JP6752931B2 - 通行遮断機 - Google Patents

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Description

本発明は、車両等の通行を遮断する通行遮断機に関し、特に、垂直方向に遮断竿を回動させて開閉を行うようにした通行遮断機に関する。
一例として自動車専用道路のETCレーンに設けられる通行遮断機(ゲートバー装置)として、特許文献1の通行遮断機がある。この通行遮断機が提案された目的は、車両の接触等で水平回動して退避した遮断竿が閉位置へ復帰するときに、付勢力で水平方向に回動して戻るようにしてあると(特許文献2参照)、通行車両の運転手から見て、遮断竿が自分の方に迫って閉じてくるイメージ(門扉が目の前で閉じられるようなイメージ)となるため、これを避けるべく、付勢力によっては遮断竿が閉位置復帰しないような仕組みを設ける、ということにある。この目的のために、特許文献1の通行遮断機(1)は、駆動軸(3a)の軸方向に対し交差方向へ伸長して駆動軸(3a)の回転により垂直方向に回動する遮断竿(6)と、閉位置にある遮断竿(6)が退避位置まで水平方向に回動できるように遮断竿(6)を駆動軸(3a)に接続するヒンジ接続機構(3b〜3f)と、退避位置へ向け回動する付勢力を、遮断竿(6)に加える付勢機構(10)と、付勢力に抗して遮断竿(6)を閉位置に保持する所定の抵抗力を、遮断竿(6)に加える抵抗機構(20)と、 を含んで構成される。
この通行遮断機(1)において遮断竿(6)は、退避位置へ向け付勢されているので、車両の接触等で遮断竿(6)が水平回動したとき、従来技術のように遮断竿(6)が跳ね戻ることがない。すなわち、特許文献2の技術とは正反対の方向に付勢力を加えており、通常は抵抗機構(20)の抵抗力により遮断竿(6)を垂直回動状態に保持しているので、抵抗力以上の力がかかって保持が外れた遮断竿(6)は、付勢力により退避位置まで自動回動する。したがって、付勢力によっては遮断竿(6)が閉位置復帰することがなく、不具合が解消される。
本願の図1〜図5Bに、この通行遮断機の具体例を示す。図示の通行遮断機1は、全体を覆う箱形の筐体2内に、遮断竿駆動装置3、制御ユニット4、及び遮断竿復帰装置5を収納して構成されている。これら遮断竿駆動装置3、制御ユニット4、及び遮断竿復帰装置5を収容する構造は、筐体2内に支柱やフレームを設けることにより適宜実施することができる。遮断竿駆動装置3はモータにより駆動軸3aを回転させるもの(特許文献1参照)、遮断竿復帰装置5もモータにより往復アーム5fを往復運動させるもの(特許文献1参照)であり、制御ユニット4は、遮断竿駆動装置3及び遮断竿復帰装置5のモータ制御を実行する電気制御ユニットである。
駆動軸3aの軸方向に対し交差方向へ伸長するように、竿ホルダ3bを介し装着される遮断竿6は、駆動軸3aの回転に従って、直立状態の開位置(図1A中の点線)と横臥状態の閉位置(図1A中の実線)との間を、垂直方向に回動する。また、竿ホルダ3bが駆動軸3aにヒンジ接続(ヒンジ接続機構3c〜3f)されているので、竿ホルダ3bに装着された遮断竿6は、閉位置において車両が衝突した場合、水平方向にほぼ90°回動して退避位置(図1B中の点線)へ退避することが可能となっている。
この退避位置への遮断竿6の回動に関し、通行遮断機1には、付勢機構10及び抵抗機構20が設けられている。図2は、付勢機構10及び抵抗機構20の態様を示す。図2Aは平面図、図2BはB−B線断面図、図2CはB−B’線断面図である。
付勢機構10は、退避位置へ向け回動する付勢力を遮断竿6に加える機構で、軸支部3dの外表面に設置されている。図示のヒンジ軸3eには、端面に挟持凸部3e−aが突設されており、この挟持凸部3e−aに形成された溝に、ゼンマイバネ(渦巻バネ)11の内端11aが挟み込まれて保持される。挟持凸部3e−a及びゼンマイバネ11は、カバー12内に収納されており、当該カバー12の内壁に、ゼンマイバネ11の外端11bがねじ止め、挟持やその他の手法で固定される。カバー12は、4箇所のボルト13にて軸支部3dに固定されるので、ゼンマイバネ11の外端11bは、結果として軸支部3dに固定されることになる。したがって、ゼンマイバネ11により、ヒンジ軸3eを一方向へ回転させる付勢力(退避位置へ向け遮断竿6を回動させる方向)が常時加えられる。
