JP6068222B2 - ノイズ低減構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ノイズ低減構造に関し、特に、シールド電線に生じるノイズを低減するノイズ低減構造に関する。
従来のノイズ低減構造は、電線を覆うシールド材(編組や箔など)を圧着リングでシールドシェルに電気的に接続させて、シールドシェルをアースすることにより、バッテリーケーブルに生じるノイズを低減していた(例えば、特許文献1)。
特開2010−268562号公報
従来のノイズ低減構造では、特定のノイズしか低減できず、所望のノイズ(例えば、スイッチングノイズ及びリップルノイズなど)を低減することができなかった。
本発明の目的は、バッテリーケーブルなどのシールド電線に生じる所望のノイズを低減することができるノイズ低減構造を提供することである。また、本発明の目的は、電線への着脱を容易にし、簡易かつ確実に電線をコンデンサ又はシールドシェルに電気的に接続することができるノイズ低減構造を提供することである。
本発明のノイズ低減構造は、シールド材によりシールドされる電線と、前記電線に電気的に接続される第1の端子と、前記第1の端子との間にコンデンサを介して電気的に接続される第2の端子とを備えたコンデンサユニットと、前記シールド材に接続されたシールド材接続部と、機器に接続されて前記シールド材を接地する接地接続部と、前記第2の端子に接続可能な端子接続部を備えたシールドシェルと、を備える。
この構成によれば、コンデンサユニットを介して電線とシールドシェルの接地接続部との間にコンデンサが電気的に接続されることにより、バッテリーケーブルなどの電線に生じる所望のノイズを低減することができる。
本発明のノイズ低減構造では、前記第1の端子は、前記電線の長手方向に直交する方向から圧接接続される芯線接続部と、前記芯線接続部より前記電線の長手方向に沿って折曲する屈曲部と、を備え、前記コンデンサ及び前記第2の端子は、前記電線の長手方向に沿って接続され、前記シールドシェルは、前記電線の長手方向に沿って相対移動されて、前記端子接続部が前記第2の端子と嵌合接続し、前記接地接続部を機器に対し締結固定することを特徴とする請求項1に記載のシールド電線のノイズ低減構造。
この構成によれば、コンデンサユニットの第1の端子が電線に圧接接続されて、シールドシェルが電線の長手方向に相対移動することにより、コンデンサユニットの第2の端子がシールドシェルに着脱可能に構成されているので、ノイズ低減構造の電線への着脱を容易にし、簡易かつ確実に電線をコンデンサ又はシールドシェルに電気的に接続することができる。
本発明のノイズ低減構造は、前記電線を保持する電線保持部と、前記コンデンサユニットを収容可能な収容部を備え、その外部を前記シールドシェルが相対移動可能なインナーホルダーを備える。
この構成によれば、インナーホルダーの収容部にコンデンサユニットが収容されて、インナーホルダーの外部をシールドシェルが電線の長手方向に相対移動することにより、コンデンサユニットの第2の端子がシールドシェルに着脱可能に構成されているので、ノイズ低減構造の電線への着脱を容易にし、簡易かつ確実に電線をコンデンサ又はシールドシェルに電気的に接続することができる。
本発明のノイズ低減構造では、前記収容部には前記コンデンサユニットが前記電線の長手方向に移動することを規制する位置決め部が形成されている。
この構成によれば、位置決め部が長手方向に抗力を発揮し、コンデンサユニットの長手方向の動きを規制することで、シールドシェルが長手方向に相対移動する際の圧力により第1の端子が損傷することを防止できる。
本発明のノイズ低減構造では、前記電線は、複数の電線であり、前記第1の端子は、前記複数の電線の夫々に接続する複数の端子であり、前記第2の端子は、前記複数の端子に夫々一端が電気的に接続された複数のコンデンサの多端に共通接続されている。
この構成によれば、電線が複数であっても、複数の第1の端子が夫々の電線に接続され、複数の第1の端子に接続された複数のコンデンサが第2の端子に共通接続されることで、コンデンサユニットを介して複数の電線とシールドシェルの接地接続部との間に複数のコンデンサが電気的に接続され、バッテリーケーブルなどの電線に生じる所望のノイズを低減することができる。
本発明によれば、バッテリーケーブルなどのシールド電線に生じる所望のノイズを低減することができる。また、本発明によれば、電線への着脱を容易にし、簡易かつ確実に電線をコンデンサ又はシールドシェルに電気的に接続することができる。
