JP6761302B2 - 粒状凍結物製造装置及び粒状凍結物製造方法 - Google Patents

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本発明は、粒状凍結物製造装置及び粒状凍結物製造方法に関し、特に食品や医薬品などの原料を粒状に凍結させた凍結物を製造する粒状凍結物製造装置及び粒状凍結物製造方法に関する。
従来から、食品や医薬品などの液体を急速に凍結させる方法として、液体状態の低温液化ガスを樋状流路に整流し、この低温液化ガス中に被凍結物を滴下して低温液化ガスと共に流下させ、樋状流路の下流側で凍結物と低温液化ガスを分離して、それぞれを回収する方法がある。
粒状の凍結物を製造する装置として、特許文献1に開示されるような凍結装置が用いられている。
特許文献1に開示された凍結装置においては、低温液化ガス供給部1に貯留された低温液化ガスCを、傾けて固定された樋2に流し、この低温液化ガスC中に被凍結物Aを滴下し、共に樋2を流下させることで凍結させて凍結物Bを製造し、下流側の分離部4で凍結物Bと低温液化ガスCとを分離している。このとき、分離部4で分離され、液回収容器5で回収された低温液化ガスCは、液溜8で貯留された後、エアリフトポンプ7で再び上流側の低温液化ガス供給部1に汲み上げられ、連続的に樋2に供給される。
特許第2896956号公報
特許文献1に開示された凍結装置においては、被凍結物Aを凍結させるために、樋2で整流させる低温液化ガスCにはある程度の深さが必要である。ここで、樋2に流す低温液化ガスCの流量が一定であると仮定すると、深さを設けるためには樋2の傾きを緩くする必要があるが、傾きを緩くしすぎると凍結物Bの下流側への流れが不十分となり、樋2の途中で凍結物Bが固着や堆積しやすくなるという問題があった。これらのことから、樋2の傾きや低温液化ガスCの流量などを適切に調整する必要があるが、この調整が困難であった。
また、低温液化ガスCをエアリフトポンプ7で高い位置に汲み上げるため、液溜8において低温液化ガスCをある程度大量に貯留する必要があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ポンプなどによる低温液化ガスの汲み上げや、低温液化ガスを樋などに流して整流させることを必要せずに、安定して粒状の凍結物を製造する粒状凍結物製造装置及び粒状凍結物製造方法を提供することを目的としている。
(1)本発明に係る粒状凍結物製造装置は、低温液化ガスに投入された被凍結物を凍結させて粒状の凍結物を製造するものであって、内周壁が曲面で下方に向かって縮径して下端が開口した縮径部を有し、前記低温液化ガスを貯留する貯槽と、該貯槽内の低温液化ガスに旋回流を形成する旋回流形成機構と、該旋回流が形成された低温液化ガスに前記被凍結物を投入する被凍結物投入機構と、該投入された前記被凍結物が前記低温液化ガス中を沈降及び移動しながら凍結した凍結物を前記開口から抽出する凍結物抽出機構と、を備えることを特徴とするものである。
(2)上記(1)に記載のものにおいて、前記旋回流形成機構は、前記貯槽内の低温液化ガスに浸漬した第1羽根車を有し、該第1羽根車を回転させることにより、前記低温液化ガスに旋回流を形成するものであることを特徴とするものである。
(3)上記(1)に記載のものにおいて、前記旋回流形成機構は、前記貯槽において前記低温液化ガスを前記縮径部の接線方向に噴出することにより、前記低温液化ガスの旋回流を形成するものであることを特徴とするものである。
(4)上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のものにおいて、前記縮径部における開口と上部とを連通した状態に連結する連結管と、前記縮径部の前記開口から前記連結管を経て前記縮径部の上部に至る液流れを形成する液流れ形成機構を有し、前記液流れを形成することによって、前記縮径部と前記連結管との間に前記低温液化ガスの回流を形成するようにしたことを特徴とするものである。
