JP2006114231A - 接地短絡器具、および接地用部品、並びに接地短絡装置 - Google Patents

接地短絡器具、および接地用部品、並びに接地短絡装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 本発明は、カットアウト装置を間接活線工法でミスなく接地することができるようにして、安全な接地作業を実現すること。
【解決手段】 箱型のカットアウト装置10の本体部11を蓋体部に代わって蓋をする蓋体ダミー22の、導通刃26を介して負荷接続部14のみに導通する端子21に雌ネジ21aを刻設する一方、この蓋体ダミー22を取り付ける接地短絡器具30の接続棒31の先端にはその雌ネジ21aに螺合させる雄ネジ32aを立設した端子接続部32を設けるとともに、その接続棒31の後端には絶縁操作棒の先端に取付可能なジョイントを設ける。
【選択図】 図7

Description

本発明は、接地短絡器具、および接地用部品、並びに接地短絡装置に関し、詳しくは、商用電源から電力供給する負荷装置側の前段に配置されるカットアウト装置において、その負荷装置側の接地作業を信頼性高く安全に行い得るようにするものに関する。
従来より、商用電源側電線には、負荷装置へ供給する電圧よりも高い電圧が供給されていることから、負荷装置に応じた電圧を供給する変圧器を設置するとともに、変圧器容量を超える過大な電流が変圧器に流れ込むことを防止するために、ヒューズを内蔵するカットアウト装置を変圧器の商用電源側に介在させることが行われている。
この種のカットアウト装置としては、例えば、図10に示すように、箱型の本体部11を蓋体部(導通部)12により閉じる構造に設計されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
このカットアウト装置10の本体部11は、商用電源側の電線から分岐させた電線D1を接続する電源接続部13と、負荷装置側の変圧器からの電線D2を接続する負荷接続部14と、が配設されている。また、カットアウト装置10の蓋体部12は、本体部11側の接続部13、14に接続する導通刃15、16を備えるとともに、ヒューズ18を介してこの導通刃15、16の間を導通させる所謂、ヒューズ筒17が配設されている。このカットアウト装置10は、蓋体部12が本体部11の一端側に回動可能に取り付けられており、その本体部11の開放面側を閉じるように蓋体部12を回動させることにより蓋をするのと同時に、接続部13、14に導通刃15、16を接続して、その電源接続部13と負荷接続部14との間をヒューズ筒17を介して導通させることができる。
このような箱型のカットアウト装置10は、図10に図示するように蓋体部12を回動させて本体部11を開放する状態にして、図11に示す蓋体ダミー(非導通部)22を蓋体部12に代えて本体部11に取り付けることができる。この蓋体ダミー122は、本体部11側の負荷接続部14に接続する導通刃126と、本体部11側に設けられている差込孔19に差し込む絶縁材料からなるダミー刃128と、外面に配置されて負荷装置側の負荷接続部14に接続する導通刃126に導通する端子(設置用端子部)121と、を備えている。
そして、この蓋体ダミー122の端子121には、図12に示す接地短絡器具110を接続してカットアウト装置10の負荷装置側を接地することができる。この接地短絡器具110は、その端子121に接続する端子接続部112と、地面に導通する接地導体に接続するクリップ(接地部)114と、これら端子接続部112およびクリップ114を導通接続するケーブル115と、を備えており、この接地短絡器具110は、複数本に分岐されたケーブル115a〜115c毎の接続棒111の先端に端子接続部112が配設されている。
したがって、このカットアウト装置10は、蓋体部(通常使用部品)12に代えて、蓋体ダミー(接地用部品)122を本体部11に取り付けた場合、この蓋体ダミー122では電源接続部13に接続する導通刃15やヒューズ筒17が外されているので、変圧器などのメンテナンス等を行う際に、図13に示すように、作業者は接続棒111を把持してカットアウト装置10に取り付ける蓋体ダミー122の端子121に端子接続部112を接続することにより、変圧器などの負荷装置側を接地して安全を確保することができる。なお、図12中の118は、ケーブル115とケーブル115a〜115cとの分岐箇所に連結された紐119の他端部に連結されたフックであり、このフック118を引っ掛けておくことにより不用意に接続棒111が落下してしまうことを防止している。
