JP6760008B2 - コンテンツ制御装置、コンテンツ制御プログラムおよびコンテンツ制御方法 - Google Patents

コンテンツ制御装置、コンテンツ制御プログラムおよびコンテンツ制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6760008B2
JP6760008B2 JP2016225852A JP2016225852A JP6760008B2 JP 6760008 B2 JP6760008 B2 JP 6760008B2 JP 2016225852 A JP2016225852 A JP 2016225852A JP 2016225852 A JP2016225852 A JP 2016225852A JP 6760008 B2 JP6760008 B2 JP 6760008B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
display
displayed
movement
moved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016225852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018084858A (ja
Inventor
賀彦 村川
賀彦 村川
桂樹 岡林
桂樹 岡林
宏太 板倉
宏太 板倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2016225852A priority Critical patent/JP6760008B2/ja
Priority to EP17198496.6A priority patent/EP3324283B1/en
Priority to US15/797,658 priority patent/US20180143796A1/en
Publication of JP2018084858A publication Critical patent/JP2018084858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6760008B2 publication Critical patent/JP6760008B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • G06F3/1423Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display
    • G06F3/1431Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display using a single graphics controller
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • G06F3/1423Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display
    • G06F3/1446Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display display composed of modules, e.g. video walls
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/017Gesture based interaction, e.g. based on a set of recognized hand gestures
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/12Synchronisation between the display unit and other units, e.g. other display units, video-disc players
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2300/00Aspects of the constitution of display devices
    • G09G2300/02Composition of display devices
    • G09G2300/026Video wall, i.e. juxtaposition of a plurality of screens to create a display screen of bigger dimensions

Description

本発明は、コンテンツ制御装置、コンテンツ制御プログラムおよびコンテンツ制御方法に関する。
広大な画面による多くのコンテンツの表示が望まれる場合に、複数のディスプレイが接続される場合がある。例えば、室内の壁一面が複数のディスプレイで覆われ、あたかも1つのディスプレイのようにとらえられるようにすることで、大画面が実現される場合がある。
図1は複数のディスプレイを使用する環境の例を示す図であり、左右前後の壁、天井、床、テーブル(テーブルトップ)等にそれぞれディスプレイが配置されている。このような複数のディスプレイを備えた環境では、様々なテーマについてのディスカッションやアイデア出しの作業が行われることが想定される。
図2はアイデア出しの場面の例を示す図であり、アイデアが書き込まれたデジタル付箋紙のコンテンツが個人作業スペースに複数配置され、それぞれのユーザにより、他のメンバーと共有すべきコンテンツC1、C2が共有スペースに移動される(飛ばされる)。これにより、まとめ役のユーザが共有スペースにおいてコンテンツを操作しやすくなる。
ユーザは、コンテンツを移動する場合、指やペンによりコンテンツをドラッグ(スライド)して離すことで、コンテンツはドラッグされた方向にドラッグの速さに応じた初速で移動を開始し、仮想的な動摩擦係数を考慮した減速を伴って所定の距離を移動した後に停止する。
一方、多数のディスプレイを使用する際の制御技術についての開示があるが(例えば、特許文献1、2等を参照)、閲覧のための表示を対象とするのみで、表示されたコンテンツに対する操作を考慮したものではない。
特開2012−124759号公報 特開2006−189637号公報
上述したように、複数のディスプレイが接続された環境でコンテンツに移動の操作が行われた場合、ディスプレイの表示領域がループ状に配置されていると、コンテンツがなかなか停止せず、所望の操作結果が得られないという問題があった。なお、ループ状の配置とは、一のディスプレイの表示領域の先に他のディスプレイの表示領域を経由して当初の一のディスプレイの表示領域が接続される形態である。
すなわち、コンテンツの移動には所定の動摩擦係数が仮想的に設定されているものの、ユーザが勢いよくコンテンツをドラッグして離した場合、所望の飛ばし先で停止せず、元の位置に戻ってもまだ移動を続けてしまう場合がある。
そこで、一側面では、表示領域がループ状に配置されている場合であっても、移動操作を受けたコンテンツを移動させ続けずに停止させることを目的とする。
一つの形態では、表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させる表示制御部と、表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながら、コンテンツを移動させるコンテンツ制御部と、コンテンツごとの移動開始位置に設定された境界に、移動されたコンテンツが到達した場合当該コンテンツを停止させる停止部と、を備える。
表示領域がループ状に配置されている場合であっても、移動操作を受けたコンテンツを移動させ続けずに停止させることができる。
複数のディスプレイを使用する環境の例を示す図である。 アイデア出しの場面の例を示す図である。 ディスプレイの接続の例を示す図(その1)である。 ディスプレイの接続の例を示す図(その2)である。 一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。 サーバ装置および表示制御装置の機能構成例を示す図である。 各種テーブルのデータ構造例を示す図である。 サーバ装置および表示制御装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態の全体的な処理例を示すシーケンス図である。 第1の処理例における動作例を示す図(その1)である。 第1の処理例における動作例を示す図(その2)である。 第1の処理例で管理するデータ例である。 第1の処理例におけるフローチャートを示す図である。 第2の処理例における動作例を示す図(その1)である。 第2の処理例における動作例を示す図(その2)である。 第2の処理例で管理するデータ例である。 第2の処理例におけるフローチャートを示す図である。 第3の処理例における動作例を示す図である。 第3の処理例におけるフローチャートを示す図である。 第3の処理例における計算式を示す図である。 単位時間当たりの移動角度の合計で判断する場合の例を示す図である。 第4の処理例における境界付近の動摩擦係数の設定の例を示す図である。 正規分布の例を示す図である。 第4の処理例におけるフローチャートを示す図である。 第4の処理例における計算式を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<ディスプレイの接続>