(5)上記(4)に記載のものにおいて、前記連結管は、上方に立ち上がる縦管部と、該縦管部の上部から横方向に延出するように設けられて前記縮径部に接続する横流路部を有し、前記液流れ形成機構は、前記縦管部の上部と前記横流路部との交差部に設けられた第2羽根車からなり、該第2羽根車を回転させることにより前記液流れを形成するとともに、前記横流路部を介して前記貯槽に低温液化ガスを噴出して旋回流を形成するようにしたことを特徴とするものである。
(6)上記(1)乃至(5)のいずれかに記載のものにおいて、前記凍結物抽出機構は、前記縮径部の開口から下方に向けて延出するように設けられた抽出管と、該抽出管の下部に接続して前記凍結物を抽出するスクリューコンベアを有し、該スクリューコンベアは、一端側が前記抽出管の下部に連通し、他端側が前記貯槽に貯留された前記低温液化ガスの液面よりも上方に位置するように配設された凍結物移送管と、該凍結物移送管に回転可能に配設されたスクリューとを備えてなることを特徴とするものである。
(7)上記(1)乃至(6)のいずれかに記載のものにおいて、前記貯槽に貯留された前記低温液化ガスの液面高さを制御する液面制御機構を有することを特徴とするものである。
(8)上記(7)に記載のものにおいて、前記液面制御機構は、補充用の低温液化ガスを貯留する低温液化ガスタンクと、該低温液化ガスタンクから前記貯槽に低温液化ガスを供給する低温液化ガス供給配管と、該低温液化ガス供給配管に設けられた開閉弁と、前記貯槽に貯留された前記低温液化ガスの液面高さを測定する液面計と、該液面計が測定した液面高さに基づいて前記開閉弁を開閉制御する開閉弁制御部と、を備えてなることを特徴とするものである。
(9)上記(1)乃至(8)のいずれかに記載のものにおいて、前記貯槽は密閉構造であり、該密閉された前記貯槽内の圧力を一定に制御する圧力制御機構を有すること特徴とするものである。
(10)上記(9)に記載のものにおいて、前記圧力制御機構は、前記貯槽に接続する放出管51と、該放出管に設けられて前記貯槽内が予め設定された圧力以上のときに開弁する背圧弁を備えてなることを特徴とするものである。
(11)上記(1)乃至(10)のいずれかに記載のものにおいて、前記被凍結物投入機構は、前記貯槽に貯留された低温液化ガスに被凍結物として液体状の原料を滴下する原料滴下機構であることを特徴とするものである。
(12)本発明に係る粒状凍結物製造方法は、低温液化ガスに被凍結物を投入して粒状の凍結物を製造するものであって、内周壁が曲面であり下方に向かって縮径して下端が開口した縮径部を有する貯槽に貯留した低温液化ガスを攪拌して、該低温液化ガスの旋回流を形成する旋回流形成工程と、該旋回流が形成された低温液化ガスに被凍結物を投入する被凍結物投入工程と、該投入した被凍結物を前記低温液化ガス中で前記縮径部の上部から前記下端の開口に向かって沈降及び移動させながら凍結させる凍結工程と、該凍結した凍結物を前記縮径部の前記開口から抽出する凍結物抽出工程と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明においては、低温液化ガスに投入された被凍結物を凍結させて粒状の凍結物を製造するものであって、内周壁が曲面で下方に向かって縮径して下端が開口した縮径部を有し、前記低温液化ガスを貯留する貯槽と、該貯槽内の低温液化ガスに旋回流を形成する旋回流形成機構と、該旋回流が形成された低温液化ガスに前記被凍結物を投入する被凍結物投入機構と、該投入された前記被凍結物が前記低温液化ガス中を沈降及び移動しながら凍結した凍結物を前記開口から抽出する凍結物抽出機構を備えることにより、一定の流れがあり、かつ適した深さを有する低温液化ガスに被凍結物を投入することができ、投入された被凍結物が低温液化ガスの旋回流と重力によって低温液化ガス中を沈降及び移動しながら途中で滞留することなく粒状に凍結した粒状凍結物を製造することができる。
