JP6760536B1 - エレベーター装置及び異常検出方法 - Google Patents

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Abstract

エレベーター装置は、例えばかご(1)、動作制御部(29)、記憶部(21)、加速度計(19)、算出部(23)、及び異常検出部(26)を備える。動作制御部(29)は、かご(1)に、複数の診断区間を移動させる。算出部(23)は、加速度計(19)が検出した加速度に基づいて、かご(1)の水平方向の変位量を算出する。異常検出部(26)は、算出部(23)が算出した変位量と記憶部(21)に記憶された診断区間ごとの基準値とに基づいて、案内部材の異常を検出する。

Description

この発明は、エレベーター装置と、エレベーターのかごに備えられた案内部材の異常を検出するための方法とに関する。
特許文献1に、エレベーターのガイドシューの摩耗を検出するための装置が記載されている。特許文献1に記載された装置では、例えば、かごにカム部材が取り付けられる。ガイドレールにスイッチが取り付けられる。
日本特開平5−294583号公報
特許文献1に記載された装置では、ガイドシューの摩耗を検出するために、かごとガイドレールの双方に、検出のための専用部材を取り付けなければならない。また、その取り付け時にはこれらの部材の調整が必要になり、手間が掛かるといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、複雑な作業を要することなく、かごの移動を案内するための案内部材の異常を検出することができるエレベーター装置を提供することである。また、この発明の他の目的は、エレベーター装置において、複雑な作業を要することなく、かごの移動を案内するための案内部材の異常を検出することができる異常検出方法を提供することである。
この発明に係るエレベーター装置は、ガイドレールに沿って上下に移動するための案内部材を有するかごと、特定の診断条件が成立すると、かごに、複数の診断区間を移動させる動作制御手段と、複数の診断区間のそれぞれに対して設定された基準値を記憶する記憶手段と、かごに設けられた加速度計と、加速度計が検出した加速度に基づいて、かごの水平方向の変位量を算出する算出手段と、診断条件が成立すると、算出手段が算出した変位量と記憶手段に記憶された診断区間ごとの基準値とに基づいて、案内部材の異常を検出する異常検出手段と、抽出手段及び設定手段と、を備える。動作制御手段は、特定の設定条件が成立すると、かごに複数の診断区間を移動させる。抽出手段は、設定条件が成立すると、算出手段が算出した変位量の最大値を診断区間ごとに抽出する。設定手段は、抽出手段が抽出した診断区間ごとの最大値を、基準値として設定する。
この発明に係る異常検出方法は、特定の診断条件が成立すると、かごに複数の診断区間を移動させる工程と、かごが複数の診断区間を移動している時に、かごに設けられた加速度計によって加速度を検出する工程と、加速度計が検出した加速度に基づいて、かごの水平方向の変位量を算出する工程と、診断条件が成立すると、算出された変位量と記憶手段に記憶された診断区間ごとの基準値とに基づいて、案内部材の異常を検出する工程と、特定の設定条件が成立すると、かごに複数の診断区間を移動させる工程と、設定条件が成立すると、加速度計が検出した加速度に基づいてかごの水平方向の変位量を算出し、算出された変位量の最大値を診断区間ごとに抽出する工程と、抽出された診断区間ごとの最大値を、基準値として設定する工程と、を備える。
この発明に係る異常検出方法は、かごを特定の位置で停止させる第1停止工程と、第1停止工程でかごを停止させた後、制御装置に特定の開始信号を送信する工程と、制御装置に開始信号を送信した後、かごの中でかごを揺らす工程と、かごが揺らされている時に、かごに設けられた加速度計によって加速度を検出する工程と、制御装置が開始信号を受信した後、加速度計が検出した加速度に基づいてかごの水平方向の変位量を算出し、算出された変位量と基準値とに基づいて案内部材の異常を検出する工程と、かごを特定の位置で停止させる第2停止工程と、第2停止工程でかごを停止させた後、制御装置に特定の設定信号を送信する工程と、制御装置に設定信号を送信した後、かごの中でかごを揺らす工程と、制御装置が設定信号を受信した後、加速度計が検出した加速度に基づいてかごの水平方向の変位量を算出し、算出された変位量の最大値を基準値として設定する工程と、を備える。

