JP2005251077A - 画像描画方法、画像描画システム及び画像描画プログラム - Google Patents

画像描画方法、画像描画システム及び画像描画プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 簡易な方法で擬似的に3次元空間を表現する画像描画処理の技術を提供すること。
【解決手段】 二次元画像の背景画像内にオブジェクトを配置、又は背景画像中をオブジェクトが移動する際の画像描画処理の技術であって、予めオブジェクトを表すオブジェクト画像に基準点を設定する。そして、背景画像にオブジェクト画像を配置、又は背景画像中をオブジェクト画像が移動することにより、オブジェクト画像同士が重なった場合、オブジェクト画像の基準点の位置を比較し、オブジェクト画像の基準点の位置が背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクト画像から順に、背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2次元画像を用いて擬似的に3次元空間を表現する画像描画処理の技術に関し、特に、背景画像中に描画するオブジェクトに基準点を設定し、この基準点に基づいてオブジェクトの描画を処理することにより、簡易な方法で擬似的に3次元空間を表現する画像描画処理の技術に関する。
情報処理技術の進展に伴って、複雑、かつ高度な処理が可能となった。特に、画像処理の分野では、3次元空間を擬似的な2次元画像で表現する処理が行われている。
しかしながら、3次元空間を擬似的な2次元画像で表現する処理は、膨大なデータを高速に処理する必要があり、能力の高い情報処理装置を必要とする。
また、ネットワークゲーム等、ネットワークを利用して複数の情報処理装置が一つの情景を共有する場合等、単一の情報処理装置で行われる場合と比べて、データ量や、処理能力が著しく制限される。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は簡易な方法で擬似的に3次元空間を表現する画像描画処理の技術を提供することにより、課題を解決することにある。
上記課題を解決する第1の発明は、二次元画像において、所定の背景画像内にオブジェクトを配置、又は前記背景画像中をオブジェクトが移動する際の画像描画方法であって、
オブジェクトを表すオブジェクト画像に基準点を設定し、背景画像にオブジェクト画像を、配置又は前記背景画像中をオブジェクトが移動することにより、オブジェクト画像同士が重なった場合、前記オブジェクト画像の基準点の位置を比較し、前記オブジェクト画像の基準点が前記背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクト画像から順に、前記背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画することを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明は、二次元画像において、所定の背景画像内にオブジェクトを配置、又は前記背景画像中をオブジェクトが移動する際の画像描画方法であって、
背景画像にオブジェクトを配置、又は前記背景画像中にオブジェクトを移動させる為に前記オブジェクトのオブジェクト画像の描画座標を変更するステップと、
前記オブジェクト画像の描画座標が変更されてオブジェクトが重なった場合、前記オブジェクトに設定されている基準点の位置を比較し、前記オブジェクトの基準点の位置が前記背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクトから順に描画するように描画順序を決定するステップと、
前記描画順序に従って、前記背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画するステップと
を有することを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、オブジェクト画像の基準点を、前記オブジェクト画像の枠の下辺中心点に設定することを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明は、上記第1から第3のいずれかの発明において、背景画像の奥方向に配置したいオブジェクト画像の基準点を、前記オブジェクト画像の枠の上辺中心点に設定することを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明は、上記第1から第4のいずれかの発明において、背景画像の床面から離して配置したいオブジェクト画像の基準点を、前記オブジェクト画像の枠から所定距離はなれた点に設定することを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明は、上記第1から第5のいずれかの発明において、オブジェクトのサイズを規定するサイズパラメータを各オブジェクトに設定し、
ユーザに起因するオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動により、オブジェクト同士が重なりあった場合、重なるオブジェクト同士のサイズパラメータを比較し、サイズが大きいオブジェクトから順にオブジェクト画像を上書きしつつ描画することを特徴とする。
