は、図9(a)に示すように、本体11Aの軸O11と平行に形成されている。当付面19は、本体11Aの下面に形成される平らな面である。当付面19には、釣竿取付脚R1の前脚R11が当て付けられる。
一方、後側の本体11Aの当付面19には、釣竿取付脚R1の後脚R12が当て付けられる。
挟持部25は、当付面19とで前脚R11を挟持する役割をなす(図7参照)。挟持部25は、図9各図、図10各図に示すように、当付面19の一部から下方に突出し、さらに左右方向(側方方向)に延びる帯状(舌片状)のものである。詳細には、挟持部25は、下方から視た場合、当付面19の左縁部19aから当付面19の右縁部19bに向かって延びている。
また、挟持部25が弧状であることから、挟持部25の前端部25bも当付面19と連続しておらず、挟持部25の前端部25bと当付面19との間には、前部開口部が形成されている。同様に、挟持部25の後端部25cは、当付面19と連続しておらず、挟持部25の後端部25cと当付面19との間には後部開口部が形成されている。よって、挟持空間部23Aは、前部開口部と後部開口部とを介して前後方向に開放している。後端部25cは、図9(a)に示すように、側面視で上側から下側に向けて前方へ位置して傾斜している。なお、後端部25cの傾斜は、本体11Aの後部に形成された傾斜部18aに連続している。傾斜部18aにより固定部18は肉抜きされている。
よって、釣竿取付脚R1の取り付け時には、側部開口部S11から前脚R11の側部を進入させて、挟持部25と当付面19とで、前脚R11を挟持することができる。このように側部開口部S11は、挟持部25の挟持空間部23Aに対して前脚R11を着脱する際の着脱口として機能する。
また、挟持部25と当付面19とで、前脚R11が挟持されると、挟持部25の左端部を支点として、挟持部25は、当付面19から離間するように弾性変形する。つまり、挟持部25は、弾性をもって前脚R11を挟持する。
なお、後部開口部は、前脚R11の基部側(脚部R3に近い側)が延在するための空間となる。
さらに、釣竿取付脚R1の取り外し時には、側部開口部S11から前脚R11を退出させる。この場合、挟持部25は、左端部を支点として当付面19に近接し、元の形状に弾性復帰する。
よって、釣竿取付脚R1の取り付け時には、側部開口部S11から後脚R12の側部を進入させて、挟持部25と当付面19とで、後脚R12を挟持することができる。後側の本体11Aにおいても側部開口部S11は、挟持部25の挟持空間部23Aに対して前脚R11を着脱する際の着脱口として機能する。
また、挟持部25と当付面19とで、後脚R12が挟持されると、挟持部25の右端部を支点として、挟持部25は、当付面19から離間するように弾性変形する。つまり、挟持部25は、弾性をもって後脚R12を挟持する。
なお、後側の本体11Aの挟持部25も同様の構成であり、後脚R12の軸方向の外形状および径方向の外形状に沿ったものとなっている。このため、密着性が高まり、ガタツキ難くなっている。
図11(a)に示すように、本変形例のリール固定装置10Bは、当付面16,17にリブ16B,17Bが設けられている。
固定フード40は、釣竿取付脚R1の後脚R12(図13参照)を保持する保持空間部41を備えている。後脚R12は、固定フード40の前面に形成された開口部42を通じて保持空間部41に挿入される。
固定フード40Aは、釣竿取付脚R1の前脚R11(不図示)を保持する保持空間部41Aを備えている。前脚R11は、固定フード40Aの後面に形成された開口部42Aを通じて保持空間部41Aに挿入される。
初めに、一方の手でリール固定装置10C(竿杆1)を把持し、他方の手で魚釣用スピニングリールRを持ち、リール固定装置10Cの下面側に魚釣用スピニングリールRの釣竿取付脚R1を近付ける。
