JP6761359B2 - 連続鋳造設備の鋳型振動装置 - Google Patents
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Description
縦断側面視で所定長さの円弧形の鋳片軌道を有し、この鋳片軌道に沿う中空状の通路が形成された鋳型を備えた連続鋳造設備の鋳型振動装置であって、
前記鋳型を支持する鋳型テーブルと、
この鋳型テーブルを支持するベースフレームと、
平面視で前記鋳片軌道の両側に、回転中心軸線の方向がそれぞれ前記鋳片軌道に対して平行になるように配せられた駆動偏心軸と、
この各駆動偏心軸のそれぞれに連結された駆動手段と、
前記ベースフレームに連結され、前記各駆動偏心軸を縦断側面視で前記鋳片軌道の中心Oから遠い側で装着した第1定置軸受ハウジングと近い側で装着した第2定置軸受ハウジングと、
前記鋳型テーブルに連結され、前記各駆動偏心軸を縦断側面視で前記中心Oから遠い側で装着した第1可動軸受ハウジングと近い側で装着した第2可動軸受ハウジングと、
前記第1及び第2可動軸受ハウジングに下端面がそれぞれ固着されるとともに前記鋳型テーブルに上端面がそれぞれ固着され、前記各駆動手段による前記各駆動偏心軸の回転時に、前記各駆動偏心軸における前記中心Oから遠い側の偏心部の回転位相と前記中心Oに近い側の偏心部の回転位相とが全て一致するようにして、前記鋳型テーブルを振動させる前記各駆動偏心軸の回転中心軸線の方向に延出したコネクティングプレートと、
前記鋳型テーブルの前記鋳片軌道方向への変位が許容されるとともに、平面視で前記各駆動偏心軸に直交する方向への変位が規制されるように配せられた第1振動方向規制手段と、
を備え、
前記各駆動偏心軸は、縦断側面視で前記中心Oから遠い側の偏心部に偏心量EAを近い側の偏心部に偏心量EBを有し、前記偏心量EAが前記偏心量EBより大きくなるように構成され、
前記偏心量EAを有した偏心部は、自動調心型軸受を介して前記第1可動軸受ハウジングに装着され、
前記偏心量EBを有した偏心部は、自動調心型軸受を介して前記第2可動軸受ハウジングに装着されていることを特徴とする連続鋳造設備の鋳型振動装置である。
2ストランドを超える多ストランドの湾曲型連続鋳造設備に適用可能であり、かつ、その平面視面積が大きくなり過ぎることのない連続鋳造設備の鋳型振動装置を提供することが可能である。
縦断側面視で所定長さの円弧形の鋳片軌道を有し、この鋳片軌道に沿う中空状の通路が形成された鋳型を備えた連続鋳造設備の鋳型振動装置であって、
前記鋳型を支持する鋳型テーブルと、
この鋳型テーブルを支持するベースフレームと、
平面視で前記鋳片軌道の両側に、回転中心軸線の方向がそれぞれ前記鋳片軌道に対して平行になるように配せられた駆動偏心軸と、
この各駆動偏心軸のそれぞれに連結された駆動手段と、
前記ベースフレームに連結され、前記各駆動偏心軸を縦断側面視で前記鋳片軌道の中心Oから遠い側で装着した第1定置軸受ハウジングと近い側で装着した第2定置軸受ハウジングと、
前記鋳型テーブルに連結され、前記各駆動偏心軸を縦断側面視で前記中心Oから遠い側で装着した第1可動軸受ハウジングと近い側で装着した第2可動軸受ハウジングと、
前記第1及び第2可動軸受ハウジングに下端面がそれぞれ固着されるとともに前記鋳型テーブルに上端面がそれぞれ固着され、前記各駆動手段による前記各駆動偏心軸の回転時に、前記各駆動偏心軸における前記中心Oから遠い側の偏心部の回転位相と前記中心Oに近い側の偏心部の回転位相とが全て一致するようにして、前記鋳型テーブルを振動させる前記各駆動偏心軸の回転中心軸線の方向に延出したコネクティングプレートと、
前記鋳型テーブルの前記鋳片軌道方向への変位が許容されるとともに、平面視で前記各駆動偏心軸に直交する方向への変位が規制されるように配せられた第1振動方向規制手段と、
を備え、
前記各駆動偏心軸は、縦断側面視で前記中心Oから遠い側の偏心部に偏心量EAを近い側の偏心部に偏心量EBを有し、前記偏心量EAが前記偏心量EBより大きくなるように構成され、
前記偏心量EAを有した偏心部は、自動調心型軸受を介して前記第1可動軸受ハウジングに装着され、
前記偏心量EBを有した偏心部は、自動調心型軸受を介して前記第2可動軸受ハウジン
グに装着されていることを特徴とする。
は、縦断側面視で(詳細は、後記図7等を参照)前記中心Oから遠い側の偏心部に偏心量EAを有し、前記偏心量EAが前記偏心量EBより大きくなるように構成されている。同様に、図示されてはいないが、駆動偏心軸5には、縦断側面視で前記中心Oから遠い側の偏心部に偏心量EAを前記中心Oに近い側の偏心部に偏心量EBを有し、前記偏心量EAが前記偏心量EBより大きくなるように構成されている。