また、この箱型のカットアウト装置10は、同様に、図10に図示するように蓋体部12を回動させて本体部11を開放する状態にして、図14(a)に示すように、課電端子(導通用部品)132を蓋体部12に代えて本体部11に取り付けることができる。この課電端子132は、本体部11側の電源接続部13と負荷接続部14にそれぞれ導通接続する導通刃135、136同士も互いに導通しており、この導通刃135、136の間には、図14(b)に示すように、例えば、直流パルス電圧を印加するアタッチメント130の端子接続部131と接続する取付用の端子(導通端子部)132aが固設されている。これにより、この箱型のカットアウト装置10では、この課電端子132を介して、アタッチメント130から直流パルス電圧を印加して商用電源からの配電線における事故箇所を特定する、所謂、事故点探査などの作業を行うことができる。
さらに、この種のカットアウト装置としては、例えば、図15に示すように円筒型の本体部51を蓋体部(導通部)52により閉じる構造に設計されているものがある(例えば、特許文献2、3参照)。
このカットアウト装置50は、箱型のカットアウト装置10と同様に、本体部51側に、商用電源側の電線D1を接続する電源接続部53と、負荷装置側の電線D2を接続する負荷接続部54が配設されている。また、蓋体部52は、先端側の導通肩部55に、導通キャップ56を頭部に取り付けたヒューズ筒57をセットした状態で、本体部51の円筒形状の底部に嵌め込んで開放端を閉止する形状に設計されている。このカットアウト装置50は、本体部51内に蓋体部52を差し込むことにより蓋をするのと同時に、本体部51側の電源接続部53に導通する差込端子53aにヒューズ筒57の導通キャップ56を嵌め込んで導通接続するとともに、負荷装置側の負荷接続部54に導通する受端子54aに導通肩部55を圧接させて導通接続させることができ、そのヒューズ筒57の不図示のヒューズを介してその電源接続部53と負荷接続部54とを導通させることができる。
この円筒型のカットアウト装置50でも、箱型のカットアウト装置10と同様に、変圧器などのメンテナンス等を行う際には、その負荷装置側を接地させることができるように設計されており、この円筒型のカットアウト装置50では、図16に示すように、蓋体部(通常使用部品)52とヒューズ筒57を外すことにより、そのヒューズ筒57を介する電源接続部53と負荷接続部54との導通を解消した状態で、図12に示す接地短絡器具110の接続棒111を差し込んでセットするだけで、負荷接続部54の受端子54aに接地短絡器具110の端子接続部112の導通肩部を圧接させて導通接続させることができ、その負荷装置側を接地短絡器具110のクリップ114やケーブル115を介して接地して安全を確保することができる。
また、この円筒型のカットアウト装置50は、蓋体部52を本体部51から外した状態にして、図17(a)に示すように、課電端子172(導通用部品)を蓋体部52に代えて、本体部51内に差し込んで取り付けることができる。この課電端子172は、図17(b)に示すように、棒状の導電性材料により作製されて、その後端部には、アタッチメント130の端子接続部131に取付接続する端子(導通端子部)172aが一体形成されており、本体部51側の電源接続部53の差込端子53aに先端部を嵌め込んで導通接続するとともに、後端部の端子172aに取り付けたアタッチメント130の端子接続部131の導通肩部を負荷接続部54の受端子54aに圧接させて導通接続させることができる。これにより、この円筒型のカットアウト装置50でも、この課電端子172を介して、アタッチメント130から直流パルス電圧を印加して、所謂、事故点探査などの作業を行うことができる。
特開平5−101767号公報 実開平7−14539号公報 特開2002−270083号公報
ここで、電気の流れる電線などを取り扱う場合には、絶縁棒などのように絶縁性を確保する道具を介して各種の作業を行う間接活線工法が奨励されており、これらのカットアウト装置における作業も同様に間接活線工法を採用することが望まれている。
しかしながら、このような従来のカットアウト装置用の接地短絡器具110にあっては、接地する端子121に接続する接続棒111を手元で取り扱うしかなかったので、変圧器などに電荷が残留している場合には感電の危険がある。
また、この接地短絡器具110の接続棒111を接続する蓋体ダミー122の端子121には雄ネジが刻設されているのに対して、接地短絡器具110の接続棒111の端子接続部112には雌ねじが刻設されることにより、接続可能に設計されている。しかるに、課電端子132、172の端子132a、172aは、この接地短絡器具110の接続棒111の端子接続部112に接続可能な雄ネジであり、アタッチメント130の端子接続部131を接続しなければならないところを、誤って接地短絡器具110の端子接続部112を接続して商用電源側を接地短絡させてしまう恐れがある。この場合には、商用電源からの電力が接地短絡器具110に流れ込んで感電事故が発生する可能性があった。
