JP6764297B2 - トンネル用の避難扉装置 - Google Patents
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Description
ところでトンネル内には、車道の左右端部(左右何れか一方または両方)を段差状に高くした監視員通路が形成され、この監視員通路からトンネル内の点検やメンテナンスを行うようにしたものがあるが、このような監視員通路の一部を切欠いて避難口とし、該避難口に開閉自在に設けた避難扉(通常自閉式)を開放することで車道から連通路を経由して避難路に避難できるようにしている。
このようなものにおいて、避難口に設けられる避難扉を監視員通路の形状に対応させて逆L字形にし、該避難扉を前後方向(車両の進行方向)にスライド移動させることで避難口を開放するようにしたものが提唱されている(例えば特許文献1、2参照)。
請求項2の発明は、前記第一引手部に備えられる第一連動部がアームに連動し、第二引手部に備えられた第二連動部がアームに連動することでロック機構の解除をするものであり、アームに対する支軸から前記第二連動部の連動位置までの長さを、第一連動部の連動位置までの長さよりも長くしたことを特徴とする請求項1記載のトンネル用の避難扉装置である。
請求項3の発明は、避難扉は、縦板と天板とで逆L字形に構成されものであり、縦板に第一引手部が、天板に第二引手部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のトンネル用の避難扉装置である。
請求項3の発明とすることにより、逆L字形の避難扉の縦板のみならず天板にも引手部が備えられているため、避難者だけでなく、天板を監視員通路として移動する監視員に対しても視認性、操作性が向上する。
因みに、アーム16の施錠位置と解錠位置との揺動範囲の規制については、規制孔19cで行うことに限定されず、第一スライド板18に設けた長孔18c、さらには後述する第二スライド板の長孔24bによっても行うことができることは言うまでもない。
尚、図9において、34は避難路3側から消防隊員などが車道2に出るべく操作するための非常用把手であって、アーム16の係止部16dの近傍に直結される状態で設けられている(図9以外での図示は省略している。)。
2 車道
3 避難路
4 監視員通路
5 避難扉装置
8 避難口
9 避難扉
10 連通路
11 縦板
12 天板
13 第一引手部
13b 第一連動部
14 第二引手部
14b 第二連動部
15 ロック機構
16 アーム
19d 支軸
Claims (3)
- 車両が前後方向に通行するための車道と、
該車道から避難する人が通る避難路と、
車道の左右方向少なくとも一方の脇に設けられる監視員通路と、
該監視員通路の一部を切り欠いて設けられる避難口と、
該避難口から避難路に連通する連通路とを備えて構成されるトンネルにおいて、
前記避難口を開閉するため前後方向にスライド移動する避難扉と、
該避難扉を開放操作するため上下位置を異ならしめてそれぞれ設けられた第一、第二の引手部と、
該第一、第二の引手部の引き操作によりロック解除して避難扉を施錠状態から解錠状態へ移行した状態で開放操作するため支軸を介して揺動するアームが設けられたロック機構とを備えた構成にし、
前記第一引手部と第二引手部とを、第一引手部を引き操作したときには単独でアームに連動してロック機構の解除をし、第二引手部を引き操作したときには第一引手部を連動する状態でアームに連動してロック機構の解除をするよう構成するにあたり、
アームに対する支軸から前記第二引手部の連動位置までの長さを、第一引手部の連動位置までの長さよりも長くしたことを特徴とするトンネル用の避難扉装置。 - 前記第一引手部に備えられる第一連動部がアームに連動し、第二引手部に備えられた第二連動部がアームに連動することでロック機構の解除をするものであり、
アームに対する支軸から前記第二連動部の連動位置までの長さを、第一連動部の連動位置までの長さよりも長くしたことを特徴とする請求項1記載のトンネル用の避難扉装置。 - 避難扉は、縦板と天板とで逆L字形に構成されものであり、
縦板に第一引手部が、天板に第二引手部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のトンネル用の避難扉装置。
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JP2016191325A JP6764297B2 (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | トンネル用の避難扉装置 |
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JP2018053577A JP2018053577A (ja) | 2018-04-05 |
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