JP6774241B2 - 特定システム、特定方法、及び特定プログラム - Google Patents
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また、指標取得手段にて取得した温熱環境指標が格納手段における温熱環境指標の不足領域に該当する場合に満足度の申告を促進するので、不足領域のデータを効果的に充足させて、相関データをより精度高く特定することができると共に、不要なタイミングでの申告促進が多発することによる煩わしさを低減できる。
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、相関データを特定する特定システムに関する。ここで、「相関データ」とは、「温熱環境指標」と「満足度」との関係性を示すデータであって、本実施の形態では、後述する図6に示すPMV−pPPDの式である。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
まずは、実施の形態に係る特定システムについて説明する。
まず、本実施の形態に係る特定システム1の構成を説明する。図1は、本実施の形態に係る特定システム1を概略的に示す図である。この図1に示すように、特定システム1は、サーバ10、複数の携帯端末20、複数の空調機器30、及び複数のビーコン40を概略的に備える。なお、各機器の台数は例示に過ぎず、図示のものに限定されない。なお、同一名称の機器はいずれも同様に構成できるので詳細な説明を省略する。また、サーバ10を管理する者を以下では「管理者(図示省略)」、携帯端末20を保有する者を以下では「対象者」と必要に応じて区別して称する。
サーバ10は、特定システム1を管理するコンピュータであり、例えば管理室や電気室等に配置される。ただし、これに限らず、サーバ10はクラウド上に設けたクラウドサーバであってもよい。図2は、サーバ10を例示するブロック図である。この図2に示すように、サーバ10は、概略的に、入力部11、出力部12、通信部13、制御部14、及び記憶部15を備える。
入力部11は、管理者からの各種操作入力を受け付ける操作手段である。本実施の形態では、この入力部11は、公知のマウスやキーボードで構成されるが、これに限らず例えば透明又は半透明状に形成され、サーバ10の出力部12(ディスプレイ)の前面において当該出力部12の表示面と重畳するように設けられてタッチパッドとして形成してもよい。このタッチパッド(後述する携帯端末20の入力部21も同様)としては、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のタッチパッドを用いることができ、管理者の指等で押圧されることにより、当該管理者から各種操作入力を受け付ける。
出力部12は、後述する制御部14の制御に基づいて各種情報(例えば、記憶部15に格納された情報)を出力する出力手段である。この出力部12(後述する携帯端末20の出力部22も同様)の具体的な構成は任意であり、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。
通信部13は、空調機器30や携帯端末20との間でネットワークを介した通信を行う通信手段である。この通信部13(後述する携帯端末20の通信部24も同様)の具体的な種類や構成は任意であり、有線又は無線のいずれの通信を用いてもよいが、本実施の形態では、空調機器30に対しては有線通信、携帯端末20に対しては無線通信が適用される。
制御部14は、サーバ10を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る特定プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介してサーバ10にインストールされることで、サーバ10の制御部14の各部を実質的に構成する。
記憶部15は、サーバ10の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記憶する記憶手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、DVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体、又はFlash、ROM、USBメモリ、SDカードの如き電気的記録媒体を含む、その他の任意の記憶媒体を用いることができる。
対象者現在DB15aは、対象者の現在の環境を特定するための対象者現在情報を格納する対象者現在情報格納手段である。図3は、対象者現在情報を例示する図である。この図3に示すように、対象者現在情報は、例えば、項目「演算日時」、項目「対象者ID」、項目「現在位置」、項目「ゾーンID」、項目「室内温度」、項目「室内湿度」、項目「平均放射温度」、項目「風速」、項目「着衣量」、項目「代謝量」、項目「PMV」、と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。