本実施の形態のコンデンサユニットを示した図である。 本実施の形態のノイズ低減構造を示した図である。 コンデンサユニットの底面を示した図である。 コンデンサユニットがインナーホルダーの収容部に収容されたノイズ低減構造を示した図である。 コンデンサユニットがシールドシェルに装着されたノイズ低減構造を示した図である。 コンデンサユニットがシールドシェルに装着されたノイズ低減構造の長手方向の断面図である。 第2の端子がシールドシェルの端子接続部に挟持された状態を示した図である。
以下、本発明の実施の形態のノイズ低減構造について、図面を用いて説明する。図1は、本実施の形態のコンデンサユニット5を示した図である。図2は、バッテリーケーブル10に装着されるインナーホルダー105の収容部104に、コンデンサユニット5が収容されることを示した図である。本実施の形態のバッテリーケーブル10は、車両の電気系統配線に用いられる。
図1及び図2に示すように、本実施の形態のノイズ低減構造100は、電線101,102、コンデンサユニット5、及びシールドシェル103を備える。電線101,102はシールド材130によりシールドされる。図2ではシールド材130及びシース140の一部が剥離され、絶縁被覆121,122が露出している。コンデンサユニット5は、端子(第1の端子)1,2と第2の端子30とを備える。端子(第1の端子)1,2は、電線101,102に電気的に接続される。第2の端子30は、端子(第1の端子)1,2との間にコンデンサ3を介して電気的に接続される。シールドシェル103は、シールド材接続部15と接地接続部17と端子接続部18とを備える。シールド材接続部15は、シールド材130に接続される。接地接続部17は、機器(車両パネルなど)に接続されてシールド材130を接地する。端子接続部18は、第2の端子30に接続可能な構造を有する。
コンデンサユニット5は、電線(第1の電線)101に電気的に接続される端子(第1の端子)1と、電線(第2の電線)102に電気的に接続される端子(第1の端子)2と、端子(第1の端子)1,2間に電気的に接続されるコンデンサ3(31,32)と、電線101,102の長手方向Aに移動可能なシールドシェル103が電線101,102の長手方向Aに移動することにより、シールドシェル103に着脱可能な第2の端子30とを備える。
コンデンサ3が、アクロスザライン・コンデンサ又はバイパス・コンデンサの役割を果たすので、バッテリーケーブル10の電線101,102に生じる所望のノイズを低減することができる。また、シールドシェル103が電線101,102の長手方向Aに移動することにより、第2の端子30がシールドシェル103に着脱可能に構成されているので、コンデンサユニット5の電線101,102への着脱を容易にし、簡易かつ確実に電線101,102をコンデンサ3又はシールドシェル103に電気的に接続することができる。なお、ノイズに応じて、コンデンサ3(31,32)の容量が選択される。容量を選択することで、所望のノイズ(例えば、スイッチングノイズ及びリップルノイズなど)を低減することができる。
また、本実施の形態のコンデンサユニット5では、コンデンサ3は、端子(第1の端子)1に電気的に接続される第1のコンデンサ31と、端子(第1の端子)2に電気的に接続される第2のコンデンサ32と、第1のコンデンサ31と第2のコンデンサ32との間に設けられる導電部4とを備え、第2の端子30は、導電部4に電気的に接続され、シールドシェル103は、第2の端子30と電気的に接続され、第2の端子30をアースする。第2の端子30は、図1の導電部40により導電部4に電気的に接続される。シールドシェル103は、車両パネルなどに電気的に接続されることにより、第2の端子30をアースする。このように、コンデンサを介して端子(第1の端子)1,2と第2の端子30とを接続し、第2の端子30をアースすることにより、バッテリーケーブル10の電線101,102に生じる所望のノイズを低減することができる。
また、本実施の形態のコンデンサユニット5は、電線101,102に装着されるインナーホルダー105の収容部104に収容される。コンデンサユニット5は、端子(第1の端子)1,2、第2の端子30、コンデンサ3(31,32)、及び導電部4,40を備える。
図3は、コンデンサユニット5の底面を示した図である。図3に示すように、コンデンサユニット5は、図2の長手方向Aに抗力を発揮する位置決め部6を備える。位置決め部6は凹状に設けられ、図2の収容部104に設けられた凸状の当接部7に嵌合することにより、電線101,102の長手方向Aに抗力を発揮する。本実施の形態では、コンデンサユニット5の底面に凹状の位置決め部6を設け、収容部104の底面に凸状の当接部7を設けたが、位置決め部6及び当接部7は少なくとも電線101,102の長手方向Aに抗力を発揮すればよく、段状であってもよく、コンデンサユニット5及び収容部104の側面に設けられてもよい。