そこで、本発明は、カットアウト装置の接地作業を間接活線工法で行い得るようにして、安全にその接地作業を行うことのできる接地短絡器具や接地短絡装置を提供することを目的とする。また、そのカットアウト装置のミスのない接地を実現して、その接地作業の安全を確保することのできる接地用部品や接地短絡装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する接地短絡器具の発明は、商用電源からの電線を接続する電源接続部と、負荷装置側への電線を接続する負荷接続部と、これら電源接続部および負荷接続部との間にヒューズを介在させて導通状態にさせる導通部とを備えるカットアウト装置に、該導通部に代えて当該導通部からヒューズを外した非導通部を取り付けた状態で負荷接続部を接地させる接地短絡器具であって、非導通部の外面に配置されて負荷接続部に導通する端子部に接続する端子接続部と、蓄積されている電荷を逃がすために接地する接地部と、これら端子接続部および接地部の間を導通させるケーブルと、を備えて、端子接続部は、長尺な絶縁棒の先端に取り付ける取付部が基端側に配置されている器具本体の先端側に配設されて、該取付部に対する姿勢が固定されていることを特徴とするものである。
この発明では、絶縁棒の先端に接地短絡器具を取り付けることができ、この接地短絡器具の端子接続部の位置を絶縁棒の操作に対して安定させることができる。これにより、その接地短絡器具の端子接続部に端子部が接続されている非導通部を、その絶縁棒を介してカットアウト装置にセットすることができる。したがって、カットアウト装置の負荷装置側を、所謂、間接活線工法により安全に接地して短絡することができる。
上記課題を解決する接地用部品の発明は、商用電源からの電線を接続する電源接続部と、負荷装置側への電線を接続する負荷接続部と、これら電源接続部および負荷接続部との間にヒューズを介在させて導通状態にさせる導通部とを備えるカットアウト装置に、該負荷接続部を接地短絡器具を介して接地させる際に導通部に代えて取り付ける接地用部品であって、導通部からヒューズを外した非導通部として構成されているとともに、電源接続部および負荷接続部との間を導通させる導通用部品の外面に配置されている導通端子部に接続不能な接地短絡器具の接続部を接続可能に設計されて該負荷接続部に導通する接地用端子部が、外面に配置されていることを特徴とするのである。
この発明では、接地短絡器具の端子接続部は、導通用部品の導通端子部に接続することができず、カットアウト装置の非導通部の接地用端子部のみに接続することができる。したがって、不注意で導通端子部に接地短絡器具を接続してしまう恐れをなくすことができる。
上記課題を解決する接地短絡装置の発明は、商用電源からの電線を接続する電源接続部と、負荷装置側への電線を接続する負荷接続部と、これら電源接続部および負荷接続部との間にヒューズを介在させて導通状態にさせる導通部とを備えるカットアウト装置に、該導通部に代えて取り付けて負荷接続部を接地させる接地短絡装置であって、導通部からヒューズを外した非導通部としての接地用部品、および、該接地用部品の外面に配置されて負荷接続部に導通する端子部に接続して接地させる接地短絡器具から構成されて、接地用部品は、電源接続部および負荷接続部との間を導通させる導通用部品の外面に配置されている導通端子部に接続不能な接地短絡器具の接続部を接続可能に設計されて該負荷接続部に導通する接地用端子部が外面に配置される一方、接地短絡器具は、該接地用部品の接地用端子部に接続する端子接続部と、蓄積されている電荷を逃がすために接地する接地部と、これら端子接続部および接地部の間を導通させるケーブルと、を備えて、該接地短絡器具の端子接続部は、長尺な絶縁棒の先端に取り付ける取付部が基端側に配置されている器具本体の先端側に配設されて、該取付部に対する姿勢が固定されていることを特徴とするものである。
この発明では、絶縁棒の先端に接地短絡器具を取り付けることができ、この接地短絡器具の端子接続部の位置を絶縁棒の操作に対して安定させて、その接地短絡器具の端子接続部に端子部が接続されている接地用部品を、その絶縁棒を介してカットアウト装置にセットすることができる。また、この接地短絡器具の端子接続部は、導通用部品の導通端子部に接続することができず、カットアウト装置の接地用部品の接地用端子部のみに接続することができる。したがって、カットアウト装置の導通用部品に不注意で接地短絡器具を接続してしまうことがなく、そのカットアウト装置の負荷装置側を、所謂、間接活線工法により安全に接地して短絡することができる。
上記課題を解決する接地短絡器具の発明は、商用電源からの電線を接続する電源接続部と、負荷装置側への電線を接続する負荷接続部と、これら電源接続部および負荷接続部との間にヒューズを介在させて導通状態にさせる導通部とを備えるカットアウト装置に、該導通部を外した状態で負荷接続部を接地させる接地短絡器具であって、負荷接続部に導通する端子部に接続する端子接続部と、蓄積されている電荷を逃がすために接地する接地部と、これら端子接続部および接地部の間を導通させるケーブルと、を備えて、端子接続部は、長尺な絶縁棒の先端に取り付ける取付部が基端側に配置されている器具本体の先端側に配設されて、該取付部に対する姿勢が固定されていることを特徴とするものである。