ディスプレイへのコンテンツの表示方向については、接続するディスプレイがすべて同じ向きである場合は問題ない。しかし、図1に示したように、ディスプレイが部屋のいたる所にあるとすると、コンテンツをディスプレイ間で移動した場合、コンテンツの表示方向をどうするかを決める必要がある。ディスプレイの接続方法とコンテンツの表示の向きを制御して、合理的で理解しやすい表示方法が求められる。
ディスプレイの接続方法とコンテンツの表示の向きの制御は、それぞれのディスプレイで上下左右をあらかじめ決めておいて、ディスプレイ間でコンテンツを移動した時に、その決められた向きにコンテンツを表示することでも対応可能である。しかし、ディスプレイ間でコンテンツが移動するごとに、その向きが変化するため、利用者と見ている人がそれぞれのディスプレイの向きを意識しなければならない。
また、テーブルの場合は、一方向からの利用ではなく、上下左右からの利用になるため、あらかじめ決めておく向きの制御が複雑になり、多数のディスプレイになると制御が大変になる。
これに対応するために、ある空間(部屋)の外接球の球面へ、外接球の中心からディスプレイを投射して、それを平面に展開してディスプレイ間の接続関係を捉えるモデル(スフィア幾何)を導入する。すなわち、全てのディスプレイは何らかの隣のディスプレイと接しているとみなし、ディスプレイ間の移動については、その接続関係で向きを制御するものとする。
図3(a)に示すように、部屋の左右前後の壁、天井、テーブルにそれぞれディスプレイが配置されている場合、これを平面に展開すると図3(b)のようになる。また、図3(c)は、正面、左壁、右壁、天井、テーブル、後壁の各ディスプレイの接続関係を矢印付きの線を補って示したものである。また、図4は、立体的に各ディスプレイの接続関係を示している。
<システム構成>
図5は一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図であり、図4に示したように正面、左壁、右壁、天井、テーブル、後壁の6個のディスプレイ(表示部)を備えた環境についての例である。図5において、各ディスプレイ4(4F、4L、4R、4C、4T、4B)を制御する表示制御装置3(3F、3L、3R、3C、3T、3B)が、有線または無線によるネットワーク2を介してサーバ装置1に接続された構成となっている。ディスプレイ4は、プロジェクタによるものや、LCD(Liquid Crystal Display)等の平面パネルによるもの等が用いられる。また、ディスプレイ4の表面にはタッチパネル等が設けられ、ユーザの指やペンによる操作の座標情報が取得可能になっている。なお、ディスプレイ4毎に表示制御装置3を設けているが、複数のディスプレイ4に対してそれらより少ない台数の表示制御装置3で制御を行うようにしてもよい。また、サーバ装置1の機能をいずれかの表示制御装置3に持たせてもよい。
図6はサーバ装置1および表示制御装置3の機能構成例を示す図である。図6において、サーバ装置1は、コンテンツ作成指示受信部11とコンテンツ作成部12とコンテンツ位置通知部13とを備えている。また、サーバ装置1は、コンテンツ移動指示受信部14とコンテンツ移動処理部15とディスプレイ接続関係判定部16とコンテンツ移動速度決定部17とループ判定部18とを備えている。また、サーバ装置1は、処理に際して参照・更新するディスプレイ管理テーブルT1とコンテンツ管理テーブルT2とを備えている。
コンテンツ作成指示受信部11は、いずれかの表示制御装置3からコンテンツ作成指示を受信する機能を有している。コンテンツ作成指示は、例えば、デジタル付箋紙を作成する指示であり、手書き入力等が行われたディスプレイ4の識別子、入力座標(入力が行われた代表的位置の座標)、入力内容(文字列)等が伴われる。
コンテンツ作成部12は、コンテンツ作成指示受信部11により受信されたコンテンツ作成指示に基づいて、コンテンツを作成する機能を有している。作成されたコンテンツの情報はコンテンツ管理テーブルT2に保持される。
コンテンツ位置通知部13は、コンテンツ作成部12により作成されたコンテンツの識別子と表示位置を、コンテンツを表示するディスプレイ4に対応する表示制御装置3に通知する機能を有している。また、コンテンツ位置通知部13は、コンテンツ移動処理部15により移動対象となったコンテンツおよび表示位置を、コンテンツを表示するディスプレイ4に対応する表示制御装置3に通知する機能も有している。
コンテンツ移動指示受信部14は、いずれかの表示制御装置3からコンテンツ移動指示を受信する機能を有している。コンテンツ移動指示は、移動対象のコンテンツの識別子、移動方向、移動操作の速さ等が伴われる。
コンテンツ移動処理部15は、コンテンツ移動指示受信部14により受信されたコンテンツ移動指示に基づいて、コンテンツを移動させる機能を有している。移動されたコンテンツの情報はコンテンツ管理テーブルT2に保持される。
ディスプレイ接続関係判定部16は、コンテンツ移動処理部15における処理に際して、コンテンツが、あるディスプレイ4から隣のディスプレイ4に跨って移動するか否かを判定する機能を有している。ディスプレイ接続関係判定部16は、処理に際してディスプレイ管理テーブルT1およびコンテンツ管理テーブルT2を参照する。
コンテンツ移動速度決定部17は、コンテンツ移動処理部15における処理に際して、コンテンツの移動速度を決定する機能を有している。コンテンツ移動速度決定部17は、処理に際してコンテンツ管理テーブルT2を参照する。移動速度は、地上の平面上を所定の動摩擦係数により減速しながら滑走する物体を模したものとしている。すなわち、コンテンツを移動するための操作が行われた方向に対し、操作の速さに対応した初速から始まり、徐々に減速していくものとする。
ループ判定部18は、コンテンツ移動処理部15における処理に際して、移動されたコンテンツが停止すべき位置に到達したか否かにより、表示領域のループによりコンテンツが回り続けることを防止するために、停止すべきか否かを判定する機能を有している。ループ判定部18は、処理に際してディスプレイ管理テーブルT1およびコンテンツ管理テーブルT2を参照する。なお、後述するように、境界等における動摩擦係数を極大化させることで、境界等において自然にコンテンツが停止するようにする場合、ループ判定部18の機能はコンテンツ移動処理部15が兼ねることになる。
一方、表示制御装置3は、入力処理部31とコンテンツ作成指示通知部32とコンテンツ移動指示通知部33とコンテンツ位置受信部34とコンテンツ位置制御部35とブラウザ36とを備えている。
入力処理部31は、ユーザによる操作入力を受け付ける機能を有している。本実施形態では、コンテンツを作成するための操作と、コンテンツを移動するための操作を対象としているが、操作入力はこれらに限られない。コンテンツを作成するための操作は、デジタル付箋紙については、例えば、ディスプレイ4上の所望の位置に手書き入力を行うことで行われる。コンテンツを移動するための操作は、ディスプレイ4上に表示されたコンテンツをドラッグ操作(スライド操作)することで行われる。
コンテンツ作成指示通知部32は、入力処理部31がコンテンツを作成するための操作を受け付けた場合に、サーバ装置1に対してコンテンツ作成指示を通知する機能を有している。コンテンツ作成指示に含まれる情報については前述したとおりである。
コンテンツ移動指示通知部33は、入力処理部31がコンテンツを移動するための操作を受け付けた場合に、サーバ装置1に対してコンテンツ移動指示を通知する機能を有している。コンテンツ移動指示に含まれる情報については前述したとおりである。
コンテンツ位置受信部34は、サーバ装置1からコンテンツ位置通知を受信する機能を有している。コンテンツ位置通知には、コンテンツの識別子と表示位置とが含まれる。コンテンツの内容は、コンテンツの識別子に基づいて取得することができる。