図2に示すように、バッテリーケーブル10は、電線101,102と、シールド材130と、シース140とを備える。バッテリーケーブル10の一端はバッテリー側に電気的に接続されており、他端はインバータ側に電気的に接続されている。
電線101,102は略平行に配設されている。電線101,102は、芯線111,112と、芯線111,112の外周を絶縁性の樹脂などによりそれぞれ被覆する絶縁被覆121,122とをそれぞれ備える。絶縁被覆121,122は束ねられ、束ねられた絶縁被覆121,122の外周には導電性のシールド材(編組又は箔)130が備えられ、シールド材130の外周には絶縁性のシース140が備えられるが、図2ではシールド材130及びシース140の一部が剥離され、絶縁被覆121,122が露出している。
剥離されたシールド材130は、シールドリング131によりシールドシェル103に接続される。シールドリング131は、金属製の中空円筒状であり、中空部にシールドシェル103及びシールド材130を挿入して加締められることにより、剥離されたシールド材130をシールドシェル103の外周に(電気的に)接続する。
シールドシェル103は電線101,102の長手方向Aに移動可能である。シールドシェル103が電線101,102の長手方向Aに移動することにより、シールドシェル103の端子接続部18がコンデンサユニット5の第2の端子30を挟持し、第2の端子30がシールドシェル103に装着され、電気的に接続される。シールドシェル103が電線101,102の長手方向Aに移動することにより、第2の端子30がシールドシェル103に着脱可能に構成されているので、簡易かつ確実にコンデンサユニット5をシールドシェル103に電気的に接続することができる。
インナーホルダー105は、電線101,102を保持するスリーブ(電線保持部)150と、コンデンサユニット5を収容可能な収容部104とを備え、その外部をシールドシェル103が相対移動可能な構造を有する。スリーブ150の上面に設けられる収容部104は、収容部104の側面に設けられて長手方向Aに立設する壁部106と、収容部104の底面に立設する当接部7とを備える。スリーブ150は、中空筒状であり、中空部に電線101,102を挿入する。
次に、コンデンサユニット5がインナーホルダー105の収容部104に収容され、シールドシェル103に装着される過程を説明する。図4は、コンデンサユニット5がインナーホルダー105の収容部104に収容された状態を示した図である。
図4に示すように、インナーホルダー105の収容部104に、コンデンサユニット5が収容される。収容部104にはコンデンサユニット5が電線101,102の長手方向Aに移動することを規制する位置決め部6が形成されている。位置決め部6が当接部7に嵌合することにより、電線101,102の長手方向Aに抗力を発揮し、コンデンサユニット5の長手方向Aの動きを規制する。この結果、端子(第1の端子)1,2が長手方向Aに受ける圧力を低減することができ、端子(第1の端子)1,2の損傷を防止することができる。
また、位置決め部6が当接部7に嵌合することにより、第1又は第2の電線の短手方向Bに抗力を発揮することも可能であり、コンデンサユニット5の短手方向Bの動きを規制する。さらに、コンデンサユニット5の側面が壁部106に当接可能となることにより、コンデンサユニット5の短手方向Bの動きを規制する。コンデンサユニット5の長手方向A及び短手方向Bの動きを規制することにより、コンデンサユニット5がインナーホルダー105(又は収容部104)に装着される。コンデンサユニット5が収容部104に装着されると、端子1が電線(第1の電線)101に電気的に接続され、端子2が電線(第2の電線)102に電気的に接続される。
図1及び図3に示すように、端子(第1の端子)1,2は、L形状であり、電線101,102の長手方向Aに直交する方向Cに延伸する歯部(芯線接続部)11,12,21,22と、長手方向Aに延伸する屈曲部51,52とを備える。図4に示すように、コンデンサユニット5が収容部104に装着されると、端子1の歯部(芯線接続部)11,12が絶縁被覆121を切断し、歯部(芯線接続部)11,12の間に芯線111が挿入されることにより、端子1が電線(第1の電線)101に電気的に圧接接続される。同様に、コンデンサユニット5が収容部104に装着されると、端子2の歯部(芯線接続部)21,22が絶縁被覆122を切断し、歯部(芯線接続部)21,22の間に芯線112が挿入されることにより、端子2が電線(第2の電線)102に電気的に接続される。歯部(芯線接続部)11,12の幅及び歯部(芯線接続部)21,22の幅は、電線101,102の径よりもそれぞれ小さいことが望ましい。