抵抗機構20は、付勢機構10による付勢力に抗して遮断竿6を閉位置に保持する所定の抵抗力を加える機構である。図2Cに示すように、抵抗機構20は、軸支部3dの所定部位にあけられた貫通孔内にプランジャ21及びコイルバネ22を挿入して六角穴付きのスタッドボルト23で締め込み、抵抗力を調節できるようにした構造である。プランジャ21は、遮断竿6が図1に実線で示す垂直回動状態にあるときに、竿ホルダ3bの基端部3c表面に凹設された凹部3c−aに頭部が係止する。したがって、遮断竿6が閉位置から水平方向に回動しようとすると、当該プランジャ21と凹部3c−aとの係止をコイルバネ22に逆らって解除しなければならず、コイルバネ22の弾発力に基づいた抵抗力がかかる。当該抵抗力により、通常は、遮断竿6の垂直回動状態が保持されることになる。
車両が遮断竿6に接触して抵抗機構20の抵抗力を越える力がかかり、プランジャ21と凹部3c−aとの係止が外れる程度に遮断竿6が回動すると(図2A)、抵抗機構20による保持は解除され、付勢機構10の付勢力によって、遮断竿6は退避位置へ水平方向に回動する(図2A)。すなわち、遮断竿6は、付勢機構10により退避位置へ向け付勢されているので、閉位置へ跳ね戻ることがない。逆に、抵抗力以上の力がかかって抵抗機構20の保持が外れ、遮断竿6が回動し始めたときには、遮断竿6は、付勢力により退避位置まで自動回動する。
図3〜図5に示しているのは、退避位置の遮断竿6を開位置へ復帰させる通行遮断機1の動作である。退避位置の遮断竿6は、遮断竿復帰装置5によって、上方へ回動しつつ押し戻される。このための遮断竿復帰装置5の往復アーム5fは、駆動軸3aのヒンジ部3dの下位置まで延長されている。なお、本方式の場合の遮断竿復帰装置5の取り付け位置は、ベースフレーム1bの底面、すなわち遮断竿駆動装置3の下でもよい。
通行車両が接触するなどにより遮断竿6が閉位置から水平方向へ回動して退避位置になったとき(図3)、当該回動がセンサにより検知され、ランプ2a(図1)が点灯する。これに応じてスイッチ2b(図1)が操作されると、まず遮断竿駆動装置3が、駆動軸3aを、遮断竿6の開位置の角度に回転させる(図4)。すなわち、竿ホルダ3bを開位置である上方へ向け戻せるように、遮断竿駆動装置3は、駆動軸3aを90°時計回りに回転させて、ヒンジ接続端部3c及びヒンジ部3dが上向きに曲がる角度にする。
この駆動軸3aの回転によって、ヒンジ接続端部3cから斜め後ろへ突設された突片3lが横向きから下向きになり、往復アーム5fと係止可能な位置にくる。したがって、駆動軸3aが遮断竿6の開位置の角度に回転した後、遮断竿復帰装置5のモータ5bが正回転して往復アーム5fが前進すると、該前進する往復アーム5fは突片3lに係止し、当該突片3lを押し出す(図5)。これに従って竿ホルダ3bが開位置へ向け上方へ回動するので、往復アーム5fが前進することにより、退避位置にある遮断竿6が垂直方向回動状態へ押し戻され、開位置へ復帰する。遮断竿6は、このようにして退避位置から上方へ回動して開位置へ復帰した後に、通常の開閉動作の垂直方向回動により閉位置へ閉じる。したがって、遮断竿6が車両の方に迫って閉じてくるイメージとはならない。
特開2011−058333 特開2000−043729
以上の構成の通行遮断機は、遮断竿の退避位置からの復帰に関して上述の利点を備えたものであるが、例えば渋滞が発生してETCゲートを通行する車両が数珠つなぎで連続するような場合に対して、さらなる改善の余地がある。すなわち、例えば、渋滞している車列でセダン型の普通乗用自動車の後に続いてトラック(貨物自動車)がゲートを通るといった場合に、改善点が想定される。
この場合、遮断竿は、前の普通乗用車が通り過ぎた後に一旦開位置から閉位置へ垂直方向に回動し、そして、続くトラックを通すために閉位置から開位置へ垂直方向に回動することになる。しかし、渋滞によって車間が詰まっているため、トラックを通すための回動時には該トラックの前部が既に遮断竿近くに到達していることがある。すると、トラックの車外についているサイドミラー(特に左側)が前方へ大きく突出していることから、開位置へ回動しようとする遮断竿がこのサイドミラーに引っ掛かってしまう。これが遮断竿の破損につながり、改善点として浮上している。
