JP6769733B2 - パレット及びパレット用桁部材 - Google Patents

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Description

本発明は、軽量で十分な強度を有し環境に易しいワンウェイパレットと、該ワンウェイパレットに好適な桁部材に関する。
各種の物品を積載して搬送の用に供されるパレットは、天板と、該天板の下面側に設けられてフォークリフト等のアーム挿入用の隙間を確保等する桁部材と、必要に応じて桁部材の下側に設けられる底板とから成る。
かかるパレットの材質としては、軽量化、ワンウェイ化、環境対応(リサイクル)、入管時の手続簡素化等の要請から、近年、ダンボール紙が注目されており、軽量化しつつ十分な強度を確保するための構造が、種々、提案もしくは提供されている。
紙製のパレットは、例えば、特開2005−112461号公報(特許文献1)、特開2012−017124号公報(特許文献2)、特開2013−091520号公報(特許文献3)等に開示されている。
特開2005−112461号公報 特開2012−017124号公報 特開2013−091520号公報
従来の紙製のパレットは、航空貨物のコストを考慮して十分に軽量化しようとすると強度が不足する、所要の強度を確保しようとすると軽量化が不十分となったり、構造が複雑化して工数の増加を招くためコスト高となったりする、等の問題を有する。
本発明は、軽量で、且つ、十分な強度を有し、リサイクル容易であり、構造も簡単なため低コストで製造可能な紙製のパレットやその部材を提供することを目的とする。
本発明の構成を、下記[1]〜[]に記す。なお、この項([課題を解決するための手段])と次項([発明の効果])に於いて、符号は理解を容易にするために付したものであり、本発明を符号の構成に限定する趣旨ではない。
[1]発明1
外形が略直方体形状で、該直方体形状を略模る長手状の凹部Q30を備えた容器状を成し、パレットの天板Q1の一方の縁から他方の縁に至る長さを有し、前記天板Q1の下面に前記凹部Q30の開口側が固着されて該天板Q1を支持する、パルプモールド製の桁部材Q3であって、
前記凹部Q30の長手方向に沿う両内壁面は該長手方向に沿い幅方向中央に位置する仮想の垂直面を対称面とする面対称な同形状を成し、該両内壁面には上下方向へ伸びる1本の凹部内方への突出部Q321と、該1本の突出部とは異なる形状を成し上下方向へ延びる2本の凹部内方への突出部Q311,Q311から成る突出部対Q311・Q311とが、長手方向で交互に繰り返して形成されて成り、
前記突出部対Q311・Q311の各々は、前記凹部を水平に切る仮想横断面上に於いて、当該の突出部対Q311・Q311の内側の面Q3110,Q3110(図21)及び当該の突出部対と対向する突出部対Q311・Q311の内側の面Q3110,Q3110(図21)が仮想の同一円周上に含まれており、
前記凹部Q30の開口の縁部Q35の縁上面は、原料が吸引されて堆積されるパルプモールド成形金型の成形面が転写された平坦部を有し、該平坦部にて前記天板Q1の下面に固着される、
ことを特徴とするパレット用の桁部材Q3。
[2]発明2
外形が略直方体形状で、該直方体形状を略模る長手状の凹部30/P30を備えた容器状を成し、パレットの天板1/P1の一方の縁から他方の縁に至る長さを有し、前記天板1/P1の下面に前記凹部30/P30の開口側が固着されて該天板1/P1を支持する、パルプモールド製の桁部材3/P3であって、
前記凹部30/P30の長手方向に沿う両内壁面は該長手方向に沿い幅方向中央に位置する仮想の垂直面を対称面とする面対称な同形状を成すとともに、該両内壁面の上端に連なる開口の縁部31(31U)・32(32U)/P35は相対的高部32U(32)/P35U−31と相対的低部31U(31)/P35U−32とが長手方向で交互に繰り返される形状を成し、前記各相対的高部に連なる内壁面には上下方向へ延びる凹部内方への突出部である高部突出部321/P311が形成され、前記各相対的低部に連なる内壁面には上下方向へ延びる凹部内方への突出部である低部突出部311/P321が前記高部突出部321/P311とは異なる形状で形成され、
前記凹部30/P30の開口の縁部31・32/P35の縁上面は、原料が吸引されて堆積されるパルプモールド成形金型の成形面が転写された平坦部311U・321U/P35Uを有し、前記相対的高部32U(32)/P35U−31の平坦部321U/P35U(P35U−31)にて前記天板1/P1の下面に固着される、
ことを特徴とするパレット用の桁部材3/P3。
[3]発明3
外形が略直方体形状で、該直方体形状を略模る長手状の凹部P30を備えた容器状を成し、パレットの天板P1の一方の縁から他方の縁に至る長さを有し、前記天板P1の下面に前記凹部P30の開口側が固着されて該天板P1を支持する、パルプモールド製の桁部材P3であって、
前記凹部P30の長手方向に沿う両内壁面は該長手方向に沿い幅方向中央に位置する仮想の垂直面を対称面とする面対称な同形状を成すとともに、該両内壁面の上端に連なる開口の縁部P35は相対的高部P35U−31と相対的低部P35U−32とが長手方向で交互に繰り返される形状を成し、前記各相対的高部に連なる内壁面には上下方向へ延びる2本の凹部内方への突出部P311,P311から成る高部突出部対P311・P311が形成され、前記各相対的低部に連なる内壁面には上下方向へ延びる1本の凹部内方への突出部である低部突出部P321が形成され、
前記高部突出部対P311・P311の各々は、前記凹部P30を水平に切る仮想横断面上に於いて、当該の高部突出部対P311・P311の内側の面P3110・P3110(図16(a))及び当該の高部突出部対P311・P311と対向する高部突出部対P311・P311の内側の面P3110・P3110(図16(a))が仮想の同一円周上に含まれており、
前記凹部P30の開口の縁部P35の縁上面は、原料が吸引されて堆積されるパルプモールド成形金型の成形面が転写された平坦部P35Uを有し、前記相対的高部P35U−31の平坦部にて前記天板P1の下面に固着される、
ことを特徴とするパレット用の桁部材P3。
[4]発明4
発明3に於いて、
さらに、軸芯が前記仮想の円周の軸芯と同位置となるように、前記凹部P30の底部から立設された円錐台部P37を有し、
前記円錐台部P37の上面P37Uと前記相対的高部P35U−31の平坦部とが前記天板P1の下面に固着される、
ことを特徴とするパレット用の桁部材。
[5]発明5
