JP6750119B2 - 物流管理システム及び物流管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は物流管理システム及び物流管理方法に関する。
近年、情報通信技術を活用した物流管理システムが広く普及しており、差出人からの集荷、配送拠点への荷物の到着、受取人への配達といった主要な集配イベントのデータが、随時、集配端末を用いてインターネット上のコンピュータに登録されている。差出人や受取人は、インターネット上のデータにアクセスして、ほぼリアルタイムに荷物の現在位置を確認することができる。
ところが差出人から物流事業者への荷物の受渡事実、或いは物流事業者から受取人への荷物の受渡事実については、従来同様、サインや押印のある書類の交付により、その証拠化が行われている。すなわち、発送時には差出人が物流事業者に荷物を渡し、物流業者による受取確認のサインや押印のある書類を差出人が受け取っている。物流事業者から受取人に荷物を渡す場合にも同様に、受取人による受領確認のサインや押印のある書類を物流事業者が受け取っている。そこで、こうした受渡事実を証する情報を、情報通信技術を活用し、より簡易且つ迅速に取得し、それを保存することができれば、非常に有意義である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、荷物の受渡事実を証する情報を簡易且つ迅速に取得し、それを保存することができる物流管理システム及び物流管理方法を提供することにある。
本発明の一側面に係る物流管理システムは、第1端末により取得される荷物の識別情報と、前記第1端末の位置を示す第1位置情報と、を前記第1端末から受信する第1受信手段と、第2端末により取得される前記荷物の識別情報と、前記第2端末の位置を示す第2位置情報と、を前記第2端末から受信する第2受信手段と、前記第1端末から受信する前記荷物の識別情報と、前記第2端末から受信する前記荷物の識別情報と、が一致する場合に、前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記荷物の受渡事実の有無を判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果を記憶する判断結果記憶手段と、を含む。
本発明の他の側面に係る物流管理方法は、第1端末により取得される荷物の識別情報と、前記第1端末の位置を示す第1位置情報と、を前記第1端末から受信するステップと、第2端末により取得される前記荷物の識別情報と、前記第2端末の位置を示す第2位置情報と、を前記第2端末から受信するステップと、前記第1端末から受信する前記荷物の識別情報と、前記第2端末から受信する前記荷物の識別情報と、が一致する場合に、前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記荷物の受渡事実の有無を判断するステップと、前記荷物の受渡事実の有無を記憶手段に格納するステップと、を含む。
ここで、前記判断手段は、前記第1端末の位置と前記第2端末の位置との距離が所定距離未満である場合に、前記荷物の受渡事実が有ると判断してよい。
また、前記判断手段は、前記第1端末の位置と前記第2端末の位置との距離が前記所定距離未満であり、且つ前記第1位置情報を受信してから前記第2位置情報を受信するまでの経過時間が所定時間未満である場合に、前記荷物の受渡事実が有ると判断してよい。
前記所定距離は、前記第2端末が使用される施設ごとに設定されてよい。
本発明の一態様では、前記第1端末は前記荷物の差出人により利用され、前記第2端末は物流事業者により利用され、前記荷物の識別情報に関連づけて前記物流事業者の識別情報を予め記憶する記憶手段をさらに含み、前記第2受信手段は、前記物流事業者の識別情報をさらに受信し、前記判断手段は、前記第2受信手段により受信される前記物流事業者の識別情報と、前記荷物の識別情報に関連づけて予め記憶される前記物流事業者の識別情報と、が一致するか否かに基づいて、前記荷物の取扱いの適正性をさらに判断する。
本発明の他の態様では、前記第1端末は物流事業者により利用され、前記第2端末は前記荷物の受取人により利用され、前記荷物の識別情報に関連づけて前記荷物の受取人の識別情報を予め記憶する記憶手段をさらに含み、前記第2受信手段は、前記受取人の識別情報をさらに受信し、前記判断手段は、前記第2受信手段により受信される前記受取人の識別情報と、前記荷物の識別情報に関連づけて予め記憶される前記受取人の識別情報と、が一致するか否かに基づいて、前記荷物の取扱いの適正性をさらに判断する。
本発明のさらに他の態様では、前記第1端末は物流事業者により利用され、前記第2端末は前記荷物の受取人により利用され、前記荷物の識別情報に関連づけて前記荷物の受取場所を予め記憶する記憶手段をさらに含み、前記判断手段は、前記第2受信手段により受信される前記第2位置情報と、前記荷物の識別情報に関連づけて予め記憶される前記荷物の受取場所と、に基づいて、前記荷物の取扱いの適正性をさらに判断する。
