JP6772635B2 - 接地短絡器具、及びその仮支持具 - Google Patents
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Description
これら各種接地短絡器具のうち、特に22kVの特別高圧電線路を接地短絡するためのものとして、特許文献5に開示されたような接地線端部用仮支持具及び接地短絡器具がある。この先行技術に開示された接地短絡器具を用いて接地短絡作業を行う場合、電線路に固定された電線路側ネジ端子のカバー部材(中空通常体)の内奥部に位置する雌ネジ部に分岐接地線の先端部に取り付けられた接地線側ネジ端子の雄ネジ部を螺合させるが、そのためには絶縁操作棒の先端にネジ端子保持具を取り付け、そのネジ端子保持具の回転工具部に接地線側ネジ端子の六角ネジ部を挿入した状態で絶縁操作棒を操る必要がある。
そこで、本発明は、電線路を接地短絡する場合に、電線路側の接続端子に接地線の端子を容易かつ安全に接続する作業を実現する接地線および接地線仮支持具等の接地短絡器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決する接地短絡器具の第2の発明は、前記第1の発明の特定事項に加え、前記導電性軸部材のジョイント部側にフランジを形成し、該フランジを介して導電性軸部材の雄ネジ部と前記導電性ワッシャ部材とを導通させたことを特徴とする。
上記課題を解決する接地短絡器具の第3の発明は、前記第1の発明の特定事項に加え、前記ジョイント部が導電性の材料から構成したことを特徴とする。
上記課題を解決する本発明に係る接地短絡器具の仮支持具は、請求項1乃至請求項3に記載された接地短絡器具を構成する前記3個の前記接地線ネジ端子機構の雄ネジ部を螺合させて仮支持する仮支持具であって、ベース部材と、該ベース部材に設けられて一本の前記電線路に対して絶縁操作棒により着脱操作される電線路取付機構と、前記ベース部材に設けられて前記接地短絡器具の前記各接地線ネジ端子機構の雄ネジ部を着脱可能に係止する3個のネジ端子係止部とを備え、前記ベース部材には前記接地線ネジ端子機構と夫々導通した3本の分岐接地線を取り付ける分岐接地線取付手段と、接地金具と導通した接地線を取り付ける接地線取付手段と、前記分岐接地線取付手段と接地線取付手段とを導通させる連結手段とを有していることを特徴とする。
接続端子11は、電線路1の外被2を剥がされた状態の導通線3をスリット12aから内装させるように被せて圧着接続させることにより導通接続させるストレート部12と、このストレート部12の中央部に連設されている雌ネジ部13と、を備えている。この接続端子11は、電線路1の導通線3にストレート部12を導通接続させた状態で雌ネジ部13に接地線を導通接続させることにより電線路1の接地短絡を可能にする。
蓋部材21は、接続端子11の雌ネジ部13に螺合させて固定可能な雄ネジ部22と、この雄ネジ部22に相対回転不能に連設された絶縁材料からなる棒状部材23と、この棒状部材23を中心に保持するとともにカバー部材15の差込部17の下部側開口17aを閉塞する絶縁材料からなる円盤部材24と、棒状部材23の端部に相対回転不能に連設された六角ネジ部25と、を備えている。この蓋部材21は、六角ネジ部25を回転道具などで回転させることにより棒状部材23を介して雄ネジ部22を接続端子11の雌ネジ部13に螺合させてカバー部材15の下部側開口17aを閉塞・開放するように着脱することができ、これにより電線路1の接地短絡や絶縁確保を可能にしている。