図5は、コンデンサユニット5がシールドシェル103に装着された状態を示した図である。図6は、コンデンサユニット5がシールドシェル103に装着された状態における長手方向Aの断面図である。
図5及び図6に示すように、シールドシェル103が電線101,102の長手方向Aに移動することにより、シールドシェル103の端子接続部18がコンデンサユニット5の第2の端子30を挟持し、第2の端子30がシールドシェル103に装着され、電気的に接続される。
シールドシェル103は、中空筒状の小径部であるシールド材接続部15と、中空筒状の本体部16と、接地接続部17(図2及び図4の穴部170を含む)とを備える。シールドリング131が加締められることにより、シールド材130がシールド材接続部15の外周に接続される。シールド材接続部15の内径はインナーホルダー105の外径よりも大きいので、インナーホルダー105がシールド材接続部15の中空部を貫通することができる。
本体部16の一方側にはシールド材接続部15が連設され、他方側にはインナーホルダー105が挿入されるための開口部が形成されている。本体部16の内径はシールド材接続部15の内径よりも大きく、本体部16の外径はシールド材接続部15の外径よりも大きいので、本体部16とシールド材接続部15との連設部には段部19が形成される。
インナーホルダー105は、スリーブ(電線保持部)150の下面に設けられて長手方向Aに立設する壁部107と、対向する2つの壁部107の間に設けられるランス108とを備える。
シールドシェル103が電線101,102の長手方向Aに移動することにより、本体部16の開口部からインナーホルダー105が長手方向Aに挿入される。インナーホルダー105は、本体部16の中空部を貫通する。インナーホルダー105が本体部16に進入すると、スリーブ(電線保持部)150がシールド材接続部15の中空部を貫通する。そして、壁部106,107が段部19に当接可能となり、インナーホルダー105の長手方向Aの進入を規制する。また、ランス108が本体部16の係止部20に係止することで、インナーホルダー105の長手方向Aの離脱を規制する。インナーホルダー105の長手方向Aの進入及び離脱を規制することにより、インナーホルダー105がシールドシェル103に装着(接続)されるとともに、バッテリーケーブル10(又は電線101,102)に装着される。そして、コンデンサユニット5の第2の端子30がシールドシェル103の端子接続部18に挟持され、電気的に接続される。
図7は、第2の端子30がシールドシェル103の端子接続部18に挟持された状態を示した図である。図7に示すように、第2の端子30は、シールドシェル103の端子接続部18とインデント50との間に挟持される。インデント50は、本体部16の上面を貫通して、下方向に凸状に設けられている。また、図5に示すように、2つのインデント50は、端子接続部18を中心として対向するように設けられている。インデント50が第2の端子30と微小な面で接触することにより摩擦力を小さくし、第2の端子が端子接続部18に滑らかに挿入される。なお、第2の端子30がシールドシェル103に装着され、電気的に接続されるためには、端子接続部18の代わりに、第2の端子30がシールドシェル103に当接する導電性のバネ構造を備えてもよい。例えば、バネ構造が段部19に当接することで、第2の端子30がシールドシェル103に装着され、電気的に接続されてもよい。
第2の端子30がシールドシェル103の端子接続部18に挟持され、電気的に接続された後、図5に示すように、車両パネルから突設するスタッドボルト171が接地接続部17の穴部170に挿入され、ナット172により締結固定されることにより、シールドシェル103が車両パネル(又は車両の一部)に取り付けられる。この結果、コンデンサユニット5、バッテリーケーブル10、及びインナーホルダー105が車両の一部に取り付けられる。
このように、端子(第1の端子)1,2は、歯部(芯線接続部)11,12,21,22と屈曲部51,52とを備える。歯部(芯線接続部)11,12,21,22は、電線101,102の長手方向Aに直交する方向Cから電線101,102に圧接接続される。屈曲部51,52は、歯部(芯線接続部)11,12,21,22より電線101,102の長手方向Aに沿って折曲する。コンデンサ3及び第2の端子30は、電線101,102の長手方向Aに沿って接続される。シールドシェル103は電線101,102の長手方向Aに沿って相対移動されて、端子接続部18が第2の端子30と嵌合接続し、接地接続部17を機器に対し締結固定する。
