JP6756504B2 - 手摺用ブラケット及び手摺装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数が少なく、固定作業も簡単でありながら、ブラケットベースとブラケット本体とをガタつきなく強固に固定することができる手摺用ブラケットを提供することにある。さらに、本発明の目的は、該手摺用ブラケットに手摺棒を取り付けた手摺装置を提供することにある。
被設置部に固定される基盤部と、前記基盤部から張り出した突出部とを有する、ブラケットベースと、
前記突出部の外周に装着され、前記突出部の外側面に沿って延設された連結部を有する、ブラケット本体と、
前記ブラケット本体の前記連結部を前記ブラケットベースの前記突出部に締め付ける、緊締部材と、
を備えた、手摺用ブラケットにおいて、
前記突出部の外側面における前記連結部に対向する位置に、前記突出部の内方へ向かって前記基盤部側に傾斜した傾斜面が形成され、
前記連結部の内側面における前記傾斜面に対応する位置に摺動面が形成され、
前記緊締部材の締め付け力によって、前記連結部が前記突出部に向けて押圧されて、前記摺動面が前記傾斜面上を前記基盤部側に向けて摺動することにより、前記ブラケット本体が前記ブラケットベースに対して前記基盤部に向けて相対移動し、
前記ブラケットベースは、前記突出部における前記傾斜面の周辺の位置に内側貫通孔を有し、
前記ブラケット本体は、前記連結部における前記内側貫通孔に整合する位置に外側貫通孔を有し、
前記緊締部材は、前記内側貫通孔及び前記外側貫通孔に挿通される
ことを特徴とする。
前記摺動面は、前記傾斜面に対応して傾斜するように形成することができる。
また、前記傾斜面を、前記突出部の外側面に設けられた溝又は段差により形成し、前記摺動面を、前記連結部の内側面に設けられた突条又は段差により形成することができる。
また、前記傾斜面を、前記突出部の外側面に設けられた突条により形成し、前記摺動面を、前記連結部の内側面に設けられた溝又は段差により形成することができる。
上述の実施形態では、傾斜面23a、24aは、ブラケットベース2の突出部21の外側面に設けられた溝23、24により形成され、摺動面34a、35aは、ブラケット本体3の連結部31e、31fの内側面に設けられた突条34、35により形成されているが、傾斜面は、突出部の外側面に設けられた段差により形成されてもよい。例えば、突出部21の窪み部21f、21gの底面21h、21iには、溝23、24に替えて段差40を設け、先端部21b側から基端部21a側に向かって突出部21の内方へ傾斜した傾斜面40aを形成してもよい(図9(a)参照)。さらに、摺動面は、ブラケット本体の連結部の内側面に設けられた段差により形成されてもよい。例えば、連結部31e、31fの内側面には、突条34、35に替えて段差50を設け、頭部30側から開口端部32a側に向かって周壁部31の内方へ傾斜した摺動面50aを形成してもよい(図9(b)参照)。なお、図9において、上述の実施形態と共通する部分には同一符号を付して、重複説明を省略する。
上記実施形態では、断面V字状の溝により傾斜面や摺動面を形成したが、本発明はこの形状に限られず、例えば、断面コ字状の溝により傾斜面や摺動面を形成してもよい。また、上記実施形態では、断面三角形状(三角柱状)の突条により傾斜面や摺動面を形成したが、本発明はこの形状に限られず、例えば、断面台形状(四角柱状)の突条により傾斜面や摺動面を形成してもよい。また、上記実施形態では、突出部21の外側面における内側貫通孔22の開口部22a、22bの両側(図4(a)中、左右両側)に傾斜面23a、24aを形成し、連結部31e、31fの内側面における外側貫通孔33の開口部33a、33bの両側(図7(a)中、左右両側)に摺動面34a、35aを形成したが、本発明はこれに限られず、緊締部材の締め付け力によって連結部の摺動面が突出部の傾斜面をブラケットベースの基盤部側に向けて摺動するように形成されていればよく、例えば、図4(a)中、突出部21の外側面における内側貫通孔22の開口部22a、22bの下側近傍にそれぞれ一連の傾斜面を形成し、図7(a)中、連結部31e、31fの内側面における外側貫通孔33の開口部33a、33bの下側近傍にそれぞれ一連の摺動面を形成する等、突出部の外側面における内側貫通孔の周辺に傾斜面を形成し、連結部の内側面における外側貫通孔の周辺に摺動面を形成することができる。また、上記実施形態では、ブラケットベース2の突出部21にブラケット本体3の周壁部31を被せた場合、緊締部材による連結部31e、31fの締め付けがなされていないとき、突出部21の外側面と連結部31e、31fの内側面との間に間隙が生じているが、本発明はこれに限られず、突出部の外側面における少なくとも傾斜面の周囲と、連結部の内側面における少なくとも摺動面の周囲との間に間隙が生じるように形成されていればよく、緊締部材の締め付け力によって連結部の摺動面が突出部の傾斜面をブラケットベースの基盤部側に向けて摺動可能であれば、突出部の外側面の一部と連結部の内側面の一部とが接触していてもよい。
2 ブラケットベース
3 ブラケット本体
4 壁
11 緊締ボルト(緊締部材)
12 緊締ナット(緊締部材)
13 手摺棒
20 基盤部
20e 基盤部20の上面(後端側圧着部)
21 突出部
21d、21e 突出部の一対の側壁
22 内側貫通孔
22a、22b 内側貫通孔の開口部