この発明によれば、エレベーター装置において、複雑な作業を要することなく、かごの移動を案内するための案内部材の異常を検出することができる。
実施の形態1におけるエレベーター装置の例を示す図である。 図1のA−A断面を示す図である。 案内部材の摩耗異常を検出する機能を説明するための図である。 エレベーター装置の動作例を示すフローチャートである。 エレベーター装置の動作例を示すフローチャートである。 エレベーター装置の他の動作例を示すフローチャートである。 携帯端末の動作例を示すフローチャートである。 携帯端末の表示機の表示例を示す図である。 エレベーター装置の他の動作例を示すフローチャートである。 エレベーター装置の他の動作例を示すフローチャートである。 制御装置のハードウェア資源の例を示す図である。 制御装置のハードウェア資源の他の例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるエレベーター装置の例を示す図である。エレベーター装置は、かご1及びつり合いおもり2を備える。かご1は、昇降路3を上下に移動する。つり合いおもり2は、昇降路3を上下に移動する。かご1及びつり合いおもり2は、主ロープ4によって昇降路3に吊り下げられる。
主ロープ4は、巻上機5の駆動綱車6に巻き掛けられる。かご1は、駆動綱車6の回転に応じて移動する。制御装置7は、巻上機5を制御する。即ち、かご1の移動は、制御装置7によって制御される。図1は、昇降路3の上方の機械室8に巻上機5及び制御装置7が設置される例を示す。巻上機5及び制御装置7は、昇降路3に設置されても良い。巻上機5が昇降路3に設置される場合、巻上機5は昇降路3の頂部に設置されても良いし、昇降路3のピットに設置されても良い。
本実施の形態に示す例では、制御装置7に、外部機器と通信する機能が備えられる。例えば、制御装置7は、ネットワーク9を介して遠隔の情報センター10に接続される。上記外部機器には、情報センター10に備えられた操作端末11が含まれる。他の例として、外部機器に、保守用の携帯端末12が含まれる。携帯端末12は、エレベーターの保守員によって所有される。例えば、保守員は、携帯端末12を使用してエレベーターの保守作業を行う。
図2は、図1のA−A断面を示す図である。かご1は、例えばかご室13、枠14、ガイドシュー15、及びガイドシュー16を備える。利用者は、かご室13の内部に形成された空間に乗る。枠14は、かご室13を支持する。1:1ローピング方式のエレベーター装置では、図2に示すように、主ロープ4は枠14に連結される。ガイドシュー15及び16は、枠14に設けられる。
昇降路3に、ガイドレール17及び18が設けられる。ガイドレール17及び18は、昇降路3内で鉛直に延びる。かご1は、ガイドレール17及び18の間に配置される。かご1は、ガイドレール17及び18によってその移動が案内される。ガイドシュー15及び16は、かご1に備えられた案内部材の一例である。案内部材は、かご1がガイドレール17及び18に沿って上下に移動するための部材である。
例えば、ガイドシュー15は、ガイドレール17に対向するように枠14に固定される。ガイドシュー16は、ガイドレール18に対向するように枠14に固定される。かご1が移動すると、ガイドシュー15はガイドレール17を摺動する。かご1が移動すると、ガイドシュー16はガイドレール18を摺動する。
図2に示すように、かご1に加速度計19が設けられる。図2は、加速度計19が枠14に固定される例を示す。加速度計19は、かご1の加速度を検出する。加速度計19が検出した加速度の情報は、制御装置7に入力される。加速度計19は、例えば、3軸加速度計である。加速度計19は、x軸の加速度、y軸の加速度、及びz軸の加速度を検出する。x軸、y軸、及びz軸は、それぞれが他の2軸に直交する。x軸及びy軸は水平に延びる軸である。例えば、x軸は、かご1の幅方向に延びる軸である。y軸は、かご1の奥行き方向に延びる軸である。z軸は鉛直に延びる軸である。
かご1に秤装置20が設けられる。秤装置20は、かご1の負荷を検出する。秤装置20が検出した負荷の情報は、制御装置7に入力される。
