説明的な実施形態についての詳細な説明が、様々な図を参照して、今から行われる。この説明は、可能な実施の詳細な例を提供するが、詳細は、例示的であることが意図されており、決して本出願の範囲を限定しないことに留意されたい。
図1Aは、1つまたは複数の開示される実施形態を実施することができる、例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、放送などのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する、多元接続システムとすることができる。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共用を通して、そのようなコンテンツにアクセスすることを可能することができる。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)など、1つまたは複数のチャネルアクセス方法を利用することができる。
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線送受信ユニット(WTRU)、例えば、(全体として、または一括して、WTRU102と呼ばれることがある)WTRU102a、102b、102c、および/または102d、無線アクセスネットワーク(RAN)103/104/105、コアネットワーク106/107/109、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、ならびに他のネットワーク112を含むことができるが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作および/または通信するように構成された、任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成することができ、ユーザ機器(UE)、移動局、固定もしくは移動加入者ユニット、ページャ、セルラ電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、および家電製品などを含むことができる。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bも含むことができる。基地局114a、114bの各々は、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、および/またはネットワーク112などの1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェース接続するように構成された、任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、基地局114a、114bは、基地送受信機局(BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、および無線ルータなどとすることができる。基地局114a、114bは、各々が、単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることが理解されよう。
基地局114aは、RAN103/104/105の部分とすることができ、RAN103/104/105は、他の基地局、および/または基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどのネットワーク要素(図示されず)も含むことができる。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示されず)と呼ばれることがある、特定の地理的領域内において無線信号を送信および/または受信するように構成することができる。セルは、さらにセルセクタに分割することができる。例えば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセクタに分割することができる。したがって、いくつかの実施形態においては、基地局114aは、送受信機を3つ、例えば、セルのセクタ毎に1つずつ含むことができる。別の実施形態においては、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を利用することができ、したがって、セルのセクタ毎に複数の送受信機を利用することができる。
基地局114a、114bは、エアインターフェース115/116/117上において、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と通信することができ、エアインターフェース115/116/117は、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)とすることができる。エアインターフェース115/116/117は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立することができる。
より具体的には、上で言及されたように、通信システム100は、多元接続システムとすることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、およびSC−FDMAなどの、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を利用することができる。例えば、RAN103/104/105内の基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))を使用してエアインターフェース115/116/117を確立することができる、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実施することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
別の実施形態においては、基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTEアドバンスト(LTE−A)を使用してエアインターフェース115/116/117を確立することができる、進化型UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)などの無線技術を実施することができる。
他の実施形態においては、基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(すなわち、マイクロ波アクセス用の世界的相互運用性(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、暫定標準2000(IS−2000)、暫定標準95(IS−95)、暫定標準856(IS−856)、移動体通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、GSMエボリューション用の高速データレート(EDGE)、およびGSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実施することができる。
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントとすることができ、職場、家庭、乗物、およびキャンパスなどの局所的エリアにおける無線接続性を容易にするために、任意の適切なRATを利用することができる。いくつかの実施形態においては、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実施して、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立することができる。別の実施形態においては、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実施して、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立することができる。また別の実施形態においては、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立することができる。図1Aに示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接的な接続を有することがある。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106/107/109を介してインターネット110にアクセスする必要がないことがある。
RAN103/104/105は、コアネットワーク106/107/109と通信することができ、コアネットワーク106/107/109は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークとすることができる。例えば、コアネットワーク106/107/109は、呼制御、請求サービス、モバイルロケーションベースのサービス、プリペイド通話、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供することができ、および/またはユーザ認証など、高レベルのセキュリティ機能を実行することができる。図1Aには示されていないが、RAN103/104/105および/またはコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105と同じRATまたは異なるRATを利用する他のRANと直接的または間接的に通信することができることが理解されよう。例えば、E−UTRA無線技術を利用することができるRAN103/104/105に接続するのに加えて、コアネットワーク106/107/109は、GSM無線技術を利用する別のRAN(図示されず)とも通信することができる。
