JP4697558B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関し、例えば離間して設けられた2画面上にそれぞれタッチパネルが設けられ、当該タッチパネル間を継続してドラッグさせる場合に適用して好適なものである。
従来、携帯型の情報処理装置においては、2つの表示部及び当該2つの表示部上にそれぞれタッチパネルが設けられており、持ち運び時には、当該2つの表示部が対向するように折り畳めるようになされたものが考案されている。
このような情報処理装置では、2つの表示部が設けられていることにより、より多くの表示情報をユーザに目視させることができると共に、持ち運び時に折り畳めるようになされていることにより、簡易に持ち運ばせることができる。
しかしながら、この情報処理装置では、2つのタッチパネルが独立して設けられているため、一方のタッチパネルから他方のタッチパネルへ継続したドラッグを一連のドラッグとして認識することができないという問題があった。
そこで情報処理装置のなかには、一方のタッチパネルがドラッグされた後、所定時間以内に他方のタッチパネルがドラッグされた場合、その操作を継続したドラッグとみなし、当該継続したドラッグに応じた処理を実行するようになされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−311757号公報
ところで上述した情報処理装置では、一方のタッチパネルから他方のタッチパネルへ操作が移行される間の時間がユーザごと或いはその時々の状況によって異なるので、継続したドラッグを精度よく検出することができないという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、タッチパネルとしての接触操作部間に対する継続したドラッグを精度よく検出し得る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の情報処理装置においては、所定間隔離されて設けられ、操作子により接触された位置を検出する複数の接触操作部と、複数の接触操作部に対して、操作子が接触した状態で移動されるドラッグを検出するドラッグ検出部と、複数の接触操作部に対する振動量を検出する振動検出部と、ドラッグ検出部により複数の接触操作部の中から任意の接触操作部がドラッグされたことが検出された後、当該任意の接触操作部に隣接する他の接触操作部がドラッグされたことを検出されるまでの間に、振動検出部により検出された振動量を取得する振動取得部と、振動取得部により取得された振動量に基づいて、任意の接触操作部に対するドラッグと他の接触操作部に対するドラッグとが継続しているか否かを判定するドラッグ判定部とを設けるようにした。
また本発明の情報処理方法においては、所定間隔離されて設けられ、操作子により接触された位置を検出する複数の接触操作部に対して、操作子が接触した状態で移動されるドラッグを検出するドラッグ検出ステップと、ドラッグ検出ステップにより複数の接触操作部の中から任意の接触操作部がドラッグされたことが検出された後、当該任意の接触操作部に隣接する他の接触操作部がドラッグされたことを検出されるまでの間に、振動検出部により検出された複数の接触操作部に対する振動量を取得する振動情報取得ステップと、振動取得ステップにより取得された振動量に基づいて、他の接触操作部に対するドラッグが、任意の接触操作部に対するドラッグから継続されているか否かを判定するドラッグ判定ステップとを設けるようにした。
さらに本発明の情報処理プログラムにおいては、コンピュータに対して、所定間隔離されて設けられ、操作子により接触された位置を検出する複数の接触操作部に対して、操作子が接触した状態で移動されるドラッグを検出するドラッグ検出ステップと、ドラッグ検出ステップにより複数の接触操作部の中から任意の接触操作部がドラッグされたことが検出された後、当該任意の接触操作部に隣接する他の接触操作部がドラッグされたことを検出されるまでの間に、振動検出部により検出された複数の接触操作部に対する振動量を取得する振動情報取得ステップと、振動取得ステップにより取得された振動量に基づいて、他の接触操作部に対するドラッグが、任意の接触操作部に対するドラッグから継続されているか否かを判定するドラッグ判定ステップとを実行させるようにした。
これにより、任意の接触操作部から他の接触操作部へのドラッグが継続されていることを、当該接触操作部に対する振動量に基づいて判定するので、接触操作部に対する操作子の接触状況を考慮してドラッグが継続されているか否かを判定することができる。
以上のように本発明によれば、任意の接触操作部から他の接触操作部へのドラッグが継続されていることを、当該接触操作部に対する振動量に基づいて判定するので、接触操作部に対する操作子の接触状況を考慮してドラッグが継続されているか否かを判定することができ、かくして接触操作子間への連続操作を精度よく検出し得る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実現できる。
第1及び第2の実施の形態における情報処理装置の外観構成を示す略線図である。 第1の実施の形態における情報処理装置の回路構成を示す略線図である。 タッチパネルの座標系を示す略線図である。 上下に分割した画面表示の一例を示す略線図である。 タッチパネル間ドラッグの様子を示す略線図である。 タッチパネルに対する振動を示す略線図である。 第1の実施の形態におけるタッチパネル間ドラッグ検出処理手順の説明に供するフローチャートである。 第1の実施の形態における情報処理装置の機能的構成を示す略線図である。 第2の実施の形態における情報処理装置の回路構成を示す略線図である。 開き角の算出の様子を示す略線図である。 第2の実施の形態におけるタッチパネル間ドラッグ検出処理手順(1)の説明に供するフローチャートである。 第2の実施の形態におけるタッチパネル間ドラッグ検出処理手順(2)の説明に供するフローチャートである。 第2の実施の形態における情報処理装置の機能的構成を示す略線図である。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下実施形態とする)について説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
3.他の実施の形態
<1.第1の実施の形態>
[1−1.情報処理装置の外観構成]
図1(A)、(B)及び(C)において、第1の実地の形態における情報処理装置1の外観構成を示す。因みに図1(B)は、図1(A)におけるA−A断面図である。
この情報処理装置1では、第1筐体部2及び第2筐体部3が例えばヒンジ等でなる連結部4A及び4Bにより互いに離間する方向又は接近する方向へ回転可能に連結されると共に、電気的に接続される。
この第1筐体部2及び第2筐体部3は、その前面2A及び3Aが共に略長方形状に形成された扁平形状である。
第1筐体部2は、その前面2Aに例えばLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(ElectroLuminescence)等でなる第1表示部5が設けられている。また第1表示部5には、その表示面5Aとほぼ同じ大きさの透明な例えば静電容量式でなる第1タッチパネル6が、その表示面5A全体を覆うように設けられている。
第2筐体部3は、その前面3Aに例えばLCD、有機EL等でなる第2表示部7が設けられている。また第2表示部7には、その表示面7Aとほぼ同じ大きさの透明な例えば静電容量式でなる第2タッチパネル8が、その表示面7A全体を覆うように設けられている。
情報処理装置1は、第1筐体部2の前面2Aと第2筐体部3の前面3Aとが平行でかつ同一方向を向いた状態にされた場合、前面2Aと前面3Aとの開き角が180度である開いた状態(以下、これを全開状態とも呼ぶ)となる(図1(A))。
そして全開状態において情報処理装置1は、例えば第1筐体部2の第1表示部5が上画面、第2筐体部3の第2表示部7が下画面としてユーザに使用される。
第1筐体部2では、前面2Aと第1タッチパネル6のユーザにタッチされる面(以下、これをタッチ面とも呼ぶ)6Aとが同一平面上に配置されるように、当該第1タッチパネル6が表示部5上に設けられている(図1(B))。
また第2筐体部3では、前面3Aと第2タッチパネル8のタッチ面8Aとが同一平面上に配置されるように、第2タッチパネル8が表示部7上に設けられている。
さらに情報処理装置1では、全開状態において、第1筐体部2の前面2Aと第2筐体部3の前面3Aとが同一平面上に配置されるように、連結部4A及び4Bを介して第1筐体部2と第2筐体部3とが接続されている。
従って情報処理装置1では、全開状態において、第1筐体部2の前面2A、第2筐体部3の前面3A、第1タッチパネル6のタッチ面6A及び第2タッチパネル8のタッチ面8Aが同一平面上に配置される。
ところで情報処理装置1では、第1筐体部2及び第2筐体部3で第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8が設けられていない左右の両端縁の幅より連結部4A及び4Bがそれぞれ短い。