前記第1位置情報を受信する場合に、前記第2端末にその位置情報の送信を要求する手段をさらに含んでよい。
また、前記第1端末の位置と前記第2端末の位置との距離が所定距離以上である場合に、所定メッセージを送信してよい。
また、前記第1端末は、撮像手段により撮像される前記荷物に表されたコード画像から前記荷物の識別情報を取得してよい。
また、前記第2端末は、撮像手段により撮像される前記荷物に表されたコード画像から前記荷物の識別情報を取得してよい。
本発明の実施形態に係る物流管理システムの全体構成図である。 荷物に貼付されるコード画像の一例を示す図である。 管理サーバで保持される荷物データベースの内容を模式的に示す図である。 部品サプライヤサーバで保持される荷物データベースの内容を模式的に示す図である。 管理サーバで保持される企業位置データベースの内容を模式的に示す図である。 管理サーバで保持される集荷データベースの内容を模式的に示す図である。 管理サーバで保持される配達データベースの内容を模式的に示す図である。 発送登録処理を示すシーケンス図である。 集荷処理を示すシーケンス図である。 配達処理の前段(着荷)を示すシーケンス図である。 配達処理の後段(受取)を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る物流管理システムの全体構成図である。物流管理システム10は、情報通信ネットワークを利用して構築されており、荷物100の差出人の一例である部品サプライヤ20、受取人の一例である製造会社40、及び配達人の一例である物流会社30により利用されるものである。差出人、受取人、配達人は、以下の説明ではいずれも企業であるが、これらのうち1以上は個人であってもよい。ここでは、部品サプライヤ20の敷地内又は敷地付近で電子部品を含む荷物100は物流会社30の従業員により集荷され、配送車32が荷物100を製造会社40の敷地内又は敷地付近に運ぶ。そして、製造会社40の従業員が荷物100を受け取り、例えば電子機器の製造に用いる。
部品サプライヤ20は、物流管理に用いる部品サプライヤPC(パーソナルコンピュータ)21を備えている。この部品サプライヤPC21にはラベルプリンタ22が接続されており、内容物である電子部品が梱包された荷物100に、発送前、ラベルプリンタ22で印刷されたコードラベル101が貼付される。コードラベル101は、図2に例示されるように二次元コード画像を示すものであり、この画像には、荷物100を識別する荷物ID、差出人である部品サプライヤ20のIDである差出人ID、配達人である物流会社30のIDである配達人ID、受取人である製造会社40のIDである受取人IDがエンコードされている。なお、これらの情報を荷物100に付加する方法は、二次元のコード画像に限定されず、一次元のコード画像であってもよい。また、RFタグなどの電磁的記録その他の記録方法を用いてもよい。
部品サプライヤPC21は、インターネット12上に設けられたサーバコンピュータである部品サプライヤサーバ24と通信可能となっており、部品サプライヤサーバ24は、同じくインターネット12上に設けられたサーバコンピュータである管理サーバ14と通信可能となっている。荷物100の発送前、部品サプライヤPC21、部品サプライヤサーバ24及び管理サーバ14は発送登録処理(図8)を実行する。この発送登録処理では、部品サプライヤサーバ24及び管理サーバ14に荷物100の差出人、受取人、配達人などの情報の登録が行われる(符号200)。発送登録処理が実行されると、管理サーバ14から、部品サプライヤサーバ24を介して部品サプライヤPC21に上述のコードラベル101を印刷するためのコード画像のデータが送信される(符号201)。さらに、管理サーバ14から、物流会社サーバ34を介して物流会社30の従業員が使用する物流会社端末33に集荷要求が送信される(符号300)。
物流会社30は、物流管理に用いる物流会社PC31を備えている。また、物流会社30の従業員は物流会社端末33を携帯している。物流会社端末33は、可搬型の情報通信機器であり、コードラベル101の読取りデバイス、当該物流会社端末33の位置を特定する測位手段、通信デバイス及びコンピュータを含んでいる。物流会社端末33は、例えばスマートフォンにより構成されてよく、その場合には読取りデバイスとして内蔵カメラが用いられる。測位手段は、例えばGPS(Global Positioning System)の衛星信号を利用して自機位置を特定するGPSレシーバであってよい。あるいは、携帯電話基地局や無線LANルーターからの無線信号を受信する通信デバイス、該無線信号により自機位置を演算する処理装置により測位手段が構成されてもよい。