本発明は、この改善点に着目したものであり、閉位置にある遮断竿を必要に応じて退避位置へリリースすることができる仕組みを提案する。
本発明に係る通行遮断機は、駆動軸の軸方向に対し交差方向へ伸長して前記駆動軸の回転により垂直方向に回動する遮断竿と、閉位置にある前記遮断竿が退避位置まで水平方向に回動できるように前記遮断竿を前記駆動軸に接続するヒンジ接続機構と、前記退避位置へ向け回動する付勢力を、前記遮断竿に加える付勢機構と、前記付勢力に抗して前記遮断竿を前記閉位置に保持する所定の抵抗力を、前記遮断竿に加える抵抗機構とを含む通行遮断機であって、
前記抵抗機構が、電磁石ユニットと該電磁石ユニットの磁力を受ける磁性体とを用いて、前記磁性体を引きつける前記電磁石ユニットの磁力により前記抵抗力を発生するように構成され、そして、前記電磁石ユニットの通電を制御する制御回路を当該通行遮断機に備えることを特徴とする。
この通行遮断機では、前記電磁石ユニットに対して異なる電力を供給可能な電源回路を備え、該電源回路の電力切り替えにより前記抵抗力を調整可能な構成とすることができる。
前記制御回路は、前記抵抗力を解消するべく前記電磁石ユニットの通電を制御するときに、極性の反転した電力を前記電磁石ユニットに供給するように構成することができ、この極性反転した電力を前記電磁石へ供給する電源回路を備えることもできる。
本発明に係る通行遮断機は、付勢力に抗して遮断竿を閉位置に保持する抵抗力を電磁石ユニットにより発生する構造としてあり、この電磁石ユニットへの通電を制御することにより、必要に応じて該抵抗力を解消することが可能である。抵抗力が無くなれば、閉位置にある遮断竿は付勢力により退避位置へ回動するので、スイッチ操作など所定の操作で遮断竿を退避位置へ適宜、リリースできる仕組みが提供される。
ETCレーンに設置された通行遮断機を背面(A)及び上面(B)から見て示す全体像の図。 駆動軸と遮断竿との接続部分を詳細に示した図。 退避位置の遮断竿を開位置へ復帰させる方式を説明する、遮断竿が退避位置へ回動したときの図。 退避位置の遮断竿を開位置へ復帰させる方式を説明する、駆動軸を遮断竿の開位置の角度へ回転させるときの図。 退避位置の遮断竿を開位置へ復帰させる方式を説明する、遮断竿を垂直方向回動状態へ押し戻すときの図。 本発明に係る抵抗機構の一実施形態を示す図。 付勢機構の一実施形態(ゼンマイ式)を示す要部分解図。 本発明に係る抵抗機構を制御する回路の一実施形態を示す図。 図6の抵抗機構のリリース時の反発状態を示した図。 リリースした遮断竿を復帰させるときの一連の状態を示した図。 抵抗機構への給電配線方法を説明する図。 ETCレーンのアイランド上における通行遮断機の閉状態と開状態を示す図。 ETCレーンのアイランド上における通行遮断機のリリース状態、リリースからの復帰状態、復帰完了状態を示す図。
図6に、本発明に係る通行遮断機の実施形態について、要部を示してある。図6Aは外観を示し、図6Bは筐体内部の機構配置を示す。通行遮断機101は、全体を覆う箱形の筐体102内に、図1及び図3〜図5に示すものと同様の遮断竿駆動装置3、制御ユニット4、及び遮断竿復帰装置105を収納して構成されている(より詳細には特許文献1参照)。ただし、本例の遮断竿復帰装置105は、筐体102内のベースフレーム1bの底面、すなわち遮断竿駆動装置3の下に設けられている。したがって往復アーム105fは、図3〜図5に示すような横方向へ延長されたものではなく円盤形状をしていて、駆動軸103aの真下で往復する。また、制御ユニット4は、本実施形態の場合、筐体102の底部に、電源ユニット等と共に収納されている(図6Bでは図示略)。
筐体102内の遮断竿駆動装置3から筐体102の外へ突出した駆動軸103aに、竿ホルダ103bがヒンジ接続され、この竿ホルダ103bに遮断竿106が着脱可能に取り付けられる。図中、開位置にある遮断竿106は、例えば紅白縞模様に塗装したウレタン等のカバーでアルミ製のパイプを覆って形成され、そのパイプの一端を竿ホルダ103bに嵌入し、固定レバー106aを回転させて固定螺子を締め込むことで固定される。その竿ホルダ103bが、基端部103cにおいてヒンジ接続される。