そのため情報処理装置1では、全開状態において、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8との間の領域(以下、これを隙間領域とも呼ぶ)9が当該第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8の長手方向に渡って平らとなる(図1(B))。
一方、情報処理装置1は、第1筐体部2の前面2Aと第2筐体部3の前面3Aとが当接された場合、前面2Aと前面3Aとの開き角が0度の閉じた状態(以下、これを閉状態とも呼ぶ)となる(図1(C))。
[1−2.情報処理装置の回路構成]
次に、上述した情報処理装置1の回路構成について説明する。図2に示すように、情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)11が、不揮発性メモリ12に格納された基本プログラムをRAM13に読み出して実行することより、バス15を介して全体を統括制御するようになされている。
またCPU11は、不揮発性メモリ12に記憶された各種アプリケーションプログラムをRAM13に読み出して実行することにより、各種機能を実現するようになされている。
CPU11は、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8から、タッチされた位置(以下、これをタッチ位置とも呼ぶ)に応じた信号が与えられると、その信号に基づき第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8のタッチ位置を座標として検出する。
ここで第1タッチパネル6では、図3(A)に示すように、左上隅を原点Oaとし、当該第1タッチパネル6の長手方向をXa軸、短手方向をYa軸として第1座標系が設定される。また第2タッチパネル8では、左上隅を原点Obとし、当該第2タッチパネル8の長手方向をXb軸、短手方向をYb軸として第2座標系が設定される。
因みに第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8は、第1表示部5及び第2表示部7の画面解像度と一致する検出精度を有しており、当該検出精度に基づく座標を検出するようになされている。
すなわち第1表示部5の画面解像度が例えば640×480画素でなるVGA(Video Graphics Array)であった場合、CPU11は、Xa軸方向に1〜640、Ya軸方向に1〜480の範囲で第1タッチパネル6におけるタッチ位置の座標を検出する。
同様に第2表示部7の画面解像度が例えば640×480画素でなるVGAであった場合、CPU11は、Xb軸方向に1〜640、Yb軸方向に1〜480の範囲で第2タッチパネル8におけるタッチ位置の座標を検出する。
そしてCPU11は、図3(B)に示すように、第1座標系と第2座標系とを1つの絶対座標系に変換することにより、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8のタッチ位置を1つの座標系で検出し得るようになされている。
この絶対座標系は、第1タッチパネル6の左上隅を原点Oとし、当該第1タッチパネル6の長手方向がX軸、短手方向がY軸に設定される。
ところで情報処理装置1では、第1タッチパネル6と第2タッチパネル8との間に隙間領域9が設けられている。そこで情報処理装置1では、隙間領域9のY軸方向の物理的な距離に対応する絶対座標系におけるY軸方向の座標距離が隙間情報として予め不揮発性メモリ12に記憶されている。
例えば、隙間領域9のY軸方向の物理的な距離が1[cm]で、第1表示部5及び第2表示部7の画素ピッチが0.1[mm]であった場合、隙間領域9のY軸方向の物理的な距離に対応する座標距離である「100」が隙間情報とされる。
従ってCPU11は、第2タッチパネル8のタッチ位置を検出する際、予め不揮発性メモリ12に記憶された隙間情報を読み出す。そしてCPU11は、隙間情報に基づく隙間領域9のY軸方向の物理的な距離に対応する座標距離である「100」と第1タッチパネル6のY軸方向の座標範囲である「480」とを基に、第2タッチパネル8の左上隅の座標(1、581)を算出する。
そしてCPU11は、第2タッチパネル8のタッチ位置の座標を、当該第2タッチパネル8の左上隅の座標(1、581)を基準に検出する。
このようにしてCPU11は、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対するタッチ位置の座標を検出し得るようになされている。
そしてCPU11は、検出したタッチ位置に対応する座標に、命令が対応付けられているかどうかを判別して、命令が対応付けられていると判別した場合には、その命令に応じて、各種処理を行う。
具体的には、CPU11は、図4(A)に示すように、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8に対するユーザ操作に応じて、Webブラウザのプログラムを実行すると、無線通信ユニット(図示せず)を介してWebページのデータを取得する。
そしてCPU11は、取得したWebページのデータに基づいたWebブラウザ画面G1を分割して第1表示部5及び第2表示部7に表示する。
このときCPU11は、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8に対して例えばユーザの指が接触されたまま擦る操作(以下、これをドラッグとも呼ぶ)が例えば上下方向に行われた場合、当該ドラッグに応じた命令として、Webブラウザ画面G1を上下方向へ移動表示する。
またCPU11は、図4(B)に示すように、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8に対するユーザ操作に応じて、地図表示のプログラムを実行すると、不揮発性メモリ12から地図画像のデータを読み出す。
そしてCPU11は、読み出した地図画像のデータに基づいた地図画面G2を第1表示部5及び第2表示部7に分割して表示する。
このときCPU11は、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8に対して上下方向にドラッグが行われた場合、当該上下方向のドラッグに応じて、例えば地図画面G2をズームイン又はズームアウトして表示する。
またCPU11は、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8に対して円を描くようなドラッグが行われた場合、当該円を描くようなドラッグに応じて、例えば地図画面G2を回転させて表示する。
さらにCPU11は、図4(C)に示すように、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8に対するユーザ操作に応じて、動画再生のプログラムを実行すると、不揮発性メモリ12から動画のデータを読み出す。
そしてCPU11は、読み出した動画のデータに基づいた動画像G3を第1表示部5及び第2表示部7に分割して表示する。
このときCPU11は、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8に対して上下方向にドラッグが行われた場合、当該上下方向のドラッグに応じて、例えばボリュームを増加又は減少させるようになされている。
またCPU11は、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8に対して左右方向にドラッグが行われた場合、当該左右方向のドラッグに応じて、例えば動画像G3の早送り又は巻き戻しを行うようになされている。
このようにCPU11は、各種プログラムを実行すると、当該各種プログラムに対してそれぞれ割り当てられたドラッグに応じた処理を実行するようになされている。
かかる構成に加えて情報処理装置1(図2)では、例えば第2筐体部3に加速度センサ14が設けられている。この加速度センサ14は、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8の長手方向の加速度と、短手方向の加速度と、当該第1タッチパネル6のタッチ面6A及び第2タッチパネル8のタッチ面8Aに垂直な方向の加速度とを測定し得るようになされている。因みに第1の実施の形態においては、重力加速度については考えないものとする。
[1−3.タッチパネル間ドラッグ検出処理]
CPU11は、本発明の情報処理プログラムとしてのタッチパネル間ドラッグ検出処理プログラムを不揮発性メモリ12から読み出して実行することにより、タッチパネル間ドラッグ検出処理を実行する。
具体的には、CPU11は、図5に示すように、第1タッチパネル6のタッチ位置P0が指FNによってタッチされると、当該タッチ位置P0の座標(400、280)及びその時の時刻t0を検出する。このときCPU11は、タッチ位置P0の座標(400、280)及び時刻t0を関連付けてドラッグ情報として不揮発性メモリ12に記憶する。
