JP6768086B2 - 漏液感知ケーブル及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、漏液感知ケーブル及びその製造方法に関する。
原油、精製された石油化学製品、または酸や塩基のような腐食性液体のような液体移送には、タンクと地下や屋外パイプラインが利用される。地下や屋外パイプラインを利用する場合、パイプ、パイプ連結部及びバルブで漏れが発生し得る。パイプラインで液体の漏れが発生することを感知する必要がある。
このような液体漏れ感知のための様々な装置が公知になっている。水や有機溶剤または腐食性液体のような液体の漏れをパイプラインの長い経路に沿って感知するために、センサケーブルが用いられ得る。センサケーブルは、パイプライン内の全長に沿って、または漏れが生じる傾向性が大きな部分に配置され得る。
従来のセンサケーブルは、一般に、互いに離隔された第1及び第2導電体を含んでいる。
図1は、米国登録特許US4,862,146のセンサケーブルの構造を示す図である。図示されているように、センサケーブルは、伝導性ポリマーコーティング層22で囲まれた金属コア21で構成された第1感知部材20と、伝導性ポリマーコーティング層32で囲まれた金属コア31で構成された第2感知部材30と、絶縁有機ポリマージャケット43で囲まれた金属コア41で構成された第1絶縁部材40と、絶縁有機ポリマーで構成された第2絶縁部材50を含むコア1を含む。炭化水素に接触すると膨張する伝導性ポリマーで構成されたレイヤー3は、ガラスファイバーで構成された拘束部材4に囲まれる。一対の感知部材20、30の直径は、同一の大きさを有し、一対の絶縁部材40、50の直径は、同一の大きさを有し、絶縁部材40、50の直径が感知部材20、30の直径より約1.5倍大きく形成される。絶縁部材40、50と感知部材20、30は、互いに一定の間隔で回転しながら撚って組み立てられる。伝導性ポリマーレイヤー3は、炭化水素で構成される有機液体に接触すると膨張し始めるが、伝導性ポリマーレイヤー3を囲む拘束部材4が、伝導性ポリマーレイヤー3がケーブルの外の方向に膨張することを遮断する。従って、伝導性ポリマーレイヤー3は、有機液体に接触するとケーブルの内側に膨張して2つの感知部材20、30を接続及び連結する。伝導性ポリマーレイヤー3が有機液体による物理化学的反応による膨張効果で、センサケーブルは有機液体接触を感知し、互いに異なる感知部材20、30が互いに短絡して電圧降下が発生すると、有機液体を感知したことが確認できる。
このように構成されたセンシングケーブルは、有機液体に接触したとき、比較的に揮発性の高い航空油、ガソリン、灯油、軽油、ベンゼン、トルエン等の有機液体の場合、相当な量に長時間露出した時のみ伝導性ポリマーレイヤー3が膨張し始め、内部の一対の感知部材20、30を接触させて有機液体の漏れを感知することができる。即ち、有機液体中、揮発性が高いほど、液体量が多いほど、センシングケーブルの液体感知反応時間が速くなり、センシングケーブルが設けられた周辺環境の温度によってその反応時間が一定でない問題点がある。従って、揮発性が非常に低い潤滑油、高圧作動油、絶縁油、フォトレジスタ、バンカーC油、動植物性油等のような有機液体と少量の有機液体を感知することが非常に難しい問題点がある。また、60℃以上の高温では、頻繁な非正常な漏れ感知警報が発生し、零下の低い温度では、常温での液体感知センシング反応時間より数倍から数十倍遅く反応する問題点がある。
また、センシングケーブルの外部に定格荷重以上の物理的加圧力や曲げ力が作用されたとき、ガラスファイバー素材の編組層で形成された拘束部材4がこれに耐えられない問題点があり、絶縁部材40、50と感知部材20、30を直径に1.5倍の差があるように構成しても、定格以上の外部の物理的加圧力や曲げ力により伝導性ポリマーレイヤー3が押圧されると、これにより短絡して非正常な漏液感知警報が発生する問題点がある。
一方、従来のフィルム型漏液感知センサは、ベースフィルム層上に導電ラインを形成し、その上を保護層でカバーする構成を有している。このように構成されるフィルム型漏液感知センサは、屋外に設けた場合、保護層が屋外環境で損なわれやすく、漏液感知のための導電ラインが損傷する問題点がある。
開示される技術は、前記のような問題点を解決するために案出されたものであって、本発明の目的は、漏れた液体を感知する組成物で構成された帯状の感知ラインで電線コアをスクリュー形態で巻き、漏れた液体を吸収する不織布と編組層でカバーするように作製して、フィルムセンサとケーブルセンサの長所を全て備え、優れた漏液感知性能を有し、容易に外部環境で損なわれない漏液感知ケーブルを提供することを目的とする。
本発明の目的は、強揮発性有機液体と低揮発性有機液体である潤滑油、絶縁油、作動油、動植物性油等を少量の液体だけで数分以内で感知できる漏液感知ケーブルを提供することをその目的とする。
本発明の目的は、60℃以上の高温で非正常な液体感知警報が発生せず、零下の低温でもセンシング反応時間に大きな変動なしに円滑な動作が可能な漏液感知ケーブルを提供することをその目的とする。
本発明の目的は、感知しようとする液体のみ感知ラインに吸収されるようにして誤作動を防止し、土や紫外線、外部摩擦力等の物理的外圧を遮断して屋外設置や地中埋設、水中で安全に設置可能であり、高温環境で使用できる漏液感知ケーブルを提供することをその目的とする。
前記のような目的を達成するための本発明の一側面によれば、液体の漏れを感知する漏液感知ケーブルにおいて、
一つ以上の導線と、前記一つ以上の導線をカバーする被覆層とを含む電線コア;
前記電線コアの表面の長手方向に沿って結合する感知部;及び
非導電性繊維で編組され、前記感知部をカバーする第1編組層を含み、
前記感知部は、長さに比例する一定の抵抗値を有して前記液体と反応して出力電流値が変化することを特徴とする。
本発明の一側面によれば、導電性材質の繊維で編組され、前記一つ以上の導線を包んで前記一つ以上の導線を遮蔽する第2編組層をさらに含むことを特徴とする。
本発明の一側面によれば、前記被覆層は、非導電性繊維で編組されることを特徴とする。
本発明の一側面によれば、前記感知対象液体の吸収性を有する材質で構成され、前記感知部を囲む不織布をさらに含むことを特徴とする。
本発明の一側面によれば、前記感知部は、前記感知対象液体を感知する組成物で製造されるフィルムを設定幅の帯状に切断して製造される感知ラインを含むことを特徴とする。