コンテンツ位置制御部35は、コンテンツ位置受信部34により受信されたコンテンツの識別子と表示位置とに基づいて、コンテンツの表示位置を制御する機能を有している。
ブラウザ36は、コンテンツ位置制御部35により指示された表示位置に該当するコンテンツを表示する機能を有している。
図7は各種テーブルのデータ構造例を示す図である。図7において、ディスプレイ管理テーブルT1は、「ディスプレイID」「(面方向)」「(絶対座標)」「(画面物理サイズ)」「画面解像度」「左側接続情報」「右側接続情報」「上側接続情報」「下側接続情報」等の項目を有している。また、ディスプレイ毎の情報とは別に「(外接球絶対座標)」「(外接球半径)」の情報を有している。なお、「(面方向)」「(絶対座標)」「(画面物理サイズ)」「(外接球絶対座標)」「(外接球半径)」は、ディスプレイ4上の位置をローカル座標(画面上の2次元座標)と絶対座標(3次元座標)の間で相互に変換する場合に用いられるものである。そのため、後述する第1の処理例と第2の処理例においてローカル座標で処理を行う場合には必要ない。
「ディスプレイID」は、ディスプレイ4を識別する情報(識別子)である。「(面方向)」は、例えば、正面のディスプレイ4を基準として、オイラー角やロール・ピッチ・ヨー等で対象となるディスプレイ4への3次元的な回転を表したものである。「(絶対座標)」は、ディスプレイ4の基点(例えば、ローカル座標の原点である画面の左下隅等)の絶対座標である。「(画面物理サイズ)」は、ディスプレイ4の画面の縦・横の物理的な長さである。「画面解像度」は、ディスプレイ4の画面の縦・横のピクセル数である。
「左側接続情報」は、ディスプレイ4の左辺に接続される他のディスプレイ4の画面の接続情報であり、ディスプレイIDと接続範囲(辺の接続される範囲、接続される相手の位置等)とを含む。「右側接続情報」「上側接続情報」「下側接続情報」は、それぞれディスプレイ4の右辺、上辺、下辺の接続情報である。
また、「(外接球絶対座標)」は、ディスプレイ4が配置される空間(部屋)に外接する球(外接球)の中心の絶対座標である。「(外接球半径)」は、外接球の半径である。
一方、コンテンツ管理テーブルT2は、「コンテンツID」「タイプ」「内容」「ディスプレイID」「ローカル座標」「(絶対座標)」等の項目を有している。なお、「(絶対座標)」は後述する第1の処理例と第2の処理例においてローカル座標で処理を行う場合には必要ない。
「コンテンツID」は、コンテンツを識別する情報(識別子)である。「タイプ」は、コンテンツの種別(例えば、デジタル付箋紙等)を示す情報である。「内容」は、コンテンツの内容(デジタル付箋紙の場合は、記入される文字列等)である。「ディスプレイID」は、コンテンツが現時点で表示されるディスプレイ4のディスプレイIDである。「ローカル座標」は、コンテンツの基点のローカル座標である。「(絶対座標)」は、コンテンツの基点の絶対座標である。
図8はサーバ装置1および表示制御装置3のハードウェア構成例を示す図であり、一般的な情報処理装置(コンピュータ)の構成を有している。図8において、サーバ装置1等は、バス107を介して相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)/SSD(Solid State Drive)104を備えている。また、サーバ装置1等は、接続I/F(Interface)105、通信I/F106を備えている。
CPU101は、RAM103をワークエリアとしてROM102またはHDD/SSD104等に格納されたプログラムを実行することで、サーバ装置1等の動作を統括的に制御する。接続I/F105は、サーバ装置1等に接続される機器とのインタフェースである。通信I/F106は、ネットワークを介して他の情報処理装置と通信を行うためのインタフェースである。
図6で説明したサーバ装置1等の機能は、CPU101において所定のプログラムが実行されることで実現される。プログラムは、記録媒体を経由して取得されるものでもよいし、ネットワークを経由して取得されるものでもよいし、ROM組込でもよい。
<全体的な処理例>
図9は上記の実施形態の全体的な処理例を示すシーケンス図である。図9において、ユーザがコンテンツ、例えばデジタル付箋紙を作成しようとする場合、ユーザは手近にある、例えばディスプレイ4Rに対してコンテンツ作成操作を行い、この操作は対応する表示制御装置3Rの入力処理部31により入力される(ステップS101)。入力されたコンテンツ作成操作に応じ、表示制御装置3Rのコンテンツ作成指示通知部32は、コンテンツのタイプ、内容(文字列等)、入力位置等を伴うコンテンツ作成指示をサーバ装置1に通知する(ステップS102)。
コンテンツ作成指示がサーバ装置1のコンテンツ作成指示受信部11により受信されると、コンテンツ作成部12はコンテンツ作成操作に応じてコンテンツを作成し、作成されたコンテンツの情報をコンテンツ管理テーブルT2に登録する(ステップS103)。例えば、デジタル付箋紙の作成の場合、新たなコンテンツIDを発行し、入力された文字列を内容とし、入力位置を起点としたローカル座標を表示位置とし、入力操作が行われたディスプレイ4RのIDをディスプレイIDとする。そして、コンテンツ位置通知部13は、作成されたコンテンツのコンテンツIDと表示位置を、入力操作が行われたディスプレイ4Rに対応する表示制御装置3Rに通知する(ステップS104)。
コンテンツIDと表示位置の通知が表示制御装置3Rのコンテンツ位置受信部34により受信されると、コンテンツ位置制御部35はブラウザ36に対してコンテンツの表示を指示し、ブラウザ36は対応するディスプレイ4Rにコンテンツの表示を行う(ステップS105)。なお、ブラウザ36は、コンテンツの表示用データを保持していない場合、サーバ装置1に対してコンテンツIDに基づいてコンテンツの表示用データを取得する。
一方、ユーザがコンテンツの表示位置を移動しようとする場合、ユーザはコンテンツが表示されたディスプレイ4Rにおいてコンテンツ移動操作を行い、この操作は対応する表示制御装置3Rの入力処理部31により入力される(ステップS106)。例えば、ユーザは、離れた位置にコンテンツを飛ばそうとする場合、コンテンツを飛ばしたい方向に勢いを付けてドラッグし、手を離す。入力されたコンテンツ移動操作に応じ、表示制御装置3Rのコンテンツ移動指示通知部33は、コンテンツID、移動方向、ドラッグの速さ等を伴うコンテンツ移動指示をサーバ装置1に通知する(ステップS107)。
コンテンツ移動指示がサーバ装置1のコンテンツ移動指示受信部14により受信されると、コンテンツ移動処理部15はコンテンツの移動処理を行う(ステップS108)。この移動処理では、コンテンツ移動速度決定部17、ディスプレイ接続関係判定部16、ループ判定部18による処理が用いられる。すなわち、コンテンツ移動速度決定部17により、コンテンツの初速および動摩擦計数を考慮したコンテンツの移動速度が決定される。ディスプレイ接続関係判定部16により、ディスプレイを跨ぐコンテンツの移動が判定される。ループ判定部18により、コンテンツが所定の位置に達したかどうかによるコンテンツの停止が判定される。これらの処理の詳細については後述する。
そして、所定の時間を単位に、コンテンツ移動処理部15はコンテンツIDと移動先の表示位置をコンテンツ位置通知部13により表示制御装置3Rに通知する(ステップS109)。コンテンツIDと表示位置の通知が表示制御装置3Rのコンテンツ位置受信部34により受信されると、コンテンツ位置制御部35はブラウザ36に対してコンテンツの表示を指示する。そして、ブラウザ36は対応するディスプレイ4Rにコンテンツの表示(元の表示の消去を伴う)を行う(ステップS110)。
コンテンツは動摩擦係数により減速しつつも移動を続けるため、所定の時間を単位にサーバ装置1からのコンテンツIDと移動先の表示位置の通知が繰り返され、表示制御装置3Rでは表示制御が行われる。そして、コンテンツが隣の例えばディスプレイ4Bの表示領域に入ると、対応する表示制御装置3Bに対してコンテンツIDと移動先の表示位置の通知が行われ(ステップS111)、表示制御装置3Bではディスプレイ4Bへの表示が行われる(ステップS112)。これらの処理はコンテンツが停止するまで繰り返される。
<第1の処理例>
第1の処理例では、いずれかのディスプレイ4上に縦方向または横方向に固定の境界(境界線)を設定しておき、その境界に移動してきたコンテンツを停止させるようにしている。なお、境界で停止したコンテンツは、境界の停止がいったん解除されて移動が可能になるとともに、境界を通過した後に再び次の通過時には停止されるようになる。