そしてCPU11は、ユーザの指FNにタッチされ続けている場合、所定時間間隔ごとにタッチ位置の座標を検出し続ける。このときCPU11は、タッチされ続けていることを検出し、かつタッチ位置が変化した場合、この一連のタッチ操作をドラッグとして検出する。
CPU11は、例えば時刻t0から所定間隔時間を経た時刻t1において第1タッチパネル6のタッチ位置P1が指FNによりタッチされると、そのタッチ位置P1の座標(300、380)を検出する。そしてCPU11は、タッチ位置P1の座標(300、380)及び時刻t1を関連付けてドラッグ情報として記憶する。
さらにCPU11は、指FNが第1タッチパネル6の外側へ移動され、当該第1タッチパネル6に対する指FNによるドラッグが検出されなくなる直前のタッチ位置P2の座標(200、480)を検出する。このときCPU11は、タッチ位置P2の座標(200、480)とその時の時刻t2とを関連付けてドラッグ情報として記憶する。
ここで、タッチ位置P2のY座標が「480」であった場合、すなわち指FNが第1タッチパネル6の下辺6Bから外側へ移動された場合、当該指FNは第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へ継続したドラッグ(以下、これをタッチパネル間ドラッグとも呼ぶ)を行う場合が考えられる。
そこでCPU11は、不揮発性メモリ12に記憶されたドラッグ情報に基づいて、第2タッチパネル8のうち、指FNにタッチされるであろう座標範囲を許容着地エリアTAとして算出する。
具体的には、CPU11は、ドラッグ情報を不揮発性メモリ12から読み出すと、当該ドラッグ情報から、第1タッチパネル6に対するドラッグが検出されなくなる直前のタッチ位置P2の座標(200、480)とその時の時刻t2とを抽出する。
またCPU11は、タッチ位置P2がタッチされた時刻t2から例えば1秒前のタッチ位置の座標をドラッグ情報から検索する。このときCPU11は、時刻t2から1秒前が時刻t1であった場合、当該時刻t1と対応付けられたタッチ位置P1の座標(300、380)をドラッグ情報から抽出する。
そしてCPU11は、タッチ位置P1の座標(300、380)とタッチ位置P2の座標(200、480)とから当該タッチ位置P1及びP2を結ぶ直線を算出する。そしてCPU11は、算出した直線と第2タッチパネル8の上辺8Bに相当するY座標が「581」である座標範囲との交点である予測着地位置TPの座標(100、581)を算出する。
ところでユーザがタッチパネル間ドラッグを行う際、ほぼ直線的にドラッグすることが想定されるが、多少のずれを生じる場合が考えられる。
そこでCPU11は、タッチ位置P2の座標(200、480)と予測着地位置TPの座標(100、581)とのX軸方向の差分値(この場合、100)を算出する。
そしてCPU11は、予測着地位置TPとを基準として、X軸の正負方向にそれぞれ算出した差分値の例えば20%に相当する範囲を設定することにより、座標(80、581)〜(120、581)でなる許容着地エリアTAを算出する。
一方、加速度センサ14は、CPU11により第1タッチパネル6に対するドラッグが検出されなくなった時点から、所定間隔ごとの加速度を随時検出し、当該検出した加速度を加速度情報として不揮発性メモリ12へ記録する。
そしてCPU11は、第1タッチパネル6に対するドラッグが検出されなくなった時点から、所定時間より経過したか否かを判断する。
この所定時間は、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へタッチパネル間ドラックがユーザに行われるであろう時間よりも十分に長い例えば5秒に設定されている。従ってCPU11は、第1タッチパネル6に対するドラッグが検出されなくなり、かつタッチ位置P2がタッチされたことを検出した時点から所定時間経過したら、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へタッチパネル間ドラックが行われないと判定する。
CPU11は、第1タッチパネル6に対するドラッグが検出されなくなり、かつタッチ位置P2がタッチされたことを検出した時刻t2から所定時間以内に第2タッチパネル8がタッチされた場合、そのタッチ位置P3を検出すると共に、その時の時刻t3を取得する。
このときCPU11は、加速度センサ14に対して、加速度の検出を終了するように制御する。従って加速度センサ14は、時刻t2から時刻t3まで間、所定時間間隔置きに加速度を測定し、その測定した加速度を加速度情報として不揮発性メモリ12へ記録する。
ところで加速度センサ14は、図6(A)及び(D)に示すように、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8が指FNにより押下操作される際、タッチ面6A又はタッチ面8Aに対して垂直方向の振動を加速度として検出する。
ここでタッチ面6A及びタッチ面8Aに対する垂直方向をZ軸として定義し、タッチ面6A及びタッチ面8Aから第1筐体部2の背面及び第2筐体部3の背面(図示せず)へ向かう方向を正方向と定義する。
従って加速度センサ14は、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8が指FNにより押下操作される際、当該押下操作により生じるZ軸正方向の振動を加速度として検出する。
また加速度センサ14は、図6(B)及び(E)に示すように、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8から指FNが離される操作(以下、これを離す操作とも呼ぶ)が行われる際、当該離す操作により生じるZ軸負方向の振動を加速度として検出する。
これに対して、加速度センサ14は、図6(C)及び(F)に示すように、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8が指FNによりドラッグされる際、Z軸方向の微小な振動だけを加速度として検出する。これは、押下操作や離す操作が行われる際に生じる力が加えられないためである。
従ってCPU11は、タッチ位置P3が許容着地エリアTA内であるか否かを判断し、タッチ位置P3が許容着地エリアTA内であった場合、不揮発性メモリ12から読み出した加速度情報に基づくZ軸方向の加速度の絶対値が閾値以内か否かを判断する。
この閾値は、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8に対して指FNにより押下操作又は離す操作が行われた際に生じる振動に起因したZ軸方向の加速度の絶対値より小さな値に設定される。また閾値は、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8に対するドラッグにより生じる振動に起因した加速度の絶対値より大きな値が設定される。
そしてCPU11は、不揮発性メモリ12から読み出した加速度情報に基づくZ軸方向の加速度の絶対値が閾値以内であった場合、指FNにより押下操作及び離す操作が行われていないと判断する。
このときCPU11は、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へタッチパネル間ドラッグがユーザにより行われていると判定し、第1タッチパネル6に対するドラッグと第2タッチパネル8に対するドラッグとを継続したドラッグとして検出するようになされている。
因みにCPU11は、タッチパネル間ドラッグがユーザに行われていないと判定した場合、第1タッチパネル6に対するドラッグをキャンセルし、第2タッチパネル8に対するドラッグを新たなドラッグとして検出するようになされている。
[1−4.タッチパネル間ドラッグ検出処理手順]
次に、上述したタッチパネル間ドラッグ検出処理の手順を図7のフローチャートを用いて説明する。実際上、CPU11は、ルーチンRT1の開始ステップから入ってステップSP1へ移り、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8がドラッグされたか否かを検出する。
ここで否定結果が得られると、このことは、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8がドラッグされていないことを意味し、ステップSP1へ戻り、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8がドラッグされるまで待ち受ける。
これに対してステップSP1で肯定結果が得られると、このことは、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8がドラッグされたことを意味し、次のステップSP2へ移る。ステップSP2においてCPU11は、所定時間間隔ごとにタッチ位置の座標を検出し、当該タッチ位置の座標とタッチされた時刻とを関連付けてドラッグ情報として不揮発性メモリ12に記録し、次のステップSP3へ移る。
ステップSP3においてCPU11は、例えばステップSP2において第1タッチパネル6がドラッグされた場合、当該第1タッチパネル6に対するドラッグが継続されているか否かを判断する。
