JPH0713394Y2 - ケーブル接続用端末 - Google Patents

ケーブル接続用端末

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JPH0713394Y2
JPH0713394Y2 JP5841788U JP5841788U JPH0713394Y2 JP H0713394 Y2 JPH0713394 Y2 JP H0713394Y2 JP 5841788 U JP5841788 U JP 5841788U JP 5841788 U JP5841788 U JP 5841788U JP H0713394 Y2 JPH0713394 Y2 JP H0713394Y2
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JP
Japan
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plug
cable
female
connecting terminal
tip
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JP5841788U
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司 米山
好夫 間嶋
眞次 加藤
輝雄 小林
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Fujikura Ltd
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Fujikura Ltd
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はケーブル接続用端末に関するもので、殊に高圧
架空ケーブルの幹線から柱上変圧器もしくは柱上開閉器
等に分岐する分岐線と該幹線のT型,π型等の分岐接続
器に活線状態で着脱するのに好適なケーブル接続用端末
に関するものである。
[従来の技術] 柱上変圧器もしくは柱上開閉器等に接続された引出線す
なわち分岐ケーブルを高圧架空ケーブル幹線に接続する
T型,π型等の分岐接続部においては、従来、第5図に
示すような雌型接続筒とケーブル接続用端末との構成に
より分岐ケーブルの挿入接続を行っている。
すなわち、雌型接続筒30は分岐接続器の導体棒(図示せ
ず)に接続された雌型接続端子すなわちレセップ35と、
該レセップ35を包囲する内部半導電層よりなるシールド
36,絶縁体37および外部半導電層38を備えた絶縁筒とか
らなり、上記レセップ35を絶縁筒の奥部にシールド36に
囲まれるように配設している。一方、分岐ケーブルの接
続用端末1はケーブル端部の露出させたケーブル導体に
プラグ2を圧縮接続等により装着しケーブルの絶縁層上
に絶縁補強筒を装着している。
そして、上記の接続用端末1を上記絶縁筒内に挿入し、
プラグ2をレセップ35に挿入接続することにより分岐ケ
ーブルを分岐接続器に接続し、これを介して高圧架空ケ
ーブル幹線と接続する。
[考案が解決しようとする問題点] 上記した従来の分岐接続の構造では、活線状態下におい
てすなわち架空ケーブル幹線の電圧がレセップ35に印加
されている状態において、接続用端末1の裸のプラグ2
をレセップ35に挿入するときに、また挿入接続されてい
たプラグ2をレセップ35から抜去するときに、分岐ケー
ブルが無負荷状態であってもレセップ35とプラグ2との
間にスパークが発生し、プラグ2やレセップ35がまたそ
の周囲の半導電層や絶縁層が損傷を受けるという問題が
ある。
また、分岐ケーブルの曲りぐせにより、或は接続用端末
1が傾いた状態で着脱されることにより、裸のプラグ2
がレセップ35と同電位にあるシールド36と接触してシー
ルド36(内部半導電層)を焼損したり、また、プラグ先
端側がシールド36に当接した際にプラグの後端側が接地
されている外部半導電層38に接触して、内部半導電層36
がプラグ2を介して橋絡し地絡に至って焼損するという
危険がある。
すなわち、分岐ケーブルの前記接続用端末1を活線状態
下で分岐接続器に着脱することには上述した通りの危険
があった。
[考案の目的] 本考案は、上述の点に鑑みてなされたもので、活線下で
安全に接続器に着脱できるように改善したケーブル接続
用端末を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成する本考案は、分岐接続器等の接続器の
雌側接続筒に挿入接続されるケーブル接続用端末であっ
て、ケーブルの導体先端に装着されたプラグ(11)が、
その挿入先端前方に絶縁体よりなるガイド(12)を備え
ると共に、側方にプラグの側面を包覆する絶縁体よりな
る内筒(15)と外筒(16)とを備え、内筒(15)が外筒
(16)の内周面に対し同心状にスライド可能に形成され
ると共に外筒(16)の内部に装着されたスプリング(1
7)によってプラグ(11)の挿入先端前方まで突出して
プラグ(11)のレセップ挿入部側面を包覆するように押
圧されており、上記のガイド(12)およびプラグ(11)
を前記雌側接続筒の雌側接続端子に挿入するときに、上
記の内筒(15)の先端が上記雌側接続端子に当接するこ
とにより上記スプリング(17)の押圧力に抗して外筒