物流会社PC31及び物流会社端末33は、いずれもインターネット12上に設けられたサーバコンピュータである物流会社サーバ34と通信可能となっており、物流会社サーバ34は管理サーバ14と通信可能となっている。荷物100の集荷時、物流会社端末33、物流会社サーバ34及び管理サーバ14は集荷処理(図9)を実行する。また、荷物100を受取人に渡す際、物流会社端末33、物流会社サーバ34及び管理サーバ14は配達処理(図10)を実行する。
集荷処理において、物流会社30の従業員は、部品サプライヤ20の場所に到着すると、荷物100に貼付されたコードラベル101を物流会社端末33の内蔵カメラにより撮影する。また、物流会社端末33は、コードラベル101を撮影したタイミングでの当該物流会社端末33の位置を測定し、位置情報(例えば緯度及び経度のペア)を生成する。そして、コードラベル101からデコードされた荷物ID及び位置情報を物流会社サーバ34及び管理サーバ14に送信する(符号301)。このとき、管理サーバ14は、荷物100の取扱いの適正性を判断し、その判断結果をデータベースに記録する。荷物100の取扱いの適正性は、例えば所期の配達人により荷物100が受け取られたか否かの情報を含む。管理サーバ14は、さらに荷物100の物流会社30による受渡事実の有無を判断し、その結果をデータベースに記録する。
配達処理では、物流会社30の配達車32が製造会社40の敷地内又は敷地付近に到着すると、物流会社30の従業員は物流会社端末33の内蔵カメラにより荷物100にコードラベル101を撮影する。また、物流会社端末33は、コードラベル101を撮影したタイミングでの当該物流会社端末33の位置を測定し、位置情報を生成する。そして、コードラベル101からデコードされた荷物ID及び位置情報を含む着荷通知を物流会社サーバ34及び管理サーバ14に送信する(符号302)。これにより、管理サーバ14から、製造会社サーバ44を介して製造会社40の従業員が使用する製造会社端末43に受取要求が送信される(符号400)。
製造会社40は、物流管理に用いる製造会社PC41を備えている。また、製造会社40の従業員は製造会社端末43を携帯している。製造会社端末43は、物流会社端末33と同様の可搬型の情報通信機器であり、コードラベル101の読取りデバイス、当該製造会社端末43の位置を特定する測位手段、通信デバイス及びコンピュータを含んでいる。製造会社端末43は、例えばスマートフォンにより構成されてよく、その場合には読取りデバイスとして内蔵カメラが用いられる。測位手段は、例えばGPSの衛星信号を利用して自機位置を特定するGPSレシーバであってよい。あるいは、携帯電話基地局や無線LANルーターからの無線信号を受信する通信デバイス、該無線信号により自機位置を演算する処理装置により測位手段が構成されてもよい。
製造会社PC41及び製造会社端末43は、いずれもインターネット12上に設けられたサーバコンピュータである製造会社サーバ44と通信可能となっており、製造会社サーバ44は管理サーバ14と通信可能となっている。荷物100の受取り時、物流会社端末33、物流会社サーバ34及び管理サーバ14は配達処理(図11)を実行する。
配達処理において、製造会社40の従業員は荷物100に貼付されたコードラベル101を製造会社端末43の内蔵カメラにより撮影する。また、製造会社端末43は、コードラベル101を撮影したタイミングでの当該製造会社端末43の位置を測定し、位置情報を生成する。そして、コードラベル101からデコードされた荷物ID及び位置情報を含む受取確認を製造会社サーバ34及び管理サーバ14に送信する(符号401)。
このとき、管理サーバ14は、荷物100の取扱いの適正性を判断し、その判断結果をデータベースに記録する。荷物100の取扱いの適正性は、例えば所期の受取人により荷物100が受け取られたか否かの情報を含む。管理サーバ14は、さらに物流会社30から製造会社40への荷物100の受渡事実の有無を判断し、その結果をデータベースに記録する。
以下、物流管理システム10における情報処理をさらに詳細に説明する。まず、図3乃至図7を参照して、物流管理システム10で保持される各種データベースについて説明する。
図3は、管理サーバ14で保持される荷物データベースの内容を模式的に示す図である。同図に示す荷物データベース300は、荷物IDに関連づけて、受付日付、差出人ID、配達人ID、受取人ID、内容物を記憶している。差出人ID、配達人ID、受取人ID及び内容物は、部品サプライヤPC21で入力されるデータである。内容物は、荷物100の内容物を示している。受付日付は、これらデータが部品サプライヤサーバ24又は管理サーバ14に登録された日付である。
図4は、部品サプライヤサーバ24で保持される荷物データベースの内容を模式的に示している。この荷物データベース301は、図3に示される荷物データベース300のサブセットであり、荷物IDに関連付けて、受付日付、配達人ID、受取人ID及び内容物を記憶している。