図5は本発明の実施形態1に係る鋳型振動装置の主要部を説明するための模式縦断正面図、図6は図5に示す駆動偏心軸の偏心部が中立点にある主要部を説明するための模式縦断側面図、図7は図6に示す駆動偏心軸の偏心部が上死点にある主要部を説明するための模式縦断側面図、図8は図6に示す駆動偏心軸の偏心部が下死点にある主要部を説明するための模式縦断側面図である。なお、本実施形態において、上記本発明の連続鋳造設備の鋳型振動装置の構成要素についての説明で述べたものと同一な構成要素には同一番号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分のみ詳述する。
図9は本発明の実施形態2における駆動偏心軸の偏心部が中立点にある主要部を説明するための模式縦断側面図、図10は同実施形態2における駆動偏心軸の偏心部が上死点にある主要部を説明するための模式縦断側面図である。なお、本実施形態において、実施形態1と同一な構成要素には同一番号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分のみ詳述する。
図11は本発明の実施形態3における駆動偏心軸の偏心部が中立点にある主要部を説明するための模式縦断側面図、図12は同実施形態3における駆動偏心軸の偏心部が上死点にある主要部を説明するための模式縦断側面図である。なお、本実施形態において、実施形態1および2と同一な構成要素には同一番号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分のみ詳述する。
1)(8aの内輪の駆動偏心軸4のスラスト方向への移動を拘束する)&(8aの外輪の可動軸受ハウジング8のスラスト方向への移動を拘束する)&(9aの内輪の駆動偏心軸4のスラスト方向への移動を拘束する)&(9aの外輪の可動軸受ハウジング9のスラスト方向への移動を拘束しない)
2)(8aの内輪の駆動偏心軸4のスラスト方向への移動を拘束する)&(8aの外輪の可動軸受ハウジング8のスラスト方向への移動を拘束する)&(9aの外輪の可動軸受ハウジング9のスラスト方向への移動を拘束する)&(9aの内輪の駆動偏心軸4のスラスト方向への移動を拘束しない)
3)(9aの内輪の駆動偏心軸4のスラスト方向への移動を拘束する)&(9aの外輪の可動軸受ハウジング9のスラスト方向への移動を拘束する)&(8aの内輪の駆動偏心軸4のスラスト方向への移動を拘束する)&(8aの外輪の可動軸受ハウジング8のスラスト方向への移動を拘束しない)
4)(9aの内輪の駆動偏心軸4のスラスト方向への移動を拘束する)&(9aの外輪の可動軸受ハウジング9のスラスト方向への移動を拘束する)&(8aの外輪の可動軸受ハウジング8のスラスト方向への移動を拘束する)&(8aの内輪の駆動偏心軸4のスラスト方向への移動を拘束しない)
1a、1b 中空状の通路の内壁
2 鋳型テーブル
2a、2b、2c、14、15 支持部材
3 ベースフレーム
4、5 駆動偏心軸
4b 偏心部
4c 偏心部4bの軸心
6 第1定置軸受ハウジング
7 第2定置軸受ハウジング
8 第1可動軸受ハウジング
9 第2可動軸受ハウジング
10、11 コネクティングプレート
12 タイロッド
12a、12b タイロッド12の端部
13 繋ぎ材
16、17 支持部材
14a、15a 受け部
30 鋳片
40、50 出力軸
Claims (8)
- 縦断側面視で所定長さの円弧形の鋳片軌道を有し、この鋳片軌道に沿う中空状の通路が形成された鋳型を備えた連続鋳造設備の鋳型振動装置であって、
前記鋳型を支持する鋳型テーブルと、
この鋳型テーブルを支持するベースフレームと、
平面視で前記鋳片軌道の両側に、回転中心軸線の方向がそれぞれ前記鋳片軌道に対して平行になるように配せられた駆動偏心軸と、
この各駆動偏心軸のそれぞれに連結された駆動手段と、
前記ベースフレームに連結され、前記各駆動偏心軸を縦断側面視で前記鋳片軌道の中心Oから遠い側で装着した第1定置軸受ハウジングと近い側で装着した第2定置軸受ハウジングと、
前記鋳型テーブルに連結され、前記各駆動偏心軸を縦断側面視で前記中心Oから遠い側で装着した第1可動軸受ハウジングと近い側で装着した第2可動軸受ハウジングと、
前記第1及び第2可動軸受ハウジングに下端面がそれぞれ固着されるとともに前記鋳型テーブルに上端面がそれぞれ固着され、前記各駆動手段による前記各駆動偏心軸の回転時に、前記各駆動偏心軸における前記中心Oから遠い側の偏心部の回転位相と前記中心Oに近い側の偏心部の回転位相とが全て一致するようにして、前記鋳型テーブルを振動させる前記各駆動偏心軸の回転中心軸線の方向に延出したコネクティングプレートと、
前記鋳型テーブルの前記鋳片軌道方向への変位が許容されるとともに、平面視で前記各駆動偏心軸に直交する方向への変位が規制されるように配せられた第1振動方向規制手段と、
を備え、
前記各駆動偏心軸は、縦断側面視で前記中心Oから遠い側の偏心部に偏心量EAを近い側の偏心部に偏心量EBを有し、前記偏心量EAが前記偏心量EBより大きくなるように構成され、
前記偏心量EAを有した偏心部は、自動調心型軸受を介して前記第1可動軸受ハウジングに装着され、