本実施の形態1に係る粒状凍結物製造装置の構成を説明する図である((a):側面図、(b):上面図)。 本実施の形態1に係る粒状凍結物製造装置において、低温液化ガスに滴下された液滴が沈降及び移動する挙動を説明する図である。 本実施の形態2に係る粒状凍結物製造装置の構成を説明する図である((a):側面図、(b):上面図)。 本実施の形態2に係る粒状凍結物製造装置の他の態様の構成を説明する図である((a):側面図、(b):上面図)。
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1に係る粒状凍結物製造装置100は、図1に示すように、低温液化ガスに投入された被凍結物を凍結させて粒状の凍結物を製造するものであって、下に凸の円錐部1を有して前記低温液化ガスを貯留する貯槽3と、貯槽3内の前記低温液化ガスを攪拌する攪拌機構5と、前記低温液化ガスに被凍結物である原料を滴下する原料滴下機構7と、前記低温液化ガス中で凍結した凍結物を抽出する凍結物抽出機構9と、低温液化ガスの液面高さを制御する液面制御機構11と、貯槽3内の圧力を制御する圧力制御機構13を備えたものである。
以下、上記の各構成について詳細に説明する。なお、本実施の形態1では低温液化ガスに液化窒素を用いているが、本発明はこれに限定されるものではない。
<貯槽>
貯槽3は、低温液化ガスを貯留するものであり、下に凸の円錐形状である円錐部1と、円錐部1の上部(円錐形状の底面)に連続する円筒部4を有している。
円錐部1の下端(円錐形状の頂点位置)は開口しており、円筒部4の上部は密閉された密閉構造である。なお、貯槽3の外周面は、保温材で覆われていることが望ましい。
本実施の形態1では、貯槽3の材質としてSUS304を用いたが、これに限定されることではなく、原料及び低温液化ガスと反応しない材質であれば使用することができる。また、貯槽3内の圧力に耐えることができれば良い。
本実施の形態1に係る貯槽3は、完全な円錐形状である円錐部1を有するものであるが、本発明に係る縮径部は、円錐形状に限る必要はなく、内周壁が曲面で下向きに凸形状となるように下方に向かって縮径するものであれば良く、縮径部の形状として、例えば、鉛直方向に対する内周壁の傾きが下方に向って変化するものや、水平方向の断面が円錐部1のような円形ではなく楕円形であるものであっても良い。
<攪拌機構>
攪拌機構5は、貯槽3に貯留された低温液化ガスに旋回流を形成する旋回流形成機構として設けられたものであり、貯槽3内の低温液化ガスに浸漬して円錐部1の中心軸回りに回転する第1羽根車15と、第1羽根車15を回転させるモーター17と、モーター17の動力を第1羽根車15に伝えるシャフト19からなるものである。
攪拌機構5は、モーター17により第1羽根車15を低温液化ガス中で回転させることにより、低温液化ガスは攪拌されて円錐部1の中心軸を中心とした旋回運動、すなわち旋回流を形成する。通常、第1羽根車15は、一定の回転速度で連続して低温液化ガスを攪拌する。
第1羽根車15は、低温液化ガス中で回転して低温液化ガスを単純に水平方向に押し出す形状のものや、低温液化ガスを吸い込んで水平方向に噴出する形状のものであっても良い。
また、本実施の形態1では、第1羽根車15及びシャフト19の材質にはSUS304を用いたが、これに限定されるものではなく、原料及び低温液化ガスと反応しない材質であれば使用することができる。
なお、本実施の形態1では、旋回流形成機構として、第1羽根車15、モーター17及びシャフト19からなる攪拌機構5を用いたが、本発明に係る旋回流形成機構はこれに限定されるものではなく、例えば、円錐部1の内周壁面から接線方向に低温液化ガスを噴射することで、低温液化ガスを攪拌して旋回流を形成するものであっても良い。
<原料滴下機構>
原料滴下機構7は、貯槽3に貯留された低温液化ガスに被凍結物を投入する被凍結物投入機構として設けられたものであり、液体状態の原料が貯留された原料タンク21と、一端側が原料タンク21に接続して他端側が貯槽3内に設けられた原料供給配管23と、原料供給配管23に設けられた液滴製造装置25を有してなるものである。