この発明では、絶縁棒の先端に接地短絡器具を取り付けることができ、この接地短絡器具の端子接続部の位置を絶縁棒の操作に対して安定させて、その端子接続部をカットアウト装置の負荷装置側の端子に直接、接続することができる。したがって、カットアウト装置の負荷装置側を、所謂、間接活線工法により安全に接地して短絡することができる。
このように、本発明によれば、絶縁棒の先端に接地短絡器具を取り付けて、間接活線工法によりカットアウト装置の負荷装置側を接地することができる。また、接地短絡器具の端子接続部を導通用部品の導通端子部に接続不能にして、カットアウト装置に取り付けた接地用部品の接地用端子部のみに接続を許可することができる。したがって、カットアウト装置の接地作業を安全に行うことができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明に係る接地短絡器具および接地用部品の一実施形態を適用するカットアウト装置の一例を示す図であり、図4〜図9がその一実施形態の接地短絡器具および接地用部品を示す図である。
まず、カットアウト装置を説明する。図1および図2において、カットアウト装置10は、商用電源からの配電線を架設する電柱の腕金アームなどに取り付ける取付金具10aと、一面側が開放されている箱型に成形されてこの取付金具10aを底側外面にネジ止め固定された磁器製の本体部11と、この本体部11の開放面を閉塞可能な蓋形状に成形されている磁器製の蓋体部(導通部)12と、を備えている。
本体部11は、商用電源で発電した電力を各負荷装置に供給する配電線間に介装するように取付金具10aにより電柱の変圧器の近傍に設置されており、その商用電源の配電線から分岐させた電線を接続する電源接続部13と、負荷装置の前段に設置されている変圧器からの電線を接続する負荷接続部14と、を備えている。
蓋体部12は、本体部11の電源接続部13および負荷接続部14に導通刃15、16を導通接触させて電力供給を確保するヒューズ筒17を着脱可能に設計されており、このヒューズ筒17は、電源接続部13および負荷接続部14に接続する導通刃15、16の間をヒューズ18により導通させている。
ヒューズ筒17は、図3にも図示するように、筒形状本体17aの周面に導通刃15、16が立設されており、この筒形状本体17aの先端部にはヘッド17bが取り付けられている。このヘッド17bは、筒形状本体17aの延在方向に進退して全長を伸縮可能に内装されているとともに、その伸長方向に不図示のスプリングなどの付勢手段により付勢されている。
ヒューズ18は、ヒューズ筒17の筒形状本体17a内に差し込む不図示の導体棒の先端に接続されている。このヒューズ18は、導通刃15側にはその導体棒後端の摘まみ部18aが導通接触して電気的に接続される一方、導通刃16にはその導体棒先端から筒形状本体17aの外面に引き出されてその導通刃16に導通接触している導通片18bに電気的に接続されることにより、導通刃15、16(接続部13、14)の間を導通接続している。
また、この箱型のカットアウト装置10は、本体部11の開放面の一側辺側に配設された回動軸11aにより蓋体部12の一側辺側を回動自在に連結軸支しており、この本体部11と蓋体部12は、接続部13、14に導通刃15、16を挟み込ませて接続することにより、本体部11が蓋体部12により閉止されている状態を維持することができるとともに、蓋体部12の表側外面の他辺側には、引っ掛け孔12aが貫通するリブ形状部12bが立設されている。
これにより、カットアウト装置10は、一般の人が触れないように電柱などの高所に設置する必要があるが、接地短絡などの作業を行う際には、後述する絶縁操作棒の先端に取り付けた不図示のフックなどを引っ掛け孔12aに引っ掛けて、引っ張ったり押し上げたりすることにより、蓋体部12を本体部11の開放面から離隔・接近させるように回動させて開閉することができる。
また、このカットアウト装置10は、本体部11の開放面側を蓋体部12が蓋をして閉じた状態にしたときには、本体部11の接続部13、14に導通刃15、16を接続させてヒューズ筒17を介して電源接続部13と負荷接続部14とを導通させることができる。一方、負荷装置側で短絡事故などが起こった場合には、ヒューズ筒17のヒューズ18が過電流により溶断することによって、ヘッド17bが伸長方向に移動してその溶断したヒューズ18を導通片18bから離隔させることにより、電源接続部13と負荷接続部14との間の導通を遮断して商用電源側に短絡事故などの影響が波及してしまうことを防止することができる。