このように構成した接地線ネジ端子36の六角ネジ部39に対して、六角柱状の凹所を有した回転工具の該凹所を嵌挿させ、該回転工具を絶縁操作棒の先端に取り付けて接地線ネジ端子36の雄ネジ部38を電線路1に取り付けた接続端子11の雌ネジ部13に螺合させることで電線路の接地短絡を行っていた。しかし、電線路1に取り付けられた接続端子11の雌ネジ部13はカバー部材15の最奥に位置するため視認性が悪く、また、六角ネジ部39を回転工具に嵌挿させているため、回転工具から六角ネジ部39が抜け落ち易いという問題点があった。更には接地線ネジ端子36の丸端子37は雄ネジ部38が抜け落ちないように構成されているので、六角ネジ部39を回転させて雄ネジ部38を接続端子11の雌ネジ部13に螺合させようとすると、六角ネジ部39の回転に伴って丸端子37が供回りしやすく、その結果、丸端子37に取り付けられた分岐接地線35が絶縁操作棒に絡みつき、作業性が低下する虞があること前述のとおりである。
図5は本発明に係る接地短絡器具の接地線50を示す図、図6(a)、(b)、(c)は本発明に係る接地短絡器具の接地線ネジ端子機構を示す図であり、(a)、(b)は接地線ネジ端子機構のシリンダ部材が上下する状態を示した図、(c)は接地線ネジ端子機構の雄ネジ部を電線路の接続端子の雌ネジ部に固定した状態を示す図、図7は接地線ネジ端子機構の分解斜視図、図8(a)は接地線ネジ端子機構を操作する際に用いる絶縁操作棒を示す図、(b)は絶縁操作棒の先端部に接地線ネジ端子機構を取り付けた状態を示す図である。
図6、図7に判り易く示すように、接地線ネジ端子機構56は一端が開口した筒状部材により構成した導電性のジョイント部61と、ジョイント部61の他端面に略同軸状に一端が固定された導電性軸部材62と、導電性軸部材62が貫通する開口部70を中心に有し、かつ、端部に分岐接地線55が導通接続された導電性ワッシャ部材63と、導電性軸部材62が内部を貫通するコイルバネであるバネ部材64と、導電性軸部材62の外径側に軸方向移動自在に配置されてバネ部材64により上方(突出方向)へ付勢された円筒状のシリンダ部材65と、を有している。
導電性ワッシャ部材63はリング状の本体から突出した端部に分岐接地線55が導通接続されると共に、その開口部70を導電性軸部材62が貫通する。開口部70の径は導電性軸部材62の外径よりも充分に大きく形成しているため、導電性ワッシャ部材63は導電性軸部材62を中心に相対回動可能となっている。そのため、雄ネジ部68を電線路ネジ端子10の雌ネジ部13に螺合させる際、ジョイント部61及び導電性軸部材62が回転しても、導電性ワッシャ部材63の供回りが発生しにくい構成となっている。
シリンダ部材65は軸方向に貫通した円筒状の部材であり、その内壁には内側に向かって突出した凸部66が形成されている。その材料は導電性材料あるいは絶縁性材料のいずれでも利用可能であるが、加工のしやすさや軽さ等の諸要件を考慮すると、樹脂等の絶縁性材料が好ましい。シリンダ部材65はバネ部材64により雄ネジ部68方向に付勢され、導電性軸部材62の軸方向に沿って可動するが、シリンダ部材65の内壁に形成した凸部66が雄ネジ部68の下面と当接することでシリンダ部材65が抜け落ちることを防止し、図6(a)の突出状態において雄ネジ部68を非露出状態としている。
これにより、絶縁操作棒80は、図9に示した仮支持具90や接地線ネジ端子機構56のジョイント部61内に先端部を差し込んで突起82を内蔵スプリングの弾性力に抗して沈ませつつ、ピン81の双方をそのジョイント部61の差込切欠67内に進入させて回転させた後に、その進入させる力を解放すると、図8(b)に示したように突起82がスプリングの弾性力により突出してジョイント部61を押し出すことにより、その差込切欠67から屈曲する係合溝69内にピン81を離脱不能に係合させることができる。さらに、この絶縁操作棒80は、グリップ83を回転させてジョイント部61側に寄せることによりピン81が係合溝69内から離脱して回転しないようにロックすることができ、接地線ネジ端子機構56が相対回転して外れてしまうことを信頼性高く防止して取り扱い易くすることができる。ここで、この絶縁操作棒80は、中間部分に傘カバー85、86が取り付けられているとともに、全体をプラスチックなどの絶縁材料で作製されることにより絶縁性が確保されており、先端側の傘カバー85が接地線ネジ端子機構56側からの水分を滴下させるとともに、基端側の傘カバー86が安全に作業を行い得る限界位置を示して、作業する際の安全を確保している。