外形が略直方体形状で、該直方体形状を略模る長手状の凹部30を備えた容器状を成し、パレットの天板1の一方の縁から他方の縁に至る長さを有し、前記天板1の下面に前記凹部30の開口側が固着されて該天板1を支持する、パルプモールド製の桁部材3であって、
前記凹部30の長手方向に沿う両内壁面は該長手方向に沿い幅方向中央に位置する仮想の垂直面を対称面とする面対称な同形状を成すとともに、該両内壁面の上端に連なる開口の縁部31(31U)・32(32U)は相対的高部32U(32)と相対的低部31U(31)とが長手方向で交互に繰り返される形状を成し、前記各相対的高部32U(32)に連なる内壁面には上下方向へ延びる凹部内方への突出部である高部突出部321が形成され、前記各相対的低部31U(31)に連なる内壁面には上下方向へ延びる凹部内方への突出部である低部突出部311が前記高部突出部321より凹部内方への突出量が大きくなる形状で形成され、
前記凹部30の開口の縁部31・32の縁上面は、原料が吸引されて堆積されるパルプモールド成形金型の成形面が転写された平坦部311U・321Uを有し、前記相対的高部32U(32)の平坦部321Uにて前記天板1の下面に固着される、
ことを特徴とするパレット用の桁部材3。
天板P1/Q1/1としては、例えば、ダンボール紙を用いることができる。また、ダンボール紙としては、複数層から成り各層のフルートの方向を揃えて積層したダンボール紙(以下、「パラレル紙」)、複数層から成り各層のフルートの方向を交差させて積層したダンボール紙(以下、「クロス紙」)、表裏のボール紙間にハニカム状に構成した紙をその紙面方向がボール紙に直交する方向となるように介挿させたダンボール紙(以下、「ハニカム紙」)等、種々の公知のダンボール紙を、パレットに要求される性能に応じて適宜に用いることができる。後述の底板P5/Q5/5についても同様である。
桁部材P3/Q3/3の縁上面の平坦部(固着対象の平坦部)と、天板P1/Q1/1の下面P1L/Q1L/1Lとの固着は、例えば、リサイクル時を考慮して、コーンスターチ等のデンプン系の接着剤を用いて行うことができる。なお、デンプン系以外の公知の接着剤、例えば、酢酸ビニル樹脂を主成分とする接着剤等も用いることができる。桁部材P3/Q3/3と、後述の底板P5/Q5/5との固着(接着)に関しても、同様とする。
上記に於いて、突出部Q321、突出部対Q311・Q311、高部突出部321/P311、低部突出部311/P321、高部突出部対P311・P311、低部突出部P321は、リブ状を成す。
リブ状とは、凹部P30/Q30/30の深さ方向で筋状を成すことを言い、補強作用を奏する。
前述の「仮想の同一円周上に含まれ」ることについて説明する。
例えば、図16(a)の平面図には、5個の円錐台部(後述の構成6;参照)P37が描かれているが、中央側の3個の各円錐台部P37の周囲には、それぞれ4個の突出部の突出内壁面P3110,P3110,P3110,P3110の中の一部分(図16(a)では当該の一部分から引出線を引き出して理解し易くしている)が、同一の仮想円周上に位置するように設けられている。また、長手方向両端寄りの2個の円錐台部P37の周囲には、それぞれ3個の突出部の突出内壁面P3110,P3111,P3110の中の一部分(図16(a)では当該の一部分から引出線を引き出して理解し易くしている)が、同一の仮想円周上に位置するように設けられている。このように突出内壁面を設けることで、強度をより高めることができる。図21(a)に示すQ3110,Q3111等についても同様である。
この仮想の円周で囲まれる部位(各部位、又は、少なくとも一つの部位)に円錐台部P37/Q37を形成して、荷重を支える強度(補強リブとしての作用を奏する強度)を高めているが、これに代えて、例えば、この部位(各部位、又は、少なくとも一つの部位)に紙管701(図25(b)参照)を配置して、同様の機能を奏させるようにしてもよい。紙管とは、厚手のボール紙を筒状(円筒状,四角柱筒状等)と成した部材であり、筒の下端を凹部P30/Q30の底壁部P39/Q39上に置き、上端で天板P1/Q1を支えることで、強度を高める部材である。紙管は、桁部材P3/Q3を成すパルプモールド成形体とは別部品であるため、配置/非配置を調整することにより、強度を想定荷重に応じて、適宜に調整することができる。なお、この紙管701,702を、円錐台部(少なくとも一つの円錐台部)P37/Q37を囲むようにして設けてよい(図27参照)ことは勿論である。言い換えれば、円錐台部及び/又は紙管を設ける構成も可能である。
また、紙管に代えて、筒状パルプモールド成形体703を嵌め入れるように設けてもよい(図31,図32参照)。
円錐台部P37/Q37の上端の台面である平坦部P37U/Q37Uは、その全域が板状であってもよいが、図29(a)に示すような貫通孔P37Uhが設けられていてもよい。また、底壁部P39に、貫通孔P39hが設けられていてもよい(図29(b)参照)。貫通孔P37Uh,P39hを設けることにより、パルプモールド成形の乾燥工程に於ける効率を上げる、軽量化する、等の効果を得ることができる。
[6]発明6
発明1〜発明5の何れかのパレット用の桁部材Q3/3/P3を、天板Q1/1/P1の一方の縁から他方の縁に至るようにして、複数本を平行に、該天板Q1/1/P1の下面に固着して成るパレット。
参考
発明6に於いて、
さらに、底板P5/Q5/5を有し、前記桁部材P3/Q3/3の底壁部P39/Q39/39の平坦な外面を前記底板P5/Q5/5の上面に固着されて成ることを特徴とするパレット、を構成することもできる
底板P5/Q5/5は、強度を損なわない限度で、適宜に孔を設ける等してもよい。この孔は、例えば、ハンドリフトの車輪を通す孔として用いることができる。また、さらなる軽量化も達成できる。
発明1は、外形が略直方体形状で、該直方体形状を略模る長手状の凹部Q30を備えた容器状を成し、パレットの天板Q1の一方の縁から他方の縁に至る長さを有し、前記天板Q1の下面に前記凹部Q30の開口側が固着されて該天板Q1を支持する、パルプモールド製の桁部材Q3であって、前記凹部Q30の長手方向に沿う両内壁面は該長手方向に沿い幅方向中央に位置する仮想の垂直面を対称面とする面対称な同形状を成し、該両内壁面には上下方向へ伸びる1本の凹部内方への突出部Q321と、該1本の突出部とは異なる形状を成し上下方向へ延びる2本の凹部内方への突出部Q311,Q311から成る突出部対Q311・Q311とが、長手方向で交互に繰り返して形成されて成り、前記突出部対Q311・Q311の各々は、前記凹部を水平に切る仮想横断面上に於いて、当該の突出部対Q311・Q311の内側の面Q3110,Q3110(図21)及び当該の突出部対と対向する突出部対Q311・Q311の内側の面Q3110,Q3110(図21)が仮想の同一円周上に含まれており、前記凹部Q30の開口の縁部Q35の縁上面は、原料が吸引されて堆積されるパルプモールド成形金型の成形面が転写された平坦部を有し、該平坦部にて前記天板Q1の下面に固着される、ことを特徴とするパレット用の桁部材Q3であるため、軽量で且つ十分な強度を有し、リサイクル容易であり、構造も簡単なため低コストで製造可能な紙製のパレット用の桁部材を提供することができる。