ここで肯定結果が得られると、このことは、第1タッチパネル6が指FNによってドラッグされていることを意味し、このときCPU11はステップSP3へ戻り、第1タッチパネル6に対するドラッグが検出されなくなるまで繰り返す。
これに対してステップSP3において否定結果が得られると、このことは、第1タッチパネル6に対するドラッグが検出できなくなったことを意味し、次のステップSP4へ移る。
ステップSP4においてCPU11は、ドラッグ情報に基づいて予測着地位置TPを算出すると共に、当該予測着地位置TPを基準としてX軸の正負方向に所定範囲でなる許容着地エリアTAを算出し、次のステップSP5へ移る。
ステップSP5においてCPU11は、加速度センサ14を制御することにより、所定時間間隔置きに加速度を測定させ、その測定された加速度を加速度情報として不揮発性メモリ12へ記録させ、次のステップSP6へ移る。
ステップSP6においてCPU11は、第1タッチパネル6に対するドラッグを検出できなくなった時点から、第2タッチパネル8が所定時間以内にタッチされたか否かを判断する。
ここで否定結果が得られると、このことは、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へタッチパネル間ドラックが行われないことを意味し、このときCPU11はステップSP10へ移る。
これに対してステップSP6において肯定結果が得られると、このことは、第2タッチパネル8が、第1タッチパネル6に対するドラッグが検出されなくなった時点から所定時間以内にタッチされたことを意味し、次のステップSP7へ移る。
ステップSP7においてCPU11は、第2タッチパネル8に対するタッチ位置が許容着地エリアTA内であるか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことは、第2タッチパネル8に対するタッチ位置が許容着地エリアTA外であることを意味し、このときCPU11はステップSP10へ移る。
これに対してステップSP7において肯定結果が得られると、このことは、第2タッチパネル8に対するタッチ位置が許容着地エリアTA内であることを意味し、このときCPU11は次のステップSP8へ移る。
ステップSP8においてCPU11は、ステップSP5において記録された加速度情報に基づくZ軸方向の加速度の絶対値が閾値以内か否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことは、指FNにより第2タッチパネル8に対して押下操作又は離す操作が行われたことを意味し、このときCPU11はステップSP10へ移る。
これに対してステップSP8において肯定結果が得られると、このことは、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へタッチパネル間ドラッグがユーザに行われたを意味し、このときCPU11は次のステップSP9へ移る。
ステップSP9においてCPU11は、第1タッチパネル6に対するドラッグと第2タッチパネル8に対するドラッグとを継続したドラッグとして検出し、次のステップSP11へ移って処理を終了する。
一方、ステップSP10においてCPU11は、第1タッチパネル6に対するドラッグをキャンセルし、第2タッチパネル8に対するドラッグを新たなドラッグとして検出し、次のステップSP11へ移って処理を終了する。
因みにCPU11は、タッチパネル間ドラッグ検出処理を終了すると、再び当該タッチパネル間ドラッグ検出処理を実行するようになされており、例えば情報処理装置1が起動している間、常にタッチパネル間ドラッグ検出処理を実行するようになされている。
[1−5.動作及び効果]
以上の構成において、全開状態で情報処理装置1は、第1タッチパネル6のタッチ面6Aと、第2タッチパネル8のタッチ面8Aと、隙間領域9とが同一平面上に配置される。
そして情報処理装置1は、全開状態で例えば第1タッチパネル6がドラッグされたことを検出した後、第1タッチパネル6に対するドラッグを検出できなくなり、かつ下辺6Bに相当する座標範囲のいずれかがドラッグによりタッチされたことを検出する。
このとき情報処理装置1は、加速度センサ14により第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対する振動を加速度として検出する。また情報処理装置1は、ユーザによりタッチパネル間ドラッグが行われた際にタッチされるであろう第2タッチパネル8の座標範囲を許容着地エリアTAとして算出する。
そして情報処理装置1は、第1タッチパネル6に対するドラッグを検出できなくなった時点から、第2タッチパネル8が所定時間以内にタッチされたか否か判断する。
これにより情報処理装置1は、タッチパネル間ドラッグが行われないのに加速度センサ14により加速度を測定し続けるという処理負荷を低減することができる。
また情報処理装置1は、第2タッチパネル8が所定時間以内にタッチされた場合、第2タッチパネル8のタッチ位置が許容着地エリアTA内であるか否か判断する。
これにより情報処理装置1は、ユーザがタッチパネル間ドラッグを行わず第2タッチパネル8の任意の位置をタッチするような場合にはタッチパネル間ドラッグとして判定しないので、精度よくタッチパネル間ドラッグを検出することができる。
さらに情報処理装置1は、第2タッチパネル8のタッチ位置が許容着地エリアTA内であった場合、第1タッチパネル6に対するドラッグを検出できなくなった時点から第2タッチパネル8がタッチされるまでの間に加速度センサ14により測定されたZ軸方向の加速度の絶対値が閾値以内か否かを判断する。
情報処理装置1は、加速度センサ14により測定された加速度が閾値以内であった場合、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へ継続したドラッグであるタッチパネル間ドラッグが行われていると判定する。そして情報処理装置1は、第1タッチパネル6に対するドラッグと第2タッチパネル8に対するドラッグとを継続したドラッグとして検出するようにした。
これにより情報処理装置1は、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8に対して押下操作又は離す操作が行われた場合にはタッチパネル間ドラッグとして判定しないので、より精度よくタッチパネル間ドラッグを検出することができる。
このように情報処理装置1は、第1タッチパネル6がドラッグされた後、第2タッチパネル8が所定時間以内にタッチされ、そのタッチ位置が許容着地エリアTA内で、かつその間に測定された加速度が閾値以内であった場合、タッチパネル間ドラッグと判定する。
これにより情報処理装置1は、これらの条件を全て満たした場合のみをタッチパネル間ドラッグと判定するので、さらに精度よくタッチパネル間ドラッグを検出することができる。
以上の構成によれば、情報処理装置1は、第1タッチパネル6がドラッグされた後、第2タッチパネル8がドラッグされたことを検出されるまでの間に加速度センサ14により検出された加速度に基づいて、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対するドラッグが継続されているか否かを判定する。これにより情報処理装置1は、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対する指FNの接触状態を考慮してドラッグが継続しているか判定するので、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対する継続されたドラッグを精度よく検出することができる。
[1−6.情報処理装置の機能的構成]
ここで、第1の実施の形態における情報処理装置1の機能的な構成について説明する。図8に示すように、情報処理装置1は、接触操作部31、ドラッグ検出部32、振動検出部33、許容着地エリア算出部34及びドラッグ判定部35として機能する。
情報処理装置1では、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8が複数の接触操作部31として機能する。また情報処理装置1では、CPU11がドラッグ検出部32、振動情報取得部34、許容着地エリア算出部35、ドラッグ判定部36として機能する。さらに情報処理装置1では、振動検出部33として加速度センサ14が機能する。
従って情報処理装置1では、このような機能構成により上述したタッチパネル間ドラッグ検出処理を実行するようになされている。
<2.第2の実施の形態>
[2−1.情報処理装置の外観構成]
第2の実施の形態において、情報処理装置50(図1)は、第1の実施の形態と比較して、外観構成は同様に構成されているため、その説明は省略する。
[2−2.情報処理装置の回路構成]
図2と対応する部分に同一符号を付した図9に示すように、情報処理装置50は、第1の実施の形態における情報処理装置1の加速度センサ14に代えて、第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52が設けられている。
この第1加速度センサ51は、第1筐体部2の内部に設けられており、当該第1筐体部2におけるXa軸方向、Ya軸方向、及び第1筐体部2の前面2Aに垂直な方向(以下、これをZa軸方向とも呼ぶ)の加速度を測定し得るようになされている。