なお、図中の10bは、負荷接続部14に一端部を導通接続させているバリスタ(ZnO)素子であり、10cは、取付金具10aに導通するとともにそのバリスタ素子10bの他端部の端子との間にエアーギャップを形成する対向電極プレートである。これにより、カットアウト装置10は、商用電源からの配電線に落雷等があった場合には、バリスタ素子10bと対向電極プレート10cとの間のエアーギャップに放電を発生させて落雷を地面に逃がすとともに、その放電電圧をバリスタ素子10bにより高く維持して商用電源からの電力により続流が生じてしまうことを防止している。
次に、本発明の実施形態を説明する。図4において、蓋体ダミー22は、図11に示す従来技術と同様に、本体部11側の負荷接続部14に接続する導通刃26と、その本体部11側に設けられている差込孔19に差し込む絶縁材料からなるダミー刃28と、を備えている。この蓋体ダミー22は、本体部11の蓋をするように、導通刃26を負荷接続部14に接続するとともに、ダミー刃28を差込孔19に差し込むことにより、その本体部11に取り付けることができ、電源接続部13からは遮断しつつ負荷接続部14と導通刃26の接続状態を維持することができる。
この蓋体ダミー22の外面には、導通刃26に導通して負荷接続部14を介する負荷装置側への電気的な接続を実現する、金属等の導電性材料よりなる端子21が配置されており、この端子21には、後述する接地短絡器具30の端子接続部32の雄ネジ32aを接続可能な雌ネジ21aが刻設されている。すなわち、蓋体ダミー22は、図14に示す課電端子(導通用部品)132の導通端子部としての端子132a(雄ネジ)を接続不能に設計された端子21、言い換えると、接地短絡器具30の端子接続部32(雄ネジ)のみを接続可能に設計された接地用端子部としての端子21(雌ネジ)が外面に配置された非導通部の接地用部品を構成している。ここで、この端子21は、接地短絡器具30の端子接続部32を収装可能に有底の円筒形状に形成された収装部21bの底面に雌ネジ21aが刻設されている。
これにより、蓋体ダミー22の端子21には、接続棒31の端子接続部32を収装部21b内に収装しつつ相対回転させることによって、その端子21の雌ネジ21aに端子接続部32の雄ネジ32aを螺合させて取り付けることができ、所謂、事故点探査などの作業を行う際に使用する課電端子132の端子132a(雄ネジ)と共通になることを回避することができる。したがって、接地短絡器具30の端子接続部32を課電端子132に接続してしまって、カットアウト装置10の商用電源側を接地短絡させてしまう恐れをなくすことができる。
接地短絡器具30は、図5に示すように、図11に示す従来技術と概略同様に、把持可能に円筒形状に形成された接続棒31と、この接続棒31の先端部に固設されて蓋体ダミー22の端子21に接続する端子接続部32と、接続棒31の後端部に固設されて後述する絶縁操作棒40の先端部を取り付けることのできるジョイント(取付部)33と、地面に埋設された接地導体に接続するクリップ(接地部)34と、これら端子接続部32およびクリップ34を導通接続するケーブル35と、電柱の腕金アームなどに引っ掛けておくことのできるフック38と、これらケーブル35およびフック38を連結する紐39と、を備えている。
接続棒31は、カットアウト装置10が電柱等に架設されている複数本の電線に対応するように複数設置されているために、複数(図中には3組の場合を図示)準備されており、クリップ34からのケーブル35を3本に分岐したケーブル35a〜35c毎に端子接続部32が導通接続されて先端部に配設されている。
この接続棒31は、先端部の端子接続部32に導通接続されたケーブル35a〜35cを内装して把持することができるように絶縁材料、例えば、硬質の樹脂材料を円筒形状に成形して作製されており、そのケーブル35a〜35cは、先端部の端子接続部32から後端側のジョイント33手前まで内装されて、そのジョイント33の近傍に開口する開口部から外部に引き出されている。
端子接続部32は、蓋体ダミー22の端子21の円筒形状の収装部21b内に収装可能に短尺な円柱形状に形成されており、その先端側端面にはその端子21の雌ネジ21aに螺合させる雄ネジ32aが立設されている。この端子接続部32は、クリップ34およびケーブル35a〜35cを介して接地短絡可能に金属等の導電材料により作製されている。
ジョイント33は、接続棒31の後端面側が開口する有底の円筒形状に形成されており、その接続棒31の基端部側延長方向から絶縁操作棒40の先端部を差し込んで取り付けることができる。また、このジョイント33の周面部には、絶縁操作棒40側に向かって切り欠かれた第1切欠部33aと、この第1切欠部33aに連続して直交方向に屈曲する第2切欠部33bとが一対形成されており、後述する絶縁操作棒40のピン41をその第1切欠部33aから第2切欠部33b内の奥まで進入させて引っ掛けることにより引抜不能(脱落不能)に取り付けることができる。
すなわち、接続棒31は、端子接続部32とジョイント33との間を硬質の樹脂材料などにより連結して絶縁操作棒40(ジョイント33)に対する蓋体ダミー22の姿勢(に対する端子接続部32の姿勢)を固定することができる。