発明2は、外形が略直方体形状で、該直方体形状を略模る長手状の凹部30/P30を備えた容器状を成し、パレットの天板1/P1の一方の縁から他方の縁に至る長さを有し、前記天板1/P1の下面に前記凹部30/P30の開口側が固着されて該天板1/P1を支持する、パルプモールド製の桁部材3/P3であって、前記凹部30/P30の長手方向に沿う両内壁面は該長手方向に沿い幅方向中央に位置する仮想の垂直面を対称面とする面対称な同形状を成すとともに、該両内壁面の上端に連なる開口の縁部31(31U)・32(32U)/P35は相対的高部32U(32)/P35U−31と相対的低部31U(31)/P35U−32とが長手方向で交互に繰り返される形状を成し、前記各相対的高部に連なる内壁面には上下方向へ延びる凹部内方への突出部である高部突出部321/P311が形成され、前記各相対的低部に連なる内壁面には上下方向へ延びる凹部内方への突出部である低部突出部311/P321が前記高部突出部321/P311とは異なる形状で形成され、前記凹部30/P30の開口の縁部31・32/P35の縁上面は、原料が吸引されて堆積されるパルプモールド成形金型の成形面が転写された平坦部311U・321U/P35Uを有し、前記相対的高部32U(32)/P35U−31の平坦部321U/P35U(P35U−31)にて前記天板1/P1の下面に固着されることを特徴とするパレット用の桁部材3/P3であるため、軽量で且つ十分な強度を有し、リサイクル容易で、構造も簡単なため低コストで製造可能な紙製のパレット用の桁部材を提供することができる。
発明3も略同様であり、軽量で且つ十分な強度を有し、リサイクル容易で、構造も簡単なため低コストで製造可能な紙製のパレット用の桁部材を提供することができる。
発明4も略同様であり、軽量で且つ十分な強度を有し、リサイクル容易で、構造も簡単なため低コストで製造可能な紙製のパレット用の桁部材を提供することができる。
発明5も略同様であり、軽量で且つ十分な強度を有し、リサイクル容易で、構造も簡単なため低コストで製造可能な紙製のパレット用の桁部材を提供することができる。
発明6は、発明1〜発明5の何れかのパレット用の桁部材Q3/3/P3を、天板Q1/1/P1の一方の縁から他方の縁に至るようにして、複数本を平行に、該天板Q1/1/P1の下面に固着して成るパレットであるため、軽量で且つ十分な強度を有し、リサイクル容易で、構造も簡単なため低コストで製造可能な紙製のパレットを提供することができる。
第1の実施の形態の桁部材(天板1の下面1Lの内部位置に接着される桁部材)3(3cを示す斜視図。 図1の桁部材3(3c)と共に用いられる桁部材(天板1の下面1Lの縁位置101に接着される桁部材)3eを示す斜視図。 天板1の下面に桁部材3を取り付けた様子を上方から見て示す斜視図。 天板1の下面に桁部材3を取り付けた様子を下方から見て示す斜視図。 図1、図2の桁部材を用いたパレットを示す6面図。(a)は背面図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図、(f)は底板を透視して示す底面図。 第1の実施の形態の桁部材(天板1の下面1Lの内部位置に接着される桁部材)3cを示す6面図。(a)は背面図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図、(f)は底面図。 図1の桁部材3(3c)と共に用いられる桁部材(天板1の下面1Lの縁位置101に接着される桁部材)3eを示す6面図。(a)は背面図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図、(f)は底面図。 参考例−1(補正により実施の形態から除外された補正前の第2の実施の形態のパレット用の桁部材(天板下面1Lの内部位置に接着される桁部材)3ccを示す斜視図。 図8の桁部材と共に用いられる桁部材(天板1の下面1Lの縁位置101に接着される桁部材)3eeを示す斜視図。 天板1の下面に図8と図9の桁部材3を取り付けた様子を上方から見て示す斜視図。 天板1の下面に図8と図9の桁部材3を取り付けた様子を下方から見て示す斜視図。 参考例−1(補正により実施の形態から除外された補正前の第2の実施の形態のパレットを示す6面図。(a)は背面図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図、(f)は底板を透視して示す底面図。 参考例−1(補正により実施の形態から除外された補正前の第2の実施の形態のパレット用の桁部材(天板下面1Lの内部位置に接着される桁部材)3ccを示す6面図。(a)は背面図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図、(f)は底面図。 参考例−1(補正により実施の形態から除外された補正前の第2の実施の形態のパレット用の桁部材(天板下面1Lの縁位置101に接着される桁部材)3eeを示す6面図。(a)は背面図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図、(f)は底面図。 第3の実施の形態の桁部材P3を示す斜視図。 第3の実施の形態の桁部材P3を示す6面図(ただし、右側面図は左側面図と同一であり、背面図は正面図と同一であるため不図示)。(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は左側面図。 (a)は図16(a)内のA−A線断面図、(b)はB−B線拡大断面図、(c)はC−C線拡大断面図。 (a)は第3の実施の形態のパレット用の桁部材に関して天板P1の下面に桁部材P3を取り付けるとともに桁部材P3の下面に底板P5を取り付けた様子を上方から見て示す斜視図、(b)は下方から見て示す斜視図、(c)は(a)に於いて底板P5を取り払った状態を下方から見て示す斜視図。 