JPH05120929A - 電線・ケーブル製品 - Google Patents

電線・ケーブル製品

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JPH05120929A
JPH05120929A JP10515892A JP10515892A JPH05120929A JP H05120929 A JPH05120929 A JP H05120929A JP 10515892 A JP10515892 A JP 10515892A JP 10515892 A JP10515892 A JP 10515892A JP H05120929 A JPH05120929 A JP H05120929A
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JP
Japan
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wire
cable product
layer
conductive core
electric wire
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Application number
JP10515892A
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English (en)
Inventor
Mahmoud Aldissi
アルデイツシ マームード
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CHIYANPUREIN CABLE CORP
Champlain Cable Corp
Original Assignee
CHIYANPUREIN CABLE CORP
Champlain Cable Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 宇宙用途用の厳しい規格に適合する改良され
た遮蔽電線・ケーブル製品を提供する。 【構成】 本製品は、加撚または編組することができ且
つ個別に絶縁できる1本以上の線材から成る内部導電心
線を含んで成る。導電心線は、1層以上の絶縁層で囲ま
れており、そしてその絶縁層の周囲には本発明の遮蔽材
が適用されている。遮蔽材は、金属被覆繊維で織られた
糸または編組もしくは巻取メッシュを含んで成る。糸ま
たはメッシュの繊維は、高い引張強度及び柔軟性により
特徴付けられる。繊維自体を編組した場合には、得られ
たメッシュは、内部絶縁材表面の周囲を従来のメッシュ
よりもきつく編組することができる。 【効果】 糸の引張強度が高いので、より細い繊維が利
用でき、よって遮蔽材重量のより大幅な削減が実現でき
る。薄い金属被膜が、遮蔽メッシュの遮蔽重量を大幅に
削減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遮蔽電線・ケーブルに
関し、より詳細には、標準の遮蔽電線・ケーブルを数オ
ーダー上回る大きさの遮蔽改良を提供する改良された遮
蔽電線・ケーブルに、さらには、従来の遮蔽電線・ケー
ブル製品よりも軽量の遮蔽電線・ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電線・
ケーブルを使用する技術の進歩は、従来の電線・ケーブ
ルの規格や機能に対して多くの新しい要求を課してい
る。例えば、ミサイルや宇宙環境では、より軽量のケー
ブルの必要性が、航空機の性能や運転コストに直接関係
する。さらにまた、電線は厳しい遮蔽規格に応じること
がしばしば要求される。これは、ミサイルや航空機が、
搭載されているエレクトロニクスを害することなく、放
射線や電気的妨害場の中を飛行しなければならないこと
を想定しているからである。
【0003】現在、電線・ケーブルは、一次心線及び絶
縁材の周囲に金網遮蔽材を編組することによって電気遮
蔽されている。この遮蔽は、ケーブル内の信号に影響す
るRFI(高周波妨害)やEMI(電磁波妨害)を阻止
するという意味である。
【0004】技術の進展が、遮蔽や重量の規格の厳しさ
に対しより大きな要求を課しているので、従来は機能し
ていた編組製品は許容できなくなっている。これら従来
のケーブルでは、編組されている金網がゆるみ、遮蔽ウ
ェブに孔が残ることによって遮蔽漏洩が起こる。さら
に、編組に用いられている硬直した金属線のため、金網
を絶縁心材表面に適合させることが困難となり、小さな
空隙が残る。このような空隙は、ケーブルや電線を有効
に使用できる周波数領域を限定する。上述の遮蔽の問題