原料タンク21に貯留された原料は、液滴製造装置25を介して原料供給配管23の前記他端から貯槽3内の低温液化ガスへと滴下される。ここで、原料滴下機構7により滴下される原料の滴下位置は、図2に示すように、被凍結物である液滴が沈降するのに適した深さを有し、かつ、液滴が低温液化ガスの旋回流によって円錐部1の側面(内周壁)を螺旋状に移動できるように円錐部1の中心からずれた位置とすることが望ましく、前記滴下位置の範囲として、円錐部1の中心から内周壁までのうち、内周壁側の半分が望ましい。
本実施の形態1では、原料タンク21及び原料供給配管23の材質としてSUS304を用いたが、これに限定されることではなく、原料と反応しない材質であれば使用することができる。
また、液滴製造装置25は、原料供給配管23から滴下される液滴を製造するものであるが、液滴製造装置25において液滴を製造する方法は限定されることなく、様々な方法の中から適宜選択して用いることができる。
<凍結物抽出機構>
凍結物抽出機構9は、円錐部1の開口に接続し、貯槽3の低温液化ガスに投入された被凍結物が低温液化ガス中を沈降及び移動しながら凍結した凍結物を抽出するものであり、円錐部1の開口から下方に向けて延出するように設けられた抽出管27と、抽出管27の下部に接続して前記凍結物を抽出するスクリューコンベア29を有している。
スクリューコンベア29は、凍結物移送管31と、凍結物移送管31の内部に回転可能に設けられたスクリュー33を備えてなるものである。
凍結物移送管31は、一端側が抽出管27の下端に接続し、他端側が貯槽3に貯留された低温液化ガスの液面高さより上方に位置するように配設されたものであり、抽出管27を介して円錐部1の開口と連通している。そのため、凍結物移送管31の内部にも、低温液化ガスが貯留されている。
スクリュー33は、螺旋形状をしており、モーター35により回転する。また、凍結物移送管31の内壁面とスクリュー33との間には、微小な隙間が設けられている。
円錐部1の低温液化ガス中を沈降及び移動しながら凍結した凍結物は、円錐部1の開口から排出されて抽出管27内を沈降してスクリュー33の先端に到達すると、スクリュー33の回転に伴って凍結物移送管31内を上方に移送される。このとき、凍結物移送管31内に貯留した低温液化ガスは、凍結物移送管31の内壁面とスクリュー33との間に微小な隙間が設けられているため、凍結物移送管31の上方に運ばれない。
前述のとおり、凍結物移送管31の他端側は、貯槽3の低温液化ガスの液面よりも上方に位置しているため、凍結物移送管31の他端側に移送された凍結物は、低温液化ガスと分離され、前記他端側に設けられた排出口37から排出されて回収容器39に回収される。
このように、凍結物抽出機構9は、凍結物と低温液化ガスとを効率よく分離することができる。
なお、本発明に係る凍結物抽出機構9は、上記の構成に限定されるものではなく、低温液化ガス中で凍結した凍結物を低温液化ガスと分離して抽出することができる機構であれば、その態様に特に限定はなく、例えばベルトコンベアなどを備えたものであっても良い。
<液面制御機構>
液面制御機構11は、補充用の低温液化ガスを貯留する低温液化ガスタンク41と、低温液化ガスタンク41から貯槽3に低温液化ガスを供給する低温液化ガス供給配管43と、低温液化ガス供給配管43に設けられた開閉弁45と、貯槽3に貯留された前記低温液化ガスの液面高さを測定する液面計47と、液面計47が測定した液面高さに基づいて開閉弁45を開閉制御する開閉弁制御部49とを備えてなるものである。
液面制御機構11は、例えば、貯槽3内において低温液化ガスが気化して液面高さが低下した場合、低温液化ガスタンク41から低温液化ガスを供給することにより、貯槽3に低温液化ガスを補充することができる。