また第2加速度センサ52は、第2筐体部3の内部に設けられており、当該第2筐体部3におけるXb軸方向、Yb軸方向、及び第2筐体部3の前面3Aに垂直な方向(以下、これをZb軸方向とも呼ぶ)の加速度を測定し得るようになされている。
ところで情報処理装置50は、全開状態で使用されることを前提とした第1の実施の形態における情報処理装置1とは異なり、第1筐体部2と第2筐体部3とが任意の開き角に開いた状態で使用されることを前提としている。
このときCPU11は、図10に示すように、第1加速度センサ51により測定された、重力加速度gに起因する加速度成分が含まれるZa軸方向の加速度Z1を用いて、第1筐体部2の重力方向に対する傾き角θ1を算出する。
またCPU11は、第2加速度センサ52により測定された、重力加速度gに起因する加速度成分が含まれるZb軸方向の加速度Z2を用いて、第2筐体部3の重力方向に対する傾き角θ2を算出する。
そしてCPU11は、算出した第1筐体部2の傾き角θ1及び第2筐体部3の傾き角θ2を用い、次式
θ=180−θ1+θ2 ……(1)
によって第1筐体部2と第2筐体部3との開き角θを算出し得るようになされている。
[2−3.タッチパネル間ドラッグ検出処理]
CPU11は、本発明の情報処理プログラムとしてのタッチパネル間ドラッグ検出処理プログラムを不揮発性メモリ12から読み出して実行することにより、タッチパネル間ドラッグ検出処理を実行する。
CPU11は、第1の実施の形態と同様に、例えば第1タッチパネル6がユーザの指FNにタッチされ続けている場合、所定時間間隔ごとにタッチ位置の座標を検出し続ける。このときCPU11は、タッチ位置が変化した場合、当該タッチ操作をドラッグとして検出する。
またCPU11は、ドラッグを検出している間、第1タッチパネル6におけるタッチ位置の座標とその時の時刻とを関連付けてドラッグ情報として不揮発性メモリ12に記憶するようになされている。
そしてCPU11は、指FNが第1タッチパネル6の外側へ移動され、第1タッチパネル6に対して指FNによるドラッグが検出されなくなる直前のタッチ位置を検出すると、そのタッチ位置の座標及びその時の時刻をドラッグ情報として記憶する。
CPU11は、第1タッチパネル6に対して指FNによるドラッグが検出されなくなる直前のタッチ位置のY座標が「480」であった場合、第2タッチパネル8の指FNにタッチされるであろう座標範囲を許容着地エリアTAとして算出する。
一方、第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52は、CPU11により第1タッチパネル6に対するドラッグが検出されなくなった時点から、所定間隔ごとの加速度を随時検出するようになされている。また第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52は、検出した加速度を加速度情報として不揮発性メモリ12へ記録する。
そしてCPU11は、第1タッチパネル6に対するドラッグが検出されなくなる直前のタッチ位置を検出した時点から、所定時間より経過したか否かを判断する。
そしてCPU11は、所定時間以内に第2タッチパネル8がタッチされたことを検出し、当該検出したタッチ位置が許容着地エリアTA内であった場合、不揮発性メモリ12から加速度情報を読み出す。
そしてCPU11は、第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52により検出されたZa軸方向の加速度Z1及びZb軸方向の加速度Z2を用いて傾き角θ1及びθ2を算出する。またCPU11は、算出した傾き角θ1及びθ2を用いて(1)式により開き角θを算出する。
ところで情報処理装置50では、第1筐体部2と第2筐体部3との開き角θが小さい場合、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へタッチパネル間ドラッグが行われる場合でも、指FNにより第2タッチパネル8が押下操作されることが考えられる。
そこでCPU11は、算出した開き角θが予め設定された開き角閾値以内か否かを判断する。この開き角閾値は、第2タッチパネル8が押下操作された際に生じるZb軸方向の振動に起因する加速度が第2加速度センサ52によって検出されるであろう角度に設定される。
すなわち、第2加速度センサ52では、開き角θが開き角閾値より大きい場合、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へ指FNによりタッチパネル間ドラッグが行われても、押下操作された際に発生する振動に起因するZb軸方向の加速度が検出されない。
従ってCPU11は、開き角θが開き角閾値より大きい場合、第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52により測定された加速度Z1及び加速度Z2の絶対値に対して第1閾値を設定する。
この第1閾値は、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8に対して指FNにより押下操作又は離す操作が行われた際に発生する振動に起因した加速度成分だけの加速度Z1及びZ2の絶対値より小さな値に設定される。
また第1閾値は、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8に対してドラッグ時に生じる振動に起因した加速度成分だけの加速度Z1及びZ2の絶対値より大きな値が設定される。
そしてCPU11は、不揮発性メモリ12から加速度情報を読み出し、当該加速度情報に基づき、第1加速度センサ51により検出された加速度Z1の絶対値及び第2加速度センサ52により検出された加速度Z2の絶対値と第1閾値とをそれぞれ比較する。
このときCPU11は、加速度Z1の絶対値が第1閾値未満で、かつ加速度Z2の絶対値が第1閾値未満であると判断した場合、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へタッチパネル間ドラッグがユーザに行われていると判定する。
そしてCPU11は、第1タッチパネル6に対するドラッグと第2タッチパネル8に対するドラッグとを継続したドラッグとして検出するようになされている。
因みにCPU11は、第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52により検出された加速度Z1及び加速度Z2に対して予め重力加速度に起因する加速度成分を除去し、振動に起因する加速度成分だけを用いて第1閾値と比較する。
一方、開き角θが開き角閾値以内である場合、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へタッチパネル間ドラッグが行われる際、押下操作された際に発生する振動に起因するZb軸方向の加速度が第2加速度センサ52により検出されることが考えられる。
従ってCPU11は、第1加速度センサ51により測定された加速度Z1の絶対値に対して第1閾値を設定すると共に、第2加速度センサ52により測定された加速度Z2の絶対値に対して第2閾値を設定する。
この第2閾値は、第2タッチパネル8に対して指FNにより押下操作又は離す操作が行われた際に発生する振動に起因した加速度成分だけの加速度Z2の絶対値より大きな値が設定される。
そしてCPU11は、第1加速度センサ51により検出された加速度Z1の絶対値が第1閾値未満で、かつ第2加速度センサ52により検出された加速度Z2の絶対値が第2閾値未満であると判断した場合、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へタッチパネル間ドラッグが行われていると判定する。
このときCPU11は、第1タッチパネル6に対するドラッグと第2タッチパネル8に対するドラッグとを継続したドラッグとして検出するようになされている。
因みにCPU11は、第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52により検出された加速度Z1及び加速度Z2に対して予め重力加速度に起因する加速度成分を除去し、振動に起因する加速度成分だけを用いて第1閾値又は第2閾値と比較する。
またCPU11は、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へタッチパネル間ドラッグが行われていないと判断した場合、第1タッチパネル6に対するドラッグをキャンセルし、第2タッチパネル8に対するドラッグを新たなドラッグとして検出するようになされている。
[2−4.タッチパネル間ドラッグ検出処理手順]
次に、上述したタッチパネル間ドラッグ検出処理の手順を図11及びそれに続く図12のフローチャートを用いて説明する。実際上、CPU11は、ルーチンRT2の開始ステップから入ってステップSP21へ移り、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8がドラッグされたか否かを検出する。