これにより、引掛け部97は、操作棒80のピン81をジョイント部101の差込切欠部107から係合切欠部108内の奥まで進入させて引っ掛けることにより相対回転不能かつ引抜不能(脱落不能)に取り付けることができる。
これにより、仮支持具90の引掛け部97は、引掛け部97の開口側から電線路1を進入させて引っ掛けた状態にした後に、ジョイント部101を介してスライド部105を回転させることにより、そのスライド部105のヘッド部103を引掛け部97の湾曲部分に接近させて電線路1を押圧する状態で挟持(保持)することができ、仮支持具90を電線路1の所望の位置に容易に一時的に取り付けることができる。
反対に、ジョイント部101を介してスライド部105を逆回転させることにより、そのスライド部105のヘッド部103を引掛け部97の湾曲部分から離隔させて電線路1を自由にして引掛け部97の開口側から離脱させることができ、仮支持具90を電線路1から容易に回収することができる。
これにより、3本の分岐接地線55の雄ネジ部68を仮支持具90のネジ端子係止部95に螺合させた状態で仮支持具90を電線路1に取り付けた際、ベース部材91がほぼ水平となりバランスが取れるようになっており、作業員の操作性を向上することができる。
なお、本実施の形態ではベース部材91にスリット92を形成し、該スリット92の間でボルトナット等の締め具94を用いて引掛け部97をベース部材91に固定しているが、引掛け部97をベース部材91と一体的に形成しても良い。また仮支持具90に3本の分岐接地線55を固定した状態で仮支持具90がバランスを取れるようにネジ端子係止部95の設置位置を仮支持具90の重心から略等距離としたがこれに限るものではなく、ベース部材91の形状を変える等の変更を行うことでバランスが取れるのであれば、ネジ端子係止部95は仮支持具90の重心から略等距離でない所望の位置に設置しても良い。
なお、この取付け作業に先だってベース部材91の全てのネジ端子係止部95内に全ての接地線ネジ端子機構56を螺着しておく。この螺着作業は絶縁操作棒以外の工具を用いて簡単に行うこともできる。
この際、接地線ネジ端子機構56のジョイント部61および該ジョイント部61に取り付けられた導電性軸部材62が絶縁操作棒80の操作により回転しても、導電性ワッシャ部材63は供回りが生じにくく、導電性ワッシャ部材63に取り付けられた分岐接地線55が絶縁操作棒80に絡みつきにくい。
また、ジョイント部61は従来のように六角ネジ部ではないため、操作棒により螺着作業を行っている最中に絶縁操作棒から接地線ネジ端子機構56が脱落することはない。
なお上記実施の形態と同様に、導電性ワッシャ部材63とフランジ71との間にスラスト玉軸受を配置すれば、ジョイント部61およびフランジ部70の回転力は導電性ワッシャ部材63に伝わらず、バネ部材64からの押圧力に関係なく導電性ワッシャ部材63の自由な動きを確保でき、分岐接地線55の絶縁操作棒への絡みつきを防止するうえでより一層効果を発揮する。
これにより、引掛け部127は、操作棒80のピン81をジョイント部131の差込切欠部137から係合切欠部138内の奥まで進入させて引っ掛けることにより相対回転不能かつ引抜不能(脱落不能)に取り付けることができる。
これにより、仮支持具120の引掛け部127は、引掛け部127の開口側から電線路1を進入させて引っ掛けた状態にした後に、ジョイント部131を介してスライド部135を回転させることにより、そのスライド部135のヘッド部133を引掛け部127の湾曲部分に接近させて電線路1を押圧する状態で挟持(保持)することができ、仮支持具120を電線路1の所望の位置に容易に一時的に取り付けることができる。
反対に、ジョイント部131を介してスライド部135を逆回転させることにより、そのスライド部135のヘッド部133を引掛け部127の湾曲部分から離隔させて電線路1を自由にして引掛け部127の開口側から離脱させることができ、仮支持具120を電線路1から容易に回収することができる。