絶縁操作棒40は、図6に示すように、ジョイント33の切欠部33a、33b内に進入させて引っ掛け係合させるピン41と、滑り難い材質の取替え可能な滑り止が施されて作業員が把持する基端部側の把持部42と、中間部分に取り付けられている傘カバー43、44と、を備えており、全体をプラスチックなどの絶縁材料で作製されて絶縁性が確保されている。
ピン41は、絶縁操作棒40の先端部側面に一対立設されており、互いに反対側で突起形状に固定されることにより、接続棒31のジョイント33の2箇所の切欠部33a、33b内に進入させて係合さることができる。傘カバー43、44は、中間部分における先端側と基端側の2箇所に配設されており、先端側の傘カバー43が接続棒31側からの水分を滴下させるとともに、基端側の傘カバー44が安全に作業を行い得る限界位置を示して、作業する際の安全を確保している。
これにより、接地短絡器具30は、接続棒31の端子接続部32に蓋体ダミー22の端子21を取り付けるとともに、その接続棒31のジョイント33に絶縁操作棒40の先端を取り付けることによって、図7に示すように、高所に設置されているカットアウト装置10の蓋体部12を回動させて開放する状態にした本体部11に、絶縁操作棒40先端部の接続棒31に取り付けた蓋体ダミー22を安全に取り付けることができる。したがって、変圧器などのメンテナンス等を行う際には、カットアウト装置10の本体部11側の負荷接続部14に蓋体ダミー22の導通刃26を安全に接続して、端子21やケーブル35やクリップ34を介する接地状態にすることができる。
また、この接地短絡器具30は、図8に示すように、円筒型の本体部51を蓋体部(導通部)52により閉じる構造に設計されているカットアウト装置50に対しても、従来の接地短絡器具110と同様に、蓋体部52を外して、ヒューズ筒57を介する電源接続部53と負荷接続部54との導通を解消した後に、接続棒31をその本体部51内に差し込んでセットするだけで、負荷接続部54の受端子54aにその端子接続部32の導通肩部を圧接させて導通接続させることができ、その負荷装置側をクリップ34やケーブル35を介して接地して安全を確保することができる。
同時に、この円筒型のカットアウト装置50でも、所謂、事故点探査などの作業を行う際に使用する課電端子(導通用部品)172の導通端子部としての端子172a(雄ネジ)を、接続棒31の端子接続部32の雄ネジ32aに螺合させて取り付けてしまうことがない。したがって、接地短絡器具30の端子接続部32を課電端子172に接続してしまって、カットアウト装置50の商用電源側を接地短絡させてしまう恐れをなくすことができる。
このとき、接地短絡器具30は、ケーブル35のケーブル35a〜35cへの分岐箇所からの紐39に連結されたフック38を、カットアウト装置10、50の設置されている電柱の腕金アームなどにヤットコなどのような遠隔操作道具を利用して、引っ掛けておくことにより不用意に接続棒31が落下してしまうことを防止することができる。
ここで、絶縁操作棒40は、先端部の突起45を内蔵スプリングの弾性力に抗して沈ませつつ、ピン41の双方をジョイント33の切欠部33a、33b内に進入させて回転させた後に、その進入させる力を解放すると、突起45がスプリングの弾性力により突出してジョイント33を押し出すことにより、その切欠部33bから屈曲する係合溝33c内にピン41を離脱不能に係合させることができる。また、この絶縁操作棒40は、中心部に刻設するネジ形状に螺合するグリップ46を回転させてジョイント33側に寄せることにより、ピン41が係合溝33c内から離脱して回転しないようにロックすることができ、ジョイント33に対して相対回転して外れてしまうことを信頼性高く防止することができる。
また、カットアウト装置10、50の設置されている電柱の腕金アームなどには、図9に示す仮置きクリート(支持装置)60を設置して接地短絡器具30の接続棒31を仮置きすることができる。
この仮置きクリート60は、側面から見た形状がコの字に形成された支持本体部61と、この支持本体部61の上部から側方に延長されている延長面部62と、この延長面部62と同一側方で下方に位置するように支持本体部61に固設されて接地短絡器具30の接続棒31を載置可能な複数の載置部63と、支持本体部61の下部に配設されて絶縁操作棒40の先端部を取り付けることのできるジョイント64と、を備えている。
支持本体部61は、電柱の腕金アームの側面に対面して反対側に延長面部62および載置部63が固設されている側板61aと、この側板61aの上部2箇所に固設されてその腕金アームの上面方向に延在した後に先端側が下方に突出する一対の棒状の上板61bと、電柱の腕金アームの下面に対面してジョイント64を上下動可能に取り付けられている下板61cとからなる。この支持本体部61は、電柱の腕金アームをコの字内に位置させるように上板61aと下板61cの間に挿入して、その一対の上板61bの先端部61dを引っ掛けることにより、電柱の腕金アームに取り付けることができる。
