JP6769114B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体吐出装置に関する。
従来から、インクなどの液体を、搬送される記録媒体に吐出する液体吐出装置が使用されている。このような液体吐出装置においては、搬送される記録媒体と液体吐出部とが接触すると、記録媒体および液体吐出部の少なくとも一方が損傷する場合があった。そこで、記録媒体と液体吐出部との接触を抑制するため、様々な技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、光学検知手段により記録媒体の搬送異常を検出することで記録媒体と液体吐出部(記録ヘッド)との接触を抑制する液体吐出装置(インクジェット記録装置)が開示されている。
特開平5−301413号公報
しかしながら、特許文献1で開示されるような光学検知手段や、機械式の従来の検出手段などでは、記録媒体と液体吐出部とが接触していない場合に記録媒体と液体吐出部とが接触したと誤判断する場合や、逆に、記録媒体と液体吐出部とが接触した場合に記録媒体と液体吐出部とが接触していないと誤判断する場合などがあった。このように、従来の記録媒体と液体吐出部との接触を検出する検出手段は、検出精度が低かった。検出精度が低いことに起因して、記録媒体と液体吐出部との接触により、記録媒体および液体吐出部の少なくとも一方が損傷してしまう場合があるという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例または形態として実現することが可能である。
[適用例1] 本適用例に係る液体吐出装置は、記録媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、記録領域に搬送された前記記録媒体に液体を吐出する液体吐出部と、前記記録領域に搬送される前記記録媒体と対向するように前記液体吐出部に設けられたセンサー貼付板と、前記センサー貼付板が有する貼付面に貼り付けられ、前記貼付面の変形の度合いに応じた出力をする圧電フィルムセンサーと、前記圧電フィルムセンサーの前記出力に基づいて、前記液体吐出部および/または前記搬送部の制御を行う制御部と、を備え、前記センサー貼付板の前記貼付面の周囲にはスリットが形成されていることを特徴とする。
本適用例によれば、圧電フィルムセンサーが貼り付けられる貼付面の周囲にスリット(センサー貼付板を貫通する細い溝)が形成されているため、貼付面のあるセンサー貼付板の領域は、変形した場合(あるいは変形しようとした場合)に、その周囲からの応力を受け難い。すなわち、貼付面の周囲にスリットを設けることにより、貼付面を、より変形しやすく構成することができる。そのため、貼付面に貼り付けられた圧電フィルムセンサーによって、貼付面のあるセンサー貼付板の領域に接触する記録媒体をより高い感度で検出することができる。その結果、記録媒体と液体吐出部とが接触してしまう場合の接触状態を検出する検出精度をより高めることができ、記録媒体と液体吐出部とが接触して記録媒体および液体吐出部の少なくとも一方が損傷することを抑制することができる。
[適用例2] 上記適用例に係る液体吐出装置において、前記センサー貼付板が、前記貼付面の変形の最大量を規制する変形規制部を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、センサー貼付板が、貼付面の変形の最大量を規制する変形規制部を備えることにより、変形しやすく構成された貼付面が、限界を超えて変形してしまうことが抑制される。すなわち、記録媒体の接触などによりセンサー貼付板(貼付面のあるセンサー貼付板の領域)が損傷してしまうことが防止される。
[適用例3] 上記適用例に係る液体吐出装置において、前記液体吐出部が、前記液体を吐出する複数のノズルを有する記録ヘッドを備え、前記貼付面が、前記センサー貼付板の前記記録領域に搬送される前記記録媒体と対向する記録媒体対向面の裏面に設けられ、前記貼付面の裏面と前記記録領域に搬送された前記記録媒体との間隔が、前記記録ヘッドと前記記録領域に搬送された前記記録媒体との間隔より狭いことを特徴とする。
本適用例によれば、圧電フィルムセンサーが貼り付けられた貼付面の裏面と記録領域に搬送された記録媒体との距離が、記録ヘッドと記録領域に搬送された記録媒体との距離より短いため、圧電フィルムセンサーは、記録ヘッドに接触しない程度に近づいた記録媒体を検出することができる。その結果、記録媒体と液体吐出部とが接触して記録媒体および液体吐出部の少なくとも一方が損傷することを抑制することができる。