を解決するために、よりきめ細かい金網を使用すること
は可能であるが、それでもなお、前記環境が課すより軽
量という要件を解決する必要がある。より軽量という要
件は、金網編組技法によっては実用上解決不可能であ
る。
【0005】本発明は、新しいタイプの遮蔽電線・ケー
ブル製品を開発することによって、上述の問題を解決し
た。本発明の新製品は、非常に薄い材料層で金属被覆を
施した細かいメッシュの糸または繊維から成る遮蔽材の
使用を意図するものである。金属層は、繊維表面に薄い
層で被覆されている。本発明における使用を意図される
糸は、高い引張強度及び柔軟性を示すものであり、ナイ
ロン、ケブラー、または炭素繊維が使用可能である。
【0006】本発明の繊維の高い引張強度及び柔軟性
が、構造的集結性を失うことなく繊維を細くできること
を保証する。繊維が細い程、よりきつく繊維を編組する
または織ることができ、よってより大きな遮蔽効果が得
られる。さらにまた、繊維メッシュは金網よりも柔軟性
が高いので、下部の絶縁材表面とのより高い適合性が提
供される。このように改良された適合性は、メッシュ遮
蔽の密閉性や緊張性をさらに改良する。これはまた、よ
り高い遮蔽周波数領域性能にも寄与する。
【0007】繊維は、重量に関して金属線よりも明らか
に有利であり、最近の宇宙用途用規格の最もやっかいな
特色に対して解決策を提供する。
【0008】繊維を金属で被覆し、そしてこれらの繊維
を編組して線材製品を製造する方法は周知である。この
ような教示が、Ralph Orbanの「導電性ケーブルまた
は織物(Conductive Cable or Fabric )」と題する
米国特許第4,634,805号明細書(1987年1
月6日発行)に記載されている。該特許はまた、金属被
覆繊維を利用してメッシュを製造することができる、と
も提案している。しかし、該特許明細書には、遮蔽電線
・ケーブルを製造する目的で金属被覆繊維を使用するこ
とについては教示されていない。さらに、該特許明細書
には、本発明が意図する遮蔽周波数領域を達成するため
に必要な金属の厚み、糸の使用、及びその糸の寸法につ
いても教示されていない。その上、銀被覆糸は、本発明
の銀被膜が単なる物理的付着ではなく化学的に繊維に定
着しているという事実によって、周知のものとは違うも
のである。この違いが重要である。というのは、これが
本発明の繊維に電気的連続性を提供し、しかも該被膜の
亀裂を防止するからである。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用、及び効果】本発明
によると、厳しい宇宙用途用の規格及び要求、とりわけ
軽量、に応じることができる遮蔽電線・ケーブルが提供
される。本製品は一般に、加撚または編組することがで
き且つ個別に絶縁できる、1本以上の線材から成る内部
導電心線を含んで成る。導電心線は、1層以上の絶縁層
で囲まれており、そしてその絶縁層の周囲には本発明の
遮蔽材が適用されている。遮蔽材は、金属被覆繊維で織
られた糸または編組もしくは巻取されたメッシュを含ん
で成る。糸またはメッシュの繊維は、高い引張強度及び
柔軟性により特徴付けられる。繊維自体を編組した場合
には、得られたメッシュは、内部絶縁材表面の周囲を従
来のメッシュよりもきつく編組することができる。
【0010】また、糸についての高い引張強度の要件
は、より細い繊維が利用できることを提供し、よって遮
蔽材重量のより大幅な軽減が実現できる。遮蔽繊維表面
の金属被膜の厚みは、およそ数十〜数百オングストロー
ムの範囲にある。より薄い金属被膜は、遮蔽メッシュの
遮蔽重量を大幅に軽減する。
【0011】約50〜数百デニール(ある場合では1
0,000デニールまで)の重量を示す糸を、ナイロ
ン、ケブラー(芳香族ポリアミドもしくはアラミド)、
または炭素繊維から製造することができる。本発明で
は、他の柔軟性の高引張強度繊維もまた意図される。繊
維遮蔽材の周囲に薄い絶縁外被を配置して、本発明の遮
蔽電線・ケーブル製品を完成する。
【0012】得られた本発明の製品の遮蔽効果(使用可
能な周波数領域)は、従来の遮蔽ケーブルの遮蔽効果に
匹敵する。本発明の遮蔽電線・ケーブルの表面伝達イン
ピーダンスは、100KHz〜1GHzの周波数領域に
わたり、およそ数百ミリオーム/メートルに近い範囲に
ある。本発明の電線・ケーブル製品に利用される銀被覆
ナイロン編組遮蔽材に対する代表的ケーブルの総重量
は、1,000フィート(304.8メートル)当たり
約0.4 1bs. (約181.4g)である。比較とし
て、錫−銅編組金網ケーブルの総重量は1,000フィ
ート(304.8メートル)当たり0.76 1bs.