駆動軸103aと竿ホルダ103bを接続するヒンジ接続機構は、閉位置にある遮断竿106が退避位置まで水平方向に回動できるように両者を接続する。竿ホルダ103bの基端部103cは断面がT字形状を有し、当該基端部103cが、駆動軸103aに固定された断面コ字形状を有する軸支部103dに挟み込まれる。基端部103cにはヒンジ軸103e(図7参照)が固定されており、このヒンジ軸103eは、基端部103cの軸支部103dに挟まれた平面部分において左右(遮断竿106が図示の開位置にあるときの左右)に突出するように設けられている。基端部103cに固定されたヒンジ軸103eは、軸支部103dの軸支孔に軸支されて回転する。軸支部103dは平面視が概略正方形としてあり、その正方形の1つの角に面取り103fが施されていて、基端部103cは、その面取り角103fを挟むほぼ90°の範囲で、ヒンジ軸103eを軸にして回動することができる。
このようにして、駆動軸103aの軸方向に対し交差方向へ伸長するように、竿ホルダ103bを介し装着される遮断竿106は、駆動軸103aの回転に従って、直立状態の開位置(図1A中の点線)と横臥状態の閉位置(図1A中の実線)との間を、垂直方向に回動する。また、竿ホルダ103bが駆動軸103aにヒンジ接続されているので、竿ホルダ103bに装着された遮断竿106は、閉位置において車両が衝突した場合、水平方向にほぼ90°回動して退避位置(図1B中の点線)へ退避することが可能となっている。
この退避位置への遮断竿106の回動に関し、通行遮断機101には、付勢機構110及び抵抗機構120が設けられている。
付勢機構110は、退避位置へ向け回動する付勢力を遮断竿106に加える機構で、図7に示すように、軸支部103dに凹設された収容凹部103d−aに収容されている。図示のヒンジ軸103eには、端面に挟持凸部103e−aが突設されており、この挟持凸部103e−aが収容凹部103d−aの中に突出している。挟持凸部103e−aには溝が形成され、この溝にゼンマイバネ(渦巻バネ)111の内端が挟み込まれて保持される(図2も参照)。ゼンマイバネ111は収容凹部103d−aに収められ、ゼンマイバネ111を収容した収容凹部103d−aはカバー112で蓋をされる。カバー112の内面側には、ゼンマイバネ111を囲繞するフランジ112aが設けられていて、このフランジ112aに、ゼンマイバネ11の外端111bを挟持する溝112bが切られている。カバー112は、4箇所のボルト113にて軸支部103dに固定されるので、ゼンマイバネ111の外端111bは、結果として軸支部103dに固定されることになる。したがって、ゼンマイバネ111により、ヒンジ軸103eを一方向へ回転させる付勢力(退避位置へ向け遮断竿106を回動させる方向)が常時加えられる。なお、ゼンマイバネ111に限らず、例えば、軸芯をずらした凸部103e−aに一端を係止し、他端をカバー112に固定したコイルバネとすることもできるが、簡素な機構という点でゼンマイバネ111が優れる。
抵抗機構120は、付勢機構110による付勢力に抗して遮断竿106を閉位置に保持する所定の抵抗力を加える機構である。本例の軸支部103dは、そのベース板103d−bが竿ホルダ103bと並行に長く延伸しており、このベース板103d−bの略中央が駆動軸103aに固定され、そしてさらに延伸した先端部に、抵抗機構120をなす電磁石ユニット121が取り付けられている。すなわち電磁石ユニット121は、ヒンジ接続機構の駆動軸固定側に設置される。一方、ベース板103d−bに並行する竿ホルダ103bには、抵抗機構120をなす板状の磁性体122が、U字ボルト123を使用して、電磁石ユニット121と対向する位置に取り付けられる。すなわち、電磁石ユニット121の磁力を受ける磁性体122が、ヒンジ接続機構の竿側(回動側)に設置される。なお、電磁石ユニット121と磁性体122の配置関係は逆(電磁石ユニットが竿側、磁性体が駆動軸固定側)であってもよいし、磁性体122を別体とせず、竿ホルダ自体やベース板自体に磁性をもたせて設計することも可能である。磁性体122は、例えばフェライト系やマルテンサイト系のステンレス製である。通電により電磁石ユニット121が磁力を生じて磁性体122を引きつけることにより、付勢機構110による付勢力に抗する抵抗力が発生する。当該抵抗力により、通常は、遮断竿106の垂直回動状態が保持されることになる。