第3の実施の形態の桁部材を用いたパレットを示す6面図(ただし、右側面図は左側面図と同一であり、背面図は正面図と同一であるため不図示)。(a)は左側面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は正面図。 第4の実施の形態のパレット用の桁部材Q3を示す斜視図。 第4の実施の形態のパレット用桁部材Q3を示す6面図(ただし、右側面図は左側面図と同一であり、背面図は正面図と同一であるため不図示)。(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は左側面図。 (a)は図21(a)内のD−D線断面図、(b)はE−E線拡大断面図、(c)はF−F線拡大断面図。 (a)は第4の実施の形態のパレット用の桁部材に関して天板Q1の下面に桁部材Q3を取り付けるとともに桁部材Q3の下面に底板Q5を取り付けた様子を上方から見て示す斜視図、(b)は下方から見て示す斜視図、(c)は(a)に於いて底板Q5を取り払った状態を下方から見て示す斜視図。 第4の実施の形態の桁部材を用いたパレットを示す6面図(ただし、右側面図は左側面図と同一であり、背面図は正面図と同一であるため不図示)。(a)は左側面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は正面図。 第3の実施の形態の桁部材P3の第1変形例(円錐台部を有しない変形例)P3−1を示す斜視図(a)と、(a)に於いて厚紙製の円筒形状の紙管701をセットした様子を示す斜視図(b)。 第3の実施の形態の桁部材P3の第2変形例(円錐台部が3個の変形例)P3−2を示す斜視図(a)と、第3の実施の形態の桁部材P3の第3変形例(円錐台部が2個の変形例)P3−3を示す斜視図(b)。 第3の実施の形態の桁部材P3に於いて円錐台部P37に厚紙製の円筒形状の紙管701を嵌め入れた様子を示す斜視図(a)と、円筒形状に代えて四角柱筒形状の紙管702を嵌め入れた様子を示す斜視図(b)。 (a)は第3の実施の形態の桁部材P3に於いて厚紙板72をセットした様子を示す斜視図。(b)は第3の実施の形態の桁部材P3の第4変形例(長手方向の側壁部P380の上端の縁部P35の相対的低部である溝部P35U−32が1縁部当たり2個の変形例)P3−4を示す斜視図。 第3の実施の形態の桁部材P3の第5変形例(円錐台部P37の上端の平坦部P37Uに貫通孔P37Uhを有するとともに、底壁部P39に貫通孔P39hを有する変形例)P3−5を上方から見て示す斜視図(a)と、下方から見て示す斜視図(b)。 第3の実施の形態のパレット用の桁部材P3の外側をダンボール紙75で覆った様子を示す斜視図(a)と、(a)内の円錐台部P37の部分(図16(a)内B−B相当)で切った拡大断面図(b)。 第3の実施の形態の桁部材P3に於いて円錐台部P37の周囲に筒状パルプモールド成形体703を嵌め入れた様子を示す斜視図(a)と、筒状パルプモールド成形体703を上方から見て示す拡大斜視図(b)と、下方から見て示す拡大斜視図(c)。 図31(a)を上方から見た平面図(a)と、(a)内G−G線の拡大断面図(b)。 参考例−2(補正により実施の形態から除外された補正前の第5の実施の形態のパレットを示す6面図。(a)は背面図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図、(f)は底板を一部透視して示す底面図。 参考例−2(補正により実施の形態から除外された補正前の第5の実施の形態のパレットを示す斜視図。(a)は上方から見た斜視図、(b)は下方から見た斜視図、(c)は底板を取り除いて下方から見た斜視図。 参考例−2(補正により実施の形態から除外された補正前の第5の実施の形態のパレット用の桁部材を示す斜視図。(a)は上方から見た斜視図、(b)は下方から見た斜視図。 参考例−2(補正により実施の形態から除外された補正前の第5の実施の形態のパレット用の桁部材を示す6面図。(a)は背面図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は底面図、(e)は左側面図、(f)は右側面図。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を、(1)第3の実施の形態、(2)第4の実施の形態、(3)第1の実施の形態、(4)参考例−1(補正により実施の形態から除外された補正前の第2の実施の形態)、(5)参考例−2(補正により実施の形態から除外された補正前の第5の実施の形態)及びその他の変形例の順に、説明する。
(1)第3の実施の形態(開口縁上面の平坦部に段差有り)
図15〜図19は、第3の実施の形態を示す。
図示のパレットは、天板P1と、天板P1の下面P1L側に平行に並べて接着された複数本(3本)の桁部材P3と、桁部材P3の下側に接着された底板P5とから成る。平行に並べて配置された桁部材P3−P3の間に天板P1の下方空間が形成され、これが、フォークリフトやハンドリフト等のアーム挿入空間となる。ここで、アーム挿入方向は、桁部材P3の配列方向に沿う方向である。なお、接着剤としては、ここでは、リサイクル時を考慮して、デンプン系の接着剤を用いている。具体的には、トウモロコシを原料とするコーンスターチを用いている。本第3の実施の形態のみならず、後述の各実施の形態でも同様である。なお、先述したように、デンプン系以外の公知の接着剤、例えば、酢酸ビニル樹脂を主成分とする接着剤等を用いることもできる。
天板P1や底板P5としては、ダンボール紙を単層で、又は、積層したものを、好適に用いることができる。また、天板P1としてハニカム紙(ボール紙間にハニカム状に構成した紙をその紙面方向がボール紙に直交する方向となるように挿入した(介挿させた)ダンボール紙)を用いると、圧縮方向に対する強度を十分に高めることができる。積層したダンボール紙としては、各層のダンボール紙のフルート(表裏の板紙間に介在させる波状紙)の方向を同一方向に揃えて積層したダンボール紙(パラレル紙)と、フルートの方向を交差方向となるようにして積層したダンボール紙(クロス紙)の何れも、用いることができる。また、パラレル紙とクロス紙の何れの場合も、フルートの密度や組み合わせを適宜に変えたものを用いることができる。例えば、A−Aシート(Aフルート紙とAフルート紙を積層したパラレル紙/クロス紙)や、B−Bシート(Bフルート紙とBフルート紙を積層したパラレル紙/クロス紙)、或いは、A−Bシート(Aフルート紙とBフルート紙を積層したパラレル紙/クロス紙)等を、適宜に用いることができる。また、2層に限らず、若干重くてもよい用途では、3層以上を用いてもよい。