(約344.7g)である。
【0013】一般に、本発明は、糸へ織られたかまたは
メッシュへ編組された金属被覆繊維から製造された遮蔽
材を有する遮蔽電線・ケーブル製品を特徴とする。本発
明の遮蔽層は、高引張強度を示す柔軟性の高い繊維を利
用する。その糸または編組メッシュは、電線・ケーブル
の内部絶縁心線の周囲に配置されている。該繊維表面の
金属被膜は非常に薄く、厚み約数十〜数百オングストロ
ームの層から成る。編組繊維の重量は、従来の金属メッ
シュの22%程度であるが、編組繊維の遮蔽効果は従来
の金属メッシュのそれに匹敵する。
【0014】ここで図1を参照すると、本発明の代表的
遮蔽電線・ケーブル製品10が、概略的に斜めに切り出
した斜視図で例示されている。電線・ケーブル10の内
部導電心線11は、1本以上の金属(通常は銅)線材1
2から成る。線材12は、該技術分野において周知であ
るように、直線のもの、加撚されたもの、または編組さ
れたものであることができ、そして裸線でも個別に絶縁
された線であってもよい。導電心線11は1層以上の薄
い絶縁層13によって被覆されている。該絶縁層は、求
められる規格や用途にふさわしい適当ないずれの材料で
あってもよい。該絶縁層13の一つはフェライト粉末を
含有することができる。
【0015】絶縁層13の周囲には、本発明の遮蔽層1
4が重ねられている。該遮蔽層14は、a)織られた糸
の薄い層として、またはb)編組もしくは巻取された繊
維の層として、のどちらでも適用することができる。糸
または編組の繊維は金属、通常は銀で被覆されている。
各繊維の周囲の金属厚は、一般に約数十〜数百オングス
トロームの厚み範囲にある。該繊維は、その高い引張強
度及び柔軟性により特徴付けられ、よってきつく織った
糸または編組メッシュを可能にする。
【0016】高い引張強度及び柔軟性のため、繊維をよ
り細くすることができ、よって軽量化し、しかも絶縁層
13の周囲にしっかりと織るまたは編組することができ
る。繊維は、多くの高引張強度材料、例えばナイロン、
ケブラー(芳香族ポリアミドまたはアラミド)、炭素繊
維などから選択することができる。繊維は、一般に約5
0〜数百デニールの重量範囲を有するが、10,000
デニールに至る場合もある。
【0017】金属被膜は、Sauquoit Industries 社
(Scranton, Pennsylvania )所有の方法によって適
用する。繊維表面に金属を被覆するのに利用できる他の
工業上利用可能な方法、例えば静電塗装法、誘電付着、
蒸着なども周知である。遮蔽層14の上には、絶縁材の
外被層15を1層以上配置することが普通である。外被
層15は、ここでもまた、最終ケーブル製品に対して設
定される規格や所期の目的にふさわしい何種類の材料で
あってもよい。
【0018】
【実施例】例1 以下の材料を利用して電線構造を製造した。導電心線に
は、Hudson Wire 社製のAWG22錫被覆銅線を含ん
で成る中心導線を利用した。導電心線の周囲に、Atoch
em社製のKynar460ポリフッ化ビニリデンの第一絶縁
層を被覆した。この第一絶縁層の周囲には、Dupont 社
製のフェライト粉末充填(82%)Vitonフッ素化ゴム
の第二絶縁層を被覆した。次いでこの第二絶縁層に、C
hamplainCable社(Winooski, Vermont)製のExrad
(商標)照射架橋エチレンテトラフルオロエチレンコポ
リマーを被覆した。この第三層に、本発明の遮蔽材を被
覆した。最終電線は外被しなかった。全外径は0.06
9”であった。該遮蔽材は、絶縁層の周囲でメッシュへ
と編組された重さ約0.4 1bs/1,000フィート
(181.4g/3048m)の銀被覆ケブラー繊維か
ら成るものとした。
【0019】従来の錫−銅編組電線の重量は、本発明の