ここで否定結果が得られると、このことは、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8がドラッグされていないことを意味し、ステップSP21へ戻り、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8がドラッグされるまで待ち受ける。
これに対してステップSP21で肯定結果が得られると、このことは、第1タッチパネル6又は第2タッチパネル8がドラッグされたことを意味し、次のステップSP22へ移る。ステップSP22においてCPU11は、所定時間間隔ごとにタッチ位置の座標を検出し、タッチ位置の座標とタッチされた時刻とを関連付けてドラッグ情報として不揮発性メモリ12に記録し、次のステップSP23へ移る。
ステップSP23においてCPU11は、例えば第1タッチパネル6がドラッグされた場合、当該第1タッチパネル6に対するドラッグが継続されているか否かを判断する。
ここで肯定結果が得られると、このことは、第1タッチパネル6が指FNによってドラッグされていることを意味し、このときCPU11はステップSP23へ戻り、第1タッチパネル6に対するドラッグが検出できなるまで繰り返す。
これに対してステップSP23において否定結果が得られると、このことは、第1タッチパネル6に対するドラッグが検出できなくなったことを意味し、次のステップSP24へ移る。
ステップSP24においてCPU11は、ドラッグ情報に基づいて予測着地位置TPを算出すると共に、当該予測着地位置TPを基準としてX軸正負方向に所定範囲でなる許容着地エリアTAを算出し、次のステップSP25へ移る。
ステップSP25においてCPU11は、第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52を制御することにより、所定時間間隔置きに加速度を測定させ、その測定された加速度を加速度情報として不揮発性メモリ12へ記録させ、次のステップSP26へ移る。
ステップSP26においてCPU11は、第1タッチパネル6に対するドラッグが検出されなくなった時点から、第2タッチパネル8が所定時間以内にタッチされたか否かを判断する。
ここで否定結果が得られると、このことは、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へタッチパネル間ドラックが行われないことを意味し、このときCPU11はステップSP33へ移る。
これに対してステップSP26において肯定結果が得られると、このことは、第2タッチパネル8が第1タッチパネル6に対するドラッグが検出されなくなった時点から所定時間以内にタッチされたことを意味し、このときCPU11は次のステップSP27へ移る。
ステップSP27においてCPU11は、第2タッチパネル8に対するタッチ位置が許容着地エリアTA内であるか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことは、第2タッチパネル8に対するタッチ位置が許容着地エリアTA外であることを意味し、このときCPU11はステップSP33へ移る。
これに対してステップSP27において肯定結果が得られると、このことは、第2タッチパネル8に対するタッチ位置が許容着地エリアTA内であることを意味し、このときCPU11は次のステップSP28へ移る。
ステップSP28においてCPU11は、ステップSP25において記録された加速度情報を基に、第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52により検出された加速度Z1及びZ2を用いて(1)式により開き角θを算出し、次のステップSP29へ移る。
ステップSP29においてCPU11は、ステップSP28において算出した開き角θに応じて、第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52により測定された加速度Z1及びZ2の絶対値に対する閾値を設定し、次のステップSP30へ移る。
具体的には、CPU11は、開き角θが開き角閾値より大きい場合、第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52により測定された加速度Z1及びZ2の絶対値に対する閾値を第1閾値に設定する。
またCPU11は、開き角θが開き角閾値以内の場合、第1加速度センサ51により測定された加速度Z1の絶対値に対する閾値を第1閾値に設定し、第2加速度センサ52により測定された加速度Z2の絶対値に対する閾値を第2閾値に設定する。
ステップSP30においてCPU11は、第1加速度センサ51により測定された加速度Z1の絶対値が第1閾値以内か否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことは、第1タッチパネル6に対して押下操作又は離す操作が行われたことを意味し、このときCPU11はステップSP33へ移る。
これに対してステップSP30において肯定結果が得られると、CPU11は次のステップSP31へ移る。ステップSP31においてCPU11は、第2加速度センサ52により測定された加速度Z2の絶対値がステップSP29で設定された第1閾値又は第2閾値以内か否かを判断する。
ここで否定結果が得られると、CPU11はステップSP33へ移る。これに対して肯定結果が得られると、このことは、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へタッチパネル間ドラッグがユーザにより行われていることを意味し、このときCPU11は次のステップSP32へ移る。
ステップSP32においてCPU11は、第1タッチパネル6に対するドラッグと第2タッチパネル8に対するドラッグとを継続したドラッグとして検出し、次のステップSP34へ移って処理を終了する。
一方、ステップSP33においてCPU11は、第1タッチパネル6に対するドラッグをキャンセルし、第2タッチパネル8に対するドラッグを新たなドラッグとして検出し、次のステップSP34へ移って処理を終了する。
因みにCPU11は、タッチパネル間ドラッグ検出処理を終了すると、再び当該タッチパネル間ドラッグ検出処理を実行するようになされており、例えば情報処理装置50が起動している間、常にタッチパネル間ドラッグ検出処理を実行するようになされている。
[2−5.動作及び効果]
以上の構成において、情報処理装置50は、第1タッチパネル6のタッチ面6Aと、第2タッチパネル8のタッチ面8Aとが開き角θに開かれた状態で、例えば第1タッチパネル6がドラッグされたことを検出する。
そして情報処理装置50は、第1タッチパネル6がドラッグされたことを検出した後、第1タッチパネル6に対するドラッグを検出できなくなり、かつ下辺6Bに相当する座標範囲のいずれかがドラッグによりタッチされたことを検出する。
このとき情報処理装置50は、第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52により第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対する振動を加速度としてそれぞれ測定する。また情報処理装置50は、ユーザがタッチパネル間ドラッグを行った際にユーザにタッチされるであろう第2タッチパネル8の座標範囲を許容着地エリアTAとして算出する。
そして情報処理装置50は、第1タッチパネル6に対するドラッグを検出できなくなった時点から、第2タッチパネル8が所定時間以内にタッチされたか否か判断する。
これにより情報処理装置50は、タッチパネル間ドラッグが行われないのに第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52により加速度を測定し続けるという処理負荷を低減することができる。
また情報処理装置50は、第2タッチパネル8が所定時間以内にタッチされた場合、第2タッチパネル8のタッチ位置が許容着地エリアTA内であるか否か判断する。
これにより情報処理装置50は、ユーザがタッチパネル間ドラッグを行わず第2タッチパネル8の任意の位置をタッチするような場合にはタッチパネル間ドラッグとして判定しないので、精度よくタッチパネル間ドラッグを検出することができる。
さらに情報処理装置50は、第2タッチパネル8のタッチ位置が許容着地エリアTA内であった場合、第1タッチパネル6と第2タッチパネル8との開き角θを、第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52により測定された加速度Z1及びZ2に基づいて算出する。
そして情報処理装置50は、算出した開き角θに応じて、第1加速度センサ51により測定された加速度Z1の絶対値に対して第1閾値、及び第2加速度センサ52により測定された加速度Z2の絶対値に対して第1又は第2閾値を設定する。