また、天板P1や底板P5には、要求される強度を損なわないことを限度として、軽量化等のために、適宜に、孔部を設けてもよい。本実施の形態では、底板P5に孔部を設けている(図18(b)参照)ため、この孔部を通して、ハンドリフトの車輪を床面上に到達させることができる。
天板P1や底板P5として、パラレル紙、クロス紙、ハニカム紙の何れを用いるか、また、フルートの密度として、A,B,C,,,の何れの密度を用いるかは、例えば、パレットの用途(輸送時間/距離,長期間の保管)や、想定される荷重、或いは、想定荷重のかかり方等に応じて、適宜に決めることができる。また、用途によっては、撥水剤を、天板P1、及び/又は、桁部材P3、及び/又は、底板P5に添加する等して、防水性を高めたものを用いることもできる。
桁部材P3は、全体的・概略的な形状が長手状(長尺状)の直方体形状を成し、上面視でR長方形を成す外形線の内側に、凹部P30を形成して容器状と成した、パルプモールド製の部材である。図示の例では、凹部P30の内壁面側が、パルプモールド成形時に金型面(正確には、金型面を覆う金網)に接する面である。即ち、綺麗な仕上がりとされる面である。なお、パルプモールド成形とは、植物繊維を含む古紙等の材料を水に溶かした泥漿中に、所定の製品形状(桁部材の形状)を転写するための金型を浸漬して吸引し、その表面の金網上にパルプ繊維を付着・堆積させた後、剥離し、乾燥させることにより成形品を得る手法である。図29に示す桁部材P3−5(第5変形例;後述)では、円錐台部P37の上端の平坦面P37Uに貫通孔P37Uhを設けるとともに、底壁部P39にも貫通孔P39hを設けているため、乾燥工程での歪みを低減でき、また、効率を改善することができる。パルプモールド成形法は公知であるため、これ以上の説明は割愛する。
桁部材P3は、上述のように、上方に開口する凹部P30を備えた容器状を成し、図示のように、凹部P30の開口の縁部P35の縁上面に、平坦部P35Uを有する。平坦部P35Uは、段差(高低差)を有する2部分(相対的高部,&,相対的低部(溝部))から成るが、その中で、高い部分(相対的高部)P35U−31が、天板P1の下面P1Lに、糊剤(コーンスターチ)で接着される。なお、上記の段差(高低差)は、桁部材P3が天板P1に固着(接着)された状態で、低い部分(相対的低部(溝部))P35U−32と天板P1の下面P1Lとの間に空隙を確保するべく設けられたものである。即ち、該空隙を、結束バンド(天板P1上に載置される荷物を固定するためのバンド)を通す孔として用いるために設けられたものである。図示の例では、低い部分P35U−32は、長手方向の一縁当たり4箇所に設けられているが、これに限定されず、例えば、長手方向の一縁部当たり2箇所に設けるようにしてもよい(図28(b)参照)。また、設ける部位も図28(b)に限定されず、適宜に設定してよい。
また、図示のように、凹部P30の側壁部P38は、凹部内方へリブ状に突出する突出部P311/P321を有する。リブ状とは、凹部P30の深さ方向に向かって筋状を成すことを言い、強度を高める作用を奏する。また、上記突出部P311/P321の中で、長手方向の側壁部P380に設けられている各突出部は、その突出内壁面P3110/P3210の中で長手方向に沿う部位が、対向する側壁部P380の対応部位に設けられている突出部P311/P321の突出内壁面P3110/P3210の中で長手方向に沿う部位と、対向するように形成されている。このため、荷重を両側壁部P380,P380で均等に分担して受けることができ、リブとしての補強作用を、より一層、高めることができる。
また、リブ状の突出部としては、上記突出部P311,P321に加えて、長手方向両端付近の小突出部P331も設けられているため、長手方向全域での補強作用を十分に高めることができる。
また、上記突出部の中には、その突出内壁面P3110を水平に切って得る仮想の横断面線の中の一部分が、隣接する(又は、対向する側壁部P380の対応位置に在る)突出部P311の突出内壁面P3110を同じ高さで水平に切って得る仮想の横断面線の中の一部分と、同一の仮想の円周上に在る(それぞれ同一の円周の一部を構成する)ように設けられている突出部P311がある(図16(a);P3110−P3110−P3110−P3110,P3110−P3111−P3110,参照.なお、図16(a)では当該の一部分から引出線を引き出して理解し易くしている)。このように、複数の突出部P311の各突出内壁面P3110/P3111の同一高さ部分の中の一部分が、仮想の円周(したがって、突出内壁面の当該の部分の深さ方向全体としては仮想の円筒又は円錐の周面)の一部分を成すように設けられているため、隣接する(又は、対向する側壁部P380の対応位置に在る)複数個の突出部P311,P311,,の相乗作用により、より一層、強度を高めることができる。なお、当該の円周の中心(円筒の中心軸)を囲むように設けられているのであれば、必ずしも円周(円筒)でなくてもよく、例えば、楕円や正多角形や偏平な正多角形等であっても略同様の補強作用を奏することができる。
桁部材P3は、さらに、凹部P30の底壁部P39から立設された円錐台部P37を有する。この円錐台部P37の上端の平坦部P37Uもまた、天板P1の下面P1Lに、縁部P35の縁上面の平坦部P35U(高い平坦部P35−31)と同様に、接着されている。このため、桁部材P3全体としての接着面積が大きくなり、より一層、強度を高めることができる。
また、この円錐台部P37は、前述の仮想の円周で囲まれるように立設されている。即ち、相互に隣接する(又は、相互に対向する側壁部P380の対応位置に在る)複数の突出部P311,P311,,の突出内壁面P3110,P3110,,P3111,,の中の一部分で囲まれるように立設されている。このため、当該突出部P311,P311,,とそれらに囲まれる円錐台部P37との相乗作用により、さらに強度を高めることができる。
本第3の実施の形態では、かかる円錐台部P37は、底壁部P39の長手方向に沿う仮想の中心線上に、間隔を空けて複数個(5個)、設けられている。5個に限定されず、例えば、3個(両端位置と中央位置;図26(a)の第2変形例P3−2;参照)であってもよく、2個(両端;図26(b)の第3変形例P3−3;参照)であってもよい。