金属被覆繊維遮蔽材の重量の2倍である。この結果、全
ケーブル重量は約0.76 1bs/1,000フィート
(344.7g/3048m)となる。
【0020】例1で製造した製品の遮蔽効果を表面伝達
インピーダンスに関して測定し、そして従来の錫−銅編
組遮蔽材で製造したケーブルと比較した。その結果をそ
れぞれ図2及び3に示す。錫−銅編組遮蔽材は下部の絶
縁材を92%被覆したが、銀被覆ケブラーは99%の被
覆率を示した。本発明の遮蔽材は、従来の遮蔽材に匹敵
する効果を示す。
【0021】減衰量の測定値は、金属編組遮蔽材と同じ
値であった(図4参照)。
【0022】例2 例1の銀メッキ銅心線(AWG22)を利用して第二の
ケーブルを製造した。導電心線の周囲に、照射架橋エチ
レン−テトラフルオロエチレンコポリマーの絶縁層を被
覆した。この絶縁導線心線は、レイ長が約1インチ(左
レイ)である一対の撚り糸から成った。この一対の撚り
糸の周囲に遮蔽材を配置した。遮蔽材は、96%の被覆
率を示す同じ銀被覆ケブラー編組から成った。この遮蔽
材の周囲には、キャストテープ(FEP被覆テフロン)
を外被した。
【0023】被覆率86%を示す、レイ長が約1”(左
レイ)である一対の撚り糸(2本の導体)から成る金属
編組銀メッキ銀平板メッシュを使用して、先のケーブル
の相対物を製造した。
【0024】本発明の製品の遮蔽効果と従来のケーブル
のそれとを比較した結果を、それぞれ図5及び6に例示
する。
【0025】遮蔽ケーブルの総重量を比較すると以下の
とうりである: ケブラー編組繊維ケーブル=0.735 1b/1,0
00’(333.4g/3048m) 銀メッキ銅ケーブル=0.86 1b/1,000’
(390.1g/3048m)。
【0026】一対の撚り糸の各線材表面の絶縁材厚は
0.0065”(0.165mm)であり、そしてFEP
テープの厚み(外被)は0.0014”(0.0355
mm)であった。
【0027】例3 例1と類似の構造を有するケーブルを製造したが、但し
編組は金属被覆繊維と金属被覆線材との混合メッシュか
ら成るものとした。銀被覆ナイロンの8本の糸立てと銀
メッキ銅の8本の糸立てとを具備した16個の組み錘を
有する編組機を使用して、混合メッシュを製造した。
【0028】遮蔽効果を図7に示す。二つの別々の編組
工程において二つの成分(すなわち、繊維及び線材)を
編組した場合に、同様の結果が得られる。
【0029】例4 RG302同軸ケーブルを本発明によって改質した。ケ
ーブルは通常、ポリエチレン(全外径=0.143”)
で絶縁されしかも銀メッキ銅編組(被覆率92%)で遮
蔽されている銀メッキ銅固体導体(AWG22、外径=
0.025”)を含んで成る。この同軸ケーブルを、そ
の金属遮蔽層を銀メッキナイロン編組に置き換えること
によって改質した。図8に例示したように、伝達インピ
ーダンスの結果は、元のRG302金属編組同軸ケーブ
ルの値と同等であった。
【0030】2エンド銀被覆ナイロン糸の16個または
24個の糸立てを具備する、Wardwell Braiding Mac
hine 社(Rhode Island )製の織物用Wardwell 編
組機を用いた。
【0031】本発明のケーブルの導電心線は、1本以上
の金属裸電線、または個別の絶縁層を有する金属電線を
含んで成ることができる。これら電線は、直線のもの、
加撚したもの、または編組したものであることができ、
次いで絶縁層や外被で被覆することができる。
【0032】本発明のケーブル製品は、一対のケーブル
として製造することができる。絶縁心線は、それ自体を
対にするか、または多心線部材を形成させることがで
き、次いでそれを遮蔽及び外被することができる。
【0033】外被層は、フッ素ポリマー、フッ素コポリ
マー、ポリイミド、ハロゲンを含まない絶縁材、及び照