本発明に係る液面制御機構11は、上記の構成に限定されるものではなく、貯槽3に貯留された液面高さを制御することができるものであれば、その態様に特に限定はない。
<圧力制御機構>
圧力制御機構13は、密閉された貯槽3内で気化した低温液化ガスの(気相)圧力を所定の設定値に保つために貯槽3に設置されたものであり、貯槽3に接続する放出管51と、放出管51に設けられて貯槽3内が予め設定された圧力以上のときに開弁する背圧弁53を備えている。
圧力制御機構13において、背圧弁53の上流側(貯槽3内部)設定された圧力より低い場合、背圧弁53は閉じている。これに対し、背圧弁53の上流側(貯槽3内部)が設定された圧力以上の場合、背圧弁53は開き(開弁)、貯槽3内で気化した低温液化ガスは、放出管51を経て外部に放出され、貯槽3内の圧力は低下する。そして、貯槽3内の圧力が設定された圧力を下回った場合、背圧弁53は再び閉じる。
本実施の形態1では、圧力制御機構13として背圧弁53を用いたが、これに限定されるものではなく、貯槽3内の圧力を一定に保つことができれば他の態様でも良く、例えば、貯槽3内の圧力を測定する圧力計と、貯槽3内のガスを外部に放出する放出弁と、該圧力計の指示に基づいて放出弁の開閉を制御する圧力調整器を備えたものであっても良い。
次に、粒状凍結物製造装置100を用いた粒状凍結物製造方法を以下に説明する。
本実施の形態に係る粒状凍結物製造方法は、低温液化ガスに被凍結物を投入して粒状の凍結物を製造するものであって、下方に向かって縮径した縮径部を有する貯槽3に貯留した低温液化ガスに旋回流を形成する旋回流形成工程と、該旋回流が形成された低温液化ガスに被凍結物を投入する被凍結物投入工程と、該投入した被凍結物を前記低温液化ガス中で前記縮径部の上部から前記下端の開口に向かって沈降及び移動させながら凍結させる凍結工程と、該凍結した凍結物を前記縮径部の前記開口から抽出する凍結物抽出工程とを備えたものであり、例えば、図1に示す粒状凍結物製造装置100を用いることができる。
以下、粒状凍結物製造装置100に基づいて、本実施の形態に係る粒状凍結方法を詳細に説明する。
<旋回流形成工程>
旋回流形成工程は、内周壁が曲面であり下方に向かって縮径して下端が開口した縮径部(図1における円錐部1に相当)を有する貯槽3に貯留した低温液化ガスを攪拌し、貯槽3に貯留した低温液化ガスに旋回流を形成する工程であり、粒状凍結物製造装置100においては、攪拌機構5のモーター17を起動して第1羽根車15を回転させることにより低温液化ガスを一定速度で攪拌し、旋回流を形成する。
<被凍結物投入工程>
被凍結物投入工程は、貯槽3内において旋回流が形成された低温液化ガスに被凍結物を投入する工程であり、被凍結物として原料を原料滴下機構7により滴下する。
滴下する原料としては、食品や医薬品などが挙げられる。また、滴下する位置としては、図2に示すように、原料供給配管23により円錐部1の中心からずれた位置が望ましく、滴下された液滴は低温液化ガス中を適した深度で沈降し、円錐部1の内周壁を螺旋状に移動させることができる。これにより、低温液化ガス中で凍結物同士が付着して、大きな塊となることが防止される。
<凍結工程>
凍結工程は、貯槽3の低温液化ガスに滴下した原料を前記低温液化ガス中で円錐部1の上部から下端の開口に向かって沈降及び移動させながら粒状に凍結させる工程である。
貯槽3の中心から離れた位置に滴下された原料の液滴は、低温液化ガスの旋回流に乗りながら沈降し円錐部1の内周壁に到達した後は、該内周壁上を螺旋状に移動する。そして、凍結物は、円錐部1の下端にある開口から排出され、抽出管27内を沈降する。
<凍結物抽出工程>
凍結物抽出工程は、凍結した凍結物を円錐部1の開口から抽出する工程であり、円錐部1の開口から排出されて抽出管27内を沈降した凍結物をスクリューコンベア29により抽出する。
以上、本実施の形態1に係る粒状凍結物製造装置100によれば、一定の旋回流があり、かつ適した深さを有する低温液化ガスに被凍結物を投入することができ、これにより、投入した被凍結物は、低温液化ガスの流れと重力によって円錐部1の内周壁を螺旋状に移動することができる。
