JP6765094B2 - 飲料水供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、住居内の給水配管から蛇口の間に設けることによって、新鮮な浄水を災害時の非常用の飲料水に使用できる飲料水供給装置に関するものである。
大規模災害時には、各家庭で飲料水を備蓄する必要がある。人が生命を維持するのに必要な量は一人一日3リットルといわれ、救助までの3日間を耐えるために一人当たり9リットルで、4人で36リットル必要である。
従来、水道水をタンクに貯える発明がされてきた。しかし、長期間、水を貯えておくと、備蓄水が劣化するおそれがある。そのため、備蓄水を交換する必要があるが、頻繁に備蓄水を交換する手間が非常に煩わしいという問題があった。
そこで、日常的に水道水を通水しておき、常に新鮮な水道水を備蓄する発明がなされており、例えば、家庭内の水道管の一部分にタンクを備え、さらにタンク内に隔壁を設けてタンク内の水が滞留しないようにした災害用飲料貯水タンクの発明が先行文献として開示されている。(参考文献1)。
特開平10−114975号公報
隔壁を設ければタンク内の水が滞留せずに流れ、貯留水全体としては流れる効果が期待できる。しかし、φ13mmの水道管から、密閉された貯水タンクに0.1〜0.5MPaの水圧の掛かった水道水が入ると、パスカルの原理によりタンクの壁面に大きな力が加わることになり、タンクが壊れるおそれがある。その対策として、通常、タンクの流入口付近に減圧弁が設けられている。しかし、この減圧弁は、壊れやすく、また、通常5年ほどで寿命が来ることになるので、実質的にメンテナンスフリーにならないという問題があった。また、隔壁を用いても、実際に貯留水がコナー部においても確実に流れているのかが不明であった。また、災害発生時に、貯水部に瓦礫等が衝突して壊れてしまうという問題があった。
本発明は、これらの問題を解決したものであって、住居内の水道管の径より太径で、可とう性、柔軟性を有する合成樹脂性ホースを給水配管と蛇口の間に用いることによって、水道水の滞留を防止すると共にホースに衝撃が加えられても破損することがなく、さらに、減圧弁が不要となる飲料水供給装置を提供するものである。
本発明の請求項1に係る飲料水供給装置は、流し台の下の収納スペースに設置する飲料水供給装置であり、かつ、住居内の給水配管に連結する逆止弁と、該逆止弁の出口側に連結された可とう性および柔軟性を有する合成樹脂製ホースと、該合成樹脂ホースの出口側に連結された止水バルブと、前記逆止弁の近傍の前記合成樹脂製ホースに吐出管を突設させたT字管と、該T字管の該吐出管に連結された吐出バルブと、を少なくとも備えた飲料水供給装置であって、前記合成樹脂ホースの呼び径が232mmであり、該合成樹脂ホースを螺旋状にコンパクトに巻きつけて、複数段、複数列の巻き束にし、該巻き束が、結束ロープで緊結または樹脂で固めて固結されていることを特徴とする。
この構成を採用することにより、本発明に係る飲料水供給装置は、日常においては、呼び径がφ20〜40mmの合成樹脂製ホース内を水道水が、本管から蛇口に向かって常に新鮮な水が淀むことなく流れている。よって、災害発生時に、水道本管が破損し断水しても、逆止弁と止水バルブとの間の合成樹脂製ホース内に残っている水道水を貯水でき、さらに、吐出バルブを開くことによって、飲料水として利用することができる。合成樹脂製ホースは、複数段、複数列、螺旋状に巻かれているので非常にコンパクトであり、洗面所や台所の流しの下に収納できる。