本発明の一側面によれば、前記感知部は、フィルムベース層及び前記フィルムベース層の上面に前記感知対象液体を感知する組成物を蒸着、コーティングまたは印刷して形成されるか、または導電性素材をメッキまたは真空蒸着して形成される一つ以上の感知ラインを含むことを特徴とする。
本発明の一側面によれば、前記感知部は、フィルムベース層及び前記フィルムベース層の上面に前記感知対象液体を感知する組成物を真空蒸着または印刷した後、前記フィルムベース層と共に設定幅の帯状に切断して形成される感知ラインを含むことを特徴とする。
本発明の一側面によれば、前記感知部は、前記電線コアの外面を設定間隔で離隔してスクリュー形態に取り囲むように結合することを特徴とする。
本発明の一側面によれば、前記フィルムベース層の底面には、前記電線コアの外面に貼り付けのための接着層がさらに結合することを特徴とする。
本発明の一側面によれば、前記感知部は、前記感知対象液体を感知する組成物を前記電線コアの表面に設定幅の帯状に印刷、メッキ、または真空蒸着して形成される感知ラインを含むことを特徴とする。
前記感知ラインは、前記電線コアの表面を設定間隔で離隔してスクリュー形態に取り囲むように結合することを特徴とする。
前記感知部は、前記漏れた液体を感知する組成物を前記電線コアの表面全体に印刷、メッキまたは真空蒸着して形成されることを特徴とする。
前記感知対象液体が液体炭化水素化合物である場合、前記組成物は、カーボン、油凝固剤、バインダ、及び希釈剤を含むことを特徴とする。
前記感知対象液体が伝導性液体である場合、前記組成物は、導電性インク、銀インク、導電性ポリマー、導電性金属を含む群から選択されることを特徴とする。
前記感知部は、前記感知対象液体と反応する感知ラインと、前記感知ラインと通電して信号を伝達する導電ラインとを含むことを特徴とする。
前記感知部は、前記感知対象液体と反応する感知ラインを含み、
前記電線コアの前記導線のうち一つ以上は、前記感知ラインと連結されて信号を伝達することを特徴とする。
前記感知部は、前記感知ラインをカバーするように保護層がさらに結合することを特徴とする。
前記保護層は、前記感知ラインより幅が狭く形成され得る。
前記保護層の前記感知ラインに該当する位置に設定間隔で前記感知対象液体が通過できるセンシングホールが形成されることを特徴とする。
前記保護層が結合する前に前記感知ラインをカバーし、前記感知対象液体に分解されるか、または前記感知対象液体が透過するか吸収される感知コーティング膜をさらに含むことを特徴とする。
前記感知コーティング膜は、ポリウレタン、ポリエチレン、エナメル、ワニス、アルキド樹脂、ビニル系樹脂を含む群から選択された一つ以上の高分子ポリマーを含むコーティング液で形成されることを特徴とする。
前記感知コーティング膜は、カーボンを含むコーティング液で形成されることを特徴とする。
前記感知コーティング膜は、厚さが0.05μm〜100μmから選択されたいずれか一つであることを特徴とする。
前記感知ラインの上面がカーボンとフッ素樹脂混合物でコーティングされることを特徴とする。
前記電線コアの前記被覆層上に溝部が形成され、前記溝部に前記漏れた液体を感知する組成物が投入硬化されて感知ラインが形成されることを特徴とする。
前記溝部は、前記電線コアの表面の長手方向に沿って設定幅と設定深さを有して設定間隔で離隔されたスクリュー状に形成されることを特徴とする。
前記感知部は、一対の感知ラインを含み、一対の前記感知ラインは、一側ラインが他側ラインに比べて電解度の高い元素で形成し、前記感知ラインをカバーするように前記漏れた液体を吸収する性質の吸収材でコーティングされることを特徴とする。
前記感知部は、相対的に電気伝導度が良好な金属層上に電気伝導度が相対的に低く、耐食性を有する金属を積層して形成される多層導電性回路ラインを含むことができる。
本発明の他の側面によって提供される液体の漏れを感知する漏液感知ケーブルの製造方法は、
a)一つ以上の導線を配置するステップ;
b)前記一つ以上の導線を長手方向にカバーするように被覆層を形成するステップ;
c)前記被覆層の長手方向に沿って感知部を配置するステップ;及び
d)非導電性繊維を編組して前記感知部をカバーするように第1編組層を形成するステップ;を含むことを特徴とする。
前記c)ステップは、マスキングテープを設定された幅と厚さの帯状の間隔がスクリュー状に形成されるように前記被覆層上に貼り付けるステップ;前記ステップで前記マスキングテープが貼り付けられた前記被覆層をコーティング、印刷、真空蒸着またはメッキのうち選択された方法で導電性薄膜を形成するステップ;及び、前記マスキングテープを除去するステップを含むことを特徴とする。
前記c)ステップは、前記被覆層の全体の表面上に導電性薄膜を形成し、フォトリソグラフィ工程とエッチング工程を利用して前記被覆層の表面の長手方向に沿って設定幅と厚さの帯状の導電性感知ラインがスクリュー状に取り囲むように形成することを特徴とする。
以上において検討したような本発明に係る漏液感知ケーブルは、フィルムセンサとケーブルセンサの長所を全て有するようになり、優れた漏液感知性能を有し、容易に外部環境で損なわれない長所がある。
また、本発明の実施例に係る漏液感知ケーブルは、水分、薬液、有機液体等の様々な液体の漏れを感知する装置に応用できる。
また、本発明の実施例に係る漏液感知ケーブルは、外部の物理的衝撃、加圧力、摩擦力、または曲げ力等による非正常な液体感知警報を最小化することができる。
また、本発明の実施例に係る漏液感知ケーブルは、検出しようとする液体以外の液体が感知ラインに浸透接触できない構造と強力な物理的機械的強度を有しており、屋内だけではなく、屋外、地中、水中、水面等で長時間設置及び使用できる応用性を有している。
また、本発明の実施例に係る漏液感知ケーブルは、強揮発性有機液体だけではなく、低揮発性の少量の有機液体も数秒から数分以内で早く感知でき、60℃以上の高温で非正常な液体感知警報が発生せず、零下の低温でも反応時間の急激な変動なしに円滑に動作できる。
また、本発明の実施例に係る漏液感知ケーブルは、一般的な電気ケーブルまたは通信ケーブルの作製工程と類似した工程を有しており、製造原価も非常に低い。