射架橋エチレン−テトラフルオロエチレンコポリマーよ
り成る群から選択された少なくとも一種の材料を含んで
成ることができる。
【0034】特定の使用要件及び環境に適合するように
変化させる他の変更や改質は、当業者には明白であるの
で、本発明は、開示目的で選ばれた例に限定されるもの
ではなく、本発明の真正なる精神及び範囲から逸脱しな
いすべての変更及び改質を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遮蔽電線・ケーブル製品の概略的斜視
図である。
【図2】例1で製造した本発明のケーブルの遮蔽効果を
示すグラフである。
【図3】従来の錫−銅編組遮蔽材で製造したケーブルの
遮蔽効果を示すグラフである。
【図4】減衰率のデータを示すグラフである。
【図5】例2で製造した本発明のケーブルの遮蔽効果を
示すグラフである。
【図6】従来のケーブルの遮蔽効果を示すグラフであ
る。
【図7】例3で製造した本発明のケーブルの遮蔽効果を
示すグラフである。
【図8】例4で製造した本発明のケーブルの遮蔽効果を
示すグラフである。
【符号の説明】 10…電線・ケーブル 11…心線 12…線材 13…絶縁層 14…遮蔽層 15…外被層

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 EMIやRFIに対する遮蔽を有する電
    線・ケーブル製品であって、 導電心線部材と;前記導電心線部材の周囲に配置された
    少なくとも一つの絶縁層と;前記絶縁導電心線部材の周
    囲に配置された保護遮蔽層を提供する、糸へ織られたか
    またはメッシュへ編組もしくは巻取された金属被覆繊維
    から成る遮蔽材層と;並びに前記保護遮蔽材層の周囲に
    配置された、少なくとも一つの材料層を含んで成る外
    被、を含んで成る前記電線・ケーブル製品。
  2. 【請求項2】 前記保護遮蔽層が、ナイロン、アラミ
    ド、及び炭素繊維より成る材料群から選択された繊維を
    含んで成る、請求項1記載の電線・ケーブル製品。
  3. 【請求項3】 前記保護遮蔽層が、銀で被覆された繊維
    を含んで成る、請求項1記載の電線・ケーブル製品。
  4. 【請求項4】 前記保護遮蔽層が、前記絶縁層を96%
    を上回り被覆している繊維を含んで成る、請求項1記載
    の電線・ケーブル製品。
  5. 【請求項5】 前記絶縁層の少なくとも一つが、フェラ
    イト粉末を充填した材料を含んで成る、請求項1記載の
    電線・ケーブル製品。
  6. 【請求項6】 前記導電心線部材と前記遮蔽材層との間
    に二つの絶縁層が配置されており、そして該絶縁層の一
    方が、フェライト粉末を充填した材料を含有する絶縁層
    を含んで成る、請求項1記載の電線・ケーブル製品。
  7. 【請求項7】 ポリ(フッ化ビニリデン)を含んで成る
    第一絶縁層と、前記第一絶縁層を被覆している、フェラ
    イト粉末を充填したフッ素ポリマーを含んで成る第二絶
    縁層と、並びに前記第一及び第二絶縁層を被覆してい
    る、照射架橋エチレン−テトラフルオロエチレンコポリ
    マーを含んで成る第三絶縁層とから成る三つの絶縁層が
    存在する、請求項1記載の電線・ケーブル製品。
  8. 【請求項8】 前記導電心線部材が、少なくとも一つの
    金属線材を含んで成る、請求項1記載の電線・ケーブル
    製品。
  9. 【請求項9】 前記導電心線部材が、直線であるか、編
    組されているか、または加撚されている複数の金属線材
    を含んで成る、請求項1記載の電線・ケーブル製品。
  10. 【請求項10】 前記導電心線部材が、個別に絶縁され
    ている複数の金属線材を含んで成る、請求項1記載の電