図10は第1の処理例における動作例を示す図であり、図4で示したのと同様に、正面、左壁、右壁、天井、テーブル、後壁にディスプレイ4が配置されたものとしている。また、この例では、左壁の一部に破線で示すような縦方向の境界が設けられている。この状態で、例えば、右壁に表示されていたコンテンツを右方向に勢いよく移動する操作が行われると、太線で示すように、後壁を経由して左壁に入る。その後、コンテンツが境界に到達すると、「×」で示すように停止される。これにより、加減が分からずに移動操作が強すぎても、コンテンツが回り続けるということが防止される。図11は、図3(c)と同様に平面展開した状態で図10と同様の動作を示したものである。
図12は第1の処理例で管理するデータ例であり、境界座標を設定するデータと、コンテンツ毎の停止フラグとを保持している。境界座標は、縦方向をローカル座標のx軸とし、横方向をローカル座標のy軸とすると、縦方向に境界を設定する場合はローカル座標のy座標値となり、横方向に境界を設定する場合はローカル座標のx座標値となる。停止フラグは、オン(ON)の場合に境界の通過を許さずに停止させることを意味し、オフ(OFF)の場合に境界の通過を許すことを意味する。
図13は第1の処理例におけるフローチャートを示す図であり、図9におけるコンテンツ移動処理(ステップS108)に対応する処理を示している。図13において、コンテンツ移動処理部15は、処理を開始すると、移動方向とコンテンツ移動速度決定部17により決定された移動速度とから表示上の単位時間後のコンテンツの表示位置を求め、コンテンツを移動させる(ステップS11)。
次いで、コンテンツ移動処理部15は、コンテンツが境界を通過しようとしているか否か判断する(ステップS12)。
コンテンツが境界を通過しようとしていないと判断された場合(ステップS12のNo)、コンテンツ移動処理部15はコンテンツの移動(ステップS11)に戻る。
コンテンツが境界を通過しようとしていると判断された場合(ステップS12のYes)、コンテンツ移動処理部15は、コンテンツの停止フラグがオンであるか否か判断する(ステップS13)。なお、コンテンツの作成時には停止フラグはオンに設定されているものとする。
コンテンツの停止フラグがオンであると判断された場合(ステップS13のYes)、コンテンツ移動処理部15は、コンテンツの移動を停止させ(ステップS14)、コンテンツの停止フラグをオフに設定する(ステップS15)。
また、コンテンツの停止フラグがオフであると判断された場合(ステップS13のNo)、コンテンツ移動処理部15は、境界を通過させ(ステップS16)、コンテンツの停止フラグをオンに設定し(ステップS17)、移動処理を続ける。
<第2の処理例>
第2の処理例では、境界を固定せずに、コンテンツ毎に移動開始位置に境界を動的に設定し、その境界に再び移動してきたコンテンツを停止させるようにしている。
図14は第2の処理例における動作例を示す図であり、図10で示したのと同様に、正面、左壁、右壁、天井、テーブル、後壁にディスプレイ4が配置されたものとしている。この状態で、例えば、右壁に表示されていたコンテンツを右方向に勢いよく移動する操作が行われると、先ず、移動開始位置に破線で示すような境界が設定される。そして、コンテンツは移動して、太線で示すように、後壁、左壁および正面を順次に経由して再び右壁に入る。その後、コンテンツが移動開始位置に相当する境界に到達すると、「×」で示すように停止される。これにより、加減が分からずに移動操作が強すぎても、コンテンツが回り続けるということが防止される。図15は図11と同様に平面展開した状態で図14と同様の動作を示したものである。
図16は第2の処理例で管理するデータ例であり、コンテンツ毎に移動開始位置に相当する境界座標が保持されている。
図17は第2の処理例におけるフローチャートを示す図であり、図9におけるコンテンツ移動処理(ステップS108)に対応する処理を示している。図17において、コンテンツ移動処理部15は、処理を開始すると、コンテンツIDと移動開始位置を対応付けて記録し、一時的な境界を作成する(ステップS21)。
次いで、コンテンツ移動処理部15は、移動方向とコンテンツ移動速度決定部17により決定された移動速度とから表示上の単位時間後のコンテンツの表示位置を求め、コンテンツを移動させる(ステップS22)。
次いで、コンテンツ移動処理部15は、コンテンツが境界を通過しようとしているか否か判断する(ステップS23)。
コンテンツが境界を通過しようとしていないと判断された場合(ステップS23のNo)、コンテンツ移動処理部15はコンテンツの移動(ステップS22)に戻る。
コンテンツが境界を通過しようとしていると判断された場合(ステップS23のYes)、コンテンツ移動処理部15は、コンテンツIDが境界座標に対応付けられたコンテンツIDと一致するか否か判断する(ステップS24)。
コンテンツIDが一致すると判断された場合(ステップS24のYes)、コンテンツ移動処理部15は、コンテンツの移動を停止させ(ステップS25)、記録された対応する位置を消して一時的な境界を削除する(ステップS26)。
また、コンテンツIDが一致しないと判断された場合(ステップS24のNo)、コンテンツ移動処理部15は、境界を通過させ(ステップS27)、移動処理を続ける。
<第3の処理例>
第3の処理例では、コンテンツの移動がどのような方向に行われても対応できるように、ディスプレイ4が配置された空間(部屋)の外接球の中心からコンテンツに至る直線を利用して、コンテンツごとの移動開始位置に到達したか否かを判断するようにしている。
図18は第3の処理例における動作例を示す図であり、左図は部屋内のディスプレイの配置と外接球とを示し、右図は外接球の球面に各ディスプレイの輪郭を投射した状態を示している。この状態で、例えば、右壁に表示されていたコンテンツを右斜め下方向に勢いよく移動する操作が行われると、太い曲線で示すように、後壁、テーブル、正面を順次に経由して再び右壁に入る。その後、コンテンツが移動開始位置に到達すると、外接球の中心からコンテンツごとの移動開始位置に至る直線と、外接球の中心から、移動されたコンテンツの位置に至る直線との成す角度がゼロとみなせる値になり、移動が停止される。これにより、加減が分からずに移動操作が強すぎても、コンテンツが回り続けるということが防止される。
図19は第3の処理例におけるフローチャートを示す図であり、図9におけるコンテンツ移動処理(ステップS108)に対応する処理を示している。図19において、コンテンツ移動処理部15は、処理を開始すると、移動開始点から単位時間経過時の移動距離を計算する(ステップS31)。この計算は、図20(a)の前提のもと、図20(b)に示すようにして行われる。
図19に戻り、次いで、コンテンツ移動処理部15は、コンテンツを移動距離と指定された移動方向の位置に表示させる(ステップS32)。
次いで、コンテンツ移動処理部15は、コンテンツの位置と移動開始点から移動角度を計算、あるいは、単位時間当たりの移動角度を計算する(ステップS33)。この計算は、図20(c)に示すようにして行われる。
なお、単位時間当たりの移動角度を計算する場合は、図21に示すように、ディスプレイの解像度や接続範囲が異なる場合に対応するためである。すなわち、図21において、右壁の右辺は後壁の左辺の全範囲に接続されていて拡大縮小が行われるようになっているが、右壁の左辺は正面の右辺の上半分だけに接続されている。そのため、後壁で下方の位置P1にあったコンテンツC1が仮に左に水平方向に移動したとすると、右壁では同じく下方の位置P2に移動するが、正面に移動した場合には上方の位置P3に移動してしまう。そのため、移動開始時と現在の位置との移動角度からだけでは、位置がずれてしまう。そのため、このような場合には、単位時間毎の移動角度を求め、それらを累積して判断する。
図19に戻り、次いで、コンテンツ移動処理部15は、移動角度が0(誤差を考慮して0とみなせる値)、あるいは単位時間当たりの移動角度の合計が1周分に相当する2πラジアン(誤差を考慮して2πラジアンとみなせる値)に達したか否か判断する(ステップS34)。
次いで、移動角度が0、あるいは移動角度の合計が2πに達していないと判断した場合(ステップS34のNo)、コンテンツ移動処理部15は、その位置から単位時間経過時の移動距離を計算(壁間を移動したら移動方向ベクトルを更新して計算)する(ステップS35)。この計算は、図20(d)(e)に示すようにして行われる。
図19に戻り、移動角度が0、あるいは移動角度の合計が2πに達したと判断した場合(ステップS34のYes)、コンテンツ移動処理部15は、コンテンツの移動を止める(ステップS36)。
<第4の処理例>
第4の処理例では、上述した処理例における境界や移動開始位置において急激にコンテンツの移動を停止させるのではなく、境界や移動開始位置に動摩擦係数の極大値がくるような動摩擦係数の設定を行うことで、自然に移動が停止するようにしたものである。また、境界等の付近では動摩擦係数が大きくなることで、移動開始に支障を与えるため、移動開始直後は動摩擦係数を低減するようにしている。