続いて情報処理装置50は、加速度Z1の絶対値及び加速度Z2の絶対値が設定した第1又は第2閾値以内か否かを判断する。そして情報処理装置50は、加速度Z1の絶対値及び加速度Z2の絶対値が設定した第1又は第2閾値以内であった場合、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へタッチパネル間ドラッグが行われていると判定する。そして情報処理装置50は、第1タッチパネル6に対するドラッグと第2タッチパネル8に対するドラッグとを継続したドラッグとして検出するようにした。
これにより情報処理装置50は、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対する振動に基づく加速度によりタッチパネル間ドラッグが行われたか否かを判定するので、精度よくタッチパネル間ドラッグを検出することができる。
このように情報処理装置50は、第1タッチパネル6がドラッグされた後、第2タッチパネル8が所定時間以内にタッチされ、そのタッチ位置が許容着地エリアTA内で、かつその間に測定された加速度が閾値以内であった場合、タッチパネル間ドラッグと判定する。
これにより情報処理装置50は、これらの条件を全て満たした場合のみをタッチパネル間ドラッグと判定するので、さらに精度よくタッチパネル間ドラッグを検出することができる。
以上の構成によれば、情報処理装置50は、第1タッチパネル6がドラッグされた後、第2タッチパネル8がドラッグされたことを検出されるまでの間に第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52により検出された振動に基づいて、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対するドラッグが継続しているか否かを判定する。これにより情報処理装置50は、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対する指FNの接触状態を考慮してドラッグが継続しているか判定するので、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対する継続されたドラッグを精度よく検出することができる。
[2−6.情報処理装置の機能的構成]
ここで、第2の実施の形態における情報処理装置50の機能的な構成について説明する。図8に示すように、情報処理装置1は、接触操作部31、ドラッグ検出部32、振動検出部33、許容着地エリア算出部34、ドラッグ判定部35、角度検出部61及び閾値設定部62として機能する。
情報処理装置50では、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8が複数の接触操作部31として機能する。また情報処理装置50では、CPU11がドラッグ検出部32、振動情報取得部34、許容着地エリア算出部35、ドラッグ判定部36、角度検出部61、閾値設定部62として機能する。さらに情報処理装置50では、振動検出部33として第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52が機能する。
従って情報処理装置50では、このような機能的構成により上述したタッチパネル間ドラッグ検出処理を実行するようになされている。
<3.他の実施の形態>
[3−1.他の実施の形態1]
上述した第1及び第2の実施の形態においては、第1タッチパネル6がドラッグされた後、第2タッチパネル8が所定時間以内にタッチされ、そのタッチ位置が許容着地エリアTA内で、かつその間に測定された加速度が閾値以内であった場合、タッチパネル間ドラッグと判定するようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、CPU11が、第1タッチパネル6がドラッグされた後、第2タッチパネル8がタッチされるまでの間に測定された加速度が閾値以内であった場合、タッチパネル間ドラッグと判定するようにしても良い。
またCPU11が、第1タッチパネル6がドラッグされた後、第2タッチパネル8がタッチされるまでの間に測定された加速度が閾値以内で、かつそのタッチ位置が許容着地エリアTA内であった場合、タッチパネル間ドラッグと判定するようにしても良い。
さらにCPU11が、第1タッチパネル6がドラッグされた後、第2タッチパネル8が所定時間以内にタッチされ、かつその間に測定された加速度が閾値以内であった場合、タッチパネル間ドラッグと判定するようにしてもよい。
[3−2.他の実施の形態2]
また上述した第1及び第2の実施の形態においては、静電容量式の第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8を設けるようにした場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8のタッチ位置の座標が検出できるのであれば、抵抗膜式、赤外線式、電磁誘導式等でなるタッチパネルを適用することができる。
[3−3.他の実施の形態3]
さらに上述した第1及び第2の実施の形態においては、着地予測位置TPを算出する際、第1タッチパネルに対するドラッグ情報を基にドラッグの軌跡を直線近似するようにした場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、ドラッグ情報を基にドラッグの軌跡を曲線近似し、当該近似された曲線と第2タッチパネルとの交点を着地予測位置TPとして算出するようにしても良い。
[3−4.他の実施の形態4]
さらに上述した第1の実施の形態においては、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対する振動を加速度センサ14により加速度として検出するようにした場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対する振動を例えばジャイロセンサにより角速度として検出するようにしても良い。
また上述した第2の実施の形態においては、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対する振動をそれぞれ第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52により加速度として検出するようにした場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8に対する振動をそれぞれ第1筐体部2及び第2筐体部3に設けられた例えばジャイロセンサにより角速度として検出するようにしても良い。
[3−5.他の実施の形態5]
さらに上述した第1及び第2の実施の形態においては、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8の2枚のタッチパネルを用いてタッチパネル間ドラッグをユーザに行わせるようにした場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、複数枚のタッチパネルを用いるようにしても良い。この場合、隣接するタッチパネルに対する継続したドラッグを検出することにより、例えば3枚等の複数枚に渡る継続したドラッグも検出することができる。
[3−6.他の実施の形態6]
さらに上述した第1及び第2の実施の形態においては、操作子として指FNにより第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8がタッチされて操作されるようにした場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8が例えば抵抗膜式でなるような場合、ペンなどによりタッチ操作させるようにしても良い。
[3−7.他の実施の形態7]
さらに上述した第2の実施の形態においては、第1加速度センサ51及び第2加速度センサ52により検出された加速度Z1及び加速度Z2を用いて(1)式により開き角θを算出するようにした場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば第1筐体部2と第2筐体部3との間に所定の角度測定器を設け、当該角度測定器により得られる値を基に開き角θを算出するようにしても良い。
[3−8.他の実施の形態8]
さらに上述した第1及び第2の実施の形態においては、第1筐体部2及び第2筐体部3における長手方向の第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8が設けられていない両端縁より連結部4A及び4Bがそれぞれ短くなるようにした場合いついて述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、第1筐体部2及び第2筐体部3における長手方向の第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8が設けられていない両端縁より連結部4A及び4Bがそれぞれ長くなるようにしても良い。