上記課題を解決する第7の発明は、上記第1から第6のいずれかの発明において、ユーザに起因するオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動により、サイズが大きいオブジェクトに、このオブジェクトよりもサイズが小さいオブジェクトが重ねられた場合、前記サイズが大きいオブジェクトと前記サイズが小さいオブジェクトとを木構造でグループ化し、
グループ化されたオブジェクトが移動された場合、木構造において前記オブジェクトよりも下位に存在するオブジェクトも一緒に移動させることを特徴とする。
上記課題を解決する第8の発明は、二次元画像において、擬似的な三次元空間画像を描画する画像描画システムであって、
描画の基準となる基準点が設定されたオブジェクト画像のデータが記憶された記憶手段と、
背景画像にオブジェクト画像を配置、又は前記背景画像中をオブジェクト画像が移動によるオブジェクト画像同士が重なりを検出する手段と、
オブジェクト画像同士の重なりが検出された場合、重なったオブジェクト画像の基準点の位置を比較する手段と、
前記比較結果に基づいて、前記オブジェクト画像の基準点が前記背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクト画像から順に、前記背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画する手段と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決する第9の発明は、二次元画像において、擬似的な三次元空間画像を描画する画像描画システムであって、
描画の基準となる基準点が設定されたオブジェクト画像のデータが記憶された記憶手段と、
背景画像にオブジェクトを配置、又は前記背景画像中にオブジェクトを移動させる為に前記オブジェクトのオブジェクト画像の描画座標を変更する手段と、
前記オブジェクト画像の描画座標が変更されてオブジェクトが重なった場合、前記オブジェクトの基準点の位置を比較し、前記オブジェクトの基準点の位置が前記背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクトから順に描画するように描画順序を決定する手段と、
前記描画順序に従って、前記背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画する手段と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決する第10の発明は、上記第8又は第9の発明において、オブジェクト画像の基準点が、前記オブジェクト画像の枠の下辺中心点に設定されていることを特徴とする。
上記課題を解決する第11の発明は、上記第8から第10のいずれかの発明において、背景画像の奥方向に配置したいオブジェクト画像の基準点が、前記オブジェクト画像の枠の上辺中心点に設定されていることを特徴とする。
上記課題を解決する第12の発明は、上記第8から第11のいずれかの発明において、背景画像の床面から離して配置したいオブジェクト画像の基準点が、前記オブジェクト画像の枠から所定距離はなれた点に設定されていることを特徴とする。
上記課題を解決する第13の発明は、上記第8から第12のいずれかの発明において、各オブジェクトのサイズを規定するサイズパラメータが記憶された記憶手段と、
ユーザによるオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動によるオブジェクト同士の重なりを検出する検出手段と、
ユーザに起因するオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動により、オブジェクト同士が重なりあった場合、重なるオブジェクト同士のサイズパラメータを比較し、サイズが大きいオブジェクトから順にオブジェクト画像を上書きしつつ描画する手段と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決する第14の発明は、上記第8から第13のいずれかの発明において、ユーザに起因するオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動により、サイズが大きいオブジェクトに、このオブジェクトよりもサイズが小さいオブジェクトが重ねられた場合、前記サイズが大きいオブジェクトと前記サイズが小さいオブジェクトとを木構造でグループ化して記憶する手段と、
グループ化されたオブジェクトが移動された場合、前記記憶されている木構造において前記オブジェクトよりも下位に存在するオブジェクトも一緒に移動させるように描画する手段と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決する第15の発明は、情報処理装置を、二次元画像において、擬似的な三次元空間画像を情報処理装置に描画させる画像描画プログラムであって、
前記画像描画プログラムは前記情報処理装置を、
背景画像にオブジェクト画像を配置、又は前記背景画像中をオブジェクト画像が移動によるオブジェクト画像同士が重なりを検出する手段と、
オブジェクト画像同士の重なりが検出された場合、重なったオブジェクト画像に設定されている基準点の位置を比較する手段と、
前記比較結果に基づいて、前記オブジェクト画像の基準点が前記背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクト画像から順に、前記背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画する手段と