図5は、管理サーバ14で保持される企業位置データベースの内容を模式的に示す図である。企業位置データベース302は、管理サーバ14で事前に構築されるものであり、荷物100の受渡が発生する場所の位置情報を記憶するものである。すなわち、企業位置データベース302は、差出人又は受取人となる企業の識別情報に関連づけて、その企業の名称及び位置情報を記憶している。位置情報は、各企業の敷地の中央、或いは各企業での荷物の受渡し場所の位置を示している。企業位置データベース302に記憶される企業の識別情報は、上述した差出人IDや受取人IDとして用いられている情報と同じものである。この企業位置データベース302により、管理サーバ14は、差出人IDや受取人IDから、直ちに差出人や受取人の位置情報を取得することができる。
図6は、管理サーバ14で保持される集荷データベースの内容を模式的に示す図である。集荷データベース303は、集荷時における荷物の受渡しの適正性及び受渡事実の有無を記録するものである。同図に示すように、集荷データベース303は、荷物IDに関連づけて、データ整合性、差出人位置、配達人位置及び受渡事実の有無を記憶している。データ整合性は、荷物の集荷時における荷物の受渡しの適正性を示しており、具体的には、集荷確認(符号301)を送信した物流会社端末33が、荷物データベース300において荷物IDに関連づけられた配達人IDの企業に属するものか否かを示している。具体的には、管理サーバ14は集荷確認が物流会社サーバ34から送信されると、物流会社サーバ34のID(すなわち物流会社30のID)を取得し、このIDが荷物データベース300において荷物IDに関連づけられた配達人ID(ここでは物流会社30のID)と一致するか否かを判断する。一致しなければ、荷物100が誤って別の配達人(物流会社30以外の企業や個人)により受け取られたと判断できる。
差出人位置は、差出人の位置情報である。差出人位置は、荷物データベース300において荷物IDに関連づけられた差出人IDを取得し、さらに企業位置データベース302においてこの差出人IDに関連づけられた位置情報を取得することで、特定される。配達人位置は、集荷の際に物流企業端末33から送信される位置情報である。差出人位置から配達人位置までの距離が所定距離未満であれば、受渡事実が有りと判断され、集荷データベース303にはその旨が記録される。
一般に、部品サプライヤ20などの差出人が都心にあれば、敷地も狭く、周囲には別の企業の敷地が近接している。一方、差出人が郊外にあれば、敷地は広く、周囲には別の企業の敷地が近接していない。そこで、受取事実の有無を判定する際の上記「所定距離」は、差出人の企業ごとに事前に設定してよい。たとえば、ある企業の敷地が広く、周囲に別の企業の敷地が近接していなければ、その企業には「所定距離」として比較的大きな値が設定される。
なお、受渡事実の有無には、差出人位置と配達人位置との間の距離による判定以外にも、例えば両位置が同じ地理ブロック(行政区画など)内にあるかどうかなど、他の判定を採用してよい。
差出人位置から配達人位置までの距離が所定距離以上であれば、受渡事実が無いと判断され、集荷データベース303にはその旨が記録される。なお、この場合には、荷物IDに関連づけられた差出人ID、配達人ID、受取人IDに基づき、部品サプライヤPC31、物流会社PC31、製造会社PC41などのコンピュータに、報告メッセージを例えば電子メール形式で送信してよい。
図7は、管理サーバ14で保持される配達データベースの内容を模式的に示す図である。配達データベース304は、荷物の配達時における荷物の受渡しの適正性及び受渡事実の有無を記録するものである。同図に示すように、配達データベース304は、荷物IDに関連づけて、着荷日時、着荷位置、受取人位置1、データ整合性1、受取人位置2、受取日時、データ整合性2、及び受渡事実の有無を記憶している。着荷日時は、管理サーバ14又は物流会社サーバ34が着荷通知(符号302)を受信した日時である。着荷位置は、着荷通知に含まれる物流会社端末33の位置情報である。受取人位置1は、荷物IDに関連づけられた受取人IDの位置情報であり、企業位置データベース302から取得される。データ整合性1は、着荷の適正性を示すものであり、具体的には、着荷位置と受取人位置1との距離が所定距離未満であれば、適正性があると判断される。この「所定距離」も、受取人の企業ごとに事前に設定されてよい。また、着荷位置と受取人位置1との間の距離による判定以外にも、例えば両位置が同じ地理ブロック(行政区画など)内にあるかどうかなど、他の判定を採用してよい。
受取人位置2は、受取確認(符号401)に含まれる位置情報である。受取日時は、受取確認を製造会社サーバ44又は管理サーバ14が受信した日時である。データ整合性2は、荷物受取の適正性を示すものであり、具体的には、受取確認(符号401)を送信した製造会社端末43が、荷物データベース300において荷物IDに関連づけられた受取人IDの企業に属するものか否かを示している。具体的には、管理サーバ14は受取確認が製造会社サーバ44から送信されると、製造会社サーバ44のID(製造会社ID)を取得し、このIDが荷物データベースにおいて荷物IDに関連づけられた受取人IDと一致するか否かを判断する。一致しなければ、荷物100が誤って別の受取人により受け取られたと判断できる。