なお、この仮想の円周で囲まれる部位(各部位、又は、少なくとも一つの部位)に円錐台部P37を形成せず(図25(a)の第1変形例P3−1;参照)、それに代えて、パルプモールド成形体とは別部材(別部品)である紙管701(厚紙製の円筒形状)を適宜に配置できるようにしてもよい(図25(b)参照)。紙管とは、厚手のボール紙を円筒状と成した部材であり、円筒の下端を凹部P30の底壁部P39上に置き、上端で天板P1を支えることにより、強度を高める部材である。パルプモールド成形体とは別部材(別部品)あるため、配置/非配置を調整することにより、強度を想定荷重に応じて、適宜に調整することができる。当然ながら、適宜の円錐台部を囲むように紙管を配置して(図27(b)参照)、さらに強度を高めてもよい。
また、紙管は円筒形状に限定されず、例えば、図27(b)に示すような四角柱形状の筒体702や、その他の多角柱形状或いは楕円柱形状の筒体であってもよい。また、必ずしも筒状でなくてもよく、例えば、図28(a)に示すような板状の厚紙72もしくはダンボール紙であってもよい。
また、厚紙製の筒体や板紙に代えて、もしくは、厚紙製の筒体や板紙とともに、パルプモールド製の筒体を上記した部位に嵌め入れることにより、補強作用を高めるようにしてもよい。その一例を、図31〜図32に示す。図示の例では、円錐台部P37を囲む部位に、筒状パルプモールド成形体703を嵌め入れて、補強作用を奏させている。
このように、本第3の実施の形態のパレットは、天板P1と底板P5がダンボール紙で形成され、桁部材P3がパルプモールドで形成されており、それらが、比較的大面積で糊剤で接着されているため、軽量で且つ十分な強度を有し、リサイクル容易であり、構造も簡単なため低コストで製造可能である。
したがって、軽量化、ワンウェイ化、環境対応(リサイクル)、入管時の手続簡素化等の要請に良好に応えることができる。
(2)第4の実施の形態(開口縁上面の平坦部に段差無し)
図20〜図24は、第4の実施の形態を示す。
第4の実施の形態のパレットは、第3の実施の形態のパレットと、略、同様である。異なる点は、第4の実施の形態のパレットでは、桁部材Q3の凹部Q30の開口の縁部Q35の縁上面の平坦部Q35Uが、段差(高低差)を有しない点である。このため、第4の実施の形態では、天板Q1の下面Q1Lに接着される面積が、第3の実施の形態よりも大きくなり、接着が強固となる。結束バンドを通す孔は設けられないため、倉庫等での長期間の保管用途が想定される。
第4の実施の形態に於いて、第3の実施の形態と対応する部位には、同一の数字を用いるとともに、その先頭に「P」に代えて「Q」の字を付して示す。
(3)第1の実施の形態(二方差し)
図1〜図7は、第1の実施の形態を示す。
図示のパレットは、天板1と、天板1の下面1L側に平行に並べて接着された複数(3個)の桁部材3と、桁部材3の下側に接着された底板5とから成る。平行に並べて配置された桁部材3−3の間に天板1の下方空間が形成され、これが、フォークリフト等のアーム挿入空間となる。ここで、アーム挿入方向は、桁部材3の配列方向に沿う方向である。言い換えれば、図1〜図7は、いわゆる二方差しの場合である。
天板1は、本体平板10と、複数本の補強柱15とから成る。
本体平板10は厚手のダンボール紙製で、上面視で方形を成す。
補強柱15は長手状(長尺状)を成し、本体平板10の下面(パレット使用状態での下面;本明細書内で、上下の定義は何れも同様)10Lに、複数本を相互に離間して平行に並べ、コーンスターチで接着して成る。この補強柱15は、ライナー(上面紙と下面紙)と、ライナー間に配した中間層とから成る。中間層は、本第3の実施の形態では、その紙面方向がライナーの紙面方向と直交する部位を有する方向となるように設けられた波状を成す紙であるが、これに限定されない。このように3層に構成することにより、所要の厚さを確保している。即ち、本体平板10の下面10Lと補強柱15の下面15Lとに段差を形成し、この段差を、桁部材3の第1側壁部31の縁上面の平坦部31Uと第2側壁部32の縁上面の平坦部32Uとの高低差に対応させている。また、中間層を上記の構成とすることで、軽量化を達成している。
桁部材3は、全体的形状が長手状(長尺状の略直方体形状)を成し、上面視での長辺間に凹部30を形成して成るパルプモールド製の部材である。図示の例では、凹部30の内壁面側が、パルプモールド成形時に金型面(正確には、金型面を覆う金網)に接して転写される面である。即ち、綺麗な仕上がりとされる面である。なお、パルプモールド成形については先に述べたため、ここでの説明は割愛する。
底板5は、厚手のダンボール紙製で、上面視で、天板1(本体平板10)と同じ方形を成す。なお、底板5は、パレットの用途によっては省略することもできる。このことは、他の実施の形態の底板P5/Q5についても同様である。
次に、桁部材3の形状について述べる。
桁部材3としては、本第1の実施の形態では、天板1の縁位置101に用いられる桁部材3e(図2参照)と、天板1の内部側(図示の例では中央位置)に用いられる桁部材3c(図1参照)とがあるが、両者ともに、上面視での長辺301−301間に凹部30が形成されている。即ち、中空とされており、軽量である。桁部材3cは、図4、図5に示す例では中央に1個であるが、パレットのサイズに応じて、2個以上であってもよい。
凹部30は、上方に開口し、底壁部39の外面(下面)39Lは、後述の凹凸を有するが、各凹部分、各凸部分は、それぞれ平坦面を成す。この平坦面39Lの凸部分391Lが、底板5の上面5Uに密接して接着される。
凹部30の側壁部には、リブが形成されている。リブとしては、突出部311と、突出部321がある。本第1の実施の形態では、突出部311を有する部位を第1側壁部31、突出部321を有する部位を第2側壁部32という。
第1側壁部31は、その上端、即ち、凹部30の開口縁となる縁部の縁上面に、同一高さの平坦部31Uを有する。同様に、第2側壁部32は、その上端、即ち、凹部30の開口縁となる縁部の縁上面に、同一高さの平坦部32Uを有する。
第1側壁部31と第2側壁部32とは、桁部材3の上面視での長辺部301に沿う位置では、交互の配置となるように、即ち、第1側壁部31−31の間に第2側壁部32が位置し、第2側壁部32−32の間に第1側壁部31が位置するように、交互に設けられている。なお、短辺部に沿う位置には第1側壁部31は無く、第2側壁部32の非突出部320が設けられている。非突出部320については後述する。