図3は、案内部材の摩耗異常を検出する機能を説明するための図である。図3に示すように、制御装置7は、記憶部21、条件判定部22、算出部23、抽出部24、設定部25、異常検出部26、通信部27、位置検出部28、及び動作制御部29を備える。図4及び図5は、エレベーター装置の動作例を示すフローチャートである。
本実施の形態に示す例では、図1に示すように、最下階の停止位置である位置P1から最上階の停止位置である位置P2までの間が、上下に連続する複数の診断区間に分割される。図1は、位置P1から位置P2までの間がn個の診断区間に等間隔に分割される例を示す。本実施の形態に示す例では、1番下の診断区間を記号R1で示す。下から2番目の診断区間を記号R2で示す。即ち、下からi番目の診断区間を記号Ri(i=1〜n)で示す。各診断区間の高さは、例えば10cmに設定される。
図4は、制御装置7の記憶部21に、異常検出に必要な基準値を設定する手順を示す。条件判定部22は、特定の設定条件が成立したか否かを判定する(S101)。例えば、エレベーターの保守員は、初回の保守作業時に携帯端末12を操作し、携帯端末12から制御装置7に特定の設定信号を送信する。携帯端末12から送信された設定信号は、制御装置7において通信部27が受信する。条件判定部22は、例えばかご1が無負荷の時に通信部27が設定信号を受信すると、設定条件が成立したことを判定する。かご1が無負荷であることの検出は、秤装置20の検出値に基づいて行われる。
S101で設定条件が成立すると、動作制御部29は、かご1を位置P1に停止させる(S102)。動作制御部29は、かご1を位置P1に停止させると、かご1を位置P2に向けて移動させる(S103)。即ち、動作制御部29は、設定条件が成立すると、かご1にn個の診断区間を移動させる。
S103でかご1が移動を開始すると、かご1の位置が位置検出部28によって検出される(S104)。なお、かご1は上下にしか移動しない。このため、本実施の形態に示す例において、かご1の位置は、かご1が存在する高さと同義である。一例として、巻上機5はエンコーダ30を備える。エンコーダ30は、駆動綱車6の回転方向及び回転角度に応じた回転信号を出力する。位置検出部28は、エンコーダ30からの回転信号に基づいて、かご1の位置を検出する。
上述したように、かご1の加速度は、加速度計19によって検出される(S105)。S103でかご1が移動を開始すると、算出部23は、加速度計19が検出した加速度に基づいて、かご1の水平方向の変位量を算出する(S106)。S104からS106に示す一連の処理は、少なくとも、かご1が位置P2に到着するまで行われる。
S101で設定条件が成立した後にS103でかご1が移動を開始すると、抽出部24は、算出部23が算出した変位量の最大値を診断区間ごとに抽出する。例えば、S101で設定条件が成立すると、j=1と設定される(S107)。これにより、抽出部24は、S108において診断区間R1における変位量の最大値Dmax1を抽出する。最大値Dmax1は、かご1が診断区間R1を通過する際に検出された加速度に基づいて算出部23が算出した変位量のうち、最も大きな値である。
次に、現在のjの値に1が加えられ(S109)、j=n+1が成立するか否かが判定される(S110)。S110でNoと判定されると、抽出部24は、次の診断区間における変位量の最大値を抽出する。S109でjが2になれば、抽出部24は、診断区間R2における変位量の最大値Dmax2を抽出する。
S108で抽出部24が診断区間Rnにおける変位量の最大値Dmaxnを抽出すると、S110でYesと判定される。S110でYesと判定されると、設定部25は、抽出部24が抽出した診断区間ごとの最大値を、基準値として記憶部21に記憶させる(S111)。例えば、設定部25は、抽出部24が抽出した最大値Dmax1を診断区間R1の基準値Ref1に設定する。同様に、設定部25は、抽出部24が抽出した最大値Dmax2を診断区間R2の基準値Ref2に設定する。設定部25は、抽出部24が抽出した最大値Dmaxnを診断区間Rnの基準値Refnに設定する。これにより、診断区間ごとの基準値Ref1〜Refnが記憶部21に記憶される。
図4に示す例では、かご1に、位置P1と位置P2との間を往復移動させても良い。
図5は、エレベーター装置において、安全部材の摩耗異常を自動で検出する手順を示す。図5に示す例では、診断区間R1〜Rnのそれぞれに対して設定された基準値が、記憶部21に予め記憶されている。