延長面部62には、支持本体部61から離隔する側の3箇所をU字形状に切り欠いた切欠部62aが形成されており、この延長面部62の切欠部62a内には、接地短絡器具30の立てた状態の接続棒31の端子接続部32近傍を収装・支持させることができる。
載置部63は、U字形状に形成されて、支持本体部61から離隔する側が延長面部62の切欠部62aと同一位置で開口するように、その支持本体部61の側面に3つ固設されており、この載置部63は、接地短絡器具30の立てた状態の接続棒31の鍔形状部31aとフランジ形状部31bの間に差し込まれて、その接続棒31を載置・支持することができる。
ジョイント64は、接地短絡器具30の接続棒31のジョイント33と同様に、切欠部33a、33bや係合溝33cが形成されてボルト64aの下部に固設されており、このボルト64aは、支持本体部61の下板61cに固設されたナット61eに上下方向に移動可能に螺合している。このボルト64aの先端には、支持本体部61のコの字内(ナット61eの上部)で上下動する押さえ板64bが回転自在に取り付けられている。
これにより、仮置きクリート60は、ジョイント64に絶縁操作棒40の先端部を取り付けることによって、接地短絡器具30の接続棒31の3つをセットした状態で、カットアウト装置10、50が設置されている電柱の腕金アームに取り付けることができる。この後に、その接地短絡器具30の接続棒31のジョイント33に絶縁操作棒40の先端部を順次に取り付けて、そのカットアウト装置10、50を接地させる作業を容易に行うことができる。
このように本実施形態においては、絶縁操作棒40の先端部に接地短絡器具30の接続棒31を安定した姿勢で取り付けて、その接続棒31の先端の端子接続部32に取り付けた蓋体ダミー22をカットアウト装置10の本体部11に容易にセットすることができ、あるいは、接続棒31を直接カットアウト装置50の本体部51内にセットすることができる。これにより、カットアウト装置10、50の負荷接続部14、54を接地短絡器具30のケーブル35などを介して接地する作業を容易かつ安全に行うことができる。したがって、接地短絡器具30の接続棒31を手で取り扱うことなく、カットアウト装置10、50の接地作業を所謂、間接活線工法により安全に行うことができる。
このとき、接地短絡器具30の接続棒31の端子接続部32には、蓋体ダミー22の端子21のみを接続することができ、所謂、事故点探査などの作業を行う際に使用する課電端子132、172の端子132a、172aを螺合させて接続してしまうことがない。したがって、カットアウト装置10、50の電源接続部13、53側を不注意で接地短絡させてしまう恐れをなくすことができ、カットアウト装置10、50を安全に接地することができる。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
本発明に係る接地短絡器具および接地用部品の一実施形態を適用する箱型のカットアウト装置の一例を示す図であり、その概略全体構成を示す一部断面側面図である。 そのカットアウト装置の蓋体を示す平面図である。 そのカットアウト装置のヒューズ筒の全体構成を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。 その接地用部品の一実施形態の全体構成を示す図であり、(a)はその平面図、(b)、(c)は異なる方向からの側面図である。 その接地短絡器具の一実施形態の全体構成を示す正面図である。 その接地短絡器具を取り付ける絶縁棒の一例の全体構成を示す正面図である。 その接地短絡器具による接地用部品のカットアウト装置への取り付けを説明する一部断面状態図である。 その接地短絡器具の一実施形態を適用する円筒型のカットアウト装置の一例を示す図であり、その接地短絡器具のカットアウト装置への取り付けを説明する一部断面状態図である。 その接地短絡器具の一実施形態を支持させる装置の一例を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。 その箱型のカットアウト装置を説明する一部切欠側面図である。 その箱型のカットアウト装置にセットする接地用部品の従来技術の全体構成を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。 その接地短絡器具の従来技術の全体構成を示す正面図である。 その従来技術の接地短絡器具による接地用部品の箱型のカットアウト装置への取り付けを説明する側面状態図である。 その箱型のカットアウト装置に適用する事故点探査を説明する図であり、(a)はその探査に用いるアタッチメントによる課電端子のカットアウト装置へのセットを説明する側面状態図、(b)はその課電端子の全体構成を示す平面図である。 その円筒型のカットアウト装置を説明する一部断面側面図である。 その従来技術の接地短絡器具の円筒型のカットアウト装置への取り付けを説明する一部断面側面図である。 その円筒型のカットアウト装置に適用する事故点探査を説明する図であり、(a)はその探査に用いるアタッチメントによる課電端子のカットアウト装置へのセットを説明する一部断面側面図、(b)はその課電端子の全体構成を示す平面図である。