[適用例4] 上記適用例に係る液体吐出装置において、前記圧電フィルムセンサーが、前記貼付面の変形の度合いに応じた出力を発生させる検出部と、前記出力を前記制御部に伝達するための回路を含む回路部とを有し、前記スリットが、前記検出部が貼り付けられる前記貼付面の周囲に形成されていることを特徴とする。
本適用例によれば、圧電フィルムセンサーの検出部が貼り付けられる貼付面の周囲にスリットを設けることにより、検出部が貼り付けられた貼付面を、より変形しやすく構成することができる。その結果、圧電フィルムセンサーの感度をより高くすることができる。また、回路部が貼り付けられる貼付面の周囲にはスリットを形成しないことで、回路部が変形する度合いを少なくすることができ、その結果、回路部の信頼性が低下することを抑制することができる。
[適用例5] 上記適用例に係る液体吐出装置において、前記液体吐出部が、前記搬送方向と交差する交差方向に移動しながら前記液体を吐出可能であり、前記制御部が、前記圧電フィルムセンサーの前記出力に基づいて、前記液体吐出部の移動の制御を行うことを特徴とする。
本適用例によれば、交差方向に移動する液体吐出部と記録媒体とが接触して記録媒体および液体吐出部の少なくとも一方が損傷することを抑制することができる。
本発明の実施例1に係る記録装置を表す概略側面図 本発明の実施例1に係る記録装置の要部を表す概略平面図 本発明の実施例1に係る記録装置の要部を表す概略正面断面図 本発明の実施例1に係る記録装置のブロック図 図2に示すスカートの要部Eを表す平面図 図5のF−F断面図 貼付面に圧電フィルムセンサーが貼り付けられた様子を示す概略平面図 図6に示すスカートの要部Hを表す概略正面断面図 変形例1に係るスカートにおいて、貼付面に圧電フィルムセンサーが貼り付けられた様子を示す概略平面図
以下に本発明を具体化した実施形態について、図面を参照して説明する。以下は、本発明の「液体吐出装置」としての一実施例に係る記録装置であって、本発明を限定するものではない。なお、以下の各図においては、説明を分かりやすくするため、実際とは異なる尺度で記載している場合がある。また、特に断りが無い場合、「交差する」とは「好ましくは直交すること」を意味している。
(実施形態1)
図1は、本実施形態に係る記録装置1を表す概略側面図である。
本実施形態に係る記録装置1は、記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する搬送部9と、記録領域に搬送された記録媒体Pに「液体」としてのインクを吐出する液体吐出部100と、記録領域に搬送される記録媒体Pと対向するように液体吐出部100に設けられた「センサー貼付板」としてのスカート110と、スカート110が有する貼付面111Aに貼り付けられ、貼付面111Aの変形の度合いに応じた出力をする圧電フィルムセンサー120と、圧電フィルムセンサー120の出力に基づいて、液体吐出部100および/または搬送部9の制御を行う制御部18と、を備えている。また、スカート110の貼付面111Aの周囲には、スリットが形成されている構成となっている。
以下に具体的に説明する。
図1で表されるように、本実施形態の記録装置1は、記録媒体Pのセット部14から、記録媒体Pの支持部であるプラテン2、プラテン3およびプラテン4を介して、記録媒体Pの巻取部15まで、記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する。すなわち、セット部14から巻取部15までが記録装置1における記録媒体Pの搬送経路であり、プラテン2、プラテン3およびプラテン4は該搬送経路に設けられた記録媒体Pの支持部である。なお、セット部14は回転方向Cに回転して記録媒体Pを送出し、巻取部15は回転方向Cに回転して記録媒体Pを巻き取る。
なお、本実施形態の記録装置1は、ロール状の記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であるが、このような構成に限定されず、単票状の記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であってもよい。単票状の記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成である場合、記録媒体Pのセット部14として、例えば、所謂、給紙(給送)トレイおよび給紙(給送)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。また、記録媒体Pの回収部として、巻取部15以外の回収部として、例えば、所謂、排出用受部、排紙(排出)トレイおよび排紙(排出)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。