この場合、例えば情報処理装置1では、全開状態において、第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8との間の隙間領域9の連結部4A及び4Bが設けられた部分が突出することになる。このとき情報処理装置1では、タッチパネル間ドラッグがユーザによって行われた場合、連結部4A及び4Bにユーザの指FNが触れることにより、Y軸方向の振動が発生する。従って情報処理装置1は、第1タッチパネル6がドラッグされた後、第2タッチパネル8がタッチされるまでの間に測定されたY軸方向の加速度が所定値より大きい場合、タッチパネル間ドラッグが行われたと判定するようにすれば良い。
[3−9.他の実施の形態9]
さらに上述した第1及び第2の実施の形態においては、CPU11が不揮発性メモリ12に格納されているタッチパネル間ドラッグ検出処理プログラムに従い、上述したタッチパネル間ドラッグ検出処理を行うようにした場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、記憶媒体からインストールしたり、インターネットからダウンロードしたタッチパネル間ドラッグ検出処理プログラム、に従って上述したタッチパネル間ドラッグ検出処理を行うようにしても良い。またその他種々のルートによってインストールしたタッチパネル間ドラッグ検出処理プログラムに従って上述したタッチパネル間ドラッグ検出処理を行うようにしても良い。
[3−10.他の実施の形態10]
さらに上述した第1及び第2の実施の形態においては、第1タッチパネル6から第2タッチパネル8へのタッチパネル間ドラッグを検出するようにした場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、第2タッチパネル8から第1タッチパネル6へのタッチパネル間ドラッグを検出することもできる。
[3−11.他の実施の形態11]
さらに上述した第1及び第2の実施の形態においては、接触操作部として第1タッチパネル6及び第2タッチパネル8が設けられるようにした場合について述べた。しかしながら本発明は、その他種々の構成でなる接触操作部を設けるようにしても良い。
さらに上述した第1及び第2の実施の形態においては、ドラッグ検出部、振動情報取得部、ドラッグ判定部としてCPU11が設けられるようにした場合について述べた。しかしながら本発明は、その他種々の構成でなるドラッグ検出部、振動情報取得部、ドラッグ判定部を設けるようにしても良い。
さらに上述した第1及び第2の実施の形態においては、振動検出部として加速度センサ14又は第1加速度センサ51及び第2加速度センサ53が設けられるようにした場合について述べた。しかしながら本発明は、その他種々の構成でなる振動検出部を設けるようにしても良い。
本発明は、例えば携帯型のPDA、ノート型パーソナルコンピュータ、ゲーム機等の情報処理装置に利用することができる。
1、50……情報処理装置、2……第1筐体部、3……第2筐体部、4A、4B……連結部、5……第1表示部、6……第1タッチパネル、7……第2表示部、8……第2タッチパネル、11……CPU、12……不揮発性メモリ、13……ROM、14……加速度センサ、51……第1加速度センサ、52……第2加速度センサ。

Claims (8)

  1. 所定間隔離されて設けられ、操作子により接触された位置を検出する複数の接触操作部と、
    上記複数の接触操作部に対して、上記操作子が接触した状態で移動されるドラッグを検出するドラッグ検出部と、
    上記複数の接触操作部に対する振動量を検出する振動検出部と、
    上記ドラッグ検出部により上記複数の接触操作部の中から任意の接触操作部がドラッグされたことが検出された後、当該任意の接触操作部に隣接する他の接触操作部がドラッグされたことを検出されるまでの間に、上記振動検出部により検出された振動量を取得する振動取得部と、
    上記振動取得部により取得された上記振動量に基づいて、上記任意の接触操作部に対するドラッグと上記他の接触操作部に対するドラッグとが継続しているか否かを判定するドラッグ判定部と
    を具える情報処理装置。
  2. 上記複数の接触操作部は、互いに隣接する接触操作部間の隙間部分と共に当該複数の接触操作部の操作面が同一平面上に配置され、
    上記振動検出部は、上記複数の接触操作部の操作面に対して垂直な方向の振動を測定し、
    上記ドラッグ判定部は、
    上記接触操作部に対する押下操作及び離す操作により生じる振動量より小さく、かつ上記接触操作部に対するドラッグにより生じる振動量より大きな値に設定された閾値より上記振動取得部によって取得された上記振動量が小さい場合、上記任意の接触操作部に対するドラッグと上記他の接触操作部に対するドラッグとが継続しているか否かを判定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記ドラッグ判定部は、
    上記振動取得部により取得された上記振動量と、上記任意の接触操作部と上記他の接触操作部との物理的距離とに基づいて、上記任意の接触操作部に対するドラッグと上記他の接触操作部に対するドラッグとが継続しているか否かを判定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 上記情報処理装置は、
    上記ドラッグ検出部により検出された上記任意の接触操作部に対するドラッグ、及び上記任意の接触操作部と上記他の接触操作部との物理的距離に基づいて、上記任意の接触操作部から上記他の接触操作部へ継続されたドラッグが行われる場合に上記他の接触操作部に対して上記操作子が接触するであろう許容着地エリアを算出する許容着地エリア算出部と
    を具え、
    上記ドラッグ判定部は、
    上記振動取得部により取得した上記振動量が上記閾値以内で、かつ上記許容着地エリア算出部により算出された上記許容着地エリア内に上記操作子が接触された場合、上記他のタッチパネルに対するドラッグが、上記任意の接触操作部に対するドラッグと上記他の接触操作部に対するドラッグとが継続していると判定する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 上記ドラッグ判定部は、
    上記振動取得部により取得した上記振動量が上記閾値以内で、かつ上記許容着地エリア算出部により算出された上記許容着地エリア内に上記操作子が接触され、かつ上記任意のタッチパネルから上記他のタッチパネルがドラッグされたことが上記ドラッグ検出部により検出されるまでの時間が所定時間以内であった場合、上記任意の接触操作部に対するドラッグと上記他の接触操作部に対するドラッグとが継続していると判定する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 上記情報処理装置は、
    互いに隣接する接触操作部間の隙間部分で角度が自在に変えられるように設けられた上記複数の接触操作部それぞれに対する振動を測定する複数の上記振動検出部と、
    上記任意の接触操作部の接触面と上記他の接触操作部の接触面とにより形成される角度を測定する角度測定部と、
    上記角度測定部により測定された角度に応じて、上記振動取得部により取得された上記振動量に対する閾値を設定する閾値設定部と
    を具え、
    上記ドラッグ検出部は、上記任意の接触操作部及び上記他の接触操作部に対する振動量がそれぞれ閾値設定部により設定された閾値より小さい場合、上記任意の接触操作部に対するドラッグと上記他の接触操作部に対するドラッグとが継続していると判定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 所定間隔離されて設けられ、操作子により接触された位置を検出する複数の接触操作部に対して、上記操作子が接触した状態で移動されるドラッグを検出するドラッグ検出ステップと、
    上記ドラッグ検出ステップにより上記複数の接触操作部の中から任意の接触操作部がドラッグされたことが検出された後、当該任意の接触操作部に隣接する他の接触操作部がドラッグされたことを検出されるまでの間に、振動検出部により検出された上記複数の接触操作部に対する振動量の情報を取得する振動情報取得ステップと、
    上記振動取得ステップにより取得された上記振動量に基づいて、上記他の接触操作部に対するドラッグが、上記任意の接触操作部に対するドラッグから継続されているか否かを判定するドラッグ判定ステップと
    を具える情報処理方法。
  8. コンピュータに対して、
    所定間隔離されて設けられ、操作子により接触された位置を検出する複数の接触操作部に対して、上記操作子が接触した状態で移動されるドラッグを検出するドラッグ検出ステップと、
    上記ドラッグ検出ステップにより上記複数の接触操作部の中から任意の接触操作部がドラッグされたことが検出された後、当該任意の接触操作部に隣接する他の接触操作部がドラッグされたことを検出されるまでの間に、振動検出部により検出された上記複数の接触操作部に対する振動量の情報を取得する振動情報取得ステップと、
    上記振動取得ステップにより取得された上記振動量に基づいて、上記他の接触操作部に対するドラッグが、上記任意の接触操作部に対するドラッグから継続されているか否かを判定するドラッグ判定ステップと
    を実行させる情報処理プログラム。
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