また、可とう性があって柔軟性がある合成樹脂製ホースを用いるので、災害発生時に、瓦礫等が衝突してもホースは破損しないので、ホース内部に備蓄された飲料水を確実に利用することができる。また、本発明に係る飲料水供給装置は、呼び径がφ20〜40mmの水圧に耐える合成樹脂製ホースを利用するので、水槽のように減圧弁を必要としない。
また、合成樹脂製ホースを複数段、複数列巻きつけ、T字管、逆止弁、吐出バルブ、及び止水バルブを連結していくだけなので、製作作業も簡単で手間代も安く、材料費を含めた製作費が非常に安価である。
本発明に係る飲料水供給装置によれば、災害時に新鮮な飲料水が備蓄されているので、災害時に救助隊が来てくれる目安となる三日間、その飲料水を確実に確保して利用することができる。よって、救助隊が到着するまでの間、生存可能となる。
また、減圧弁を用いていないので、全体として装置が壊れにくく、また、日常は水道水が流れているので、基本的にメンテナンスフリーであり、衛生的で、また、製作費が安い。
本発明の実施するための形態に係る飲料水供給装置の模式的斜視図である。 本発明の実施するための形態に係る飲料水供給装置の図1におけるA―A矢視断面図である。 本発明の実施するための形態に係る飲料水供給装置の使用状態の模式的斜視図である。
本発明に係る飲料水供給装置1は、図3に示すように、住居内の給水配管の一部分に設けられており、水道水が常時流れている。飲料水供給装置1は、図1、2に示すように、可とう性があって柔軟性がある合成樹脂製ホース2と、T字管3と、吐出管3−1と、逆止弁4と、止水バルブ5と、吐出バルブ6と、から少なくとも構成されており、住居内の給水配管から、逆止弁4を通り、T字管3で吐出バルブ6側と合成樹脂製ホース2側とに分岐され、通常時水道水は、合成樹脂製ホース2に流れ、さらに止水バルブ5から、配管を通って蛇口に至っている。また、T字管から分岐した吐出バルブ6を開くことによって、吐出口7から飲料水を排出することができる。
可とう性柔軟性を有する合成樹脂製ホース2は、通常時に、水道管として水道水を流し続けることができ、災害時には、貯水タンクのように飲料水を貯えることができる。可とう性、柔軟性を有する合成樹脂製ホース2は、例えば、軟質のポリ塩化ビニル等の合成樹脂製であり、ポリエステル製糸等で補強するのが良い。また、合成樹脂製ホース2は、可とう性柔軟性があるので、螺旋状にコンパクトに巻き付けることができる。よって、省スペース化を図ることができ、流し台の下の収納スペースに設置することが可能となる。例えば、一人1日3リットルとして、4人で3日分の36リットルを確保するために必要な合成樹脂製ホース2の長さは、呼び径φ25mmの合成樹脂製ホース2を用いれば、約74mで、5列で12段の巻き束となり、巻き束は直径約58cmで高さ約40cmとなる。また、呼び径φ32mmの合成樹脂製ホース2を用いれば、約45mで、3列で11段の巻き束となり、直径約58cmで高さ約48cmとなる。このように、飲料水供給装置1は、バランスが良く安定し形状なので、災害発生時にも転倒しにくく、転倒による漏水が発生しにくい。なお、呼び径は、φ25mm〜φ32mmが好適である。また、合成樹脂製ホース2の巻き束は、結束ロープで緊結されるか、または隣接する合成樹脂製ホース2同士を樹脂で固めて固結されている。
可とう性、柔軟性を有する合成樹脂製ホース2は、柔軟性があるので、災害発生時に、瓦礫等がホース2に衝突したり、落下してきたりしても、衝撃を吸収することができて合成樹脂製ホース2が破損しないので、合成樹脂製ホース2内に蓄えられた水道水を流出させることなく確実に利用することができる。
また、呼び径φ25mmやφ32mmホース2に貯水すれば、タンクのように減圧弁を用いる必要がない。減圧弁は壊れ易く、また通常、約5年で寿命となって交換する必要があるが、ホース2に貯水すれば、減圧弁が不要で漏水の心配がなく、メンテナンスフリーとなる。