ここで、円錐部1の内周壁に適した角度を設けることにより、円錐部1の内周壁を移動する凍結物は、途中で滞留することなく、固着や堆積を防止することができ、安定して粒状した凍結物を製造することができる。
また、凍結物は、低温液化ガスを貯留した円錐部1の下端の位置に自動的に集まることから、凍結物を効率よく抽出及び回収することができる。
さらに、粒状凍結物製造装置100においては、従来技術のような樋状流路に低温液化ガスを整流して流すことや、低温液化ガスを貯槽3の液面よりも高い位置に汲み上げる必要もなく、貯槽3に貯留した低温液化ガスの液面高さを一定に調整し、各原料の粒状凍結に適した低温液面ガスの深度に調整することができる。
また、貯槽3を密閉構造とすることにより、外気中に含まれる水分が凍結した霜や氷による悪影響を防ぐことができる。これらにより、本実施の形態に係る粒状凍結物製造装置100は、滴下された原料を効率よく粒状凍結させることができる。
なお、上記の説明は、被凍結物として液滴を滴下し、粒状に凍結した凍結物を製造するものであったが、本発明に係る被凍結物は液滴に限るものではなく、例えば塊状や小形の固形物などを凍結するものであっても良く、被凍結物の性状(液体又は固体)や形状は問わない。
[実施の形態2]
本実施の形態2に係る粒状凍結物製造装置200は、図3に示すように、円錐部1における開口と上部とを連通した状態に連結する連結管55と、円錐部1の開口から連結管55を経て円錐部1の上部に至る液流れを形成する液流れ形成機構57を有するものである。
以下、粒状凍結物製造装置200について、図3に基づいて説明する。
なお、図3に示す粒状凍結物製造装置200において、貯槽3、原料滴下機構7、凍結物抽出機構9、液面制御機構11、圧力制御機構13は、実施の形態1と同じものなので、以下、連結管55及び液流れ形成機構57について説明する。
<連結管>
連結管55は、円錐部1における開口と上部とを連通した状態に連結するものであり、図3に示すように、抽出管27の下部から分岐する分岐管部59と、分岐管部59の端部から上方に立ち上がる縦管部61と、縦管部61の上部から横方向に延出するように設けられて円錐部1に接続する横流路部63を有する。
横流路部63は、図3(b)に示すように、円錐部1の接線方向に低温液化ガスを返送するように設けられている。
また、連結管55への凍結物の流入を防ぐため、抽出管27と分岐管部59との間にはストレーナ65が設けられている。
<液流れ形成機構>
液流れ形成機構57は、円錐部1の開口から連結管55を経て円錐部1の上部に至る液流れを形成するものであり、図3に示すように、縦管部61の上部と横流路部63の交差部に設けられた第2羽根車67と、第2羽根車67を回転させるモーター69と、モーター69の動力を第2羽根車67に伝えるシャフト71からなるものである。
第2羽根車67を回転させると、縦管部61において低温液化ガスを下部から上部へと吸い上げ、吸い上げられた低温液化ガスは横流路部63に流入する。
横流路部63は、図3(b)に示すように上方から見ると、円錐部1の水平面において接線方向に延長するように配置されており、かつ、第2羽根車67は、縦管部61と横流路部63との交差部に位置している。そのため、第2羽根車67を回転させることにより横流路部63に流入した低温液化ガスは、円錐部1において接線方向に流入し、貯槽3の低温液化ガスに旋回流を形成する。
また、第2羽根車67を回転させることにより、縦管部61の下部から上部へと低温液化ガスが吸い上げられるため、円錐部1に貯留されている低温液化ガスは下端の開口から流出し、抽出管27、分岐管部59、縦管部61及び横流路部63を経て円錐部1の上部側に返送される。これにより、円錐部1と連結管55との間に低温液化ガスの回流が形成される。