従来の漏液感知ケーブルの分解側面図。 本発明の一実施例に係る漏液感知ケーブルの断面及び分解された状態を示した図。 本発明の他の実施例に係る漏液感知ケーブルの断面及び分解された状態を示した図。 本発明の他の実施例に係る漏液感知ケーブルの断面及び分解された状態を示した図。 本発明の他の実施例に係る漏液感知ケーブルの断面及び分解された状態を示した図。 本発明の実施例に係る感知部の構成をそれぞれ概略的に示した側面図。 図6の(a)の実施例を示した図。 図6の(a)の他の実施例を示した図。 図6の(b)の実施例を示した図。 図6の(c)の実施例を示した図。 図6の(d)の実施例を示した図。 本発明の実施例に係る感知部の構成をそれぞれ示した断面図。 本発明の実施例に係る感知部の構成をそれぞれ示した断面図。 本発明の実施例に係る感知部の構成をそれぞれ示した断面図。 本発明の実施例に係る感知部の構成をそれぞれ示した断面図。 本発明の実施例に係る感知部の構成をそれぞれ示した断面図。 本発明の一実施例に係る漏液感知ケーブルの作製過程を示した図。 本発明の一実施例に係る漏液感知ケーブルの作製過程を示した図。 図17及び図18により作製される漏液感知ケーブルの一実施例の一断面を概略的に示した図。 図17及び図18により作製される漏液感知ケーブルの一実施例を示した断面図。 本発明の他の実施例に係る薬液感知ケーブルを概略的に示した透視図及び部分断面図。 本発明の実施例に係る漏液感知ケーブルの感知部の構成を示した断面図。 本発明の実施例に係る漏液感知ケーブルの感知部の構成を示した断面図。 本発明の実施例に係る漏液感知ケーブルの感知部の構成を示した断面図。
本発明は、様々な変更を加えることができ、種々の形態を有し得、実施例を本文に詳細に説明する。しかし、これは、本発明を特定の開示形態に対して限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術の範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むものと理解されるべきである。各図面を説明しながら類似した参照符号を類似した構成要素に対して使用した。第1、第2等の用語は、様々な構成要素を説明するのに用いられ得るが、前記構成要素は、前記用語により限定されてはならない。前記用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられる。本出願において使用した用語は、単に特定の実施例を説明するために用いられたものであり、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は、文脈上、明らかに異に意味しない限り、複数の表現を含む。本出願において、「含む」または「なされる」等の用語は、明細書上に記載の特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部分品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部分品またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
異に定義されない限り、技術的または科学的な用語を含めてここで用いられる全ての用語は、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者により一般的に理解されるものと同一の意味を有している。一般的に用いられる辞書に定義されているような用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有するものと解釈されるべきであり、本出願において明らかに定義しない限り、理想的または過度に形式的な意味に解釈されない。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施例について説明する。図面に関係なく同じ部材番号は同じ構成要素を指す。実施例において重複する説明は省略する。
本発明の実施例に係る漏液感知ケーブル1000は、漏れた液体感知が必要な領域に設けられ、漏液感知信号を漏液感知システムで出力して設けられた領域で液体漏れ有無を検出できるようにするケーブル形式の液体感知装置である。
図2は、本発明の第1実施例に係る漏液感知ケーブルを示す。(a)は、断面図であり、(b)は、分解して示した斜視図である。図示されているように、漏液感知ケーブルは、一つ以上の導線110と、導線110を囲む第2編組層120と、第2編組層120を囲む被覆層130で形成される電線コア100、電線コア100の外面に沿って結合する感知部200、感知部200を囲む不織布310、及び不織布を囲む第1編組層320を含む。
電線コア100は、一つ以上の導線110と、導線110を包む第2編組層120と、第2編組層120をカバーする被覆層130で構成される。一つ以上の導線110は、漏液感知システムに必要な電源及び/又は通信に用いられるラインである。導線110は、非伝導性フッ素樹脂または高分子ポリマー樹脂で被覆111されることが好ましい。一つ以上の導線110を囲む第2編組層(braid layer)120は、導電性または非導電性糸で編組されることが好ましい。第2編組層120は、複数の導線110の結合構造を密着固定させる役割をする。第2編組層120をSUS材質のような伝導性糸で編組して作製する場合、導線110を遮蔽する役割を果たすことができる。第2編組層120の代わりに金属薄膜で導線110を包んで導線110を遮蔽させることができる。被覆層130は、テフロン(登録商標)のような非導電性フッ素樹脂や高分子ポリマー樹脂で形成され、第2編組層120を囲んで保護することができる。