    線・ケーブル製品。
  11. 【請求項11】 一対のケーブルを形成している、請求
    項1記載の電線・ケーブル製品。
  12. 【請求項12】 前記導電心線部材が、多心部材を含ん
    で成る、請求項1記載の電線・ケーブル製品。
  13. 【請求項13】 前記外被が、フッ素ポリマー、フッ素
    コポリマー、ポリイミド、ハロゲン不含絶縁材、及び照
    射架橋エチレン−テトラフルオロエチレンポリマーより
    成る材料群の少なくとも一種の材料から選択された、請
    求項1記載の電線・ケーブル製品。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも一つの絶縁層が、フッ
    素ポリマー、フッ素コポリマー、ポリイミド、ハロゲン
    不含絶縁材、及び照射架橋エチレン−テトラフルオロエ
    チレンポリマーより成る材料群の少なくとも一種の材料
    から選択された、請求項1記載の電線・ケーブル製品。
  15. 【請求項15】 EMIやRFIに対する遮蔽を有する
    軽量の電線・ケーブル製品であって、 導電心線部材と;前記導電心線部材の周囲に配置された
    少なくとも一つの絶縁層と;前記絶縁導電心線部材を約
    96%を上回り被覆し且つ前記絶縁導電心線部材の周囲
    に配置された保護遮蔽層を提供する、糸へ織られたかま
    たはメッシュへ編組もしくは巻取された金属被覆繊維か
    ら成る遮蔽材層と;並びに前記保護遮蔽材層の周囲に配
    置された外被層、を含んで成る前記電線・ケーブル製
    品。
  16. 【請求項16】 前記保護遮蔽層が、ナイロン、アラミ
    ド、及び炭素繊維より成る材料群から選択された繊維を
    含んで成る、請求項15記載の電線・ケーブル製品。
  17. 【請求項17】 前記保護遮蔽層が、銀で被覆された繊
    維を含んで成る、請求項15記載の電線・ケーブル製
    品。
  18. 【請求項18】 前記絶縁層の少なくとも一つが、フェ
    ライト粉末を充填した材料を含んで成る、請求項15記
    載の電線・ケーブル製品。
  19. 【請求項19】 前記導電心線部材と前記遮蔽材層との
    間に二つの絶縁層が配置されており、そして該絶縁層の
    一方が、フェライト粉末を充填した材料を含有する絶縁
    層を含んで成る、請求項15記載の電線・ケーブル製
    品。
  20. 【請求項20】 ポリ(フッ化ビニリデン)を含んで成
    る第一絶縁層と、前記第一絶縁層を被覆している、フェ
    ライト粉末を充填したフッ素ポリマーを含んで成る第二
    絶縁層と、並びに前記第一及び第二絶縁層を被覆してい
    る、照射架橋エチレン−テトラフルオロエチレンコポリ
    マーを含んで成る第三絶縁層とから成る三つの絶縁層が
    存在する、請求項19記載の電線・ケーブル製品。
  21. 【請求項21】 前記導電心線部材が、少なくとも一つ
    の金属線材を含んで成る、請求項15記載の電線・ケー
    ブル製品。
  22. 【請求項22】 前記導電心線部材が、編組または加撚
    されている複数の金属線材を含んで成る、請求項15記
    載の電線・ケーブル製品。
  23. 【請求項23】 EMIやRFIに対する遮蔽を有する
    軽量の電線・ケーブル製品であって、 導電心線部材と;前記導電心線部材の周囲に配置された
    少なくとも一つの絶縁層と;前記絶縁導電心線部材の周
    囲に配置された保護遮蔽層を提供する、糸へ織られたか
    またはメッシュへ編組もしくは巻取された銀被覆繊維か
    ら成る遮蔽材層(前記銀被覆繊維の重量は約50〜1
    0,000デニールの範囲にある)と;並びに前記保護