このように、円錐部1の下端から低温液化ガスを流出させることで、円錐部1における低温液化ガスの旋回流の形成に対して補助的な作用をもたらすことができる。この作用は、例えば洗面器に水を溜め、洗面器の底の栓を抜くと、水は旋回しながら栓から流出することと同様の原理を用いたものである。
なお、第2羽根車67は、通常、一定の回転速度で連続して回転される。
また、本実施の形態2では、第2羽根車67及びモーター69の材質としてSUS304を用いたが、これに限定されることではなく、低温液化ガスと反応しない材質であれば使用することができる。
以上より、本実施の形態2に係る粒状凍結物製造装置200によれば、円錐部1と連結管55との間で低温液化ガスの回流を形成することで、円錐部1において旋回流を効率良く形成することができる。さらに、本実施の形態2に係る液流れ形成機構57は、前述した実施の形態1のように貯槽3に貯留された低温液化ガスを第1羽根車15(図1参照)により直接攪拌するものではないため、第2羽根車67に影響されることなく原料滴下機構7により原料を滴下する位置を任意に選択することができる。
なお、上記の説明では、第2羽根車67とモーター69とシャフト71からなる液流れ形成機構57を用いたが、これに限定されることではなく、円錐部1の下端から上部へと低温液化ガスを返送する連結管55において、円錐部1の下端から低温液化ガスを吸い上げ、該吸い上げられた低温液化ガスを円錐部1の上部側において接線方向に噴出して旋回流を形成するものであれば、その態様は問わない。
さらに、本発明に係る粒状凍結物製造装置は、図4に示すように、図3に示したものに実施の形態1で示した攪拌機構5をさらに備えた粒状凍結物製造装置300であっても良い。
そして、粒状凍結物製造装置300においては、攪拌機構5による円錐部1での低温液化ガスの旋回流形成と液流れ形成機構57による円錐部1での回流形成の双方をより効率よく行うことができる。
1 円錐部
3 貯槽
4 円筒部
5 攪拌機構
7 原料滴下機構
9 凍結物抽出機構
11 液面制御機構
13 圧力制御機構
15 第1羽根車
17 モーター
19 シャフト
21 原料タンク
23 原料供給配管
25 液滴製造装置
27 抽出管
29 スクリューコンベア
31 凍結物移送管
33 スクリュー
35 モーター
37 排出口
39 回収容器
41 低温液化ガスタンク
43 低温液化ガス供給配管
45 開閉弁
47 液面計
49 開閉弁制御部
51 放出管
53 背圧弁
55 連結管
57 液流れ形成機構
59 分岐管部
61 縦管部
63 横流路部
65 ストレーナ
67 第2羽根車
69 モーター
71 シャフト
100 粒状凍結物製造装置
200 粒状凍結物製造装置
300 粒状凍結物製造装置

Claims (11)

  1. 低温液化ガスに投入された被凍結物を凍結させて粒状の凍結物を製造する粒状凍結物製造装置であって、
    内周壁が曲面で下方に向かって縮径して下端が開口した縮径部を有し、前記低温液化ガスを貯留する貯槽と、
    該貯槽内の低温液化ガスに旋回流を形成する旋回流形成機構と、
    該旋回流が形成された低温液化ガスに前記被凍結物を投入する被凍結物投入機構と、
    該投入された前記被凍結物が前記低温液化ガス中を沈降及び移動しながら凍結した凍結物を前記開口から抽出する凍結物抽出機構と、
    前記縮径部における開口と上部とを連通した状態に連結する連結管と、
    前記縮径部の前記開口から前記連結管を経て前記縮径部の上部に至る液流れを形成する液流れ形成機構とを有し、
    前記液流れを形成することによって、前記縮径部と前記連結管との間に前記低温液化ガスの回流を形成するようにしたことを特徴とする粒状凍結物製造装置。
  2. 前記連結管は、上方に立ち上がる縦管部と、該縦管部の上部から横方向に延出するように設けられて前記縮径部に接続する横流路部を有し、
    前記液流れ形成機構は、前記縦管部の上部と前記横流路部との交差部に設けられた第2羽根車からなり、