以上の操作により、リール固定装置10Cに釣竿取付脚R1を固定することができる。
例えば、第1実施形態における側部開口部S1,S2、第2実施形態における側部開口部S11,S11は、相反する側に設けたものを示したが、これに限られることはなく、同じ側に開口するように設けてもよい。
同様に、第2実施形態においても、本体11Aを3つ以上用意して、各挟持部25で釣竿取付脚R1を挟持するように構成してもよい。
また、同様に、第2実施形態において、前側の側部開口部S11における当付面19の右縁部19bや、後側の側部開口部S11における当付面19の左縁部19aに対して、部分的にあるいは全体的に突部(隆起部)を設けてもよい。
なお、上り傾斜状の緩い斜面は、当付面16,17,19の全体に形成するものに限られることはなく、釣竿取付脚R1の進入方向に向けて当付面16,17,19の中央部付近に至る領域に形成してもよい。
また、上り傾斜状の緩い斜面は、前記突部に連続するように形成してもよいし、当付面16,17,19の一部に設けてもよい。
10 リール固定装置
11 リールシート本体(本体)
16,17 当付面
19 当付面
20 前挟持部(挟持部)
25 挟持部
30 後挟持部(挟持部)
R 魚釣用スピニングリール(魚釣用リール)
R1 釣竿取付脚
R11 前脚
R12 後脚
S1,S2,S11 開口部
Claims (8)
- 竿杆に取り付けられ、魚釣用リールの釣竿取付脚を着脱可能に固定するリール固定装置であって、
前記竿杆が挿通される貫通孔が形成されたリールシート本体と、
前記リールシート本体に設けられ、前記釣竿取付脚が当て付けられる当付面と、
前記当付面とで前記釣竿取付脚の端部を挟持し、互いに離間する前側の挟持部及び後側の挟持部と、を備え、
前記当付面と前記前側の挟持部及び前記後側の挟持部との間には、前記当付面の法線方向から視て、前記貫通孔の延在方向に対して、互いに相反する側方に開口する前側の開口部及び後側の開口部がそれぞれ形成され、
前記前側の開口部は、先端に向かうにつれて肉薄となるように形成された前記釣竿取付脚の前脚を挿入可能に、前記釣竿取付脚の前脚の先端側に向かうにつれて徐々に狭くなるように傾斜して形成され、
前記後側の開口部は、先端に向かうにつれて肉薄となるように形成された前記釣竿取付脚の後脚を挿入可能に、前記釣竿取付脚の後脚の先端側に向かうにつれて徐々に狭くなるように傾斜して形成され、
前記釣竿取付脚を前記竿杆に対して回動させて、前記前側の開口部及び前記後側の開口部の互いに相反する側方から前記釣竿取付脚の前脚の側部と後脚の側部とをそれぞれ進入させて、前記当付面と前記前側の挟持部との間で前記釣竿取付脚の前脚を挟持させるとともに、前記当付面と前記後側の挟持部との間で前記釣竿取付脚の後脚を挟持させることを特徴とするリール固定装置。 - 竿杆に取り付けられ、魚釣用リールの釣竿取付脚を着脱可能に固定するリール固定装置であって、
前記竿杆が挿通される貫通孔が形成されたリールシート本体と、
前記リールシート本体に設けられ、前記釣竿取付脚が当て付けられる当付面と、
前記当付面とで前記釣竿取付脚の端部を挟持し、互いに離間する前側の挟持部及び後側の挟持部と、を備え、
前記当付面と前記前側の挟持部及び前記後側の挟持部との間には、前記当付面の法線方向から視て、前記貫通孔の延在方向に対して、同じ側方に開口する前側の開口部及び後側の開口部がそれぞれ形成され、
前記前側の開口部は、先端に向かうにつれて肉薄となるように形成された前記釣竿取付脚の前脚を挿入可能に、前記釣竿取付脚の前脚の先端側に向かうにつれて徐々に狭くなるように傾斜して形成され、
前記後側の開口部は、先端に向かうにつれて肉薄となるように形成された前記釣竿取付脚の後脚を挿入可能に、前記釣竿取付脚の後脚の先端側に向かうにつれて徐々に狭くなるように傾斜して形成され、