図22は第4の処理例における境界付近の動摩擦係数の設定の例を示す図である。図22(a)は、境界等の付近において直線的に動摩擦係数が増大するようにしたものである。この場合、コンテンツの位置座標による線形の式で動摩擦係数を設定することができる。図22(b)は、境界等の付近において曲線的に動摩擦係数が増大するようにしたものである。この場合、コンテンツの位置座標に対する正規分布等の式で動摩擦係数を設定することができる。図23は正規分布の例を示す図であり、平均や分散の値を変えることで、様々な特性を得ることができる。
図24は第4の処理例におけるフローチャートを示す図であり、図9におけるコンテンツ移動処理(ステップS108)に対応する処理を示している。図24において、コンテンツ移動処理部15は、処理を開始すると、現時点を移動開始点とする(ステップS401)。
次いで、コンテンツ移動処理部15は、現時点の動摩擦係数で単位時間経過時の移動距離を計算する(ステップS402)。この計算は、図25(a)の前提のもと、図22(a)の特性に対しては図25(b)に示すように、また、図22(b)の特性に対しては図25(c)に示すように行われる。図25(b)(c)において、l0は移動開始後の初回の単位時間の移動距離、l1は続く2回目の移動距離、lnはn−1回目の移動距離である。
図24に戻り、次いで、コンテンツ移動処理部15は、決められた値より動摩擦係数が大きいか否か判断する(ステップS403)。決められた値より動摩擦係数が大きいと判断された場合(ステップS403のYes)、コンテンツ移動処理部15は、例えば動摩擦係数0で単位時間経過時の移動距離l=v0τを再計算し(ステップS404)、コンテンツを移動距離の位置に表示させる(ステップS405)。
次いで、コンテンツ移動処理部15は、移動距離が0であるか否か判断する(ステップS406)。移動距離が0でないと判断された場合(ステップS406のNo)、コンテンツ移動処理部15は、現時点を移動先とし(ステップS407)、移動距離の計算(ステップS402)に戻る。移動距離が0であると判断された場合(ステップS406のYes)、コンテンツ移動処理部15は処理を終了する。
また、決められた値より動摩擦係数が大きくないと判断された場合(ステップS403のNo)、コンテンツ移動処理部15は、コンテンツを移動距離の位置に表示させ(ステップS409)、移動距離が0であるか否か判断する(ステップS410)。
移動距離が0でないと判断された場合(ステップS410のNo)、現時点を移動先とし(ステップS411)、現時点の動摩擦係数で単位時間経過時の移動距離を計算し(ステップS408)、コンテンツの表示(ステップS409)に移行する。移動距離が0であると判断された場合(ステップS410のYes)、コンテンツ移動処理部15は処理を終了する。
<ローカル座標と絶対座標>
ローカル座標は、各ディスプレイ4の表示領域の2次元平面の座標であり、例えば、各ディスプレイ4の左下隅を原点とし、縦軸をx軸、横軸をy軸とする。絶対座標は、物理的な3次元座標である。
上述した各処理例において、コンテンツの表示(描画)やディスプレイ間のコンテンツの移動判定はローカル座標により行い、第3の処理例における移動角の計算は絶対座標で行うのが望ましい。コンテンツの移動判定はローカル座標で行う方が容易である。移動角の計算は絶対座標で行う方が計算が容易である。
<ディスプレイ間の移動判定>
図10のディスプレイの配置を例に説明する。右壁のディスプレイのローカル座標の原点を左下隅とし、縦方向(x軸方向)の表示領域のサイズをa、右方向(y軸方向)のサイズをbとする。
コンテンツが右壁上にあるとして、移動前の位置を(x,y)、移動先の位置を(xn+1,yn+1)とすると、
0≦xn+1≦ar、0≦yn+1≦b
ならば、同じ右壁上にあり、それ以外の時は、近接する壁に移動すると判定できる。
すなわち、
<xn+1、0≦yn+1≦b → 天井へ移動
n+1<00≦yn+1≦b → テーブルへ移動
0≦xn+1≦ar、<yn+1 → 後壁へ移動
0≦xn+1≦ar、n+1<0 → 正面へ移動
と判定できる。
それぞれに移動する時には、ローカル座標の向きが同じ(例えば、左右前後の壁は向きが同じ)なら移動方向のベクトルは変化ない。壁−テーブル、天井間は、x軸とy軸が入れ替わる場合は、ベクトルのxとyを入れ替える。軸の向きが逆なら符号を逆転することで対応する。移動角の計算は、このローカル座標での計算と連動して、計算が容易な絶対座標で行う。
<ローカル座標と絶対座標の相互変換>
ディスプレイ管理テーブルT1(図7)において、ディスプレイ毎に面方向と基点の絶対座標と画面物理サイズとが管理されることで、ローカル座標は絶対座標に変換可能である。
また、ある面方向のディスプレイ上の移動方向ベクトルを、他の面方向のディスプレイ上の移動方向ベクトルに変換することが可能である。
図10のディスプレイの配置を例に説明する。例えば、右壁と後壁は、オイラー角α、β、γで回転しているものとすると、右壁上の移動方向ベクトルA=(x,y,z)は、後壁にコンテンツが移動すると、移動方向ベクトルA'となる。α、β、γから求まる回転行列Bから、A'=BAとなる。
各ディスプレイ面の回転は、基準面を設けて(例えば、正面)、そこからの回転をオイラー角などで、事前の設定で決めておくものとする。図10の例では、正面と右壁、左壁、後壁、天井、テーブルの5つの回転を決めておく。こうすることで、任意の面間の回転は、いったん正面を経由すればよいことになる。例えば、右壁からテーブルの回転は、右から正面の回転と正面とテーブルの回転を行えばよいことになる。正面から右壁の回転行列をR、正面から左壁をL、正面から後壁の回転行列をB、天井の回転行列をC、テーブルの回転行列をTと決めておく。この場合、右壁からテーブルへの移動方向ベクトルAの移動後のA'は、
A'=TR−1
となる。ここでR−1はRの逆行列である。同様に、全ての壁間(12通りで、逆方向の移動もあるので、×2=24通り)の移動を定義することができる。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、表示領域がループ状に配置されている場合であっても、移動操作を受けたコンテンツを移動させ続けずに停止させることができる。
以上、好適な実施の形態により説明した。ここでは特定の具体例を示して説明したが、特許請求の範囲に定義された広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により限定されるものと解釈してはならない。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
表示領域がループ状に配置された複数の表示部と、
複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させる表示制御部と、
表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながら、コンテンツを移動させるコンテンツ制御部と、
移動されたコンテンツが所定の位置に移動した場合に、当該コンテンツを停止させる停止部と、
を備えたことを特徴とするコンテンツ制御装置。
(付記2)
前記停止部は、いずれかの表示部に設定された境界に、移動されたコンテンツが到達した場合に当該コンテンツを停止させる、
ことを特徴とする付記1に記載のコンテンツ制御装置。
(付記3)
前記停止部は、コンテンツごとの移動開始位置に設定された境界に、移動されたコンテンツが到達した場合に当該コンテンツを停止させる、
ことを特徴とする付記1に記載のコンテンツ制御装置。
(付記4)
前記停止部は、前記複数の表示部が配置された空間の外接球の中心からコンテンツごとの移動開始位置に至る直線と、前記外接球の中心から、移動されたコンテンツの位置に至る直線との成す角度がゼロとみなせる値になった場合に当該コンテンツを停止させる、
ことを特徴とする付記1に記載のコンテンツ制御装置。
(付記5)
前記停止部は、前記複数の表示部が配置された空間の外接球の中心からコンテンツごとの移動開始位置に至る直線と、前記外接球の中心から、移動されたコンテンツの位置に至る直線との成す角度の単位時間の移動角度の移動開始からの累積値が1周分とみなせる値になった場合に当該コンテンツを停止させる、
ことを特徴とする付記1に記載のコンテンツ制御装置。
(付記6)
前記コンテンツ制御部は、前記所定の位置において極大値を示す動摩擦係数に従い、コンテンツの移動開始から前記動摩擦係数が所定の値を超える間は該動摩擦係数を低減した値でコンテンツを減速させ、その後は前記動摩擦係数を適用してコンテンツを減速させる、