    該第2羽根車を回転させることにより前記液流れを形成するとともに、前記横流路部を介して前記貯槽に低温液化ガスを噴出して旋回流を形成するようにしたことを特徴とする請求項に記載の粒状凍結物製造装置。
  3. 前記旋回流形成機構は、前記貯槽内の低温液化ガスに浸漬した第1羽根車を有し、該第1羽根車を回転させることにより、前記低温液化ガスに旋回流を形成するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の粒状凍結物製造装置。
  4. 前記旋回流形成機構は、前記貯槽において前記低温液化ガスを前記縮径部の接線方向に噴出することにより、前記低温液化ガスの旋回流を形成するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の粒状凍結物製造装置。
  5. 前記凍結物抽出機構は、前記縮径部の開口から下方に向けて延出するように設けられた抽出管と、該抽出管の下部に接続して前記凍結物を抽出するスクリューコンベアを有し、
    該スクリューコンベアは、一端側が前記抽出管の下部に連通し、他端側が前記貯槽に貯留された前記低温液化ガスの液面よりも上方に位置するように配設された凍結物移送管と、該凍結物移送管に回転可能に配設されたスクリューとを備えてなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の粒状凍結物製造装置。
  6. 前記貯槽に貯留された前記低温液化ガスの液面高さを制御する液面制御機構を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の粒状凍結物製造装置。
  7. 前記液面制御機構は、
    補充用の低温液化ガスを貯留する低温液化ガスタンクと、
    該低温液化ガスタンクから前記貯槽に低温液化ガスを供給する低温液化ガス供給配管と、
    該低温液化ガス供給配管に設けられた開閉弁と、
    前記貯槽に貯留された前記低温液化ガスの液面高さを測定する液面計と、
    該液面計が測定した液面高さに基づいて前記開閉弁を開閉制御する開閉弁制御部と、を備えてなることを特徴とする請求項6に記載の粒状凍結物製造装置。
  8. 前記貯槽は密閉構造であり、
    該密閉された前記貯槽内の圧力を一定に制御する圧力制御機構を有すること特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の粒状凍結物製造装置。
  9. 前記圧力制御機構は、前記貯槽に接続する放出管と、該放出管に設けられて前記貯槽内が予め設定された圧力以上のときに開弁する背圧弁を備えてなることを特徴とする請求項8に記載の粒状凍結物製造装置。
  10. 前記被凍結物投入機構は、前記貯槽に貯留された低温液化ガスに被凍結物として液体状の原料を滴下する原料滴下機構であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の粒状凍結物製造装置。
  11. 低温液化ガスに被凍結物を投入して粒状の凍結物を製造する粒状凍結物製造方法であって、
    内周壁が曲面であり下方に向かって縮径して下端が開口した縮径部を有すると共に前記下端の開口と上部とが連通した貯槽に貯留した低温液化ガスを攪拌して、該低温液化ガスの下部から上部への回流を形成すると共に旋回流を形成する旋回流形成工程と、
    該旋回流が形成された低温液化ガスに被凍結物を投入する被凍結物投入工程と、
    該投入した被凍結物を前記低温液化ガス中で前記縮径部の上部から前記下端の開口に向かって沈降及び移動させながら凍結させる凍結工程と、
    該凍結した凍結物を前記縮径部の前記開口から抽出する凍結物抽出工程と、を備えたことを特徴とする粒状凍結物製造方法。
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