感知部200は、導電性物質をメッキ、印刷、蒸着、真空蒸着、エッチング、またはパターニング方式で形成するか、または金属箔板やワイヤー等で形成される一つ以上の感知ライン220を含む。前記感知部は、相対的に電気伝導度が良好な金属層上に相対的に電気伝導度が低く、耐食性を有する金属を積層して形成される多層感知ライン220を含むことができる。多層感知ライン220は、金、銀、銅、またはアルミニウムのような伝導度の高い金属を積層した後、その上にクロム、ニッケル、チタンまたはモリブデン等のような耐腐食性を有する金属を真空蒸着方式でカバーして形成することができる。感知ライン220は、感知対象液体と反応する漏液感知組成物で形成され得る。即ち、感知ライン220は、長さに比例する一定の抵抗値を有し、水、酸またはアルカリ溶液、油類等のような液体のうち感知対象液体等と反応して出力電流値が変化して漏液感知有無を判断できるようにする。感知対象液体が石油、原油、ガソリン、潤滑油、植物性油、動物性油等のような液体炭化水素化合物である場合、前記漏液感知組成物は、CNT(Carnon Nano Tube)と、油凝固剤、希釈剤、アルキド樹脂を含むことができる。最も好ましい油凝固剤は、C.I.Agent Solution社から市販入手可能なCI010DF08である。感知対象液体が水分である場合、感知ラインは、導電性ラインを形成できる材料を使用して作製され得る。感知対象液体が導電性液体である場合、漏液感知組成物は、導電性インク、銀化合物インク、伝導性カーボン分散液と合成樹脂製バインダの混合物、または導電性ポリマー等を含むことができる。感知ライン220を形成する組成物は、前述した実施例に制限されず、従来のフィルム感知センサの漏液感知ラインに用いられる組成物はいずれも使用可能である。感知部200の詳細な構成は、以下において実施例別に詳細に説明する。
不織布310は、感知する種類の液体だけを吸着する吸着力を有する材質で構成され、感知する種類の液体だけが内側に吸収され、感知する種類以外の液体がケーブルの内側に吸収されることを防止できる。不織布310は、感知部200を外部の衝撃または摩擦や異物から保護し、感知対象液体だけを吸収して感知部200と接触させる。感知対象液体が水や酸性または塩基性液体である場合、不織布は、液体の固有表面張力による吸収性を有する不織布を使用することが好ましい。吸収性不織布は、水がよく吸収されないPET(Polyethylene terephthalate)、PP(Polypropylene)、PE(Polyethylene)、PC(Polycarbonate)等のような高分子ポリマー素材に吸収できる原料を感知対象液体の種類によって添加される量を調節して作製され得る。吸収性不織布は、フラッフパルプ等を含むことができる。感知対象液体が液体炭化水素化合物である場合、不織布310は、PET、PC、PP等の高分子ポリマーを主成分とする素材を利用することが好ましい。不織布310は、厚さ0.01mm〜50mm、幅2mm〜100mmの帯状に作製し、感知部200が結合された電線コア100を一定速度で連続回転して前進させ、感知部200が結合された電線コア100の表面を重畳して巻いて抜け目なくカバーするようにすることができる。不織布310の厚さと重畳回数を調節して、感知対象液体接触による感知反応速度及び量を調節することができる。
第1編組層320は、非導電性糸で編組されることが好ましい。即ち、第1編組層320は、非導電性フッ素樹脂、ガラスファイバー、高分子ポリマー等を素材とする糸で編組されることが好ましい。第1編組層320は、外部の物理的衝撃または機械的強度への遮蔽性、気候変化への耐候性、異物への抵抗性、耐腐食性等を有する素材で製造されることが好ましい。第1編組層320は、0.01mm〜3.0mmの直径を有する断面が円形または楕円形の柔軟な素材で編組され得る。第1編組層320は、漏液感知ケーブルの内部の感知ライン220と不織布310の組み立て構造を密着固定し、漏液感知ケーブルの外部から加えられる物理的衝撃、加圧力、摩擦力、曲げ力、腐食性、気候変化等から内部の感知部200を保護する。また、第1編組層320は、感知対象液体をよく透過させながら、漏液感知ケーブルの内部に熱伝達を最小化させることができる構造を有することを特徴とする。
導線110と感知部200の感知ライン220は、一側端部が感知コントローラにそれぞれ連結され、他側末端も感知ライン220と導線110が終端コネクタ等により互いに連結されることで印加された感知電源が感知ラインを通して導線110に流れてまたコントローラに提供され得る。
図3は、本発明の他の実施例に係る漏液感知ケーブルを示した断面図(a)及び分解斜視図(b)である。図3の実施例に係る漏液感知ケーブルは、図2の実施例に係る漏液感知ケーブルで不織布310を省略した構成である。図3の実施例に係る漏液感知ケーブルは、電線コア100上に感知部200を結合し、不織布310なしに第1編組層320で囲んで構成する。図3の実施例に係る漏液感知ケーブルは、設置環境が安定した場合に設けられることが好ましく、少量の液体を迅速に感知できる長所がある。
図4は、本発明の他の実施例に係る漏液感知ケーブルを示した断面図(a)及び分解斜視図(b)である。図4の実施例に係る漏液感知ケーブルは、図2の実施例に係る漏液感知ケーブルで第2編組層を非導電性編組層120’で構成する。非導電性編組層120’は、フッ素樹脂、ガラスファイバー、または高分子ポリマー素材等、水や水分を吸収しない0.01mm〜3.0mmの直径を有する円形または楕円形の柔軟な素材の糸で編組される。非導電性編組層120’の外側に被覆層130を省略し、感知部200を結合する。その後、不織布240を結合し、第1編組層320を結合する。図4の実施例に係る漏液感知ケーブルは、物理機械的強度が比較的に少なく要求され、電源雑音(ノイズ)が多くない設置環境に設けられ得る。図4の実施例に係る漏液感知ケーブルは、比較的に小さな直径に形成され得る。
図5は、本発明の他の実施例に係る漏液感知ケーブルを示した断面図(a)及び分解斜視図(b)である。図5の実施例に係る漏液感知ケーブルは、図4の実施例に係る漏液感知ケーブルで不織布310を省略した構成である。図5の実施例に係る漏液感知ケーブルは、物理機械的強度が比較的に少なく要求され、電源雑音が多くない設置環境で使用できる。図5の実施例に係る漏液感知ケーブルは、少量の漏れ液体を迅速に感知でき、比較的に小さな直径に形成され得る。
図6は、漏液感知ケーブルの感知部200の実施例をそれぞれ示した図である。(a)は、漏液感知組成物をフィルム形態に作製した後、設定幅に切断した帯状の感知部200を電線コア100の外面にスクリュー形態に巻いて結合した実施例である。(b)は、漏液感知組成物を設定幅、設定間隔でフィルムベース層210上にメッキ、真空蒸着またはプリンティングして感知ライン220を形成し、感知ライン220が形成されたフィルムベース層210を切断し、電線コア100上にスクリュー形態に巻いて結合した実施例である。(c)は、電線コア100の外面に直接的に漏液感知組成物を様々な方式の印刷コーティング装置を利用して印刷して感知ライン220を形成した実施例である。(d)は、電線コア100の表面全体に漏液感知組成物を設定厚さに塗布し、電線コア100の表面全体を感知部200がカバーする実施例を示す。