ことを特徴とする付記1乃至5のいずれか一項に記載のコンテンツ制御装置。
(付記7)
表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させ、
表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながら、コンテンツを移動させ、
移動されたコンテンツが所定の位置に移動した場合に、当該コンテンツを停止させる、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ制御プログラム。
(付記8)
前記停止させる処理は、いずれかの表示部に設定された境界に、移動されたコンテンツが到達した場合に当該コンテンツを停止させる、
ことを特徴とする付記7に記載のコンテンツ制御プログラム。
(付記9)
前記停止させる処理は、コンテンツごとの移動開始位置に設定された境界に、移動されたコンテンツが到達した場合に当該コンテンツを停止させる、
ことを特徴とする付記7に記載のコンテンツ制御プログラム。
(付記10)
前記停止させる処理は、前記複数の表示部が配置された空間の外接球の中心からコンテンツごとの移動開始位置に至る直線と、前記外接球の中心から移動されたコンテンツの位置に至る直線との成す角度がゼロとみなせる値になった場合に当該コンテンツを停止させる、
ことを特徴とする付記7に記載のコンテンツ制御プログラム。
(付記11)
前記停止させる処理は、前記複数の表示部が配置された空間の外接球の中心からコンテンツごとの移動開始位置に至る直線と、前記外接球の中心から、移動されたコンテンツの位置に至る直線との成す角度の単位時間の移動角度の移動開始からの累積値が1周分とみなせる値になった場合に当該コンテンツを停止させる、
ことを特徴とする付記7に記載のコンテンツ制御プログラム。
(付記12)
前記移動させる処理は、前記所定の位置において極大値を示す動摩擦係数に従い、コンテンツの移動開始から前記動摩擦係数が所定の値を超える間は該動摩擦係数を低減した値でコンテンツを減速させ、その後は前記動摩擦係数を適用してコンテンツを減速させる、
ことを特徴とする付記7乃至11のいずれか一項に記載のコンテンツ制御プログラム。
(付記13)
表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させ、
表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながら、コンテンツを移動させ、
移動されたコンテンツが所定の位置に移動した場合に、当該コンテンツを停止させる、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするコンテンツ制御方法。
(付記14)
前記停止させる処理は、いずれかの表示部に設定された境界に、移動されたコンテンツが到達した場合に当該コンテンツを停止させる、
ことを特徴とする付記13に記載のコンテンツ制御方法。
(付記15)
前記停止させる処理は、コンテンツごとの移動開始位置に設定された境界に、移動されたコンテンツが到達した場合に当該コンテンツを停止させる、
ことを特徴とする付記13に記載のコンテンツ制御方法。
(付記16)
前記停止させる処理は、前記複数の表示部が配置された空間の外接球の中心からコンテンツごとの移動開始位置に至る直線と、前記外接球の中心から移動されたコンテンツの位置に至る直線との成す角度がゼロとみなせる値になった場合に当該コンテンツを停止させる、
ことを特徴とする付記13に記載のコンテンツ制御方法。
(付記17)
前記停止させる処理は、前記複数の表示部が配置された空間の外接球の中心からコンテンツごとの移動開始位置に至る直線と、前記外接球の中心から、移動されたコンテンツの位置に至る直線との成す角度の単位時間の移動角度の移動開始からの累積値が1周分とみなせる値になった場合に当該コンテンツを停止させる、
ことを特徴とする付記13に記載のコンテンツ制御方法。
(付記18)
前記移動させる処理は、前記所定の位置において極大値を示す動摩擦係数に従い、コンテンツの移動開始から前記動摩擦係数が所定の値を超える間は該動摩擦係数を低減した値でコンテンツを減速させ、その後は前記動摩擦係数を適用してコンテンツを減速させる、
ことを特徴とする付記13乃至17のいずれか一項に記載のコンテンツ制御方法。
ディスプレイ4は「表示部」の一例である。表示制御装置3は「表示制御部」の一例である。コンテンツ移動処理部15は「コンテンツ制御部」の一例である。ループ判定部18は「停止部」の一例である。
1 サーバ装置
11 コンテンツ作成指示受信部
12 コンテンツ作成部
13 コンテンツ位置通知部
14 コンテンツ移動指示受信部
15 コンテンツ移動処理部
16 ディスプレイ接続関係判定部
17 コンテンツ移動速度決定部
18 ループ判定部
T1 ディスプレイ管理テーブル
T2 コンテンツ管理テーブル
2 ネットワーク
3 表示制御装置
31 入力処理部
32 コンテンツ作成指示通知部
33 コンテンツ移動指示通知部
34 コンテンツ位置受信部
35 コンテンツ位置制御部
36 ブラウザ
4 ディスプレイ

Claims (12)

  1. 表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させる表示制御部と、
    表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながら、コンテンツを移動させるコンテンツ制御部と、
    コンテンツごとの移動開始位置に設定された境界に、移動されたコンテンツが到達した場合当該コンテンツを停止させる停止部と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ制御装置。
  2. 表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させる表示制御部と、
    表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながら、コンテンツを移動させるコンテンツ制御部と、
    前記複数の表示部が配置された空間の外接球の中心からコンテンツごとの移動開始位置に至る直線と、前記外接球の中心から、移動されたコンテンツの位置に至る直線との成す角度がゼロとみなせる値になった場合に当該コンテンツを停止させる停止部と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ制御装置。
  3. 表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させる表示制御部と、
    表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながら、コンテンツを移動させるコンテンツ制御部と、
    前記複数の表示部が配置された空間の外接球の中心からコンテンツごとの移動開始位置に至る直線と、前記外接球の中心から、移動されたコンテンツの位置に至る直線との成す角度の単位時間の移動角度の移動開始からの累積値が1周分とみなせる値になった場合に当該コンテンツを停止させる停止部と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ制御装置。
  4. 表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させる表示制御部と、
    表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながらコンテンツを移動させ、所定の位置において極大値を示す動摩擦係数に従い、コンテンツの移動開始から前記動摩擦係数が所定の値を超える間は該動摩擦係数を低減した値でコンテンツを減速させ、その後は前記動摩擦係数を適用してコンテンツを減速させるコンテンツ制御部と、
    移動されたコンテンツが前記所定の位置に移動した場合に、当該コンテンツを停止させる停止部と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ制御装置。
  5. 表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させ、
    表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながら、コンテンツを移動させ、
    コンテンツごとの移動開始位置に設定された境界に、移動されたコンテンツが到達した場合当該コンテンツを停止させる、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ制御プログラム。