前記釣竿取付脚を前記竿杆に対して平行移動させて、前記前側の開口部及び後側の開口部の同じ側方から前記釣竿取付脚の前脚の側部と後脚の側部とをそれぞれ進入させて、前記当付面と前記前側の挟持部との間で前記釣竿取付脚の前脚を挟持させるとともに、前記当付面と前記後側の挟持部との間で前記釣竿取付脚の後脚を挟持させることを特徴とするリール固定装置。 - 前記前側の挟持部は、前記リールシート本体の一側方に片持ち支持され、他側方へ向けて帯状に延在しており、
前記後側の挟持部は、前記リールシート本体の他側方に片持ち支持され、一側方へ向けて帯状に延在していることを特徴とする請求項1に記載のリール固定装置。 - 前記前側の挟持部及び前記後側の挟持部は、前記リールシート本体の一側方にそれぞれ片持ち支持され、他側方へ向けてそれぞれ帯状に延在していることを特徴とする請求項2に記載のリール固定装置。
- 前記リールシート本体は、前記竿杆の軸方向に分離しており、
一方の前記リールシート本体に前記前側の挟持部が形成され、他方の前記リールシート本体に前記後側の挟持部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のリール固定装置。 - 竿杆に取り付けられ、魚釣用リールの釣竿取付脚を着脱可能に固定するリール固定装置であって、
前記竿杆が挿通される貫通孔が形成されたリールシート本体と、
前記リールシート本体に設けられ、前記釣竿取付脚が当て付けられる当付面と、
前記釣竿取付脚の後脚を保持する保持空間部を備える固定フードと、
前記当付面とで前記釣竿取付脚の前脚を挟持する挟持部と、を備え、
前記当付面と前記挟持部との間には、前記当付面の法線方向から視て、前記貫通孔の延在方向に対して、側方に開口する開口部が形成され、
前記開口部は、先端に向かうにつれて肉薄となるように形成された前記釣竿取付脚の前脚を挿入可能に、前記釣竿取付脚の前脚の先端側に向かうにつれて徐々に狭くなるように傾斜して形成され、
前記固定フードに挿入された前記釣竿取付脚の後脚を支点に、前記釣竿取付脚を回動させて、前記開口部の側方から前記釣竿取付脚の前脚の側部を進入させて、前記当付面と前記挟持部との間で前記釣竿取付脚の前脚を挟持させることを特徴とするリール固定装置。 - 竿杆に取り付けられ、魚釣用リールの釣竿取付脚を着脱可能に固定するリール固定装置であって、
前記竿杆が挿通される貫通孔が形成されたリールシート本体と、
前記リールシート本体に設けられ、前記釣竿取付脚が当て付けられる当付面と、
前記釣竿取付脚の前脚を保持する保持空間部を備える固定フードと、
前記当付面とで前記釣竿取付脚の後脚を挟持する挟持部と、を備え、
前記当付面と前記挟持部との間には、前記当付面の法線方向から視て、前記貫通孔の延在方向に対して、側方に開口する開口部が形成され、
前記開口部は、先端に向かうにつれて肉薄となるように形成された前記釣竿取付脚の後脚を挿入可能に、前記釣竿取付脚の後脚の先端側に向かうにつれて徐々に狭くなるように傾斜して形成され、
前記固定フードに挿入された前記釣竿取付脚の前脚を支点に、前記釣竿取付脚を回動させて、前記開口部の側方から前記釣竿取付脚の後脚の側部を進入させて、前記当付面と前記挟持部との間で前記釣竿取付脚の後脚を挟持させることを特徴とするリール固定装置。 - 前記挟持部は、前記リールシート本体の一側方に片持ち支持され、他側方へ向けて帯状に延在していることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のリール固定装置。
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