前記偏心量EBを有した偏心部は、自動調心型軸受を介して前記第2可動軸受ハウジングに装着されていることを特徴とする連続鋳造設備の鋳型振動装置。 - 前記各駆動偏心軸の回転方向が、互いに逆向きに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造設備の鋳型振動装置。
- 縦断側面視において、
前記各駆動手段は、前記第2定置軸受ハウジングよりも前記中心O側または前記第1定置軸受ハウジングよりも前記中心Oとは反対側に配備され、前記各駆動手段の出力軸と前記各駆動偏心軸が連接されていることを特徴とする請求項1または2に記載の連続鋳造設備の鋳型振動装置。 - 縦断側面視において、
前記偏心量EAを有した偏心部は前記鋳片軌道の外側に配置され、前記偏心量EBを有した偏心部は前記鋳片軌道の内側に配置されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の連続鋳造設備の鋳型振動装置。 - 縦断側面視において、
前記各駆動偏心軸の回転中心軸線は、前記中心Oを通る前記連続鋳造設備の縦断側面に垂直な中心軸線と交わるように設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の連続鋳造設備の鋳型振動装置。 - 縦断側面視において、
前記中心Oから前記第1可動軸受ハウジング内に配備された自動調心型軸受の軸方向中心までの距離を半径RAとし、前記中心Oから前記第2可動軸受ハウジング内に配備された自動調心型軸受の軸方向中心までの距離を半径RBとする場合、前記偏心量EBに対する前記偏心量EAの比率EA/EBがRA/RBに一致していることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の連続鋳造設備の鋳型振動装置。 - 前記自動調心型軸受の内輪および外輪のスラスト方向への移動が拘束されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の連続鋳造設備の鋳型振動装置。
- 縦断側面視において、
前記鋳型テーブルの前記鋳片軌道方向への変位が許容されるとともに、前記鋳片軌道方向への変位に対して直交する、前記中心Oから前記鋳片軌道に向かって延びる直線方向への変位が規制されるように、前記直線上に第2振動方向規制手段が配せられたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の連続鋳造設備の鋳型振動装置。
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JP2017010548A JP6761359B2 (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | 連続鋳造設備の鋳型振動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017010548A JP6761359B2 (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | 連続鋳造設備の鋳型振動装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2018118271A JP2018118271A (ja) | 2018-08-02 |
JP6761359B2 true JP6761359B2 (ja) | 2020-09-23 |
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Family Applications (1)
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JP2017010548A Active JP6761359B2 (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | 連続鋳造設備の鋳型振動装置 |
Country Status (1)
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CN110252982B (zh) * | 2019-06-28 | 2021-05-04 | 上海二十冶建设有限公司 | 方坯连铸机扇形段安装调整方法 |
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- 2017-01-24 JP JP2017010548A patent/JP6761359B2/ja active Active
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JP2018118271A (ja) | 2018-08-02 |
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