以上、本実施の形態のノイズ低減構造100について説明した。コンデンサユニット5が収容部104に収容されるとともに、端子(第1の端子)1,2が電線101,102に電気的に接続され、シールドシェル103が電線101,102の長手方向Aに移動して収容部104の一部を覆うことにより、シールドシェル103が第2の端子30と電気的に接続される。シールドシェル103はグラウンド側に接続されているので、端子(第1の端子)1,2と第2の端子30を電気的に接続するコンデンサ3(31,32)により、バッテリーケーブル10に生じる所望のノイズを低減することができる。コンデンサ3(31,32)は、ノイズに応じて容量が選択される。コンデンサ3(31,32)の容量が異なる複数のコンデンサユニット5を用意しておき、適切なコンデンサユニット5を選択し、選択されたコンデンサユニット5が収容部104に装着(又は交換)されてもよい。
以上、本発明にかかる実施の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において変更・変形することが可能である。
本実施の形態のノイズ低減構造では、電線101,102は、複数の電線であり、第1の端子1,2は、複数の電線101,102の夫々に接続する複数の端子であり、第2の端子30は、複数の端子(第1の端子)1,2に夫々一端が電気的に接続された複数のコンデンサ3の多端に共通接続されている。但し、これに限定されず、電線の数やこれに対応する第1の端子の数は任意であり、シールド材が同軸上に配置されるものや複数の電線を一括でシールドするものも含まれる。
本発明に係るノイズ低減構造は、電線に容易に着脱され、簡易かつ確実に電線をコンデンサ又はシールドシェルに電気的に接続することができ、バッテリーケーブルなどのシールド電線に生じる所望のノイズを低減するノイズ低減構造として有用である。
1,2 第1の端子
3,31,32 コンデンサ
5 コンデンサユニット
6 位置決め部
7 当接部
10 バッテリーケーブル
30 第2の端子
100 ノイズ低減構造
101,102 電線
103 シールドシェル
104 収容部
105 インナーホルダー
111,112 芯線
121,122 絶縁被覆
130 シールド材
131 シールドリング
140 シース
150 スリーブ(電線保持部)

Claims (5)

  1. シールド材によりシールドされる電線と、
    前記電線に電気的に接続される第1の端子と、
    前記第1の端子との間にコンデンサを介して電気的に接続される第2の端子とを備えたコンデンサユニットと、
    前記シールド材に接続されたシールド材接続部と、機器に接続されて前記シールド材を接地する接地接続部と、前記第2の端子に接続可能な端子接続部を備えたシールドシェルと、
    を備えたシールド電線のノイズ低減構造。
  2. 前記第1の端子は、前記電線の長手方向に直交する方向から圧接接続される芯線接続部と、前記芯線接続部より前記電線の長手方向に沿って折曲する屈曲部と、を備え、
    前記コンデンサ及び前記第2の端子は、前記電線の長手方向に沿って接続され、
    前記シールドシェルは、前記電線の長手方向に沿って相対移動されて、前記端子接続部が前記第2の端子と嵌合接続し、前記接地接続部を機器に対し締結固定することを特徴とする請求項1に記載のシールド電線のノイズ低減構造。
  3. 前記電線を保持する電線保持部と、前記コンデンサユニットを収容可能な収容部を備え、その外部を前記シールドシェルが相対移動可能なインナーホルダーを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のシールド電線のノイズ低減構造。
  4. 前記収容部には前記コンデンサユニットが前記電線の長手方向に移動することを規制する位置決め部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のシールド電線のノイズ低減構造。
  5. 前記電線は、複数の電線であり、
    前記第1の端子は、前記複数の電線の夫々に接続する複数の端子であり、
    前記第2の端子は、前記複数の端子に夫々一端が電気的に接続された複数のコンデンサの多端に共通接続されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のシールド電線のノイズ低減構造。
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