して機能させるることを特徴とする。
上記課題を解決する第16の発明は、情報処理装置を、二次元画像において、擬似的な三次元空間画像を情報処理装置に描画させる画像描画プログラムであって、
前記画像描画プログラムは前記情報処理装置を、
背景画像にオブジェクトを配置、又は前記背景画像中にオブジェクトを移動させる為に前記オブジェクトのオブジェクト画像の描画座標を変更する手段と、
前記オブジェクト画像の描画座標が変更されてオブジェクトが重なった場合、前記オブジェクトに設定されている基準点の位置を比較し、前記オブジェクトの基準点の位置が前記背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクトから順に描画するように描画順序を決定する手段と、
前記描画順序に従って、前記背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画する手段と
して機能させることを特徴とする。
上記課題を解決する第17の発明は、上記第15又は第16の発明において、オブジェクト画像の基準点が、前記オブジェクト画像の枠の下辺中心点に設定されていることを特徴とする。
上記課題を解決する第18の発明は、上記第15から第17のいずれかの発明において、背景画像の奥方向に配置したいオブジェクト画像の基準点が、前記オブジェクト画像の枠の上辺中心点に設定されていることを特徴とする。
上記課題を解決する第19の発明は、上記第15から第18のいずれかの発明において、背景画像の床面から離して配置したいオブジェクト画像の基準点が、前記オブジェクト画像の枠から所定距離はなれた点に設定されていることを特徴とする。
上記課題を解決する第20の発明は、上記第15から第19のいずれかの発明において、前記画像描画プログラムは前記情報処理装置を、
ユーザによるオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動によるオブジェクト同士の重なりを検出する検出手段と、
ユーザに起因するオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動により、オブジェクト同士が重なりあった場合、重なるオブジェクト同士のサイズを規定したサイズパラメータを比較し、サイズが大きいオブジェクトから順にオブジェクト画像を上書きしつつ描画する手段と
して機能させることを特徴とする。
上記課題を解決する第21の発明は、上記第15から第20のいずれかの発明において、前記画像描画プログラムは前記情報処理装置を、
ユーザに起因するオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動により、サイズが大きいオブジェクトに、このオブジェクトよりもサイズが小さいオブジェクトが重ねられた場合、前記サイズが大きいオブジェクトと前記サイズが小さいオブジェクトとを木構造でグループ化して記憶する手段と、
グループ化されたオブジェクトが移動された場合、前記記憶されている木構造において前記オブジェクトよりも下位に存在するオブジェクトも一緒に移動させるように描画する手段と
して機能させることを特徴とする。
本発明によれば、オブジェクトの移動又は配置により生じるオブジェクト同士の遠近感等を、簡易な方法で表現することができる。
また、ユーザ等により、意図的に配置されたオブジェクト同士をグループ化することにより、よりリアルな表現を可能とする。
本発明の実施の形態を説明する。
本発明は、二次元画像において、所定の背景画像内にオブジェクトを配置、又は背景画像中をオブジェクトが移動する際の画像描画処理の技術であって、予めオブジェクトを表すオブジェクト画像に基準点を設定する。そして、背景画像にオブジェクト画像を配置、又は背景画像中をオブジェクト画像が移動することにより、オブジェクト画像同士が重なった場合、オブジェクト画像の基準点の位置を比較し、オブジェクト画像の基準点の位置が背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクト画像から順に、前記背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画することを特徴とする。
ここで背景画像とは、図1に示される如く、2次元画像において、擬似的な3次元空間を表現したものである。図1の背景画像は、背景画像の左上頂点を原点とし、横方向にX軸、縦方向にY軸で表現される二次元画像である。そして、図1の背景画像では、画像縦方向、すなわち、Y軸方向に奥行きが取られているので、2次元画像のy座標が奥行きの情報となり、y座標が小さいほど、背景画像中の奥となる。
各オブジェクトの画像(以下、オブジェクト画像と呼ぶ)は、図2に示される如く、画像の周囲をオブジェクト枠に囲まれており、オブジェクト画像枠の4つの頂点、若しくは2つの頂点の座標により、オブジェクト画像の占有位置を決定する。例えば、4つの頂点で結ばれる四角形内の座標で示される位置がオブジェクト画像の占有位置であり、これに基づいて、オブジェクトの重なりを判断する。
更に、各オブジェクトの画像(以下、オブジェクト画像と呼ぶ)は、図3に示される如く、オブジェクトが重なった場合、それらのオブジェクトの重なりを表現する為の判断基準となる基準点が設定されている。この基準点は通常、x座標、y座標で示される。そして、この基準点の位置は、オブジェクトの種類によって異なる。
例えば、図3に示されるような標準的なオブジェクトCの場合、オブジェクト画像枠の下辺中心点に基準点を設定する。このような標準的なオブジェクトが、配置により重なった場合の描画方法について、図4を用いて説明する。