更に、各分岐接地線取付穴140は図示を省略した連結手段である個別の配線を用いて束ねられ、ベース部材121の端面に設けた接地線取付手段である接地線取付穴142と導通し、該接地線取付穴142に集合接地線53を導通接続することで集合接地線53の端部に設けられたワニ口クリップなどの接地金具52と導通させるか、あるいは、個別の配線を用いず、ベース部材121を構成する導体を連結手段として利用して各分岐接地線55と集合接地線53とを導通させ、接地線ネジ端子機構56と接地金具52とを導通させても良い。
なお、各分岐接地線55の長さは、図10に示したように仮支持具120を電線路1に引っ掛け、挟圧固定した際に接地線ネジ端子機構56を電線路ネジ端子10の雄ネジ部に螺合させるために十分な長さがあれば良く、また集合接地線53の長さも仮支持具120を電線路1に固定した際、所望の個所に接地金具52を取り付けられる長さを有していれば良い。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。例えば、上述実施形態では、3相の電線路100を接地短絡させる3本の分岐接地線160の先端を支持可能にする場合を説明するが、これに限るわけではなく、1本または2本の接地線用にしてもよく、また、より多くの接地線の先端を支持可能に設計してもよいことは言うまでもない。
本発明に係る接地短絡器具は、電線路に予め導通接続されている電線路ネジ端子の雌ネジ部に着脱される接地短絡器具であって、3個の接地線ネジ端子機構と、該接地線ネジ端子機構と夫々導通した3本の分岐接地線と、該各分岐接地線を集合した集合接地線とを備え、個々の前記接地線ネジ端子機構は、一端が開口した筒状部材の周面に前記一端側から切り欠き形成された絶縁操作棒を係止するための差込切欠部を有するジョイント部と、該ジョイント部の他端に一部を固定され、他部に前記電線側ネジ端子の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を有した導電性軸部材と、前記導電性軸部材を前記分岐接地線と導通させる導電性ワッシャ部材と、前記導電性軸部材の外径側に、且つ、該導電性軸部材に対して軸方向に相対移動可能に配置され、軸方向突出位置にある時に前記接地線ネジ端子機構の雄ネジ部を非露出状態とし、軸方向退避位置にある時に前記接地線ネジ端子機構の雄ネジ部の少なくとも一部を露出させるシリンダ部材と、前記シリンダ部材を前記軸方向突出位置に付勢するバネ部材と、を備えたことを特徴とする。
この発明では、導電性軸部材が貫通する導電性ワッシャ部材の開口部を大きくとることができるので、絶縁操作棒の端部に接地線ネジ端子機構を取り付け、該接地線ネジ端子機構の雄ネジ部を電線路ネジ端子の雌ネジ部に螺合させる際、接地線ネジ端子機構のジョイント部及び導電性軸部材が回転しても、前記導電性ワッシャ部材が供回りしにくく、分岐接地線が絶縁操作棒に絡みにくいので作業効率が向上する。
この発明では接地線ネジ端子機構の雄ネジ部がフランジを介して導電性ワッシャ部材との導通が確保され、これによりジョイント部に非導電性の材料を用いることができ、絶縁操作棒を用いて作業を行う際により一層感電等の危険を回避することができる。
この発明では接地線ネジ端子機構の雄ネジ部がジョイント部を介して導電性ワッシャ部材との導通が確保され、ジョイント部として金属等の剛性の高い材料を使用することができる。
この発明では電線路ネジ端子に螺合させる接地線ネジ端子機構の雄ネジ部を仮支持具のネジ端子係止部に係止させた状態で、その電線路取付機構を電線路に一時的に取り付けることにより、電線路ネジ端子の近傍に接地線ネジ端子機構を位置させることができ、その接地線ネジ端子機構の雄ネジ部を仮支持具のベース部材のネジ端子係止部から絶縁操作棒などにより外して電線路ネジ端子に螺合させる作業を順次に行うことにより、電線路に接地線を導通接続して接地短絡することができる。またネジ端子係止部は当該仮支持具の重心点から略等距離に配置され、電線路取付機構はベース部材の重量バランスを均衡させる位置に配置されているので、接地線ネジ端子機構の雄ネジ部を仮支持具のネジ端子係止部に係止させた状態で電線路に取り付けた際、仮支持具がバランスよく保持され、作業効率を向上することができる。