第1側壁部31の縁上面の平坦部31Uの高さは、第2側壁部32の縁上面の平坦部32Uの高さより低く設定されており、その高低差は、前述の「本体平板10の下面10Lと、補強柱15の下面15Lとの段差」に対応付けられている。ここで、平坦部31Uが補強柱15の下面15Lに接着され、平坦部32Uが本体平板10の下面10Lに接着される。また、補強柱15の幅が平坦部31Uの幅に対応し、補強柱15−15間の間隔が平坦部32Uの幅に対応付けられている。このため、天板1の下面1L側の凹凸(平板本体10と補強柱15とによる凹凸)に、桁部材3の上面側の凹凸(平坦部31Uと平坦部32Uとによる凹凸)が嵌まり合う関係となり、両者間の接着強度が増す。即ち、パレットの強度が増す。
第1側壁部31は、凹部30の内方へ向かう突出部311と、長辺部301に沿う非突出部310を有し、それぞれ、平坦で同一高さの縁上面平坦部311U、310Uを有する。同様に、第2側壁部32は、凹部30の内方へ向かう突出部321と、長辺部301に沿う非突出部320を有し、それぞれ、平坦で同一高さの縁上面平坦部321U、320Uを有する。このように、第1側壁部31及び第2側壁部32が、それぞれ、突出部と非突出部を有するため、側壁部全体として凹凸を有し、これらがリブ(補強部)としての機能を奏する。このため、パレット全体としての上下方向の強度が増す。
また、第1側壁部31の突出部311の突出量は、第2側壁部32の突出部321の突出量より大きく設定されている。即ち、多数部位にて桁部材3に接着される(第2側壁部32の縁上面の平坦部32Uに接着される)本体平板10とは異なり、補強柱151本当たりが桁部材3と接着される(第1側壁部31の縁上面の平坦部31Uに接着される)部位数は相対的に少ないのであるが、その少なさを補うように、補強柱15と接着される第1側壁部31の縁上面の平坦部31Uの面積を拡げ、これにより、所要の接着強度を確保している。
また、第2側壁部32の突出部321の突出先端側の側壁3210には、第1側壁部31の縁上面31Uより低い高さで、突出先端側(凹部30の内方)へ突出する先端突出部322が形成されている。このため、桁部材3の製造後(パレット組み付け以前)に多数個を積層して保管している中から最上層の桁部材3を取り出す際に、その直下の桁部材3から容易に剥離することができ、作業が容易となる。また、機械化した場合でも、取り出しトラブルを避けることができる。剥離を容易とするための同様の部位は、他の実施の形態の桁部材も、同様に有する。
凹部30の底壁部39には、段差(凹凸)が形成されており、これにより、強度を高められている。即ち、対向する第1側壁部31−31の間を繋ぐ底壁部391と、対向する第2側壁部32−32の間を繋ぐ底壁部392とは、高低差を有するように形成されており、これにより、強度を高められている。
次に、天板1の縁位置101に配置される桁部材3e(図2参照)と、天板1の内部側に配置される桁部材3c(図1参照)との差異を述べる。
図1と図2の比較より分かるように、天板1の縁位置101に配置される桁部材3eでは、上面視で一方の長辺部3011には第1側壁部31は無く、第2側壁部32の非突出部320が形成されている。これは、補強柱15の端部(長手方向の端部)を、第2側壁部32で覆うためである。また、補強柱15の端部での接着を確保するために、第1側壁部31の縁上面31Uと同じ高さの縁上面312Uを有する第1相当突出部312が、第2側壁部32の非突出部320の内側に形成されている。
(4)参考例−1
(補正により実施の形態から除外された補正前の第2の実施の形態;四方差し)
図8〜図14は、参考例−1を示す。
参考例−1は、いわゆる四方差しの場合である。第2の実施の形態では、平行に並べて配置した桁部材3−3の間に天板1の下方空間を形成してフォークリフト等のアーム挿入空間を確保する点は、前述の第1の実施の形態と同様である。
参考例−1が第1の実施の形態と異なる点は、上記の方向に直交する方向からもフォークリフト等のアームを挿入可能とする空間を形成した点である。この空間を、参考例−1では、平板部300により確保している。即ち、参考例−1では、桁部材3として、桁部材3の長手方向に離隔して複数個(図示の例では3個)の凹部30を形成し、その間を、第1側壁部31の縁上面の平坦部31Uと同一高さの平板部300で連設することにより上述のアームの挿入空間を確保している。
他の点は、第1の実施の形態と同様である。
(5)参考例−2
(補正により実施の形態から除外された補正前の第5の実施の形態)及びその他の変形例
図33〜図36は、参考例−2を示す。
参考例−2は、先述の第3の実施の形態のパレットを、いわゆる四方差しのパレットとした場合である。参考例−2では、平行に並べて配置した桁部材の間に天板の下方空間を形成してフォークリフト等のアーム挿入空間を確保する点は、前述の第3の実施の形態と同様である。
参考例−2が第3の実施の形態と異なる点は、上記の方向に直交する方向からもフォークリフトやハンドリフト等のアームを挿入可能とする空間を形成した点である。この空間を、参考例−2では、先述の第4の実施の形態と同様に設けた平板部により確保している。即ち、参考例−2では、桁部材を、その長手方向に於いて相互に離隔された複数個(図示の例では3個)の部分で構成し、その間を、第4の実施の形態と同様に平板部で連設することにより上述のアームの挿入空間を確保している。
他の点は、第3の実施の形態と同様である。
図30は、第3の実施の形態のパレット用の桁部材P3の外周を、ダンボール紙75で覆うように包み込んだ変形例を示す。このように、ダンボール紙75で覆うように包み込むことにより、強度をさらに高めることかできる。
P1,Q1,1 天板
P1L,Q1L,1L 天板の下面
P1U,Q1U,1U 天板の上面
10 本体平板
P101,Q101,101 天板の縁位置
10L 本体平板の下面
15 補強柱
15L 補強柱の下面
P3,Q3,3(3c,3cc,3e,3ee) 桁部材
P30,Q30,30 凹部
300 平板部
301 長辺部
3011 天板の縁位置寄りの長辺部
31 第1側壁部(縁部)
31U 第1側壁部の縁上面の平坦部
310 非突出部(第1側壁部の非突出部)
310U 非突出部の縁上面(第1側壁部の非突出部の縁上面)平坦部
P311,Q311,311 突出部
P3110,Q3110,3110 突出内壁面
P3111,Q3111 長手方向両端の突出部の突出内壁面
311U 突出部の縁上面(第1側壁部の突出部の縁上面)平坦部
312 第1相当突出部(第2側壁部の非突出部の内側の第1側壁部高さ相当)
312U 第1相当突出部の縁上面平坦部
32 第2側壁部(縁部)