閉位置にある遮断竿106に車両が接触して抵抗機構120の抵抗力、すなわち電磁石ユニット121の磁力を越える力がかかると、抵抗機構120による保持がリリースされ、付勢機構110の付勢力に従って遮断竿106は、退避位置へ水平方向にほぼ90°回動する。遮断竿106の退避位置への回動退避がセンサ等で検知されると、待機している人員が、筐体102に設けられたスイッチ、あるいは待機ブース内に設置された遠隔操作スイッチを操作することで遮断竿復帰装置105を作動させ、遮断竿106を垂直方向回動状態へ戻す。
遮断竿復帰装置105は、特許文献1と同じ、例えば図3〜図5に示す遮断竿復帰装置5を流用してある。ただし、本例の遮断竿復帰装置105は、ベースフレーム1bの底面外側又は内側に固定することで、遮断竿駆動装置3の下側に設置されている。この場合、底面内側に固定するときは図示の支柱1aを使用できるが、底面外側に固定するときは、図示の支柱1aに代えて、ベースフレーム1bの底面に遮断竿復帰装置105を設置できる別の支柱やフレームが用いられる。図3〜図5の符号を用いて説明すると、遮断竿復帰装置105は、L字形のフレーム5aの側壁部がベースフレーム1bの底面にボルト止め又は溶接等で固定され、該フレーム5aに、アクチュエータとして、モータ5bと、モータ5bにより回転するピニオンギヤ5cと、ピニオンギヤ5cに従い前進及び後退するラックギヤ5dと、が取り付けられている。ラックギヤ5dは、遮断竿復帰装置105の場合、駆動軸103aの真下に位置する(図6Aの往復アーム105fの位置)。フレーム5aの側壁部をベースフレーム1bの底面に固定する場合、図3〜図5に示す状態から90°右回りに回転させた状態ですべての部品が組み付けられる。図6Bに示してある例は、ベースフレーム1bの底面内側に固定した遮断竿復帰装置105で、モータ5b、ピニオンギヤ5c、ラックギヤ5dの組み合わせを1つの筐体内にユニット化してある。当該ユニット化した遮断竿復帰装置105が底面内側(上側)に固定され、遮断竿駆動装置3の直ぐ下に位置している。
モータ5bは、頭部に減速器5eが設けられており、フレーム5aに固定されている。その減速器5eの出力軸は、フレーム5aを貫通して反対側へ突出し、ピニオンギヤ5cが固定される。このピニオンギヤ5cと噛み合うラックギヤ5dは、駆動軸103aの軸方向へ伸延した棒状で、一端部に円板形の往復アーム105f(図6)が接続されている。側面にギヤを切削形成した棒状のラックギヤ5dは、フレーム5aに載置固定された2つの軸受ブロック5gにより支持されて、駆動軸103aの軸方向に摺動する。そして、離間配置されている2つの軸受ブロック5gの間において、ピニオンギヤ5cがラックギヤ5dに噛み合っており、当該ピニオンギヤ5cの正逆回転に従ってラックギヤ5dが前進及び後退する。したがって、ラックギヤ5dに接続された往復アーム105fは、駆動軸103aの軸方向へ前進及び後退する。なお、本例の遮断竿復帰装置105では、ガイドロッド5hを設ける必要はない。
ラックギヤ5dの他端部には、プレート5iが接続され、ラックギヤ5dが最前進したときに、フレーム5a上に設けられたリミットスイッチ5jに当接する。リミットスイッチ5jは、前後に2つ設けられており、ラックギヤ5dの後退時には、後退してきた往復アーム105fが前側のリミットスイッチ5jに当接することでモータ5bが停止する。ただし、この前側のリミットスイッチ5jは省くこともできる。ラックギヤ5dの前進時には、前進してきたプレート5iが後側のリミットスイッチ5jに当接することで、それまで正回転していたモータ5bが逆回転を開始する。なお、モータ5bの他にも、アクチュエータとして、液圧(油圧)シリンダや気圧(エア)シリンダを使用して構成し、そのロッドに往復アームを接続する構造とすることもできる。