まず、背景画像中にオブジェクトBが既に配置(描画)されているものとする。ここで、オブジェクトCが移動により、オブジェクトBに重なった場合を考えてみる。オブジェクトBが占有している位置は、オブジェクト画像枠の4つの頂点で結ばれる四角形内の座標で示される位置である。これらの座標が、オブジェクトCの占有位置、すなわち、オブジェクトCのオブジェクト画像枠の4つの頂点で結ばれる四角形内の座標と重複した場合、オブジェクトBとオブジェクトCとが重なった場合である。この場合、オブジェクトBの基準点(x1,y1)のy座標と、オブジェクトCの基準点(x2,y2)のy座標とを比較する。ここでは、y2>y1である。上述したように、2次元画像のy座標が奥行きの情報となり、y座標が小さいほど、背景画像中の奥方向となる。従って、描画順序は、オブジェクトB、オブジェクトCの順となるので、まず、オブジェクトBを背景画像に描画し、次にオブジェクトCをオブジェクトBに上書きしつつ描画する。
また、図5に示されるようなカーペットのオブジェクトDのように、他のオブジェクトが重なったときに、絶えず後方に配置されている、又は床面に配置されているように見せたいオブジェクトの場合、オブジェクト画像枠の上辺中心点に基準点を設定する。このようなオブジェクトの例として、カーペット以外に、タイルやシート、床面に零した液体等がある。
次に、上述のようなオブジェクトが、配置により重なった場合の描画方法について、図6を用いて説明する。
まず、背景画像中にオブジェクトDが既に配置(描画)されているものとする。ここで、オブジェクトCが移動により、オブジェクトCに重なった場合を考えてみる。オブジェクトDが占有している位置は、オブジェクト画像枠の4つの頂点で結ばれる四角形内の座標で示される位置である。これらの座標が、オブジェクトCの占有位置、すなわち、オブジェクトCのオブジェクト画像枠の4つの頂点で結ばれる四角形内の座標と重複した場合、オブジェクトDとオブジェクトCとが重なった場合である。この場合、オブジェクトDの基準点(x3,y3)のy座標と、オブジェクトCの基準点(x4,y4)のy座標とを比較する。ここでは、y4>y3である。上述したように、2次元画像のy座標が奥行きの情報となり、y座標が小さいほど、背景画像中の奥方向となる。従って、描画順序は、オブジェクトD、オブジェクトCの順となるので、まず、オブジェクトDを背景画像に描画し、次にオブジェクトCをオブジェクトDに上書きしつつ描画する。
また、図7に示されるように床面に配置されるものではなく、宙に浮いているように表現したいオブジェクトE場合、オブジェクト画像の枠からはなれた位置に基準点を設定する。このようなオブジェクトが、配置により重なった場合の描画方法について、図8を用いて説明する。
まず、背景画像中にオブジェクトEが既に配置(描画)されているものとする。ここで、オブジェクトCが移動により、オブジェクトEに重なった場合を考えてみる。オブジェクトEが占有している位置は、オブジェクト画像枠の4つの頂点で結ばれる四角形内の座標で示される位置である。これらの座標が、オブジェクトCの占有位置、すなわち、オブジェクトCのオブジェクト画像枠の4つの頂点で結ばれる四角形内の座標と重複した場合、オブジェクトEとオブジェクトBとが重なった場合である。この場合、オブジェクトEの基準点(x6,y6)のy座標と、オブジェクトCの基準点(x5,y5)のy座標とを比較する。ここでは、y6>y5である。上述したように、2次元画像のy座標が奥行きの情報となり、y座標が小さいほど、背景画像中の奥方向となる。従って、描画順序は、オブジェクトC、オブジェクトEの順となるので、まず、オブジェクトCを背景画像に描画し、次にオブジェクトEをオブジェクトCに上書きしつつ描画する。
ところで、オブジェクト同士の重なりの描画を考えたとき、上述の処理だけでは不都合が生じる場合がある。例えば、図9に示すような棚のオブジェクトFと、ケーキのオブジェクトBとを考えた場合、上記のルール(処理)では、棚のオブジェクトFの基準点がオブジェクト画像枠の下辺中心点に設定されており、同様に、ケーキのオブジェクトBも基準点がオブジェクト画像枠の下辺中心点に設定されている。このような場合、ユーザのドラッグ・アンド・ドロップ等のユーザの行為に起因して、ケーキのオブジェクトBが棚のオブジェクトFに載せられたような場合、ケーキのオブジェクトBの基準点の方がオブジェクトFの基準点よりも、奥方向に位置するので、図10に示される如く、ケーキのオブジェクトBより棚のオブジェクトFが前面に表示されてしまい、ケーキのオブジェクトBが表示されない。つまり、棚にオブジェクトを乗せられないという事態が発生する。
そこで、本発明は、オブジェクト毎にそのサイズを規定するパラメータ(以下、サイズパラメータと称する)を設け、移動等がユーザのドラッグ・アンド・ドロップ等のユーザの行為に起因する場合、サイズパラメータをチェクして、サイズパラメータが大きい(オブジェクトのサイズが大きい)オブジェクトを後方に表示させるように描画する。すなわち、描画順序としてサイズパラメータが大きい順に上書き描画していく。
例えば、上述の例では、図11に示す如く、棚のオブジェクトFのサイズパラメータを“5”、ケーキのオブジェクトBのサイズパラメータを“3”とした場合、オブジェクトFを描画した後、オブジェクトBをオブジェクトFに上書き描画する。
尚、棚の中に同一のサイズパラメータのオブジェクトを表示するような場合には、上述のように基準点で判断する。