図7乃至図11は、図6の各実施例の製造方法を概略的に示す図である。図7は、図6(a)の実施例の作製過程を示した図であり、(a)漏液感知組成物とフッ素樹脂または高分子ポリマー化合物を一定割合で配合した後、0.01μm〜100μmのうち選択されたいずれか一つの厚さを有するフィルム形態に製造した後、(b)0.01mm〜100mmのうち選択された一つの幅に切断して帯状の感知ライン220を作製する。(c)電線コア100を連続回転しながら前進させ、帯状の感知ライン220が設定間隔で離隔してスクリュー形態に電線コア100の表面を取り囲むように結合させる。
図8及び図9は、図6(b)の実施例の作製過程を示した図であり、特に、図8は、(a)フィルムベース層210の上面を液体感知組成物でコーティングして硬化させた後、(b)液体感知組成物コーティング層が形成されたフィルムベース層210を0.01mm〜100mmのうち選択されたいずれか一つの線幅に切断して帯状の感知部200を形成する。フィルムベース層210は、PRFE(Polytetrafluoroethylene)、PVDF(Polyvinylidene fluoride)、PFA(Perfluoroalkoxy alkane)等のフッ素樹脂、またはPET(Polyethylene terephthalate)、PP(Polypropylene)、PE(Polyethylene)、PVC(Polyvinyl chloride)等の高分子ポリマー樹脂を材質とすることが好ましい。フィルムベース層210は、10μm〜300μmの厚さを有することが好ましい。帯状の感知部200は、フィルムベース層210と感知ライン220とで構成される。帯状に作製された感知部200は、(c)のように電線コア100を連続的に回転して前進させ、設定間隔で離隔してスクリュー形態に電線コア100の表面を取り囲むように結合される。
図9に示される実施例において、感知部200は、(a)フィルムベース層210上に液体感知組成物で複数個の感知ライン210を0.01mm〜100mmの幅と0.01μm〜100μmの厚さに一定間隔で印刷して硬化させた後、(b)に示されたように、感知ライン220の幅より大きな設定幅にフィルムベース層210を切断して帯状に作製する。このように作製された感知部200は、(c)に示されたように、電線コア100を連続回転しながら前進させ、設定間隔離隔してスクリュー形態に電線コア100の表面を取り囲むように結合される。
図10は、図6(c)の実施例の作製過程を示した図であり、図10(a)に示されるように、電線コア100の表面に直ちに印刷コーティング装置310を利用して液体感知組成物を印刷して感知部200を形成する。即ち、電線コア100の表面に隣接するように印刷コーティング装置400を設け、コーティング液噴射口410を通して液体感知組成物コーティング液が吐出されるようにし、電線コア100を連続回転しながら前進させると、図10(b)に示されるように、感知部200がスクリュー形態に設定間隔離隔して電線コア100の表面を取り囲むように結合する。電線コア100の前進速度を調節すれば感知部200の間隔を調整できる。印刷コーティング装置400の吐出口及び吐出液を調節すれば感知部200の線幅及び厚さを調節できる。印刷コーティング装置400を通り乾燥機を通過するようにしてコーティングされた感知部200が硬化されるようにすることができる。
図11は、図6(d)の実施例の作製過程を示した図であり、印刷コーティング装置400を利用して電線コア100の表面全体に漏液感知組成物を設定厚さに塗布した後、硬化させて電線コア100の表面全体を感知部200がカバーする実施例を示す。
図2乃至図10において、感知部200は、単一感知ライン220で示されたが、それは、表現を簡単にするためのものであり、感知ライン220は、必要に応じて複数個形成され得る。以下においては、感知部200の構成を図12乃至図24を参照して詳細に説明する。
図12と図13は、漏水を感知する感知部の構成を概略的に示した断面図である。図12は、単純漏水有無を感知する感知部を示し、図13は、漏水距離を共に感知できる感知部を示す。図示しているように、感知部200は、フィルムベース層210上に2個または4個の感知ライン220が印刷方式または真空蒸着方式で形成され、その上に接着層250を介して保護層230が結合されるか、または接着層250なしに感知ライン220上に保護層230が結合され得る。フィルムベース層210の裏面には、電線コア100への貼り付けのための接着層240をさらに含むことができる。感知ライン220は、導電性物質で構成され、導電性インク、銀化合物等で形成され得る。保護層230は、PET、PE、PVCまたはPTFE、FEP等のようなフッ素樹脂系列の材質で形成され得、感知ライン220に該当する位置に一定間隔毎にセンシングホール231が貫通されて形成され得る。漏水が発生すると、漏水が発生した位置のセンシングホール231を通して水分が流入して導電性材質の感知ライン220が水分により通電し、感知ライン220に連結されたコントローラが漏水有無を検出できるようになる。図示しないが、保護層230の結合前、感知ライン220上にコーティング層をさらに含むことができる。コーティング層は、液体透過が容易であり、液体により容易に消されるか溶けない多孔性を有するカーボンとフッ素樹脂素材の複合混合物で形成され得る。コーティング層は、液体(水、酸、アルカリ、有機合成化学溶液等)と反応性の良い様々な高分子ポリマー素材(ポリウレタン、アルキド樹脂、エナメル、PE、PC、PP、ポリ塩化ビニル及びその他のビニル系)を基盤として、各種の液体透過を容易にする多孔性を有する非伝導性カーボン(金属酸化物系カーボン等)と一定の割合で配合してコーティングインクを作り、スロットダイ(Slot Die)コーティングまたはコンマ(Comma)コーティング等の方式でフィルムベース層210の上部面の感知ライン220に0.1μm〜50μmのコーティング厚さを形成することが好ましい。従って、漏れた液体がカーボンの多孔性と液体反応性の良い高分子ポリマー素材によって容易にコーティング膜を透過し、下部の一対の感知ライン220を電気的に通電させることで、導電性液体の漏れ有無及び漏れ位置が分かる。