なお、本実施形態では記録面16が外側になるように巻かれているロール式の記録媒体Pを使用しているので、記録媒体Pをセット部14から送出する際、セット部14の回転軸は回転方向Cに回転する。一方、記録面16が内側になるように巻かれているロール式の記録媒体Pを使用する場合は、セット部14の回転軸は回転方向Cとは逆回転して送出することが可能である。
そして、同様に、本実施形態の巻取部15は記録媒体Pの記録面16が外側になるように巻き取るので、巻取部15の回転軸は回転方向Cに回転する。一方、記録面16が内側になるように巻き取る場合は、巻取部15の回転軸は回転方向Cとは逆回転して巻き取ることが可能である。
本実施形態の記録装置1のプラテン2にはヒーター6が設けられている。ヒーター6は、記録部としての記録ヘッド12により記録を実行する前に記録媒体Pを加熱(所謂プレヒート)するために設けられている。
なお、本実施形態の記録装置1は、ヒーター6を用いて、記録媒体Pの記録面16とは反対側の面17側から記録媒体Pをプレヒートする構成となっている。しかしながら、例えば、記録媒体Pの記録面16側から赤外線を照射して記録媒体Pを加熱可能なヒーターを用いて、記録面16側から記録媒体Pをプレヒートする構成としてもよい。
また、本実施形態の記録装置1は、プラテン2とプラテン3の間に、搬送方向Aと交差する交差方向Bの回転軸を有し、記録媒体Pの面17に送り力を付与する駆動ローラー5が設けられている。
そして、駆動ローラー5と対向する位置には、交差方向Bの回転軸を有する従動ローラー7が設けられている。ローラー対を構成する駆動ローラー5と従動ローラー7とで記録媒体Pを挟持することができる。このような構成により、駆動ローラー5と従動ローラー7とで搬送部9を構成している。ここで、従動ローラーとは、記録媒体Pの搬送に伴って回転するローラーを意味する。
また、記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する際は、駆動ローラー5は回転方向Cに回転し、従動ローラー7は回転方向Cとは逆方向に回転する。
また、液体吐出部100は、記録媒体Pにインクを吐出する部分であり、記録ヘッド12、キャリッジ11などを備えている。記録ヘッド12は、キャリッジ11のプラテン3と対向する面に備えられている。記録装置1は、キャリッジ11を介して交差方向Bに記録ヘッド12を往復移動させながら、記録ヘッド12のノズル形成面(インクを吐出する複数のノズルが形成された面)Fから記録媒体Pにインクを方向D(ノズル形成面Fから記録媒体Pに向かう方向であって本実施形態では鉛直下方向)に吐出させて所望の画像を形成する。プラテン3上において、記録媒体Pにインクが吐出される領域が「記録領域」に当たる。このような構成により、記録ヘッド12は、記録媒体Pに液体としてのインクを吐出することができる。
なお、本実施形態の記録装置1は、往復移動しながら記録する記録ヘッド12を備えているが、インクを吐出するノズルを搬送方向Aと交差する交差方向Bに複数設けた所謂ラインヘッドを備える記録装置でもよい。ラインヘッドを備える記録装置である場合、該ラインヘッドは「液体吐出部」に相当する。
ここで、「ラインヘッド」とは、記録媒体Pの搬送方向Aと交差する交差方向Bに形成されたノズルの領域が、記録媒体Pの交差方向B全体をカバー可能なように設けられ、記録ヘッドまたは記録媒体Pを相対的に移動させて画像を形成する記録装置に用いられる記録ヘッドである。なお、ラインヘッドの交差方向Bのノズルの領域は、記録装置が対応している全ての記録媒体Pの交差方向B全体をカバー可能でなくてもよい。
また、キャリッジ11の交差方向Bの両側端部には、圧電フィルムセンサー120(図2および図3参照)が貼り付けられたスカート110が設けられている。スカート110は、記録媒体Pと記録ヘッド12とが接触することを抑制するための部材である。圧電フィルムセンサー120およびスカート110の具体的な構成については後述する。
また、搬送方向Aにおいて記録ヘッド12の下流側には、記録ヘッド12によって記録された領域に向けて赤外線を照射可能な加熱部としてのヒーター8が設けられている(図1参照)。
なお、本実施形態のヒーター8はプラテン3と対向する位置に設けられ、記録媒体Pの記録面16側を加熱可能な赤外線ヒーターであるが、このようなヒーターに限定されず、プラテン3側(面17側)から記録媒体Pを加熱可能なヒーターを用いてもよい。