条件判定部22は、特定の診断条件が成立したか否かを判定する(S201)。例えば、特定の日時になると、条件判定部22は診断条件が成立したことを判定する。一例として、3ヶ月に1回、図5に示す自動診断が行われるように診断条件が設定されても良い。他の例として、情報センター10の監視員は、操作端末11を操作することにより、操作端末11から制御装置7に特定の診断信号を送信する。操作端末11から送信された診断信号は、制御装置7において通信部27が受信する。条件判定部22は、例えばかご1が無負荷の時に通信部27が診断信号を受信すると、診断条件が成立したことを判定する。
S201で診断条件が成立すると、動作制御部29は、かご1を位置P1に停止させる(S202)。動作制御部29は、かご1を位置P1に停止させると、かご1を位置P2に向けて移動させる(S203)。即ち、動作制御部29は、診断条件が成立すると、かご1にn個の診断区間を移動させる。
S203でかご1が移動を開始すると、かご1の位置が位置検出部28によって検出される(S204)。また、かご1の加速度が加速度計19によって検出される(S205)。S203でかご1が移動を開始すると、算出部23は、加速度計19が検出した加速度に基づいて、かご1の水平方向の変位量を算出する(S206)。算出部23が算出した変位量は、位置検出部28が検出した位置に紐付けて記憶部21に記憶される(S207)。S204からS207に示す一連の処理は、少なくとも、かご1が位置P2に到着するまで行われる。
S201で診断条件が成立した後にS203でかご1が移動を開始すると、異常検出部26は、算出部23が算出した変位量と記憶部21に記憶された診断区間ごとの基準値とに基づいて、案内部材の摩耗異常を検出する。摩耗異常の検出は、かご1が位置P2に到着した後に開始されても良い。例えば、かご1が位置P2に到着すると、j=1と設定される(S208)。これにより、抽出部24は、S209において診断区間R1における変位量の最大値Dmax1を抽出する。また、異常検出部26は、抽出部24が抽出した最大値Dmax1と記憶部21に記憶された基準値Ref1との差分E1を算出する(S210)。
次に、異常検出部26は、S210で算出した差分E1が閾値Thより大きいか否かを判定する(S211)。閾値Thは、予め設定される。差分E1が閾値Thより大きければ、異常検出部26は、案内部材の摩耗異常を検出する(S212)。異常検出部26が異常を検出すると、通信部27は、情報センター10に発報する(S213)。例えば、通信部27は、S213において第1表示信号を操作端末11に送信する。第1表示信号は、異常が検出されたことを表す情報を外部機器の表示器に表示させるための信号である。即ち、操作端末11では、制御装置7から第1表示信号を受信すると、案内部材の摩耗異常が検出されたことを表す情報が表示器に表示される。
S211でNoと判定されると、現在のjの値に1が加えられ(S214)、j=n+1が成立するか否かが判定される(S215)。S215でNoと判定されると、抽出部24は、次の診断区間における変位量の最大値を抽出する。S214でjが2になれば、抽出部24は、診断区間R2における変位量の最大値Dmax2を抽出する。
S209で抽出部24が診断区間Rnにおける変位量の最大値Dmaxnを抽出し、S211でNoと判定されると、S215でYesと判定される。S215でYesと判定されると、図5に示す自動診断の一連の処理は終了する。
図5に示す例では、かご1に、位置P1と位置P2との間を往復移動させても良い。
本実施の形態に示す例では、加速度計19が検出した加速度に基づいてかご1の水平方向への変位量が算出され、異常の有無が判定される。加速度計19はかご1に設けられるだけであり、ガイドレール17及び18に、異常検出のための部材を取り付ける必要はない。また、加速度計19の取り付け時に高度な調整作業が要求されることもない。本実施の形態に示す例であれば、エレベーター装置において、複雑な作業を要することなく、ガイドシュー15及び16(案内部材)の異常を検出することができる。
図6は、エレベーター装置の他の動作例を示すフローチャートである。図5は、安全部材の摩耗異常を自動で検出する例を示す。一方、図6は、安全部材の摩耗異常を保守員が手動で検出する例を示す。例えば、図5のS213で情報センター10への発報が行われると、当該エレベーター装置への保守員の派遣が要請される。派遣要請を受けた保守員は現場に赴き、図6に示す手動診断を行う。
