JP6772941B2 - スイッチ装置 - Google Patents
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Description
この特許文献1に示された従来のスイッチ装置は、操作部から分離可能にされたスイッチ部に、待機位置と使用位置との間で回転し、待機位置でスイッチ部の開閉接点機構を操作部の操作位置の開閉状態に駆動し、使用位置で前記開閉接点機構を操作部の待機位置の開閉状態に駆動する回転駆動板を設け、前記操作部に、この操作部が前記スイッチ部に結合装着されたとき、前記回転駆動板と係合して、この回転駆動板を待機位置から使用位置に回転駆動する係合部を設け、前記操作部を前記スイッチ部に脱着することにより、前記開閉接点機構を予め定めた開閉状態とするものである。
すなわち、操作部に対してスイッチ部を装着する際に、回転駆動板101に形成されたカム部102が待機位置となるA点で厚みが一番厚く、その後使用位置となるB点に達するまでの間に厚みが徐々に薄くなり、B点に達すると厚みが一番薄くなり、その後C点までB点と同じ厚みとなっている。
そこで、本発明は、上記従来例の課題に着目してなされたものであり、スイッチ部を操作部に装着する際に、通電状態の継続区間を短縮するようにしたスイッチ装置を提供することを目的としている。
本発明に係るスイッチ装置の第1実施形態を図1〜図8を伴って説明する。
本発明に係るスイッチ装置1は、図1及び図2に示すように、互いに結合及び分離が可能に構成された操作部10とスイッチ部20とを備えている。このスイッチ装置1は、例えば非常停止スイッチ装置として適用される。
操作部本体11は、円板状の鍔部11aと、この鍔部11aの一方側から軸方向に突出する第1胴部11bと、鍔部11aの他方側から軸方向に突出する第2胴部11cとを備えている。鍔部11a、第1胴部11b及び第2胴部11cには図示しないが軸方向に貫通孔が形成されている。
雄ねじ部11dには、締付ナット11fが螺合される。この雄ねじ部11dに締付ナット11fをねじ込んで、操作部10を制御盤等のパネルに締付け固定する。
可動接触子ホルダ22は、スイッチ部本体21内に復帰ばね27によって左方に付勢されて左右方向(軸方向)に移動可能に収納されている。
また、図4に示すように、スイッチ部本体21の左端部には、回転駆動部30を結合するために、一部に対向する円周方向の案内溝部21bを有する円筒部21aが突出形成されている。
ここで、カムフォロア22dが一番高い高さHh1の平坦面32c1に係合している第1待機位置P1では、可動接触子ホルダ22が復帰ばね27に抗して右方に移動し、b接点を構成する可動接触子26bが固定接触子25bから右方に離間してb接点が釈放状態となり、a接点を構成する可動接触子26aが固定接触子(図示せず)に接触して投入状態となる押ボタン12を押し込んだ操作状態と同じ開閉状態となる。
なお、第1待機位置P1及び第2待機位置P3での平坦面32c1及び32c4の高さを、平坦面32c1の高さに対して平坦面32c4を低く設定したが、これに限定されるものではなく、両者を同一高さとしたり、平坦面32c1を平坦面32c4より低い高さとしたりすることができる。要は、第1待機位置P1及び第2待機位置P3でb接点が釈放状態を維持し、a接点が投入状態を維持できれば平坦面32c1及び32c4の高さを任意の高さに設定できる。
スイッチ部本体21の円筒部21aにより支持された回転駆動板32に左部から回転カバー31が被せられて、回転カバー31と回転駆動板32とが一体化されている。この回転カバー31と回転駆動板32との間に捩りコイルばねで構成した回転駆動ばね33を挿入し、この回転駆動ばね33によって、回転カバー31及び回転駆動板32に軸方向(左方向)および回転方向(第1待機位置)の弾性復元力を与える。
次に、このように回転駆動板32が第1待機位置P1に置かれたスイッチ部20を操作部10に結合して使用状態にするときの手順を、図7を参照して説明する。