図14は、有機液体の有無を感知する感知部200の断面を示した図である。図14の実施例に係る漏液感知ケーブルの感知部200は、フィルムベース層210上に導電ライン221と感知ライン220が互いに離隔されて長手方向に平行に配置される。感知ライン220は、CNT(Carbon Nano Tube)と、油凝固剤、希釈剤、アルキド樹脂を含む混合物で構成される漏油感知組成物で形成される。油凝固剤は、石油のような炭化水素をゴムのような物質に変化させる凝固させる物質であり、C.I.Agent Solution社等で市販されている。漏油感知組成物には、銀フレークがさらに含まれ得る。導電ライン221と感知ライン220上には、接着層250を介在するか、または介在することなく保護層230が積層される。保護層230の感知ライン220に該当する位置に一定間隔毎にセンシングホール231が貫通されて形成されることが好ましい。導電ライン221は外部に露出せず、感知ライン220だけがセンシングホール231により露出するようになる。導電ライン221と感知ライン220の一端がコントローラに連結され、他端が互いに連結されることで、コントローラで印加される感知電源が感知ライン220を通して導電ライン221を通してコントローラにまた入力される。コントローラは、印加される電流値の変化で漏油検出有無を判断することとなる。導電ラインを図示されているようにフィルムベース層210上に形成せず、電線コア100の一つ以上の導線110を利用することもできる。
図15と図16は、酸性または塩基性薬液を感知する感知部の構成を概略的に示した断面図である。図15は、薬液の有無を感知する感知部を示し、図16は、薬液検出距離を共に感知できる感知部220を示す。図示しているように、感知部200は、フィルムベース層210上に感知ライン220をメッキ方式、印刷方式または真空蒸着方式で形成して製造され得る。感知ライン220は、導電性物質で構成され、導電性インク、銀化合物等で印刷されるか、または銅箔板またはその他の導電性金属箔板、蒸着またはメッキ方式で形成される導電性回路等で構成され得る。フィルムベース層210の上面に前記感知ライン220を覆うことができるように酸性またはアルカリ溶液により溶解または侵食または分解される物質で形成された感知コーティング膜260が形成される。その上に接着層250を介して保護層230が結合されるか、または接着層250なしに保護層230が結合され得る。フィルムベース層210の裏面には、電線コア100への貼り付けのための接着層240をさらに含むことができる。保護層230は、PET、PE、PVCまたはPTFE、FEP等のフッ素樹脂系列の材質で形成され得、感知ライン220に該当する位置に一定間隔毎にセンシングホール231が貫通されて形成されることが好ましい。薬液漏れが発生すると、漏れが発生した位置のセンシングホール231を通して薬液が流入して感知コーティング膜260を分解または透過すると、導電性材質の感知ライン220が薬液により通電し、感知ライン220に連結されたコントローラが薬液漏れ有無を検出できるようになる。感知コーティング膜260は、導電性の弱いカーボンを含むことができる。多孔性を有するカーボンの場合は、漏れた導電性溶液がカーボンの多孔に浸透して感知コーティング膜260の下部の一対の感知ラインに接触して互いに通電させることができる。感知コーティング膜260は、外部の物理的、環境的刺激から感知ラインを保護する。感知コーティング膜260は、前記感知対象液体が酸性溶液である場合、ポリアセタール、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリアミド、サーリン、ポリアリレート、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、フェノール樹脂、セルロース系樹脂、メラミン樹脂を含む群から選択された高分子化合物で製造され得る。感知コーティング膜260は、感知対象液体が塩基性溶液である場合、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルイミド、ポリイミド、フェノール樹脂、ポリアミドイミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセタールコポリマー、ポリアセタールホモポリマー、セルロース系樹脂、ポリオレフィンエラストマーを含む群から選択された高分子化合物で製造され得る。感知コーティング膜260は、材質の液体透過反応性能によってコーティング厚さを調節することが好ましい。
図17及び図18は、本発明の他の実施例に係る漏液感知ケーブルの製造方法を示した他の実施例である。図17は、電線コア100に被覆層130を形成する過程を示す図である。(a)電線コア100の導線110が被覆形成装置500を通過して被覆層130が形成される。被覆形成装置500は、射出(圧縮、引抜)金型装置を利用できる。被覆形成装置500には、電線被覆レジン投入口510と被覆層130に溝部131を形成できる一つ以上の突起520が前端部に形成される。図17の(b)に示されたように、電線コア100の導線110が直線で前進する場合、直線の溝131が形成される。導線110が図17の(c)に示されたように回転しながら直進する場合、スクリュー状の溝131’が形成される。図18(a)は、被覆層130にスクリュー状の溝131’が2列に形成された電線コア100を示し、図18(b)は、溝131’に感知ライン220が形成された状態を示した図である。感知ライン220は、漏液感知組成物を溝131’に投入した後、硬化させて形成する。
図19(a)は、電線コア100の被覆層130に図17及び18に示されたように溝131が形成された状態を示す。酸性溶液または塩基性溶液を検出する薬液感知部を例に挙げて説明すると、図19(b)は、2列の溝131にそれぞれ導電性回路を形成できる銅、金、銀のような導電性組成物を投入し、感知ライン220及び/又は導電ライン221を形成して硬化させた後、感知コーティング膜260の形成のためのコーティング液を投入して硬化させる。感知コーティング膜260は、前述した図15及び図16の実施例と同一である。溝131を感知コーティング膜260でカバーした後、図19(c)のように保護層230を被覆層130上をカバーする。保護層230には、感知ライン220に該当する位置に一定間隔毎にセンシングホール231が貫通されて形成されることが好ましい。