保守員は、先ず、図5に示す自動診断で異常が検出された位置にかご1を停止させる(S301)。以下においては、当該位置のことを異常検出位置ともいう。制御装置7では、条件判定部22が、特定の開始条件が成立したか否かを判定する(S302)。
図7は、携帯端末12の動作例を示すフローチャートである。保守員は、S301でかご1を異常検出位置に停止させると、携帯端末12の表示器12aに表示されているメニューの中から特定の項目を選択する。これにより、携帯端末12から制御装置7に対して特定の開始信号が送信される(S401のYes)。また、携帯端末12では、開始信号が送信されると、保守員が行うべき動作指示が表示器12aに表示される(S402)。
図8は、携帯端末12の表示器12aの表示例を示す図である。図8は、S402において、表示器12aに「かごの中でかごをx軸/y軸方向に動かしてください。」と表示される例を示す。表示器12aの表示を見た保守員は、かご1の中に入ってかご1を揺らす。また、携帯端末12では、S401で開始信号が送信されると、その送信先の制御装置7から第2表示信号を受信したか否かが判定される(S403)。
S401で携帯端末12から送信された開始信号は、制御装置7において通信部27が受信する。条件判定部22は、通信部27が開始信号を受信すると、開始条件が成立したことを判定する(S302のYes)。S302で開始条件が成立すると、かご1の加速度が加速度計19によって検出される(S303)。算出部23は、加速度計19が検出した加速度に基づいて、かご1の水平方向の変位量を算出する(S304)。
次に、異常検出部26は、算出部23が算出した変位量に基づいて、案内部材の摩耗異常を検出する。例えば、抽出部24は、算出部23が算出した変位量の最大値Dmaxを抽出する(S305)。異常検出部26は、抽出部24が抽出した最大値Dmaxと記憶部21に記憶された基準値Refとの差分Eを算出する(S306)。図6に示す例においてS306で利用される基準値Refは、例えば異常検出位置を含む診断区間の基準値として記憶部21に記憶された値である。
次に、異常検出部26は、S306で算出した差分Eが閾値Thより大きいか否かを判定する(S307)。差分Eが閾値Thより大きければ、異常検出部26は、案内部材の摩耗異常を検出する(S308)。異常検出部26が異常を検出すると、通信部27は、保守員への発報を行う(S309)。例えば、通信部27は、S309において第2表示信号を携帯端末12に送信する。第2表示信号は、異常が検出されたことを表す情報を携帯端末12の表示器12aに表示させるための信号である。
上述したように、携帯端末12では、制御装置7から第2表示信号を受信したか否かが判定される(S403)。S309で制御装置7が送信した第2表示信号を携帯端末12が受信することにより、S403でYesと判定される。携帯端末12では、制御装置7から第2表示信号を受信すると、案内部材の摩耗異常が検出されたことを表す情報が表示器12aに表示される(S404)。
図9は、エレベーター装置の他の動作例を示すフローチャートである。図6は、図5のS213で情報センター10への発報が行われた時に保守員による手動診断が実施される例を示す。一方、保守員による手動診断は、任意の時に実施されても良い。例えば、保守員は、エレベーター装置の定期点検において図9に示す手動診断を行っても良い。
保守員は、先ず、かご1を特定の位置P3に停止させる(S501)。S502に示す処理は、図6のS302に示す処理と同様である。
携帯端末12では、図7に示す動作と同様の動作が行われる。例えば、保守員は、S501でかご1を位置P3に停止させると、表示器12aに表示されているメニューの中から特定の項目を選択することにより、携帯端末12から制御装置7に特定の開始信号を送信する(S401のYes)。携帯端末12では、開始信号が送信されると、保守員が行うべき動作指示が表示器12aに表示される(S402)。
例えば、表示器12aに、図8に示すような動作指示が表示される。表示器12aの表示を見た保守員は、かご1の中に入ってかご1を揺らす。また、携帯端末12では、S401で開始信号が送信されると、その送信先の制御装置7から第2表示信号を受信したか否かが判定される(S403)。