図2に戻り、関連蓄積DB15bは、申告PPD取得部14bにて取得した不快度(申告PPD)と、申告PPD取得部14bにて申告PPDを取得した際における対象者の温熱環境指標(PMV)であって、指標取得部14cにて取得したPMVと、を相互に関連付けた関連蓄積情報を格納する格納手段である。図4は、関連蓄積情報を例示する図である。この図4に示すように、関連蓄積情報は、例えば、項目「対象者ID」、項目「階級」、項目「申告日時」、項目「PMV」、及び項目「申告PPD」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。この関連蓄積情報は、対象者が携帯端末20から不快度を申告する度に更新される。
図2に戻り、変数DB15cは、対象者毎のPMVとPPDとの関係性を示す相関データ(以下、PMV−pPPDの式(下記式(1))を特定するための変数情報を格納する変数情報格納手段である。
pPPD=1−(1−minPPD)×e(a×(PMV−shiftPMV)^4+b×(PMV−shiftPMV)^2)・・・(1)
ただし、
minPPD=PPD最小値
a=感度
b=感度
shiftPMV=PPD最小値となるPMVのずれ
図2に戻り、空調DB15dは、空調に関する空調情報を格納する空調情報格納手段である。図7は、空調情報を例示する図である。この図7に示すように、空調情報は、例えば、項目「空調ID」、項目「ビーコンID」、項目「設定風量」、及び項目「風速」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。
図1に戻り、携帯端末20は、対象者の代謝量を検出する代謝検出部23と、対象者が不快度を申告するための入力部21と、を有する端末である。図8は、携帯端末20を例示するブロック図である。この携帯端末20はサーバ10と通信可能な任意の機器を適用でき、例えばノートパソコンやスマートフォンなどでも構わないが、本実施の携帯ではウェアラブル端末(特に、腕に装着する腕時計型端末)であるものとする。ここで、図8に示すように、携帯端末20は、概略的に、入力部21、出力部22、代謝検出部23、通信部24、及び制御部25を備える。
入力部21は、対象者からの各種操作入力を受け付ける操作手段である。また、対象者が不快度(申告PPD)の申告をするための申告手段である。本実施の形態では、この入力部21は、透明又は半透明状に形成され、携帯端末20の出力部22(ディスプレイ)の前面において当該出力部22の表示面と重畳するように設けられてタッチパッドとして形成されている。
出力部22は、後述する制御部25の制御に基づいて各種情報を出力する出力手段である。
代謝検出部23は、対象者の代謝量を検出する検出手段である。この代謝量の検出の具体的方法については任意であるが、例えば携帯端末20に予め登録された対象者の身長及び体重、携帯端末20に内蔵された加速度センサ(図示省略)のデータ、並びに対象者の脈拍などに基づいて公知の方法で検出できる。
通信部24は、サーバ10やビーコン40との間でネットワークを介した通信を行う通信手段である。具体的には、ビーコン40から発信された電波の受信や、サーバ10に対して申告PPDの送信などを行う。
制御部25は、携帯端末20を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る特定プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して携帯端末20にインストールされることで、携帯端末20の制御部25の各部を実質的に構成する。
図1に戻り、空調機器30は、対象者の存在する空間(部屋)の空調を行う空調手段である。この空調機器30としては、部屋の温熱環境を変化させる任意の機器を適用できるが、本実施の形態では、空調空気を送風して部屋の温度を調整する公知のパーソナルファン31と、温度調整可能なパネルの輻射により天井を暖めたり冷やしたりする公知の放射パネル32を採用する。ただし、これに限らず空調機器30として例えばビル用マルチ室内機などのパッケージエアコン(PAC)、ファンコイルユニット(FCU)、エアハンドリングユニット(AHU)、又はその他の空調機を採用できる。この空調機器30の位置や数は任意であるが、本実施の形態では説明の便宜上、1つの部屋に1ペア(パーソナルファン31及び放射パネル32)の空調機器30が配置されているものとする。ただし、本実施の形態においては、特記する場合を除いて空調機器30とはパーソナルファン31を指すものとして説明する。また、このパーソナルファン31は数段階に設定風量を調整できてもよく、本実施の形態では「切」、「弱」、「中」、「強」の4段階に調整できる。
ビーコン40は、携帯端末20の現在位置を特定するための信号を発信するための発信手段である。このビーコン40の位置や数は任意であるが、本実施の形態では各ゾーン(部屋)に複数のビーコン40が配置されている。このビーコン40は、所定の周期(例えば数秒毎)で自身のビーコンIDを信号に載せて送信しており、この信号を受信した携帯端末20は当該信号に含まれるビーコンIDに基づいて携帯端末20の現在位置を特定できる。
続いて、本実施の形態に係る特定システム1にて実行される指標取得処理、促進処理、申告処理、申告PPD取得処理、特定処理、及び制御処理の一例について説明する。