図20は、図19の実施例に係る電線コア100の断面をそれぞれ示した図である。図示されているように、(a)電線コア100の被覆層130に溝131を形成し、(b)溝131に漏液感知組成物を投入し、硬化させて感知ライン220を形成した後、感知コーティング膜260形成用コーティング液を投入して硬化させた後、電線コア100全体をコーティングして保護層230を形成する。
図21は、本発明の他の実施例に係る薬液感知ケーブルを概略的に示した透視図(a)及び部分断面図(b)である。図示されているように、電線コア100上に薬液感知のための導電性感知ライン220が一対形成される。感知ライン220は、図示されているように、スクリュー状に包むことが好ましい。感知ライン220上には、感知コーティング膜260が感知ライン220を取り囲むようにケーブルの外面をコーティングして形成することが好ましい。図21に示されてはいないが、感知コーティング膜260上に保護層または不織布310または第1編組層320が結合され得る。
図22乃至図24は、本発明のまた他の実施例に係る感知部200を概略的に示した断面図である。図22(a)は、フィルムベース層210上に2個の感知ライン220を形成し、感知ライン220それぞれの上面が保護コーティング層280でコーティングされる実施例を示す。図22(a)は、伝導性液体を感知する感知部200を示す。保護コーティング層280が感知ライン220より幅が狭く形成され、感知ライン220の上面に結合される。図22(b)は、漏水距離を感知できる感知部200を示す。フィルムベース層210上に4個の感知ライン220が形成され、4個の感知ライン220のうち中心の2個の感知ライン220の間が露出するように保護コーティング層280を形成する。保護コーティング層に完全に囲まれたラインが導電ラインの役割を果たすこととなる。図22(c)は、単純漏水有無を感知する感知部200を示す。電線コア100上にフッ素樹脂フィルム140を形成し、フッ素樹脂フィルム140に感知ライン用溝141を形成する。導電性感知組成物を投入して感知ライン220を形成し、感知ライン220上にカーボン(C)と液体と反応性の良い様々なフッ素樹脂素材を混合した混合物で感知ライン220をコーティングする。カーボンとフッ素樹脂混合物でコーティングする場合、感知ライン220が酸性や塩基性溶液に露出して損傷することを防止できる。図面符号290は、カーボンとフッ素樹脂混合物コーティング層である。図22(d)は、他の実施例に係る単純漏水有無を感知する感知部200を示す。電線コア100上にフッ素樹脂フィルム140を形成し、導電性感知組成物を塗布して導電性感知組成物層を形成した後、カーボン(C)とフッ素樹脂混合物を塗布してコーティング層を形成した後、エッチングしてカーボンとフッ素樹脂混合物でコーティングされた感知ラインを複数個形成する。図22(e)は、図22(d)の感知部200でフッ素樹脂フィルム140の代わりにフィルムベース層210上に図22(d)のようにカーボンとフッ素樹脂混合物でコーティングされた感知ラインを形成した後、接着層250を介して保護層230を結合した実施例を示した図である。感知ライン220上に液体検出のためのセンシングホール231が形成される。フィルムベース層210の裏面には、電線コア100の外面に貼り付けのための接着層240がさらに含まれ得る。図22(f)は、図22(e)の実施例の感知部200で接着層250を介在した保護層230が省略された状態を示した図である。フィルムベース層210上に導電性感知組成物を塗布して導電性感知組成物層を形成した後、カーボンとフッ素樹脂混合物を塗布してコーティング層を形成した後、エッチングしてカーボンとフッ素樹脂混合物でコーティングされた感知ライン220を形成するか、またはシルク印刷方法とグラビアロール、スロットダイコーティング、コンマコーティング等の方法を用いた印刷方法を利用して形成することができる。図23は、図22(e)の実施例のセンシングホール231を検出薬液に分解される薬液感知コーティング液232でカバーする実施例を示す。
図24の実施例は、フィルムベース層210上に一対の感知ライン220を形成し、一側ライン220’は、炭素または銅等のように他側ライン220’’に比べて電解度の低い元素で形成し、他側ライン220’’は、亜鉛またはアルミニウムのように一側ライン220’に比べて電解度の高い元素で形成する。感知ライン220が形成されたフィルムベース層210上に感知ライン220をカバーするように、図15と図16の実施例のように伝導性の弱いカーボンを含めて液体を透過または吸収する性質を有する吸収材コーティング層270でコーティングする。検出しようとする液体を吸収すると、電解度差がある一対の感知ライン220のうち一側ライン220’は正極として作用し、他側ライン220’’は負極として作用して電気が発生し、感知ライン220に連結されたコントローラは、印加される電気信号で液体漏れを検出することとなる。
本発明の他の実施例に係る漏液感知ケーブルの製造方法は、次のとおりである。まず、一つ以上の導線を配置するステップ、一つ以上の導線を長手方向にカバーするように被覆層を形成するステップ、被覆層の長手方向に沿って感知部を形成するステップ、感知対象液体に対する吸収性を有する非導電性繊維を編組して前記感知部をカバーするように第1編組層を形成するステップを含むことを特徴とする。
感知部を形成するステップは、マスキングテープを設定された幅と厚さの帯状の間隔がスクリュー状に形成されるように前記被覆層上に貼り付けるステップ、前記ステップで前記マスキングテープが貼り付けられた前記被覆層をコーティング、印刷、真空蒸着またはメッキのうち選択された方法で導電性薄膜を形成するステップ、及び前記マスキングテープを除去するステップを含むことができる。
感知部を形成するステップ、被覆層の全体の表面上に導電性薄膜を形成し、フォトリソグラフィ工程とエッチング工程を利用して前記被覆層の表面の長手方向に沿って設定幅と厚さの帯状の導電性感知ラインがスクリュー状に取り囲むように形成する方法を用いることができる。フォトリソグラフィ工程は、電線コア被覆全体に導電性薄膜を形成し、PR(フォトレジスト)コーティングをし、マスキング後、感知ライン形状と同一の露光工程を経て露光されたPRを除去し、PRコーティング膜が除去された部分をエッチングした後、残っているPRを除去する過程からなり得る。