コアネットワーク106/107/109は、PSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするための、WTRU102a、102b、102c、102dのためのゲートウェイとしての役割も果たすことができる。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイート内の伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスからなるグローバルシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される有線または無線通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN103/104/105と同じRATまたは異なるRATを利用することができる1つまたは複数のRANに接続された、別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102dのいくつかまたはすべては、マルチモード機能を含むことができ、例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンク上で異なる無線ネットワークと通信するための複数の送受信機を含むことができる。例えば、図1Aに示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を利用することができる基地局114aと通信するように、またIEEE802無線技術を利用することができる基地局114bと通信するように構成することができる。
図1Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。図1Bに示されるように、WTRU102は、プロセッサ118と、送受信機120と、送信/受信要素122と、スピーカ/マイクロフォン124と、キーパッド126と、ディスプレイ/タッチパッド128と、非リムーバブルメモリ130と、リムーバブルメモリ132と、電源134と、全地球測位システム(GPS)チップセット136と、他の周辺機器138とを含むことができる。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、上記の要素の任意のサブコンビネーションを含むことができることが理解されよう。また、実施形態は、基地局114a、114b、ならびに/またはとりわけ、送受信機局(BTS)、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ホームノードB、進化型ノードB(eNodeB)、ホーム進化型ノードB(HeNBもしくはHeNodeB)、ホーム進化型ノードBゲートウェイ、およびプロキシノードなどの、しかしそれらに限定されない、基地局114a、114bが代表することができるノードが、図1Bにおいて示され、本明細書において説明される要素のいくつかまたはすべてを含むことができることを企図している。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、他の任意のタイプの集積回路(IC)、および状態機械などとすることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/またはWTRU102が無線環境で動作することを可能にする他の任意の機能性を実行することができる。プロセッサ118は、送受信機120に結合することができ、送受信機120は、送信/受信要素122に結合することができる。図1Bは、プロセッサ118と送受信機120を別個の構成要素として示しているが、プロセッサ118と送受信機120は、電子パッケージまたはチップ内に一緒に統合することができることが理解されよう。
送信/受信要素122は、エアインターフェース115/116/117上において、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信し、または基地局から信号を受信するように構成することができる。例えば、いくつかの実施形態においては、送信/受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。別の実施形態においては、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された放射器/検出器とすることができる。また別の実施形態においては、送信/受信要素122は、RF信号および光信号の両方を送信および受信するように構成することができる。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組合せを送信および/または受信するように構成することができることが理解されよう。
加えて、図1Bにおいては、送信/受信要素122は単一の要素として示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含むことができる。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を利用することができる。したがって、いくつかの実施形態においては、WTRU102は、エアインターフェース115/116/117上において無線信号を送信および受信するための2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含むことができる。
送受信機120は、送信/受信要素122によって送信されることになる信号を変調し、送信/受信要素122によって受信された信号を復調するように構成することができる。上で言及されたように、WTRU102は、マルチモード機能を有することができる。したがって、送受信機120は、WTRU102が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11など、複数のRATを介して通信することを可能にするための、複数の送受信機を含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶表示(LCD)ディスプレイユニットもしくは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合することができ、それらからユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力することもできる。加えて、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130および/またはリムーバブルメモリ132など、任意のタイプの適切なメモリから情報を入手することができ、それらにデータを記憶することができる。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、ハードディスク、または他の任意のタイプのメモリ記憶デバイスを含むことができる。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、およびセキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含むことができる。他の実施形態においては、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ(図示されず)上などに配置された、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリから情報を入手することができ、それらにデータを記憶することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、WTRU102内の他の構成要素への電力の分配および/または制御を行うように構成することができる。電源134は、WTRU102に給電するための任意の適切なデバイスとすることができる。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケル−カドミウム(NiCd)、ニッケル−亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、および燃料電池などを含むことができる。
プロセッサ118は、GPSチップセット136に結合することもでき、GPSチップセット136は、WTRU102の現在ロケーションに関するロケーション情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成することができる。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース115/116/117上においてロケーション情報を受信することができ、および/または2つ以上の近くの基地局から受信している信号のタイミングに基づいて、自らのロケーションを決定することができる。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の適切なロケーション決定実施を用いて、ロケーション情報を獲得することができることが理解されよう。
プロセッサ118は、他の周辺機器138にさらに結合することができ、他の周辺機器138は、追加的な特徴、機能性、および/または有線もしくは無線接続性を提供する、1つまたは複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。例えば、周辺機器138は、加速度計、eコンパス、衛星送受信機、(写真またはビデオ用の)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、バイブレーションデバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、およびインターネットブラウザなどを含むことができる。
図1Cは、実施形態による、RAN103およびコアネットワーク106のシステム図である。上で言及されたように、RAN103は、UTRA無線技術を利用して、エアインターフェース115上においてWTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN103は、コアネットワーク106と通信することもできる。図1Cに示されるように、RAN103は、ノードB140a、140b、140cを含むことができ、ノードB140a、140b、140cは、各々が、エアインターフェース115上においてWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数の送受信機を含むことができる。ノードB140a、140b、140cは、各々、RAN103内の特定のセル(図示されず)に関連付けることができる。RAN103は、RNC142a、142bを含むこともできる。RAN103は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数のノードBおよびRNCを含むことができることが理解されよう。