配達人である物流会社30から受取人である製造会社40への荷物100の受渡事実の有無は、着荷位置と受取人位置2との間の距離、並びに着荷日時から受取日時までの経過時間に基づいて判断される。すなわち、着荷位置と受取人位置2との間の距離が所定距離未満であり、且つ着荷日時から受取日時までの経過時間が所定時間未満であれば、受渡事実があると判断される。ここでも、上記「所定距離」は、製造会社40などの受取人の企業ごとに事前に設定されてよい。また、着荷位置と受取人位置2との間の距離による判定以外にも、例えば両位置が同じ地理ブロック(行政区画など)内にあるかどうかなど、他の判定を採用してよい。さらに、着荷日時から受取日時までの経過時間を条件とせず、着荷位置と受取人位置2が所定条件を満たすか否かだけで、受渡事実の有無を判断してもよい。
受渡事実の有無は配達データベース304に記録される。なお、受渡事実が無いと判断される場合には、荷物IDに関連づけられた差出人ID、配達人ID、受取人IDに基づき、部品サプライヤPC31、物流会社PC31、製造会社PC41などのコンピュータに、報告メッセージを例えば電子メール形式で送信してよい。
図8は、発送登録処理を示すシーケンス図である。同図に示すように、荷物を発送する場合、まず部品サプライヤPC21にて、発送しようとする荷物の差出人のID(ここでは部品サプライヤ20のID)、受取人のID(ここでは製造会社40のID)、配達人のID(ここでは物流会社30のID)、荷物の内容物が入力される(S101)。これらのデータは部品サプライヤPC21から部品サプライヤサーバ24に送信される(S102)。部品サプライヤサーバ103では、受信したデータを、該部品サプライヤサーバ103により管理される荷物データベース301(図4)に保存するとともに(S103)、管理サーバ14に転送する(S104)。管理サーバ14では、当該荷物に対してID、及びコード画像(図2参照)を生成する(S105)。また、現在の日付を受付日付とし、荷物データベース300(図3)にデータを登録する(S106)。
次に、管理サーバ14は、荷物ID、コード画像及び受付日付を部品サプライヤサーバ24に送信するとともに(S107)、物流会社サーバ34に集荷要求を送信する(S108)。部品サプライヤサーバ24は、荷物データベース301に荷物ID及び受付日付を追加登録し(S109)、コード画像を部品サプライヤPC21に送信する(S110)。部品サプライヤPC21では、受信したコード画像をラベルプリンタ22により印刷し、コードラベル101を得る(S111)。このコードラベル101は、上述したように例えば人手で荷物100に貼付される。
一方、物流会社サーバ34は管理サーバ14から集荷要求を受信すると、集荷要求に含まれるデータを内部データベース(図示せず)に保存する(S112)。集荷要求には、例えば荷物ID、差出人ID、配達人ID、受取人IDが含まれる。その後、物流会社サーバ34は、物流会社30で管理する複数の物流会社端末33の中から1以上を選択し、それらに集荷要求を送信する(S113)。例えば、自社で管理する従業員の位置情報に従って、差出人である部品サプライヤ20に最も近い従業員の物流会社端末33に集荷要求を送信する。他の例では、自社で管理する従業員の業務担当テーブルに従って、差出人である部品サプライヤ20との業務を担当する従業員の物流会社端末33に集荷要求を送信する。集荷要求には、少なくとも荷物ID、差出人IDが含まれる。物流会社端末33では、差出人IDに基づき、差出人である部品サプライヤ20の名称や住所などが表示され、この表示に従って、物流会社30の従業員は、荷物100を受け取るため、部品サプライヤ20を訪問する。
図9は、集荷処理を示すシーケンス図である。物流会社端末33を携帯して差出人である部品サプライヤ20を訪問すると、荷物100に貼付されたコードラベル101を内蔵カメラで撮影する(S201)。物流会社端末33では、撮影されたコード画像をデコードして、荷物ID、差出人ID、配達人ID、受取人IDを取得し(S202)、データ整合性をチェックする(S203)。すなわち、集荷要求に含まれていた荷物IDと、デコードされた荷物IDが一致するか、自社すなわち物流会社30のIDと、デコードされた配達人IDとが一致するか、を判断する。不一致であれば、例えばエラーを物流会社端末33で表示し、処理を中断する。一致であれば、物流会社端末33の現在位置の情報を取得する(S204)。
物流会社端末33は、S202でデコードされた荷物ID、及びS204で取得された位置情報を物流会社サーバ34に送信し(S205)、物流会社サーバ34では内部データベースに、荷物IDに関連づけて荷物受領日などを保存する(S206)。