Claims (22)

  1. 液体の漏れを感知する漏液感知ケーブルにおいて、
    一つ以上の導線と、前記一つ以上の導線をカバーする被覆層とを含む電線コア;
    前記電線コアの表面の長手方向に沿って結合する感知部;及び
    非導電性繊維で編組され、前記感知部をカバーする第1編組層を含み、
    前記感知部は、長さに比例する一定の抵抗値を有して前記液体と反応して出力電流値が変化し、
    前記感知部は、感知対象液体を感知する組成物を前記電線コアの表面に設定幅の帯状に印刷、メッキ、または真空蒸着して形成される感知ラインを含む、漏液感知ケーブル。
  2. 導電性材質の繊維で編組され、前記一つ以上の導線を包んで前記一つ以上の導線を遮蔽する第2編組層をさらに含む、請求項1に記載の漏液感知ケーブル。
  3. 前記被覆層は、非導電性繊維で編組される、請求項1に記載の漏液感知ケーブル。
  4. 前記感知対象液体に対する吸収性を有する材質で形成され、前記感知部を囲む不織布をさらに含む、請求項1に記載の漏液感知ケーブル。
  5. 前記感知ラインは、前記電線コアの表面を設定間隔で離隔してスクリュー形態に取り囲むように結合する、請求項に記載の漏液感知ケーブル。
  6. 液体の漏れを感知する漏液感知ケーブルにおいて、
    一つ以上の導線と、前記一つ以上の導線をカバーする被覆層とを含む電線コア;
    前記電線コアの表面の長手方向に沿って結合する感知部;及び
    非導電性繊維で編組され、前記感知部をカバーする第1編組層を含み、
    前記感知部は、長さに比例する一定の抵抗値を有して前記液体と反応して出力電流値が変化し、
    前記感知部は、感知対象液体を感知する組成物を前記電線コアの表面全体に印刷、メッキまたは真空蒸着して形成される、漏液感知ケーブル。
  7. 前記感知対象液体が液体炭化水素化合物である場合、前記組成物は、カーボン、油凝固剤、バインダ、及び希釈剤を含む、請求項乃至のいずれか一項に記載の漏液感知ケーブル。
  8. 前記感知対象液体が伝導性液体である場合、前記組成物は、導電性インク、銀インク、導電性ポリマー、導電性金属を含む群から選択される、請求項乃至のいずれか一項に記載の漏液感知ケーブル。
  9. 前記電線コアの前記導線のうち一つ以上は、前記感知ラインと連結されて信号を伝達する、請求項1に記載の漏液感知ケーブル。
  10. 前記感知部は、前記感知ラインをカバーするように保護層がさらに結合する、請求項乃至のいずれか一項に記載の漏液感知ケーブル。
  11. 前記保護層の前記感知ラインの設定位置に設定間隔で前記感知対象液体が通過できるセンシングホールが形成される、請求項10に記載の漏液感知ケーブル。
  12. 前記保護層は、前記感知ラインより幅が狭く形成される、請求項10に記載の漏液感知ケーブル。
  13. 前記保護層が結合する前に前記感知ラインをカバーし、前記感知対象液体に分解されるか、または前記感知対象液体が透過する感知コーティング膜をさらに含む、請求項10に記載の漏液感知ケーブル。
  14. 前記感知コーティング膜は、ポリウレタン、ポリエチレン、エナメル、ワニス、アルキド樹脂、ビニル系樹脂を含む群から選択された一つ以上の高分子ポリマーを含むコーティング液で形成される、請求項13に記載の漏液感知ケーブル。
  15. 前記感知コーティング膜は、カーボンを含むコーティング液で形成される、請求項13に記載の漏液感知ケーブル。
  16. 前記感知コーティング膜は、厚さが0.05μm〜100μmから選択されたいずれか一つである、請求項13に記載の漏液感知ケーブル。
  17. 前記電線コアの前記被覆層上に溝部が形成され、
    前記溝部に前記感知対象液体を感知する組成物が投入硬化されて感知ラインが形成される、請求項1に記載の漏液感知ケーブル。
  18. 前記溝部は、前記電線コアの表面の長手方向に沿って設定幅と設定深さを有して設定間隔で離隔されたスクリュー状に形成される、請求項17に記載の漏液感知ケーブル。
  19. 前記感知部は、一対の感知ラインを含み、
    一対の前記感知ラインは、一側ラインが他側ラインに比べて電解度の高い元素で形成し、前記感知ラインをカバーするように前記感知対象液体に対する吸収性があるか、または前記感知対象液体が透過する吸収材でコーティングされる、請求項1に記載の漏液感知ケーブル。
  20. 前記感知部は、相対的に電気伝導度が良好な金属層上に、相対的に電気伝導度が低く、耐食性を有する金属を積層して形成される多層導電性回路ラインを含む、請求項1に記載の漏液感知ケーブル。
  21. 液体の漏れを感知する漏液感知ケーブルの製造方法において、
    a)一つ以上の導線を配置するステップ;
    b)前記一つ以上の導線を長手方向にカバーするように被覆層を形成するステップ;
    c)前記被覆層の長手方向に沿って感知部を配置するステップ;及び
    d)非導電性繊維を編組して前記感知部をカバーするように第1編組層を形成するステップ;を含み、
    前記c)ステップは、
    マスキングテープを設定された幅と厚さの帯状の間隔がスクリュー状に形成されるように前記被覆層上に貼り付けるステップ;
    前記ステップで前記マスキングテープが貼り付けられた前記被覆層をコーティング、印刷、真空蒸着またはメッキのうち選択された方法で導電性薄膜を形成するステップ;及び
    前記マスキングテープを除去するステップを含む、漏液感知ケーブルの製造方法。
  22. 液体の漏れを感知する漏液感知ケーブルの製造方法において、
    a)一つ以上の導線を配置するステップ;
    b)前記一つ以上の導線を長手方向にカバーするように被覆層を形成するステップ;
    c)前記被覆層の長手方向に沿って感知部を配置するステップ;及び
    d)非導電性繊維を編組して前記感知部をカバーするように第1編組層を形成するステップ;を含み、
    前記c)ステップは、前記被覆層の全体の表面上に導電性薄膜を形成し、フォトリソグラフィ工程とエッチング工程を利用して前記被覆層の表面の長手方向に沿って設定幅と厚さの帯状の導電性感知ラインがスクリュー状に取り囲むように形成する、漏液感知ケーブルの製造方法。
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