ラックギヤ5dにより前進する往復アーム105fは、竿ホルダ103bのヒンジ接続基端部103cから斜め後ろへ突設された突片103lに係止し、当該突片103lを押し出すことにより、竿ホルダ103bを回動させる。 通行車両が接触するなどにより遮断竿106が閉位置から水平方向へ回動して退避位置になり(図3参照)、その後に復帰操作が行われると、遮断竿駆動装置3が、駆動軸103aを、遮断竿106の開位置の角度に回転させる(図4参照)。すなわち、竿ホルダ103bを開位置である上方へ向け戻せるように、遮断竿駆動装置3は、駆動軸103aを90°時計回りに回転させて、ヒンジ接続機構の基端部103c及び軸支部103dが上向きに曲がる角度にする。この駆動軸103aの回転によって突片103lが横向きから下向きになり、往復アーム105fと係止可能な位置にくる。したがって、駆動軸103aが遮断竿106の開位置の角度に回転した後、遮断竿復帰装置105のモータ5bが正回転して往復アーム105fが前進すると、該前進する往復アーム105fは突片103lに係止し、当該突片103lを押し出す(図5参照)。これに従って竿ホルダ103bが開位置へ向け上方へ回動するので、往復アーム105fが前進することにより、退避位置にある遮断竿106が垂直方向回動状態へ押し戻され、開位置へ復帰する。
当該方式によれば、遮断竿106は、退避位置から上方へ回動して開位置へ復帰した後に、通常の開閉動作の垂直方向回動により閉位置へ閉じることになる。したがって、遮断竿106が車両の方に迫って閉じてくるイメージとはならない。
付勢機構110による付勢力に抗する抵抗力を発生する電磁石ユニット121は、図8の制御回路130によって通電が制御される。ブースに設けられる遠隔操作スイッチなどからの制御信号が、信号変換回路131で絶縁処理されてから制御回路130へ入力される。制御信号は、電磁石ユニット121の通電オン/オフとリリースの指令を含む。電磁石ユニット121の電源系統では、交流電源が保護回路132につながれ、そのヒューズによる保護を経て整流回路133で交流から直流へ変換される。整流回路133から出力される直流電源を用い、電源回路134で異なる電力が生成される。本例の電源回路134では、複数の異なる電圧、例えば60V、70V、80V、90Vの4種類の電圧の電源が生成される。この電圧は、電圧切替回路135からの指令信号に応じて切り替えられ、電圧切替回路135では、押しボタン操作、ダイヤル操作、スイッチ操作等で指令信号を出すことができる。本例の電源回路134はさらに、+/−の極性を反転させた90V(最大電圧)の極性反転電力を出力する回路も備えている。この極性反転電力は、制御回路130からの指令で電源回路134から出力される。制御信号に従い動作する制御回路130は、筐体102やブース内に設けられる動作表示装置136へ信号を送って現在の電磁石ユニット121の動作状態を、LEDの点灯等により報知する。
電圧切替回路135による電源回路134の電圧切り替え設定は、通行遮断機101の初期設定時に行うことができる。もちろん、初期設定後に必要であれば何度でも電圧切り替えを行うことができる。通行遮断機101を設置した場所の風、交通状況などを勘案していずれかの電圧を設定する。60V供給が最小値で、電磁石ユニット121の磁力が最も弱くなり、90V供給が最大値で、電磁石ユニット121の磁力が最も強くなる。磁性体122を引きつける電磁石ユニット121の磁力は付勢力に抗する抵抗力なので、電源回路134の電力切り替えにより抵抗力を調整することができる。