物流会社サーバ34は、物流会社端末33の現在位置情報及び荷物IDを管理サーバ14に転送し(S207)、管理サーバ14は、受信したデータを図6に示す集荷データベース303に登録する。その後、管理サーバ14はデータ整合性をチェックする(S208)。具体的には物流会社サーバ34から受信した荷物IDに関連づけて荷物データベース300に記憶されている配達人IDと、物流会社サーバ34のID(すなわち物流会社30のID)と、が一致するか否かを判断する。判断結果は集荷データベースに登録される。不一致であれば、荷物IDに関連づけられた差出人ID、配達人ID、受取人IDに基づき、部品サプライヤPC31、物流会社PC31、製造会社PC41などのコンピュータに、報告メッセージを例えば電子メール形式で送信してよい。
次に、管理サーバ14は差出人IDに関連づけられた位置情報を会社位置データベース302(図5)から取得し、取得した位置情報が示す位置と、物流会社端末33から送信された位置情報が示す位置と、の距離を計算し、該距離が所定距離未満であるか否かを判断する(S209)。所定距離未満であるか否かは、受渡事実の有無として、集荷データベース303に登録される(S210)。なお、計算された距離が所定距離以上であれば、管理サーバ14は、荷物IDに関連づけられた差出人ID、配達人ID、受取人IDに基づき、部品サプライヤPC31、物流会社PC31、製造会社PC41などのコンピュータに、報告メッセージを例えば電子メール形式で送信してよい。
その後、受渡事実の有無は管理サーバ14から物流会社サーバ34に送信され(S211)、その内部データベースに荷物IDに関連付けられて登録される(S212)。受渡事実の有無はさらに物流会社端末33にも送信され(S213)、物流会社端末33の画面に表示される(S214)。こうして、集荷を担当した物流会社30の従業員は、荷物100の受取りが管理サーバ14に登録されたことを、物流会社端末33の画面で確認することができる。
図10及び図11は、配達処理を示すシーケンス図である。まず図10に示すように、荷物100を受取人である製造会社40に運ぶと、物流会社30の従業員は荷物100のコード画像を物流会社端末33の内蔵カメラで撮影する(S301)。物流会社端末33では、撮影されたコード画像をデコードして、荷物ID、差出人ID、配達人ID、受取人IDを取得する(S302)。さらに物流会社端末33の測位機能を利用して物流会社端末33の現在位置の情報を取得する(S303)。
物流会社端末33は、S302でデコードされた荷物ID、及びS303で取得された位置情報を物流会社サーバ34に送信し(S304)、物流会社サーバ34では内部データベースに、荷物IDに関連づけて着荷日時などを保存する(S305)。
物流会社サーバ34は、物流会社端末33の現在位置情報及び荷物IDを管理サーバ14に転送し(S306)、管理サーバ14は、受信したデータを図7に示す配達データベース304に登録する(S307)。このとき、物流会社端末33の現在位置情報を着荷位置として、現在日時を着荷日時として、配達データベース304にそれぞれ登録する。
その後、管理サーバ14はデータ整合性をチェックする(S308)。具体的には、物流会社サーバ34から受信した荷物IDに関連づけて荷物データベースに記憶されている受取人IDを取得し、この受取人IDに関連づけられた位置情報を会社位置データベース302から取得する。取得された位置情報を受取人位置1として配達データベース304に登録するとともに、着荷位置と受取人位置1との距離が所定距離未満であるか否かを判断する。判断結果は、データ整合性1として配達データベース304に登録される。
次に、管理サーバ14は製造会社サーバ44に着荷通知を送信する(S309)。製造会社サーバ44は管理サーバ14から着荷通知を受信すると、着荷要求に含まれるデータを内部データベース(図示せず)に保存する(S310)。着荷通知には、例えば荷物ID、差出人ID、配達人ID、受取人ID、着荷日時が含まれる。その後、製造会社サーバ44は製造会社端末43に受取要求を送信する(S311)。
次に、図11に示すように、製造会社40の従業員が、製造会社端末43の内蔵カメラで荷物100のコード画像を撮影する(S401)。製造会社端末43では、撮影されたコード画像をデコードして、荷物ID、差出人ID、配達人ID、受取人IDを取得し(S402)、データ整合性をチェックする(S403)。すなわち、受取要求に含まれていた荷物IDと、デコードされた荷物IDが一致するか、自社すなわち製造会社40のIDと、デコードされた受取人IDとが一致するか、を判断する。不一致であれば、例えばエラーを製造会社端末43で表示し、処理を中断する。一致であれば、物流会社端末33の現在位置の情報を取得する(S404)。
製造会社端末43は、S402でデコードされた荷物ID、及びS404で取得された位置情報を含む受取確認を製造会社サーバ44に送信し(S405)、製造会社サーバ44では内部データベースに、荷物IDに関連づけて受取日時などを保存する(S406)。製造会社43の現在位置情報及び荷物IDは、製造会社サーバ44から管理サーバ14に転送される(S407)。