まずは、指標取得処理について説明する。図9は、指標取得処理のフローチャートである。この指標取得処理は、概略的に、各対象者のPMVを取得する処理である。なお、この指標取得処理を実行するタイミングは任意であり、例えばサーバ10の電源がオンとなった場合に自動的に実行するものとして説明する。
次に、促進処理について説明する。図10は、促進処理のフローチャートである。この促進処理は、概略的に、対象者に対して不快度の申告の促進を行うための処理である。なお、この促進処理を実行するタイミングは任意であり、例えばサーバ10の電源がオンとなった場合に自動的に実行するものとして説明する。また、この促進処理は、各対象者に対して行われるが、いずれも同様の処理であるため以下では1人の対象者(以下では、対象者ID0001の対象者)に対する処理のみ説明する。
次に、申告処理について説明する。図11は、申告処理のフローチャートである。この申告処理は、概略的に、対象者が不快度(申告PPD)の申告を行うための処理である。なお、この申告処理を実行するタイミングは任意であり、例えば携帯端末20の電源がオンとなった場合に自動的に実行するものとして説明する。
次に、申告PPD取得処理について説明する。図13は、申告PPD取得処理のフローチャートである。この申告PPD取得処理は、概略的に、対象者から申告された申告PPDを取得して、図4に示す関連蓄積DB15bを更新するための処理である。なお、この申告PPD取得処理を実行するタイミングは任意であり、例えばサーバ10の電源がオンとなった場合に自動的に実行するものとして説明する。
次に、特定処理について説明する。図14は、特定処理のフローチャートである。この特定処理は、概略的に、関連蓄積DB15bに格納されたPMVとPPDとに基づいて、PMVとPPDとの関係性を示す相関データ(PMV−pPPDの式)を特定する特定処理である。なお、このように関連蓄積DB15bに格納されたPMVとPPDとに基づいて相関データを特定することを、必要に応じて「学習する」と称する。なお、この特定処理を実行するタイミングは任意であり、例えば上述した図13に示す申告PPD取得処理が終了した場合に自動的に実行するものとして説明する。
pPPD=1−(1−0.23)×e(0.13×(PMV−0.09)^4−1.45×(PMV−0.09)^2)・・・(2)
最後に、制御処理について説明する。図15は、制御処理のフローチャートである。この制御処理は、概略的に、上述した特定処理で特定したPMV−pPPDの式に基づいて、対象者にとって快適なように空調機器30(以下、パーソナルファン31)を制御するための処理である。なお、学習初期(上述した特定処理にて対象者に固有の相関データ(PMV−pPPDの式)を特定する前)には、相関データの初期値として、公知の一般的なPMV−pPPDの式(図6の初期値参照)に基づいて当該制御処理を実行してもよい。また、この制御処理を実行するタイミングは任意であり、例えばサーバ10の電源がオンとなった場合に自動的に実行するものとして説明する。
本実施の形態によれば、申告PPDについて対象者に申告を促して主導的タイミングで申告PPDを取得するので、対象者からのクレーム時のような受動的タイミングに限らず能動的タイミングで申告PPDを取得でき、対象者の意思を好適に反映させて、PMV−pPPDの式を精度よく特定できる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。本出願における「システム」とは、複数の装置によって構成されたものに限定されず、単一の装置によって構成されたものを含む。例えば、特定システム1をサーバ10のみで構成しても構わない。また、本出願における「端末」、「機器」とは、単一の端末や機器によって構成されたものに限定されず、複数の端末や機器によって構成されたものを含む。
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
本実施の形態では、携帯端末20の現在位置を特定するためにビーコン40からの発信電波を利用したが、現在位置を特定可能であればこれに限らず、例えば携帯端末20に例えばGPS又は地磁気センサの如き現在位置取得部を設けて現在位置を特定してもよい。
本実施の形態では、サーバ10の制御部14が制御処理を実行して自動的に空調機器30を制御するものとして説明したが、これに限らず、例えば特定処理にて特定された各対象者のpPPDを参照して、適切な温熱環境となるように管理者が空調機器30を手動で制御してもよい。
本実施の形態では、「申告の不足領域」とは、申告PPDの申告件数が所定数未満の階級であるものとしたが、これに限らない。例えば申告を時間帯で区分し、申告PPDの申告件数が所定数未満の時間帯を不足領域としてもよい。また、申告を任意の指数で表現し、この指数が所定数未満の階級を不足領域としてもよい。また、不足領域であるか否かの判定をせずに申告を促進しても構わない。