電源回路134に設定された電力は、通電オンの制御信号に従う制御回路130から電磁石ユニット121へ供給され、電磁石ユニット121が、供給電力に応じた抵抗力を発生する抵抗機構120として動作する。さらに制御回路130には、ブース内や筐体102に設けられるリリーススイッチからリリースを指令する制御信号を入力することができる。リリース指令を受けた制御回路130は、単純に通電オフして電源回路134からの電力供給を停止する制御を行ってもよいが、本例の場合、極性反転電力供給に切り替え、90Vの極性反転電力を電磁石ユニット121へ供給する。この極性反転電力で動作する電磁石ユニット121からは、N極とS極が反転した磁力が生じる。すると、それまで電磁石ユニット121に着座していた磁性体122の磁気と同極となる(N極どうし又はS極どうしが向かい合う)ことから、電磁石ユニット121と磁性体122とが反発する。図9に示すように、この磁性体122の反発で竿ホルダ103b及び遮断竿106を押し出し、瞬時に確実にリリースすることができる。リリース後の制御回路130は、所定のタイミングで電磁石ユニット121に対する電力供給を通常制御に戻し、遮断竿106の復帰に備える。
このように、付勢力に抗して遮断竿106を閉位置に保持する抵抗力を電磁石ユニット121により発生する構造としてあり、この電磁石ユニット121への通電を制御することにより、必要に応じて抵抗力を解消することが可能である。抵抗力が無くなれば、閉位置にある遮断竿106は付勢力により退避位置へ回動するので、スイッチ操作など所定の操作で遮断竿106を退避位置へ適宜、リリースできる。
退避位置へリリースした遮断竿106は、その後に上記同様の復帰操作を行うことで開位置へ復帰させることができる。すなわち、復帰操作に応じて遮断竿駆動装置3が、駆動軸103aを、遮断竿106の開位置の角度に回転させる(図10A)。これにより、ヒンジ接続機構の基端部103c及び軸支部103dが上向きに曲がる角度になる。同時にこの駆動軸103aの回転によって突片103lが下向きになり、往復アーム105fと係止可能な位置にくる。前進する往復アーム105fが突片103lに係止し、当該突片103lを押し出す(図10B)。これに従って竿ホルダ103bが開位置へ向け上方へ回動し、往復アーム105fが前進することにより、退避位置にある遮断竿106が垂直方向回動状態へ押し戻され、開位置へ復帰する(図10C)。
例えばETCレーンに設置された通行遮断機101は、通常時、図12A(閉)と図12B(開)に示すように遮断竿106を車道に対し開閉動作させる。これに対して、(車両の接触等で退避した場合も含めて)退避位置となった遮断竿106の上記復帰動作は、当該ETCレーンに設置された通行遮断機101の場合、図13に示す通り、復帰動作のすべてが、いわゆるアイランドと呼ばれる、車道外の領域(車道と車道の間のブース等がある領域)の中のみで完結する。すなわち、復帰にあたり遮断竿106が車道上に出ることはなく、背景技術で述べた問題も同時に解決されている。
電磁石ユニット121への給電配線について図11で説明する。図11Aは、駆動軸103aの周りに形成した配線格納部140の中を示した図で、図11Bは横から見た断面図である。
図11Aに示すように、筐体102内の制御回路130から延びる給電線150は、筐体102から取り出された後、駆動軸103aを囲繞して設けられた配線格納部140(詳細は後述)の中で、駆動軸103aの周りを1周と1/4ほど巡ってループをつくり、そして、電磁石ユニット121へ向け配線格納部140から取り出される。このループの径は、駆動軸103aの直径に対し広くして、径変化可能な余裕をもつように設定される。配線格納部140内のループの部分には、樹脂製の帯を巻き付けることでスプリング効果をもたせてあり、該スプリング効果をもつループの給電線150は、常に半径方向外側へ広がろうとする付勢力をもつ。遮断竿106が開位置から閉位置へほぼ90°回動するのに伴って、図示の開位置で示す給電線150は、電磁石ユニット121への取り出し部位が90°ほど引っ張られるが(点線矢印)、このときにはループの径が縮小することで追従する。逆に、遮断竿106が閉位置から開位置へ回動するときには、該回動に伴って給電線150は、スプリング効果をもってループの径が拡がることで追従する。すなわち給電線150は、ループ径の拡大/縮小で何処へも触れることなく遮断竿106の回動に追従する。したがって、給電配線の耐久性は非常に高い。