  6. 表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させ、
    表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながら、コンテンツを移動させ、
    前記複数の表示部が配置された空間の外接球の中心からコンテンツごとの移動開始位置に至る直線と、前記外接球の中心から、移動されたコンテンツの位置に至る直線との成す角度がゼロとみなせる値になった場合に当該コンテンツを停止させる、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ制御プログラム。
  7. 表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させ、
    表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながら、コンテンツを移動させ、
    前記複数の表示部が配置された空間の外接球の中心からコンテンツごとの移動開始位置に至る直線と、前記外接球の中心から、移動されたコンテンツの位置に至る直線との成す角度の単位時間の移動角度の移動開始からの累積値が1周分とみなせる値になった場合に当該コンテンツを停止させる、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ制御プログラム。
  8. 表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させ、
    表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながらコンテンツを移動させ、所定の位置において極大値を示す動摩擦係数に従い、コンテンツの移動開始から前記動摩擦係数が所定の値を超える間は該動摩擦係数を低減した値でコンテンツを減速させ、その後は前記動摩擦係数を適用してコンテンツを減速させ、
    移動されたコンテンツが前記所定の位置に移動した場合に、当該コンテンツを停止させる、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ制御プログラム。
  9. 表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させ、
    表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながら、コンテンツを移動させ、
    コンテンツごとの移動開始位置に設定された境界に、移動されたコンテンツが到達した場合当該コンテンツを停止させる、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするコンテンツ制御方法。
  10. 表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させ、
    表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながら、コンテンツを移動させ、
    前記複数の表示部が配置された空間の外接球の中心からコンテンツごとの移動開始位置に至る直線と、前記外接球の中心から、移動されたコンテンツの位置に至る直線との成す角度がゼロとみなせる値になった場合に当該コンテンツを停止させる、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするコンテンツ制御方法。
  11. 表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させ、
    表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながら、コンテンツを移動させ、
    前記複数の表示部が配置された空間の外接球の中心からコンテンツごとの移動開始位置に至る直線と、前記外接球の中心から、移動されたコンテンツの位置に至る直線との成す角度の単位時間の移動角度の移動開始からの累積値が1周分とみなせる値になった場合に当該コンテンツを停止させる、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするコンテンツ制御方法。
  12. 表示領域がループ状に配置された複数の表示部のいずれかにコンテンツを表示させ、
    表示部に表示されるコンテンツに対するスライド操作に応じて、コンテンツの表示された表示部を起点として他の表示部を順次跨ぎながらコンテンツを移動させ、所定の位置において極大値を示す動摩擦係数に従い、コンテンツの移動開始から前記動摩擦係数が所定の値を超える間は該動摩擦係数を低減した値でコンテンツを減速させ、その後は前記動摩擦係数を適用してコンテンツを減速させ、
    移動されたコンテンツが前記所定の位置に移動した場合に、当該コンテンツを停止させる、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするコンテンツ制御方法。
JP2016225852A 2016-11-21 2016-11-21 コンテンツ制御装置、コンテンツ制御プログラムおよびコンテンツ制御方法 Active JP6760008B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016225852A JP6760008B2 (ja) 2016-11-21 2016-11-21 コンテンツ制御装置、コンテンツ制御プログラムおよびコンテンツ制御方法
EP17198496.6A EP3324283B1 (en) 2016-11-21 2017-10-26 Content control apparatus, content control program, and content control method
US15/797,658 US20180143796A1 (en) 2016-11-21 2017-10-30 Content control apparatus, and content control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016225852A JP6760008B2 (ja) 2016-11-21 2016-11-21 コンテンツ制御装置、コンテンツ制御プログラムおよびコンテンツ制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018084858A JP2018084858A (ja) 2018-05-31
JP6760008B2 true JP6760008B2 (ja) 2020-09-23

Family

ID=60191148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016225852A Active JP6760008B2 (ja) 2016-11-21 2016-11-21 コンテンツ制御装置、コンテンツ制御プログラムおよびコンテンツ制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20180143796A1 (ja)
EP (1) EP3324283B1 (ja)
JP (1) JP6760008B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10503456B2 (en) * 2017-05-05 2019-12-10 Nvidia Corporation Method and apparatus for rendering perspective-correct images for a tilted multi-display environment
WO2019045144A1 (ko) * 2017-08-31 2019-03-07 (주)레벨소프트 의료용 항법 장치를 위한 의료 영상 처리 장치 및 의료 영상 처리 방법
US11188287B2 (en) 2017-12-27 2021-11-30 Sony Corporation Display control apparatus, display control method, and computer program
JP7177029B2 (ja) * 2019-11-11 2022-11-22 楽天グループ株式会社 表示システム、表示制御方法、プログラム
JP6945608B2 (ja) 2019-11-11 2021-10-06 楽天グループ株式会社 表示システム、表示制御方法、プログラム