    遮蔽材層の周囲に配置された、少なくとも一つの材料層
    を含んで成る外被層、を含んで成る前記軽量の電線・ケ
    ーブル製品。
  24. 【請求項24】 前記保護遮蔽層が、ナイロン、アラミ
    ド、及び炭素繊維より成る材料群から選択された繊維を
    含んで成る、請求項23記載の電線・ケーブル製品。
  25. 【請求項25】 前記保護遮蔽層が、前記絶縁層を96
    %を上回り被覆している繊維を含んで成る、請求項23
    記載の電線・ケーブル製品。
  26. 【請求項26】 前記絶縁層が、フェライト粉末を充填
    した材料を含んで成る、請求項23記載の電線・ケーブ
    ル製品。
  27. 【請求項27】 前記導電心線部材と前記遮蔽材層との
    間に二つの絶縁層が配置されており、そして該絶縁層の
    一方が、フェライト粉末を充填した材料を含有する絶縁
    層を含んで成る、請求項23記載の電線・ケーブル製
    品。
  28. 【請求項28】 ポリ(フッ化ビニリデン)を含んで成
    る第一絶縁層と、前記第一絶縁層を被覆している、フェ
    ライト粉末を充填したフッ素ポリマーを含んで成る第二
    絶縁層と、並びに前記第一及び第二絶縁層を被覆してい
    る、照射架橋エチレン−テトラフルオロエチレンコポリ
    マーを含んで成る第三絶縁層とから成る三つの絶縁層が
    存在する、請求項23記載の電線・ケーブル製品。
  29. 【請求項29】 前記導電心線部材が、少なくとも一つ
    の金属線材を含んで成る、請求項23記載の電線・ケー
    ブル製品。
  30. 【請求項30】 前記導電心線部材が、編組または加撚
    されている複数の金属線材を含んで成る、請求項23記
    載の電線・ケーブル製品。
  31. 【請求項31】 EMIやRFIに対する遮蔽を有する
    電線・ケーブル製品であって、 導電心線部材と;前記導電心線部材の周囲に配置された
    少なくとも一つの絶縁層と;前記絶縁導電心線部材の周
    囲に配置された保護遮蔽層を提供する、メッシュへ編組
    または巻取された金属被覆繊維から成る遮蔽材層と;並
    びに前記保護遮蔽材層の周囲に配置された外被層、を含
    んで成る、前記電線・ケーブル製品。
  32. 【請求項32】 前記保護遮蔽層が、ナイロン、アラミ
    ド、及び炭素繊維より成る材料群から選択された繊維を
    含んで成る、請求項31記載の電線・ケーブル製品。
  33. 【請求項33】 前記保護遮蔽層が、銀で被覆された繊
    維を含んで成る、請求項31記載の電線・ケーブル製
    品。
  34. 【請求項34】 前記保護遮蔽層が、前記絶縁層を96
    %を上回り被覆している繊維を含んで成る、請求項31
    記載の電線・ケーブル製品。
  35. 【請求項35】 前記絶縁層の少なくとも一つが、フェ
    ライト粉末を充填した材料を含んで成る、請求項31記
    載の電線・ケーブル製品。
  36. 【請求項36】 前記導電心線部材と前記遮蔽材層との
    間に二つの絶縁層が配置されており、そして該絶縁層の
    一方が、フェライト粉末を充填した材料を含有する絶縁
    層を含んで成る、請求項31記載の電線・ケーブル製
    品。
  37. 【請求項37】 ポリ(フッ化ビニリデン)を含んで成
    る第一絶縁層と、前記第一絶縁層を被覆している、フェ
    ライト粉末を充填したフッ素ポリマーを含んで成る第二
    絶縁層と、並びに前記第一及び第二絶縁層を被覆してい
    る、照射架橋エチレン−テトラフルオロエチレンコポリ
    マーを含んで成る第三絶縁層とから成る三つの絶縁層が
    存在する、請求項31記載の電線・ケーブル製品。