また、ヒーター8の記録媒体Pの搬送方向Aにおける下流側には、赤外線を照射可能なヒーター13を備えている。なお、本実施形態のヒーター13はプラテン4と対向する位置に設けられ、記録媒体Pの記録面16側を加熱可能な赤外線ヒーターであるが、このようなヒーターに限定されず、プラテン4側(面17側)から記録媒体Pを加熱可能なヒーターを用いてもよい。また、例えば、赤外線ヒーター等の加熱装置の代わりに、ファン等の送風装置等を使用することもできる。
次に、本実施形態の記録装置1の要部である圧電フィルムセンサー120およびスカート110の基本構成について説明する。
図2は本実施形態の液体吐出部100を表す概略平面図であり、図3は液体吐出部100を表す概略正面断面図である。
本実施形態の液体吐出部100は、図2および図3で表されるように、キャリッジ11の交差方向Bにおける両側端部に圧電フィルムセンサー120が貼り付けられたスカート110が設けられている。スカート110は、図3で表されるように、記録媒体Pと記録ヘッド12(ノズル形成面F)との間隔d1よりも記録媒体Pとスカート110の下面(圧電フィルムセンサー120が貼り付けられた面の裏面)との間隔d2の方が狭くなるよう構成されている。
上記のように、本実施形態の記録装置1は、インクを記録媒体Pに吐出する記録ヘッド12を備えたキャリッジ11と記録媒体Pを搬送する搬送部9とを備えている。そして、図2および図3で表されるように、キャリッジ11の交差方向Bにおける両側端部に設けられたスカート110には圧電フィルムセンサー120が貼り付けられており、スカート110の僅かな歪みを検出することができる構成になっている。すなわち、本実施形態の記録装置1は、この僅かな歪みを検出することにより、高い精度(僅かな歪みに対応する精度)で記録媒体Pとキャリッジ11との接触を検出でき、記録媒体Pとキャリッジ11とが接触して記録媒体Pおよびキャリッジ11(特に記録ヘッド12)の少なくとも一方が損傷することを抑制することができる。
また、本実施形態の記録装置1は、圧電フィルムセンサー120の変位(変形)を検出した場合に、後述の制御部18(図4参照)の制御により、キャリッジ11に設けられる記録ヘッド12によるインクの吐出および搬送部9による記録媒体Pの搬送の少なくとも一方を停止することができる。ここで、圧電フィルムセンサー120は、圧電素子がフィルム状に配列されて構成されるセンサーであり、圧電フィルムセンサー120が取り付けられた部分の僅かな歪みを変位として検出可能な精度の高いセンサーである。すなわち、本実施形態の記録装置1は、圧電フィルムセンサー120により高い精度(圧電フィルムセンサー120が取り付けられた部分の僅かな歪みに対応する精度)で記録媒体Pと液体吐出部100との接触を検出できる。そして、制御部18の制御により記録媒体Pと液体吐出部100との接触を検出した場合に、記録媒体Pと液体吐出部100の少なくとも一方が損傷することを抑制するために、液体吐出部100の記録ヘッド12によるインクの吐出および搬送部9による記録媒体Pの搬送の少なくとも一方を停止することができる。このため、本実施形態の記録装置1は、記録媒体Pと液体吐出部100とが接触して記録媒体Pおよび液体吐出部100の少なくとも一方が損傷することを抑制することができる。
なお、制御部18の制御により停止するインクの吐出の動作には、キャリッジ11の交差方向Bへの移動動作も含んでいる。
また、上記のように、本実施形態の記録装置1では、キャリッジ11(記録ヘッド12)は、記録媒体Pの搬送方向Aと交差する交差方向Bに往復移動しながらインクを吐出可能である。そして、制御部18の制御により、圧電フィルムセンサー120の変位の検出は、キャリッジ11の往復移動における定速移動時においてのみ有効にすることができる。
キャリッジ11の往復移動においては、停止状態から定速状態の速度まで加速する加速移動時と、定速移動時と、定速状態から停止状態まで減速する減速移動時と、がある。ここで、加速移動時と減速移動時においては、キャリッジ11に往復移動方向の力が加わるため、キャリッジ11が変形する(歪む)場合がある。このため、加速移動時と減速移動時においては、加速または減速に伴うキャリッジ11の変形を、記録媒体Pとキャリッジ11との接触に伴うキャリッジ11の変形と誤判断する虞がある。しかしながら、本実施形態の記録装置1では、キャリッジ11は記録媒体Pの搬送方向Aと交差する交差方向Bに往復移動しながらインクを吐出可能であり、圧電フィルムセンサー120の変位の検出はキャリッジ11の往復移動における定速移動時においてのみ有効にされる。このため、前記誤判断を抑制することができる構成になっている。