このような操作状態のスイッチ装置1を図1及び図2に示すような待機状態に復帰させるには、押ボタン12を押ボタン12の表面に表示された矢印の方向に捻回操作してロック状態を解除することにより行う。
その後、回転駆動板32が回転して使用位置P2に達する前のスイッチ部20が操作部10側に例えば6.2mm進んだ位置でb接点構成の開閉接点機構が投入状態すなわち接点オン状態に切り換わる。その後、スイッチ部20が操作部10側へさらに進み、回転駆動板32が使用位置P2を通りすぎてスイッチ部が操作部10側に例えば7.8mmの位置でb接点構成の開閉接点機構が釈放状態すなわち接点オフ状態に切り換わる。
なお、上記第1の実施形態では、回転駆動板32を半円筒状に2分割した構成とした場合について説明したが、一方を省略して片側の回転駆動板32のみを使用することもできる。この場合には、操作部10の第2胴部11cに形成する係合溝11eも対応する位置に1個所設けるようにすればよい。
この第2実施形態は、前述した第1実施形態の回転駆動板をカム形状の異なる2種類の第1及び第2の回転駆動板部で構成するようにしたものである。
すなわち、第2実施形態では、前述した第1実施形態における回転駆動板32を、図9〜図12に示すように、第1実施形態における2組の回転駆動板32の一方を第1回転駆動板部32Aとし、他方を第2回転駆動板部32Bとし、2枚の回転駆動板部32A及び32Bで回転駆動板32を構成している。
その他の構成については前述した第1実施形態と同様であり、第1実施形態との対応部分には同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
このため、第2実施形態でも、スイッチ部20を操作部10に装着する際に、b接点構成の開閉接点機構を、図12(c)に示すように、使用位置P2の近傍でのみ接点オンの状態とすることができ、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記第1及び第2実施形態では、本発明に係るスイッチ装置を非常停止スイッチ装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、押しボタンスイッチ装置などの接点機構を内装したスイッチ装置に本発明を適用することができる。
Claims (5)
- 操作部と、この操作部に連動して開閉される開閉接点機構を備えたスイッチ部とを相互に分離可能に結合するスイッチ装置であって、
前記スイッチ部に、第1待機位置と該第1待機位置に対して使用位置を挟む第2待機位置との間で駆動する駆動部を設け、前記操作部に、当該操作部に前記スイッチ部が結合装着されるときに、前記駆動部と係合して、当該駆動部を第1待機位置から前記使用位置及び前記第2待機位置を経て前記使用位置に戻るように駆動する係合部を設け、
前記開閉接点機構は、前記駆動部の前記第1待機位置及び前記第2待機位置で前記操作部が操作状態のときの開閉状態となり、前記駆動部の前記使用位置で前記操作部が待機状態のときの開閉状態となるスイッチ装置。 - 前記駆動部は、一端に前記開閉接点機構を開閉駆動するカム部を備え、該カム部に前記開閉接点機構に形成したカムフォロアが係合する請求項1に記載のスイッチ装置。
- 前記駆動部は、前記スイッチ部が前記操作部から離脱したとき、使用位置から待機位置に戻す復帰ばねを備えている請求項1又は2に記載のスイッチ装置。
- 前記操作部と前記駆動部とを係合する係合回動部は、操作部及び駆動部の一方に設けた軸方向に対して傾斜する係合溝と、前記駆動部及び前記操作部の他方に設けた前記係合溝に嵌合される係合突起とにより構成されている請求項1から3の何れか一項に記載のスイッチ装置。
- 前記駆動部は、前記第1待機位置及び前記使用位置間に形成された第1カム部を備えた第1回転駆動板部と、前記使用位置及び前記第2待機位置間に形成された第2カム部を備えた第2回転駆動板部とで構成されている請求項1から4の何れか一項に記載のスイッチ装置。
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