管理サーバ14では、受信したデータを配達データベース304に登録する。このとき、受信したデータに含まれる位置情報を受取人位置2として、現在日時を受取日時として、配達データベース304にそれぞれ登録する。その後、管理サーバ14はデータ整合性をチェックする(S408)。具体的には製造会社サーバ44から受信した荷物IDに関連づけて荷物データベースに記憶されている受取人IDと、製造会社サーバ44のID(すなわち製造会社40のID)と、が一致するか否かを判断する。判断結果は配達データベースにデータ整合性2として登録される。不一致であれば、荷物IDに関連づけられた差出人ID、配達人ID、受取人IDに基づき、部品サプライヤPC31、物流会社PC31、製造会社PC41などのコンピュータに、報告メッセージを例えば電子メール形式で送信してよい。
次に、管理サーバ14は、配達データベース304に記憶されている着荷位置と受取人位置2との距離を計算し、計算された距離が所定距離未満であるか否かを判断する(S409)。さらに、配達データベースに記憶されている着荷日時から受取日時までの経過時間を計算し、計算された経過時間が所定時間未満であるか否かを判断する(S410)。そして、S409及びS410の判断に基づいて、受渡事実の有無を決定し、配達データベース304に登録する(S411)。
その後、管理サーバ14は、受渡事実の有無を製造会社サーバ44及び物流会社サーバ34に送信する(S412,S413)。製造会社サーバ44は、受渡事実の有無を内部データベースに保存し(S414)、受渡事実の有無をさらに製造会社端末43に送信する(S415)。受渡事実の有無は製造会社端末43の画面に表示される(S416)。こうして、荷物100の受取りを担当した者は、荷物100の受取りが管理サーバ14に登録されたことを画面により確認できる。
受取事実の有無は、物流会社サーバ34でも同様に内部データベースに登録される(S417)。受取事実の有無は、さらに物流会社端末33にも送信され(S418)、物流会社端末33の画面にも表示される(S419)。こうして、配達を担当した物流会社30の従業員も、荷物100の受取りが管理サーバ14に登録されたことを画面で確認することができる。
さらに、管理サーバ14は、荷物IDに関連づけられた配達人IDに基づき、部品サプライヤサーバ24を特定し、この部品サプライヤサーバ24に対しても受渡事実の有無を通知する(S420)。部品サプライヤ20は、この通知に基づき、例えば荷物100に関する決済処理などを実行できる。
以上説明した物流管理システム10によれば、集荷時及び配達時において、荷物100の受渡事実の有無を簡易且つ迅速に判断し、それを集荷データベース及び配達データベースに記録することができる。荷物100の集配の事実は、管理サーバ14、部品サプライヤサーバ24、物流会社サーバ34、製造会社サーバ44に分散して記憶されており、正常に荷物100が集配される限り、これらは互いに整合性を有するものとなる。このため、集荷データベース及び配達データベースの内容は、非常に客観的証拠力が高いものとなる。
なお、本発明の範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形もまた本発明の範囲に含まれる。例えば、本発明は電子部品の集配のみならず、あらゆる種類の荷物の集配に適用可能である。また、本発明は個人間、あるいは企業と個人との間の荷物の集配に適用可能である。

Claims (14)

  1. 第1端末により取得される荷物の識別情報と、前記第1端末の位置を示す第1位置情報と、を前記第1端末から受信する第1受信手段と、
    第2端末により取得される前記荷物の識別情報と、前記第2端末の位置を示す第2位置情報と、を前記第2端末から受信する第2受信手段と、
    前記第1端末から受信する前記荷物の識別情報と、前記第2端末から受信する前記荷物の識別情報と、が一致する場合に、前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記荷物の受渡事実の有無を判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果を記憶する判断結果記憶手段と、
    を含み、
    前記判断手段は、前記第1端末の位置と前記第2端末の位置との距離が所定距離未満である場合に、前記荷物の受渡事実が有ると判断する、物流管理システム。
  2. 請求項に記載の物流管理システムにおいて、
    前記判断手段は、前記第1端末の位置と前記第2端末の位置との距離が前記所定距離未満であり、且つ前記第1位置情報を受信してから前記第2位置情報を受信するまでの経過時間が所定時間未満である場合に、前記荷物の受渡事実が有ると判断する、物流管理システム。
  3. 請求項1又はに記載の物流管理システムにおいて、