なお、本実施形態における「圧電フィルムセンサー120の変位の検出は、キャリッジ11の往復移動における定速移動時においてのみ有効にされる」構成とは、キャリッジ11の加速移動時および減速移動時において検出を停止する構成であるが、キャリッジ11の加速移動時および減速移動時において定速移動時とは異なる基準(例えば加速移動時および減速移動時における閾値を高くする)で検出を行う構成としてもよい。
また、図2および図3で表されるように、本実施形態の液体吐出部100には、圧電フィルムセンサー120が、キャリッジ11のインクの吐出位置である記録ヘッド12の位置に対して、往復移動の方向である交差方向Bにおける両側に設けられている。このため、キャリッジ11の往復移動における両方向の移動の際において、高い精度(圧電フィルムセンサー120が取り付けられた部分の僅かな歪みに対応する精度)で、記録媒体Pと液体吐出部100とが接触したことを検出できる構成になっている。
また、本実施形態の記録装置1は、制御部18において圧電フィルムセンサー120の変位を複数の基準で判断し、該変位の大きさに応じて、液体吐出部100によるインクの吐出および搬送部9による記録媒体Pの搬送の少なくとも一方の停止のさせ方を変更することができる構成になっている。すなわち、記録媒体Pと液体吐出部100との接触程度に応じて、異なる方法で液体吐出動作を停止することができる構成になっている。具体的には、本実施形態の記録装置1は、圧電フィルムセンサー120の変位判断をする閾値を2つ有している。そして、第1の閾値以上第2の閾値未満の変位を検出した場合には、キャリッジ11をホームポジション(記録ヘッド12を不図示のキャップによりキャッピング可能なポジション)まで移動させてからキャリッジ11の往復移動を停止する。また、第2の閾値以上の変位を検出した場合には、即時にキャリッジ11の往復移動を停止する。このように、本実施形態の記録装置1は、制御部18の制御により、記録媒体Pとキャリッジ11との接触程度が軽い場合は切りのいいタイミングになるのを待って液体吐出動作を停止し、記録媒体Pとキャリッジ11との接触程度が重い場合はすぐに液体吐出動作を停止することができる構成になっている。
次に、本実施形態の記録装置1における電気的な構成について説明する。
図4は、本実施形態の記録装置1のブロック図である。
制御部18には、記録装置1の全体の制御を司るCPU19が設けられている。CPU19は、システムバス20を介して、CPU19が実行する各種制御プログラム等を格納したROM21と、データを一時的に格納可能なRAM22と、接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、記録ヘッド12を駆動するためのヘッド駆動部23と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、キャリッジ11を移動させるためのキャリッジモーター25、セット部14の駆動源である送出モーター26、駆動ローラー5の駆動源である搬送モーター27、巻取部15の駆動源である巻取モーター28、を駆動させるためのモーター駆動部24と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、ヒーター6、8および13を駆動するためのヒーター駆動部33と接続されている。
さらに、CPU19は、システムバス20を介して、入出力部31と接続されており、入出力部31は、圧電フィルムセンサー120、並びに、記録データ等を記録装置1に入力する外部装置であるPC29と接続されている。
次に、「センサー貼付板」としてのスカート110の具体的な構成例について説明する。
図5は、図2に示すスカート110の要部Eを表す平面図である。また、図6は、図5のF−F断面図である。
スカート110は、記録領域に搬送される記録媒体Pと対向(対面)するように液体吐出部100に設けられた板状体であり、樹脂板111、フレーム112などから構成されている。
樹脂板111は、図2に示すように、キャリッジ11に取り付けられたときの搬送方向Aの長さ(樹脂板111の長手方向の長さ)および位置が記録ヘッド12の移動範囲をカバーするように設けられている。つまり、樹脂板111の搬送方向Aの長さは、記録ヘッド12の搬送方向Aの長さと同じか、やや上回る長さであり、平面視において、キャリッジ11が交差方向Bに移動した場合に、樹脂板111が移動する範囲内にキャリッジ11の移動範囲が入るように設けられている。
樹脂板111の交差方向Bの長さは、圧電フィルムセンサー120の最大長より長い長さで、キャリッジ11が交差方向Bに移動した場合に、記録装置1の交差方向Bの長さを無用に長くしない程度に短い長さになっている。つまり、樹脂板111の交差方向Bの長さは、圧電フィルムセンサー120をその長手方向が交差方向Bになるように貼り付けることができる貼付面111Aが設けられる必要充分な長さであれば良い。