(16)の内部にスライドして後退させられるように形成
されていることを特徴とする。
[実施例および作用の説明] 本考案のケーブル接続用端末の詳細を実施例の図面に基
づき以下に説明する。
第1図は本考案に係るケーブル接続用端末の実施例を示
す一部欠截縦断側面図であり、第2図はその一部拡大図
である。
図において、10はケーブル40の端部に形成された本考案
によるケーブル接続用端末であり、ケーブル端部の露出
された導体41に装着されたプラグ11と、ケーブル端部の
絶縁層42上に設けられた絶縁補強用のスペーサ21とを備
えている。プラグ11の挿入先端前方には例えばポリアセ
タール樹脂(商品名デルリン)等の絶縁性のプラスチッ
クよりなるガイド12が一体的に取付けられ、プラグ11の
側方には例えばポリアセタール樹脂等の絶縁性のプラス
チックよりなる内筒15と外筒16とがプラグ11の側面を包
覆するように設けられている。
外筒16の基部は例えばねじ結合による固定部20によりプ
ラグ11の基部に取付けられている。内筒15は、図に示さ
れているようにプラグ11の側面に近接して配設されてい
ると共に外筒16の内周面に対し同心的にスライド可能に
形成されている。また、内筒15は、その先端が上記のガ
イド12の側方にまで突出してプラグ11のレセップに挿入
される部分の側面全体を完全に包覆するように、外筒16
の内側に設けたコイルスプリング17により押圧されてい
る。また、内筒15は、プラグ11が後記の雌型接続筒の雌
型端子すなわちレセップに挿入されるときには、内筒15
の先端がレセップに当接して、上記のスプリング17の押
圧力に抗して外筒16の内部にスライドし後退させられる
ように形成されている。15aは内筒15の基端部に設けら
れた環状の突出部で、外筒16の先端端部に設けられた環
状の突出部16aと係合し、内筒15が外筒16から抜け出な
いように止着している。
斯くして、プラグ11が後記の雌側接続筒30の雌側接続端
子35に挿入されていない状態においては、図面に示す通
り、プラグ11はその先端側のガイド12と側面側の内筒15
および外筒16との絶縁材により完全に包覆され、保護さ
れている。
プラグ11の後端側にはケーブルの絶縁層42上に設けられ
たスペーサ21の絶縁体22が配設され、該絶縁体22の先端
部とプラグ11の基部とが例えば螺合により結合されてい
る。スペーサ21の後端部には上記絶縁体22と一体に形成
された外部半導電層23が配設され、該外部半導電層23の
後端部はケーブル40の外部半導電層43に接している。24
は、スペーサ21の後方に設けられた基部で、アース用の
引出線26が埋込まれ、該引出線26の先端側はケーブル40
の外部半導電層43上に巻付けられ、引出線26の後端側に
は圧着端子27が取付けられている。
次に、上記した本考案のケーブル接続用端末を分岐接続
器等の接続器の雌側接続筒に挿入し、プラグ11をレセッ
プに挿入接続するときの動作を第3図に基づいて説明す
る。
先ず、第3図(a)に示すように、ケーブル接続用端末
10の先端部を雌型接続筒30の絶縁筒37内に挿入し、プラ
グ11前方のガイド12がレセップ35に接近した状態におい
ては、プラグ11はガイド12並びに内筒15および外筒16に
よって完全に包覆されている。なお、第3図において
は、全て、図面を簡単にするために絶縁筒37の内部半導
電層および外部半導電層並びに外筒16内部のコイルスプ
リングの図示を省略している。
次いで、同図(b)に示すようにケーブル接続用端末10
を更に挿入し、先端のガイド12がレセップ35内に挿入さ
れ、プラグ11の先端もレセップ35内に挿入され始める
と、内筒15の先端はレセップ35の先端に当接しかつこれ
により押されて、内筒15はコイルスプリングの押圧力に
抗して外筒16内にスライドする。そして、更に挿入が進
み、プラグ11の挿入部がレセップ35内に完全に挿入さ
れ、挿入接続が完了した状態が同図(c)に示されてい
る。
雌型接続筒30に挿入接続されている本考案によるケーブ
ル接続用端末10を抜去するときの動作は、上記した所と
は逆に、第3図(c)の状態から出発し、同図(b)の
状態を経て同図(a)の状態に至り、プラグ11がレセッ
プ35から抜去される。
本考案のケーブル接続用端末においては、上述した通
り、プラグ11は、レセップ35に挿入されていないときは
その全体が、レセップ35に一部挿入されているときでも
挿入部以外は、常に、プラグ11の先端側前方のガイド12
と側方の内筒15と外筒16との絶縁材により包覆されてい
るので、ケーブル接続用端末10を雌型接続筒に着脱する
ときに、スパークが発生することがなく、また裸のプラ
グ11が直接にシールド(内部半導電層)36や外部半導電
層等に接触する虞れがない。従って、本考案のケーブル
接続用端末によれば、前述したような危険や虞れなく、
活線状態下においても安全に接続器等の雌型接続筒に着
脱することができる。また、ケーブルの保管,運搬等に
当っても、プラグ11への塵埃の付着や他物との接触によ
る損傷を防止し、プラグ11のレセップ35との良好な電気
的接触性を維持できる。そして、本考案は、上記のよう
にプラグ11を絶縁材により包覆するに当り、プラグ11の
側方を包覆する絶縁材を同心状の内筒15と外筒16とによ
り形成し、プラグ11がレセップ35に挿入されるときに内
筒15が外筒16内にスライドするように構成することによ