  38. 【請求項38】 前記導電心線部材が、少なくとも一つ
    の金属線材を含んで成る、請求項31記載の電線・ケー
    ブル製品。
  39. 【請求項39】 前記導電心線部材が、編組または加撚
    されている複数の金属線材を含んで成る、請求項31記
    載の電線・ケーブル製品。
  40. 【請求項40】 前記導電心線部材が、個別に絶縁され
    ている複数の金属線材を含んで成る、請求項31記載の
    電線・ケーブル製品。
  41. 【請求項41】 一対のケーブルを形成している、請求
    項31記載の電線・ケーブル製品。
  42. 【請求項42】 前記導電心線部材が、多心部材を含ん
    で成る、請求項31記載の電線・ケーブル製品。
  43. 【請求項43】 前記外被が、フッ素ポリマー、フッ素
    コポリマー、ポリイミド、ハロゲンを含まない絶縁材、
    及び照射架橋エチレン−テトラフルオロエチレンポリマ
    ーより成る材料群からの少なくとも一種の材料から選択
    された、請求項31記載の電線・ケーブル製品。
  44. 【請求項44】 EMIやRFIに対する遮蔽を有する
    軽量の電線・ケーブル製品であって、 導電多心部材と;前記導電多心部材の周囲に配置された
    少なくとも一つの絶縁層と;前記絶縁導電多心部材の周
    囲に配置された保護遮蔽層を提供する、糸へ織られたか
    またはメッシュへ編組もしくは巻取された金属被覆繊維
    から成る遮蔽材層と;並びに前記保護遮蔽材層の周囲に
    配置された外被層、を含んで成る、前記軽量の電線・ケ
    ーブル製品。
  45. 【請求項45】 EMIやRFIに対する遮蔽を有する
    電線・ケーブル製品であって、 導電心線部材と;前記導電心線部材の周囲に配置された
    少なくとも一つの絶縁層と;前記絶縁導電心線部材の周
    囲に配置された保護遮蔽層を提供する、金属被覆繊維か
    ら成る遮蔽材層と;並びに前記保護遮蔽材層の周囲に配
    置された、少なくとも一つの材料層を含んで成る外被、
    を含んで成る前記電線・ケーブル製品。
  46. 【請求項46】 導電心線部材と;前記導電心線部材の
    周囲に配置された少なくとも一つの絶縁層と;前記絶縁
    導電心線部材の周囲に同軸的に配置された外部導電部材
    を提供する、糸へ織られたかまたはメッシュへ編組もし
    くは巻取された金属被覆繊維から成る遮蔽材層と;並び
    に前記保護遮蔽材層の周囲に配置された、少なくとも一
    つの材料層を含んで成る外被、を含んで成る同軸電線・
    ケーブル製品。
  47. 【請求項47】 前記外部導電部材が、銀で被覆された
    繊維を含んで成る、請求項46記載の同軸ケーブル製
    品。
  48. 【請求項48】 前記絶縁層が、ポリエチレン、ペルフ
    ルオロアルコキシ、及びフッ素ポリマーより成る材料群
    から選択された、請求項46記載の同軸ケーブル製品。
  49. 【請求項49】 前記導電心線部材が、少なくとも一つ
    の金属線材を含んで成る、請求項46記載の同軸ケーブ
    ル製品。
  50. 【請求項50】 前記導電心線部材が、直線であるか、
    編組されているか、または加撚されている複数の金属線
    材を含んで成る、請求項46記載の同軸ケーブル製品。
  51. 【請求項51】 前記導電心線部材が、直線であるか、
    糸へ織られているか、またはメッシュへ編組もしくは巻
    取されている金属被覆繊維を含んで成る、請求項46記
    載の同軸ケーブル製品。
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