    前記所定距離は、前記第2端末が使用される施設ごとに設定される、物流管理システム。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の物流管理システムにおいて、
    前記第1端末は前記荷物の差出人により利用され、
    前記第2端末は物流事業者により利用され、
    前記荷物の識別情報に関連づけて前記物流事業者の識別情報を予め記憶する記憶手段をさらに含み、
    前記第2受信手段は、前記物流事業者の識別情報をさらに受信し、
    前記判断手段は、前記第2受信手段により受信される前記物流事業者の識別情報と、前記荷物の識別情報に関連づけて予め記憶される前記物流事業者の識別情報と、が一致するか否かに基づいて、前記荷物の取扱いの適正性をさらに判断する、物流管理システム。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載の物流管理システムにおいて、
    前記第1端末は物流事業者により利用され、
    前記第2端末は前記荷物の受取人により利用され、
    前記荷物の識別情報に関連づけて前記荷物の受取人の識別情報を予め記憶する記憶手段をさらに含み、
    前記第2受信手段は、前記受取人の識別情報をさらに受信し、
    前記判断手段は、前記第2受信手段により受信される前記受取人の識別情報と、前記荷物の識別情報に関連づけて予め記憶される前記受取人の識別情報と、が一致するか否かに基づいて、前記荷物の取扱いの適正性をさらに判断する、物流管理システム。
  6. 請求項1乃至のいずれかに記載の物流管理システムにおいて、
    前記第1端末は物流事業者により利用され、
    前記第2端末は前記荷物の受取人により利用され、
    前記荷物の識別情報に関連づけて前記荷物の受取場所を予め記憶する記憶手段をさらに含み、
    前記判断手段は、前記第2受信手段により受信される前記第2位置情報と、前記荷物の識別情報に関連づけて予め記憶される前記荷物の受取場所と、に基づいて、前記荷物の取扱いの適正性をさらに判断する、物流管理システム。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載の物流管理システムにおいて、
    前記第1位置情報を受信する場合に、前記第2端末にその位置情報の送信を要求する手段をさらに含む、物流管理システム。
  8. 請求項1乃至のいずれかに記載の物流管理システムにおいて、
    前記第1端末の位置と前記第2端末の位置との距離が所定距離以上である場合に、所定メッセージを送信する、物流管理システム。
  9. 請求項1乃至のいずれかに記載の物流管理システムにおいて、
    前記第1端末は、前記荷物に表されたコード画像を撮影する撮像手段を含み、該撮像手段により撮像される前記コード画像から前記荷物の識別情報を取得する、物流管理システム。
  10. 請求項1乃至のいずれかに記載の物流管理システムにおいて、
    前記第2端末は、前記荷物に表されたコード画像を撮影する撮像手段を含み、該撮像手段により撮像される前記コード画像から前記荷物の識別情報を取得する、物流管理システム。
  11. 請求項又は10に記載の物流管理システムにおいて、
    前記コード画像を印刷する印刷装置をさらに含む、物流管理システム。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載の物流管理システムにおいて、
    前記第1端末を含み、前記第1端末は該第1端末の現在位置を測位する測位手段を含む、物流管理システム。
  13. 請求項1乃至12のいずれかに記載の物流管理システムにおいて、
    前記第2端末を含み、前記第2端末は該第2端末の現在位置を測位する測位手段を含む、物流管理システム。
  14. 第1受信手段が、第1端末により取得される荷物の識別情報と、前記第1端末の位置を示す第1位置情報と、を前記第1端末から受信するステップと、
    第2受信手段が、第2端末により取得される前記荷物の識別情報と、前記第2端末の位置を示す第2位置情報と、を前記第2端末から受信するステップと、
    判断手段が、前記第1端末から受信する前記荷物の識別情報と、前記第2端末から受信する前記荷物の識別情報と、が一致する場合に、前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記荷物の受渡事実の有無を判断するステップと、
    格納手段が、前記荷物の受渡事実の有無を記憶手段に格納するステップと、
    を含み
    前記判断するステップでは、前記第1端末の位置と前記第2端末の位置との距離が所定距離未満である場合に、前記荷物の受渡事実が有ると判断する物流管理方法。
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