接地線ネジ端子機構の雄ネジ部をネジ端子係止部(雌螺子部)に装着する作業は絶縁操作棒を用いた操作によってもよいし、絶縁操作棒以外の工具を用いて行っても良い。ネジ端子係止部は雌螺子である必要は無く、接地線ネジ端子機構を着脱自在に支持できる構造であればどのような構造であってもよい。例えば、着脱自在に接地線ネジ端子機構を保持するクリップであってもよい。
本発明によれば、分岐接地線55を仮支持具120のベース部材121に導通固定し、集合接地線53をベース部材121から導出させたので、接地線の機能の一部を仮支持具120に一体的に取り込み、作業性を向上することができる。また仮支持具120と接地線50の管理を一括して行うことで、仮支持具120と接地線50とが別の構成である場合に比較し、作業時に持出し忘れを防ぐ等の効果も有する。
Claims (5)
- 電線路に予め導通接続されている電線路ネジ端子の雌ネジ部に着脱される接地短絡器具であって、
3個の接地線ネジ端子機構と、該接地線ネジ端子機構と夫々導通した3本の分岐接地線と、を備え、
個々の前記接地線ネジ端子機構は、
絶縁操作棒を係止するための差込切欠を有するジョイント部と、
前記ジョイント部に一部を固定され、他部に前記電線路ネジ端子の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を有した導電性軸部材と、
前記導電性軸部材を前記分岐接地線と導通させる導電性ワッシャ部材と、
前記導電性軸部材の外径側において、該導電性軸部材に対して軸方向に相対移動可能に配置され、軸方向突出位置にある時に前記接地線ネジ端子機構の雄ネジ部を非露出状態とし、軸方向退避位置にある時に前記接地線ネジ端子機構の雄ネジ部の少なくとも一部を露出させるシリンダ部材と、
前記シリンダ部材を前記軸方向突出位置に付勢するバネ部材と、を備えたことを特徴とする接地短絡器具。 - 前記導電性軸部材のジョイント部側にフランジを形成し、該フランジを介して導電性軸部材の雄ネジ部と前記導電性ワッシャ部材とを導通させたことを特徴とする請求項1に記載の接地短絡器具。
- 前記ジョイント部を導電性材料から構成したことを特徴とする請求項1に記載の接地短絡器具。
- 請求項1乃至3の何れか一項に記載された接地短絡器具を構成する前記3個の前記接地線ネジ端子機構の雄ネジ部を螺合させて仮支持する仮支持具であって、
ベース部材と、該ベース部材に設けられて一本の前記電線路に対して絶縁操作棒により着脱操作される電線路取付機構と、前記ベース部材に設けられて前記接地短絡器具の前記各接地線ネジ端子機構の雄ネジ部を着脱可能に係止する3個のネジ端子係止部と、を備え、
前記3個のネジ端子係止部は仮支持具の重心点から略等距離に配置され、前記電線路取付機構は前記ベース部材の重量バランスを均衡させる位置に配置されていることを特徴とする接地短絡器具の仮支持具。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載された接地短絡器具を構成する前記3個の前記接地線ネジ端子機構の雄ネジ部を螺合させて仮支持する仮支持具であって、
ベース部材と、該ベース部材に設けられて一本の前記電線路に対して絶縁操作棒により着脱操作される電線路取付機構と、前記ベース部材に設けられて前記接地短絡器具の前記各接地線ネジ端子機構の雄ネジ部を着脱可能に係止する3個のネジ端子係止部と、を備え、
前記3個のネジ端子係止部は仮支持具の重心点から略等距離に配置され、前記電線路取付機構は前記ベース部材の重量バランスを均衡させる位置に配置されていることを特徴とする接地短絡器具の仮支持具。
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