また、樹脂板111の搬送方向A側の一方のコーナー部(キャリッジ11に沿う側とは逆側のコーナー部)は、斜めに切り取られた形状となっている。これは、例えば、キャリッジ11が交差方向Bに移動しているときに、記録媒体Pに発生した皺や浮きの部分がこの樹脂板111のコーナー部に接触した場合に、記録媒体Pの皺を搬送方向Aに押しやることを可能とするものである。
フレーム112は、スカート110の剛性を高めるために設けられた金属枠体であり、図2および図6に示すように、樹脂板111の外縁部の上側(対向する記録媒体Pとは反対側)から、例えばネジ止めするなどして、樹脂板111を支持するように設けられている。また、フレーム112は、キャリッジ11にネジ止めするなどして固定されている。なお、フレーム112は、キャリッジ11に固定する別体ではなく、キャリッジ11を構成する枠体と一体に構成されていても良い。
樹脂板111の略中央部には、図5に示すように、圧電フィルムセンサー120を貼り付ける貼付面111Aが、記録領域に搬送される記録媒体Pと対向する記録媒体対向面111B(図6参照)の裏面に矩形に設けられている。また、記録媒体対向面111B(貼付面111Aの裏面)と記録媒体Pとの間隔d2(図3参照)が、記録ヘッド12と記録媒体Pとの間隔d1より狭くなるように設けられている。
また、貼付面111Aの周囲には、貼付面111Aを支持する樹脂板111が交差方向Bに延在する片持ち梁(以下、検出梁113と言う)として構成されるように、スリット130が形成されている。具体的には、圧電フィルムセンサー120が貼り付けられる矩形領域の周辺の内の3辺(搬送方向Aの上流側と下流側の2辺(キャリッジ11寄りの一部を除く)およびキャリッジ11と反対側の辺)に沿ってスリット130(スカート110の樹脂板111を貫通する細い溝)が形成されている。このようにスリット130を設けることによって、樹脂板111の全体がフレーム112によって高い剛性に支持される中で、スリット130のキャリッジ11寄りの端部付近(図6に示すGの位置付近)を支点として形成される片持ち梁状の領域(検出梁113)が撓みやすく構成される。
図7は、貼付面111Aに圧電フィルムセンサー120が貼り付けられた様子を示す概略平面図である。なお、図7では、フレーム112の図示を省略している。
圧電フィルムセンサー120は、圧電フィルムセンサー120が貼り付けられた貼付面111A(つまりは検出梁113)の変形の度合いに応じた出力を発生させる検出部121と、その出力を制御部18に伝達するための回路を含む回路部122とを有している。図7に示すように、圧電フィルムセンサー120は、回路部122が、スリット130のキャリッジ11寄りの端部を結ぶ直線よりキャリッジ11寄りの領域111A1内に入るように貼り付けられており、検出部121が、キャリッジ11とは反対側に張り出している領域(検出梁113)に貼り付けられている。換言すると、スリット130は、検出部121が貼り付けられる貼付面111Aの周囲に形成されており、回路部122が貼り付けられる貼付面111Aの周囲には形成されていない。
図8は、図6に示すスカート110の要部Hを表す概略正面断面図である。
前述したように、スリット130によって検出梁113は、スリット130のキャリッジ11側の端部付近を支持部とした片持ち梁として撓みやすい構成となっているが、スカート110は、検出梁113の記録媒体対向面111Bに記録媒体Pが接触して図8に示す矢印の方向に記録媒体対向面111Bが押し上げられた場合に、この押し上げによる検出梁113の変形が規制されるように構成されている。具体的には、以下に説明するように、スカート110は、貼付面111Aの変形の最大量を規制する変形規制部150を備えている。
変形規制部150は、当接部113A、受け部112A、ガード部111Dなどから構成されている。
当接部113Aは、図5および図8に示すように、検出梁113の先端部(キャリッジ11とは反対側の端部)において、検出梁113から方向Dの逆方向に突出する板状体として構成されている。
受け部112Aは、図5および図8に示すように、フレーム112からキャリッジ11の方向に向けて当接部113Aの上側(方向Dの逆方向側)まで延出する板状体としてフレーム112と一体に構成されている。
ガード部111Dは、図7に示すように、樹脂板111の内、キャリッジ11から離れる方向の領域で、検出梁113の先端側の略3分の1を取り囲む領域であり、図8に示すように、記録媒体対向面111Bの高さ位置(方向Dの位置)が記録媒体PからW2だけ離れる方向となるように(すなわち樹脂板111が厚みW2だけ薄くなるように)構成されている。