S401で携帯端末12から送信された開始信号は、制御装置7において通信部27が受信する。図9のS503からS509に示す処理は、図6のS303からS309に示す処理と同様である。即ち、保守員によってかご1が揺らされている時に、かご1の加速度が加速度計19によって検出される(S503)。算出部23は、加速度計19が検出した加速度に基づいて、かご1の水平方向の変位量を算出する(S504)。
異常検出部26は、算出部23が算出した変位量と記憶部21に記憶された基準値Refとに基づいて、案内部材の摩耗異常を検出する。S508で異常検出部26が異常を検出すると、通信部27は、保守員への発報を行う(S509)。例えば、通信部27は、S509において第2表示信号を携帯端末12に送信する。
S509で制御装置7が送信した第2表示信号を携帯端末12が受信すると、S403でYesと判定される。携帯端末12では、制御装置7から第2表示信号を受信すると、案内部材の摩耗異常が検出されたことを表す情報が表示器12aに表示される(S404)。
図10は、エレベーター装置の他の動作例を示すフローチャートである。図10は、制御装置7の記憶部21に、異常検出に必要な基準値を設定する手順を示す。
保守員は、先ず、かご1を特定の位置P3に停止させる(S601)。また、条件判定部22は、特定の設定条件が成立したか否かを判定する(S602)。例えば、エレベーターの保守員は、初回の保守作業時に携帯端末12を操作し、携帯端末12から制御装置7に特定の設定信号を送信する。携帯端末12では、設定信号が送信されると、保守員が行うべき動作指示が表示器12aに表示される。例えば、表示器12aに、図8に示すような動作指示が表示される。表示器12aの表示を見た保守員は、かご1の中に入ってかご1を揺らす。
携帯端末12から送信された設定信号は、制御装置7において通信部27が受信する。条件判定部22は、通信部27が設定信号を受信すると、設定条件が成立したことを判定する。図10のS603からS605に示す処理は、図6のS303からS305に示す処理と同様である。即ち、保守員によってかご1が揺らされている時に、かご1の加速度が加速度計19によって検出される(S603)。算出部23は、加速度計19が検出した加速度に基づいて、かご1の水平方向の変位量を算出する(S604)。
抽出部24は、算出部23が算出した変位量の最大値Dmaxを抽出する(S605)。設定部25は、抽出部24が抽出した変位量の最大値Dmaxを、基準値Refとして記憶部21に記憶させる(S606)。
本実施の形態において、符号21〜29に示す各部は、制御装置7が有する機能を示す。図11は、制御装置7のハードウェア資源の例を示す図である。制御装置7は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ32とメモリ33とを含む処理回路31を備える。記憶部21が有する機能はメモリ33によって実現される。制御装置7は、メモリ33に記憶されたプログラムをプロセッサ32によって実行することにより、符号22〜29に示す各部の機能を実現する。
図12は、制御装置7のハードウェア資源の他の例を示す図である。図12に示す例では、制御装置7は、例えばプロセッサ32、メモリ33、及び専用ハードウェア34を含む処理回路31を備える。図12は、制御装置7が有する機能の一部を専用ハードウェア34によって実現する例を示す。制御装置7が有する機能の全部を専用ハードウェア34によって実現しても良い。
この発明は、案内部材を備えたエレベーター装置に適用できる。
1 かご、 2 つり合いおもり、 3 昇降路、 4 主ロープ、 5 巻上機、 6 駆動綱車、 7 制御装置、 8 機械室、 9 ネットワーク、 10 情報センター、 11 操作端末、 12 携帯端末、 12a 表示器、 13 かご室、 14 枠、 15 ガイドシュー、 16 ガイドシュー、 17 ガイドレール、 18 ガイドレール、 19 加速度計、 20 秤装置、 21 記憶部、 22 条件判定部、 23 算出部、 24 抽出部、 25 設定部、 26 異常検出部、 27 通信部、 28 位置検出部、 29 動作制御部、 30 エンコーダ、 31 処理回路、 32 プロセッサ、 33 メモリ、 34 専用ハードウェア

Claims (5)

  1. ガイドレールに沿って上下に移動するための案内部材を有するかごと、