T字管3は、合成樹脂製ホース2と逆止弁4との間に設けられており、金属製又は合成樹脂製のものを用いる。水道本管や住戸内の給水配管が被災して水道水が出なくなった際に、T字管3から、分岐した吐出バルブ6を開き、災害時に必要な飲料水を吐出口7から排出して利用する。
逆止弁4を用いることによって、合成樹脂製ホース2内に貯水された飲料水が逆流して漏水することを防止することができる。よって、水道本管や住居内の給水配管が破損しても、合成樹脂製ホース2内に貯水された飲料水を流失することを防止することができる。
止水バルブ5は、災害発生時に本願発明に係る飲料水供給装置1と蛇口の間の水道管が切断されて、止水バルブ5の位置が垂れ下がったり、また、万が一飲料水供給装置1が転倒して、合成樹脂製ホース2より低い位置になってしまったとしても、止水バルブ5を閉鎖することによって、飲料水の流失を防止することができる。
次に、本発明に係る飲料水供給装置1の製造方法の1例について説明する。合成樹脂製ホース2を所定の長さに切断して、所定の半径で所定の段数と列数で巻きつけていく。巻き上がれば、合成樹脂製ホース2の巻き束が崩壊しないように、巻き束を数箇所括りつけるか、または、合成樹脂製ホース2束の隙間に樹脂を流しこんで、固定し整形する。次に、合成樹脂製ホース2の入り口側にT字管3を接続して固定し、さらに、短いホースや管を介して逆止弁4を接続する。また、T字管3の他の出口側に、短いホースや管を介して吐出バルブ6を接続する。また、合成樹脂製ホース2の出口側に止水バルブ5を接続して、飲料水供給装置1は完成する。このように、製作作業も簡単で手間代も安く、材料費を含めた製作費が非常に安価である。
本発明に係る飲料水供給装置1の使用方法の一例について説明する。災害発生時にまず、止水バルブ5を閉鎖してから、止水バルブ5から蛇口に繋がる水道配管を切断する。このとき、止水バルブ5は、合成樹脂製ホース2より高い位置に固定されたままである。これによって、合成樹脂製ホース2内に貯まった水を確保できる。そして、合成樹脂製ホース2内の飲料水を利用する際には、吐出口7の前に容器を用意して、吐出バルブ6を開くと共に止水バルブ5を開く。これによって空気が合成樹脂製ホース2内に入るので、順調に吐出口7から飲料水が排出されて容器内に入れることができ、飲料水を利用することができる。使用後は、止水バルブ5と吐出バルブとを閉鎖することによって、合成樹脂製ホース2内に残っている飲料水を保持できると共に雑菌や塵が合成樹脂製ホース2内に侵入して飲料水が汚染劣化することを防止できる。
家庭における非常用飲料水として、防災の分野で広く利用することができる。
1:飲料水供給装置
2:可とう性、柔軟性を有する合成樹脂製ホース
3:T字管 3−1:吐出管
4:逆止弁 5:止水バルブ
6:吐出バルブ 7:吐出口

Claims (1)

  1. 流し台の下の収納スペースに設置する飲料水供給装置であり、かつ、住居内の給水配管に連結する逆止弁と、該逆止弁の出口側に連結された可とう性および柔軟性を有する合成樹脂製ホースと、該合成樹脂ホースの出口側に連結された止水バルブと、前記逆止弁の近傍の前記合成樹脂製ホースに吐出管を突設させたT字管と、該T字管の該吐出管に連結された吐出バルブと、を少なくとも備えた飲料水供給装置であって、前記合成樹脂ホースの呼び径が232mmであり、該合成樹脂ホースを螺旋状にコンパクトに巻きつけて、複数段、複数列の巻き束にし、該巻き束が、結束ロープで緊結または樹脂で固めて固結されていることを特徴とする飲料水供給装置。
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