更に、上述のように移動等がユーザのドラッグ・アンド・ドロップ等のユーザの行為に起因して、棚のオブジェクトFにケーキのオブジェクトBが配置されたような場合、オブジェクトFとオブジェクトBとの関係を木構造でグループ化する。そして、上位にあるオブジェクトが移動された場合、下位にあるオブジェクトも一緒に移動するように描画する。このようにすることにより、例えば、棚、この棚に載せてある箱、この箱の中にある物品のような場合、棚を移動することにより、箱、この箱の中にある物品も一緒に移動することになる。
以下、具体的な実施例を説明する。
本発明の実施例1を説明する。
図12は本発明の実施例1にかかる画像描画装置のブロック図である。
実施例1の画像描画装置は、キーボートやマウス等の入力部1と、画像が表示されるモニター2と、プログラム等に基づいて処理を行うCPU3と、ハードディスク等で構成され、画像描画に必要なデータが格納される記憶部4と、RAM等で構成され、プログラム等が格納されるメインメモリ5とから構成される。
記憶部4には、画像描画に必要な背景画像データや、オブジェクト画像の描画に必要なオブジェクト画像データベース10が格納されている。
オブジェクト画像データベース10は、図13に示される如く、オブジェクト名のフィールドと、サイズパラメータのフィールドと、基準点位置のフィールドと、現在の座標情報のフィールドと、アクションのフィールドとから1レコードが構成され、各フィールドは関連付けられて記憶されている。尚、本実施例では、サイズパラメータはオブジェクトのサイズが大きければ数値が大きくなるように設定している。また、基準点位置は、オブジェクトを囲む4辺の枠のどの辺に設定しているか、又はどの辺からどの程度はなれて設定しいているかを記述している。また、座標情報はオブジェクト画像の描画に現在位置の座標情報が記述されている。また、アクションは、オブジェクトの移動又は配置がユーザの行為に起因するものなのかが記載される。
メインメモリ5には、オブジェクトの移動又は配置の命令を行うオブジェクト移動命令部11と、オブジェクトの描画順序を決定する描画順序決定部12と、画像の描画を行う画像描画部13との処理を、CPU3が行う為のプログラムが格納される。
オブジェクト移動命令部11は、オブジェクトの移動又は配置命令を行う。具体的には、オブジェクトの移動又は配置を描画する為に移動先又は配置先の座標情報を生成し、これをオブジェクト画像データベース10の座標情報に書き込む。また、オブジェクトの配置又は移動が、ユーザのドラッグ・アンド・ドロップ等、ユーザの行為に起因するものなのか、又は定期的なオブジェクトの移動、例えばキャラクタの定期的な移動によるものなのかを、オブジェクト画像データベース10のアクションフィールドに書き込む。
描画順序決定部12は、オブジェクト画像データベース10の座標情報に基づいて、オブジェクトの重なりを検出し、オブジェクトが重なり合う場合には、オブジェクトの描画順序を決定する。この描画順序の決定の為に描画順序決定部12は、オブジェクトのサイズパラメータを比較するサイズパラメータ比較部121と、オブジェクトの基準点を比較する基準点比較部122とを有する。
サイズパラメータ比較部121は、オブジェクトが重なり合う場合には、オブジェクト画像データベース10のアクションフィールドに記述されている情報に基づいて、オブジェクトの移動がユーザのドラッグ・アンド・ドロップ等、ユーザの行為に起因する場合、重なるオブジェクトのサイズパラメータを、オブジェクト画像データベース10のサイズパラメータフィールドから読み出して、サイズパラメータを比較する。
基準点比較部122は、オブジェクトが重なり合う場合には、オブジェクト画像データベース10の基準点フィールドから基準点を読出し、重なるオブジェクトの基準点を比較する。
画像描画部13は、オブジェクト画像データベース10の座標情報フィールドの座標情報と、描画順序決定部12の描画順序の決定とに基づいて、オブジェクト画像を描画する。
次に、上述の構成において、具体的な動作を説明する。
図14は実施例1の動作フローチャートである。
まず、オブジェクト移動命令部10により、オブジェクトの移動又は配置命令が出され、オブジェクト画像データベース10の座標情報と、アクションについて、ユーザの行為によるものなのか、又は定期的なシステム側の移動なのかを書き込む(Step 100)。
描画順序決定部11は、オブジェクト画像データベース10の座標情報から、オブジェクト同士を検出する(Step 101)。重ならない場合には、Step 105に進む。一方、オブジェクトが重なる場合、移動又は配置がユーザに起因するものなのかを判断する(Step 102)。
ユーザに起因するものであれば、サイズパラメータの比較処理を行い、描画順序を決定する(Step 103)。
ユーザに起因しないものであれば、基準点の比較処理を行い、描画順序を決定する(Step 104)。
オブジェクトの描画順序に従って、オブジェクトを上書き描画する(Step 105)。
次に、オブジェクトCが定期的な移動により、地点Xから地点Yまで移動する具体例を説明する。
オブジェクト移動命令部11の命令により、オブジェクトCの座標が変更される(Step 101)。初期の段階ではオブジェクト同士の重なりは起こらないので(Step 101)、座標情報に基づいて、背景画像上にオブジェクトCが描画される(Step 105)。
地点YまでオブジェクトCが移動すると、オブジェクトCはオブジェクトDとの重なり合う(Step 101)。ここで、オブジェクトCは定期的な移動なので(Step 102)、基準点処理を行う(Step 104)。