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1138953A (ja) * 1997-07-16 1999-02-12 F F C:Kk 計算機システムの複数画面表示制御方法
AU2479399A (en) * 1998-01-31 1999-08-16 Don William Lindsay Multiscreen display system and method
US6919864B1 (en) * 2000-07-27 2005-07-19 Avaya Technology Corp. Display monitor
US7091926B2 (en) * 2002-02-08 2006-08-15 Kulas Charles J Computer display system using multiple screens
JP3880561B2 (ja) * 2002-09-05 2007-02-14 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 表示システム
JP2006189637A (ja) 2005-01-06 2006-07-20 Canon Inc 映像信号出力装置及び映像表示装置
JP2010176332A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP4697558B2 (ja) * 2009-03-09 2011-06-08 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
US20110164065A1 (en) * 2010-01-06 2011-07-07 Ati Technologies Ulc Method And Apparatus For Configuring Display Bezel Compensation For A Single Large Surface Display Formed By A Plurality Of Displays
JP5687041B2 (ja) 2010-12-09 2015-03-18 三菱電機株式会社 情報表示装置および情報表示方法
JP5076013B1 (ja) * 2011-06-07 2012-11-21 株式会社東芝 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US9229625B2 (en) * 2012-02-06 2016-01-05 Mosaiqq, Inc System and method for providing a circular computer desktop environment
US9513795B2 (en) * 2012-11-29 2016-12-06 Blackberry Limited System and method for graphic object management in a large-display area computing device
US20140164940A1 (en) * 2012-12-07 2014-06-12 Displaylink (Uk) Limited Application windows and display devices
JP6255826B2 (ja) * 2013-09-13 2018-01-10 株式会社リコー システム、情報処理装置、画像表示方法、プログラム、記憶媒体
US10664162B2 (en) * 2013-11-18 2020-05-26 Red Hat, Inc. Multiple display management
JP5924554B2 (ja) * 2014-01-06 2016-05-25 コニカミノルタ株式会社 オブジェクトの停止位置制御方法、操作表示装置およびプログラム
US10001645B2 (en) * 2014-01-17 2018-06-19 Sony Interactive Entertainment America Llc Using a second screen as a private tracking heads-up display
JP6390277B2 (ja) * 2014-09-02 2018-09-19 ソニー株式会社 情報処理装置、制御方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20180143796A1 (en) 2018-05-24
EP3324283A1 (en) 2018-05-23
EP3324283B1 (en) 2020-11-25
JP2018084858A (ja) 2018-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6760008B2 (ja) コンテンツ制御装置、コンテンツ制御プログラムおよびコンテンツ制御方法
US10290155B2 (en) 3D virtual environment interaction system
US9619106B2 (en) Methods and apparatus for simultaneous user inputs for three-dimensional animation
EP2612220B1 (en) Method and apparatus for interfacing
JP5830806B1 (ja) ユーザ入力の操作性を向上させるプログラム、電子装置、及び方法
EP2876608A1 (en) Display control program, display control method, and display control device
CN104471518A (zh) 用于三维交互的多点触摸手势识别的消歧
US10318127B2 (en) Interface providing systems and methods for enabling efficient screen control
US9513795B2 (en) System and method for graphic object management in a large-display area computing device
JP2015035092A (ja) 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法
CN105103112A (zh) 用于操纵显示装置上的对象的取向的设备和方法
KR20140139647A (ko) 휴대단말기에서 아이콘을 재배열하는 방법 및 장치
US20150234587A1 (en) Information processing apparatus, non-transitory readable medium, and handwriting input method
WO2023134655A1 (zh) 操作方法、装置、电子设备和计算机可读存储介质
JP6197559B2 (ja) オブジェクト操作システム及びオブジェクト操作制御プログラム並びにオブジェクト操作制御方法
CN110888581A (zh) 元素传递方法、装置、设备及存储介质
JP6161290B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法及びそのプログラム
US9791994B2 (en) User interface for application interface manipulation
JP2016076017A (ja) 図形処理装置および図形処理プログラム
JP2018063738A (ja) 図形処理装置および図形処理プログラム
JP6225668B2 (ja) ファイル管理装置及びプログラム
KR101595229B1 (ko) 캐드 어플리케이션에서 객체를 제어하기 위한 장치 및 이를 위한 방법이 기록된 컴퓨터 판독 가능한 기록매체
CN109669602A (zh) 虚拟现实的数据交互方法、装置及系统
EP2738669A1 (en) System and method for graphic object management in a large display area computing device
JP2005251077A (ja) 画像描画方法、画像描画システム及び画像描画プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6760008

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150