付記1の特定システムは、対象者に対して環境に対する満足度の申告を促進する促進手段と、前記対象者から申告された前記満足度を取得する満足度取得手段と、前記対象者の温熱環境指標を取得する指標取得手段と、前記満足度取得手段にて取得した満足度と、前記満足度取得手段にて前記満足度を取得した際における前記対象者の温熱環境指標であって、前記指標取得手段にて取得した前記温熱環境指標と、を相互に関連付けて格納する格納手段と、前記格納手段に格納された前記温熱環境指標と前記満足度とに基づいて、前記温熱環境指標と前記満足度との関係性を示す相関データを特定する特定手段と、を備える。
付記1に記載の特定システム、付記6に記載の特定方法、又は付記7に記載の特定プログラムによれば、満足度について対象者に申告を促して主導的タイミングで満足度を取得するので、対象者からのクレーム時のような受動的タイミングに限らず能動的タイミングで満足度を取得でき、対象者の意思を好適に反映させて、相関データを精度よく特定できる。
10 サーバ
11 入力部
12 出力部
13 通信部
14 制御部
14a 促進部
14b 申告PPD取得部
14c 指標取得部
14d 特定部
15 記憶部
15a 対象者現在DB
15b 関連蓄積DB
15c 変数DB
15d 空調DB
20 携帯端末
21 入力部
22 出力部
23 代謝検出部
24 通信部
25 制御部
30 空調機器
31 パーソナルファン
32 放射パネル
40 ビーコン
Claims (6)
- 対象者に対して環境に対する満足度の申告を促進する促進手段と、
前記対象者から申告された前記満足度を取得する満足度取得手段と、
前記対象者の温熱環境指標を取得する指標取得手段と、
前記満足度取得手段にて取得した満足度と、前記満足度取得手段にて前記満足度を取得した際における前記対象者の温熱環境指標であって、前記指標取得手段にて取得した前記温熱環境指標と、を相互に関連付けて格納する格納手段と、
前記格納手段に格納された前記温熱環境指標と前記満足度とに基づいて、前記温熱環境指標と前記満足度との関係性を示す相関データを特定する特定手段と、を備え、
前記促進手段は、前記指標取得手段にて取得した前記温熱環境指標が、前記格納手段に格納された温熱環境指標のうち、前記満足度の申告の不足領域に関連付けられた温熱環境指標であるか否かを判断し、前記満足度の申告の不足領域に関連付けられた温熱環境指標であると判断した場合、前記満足度の申告を促進する、
特定システム。 - 前記温熱環境指標は複数の階級に区分されており、
前記促進手段は、前記指標取得手段にて取得した前記温熱環境指標の階級が、前記格納手段に格納された温熱環境指標の階級のうち、前記満足度の申告の件数が所定値よりも少ない階級に該当する場合、前記満足度の申告の不足領域に関連付けられた温熱環境指標であると判断する、
請求項1に記載の特定システム。 - 前記温熱環境指標は、前記対象者の代謝量に少なくとも基づいて算定され、
前記対象者の代謝量を検出する検出手段と、前記対象者が前記満足度を申告するための申告手段と、を有する携帯端末をさらに備える、
請求項1又は2に記載の特定システム。 - 前記温熱環境指標は、前記対象者の代謝量及び着衣量、並びに、室内温度、室内湿度、風速、及び平均放射温度の6要素に少なくとも基づいて算定される、
請求項1から3のいずれか一項に記載の特定システム。 - 対象者に対して環境に対する満足度の申告を促進する促進工程と、
前記対象者から申告された前記満足度を取得する満足度取得工程と、
前記対象者の温熱環境指標を取得する指標取得工程と、
前記満足度取得工程において取得した満足度と、前記満足度取得工程において満足度を取得した際における前記対象者の温熱環境指標であって、前記指標取得工程にて取得した前記温熱環境指標と、を相互に関連付けて格納する格納手段に格納された前記温熱環境指標と前記満足度とに基づいて、前記温熱環境指標と前記満足度との関係性を示す相関データを特定する特定工程と、を含み、
前記促進工程は、前記指標取得工程にて取得した前記温熱環境指標が、前記格納手段に格納された温熱環境指標のうち、前記満足度の申告の不足領域に関連付けられた温熱環境指標であるか否かを判断し、前記満足度の申告の不足領域に関連付けられた温熱環境指標であると判断した場合、前記満足度の申告を促進する、
特定方法。 - コンピュータを、
対象者に対して環境に対する満足度の申告を促進する促進手段と、
前記対象者から申告された前記満足度を取得する満足度取得手段と、
前記対象者の温熱環境指標を取得する指標取得手段と、
前記満足度取得手段にて取得した満足度と、前記満足度取得手段にて満足度を取得した際における前記対象者の温熱環境指標であって、前記指標取得手段にて取得した前記温熱環境指標と、を相互に関連付けて格納する格納手段と、
前記格納手段に格納された前記温熱環境指標と前記満足度とに基づいて、前記温熱環境指標と前記満足度との関係性を示す相関データを特定する特定手段と、として機能させ、
前記促進手段は、前記指標取得手段にて取得した前記温熱環境指標が、前記格納手段に格納された温熱環境指標のうち、前記満足度の申告の不足領域に関連付けられた温熱環境指標であるか否かを判断し、前記満足度の申告の不足領域に関連付けられた温熱環境指標であると判断した場合、前記満足度の申告を促進する、
特定プログラム。
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