基準点処理では、オブジェクトCとオブジェクトDとの基準点を比較する。オブジェクトCの基準点はオブジェクト枠の下辺中心点であり、オブジェクトDの基準点はオブジェクト枠の上辺中心点であるので、オブジェクトCの基準点よりもオブジェクトDの基準点の方が背景画像の奥行き方向に位置している。そこで、描画順序としては、オブジェクトD、オブジェクトCの順序で描画する。
オブジェクト描画部13は、描画順序の決定を受け、まず、オブジェクトDを描画し、続いてオブジェクトCをオブジェクトDに上書き描画する(Step 105)。
続いて、第2の具体例について説明する。
第2の具体例では、ユーザのドラッグ・アンド・ドロップにより、オブジェクトBがオブジェクトFの上に移動された場合を考える。
まず、オブジェクト移動命令部10の命令により、オブジェクトBの座標が変更される(Step 101)。初期の段階ではオブジェクト同士の重なりは起こらないので(Step 101)、座標情報に基づいて、背景画像上にオブジェクトBが描画される(Step 105)。
オブジェクトF上にオブジェクトBが配置されると、オブジェクトBはオブジェクトFと重なり合う(Step 101)。ここで、オブジェクトBはユーザのドラッグ・アンド・ドロップにより移動されたものなので(Step 102)、サイズパラメータの比較処理を行う(Step 104)。
サイズパラメータの比較処理では、オブジェクトBとオブジェクトFとのサイズパラメータを比較する。オブジェクトBのサイズパラメータは“3”であり、オブジェクトFのサイズパラメータは“7”であるので、オブジェクトBのサイズパラメータよりもオブジェクトFのサイズパラメータの方が大きい。そこで、描画順序としては、オブジェクトF、オブジェクトBの順序で描画する。
オブジェクト描画部13は、描画順序の決定を受け、まず、オブジェクトFを描画し、続いてオブジェクトBをオブジェクトFに上書き描画する(Step 105)。
以上で実施例1の説明を終わる。
本発明の実施例2を説明する。
実施例2では、ユーザのアクションに起因して棚等のオブジェクトに置物が配置された場合に、棚のオブジェクトと置物のオブジェクトとをグループ化して処理することを特徴とする。
この為、図15に示される如く、実施例1に加えてオブジェクトグループデータベース200と、グループ化処理部14とを設ける。
オブジェクトグループデータベース200には、図16に示す如く、1グループ内のオブジェクトが木構造で記述されている。例えば、図16では、棚のオブジェクトを最上位として、この下位に箱のオブジェクト、この下位に置物のオブジェクト、おもちゃのオブジェクトが並列的に記述されている。
このような場合において、グループ化処理部14は、棚が移動されると、その下位に記述されているオブジェクト、箱と、この下位の置物、おもちゃが一緒に移動されるよう画像描画部13に指示をして描画させる。また、箱が移動されると、その下位に記述されているオブジェクト、置物、おもちゃが一緒に移動されるよう画像描画部13に指示をして描画させる。
以上で具体的な実施例の説明を終わるが、本発明は実施例に限定されない。例えば、実施例1で示した情報処理装置の一部の機能を、ネットワーク上のサーバに移行させ、ネットワークゲームに適用することも可能である。
また、オブジェクトの基準点についても、オブジェクト画像の中心に設定するようにしても良い。
図1は本発明を説明する為の図である。
図2は本発明を説明する為の図である。
図3は本発明を説明する為の図である。
図4は本発明を説明する為の図である。
図5は本発明を説明する為の図である。
図6は本発明を説明する為の図である。
図7は本発明を説明する為の図である。
図8は本発明を説明する為の図である。
図9は本発明を説明する為の図である。
図10は本発明を説明する為の図である。
図11は本発明を説明する為の図である。
図12は本発明の実施例1にかかる画像描画装置のブロック図である。
図13はオブジェクト画像データベース10の一例を示す図である。
図14は実施例1の動作フローチャートである。
図15は実施例2の構成を示す図である。
図16はオブジェクトグループデータベース200を示す図である。
符号の説明
1 入力部
2 モニター
3 CPU
4 記憶部
5 メインメモリ
10 オブジェクト画像データベース
11 オブジェクト移動命令部
12 描画順序決定部
13 画像描画部
14 グループ化処理部
121 描画順序決定部
122 基準点比較部

Claims (21)

  1. 二次元画像において、所定の背景画像内にオブジェクトを配置、又は前記背景画像中をオブジェクトが移動する際の画像描画方法であって、
    オブジェクトを表すオブジェクト画像に基準点を設定し、背景画像にオブジェクト画像を、配置又は前記背景画像中をオブジェクトが移動することにより、オブジェクト画像同士が重なった場合、前記オブジェクト画像の基準点の位置を比較し、前記オブジェクト画像の基準点が前記背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクト画像から順に、前記背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画することを特徴とする画像描画方法。
  2. 二次元画像において、所定の背景画像内にオブジェクトを配置、又は前記背景画像中をオブジェクトが移動する際の画像描画方法であって、