検出梁113に外力が加わらない状態においては、検出梁113が撓むことなく、図8に示すように、当接部113Aの先端と受け部112Aの下端面(方向D側の面)との間には、隙間W1がある。すなわち、検出梁113の記録媒体対向面111Bに記録媒体Pが接触して図8に示す矢印の方向に記録媒体対向面111Bを押し上げた場合に、隙間W1の量だけ検出梁113の先端(当接部113A)は移動するが、それ以上の移動は、当接部113Aの先端が受け部112Aの下端面に当接するために規制される。
また、検出梁113に外力が加わらない状態においては、図8に示すように、ガード部111Dの記録媒体対向面111Bと検出梁113の記録媒体対向面111Bとの間には、方向Dにおいて、高さの差がW2となるように、ガード部111Dが構成されている。なお、本実施形態では、W1=W2としている。従って、当接部113Aの先端が受け部112Aの下端面に当接し、更に検出梁113を押し上げようとする力が働いた場合であっても、剛性の高いフレーム112に支持されたガード部111Dによってガードされるため、検出梁113の変形が抑制される。
なお、当接部113Aは、検出梁113の先端部(キャリッジ11とは反対側の端部)から方向Dの逆方向にまっすぐ突出するのではなく、図8に示すように、キャリッジ11から遠ざかるに従って徐々に受け部112Aに近づくテーパー部113Tを有している。これは、例えば、記録媒体Pの端部や記録媒体Pの皺の頂部がプラテン3(図1参照)から浮き上がってテーパー部113Tに接触した場合(図8においては、図8を正面から見て左方向に移動するテーパー部113Tに右側から接触した場合)に、記録媒体Pを方向Dの方向に押しやることを可能とするものである。また、図8に示すように、ガード部111Dにも同様の目的でテーパー部111Tを設けている。
図5〜図8では、キャリッジ11の交差方向Bの両側端部に設けられたスカート110の内の一方(図2を正面から見て右側)のスカート110について説明したが、他方のスカート110は、図面において左右が逆となる構成において同様に構成されている。
以上述べたように、本実施形態による液体吐出装置(記録装置1)によれば、以下の効果を得ることができる。
圧電フィルムセンサー120が貼り付けられる貼付面111Aの周囲にスリット130(スカート110を貫通する細い溝)が形成されているため、貼付面111Aのあるスカート110(樹脂板111)の領域は、変形した場合(あるいは変形しようとした場合)に、その周囲からの応力を受け難い。すなわち、貼付面111Aの周囲にスリット130を設けることにより、貼付面111Aを、より変形しやすく構成することができる。そのため、貼付面111Aに貼り付けられた圧電フィルムセンサー120によって、貼付面111Aのあるスカート110の領域に接触する記録媒体Pをより高い感度で検出することができる。その結果、記録媒体Pと液体吐出部100とが接触してしまう場合の接触状態を検出する検出精度をより高めることができ、記録媒体Pと液体吐出部100とが接触して記録媒体Pおよび液体吐出部100の少なくとも一方が損傷することを抑制することができる。
また、スカート110が、貼付面111Aの変形の最大量を規制する変形規制部150を備えることにより、変形しやすく構成された貼付面111Aが、限界を超えて変形してしまうことが抑制される。すなわち、記録媒体Pの接触などによりスカート110(貼付面111Aのあるスカート110の領域、つまりは、検出梁113)が損傷してしまうことが防止される。
また、圧電フィルムセンサー120が貼り付けられた貼付面111Aの裏面(記録媒体対向面111B)と記録領域に搬送された記録媒体Pとの距離(間隔d2)が、記録ヘッド12と記録領域に搬送された記録媒体Pとの距離(間隔d1)より短いため、圧電フィルムセンサー120は、記録ヘッド12に接触しない程度に近づいた記録媒体Pを検出することができる。その結果、記録媒体Pと液体吐出部100とが接触して記録媒体Pおよび液体吐出部100の少なくとも一方が損傷することを抑制することができる。
また、圧電フィルムセンサー120の検出部121が貼り付けられる貼付面111Aの周囲にスリット130を設けることにより、つまりは検出梁113を構成することにより、検出部121が貼り付けられた貼付面111Aを、より変形しやすく構成することができる。その結果、圧電フィルムセンサー120の感度をより高くすることができる。また、回路部122が貼り付けられる貼付面111Aの周囲にはスリット130を形成しないことで、回路部122が変形する度合いを少なくすることができ、その結果、回路部122の信頼性が低下することを抑制することができる。