り、構成を大型化することなく、プラグ側方の絶縁材に
よる包覆とプラグ側方のレセップへのコンタクトとを両
立させることを可能としている。
第4図にT型或はπ型分岐接続器等の接続器3の雌型接
続筒30に本考案によるケーブル接続用端末10を挿入し接
続した状態の縦断面図を示している。第4図において、
第1乃至第3図における符号と同一の符号は同一部分を
示している。幹線ケーブルの導体と導通,接続されてい
る接続器3の導体棒31に、雌型接続筒30の雌型接続端子
すなわちレセップ35が接続されている。レセップ35の周
りを内部半導電層によるシールド36と絶縁体37と外部半
導電層38とが筒状に取囲み、更にその外部に外装体39を
設けて雌型接続筒30を形成している。レセップ35は雌型
接続筒30の奥部に位置している。斯かる雌型接続筒30に
第1図および第2図に示したようなケーブル接続用端末
10が挿入接続されており、ケーブル接続用端末10の基部
側端部には固定金具28を設けて、接続後の雌型接続筒30
とケーブル接続用端末10との固定を確実に行えるように
している。
[考案の効果] 本考案のケーブル接続用端末は、上述説明した構成と作
用を有するので、分岐接続器等の接続器を活線状態に保
ったままで、その雌型接続筒に本考案によるケーブル接
続用端末を着脱しても、スパークが発生することはな
く、また雌型接続筒の内部半導電層や外部半導電層にプ
ラグが接触して橋絡や地絡を生じさせる危険がない。す
なわち、本考案のケーブル接続用端末によれば、活線状
態下で安全に、接続器に挿入接続し或は接続器から抜去
できる利点がある。
また、ケーブルの保管,運搬に当り、プラグへの塵埃の
付着や他物との接触による損傷を防止することができ、
プラグの良好な電気的接触性を維持できるという実用的
効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るケーブル接続用端末の実施例を示
す一部欠截縦断側面図、第2図は第1図における部分的
拡大図、第3図(a),(b)および(c)は本考案の
ケーブル接続用端末の動作を説明する説明図、第4図は
分岐接続器の雌型接続筒に本考案のケーブル接続用端末
を挿入接続した状態を示す縦断面図、第5図は従来のケ
ーブル接続構造を示す説明図である。 図において、10はケーブル接続用端末、11はプラグ、12
はガイド、15は内筒、16は外筒、17はコイルスプリン
グ、21はスペーサ、30は雌型接続筒、35はレセップ、36
はシールド、37は絶縁体、38は外部半導電層である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 米山 司 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)考案者 間嶋 好夫 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工業 株式会社熊谷製作所内 (72)考案者 加藤 眞次 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工業 株式会社熊谷製作所内 (72)考案者 小林 輝雄 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−96476(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】分岐接続器等の接続器の雌側接続筒に挿入
    接続されるケーブル接続用端末であって、ケーブルの導
    体先端に装着されたプラグ(11)が、その挿入先端前方
    に絶縁体よりなるガイド(12)を備えると共に、側方に
    プラグの側面を包覆する絶縁体よりなる内筒(15)と外
    筒(16)とを備え、内筒(15)が外筒(16)の内周面に
    対し同心状にスライド可能に形成されると共に外筒(1
    6)の内部に装着されたスプリング(17)によってプラ
    グ(11)の挿入先端前方まで突出してプラグ(11)のレ
    セップ挿入部側面を包覆するように押圧されており、上
    記のガイド(12)およびプラグ(11)を前記雌側接続筒
    の雌側接続端子に挿入するときに、上記の内筒(15)の
    先端が上記雌側接続端子に当接することにより上記スプ
    リング(17)の押圧力に抗して外筒(16)の内部にスラ
    イドして後退させられるように形成されていることを特
    徴とするケーブル接続用端末。
JP5841788U 1988-04-27 1988-04-27 ケーブル接続用端末 Expired - Lifetime JPH0713394Y2 (ja)

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JPH01162728U JPH01162728U (ja) 1989-11-13
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JP6772635B2 (ja) * 2016-07-29 2020-10-21 中国電力株式会社 接地短絡器具、及びその仮支持具

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