    背景画像にオブジェクトを配置、又は前記背景画像中にオブジェクトを移動させる為に前記オブジェクトのオブジェクト画像の描画座標を変更するステップと、
    前記オブジェクト画像の描画座標が変更されてオブジェクトが重なった場合、前記オブジェクトに設定されている基準点の位置を比較し、前記オブジェクトの基準点の位置が前記背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクトから順に描画するように描画順序を決定するステップと、
    前記描画順序に従って、前記背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画するステップと
    を有することを特徴とする画像描画方法。
  3. オブジェクト画像の基準点を、前記オブジェクト画像の枠の下辺中心点に設定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像描画方法。
  4. 背景画像の奥方向に配置したいオブジェクト画像の基準点を、前記オブジェクト画像の枠の上辺中心点に設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像描画方法。
  5. 背景画像の床面から離して配置したいオブジェクト画像の基準点を、前記オブジェクト画像の枠から所定距離はなれた点に設定することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像描画方法。
  6. オブジェクトのサイズを規定するサイズパラメータを各オブジェクトに設定し、
    ユーザに起因するオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動により、オブジェクト同士が重なりあった場合、重なるオブジェクト同士のサイズパラメータを比較し、サイズが大きいオブジェクトから順にオブジェクト画像を上書きしつつ描画することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像描画方法。
  7. ユーザに起因するオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動により、サイズが大きいオブジェクトに、このオブジェクトよりもサイズが小さいオブジェクトが重ねられた場合、前記サイズが大きいオブジェクトと前記サイズが小さいオブジェクトとを木構造でグループ化し、
    グループ化されたオブジェクトが移動された場合、木構造において前記オブジェクトよりも下位に存在するオブジェクトも一緒に移動させることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像描画方法。
  8. 二次元画像において、擬似的な三次元空間画像を描画する画像描画システムであって、
    描画の基準となる基準点が設定されたオブジェクト画像のデータが記憶された記憶手段と、
    背景画像にオブジェクト画像を配置、又は前記背景画像中をオブジェクト画像が移動によるオブジェクト画像同士が重なりを検出する手段と、
    オブジェクト画像同士の重なりが検出された場合、重なったオブジェクト画像の基準点の位置を比較する手段と、
    前記比較結果に基づいて、前記オブジェクト画像の基準点が前記背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクト画像から順に、前記背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画する手段と
    を有することを特徴とする画像描画システム。
  9. 二次元画像において、擬似的な三次元空間画像を描画する画像描画システムであって、
    描画の基準となる基準点が設定されたオブジェクト画像のデータが記憶された記憶手段と、
    背景画像にオブジェクトを配置、又は前記背景画像中にオブジェクトを移動させる為に前記オブジェクトのオブジェクト画像の描画座標を変更する手段と、
    前記オブジェクト画像の描画座標が変更されてオブジェクトが重なった場合、前記オブジェクトの基準点の位置を比較し、前記オブジェクトの基準点の位置が前記背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクトから順に描画するように描画順序を決定する手段と、
    前記描画順序に従って、前記背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画する手段と
    を有することを特徴とする画像描画システム。
  10. オブジェクト画像の基準点が、前記オブジェクト画像の枠の下辺中心点に設定されていることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の画像描画システム。
  11. 背景画像の奥方向に配置したいオブジェクト画像の基準点が、前記オブジェクト画像の枠の上辺中心点に設定されていることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載の画像描画システム。
  12. 背景画像の床面から離して配置したいオブジェクト画像の基準点が、前記オブジェクト画像の枠から所定距離はなれた点に設定されていることを特徴とする請求項8から請求項11のいずれかに記載の画像描画システム。
  13. 各オブジェクトのサイズを規定するサイズパラメータが記憶された記憶手段と、
    ユーザによるオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動によるオブジェクト同士の重なりを検出する検出手段と、
    ユーザに起因するオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動により、オブジェクト同士が重なりあった場合、重なるオブジェクト同士のサイズパラメータを比較し、サイズが大きいオブジェクトから順にオブジェクト画像を上書きしつつ描画する手段と
    を有することを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに記載の画像描画システム。
  14. ユーザに起因するオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動により、サイズが大きいオブジェクトに、このオブジェクトよりもサイズが小さいオブジェクトが重ねられた場合、前記サイズが大きいオブジェクトと前記サイズが小さいオブジェクトとを木構造でグループ化して記憶する手段と、
    グループ化されたオブジェクトが移動された場合、前記記憶されている木構造において前記オブジェクトよりも下位に存在するオブジェクトも一緒に移動させるように描画する手段と
    を有することを特徴とする請求項8から請求項13のいずれかに記載の画像描画システム。
  15. 情報処理装置を、二次元画像において、擬似的な三次元空間画像を情報処理装置に描画させる画像描画プログラムであって、
    前記画像描画プログラムは前記情報処理装置を、
    背景画像にオブジェクト画像を配置、又は前記背景画像中をオブジェクト画像が移動によるオブジェクト画像同士が重なりを検出する手段と、
    オブジェクト画像同士の重なりが検出された場合、重なったオブジェクト画像に設定されている基準点の位置を比較する手段と、
    前記比較結果に基づいて、前記オブジェクト画像の基準点が前記背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクト画像から順に、前記背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画する手段と
    して機能させるることを特徴とする画像描画プログラム。
  16. 情報処理装置を、二次元画像において、擬似的な三次元空間画像を情報処理装置に描画させる画像描画プログラムであって、
    前記画像描画プログラムは前記情報処理装置を、
    背景画像にオブジェクトを配置、又は前記背景画像中にオブジェクトを移動させる為に前記オブジェクトのオブジェクト画像の描画座標を変更する手段と、
    前記オブジェクト画像の描画座標が変更されてオブジェクトが重なった場合、前記オブジェクトに設定されている基準点の位置を比較し、前記オブジェクトの基準点の位置が前記背景画像の擬似的な奥行き方向に対して後ろにあるオブジェクトから順に描画するように描画順序を決定する手段と、
    前記描画順序に従って、前記背景画像上にオブジェクト画像を上書きしつつ描画する手段と
    して機能させることを特徴とする画像描画プログラム。
  17. オブジェクト画像の基準点が、前記オブジェクト画像の枠の下辺中心点に設定されていることを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の画像描画プログラム。
  18. 背景画像の奥方向に配置したいオブジェクト画像の基準点が、前記オブジェクト画像の枠の上辺中心点に設定されていることを特徴とする請求項15から請求項17のいずれかに記載の画像描画プログラム。
  19. 背景画像の床面から離して配置したいオブジェクト画像の基準点が、前記オブジェクト画像の枠から所定距離はなれた点に設定されていることを特徴とする請求項15から請求項18のいずれかに記載の画像描画プログラム。
  20. 前記画像描画プログラムは前記情報処理装置を、
    ユーザによるオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動によるオブジェクト同士の重なりを検出する検出手段と、
    ユーザに起因するオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動により、オブジェクト同士が重なりあった場合、重なるオブジェクト同士のサイズを規定したサイズパラメータを比較し、サイズが大きいオブジェクトから順にオブジェクト画像を上書きしつつ描画する手段と
    して機能させることを特徴とする請求項15から請求項19のいずれかに記載の画像描画プログラム。
  21. 前記画像描画プログラムは前記情報処理装置を、
    ユーザに起因するオブジェクトの配置又はオブジェクトの移動により、サイズが大きいオブジェクトに、このオブジェクトよりもサイズが小さいオブジェクトが重ねられた場合、前記サイズが大きいオブジェクトと前記サイズが小さいオブジェクトとを木構造でグループ化して記憶する手段と、
    グループ化されたオブジェクトが移動された場合、前記記憶されている木構造において前記オブジェクトよりも下位に存在するオブジェクトも一緒に移動させるように描画する手段と
    して機能させることを特徴とする請求項15から請求項20のいずれかに記載の画像描画プログラム。
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