図11Bを参照して配線格納部140の詳細を説明する。配線格納部140は、まず、筐体102の側において、ドーナツ形ダストシール141、このダストシール141を押さえ付ける軸受ホルダ142、軸受ホルダ142の表面上に固定されたドーナツ形絶縁シート143を備える。軸受ホルダ142は、駆動軸103aの軸受144を保持する。一方、配線格納部140は、軸支部103dのベース板103d−bの側において、中央に駆動軸103aを通す孔を開けた茶筒形のカバー145、カバー145の内面上に固定されたドーナツ形絶縁シート146を備える。カバー145は、筒の側壁が軸受ホルダ142の側部にかかる位置まで延伸しており、雨やダストの侵入を防止する。
ダストシール141、軸受ホルダ142及び絶縁シート143に、給電線150を通す孔が開いており、筐体102からこの孔を通して取り出された給電線150は、一旦、絶縁シート143に所定の固定具で固定される。この固定部位から先の給電線150は、上述のように駆動軸103aの周りを取り回されてループを形成し、そして、1周と1/4ほど回ったところで他方の絶縁シート146に所定の固定具で固定される。この固定部位から先の給電線150は、絶縁シート146に設けられた孔を通してベース板103d−bに設けられた配線用空洞へ導かれ、この空洞内で電磁石ユニット121の配線プラグへ接続される。
以上、好適な実施形態を示して説明したが、例示した形態に関して各種変形が可能であることはもちろんである。
101 通行遮断機
102 筐体
103a 駆動軸
103b 竿ホルダ
103c 基端部
103d 軸支部
103e ヒンジ軸
103d 軸支部
103d−b ベース板
105 遮断竿復帰装置
105f 往復アーム
106 遮断竿
110 付勢機構
111 ゼンマイバネ
112 カバー
120 抵抗機構
121 電磁石ユニット
122 磁性体
130 制御回路
134 電源回路
135 電圧切替回路
140 配線収納部
150 給電線

Claims (5)

  1. 駆動軸の軸方向に対し交差方向へ伸長して前記駆動軸の回転により垂直方向に回動する遮断竿と、閉位置にある前記遮断竿が退避位置まで水平方向に回動できるように前記遮断竿を前記駆動軸に接続するヒンジ接続機構と、前記退避位置へ向け回動する付勢力を、前記遮断竿に加える付勢機構と、前記付勢力に抗して前記遮断竿を前記閉位置に保持する所定の抵抗力を、前記遮断竿に加える抵抗機構とを含む通行遮断機であって、
    前記抵抗機構が、電磁石ユニットと該電磁石ユニットの磁力を受ける磁性体とを用いて、前記磁性体を引きつける前記電磁石ユニットの磁力により前記抵抗力を発生するように構成され、そして、前記電磁石ユニットの通電を制御する制御回路を備えると共に前記電磁石ユニットに対して異なる電力を供給可能な電源回路を備え、該電源回路の電力切り替えにより前記抵抗力を調整可能である、通行遮断機。
  2. 前記制御回路は、前記抵抗力を解消するべく前記電磁石ユニットの通電を制御するときに、極性の反転した電力を前記電磁石ユニットに供給する、請求項1に記載の通行遮断機。
  3. 前記制御回路に従って前記極性の反転した電力を前記電磁石ユニットへ供給する電源回路を備える、請求項2に記載の通行遮断機。
  4. 駆動軸の軸方向に対し交差方向へ伸長して前記駆動軸の回転により垂直方向に回動する遮断竿と、閉位置にある前記遮断竿が退避位置まで水平方向に回動できるように前記遮断竿を前記駆動軸に接続するヒンジ接続機構と、前記退避位置へ向け回動する付勢力を、前記遮断竿に加える付勢機構と、前記付勢力に抗して前記遮断竿を前記閉位置に保持する所定の抵抗力を、前記遮断竿に加える抵抗機構とを含む通行遮断機であって、
    前記抵抗機構が、電磁石ユニットと該電磁石ユニットの磁力を受ける磁性体とを用いて、前記磁性体を引きつける前記電磁石ユニットの磁力により前記抵抗力を発生するように構成され、そして、前記電磁石ユニットの通電を制御する制御回路を備え、該制御回路は、前記抵抗力を解消するべく前記電磁石ユニットの通電を制御するときに、極性の反転した電力を前記電磁石ユニットに供給する、通行遮断機。
  5. 前記制御回路に従って前記極性の反転した電力を前記電磁石ユニットへ供給する電源回路を備える、請求項4に記載の通行遮断機。
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