23、24 溝
23a、24a 傾斜面
30 ブラケット本体の頭部
31 ブラケット本体の周壁部
31a、31b 周壁部の一対の側壁
31e、31f 連結部
31i、31j 側壁31a、31bの端面
32 ブラケット本体の中空部
33 外側貫通孔
33a、33b 外側貫通孔の開口部
34、35 突条
34a、35a 摺動面
Claims (8)
- 被設置部に固定される基盤部と、前記基盤部から張り出した突出部とを有する、ブラケットベースと、
前記突出部の外周に装着され、前記突出部の外側面に沿って延設された連結部を有する、ブラケット本体と、
前記ブラケット本体の前記連結部を前記ブラケットベースの前記突出部に締め付ける、緊締部材と、
を備えた、手摺用ブラケットにおいて、
前記突出部の外側面における前記連結部に対向する位置に、前記突出部の内方へ向かって前記基盤部側に傾斜した傾斜面が形成され、
前記連結部の内側面における前記傾斜面に対応する位置に摺動面が形成され、
前記緊締部材の締め付け力によって、前記連結部が前記突出部に向けて押圧されて、前記摺動面が前記傾斜面上を前記基盤部側に向けて摺動することにより、前記ブラケット本体が前記ブラケットベースに対して前記基盤部に向けて相対移動し、
前記ブラケットベースは、前記突出部における前記傾斜面の周辺の位置に内側貫通孔を有し、
前記ブラケット本体は、前記連結部における前記内側貫通孔に整合する位置に外側貫通孔を有し、
前記緊締部材は、前記内側貫通孔及び前記外側貫通孔に挿通される
ことを特徴とする、手摺用ブラケット。 - 請求項1に記載した手摺用ブラケットにおいて、
前記摺動面は、前記傾斜面に対応して傾斜するように形成された
ことを特徴とする、前記手摺用ブラケット。 - 請求項1又は2に記載した手摺用ブラケットにおいて、
前記傾斜面は、前記突出部の外側面に設けられた溝又は段差により形成され、
前記摺動面は、前記連結部の内側面に設けられた突条又は段差により形成された
ことを特徴とする、前記手摺用ブラケット。 - 請求項1又は2に記載した手摺用ブラケットにおいて、
前記傾斜面は、前記突出部の外側面に設けられた突条により形成され、
前記摺動面は、前記連結部の内側面に設けられた溝又は段差により形成された
ことを特徴とする、前記手摺用ブラケット。 - 請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載した手摺用ブラケットにおいて、
前記緊締部材は、前記内側貫通孔及び前記外側貫通孔に挿通されるボルトと、前記ボルトに螺合されるナットと、を備えた
ことを特徴とする、前記手摺用ブラケット。 - 請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載した手摺用ブラケットにおいて、
前記基盤部は、前記突出部よりも外方に張り出しており、
前記ブラケット本体には、前記緊締部材の締め付け力によって前記基盤部に押し付けられる後端側圧着部が設けられた
ことを特徴とする、前記手摺用ブラケット。 - 請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載した手摺用ブラケットにおいて、
前記ブラケット本体には、前記緊締部材の締め付け力によって前記突出部の突出端面に押し付けられる前端側圧着部が設けられた
ことを特徴とする、前記手摺用ブラケット。 - 請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載した手摺用ブラケットと、
前記手摺用ブラケットに取り付けられる手摺棒と、を備えた
ことを特徴とする、手摺装置。
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JP2016070481A JP6756504B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 手摺用ブラケット及び手摺装置 |
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JP2016070481A JP6756504B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 手摺用ブラケット及び手摺装置 |
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JP2017179953A JP2017179953A (ja) | 2017-10-05 |
JP6756504B2 true JP6756504B2 (ja) | 2020-09-16 |
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JP2016070481A Active JP6756504B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 手摺用ブラケット及び手摺装置 |
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- 2016-03-31 JP JP2016070481A patent/JP6756504B2/ja active Active
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