32U 第2側壁部の縁上面の平坦部
320 非突出部(第2側壁部の非突出部)
320U 非突出部の縁上面(第2側壁部の非突出部の縁上面)平坦部
P321,Q321,321 突出部
P3210,Q3210,3210 突出内壁面
321U 突出部の縁上面(第2側壁部の突出部の縁上面)平坦部
3210 突出部先端側の側壁(第2側壁部の突出部先端側の側壁)
322 先端突出部
P331 長手方向両端付近の小突出部
P35,Q35 縁部
P35U,Q35U,(31U,32U) 縁部の縁上面の平坦部
P350 縁部の縁上面の溝部
P37,Q37 円錐台部
P370 円錐台部の孔
P37U,Q37U 円錐台部の上端の平坦部
P38,Q38 側壁部
P380,Q380 長手方向の側壁部
P39,Q39,39 底壁部
P39L,Q39L,39L 底壁部の外面(下面)
P391,Q391,391 第1底壁部
P391L,Q391L,391L 第1底壁部の外面(下面)
P392,Q392,392 第2底壁部
P392L,Q392L,392L 第2底壁部の外面(下面)
P5,Q5,5 底板
P5U,Q5U,5U 底板の上面
701 紙管(厚紙製の円筒形状)
702 紙管(厚紙製の四角柱形状)
703 筒状パルプモールド成形体
72 厚紙板
75 桁部材外側を覆うダンボール紙

Claims (6)

  1. 外形が略直方体形状で、該直方体形状を略模る長手状の凹部を備えた容器状を成し、パレットの天板の一方の縁から他方の縁に至る長さを有し、前記天板の下面に前記凹部の開口側が固着されて該天板を支持する、パルプモールド製の桁部材であって、
    前記凹部の長手方向に沿う両内壁面は該長手方向に沿い幅方向中央に位置する仮想の垂直面を対称面とする面対称な同形状を成し、該両内壁面には上下方向へ伸びる1本の凹部内方への突出部と、該1本の突出部とは異なる形状を成し上下方向へ延びる2本の凹部内方への突出部から成る突出部対とが、長手方向で交互に繰り返して形成されて成り、
    前記突出部対の各々は、前記凹部を水平に切る仮想横断面上に於いて、当該の突出部対の内側の面及び当該の突出部対と対向する突出部対の内側の面が仮想の同一円周上に含まれており、
    前記凹部の開口の縁部の縁上面は、原料が吸引されて堆積されるパルプモールド成形金型の成形面が転写された平坦部を有し、該平坦部にて前記天板の下面に固着される、
    ことを特徴とするパレット用の桁部材。
  2. 外形が略直方体形状で、該直方体形状を略模る長手状の凹部を備えた容器状を成し、パレットの天板の一方の縁から他方の縁に至る長さを有し、前記天板の下面に前記凹部の開口側が固着されて該天板を支持する、パルプモールド製の桁部材であって、
    前記凹部の長手方向に沿う両内壁面は該長手方向に沿い幅方向中央に位置する仮想の垂直面を対称面とする面対称な同形状を成すとともに、該両内壁面の上端に連なる開口の縁部は相対的高部と相対的低部とが長手方向で交互に繰り返される形状を成し、前記各相対的高部に連なる内壁面には上下方向へ延びる凹部内方への突出部である高部突出部が形成され、前記各相対的低部に連なる内壁面には上下方向へ延びる凹部内方への突出部である低部突出部が前記高部突出部とは異なる形状で形成され、
    前記凹部の開口の縁部の縁上面は、原料が吸引されて堆積されるパルプモールド成形金型の成形面が転写された平坦部を有し、前記相対的高部の平坦部にて前記天板の下面に固着される、
    ことを特徴とするパレット用の桁部材。
  3. 外形が略直方体形状で、該直方体形状を略模る長手状の凹部を備えた容器状を成し、パレットの天板の一方の縁から他方の縁に至る長さを有し、前記天板の下面に前記凹部の開口側が固着されて該天板を支持する、パルプモールド製の桁部材であって、
    前記凹部の長手方向に沿う両内壁面は該長手方向に沿い幅方向中央に位置する仮想の垂直面を対称面とする面対称な同形状を成すとともに、該両内壁面の上端に連なる開口の縁部は相対的高部と相対的低部とが長手方向で交互に繰り返される形状を成し、前記各相対的高部に連なる内壁面には上下方向へ延びる2本の凹部内方への突出部から成る高部突出部対が形成され、前記各相対的低部に連なる内壁面には上下方向へ延びる1本の凹部内方への突出部である低部突出部が形成され、
    前記高部突出部対の各々は、前記凹部を水平に切る仮想横断面上に於いて、当該の高部突出部対の内側の面及び当該の高部突出部対と対向する高部突出部対の内側の面が仮想の同一円周上に含まれており、
    前記凹部の開口の縁部の縁上面は、原料が吸引されて堆積されるパルプモールド成形金型の成形面が転写された平坦部を有し、前記相対的高部の平坦部にて前記天板の下面に固着される、
    ことを特徴とするパレット用の桁部材。
  4. 請求項3に於いて、
    さらに、軸芯が前記仮想の円周の軸芯と同位置となるように、前記凹部の底部から立設された円錐台部を有し、
    前記円錐台部の上面と前記相対的高部の平坦部とが前記天板の下面に固着される、
    ことを特徴とするパレット用の桁部材。
  5. 外形が略直方体形状で、該直方体形状を略模る長手状の凹部を備えた容器状を成し、パレットの天板の一方の縁から他方の縁に至る長さを有し、前記天板の下面に前記凹部の開口側が固着されて該天板を支持する、パルプモールド製の桁部材であって、
    前記凹部の長手方向に沿う両内壁面は該長手方向に沿い幅方向中央に位置する仮想の垂直面を対称面とする面対称な同形状を成すとともに、該両内壁面の上端に連なる開口の縁部は相対的高部と相対的低部とが長手方向で交互に繰り返される形状を成し、前記各相対的高部に連なる内壁面には上下方向へ延びる凹部内方への突出部である高部突出部が形成され、前記各相対的低部に連なる内壁面には上下方向へ延びる凹部内方への突出部である低部突出部が前記高部突出部より凹部内方への突出量が大きくなる形状で形成され、
    前記凹部の開口の縁部の縁上面は、原料が吸引されて堆積されるパルプモールド成形金型の成形面が転写された平坦部を有し、前記相対的高部の平坦部にて前記天板の下面に固着される、
    ことを特徴とするパレット用の桁部材。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかのパレット用の桁部材を、天板の一方の縁から他方の縁に至るようにして、複数本を平行に、該天板の下面に固着して成るパレット。
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