また、液体吐出部100が、搬送方向Aと交差する交差方向Bに移動しながら液体(インク)を吐出可能であり、制御部18が、圧電フィルムセンサー120の出力に基づいて、液体吐出部100の移動の制御を行うため、交差方向Bに移動する液体吐出部100と記録媒体Pとが接触して記録媒体Pおよび液体吐出部100の少なくとも一方が損傷することを抑制することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。ここで、上述した実施形態と同一の構成部位については、同一の符号を使用し、重複する説明は省略している。
(変形例1)
図9は、変形例1に係るスカート110において、貼付面111Aに圧電フィルムセンサー120が貼り付けられた様子を示す概略平面図である。
実施形態1では、図5〜図7に示すように、貼付面111Aの周囲には、貼付面111Aが交差方向Bに延在する片持ち梁の領域(検出梁113)として構成されるように、スリット130が形成されているとして説明したが、この構成に限定するものではない。図9に示すように、貼付面111Aの周囲には、貼付面111Aが搬送方向Aに延在する片持ち梁の領域(検出梁213)として構成されるように、スリット130が形成されていても良い。すなわち、実施形態1で説明した検出梁113が、図7において90度右方向に回転した構成であっても良い。また、回転角度は90度に限定するものではなく、例えば、右方向に45度回転した構成であっても良い。
1…記録装置、2〜4…プラテン、5…駆動ローラー、6…ヒーター、7…従動ローラー、8…ヒーター、9…搬送部、11…キャリッジ、12…記録ヘッド、13…ヒーター、14…セット部、15…巻取部、16…記録面、17…面、18…制御部、19…CPU、20…システムバス、21…ROM、22…RAM、23…ヘッド駆動部、24…モーター駆動部、25…キャリッジモーター、26…送出モーター、27…搬送モーター、28…巻取モーター、29…PC、31…入出力部、33…ヒーター駆動部、100…液体吐出部、110…スカート、111…樹脂板、111A…貼付面、111B…記録媒体対向面、111D…ガード部、112…フレーム、112A…受け部、113…検出梁、113A…当接部、113T…テーパー部、120…圧電フィルムセンサー、121…検出部、122…回路部、130…スリット、150…変形規制部。

Claims (4)

  1. 記録媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、
    記録領域に搬送された前記記録媒体に液体を吐出する液体吐出部と、
    前記記録領域に搬送される前記記録媒体と対向するように前記液体吐出部に設けられたセンサー貼付板と、
    前記センサー貼付板が有する貼付面に貼り付けられ、前記貼付面の変形の度合いに応じた出力をする圧電フィルムセンサーと、
    前記圧電フィルムセンサーの前記出力に基づいて、前記液体吐出部および/または前記搬送部の制御を行う制御部と、を備え、
    前記センサー貼付板の前記貼付面の周囲にはスリットが形成され
    前記センサー貼付板が、前記貼付面の変形の最大量を規制する変形規制部を備えていることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記液体吐出部が、前記液体を吐出する複数のノズルを有する記録ヘッドを備え、
    前記貼付面が、前記センサー貼付板の前記記録領域に搬送される前記記録媒体と対向する記録媒体対向面の裏面に設けられ、
    前記貼付面の裏面と前記記録領域に搬送された前記記録媒体との間隔が、前記記録ヘッドと前記記録領域に搬送された前記記録媒体との間隔より狭いことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記圧電フィルムセンサーが、前記貼付面の変形の度合いに応じた出力を発生させる検出部と、前記出力を前記制御部に伝達するための回路を含む回路部とを有し、
    前記スリットが、前記検出部が貼り付けられる前記貼付面の周囲に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記液体吐出部が、前記搬送方向と交差する交差方向に移動しながら前記液体を吐出可能であり、
    前記制御部が、前記圧電フィルムセンサーの前記出力に基づいて、前記液体吐出部の移動の制御を行うことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
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