    特定の診断条件が成立すると、前記かごに、複数の診断区間を移動させる動作制御手段と、
    前記複数の診断区間のそれぞれに対して設定された基準値を記憶する記憶手段と、
    前記かごに設けられた加速度計と、
    前記加速度計が検出した加速度に基づいて、前記かごの水平方向の変位量を算出する算出手段と、
    前記診断条件が成立すると、前記算出手段が算出した変位量と前記記憶手段に記憶された前記診断区間ごとの前記基準値とに基づいて、前記案内部材の異常を検出する異常検出手段と、
    抽出手段及び設定手段と、
    を備え
    前記動作制御手段は、特定の設定条件が成立すると、前記かごに前記複数の診断区間を移動させ、
    前記抽出手段は、前記設定条件が成立すると、前記算出手段が算出した変位量の最大値を前記診断区間ごとに抽出し、
    前記設定手段は、前記抽出手段が抽出した前記診断区間ごとの最大値を、前記基準値として設定するエレベーター装置。
  2. 前記異常検出手段が異常を検出すると、異常が検出されたことを表す情報を外部機器の表示器に表示させるための第1表示信号を前記外部機器に送信する通信手段を更に備えた請求項に記載のエレベーター装置。
  3. 通信手段を更に備え、
    前記異常検出手段は、前記通信手段が携帯端末から特定の開始信号を受信すると、前記算出手段が算出した変位量に基づいて前記案内部材の異常を検出し、
    前記通信手段は、前記開始信号を受信した後に前記異常検出手段が異常を検出すると、異常が検出されたことを表す情報を前記携帯端末の表示器に表示させるための第2表示信号を前記携帯端末に送信する請求項に記載のエレベーター装置。
  4. ガイドレールに沿って上下に移動するための案内部材を有するかごと、
    複数の診断区間のそれぞれに対して設定された基準値を記憶する記憶手段と、
    を備えたエレベーター装置において、前記案内部材の異常を検出するための方法であって、
    特定の診断条件が成立すると、前記かごに前記複数の診断区間を移動させる工程と、
    前記かごが前記複数の診断区間を移動している時に、前記かごに設けられた加速度計によって加速度を検出する工程と、
    前記加速度計が検出した加速度に基づいて、前記かごの水平方向の変位量を算出する工程と、
    前記診断条件が成立すると、算出された変位量と前記記憶手段に記憶された前記診断区間ごとの前記基準値とに基づいて、前記案内部材の異常を検出する工程と、
    特定の設定条件が成立すると、前記かごに前記複数の診断区間を移動させる工程と、
    前記設定条件が成立すると、前記加速度計が検出した加速度に基づいて前記かごの水平方向の変位量を算出し、算出された変位量の最大値を前記診断区間ごとに抽出する工程と、
    抽出された前記診断区間ごとの最大値を、前記基準値として設定する工程と、
    を備えた異常検出方法。
  5. ガイドレールに沿って上下に移動するための案内部材を有するかごと、
    基準値を記憶する制御装置と、
    を備えたエレベーター装置において、前記案内部材の異常を検出するための方法であって、
    前記かごを特定の位置で停止させる第1停止工程と、
    前記第1停止工程で前記かごを停止させた後、前記制御装置に特定の開始信号を送信する工程と、
    前記制御装置に前記開始信号を送信した後、前記かごの中で前記かごを揺らす工程と、
    前記かごが揺らされている時に、前記かごに設けられた加速度計によって加速度を検出する工程と、
    前記制御装置が前記開始信号を受信した後、前記加速度計が検出した加速度に基づいて前記かごの水平方向の変位量を算出し、算出された変位量と前記基準値とに基づいて前記案内部材の異常を検出する工程と、
    前記かごを前記特定の位置で停止させる第2停止工程と、
    前記第2停止工程で前記かごを停止させた後、前記制御装置に特定の設定信号を送信する工程と、
    前記制御装置に前記設定信号を送信した後、前記かごの中で前記かごを揺らす工程と、
    前記制御装置が前記設定信号を受信した後、前記加速度計が検出した加速度に基づいて前記かごの水平方向の変位量を算出し、算出された変位量の最大値を前記基準値として設定する工程と、
    を備えた異常検出方法。
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