符号の説明
10、50 カットアウト装置
11、51 本体部
11a 回動軸
12、52 蓋体部
13、53 電源接続部
14、54 負荷接続部
15、16、26 導通刃
17 ヒューズ筒
18 ヒューズ
19 差込孔
21 端子
21a 雌ネジ
21b 収装部
22 蓋体ダミー
28 ダミー刃
30 接地短絡器具
31 接続棒
32 端子接続部
32a 雄ネジ
33 ジョイント
33a、33b 切欠部
33c 係合溝
34 クリップ
35、35a〜35c ケーブル
38 フック
39 紐
40 絶縁操作棒
41 ピン
42 把持部
45 突起
46 グリップ
50 カットアウト装置
53a 差込端子
54a 受端子
57 ヒューズ筒
60 クリート
61 支持本体部
61e ナット
62 延長面部
62a 切欠部
63 載置部
64 ジョイント
64a ボルト
64b 押さえ板
130 アタッチメント
131 端子接続部
132、172 課電端子
132a、172a 端子
135、136 導通刃

Claims (4)

  1. 商用電源からの電線を接続する電源接続部と、負荷装置側への電線を接続する負荷接続部と、これら電源接続部および負荷接続部との間にヒューズを介在させて導通状態にさせる導通部とを備えるカットアウト装置に、該導通部に代えて当該導通部からヒューズを外した非導通部を取り付けた状態で負荷接続部を接地させる接地短絡器具であって、
    非導通部の外面に配置されて負荷接続部に導通する端子部に接続する端子接続部と、蓄積されている電荷を逃がすために接地する接地部と、これら端子接続部および接地部の間を導通させるケーブルと、を備えて、
    端子接続部は、長尺な絶縁棒の先端に取り付ける取付部が基端側に配置されている器具本体の先端側に配設されて、該取付部に対する姿勢が固定されていることを特徴とする接地短絡器具。
  2. 商用電源からの電線を接続する電源接続部と、負荷装置側への電線を接続する負荷接続部と、これら電源接続部および負荷接続部との間にヒューズを介在させて導通状態にさせる導通部とを備えるカットアウト装置に、該負荷接続部を接地短絡器具を介して接地させる際に導通部に代えて取り付ける接地用部品であって、
    導通部からヒューズを外した非導通部として構成されているとともに、電源接続部および負荷接続部との間を導通させる導通用部品の外面に配置されている導通端子部に接続不能な接地短絡器具の接続部を接続可能に設計されて該負荷接続部に導通する接地用端子部が、外面に配置されていることを特徴とする接地用部品。
  3. 商用電源からの電線を接続する電源接続部と、負荷装置側への電線を接続する負荷接続部と、これら電源接続部および負荷接続部との間にヒューズを介在させて導通状態にさせる導通部とを備えるカットアウト装置に、該導通部に代えて取り付けて負荷接続部を接地させる接地短絡装置であって、
    導通部からヒューズを外した非導通部としての接地用部品、および、該接地用部品の外面に配置されて負荷接続部に導通する端子部に接続して接地させる接地短絡器具から構成されて、
    接地用部品は、電源接続部および負荷接続部との間を導通させる導通用部品の外面に配置されている導通端子部に接続不能な接地短絡器具の接続部を接続可能に設計されて該負荷接続部に導通する接地用端子部が外面に配置される一方、
    接地短絡器具は、該接地用部品の接地用端子部に接続する端子接続部と、蓄積されている電荷を逃がすために接地する接地部と、これら端子接続部および接地部の間を導通させるケーブルと、を備えて、
    該接地短絡器具の端子接続部は、長尺な絶縁棒の先端に取り付ける取付部が基端側に配置されている器具本体の先端側に配設されて、該取付部に対する姿勢が固定されていることを特徴とする接地短絡装置。
  4. 商用電源からの電線を接続する電源接続部と、負荷装置側への電線を接続する負荷接続部と、これら電源接続部および負荷接続部との間にヒューズを介在させて導通状態にさせる導通部とを備えるカットアウト装置に、該導通部を外した状態で負荷接続部を接地させる接地短絡器具であって、
    負荷接続部に導通する端子部に接続する端子接続部と、蓄積されている電荷を逃がすために接地する接地部と、これら端子接続部および接地部の間を導通させるケーブルと、を備えて、
    端子接続部は、長尺な絶縁棒の先端に取り付ける取付部が基端側に配置されている器具本体の先端側に配設されて、該取付部に対する姿勢が固定されていることを特徴とする接地短絡器具。
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