図1Cに示されるように、ノードB140a、140bは、RNC142aと通信することができる。加えて、ノードB140cは、RNC142bと通信することができる。ノードB140a、140b、140cは、Iubインターフェースを介して、それぞれのRNC142a、142bと通信することができる。RNC142a、142bは、Iurインターフェースを介して、互いに通信することができる。RNC142a、142bの各々は、それが接続されたそれぞれのノードB140a、140b、140cを制御するように構成することができる。加えて、RNC142a、142bの各々は、アウタループ電力制御、負荷制御、アドミッションコントロール、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、およびデータ暗号化など、他の機能性を実施またはサポートするように構成することができる。
図1Cに示されるコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(MGW)144、モバイル交換センタ(MSC)146、サービングGPRSサポートノード(SGSN)148、および/またはゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)150を含むことができる。上記の要素の各々は、コアネットワーク106の部分として示されているが、これらの要素のうちのいずれの1つも、コアネットワークオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営することができることが理解されよう。
RAN103内のRNC142aは、IuCSインターフェースを介して、コアネットワーク106内のMSC146に接続することができる。MSC146は、MGW144に接続することができる。MSC146およびMGW144は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にすることができる。
RAN103内のRNC142aは、IuPSインターフェースを介して、コアネットワーク106内のSGSN148に接続することもできる。SGSN148は、GGSN150に接続することができる。SGSN148とGGSN150は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にすることができる。
上で言及されたように、コアネットワーク106は、ネットワーク112に接続することもでき、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線または無線ネットワークを含むことができる。
図1Dは、実施形態による、RAN104およびコアネットワーク107のシステム図である。上で言及されたように、RAN104は、エアインターフェース116上においてWTRU102a、102b、102cと通信するために、E−UTRA無線技術を利用することができる。RAN104は、コアネットワーク107と通信することもできる。
RAN104は、eノードB160a、160b、160cを含むことができるが、RAN104は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数のeノードBを含むことができることが理解されよう。eノードB160a、160b、160cは、各々が、エアインターフェース116上においてWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数の送受信機を含むことができる。いくつかの実施形態においては、eノードB160a、160b、160cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、eノードB160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、WTRU102aから無線信号を受信することができる。
eノードB160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示されず)に関連付けることができ、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ならびにアップリンク(UL)および/またはダウンリンク(DL)におけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成することができる。図1Dに示されるように、eノードB160a、160b、160cは、X2インターフェース上において互いに通信することができる。
図1Dに示されるコアネットワーク107は、モビリティ管理ゲートウェイ(MME)162と、サービングゲートウェイ164と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ166とを含むことができる。上記の要素の各々は、コアネットワーク107の部分として示されているが、これらの要素のうちのいずれの1つも、コアネットワークオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営することができることが理解されよう。
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続することができ、制御ノードとしての役割を果たすことができる。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期接続中における特定のサービングゲートウェイの選択などを担うことができる。MME162は、RAN104と、GSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を利用する他のRAN(図示されず)との間の交換のためのコントロールプレーン機能を提供することもできる。
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続することができる。サービングゲートウェイ164は、一般に、ユーザデータパケットのWTRU102a、102b、102cへの/からのルーティングおよび転送を行うことができる。サービングゲートウェイ164は、eノードB間ハンドオーバ中におけるユーザプレーンのアンカリング、ダウンリンクデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能なときのページングのトリガ、ならびにWTRU102a、102b、102cのコンテキストの管理および記憶など、他の機能を実行することもできる。
サービングゲートウェイ164は、PDNゲートウェイ166に接続することもでき、PDNゲートウェイ166は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にすることができる。
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク107は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108との間のインターフェースとしての役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むことができ、またはそれと通信することができる。加えて、コアネットワーク107は、ネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができ、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線または無線ネットワークを含むことができる。
図1Eは、実施形態による、RAN105およびコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、IEEE802.16無線技術を利用して、エアインターフェース117上においてWTRU102a、102b、102cと通信する、アクセスサービスネットワーク(ASN)とすることができる。以下でさらに説明されるように、WTRU102a、102b、102c、RAN105、およびコアネットワーク109の異なる機能エンティティ間の通信リンクは、参照点として定義することができる。
図1Eに示されるように、RAN105は、基地局180a、180b、180cと、ASNゲートウェイ182とを含むことができるが、RAN105は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数の基地局およびASNゲートウェイを含むことができることが理解されよう。基地局180a、180b、180cは、各々、RAN105内の特定のセル(図示されず)に関連付けることができ、各々が、エアインターフェース117上においてWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数の送受信機を含むことができる。いくつかの実施形態においては、基地局180a、180b、180cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、基地局180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、WTRU102aから無線信号を受信することができる。基地局180a、180b、180cは、ハンドオフトリガリング、トンネル確立、無線リソース管理、トラフィック分類、およびサービス品質(QoS)ポリシ実施などの、モビリティ管理機能を提供することもできる。ASNゲートウェイ182は、トラフィック集約ポイントとしての役割を果たすことができ、ページング、加入者プロファイルのキャッシング、およびコアネットワーク109へのルーティングなどを担うことができる。
WTRU102a、102b、102cとRAN105との間のエアインターフェース117は、IEEE802.16仕様を実施する、R1参照点として定義することができる。加えて、WTRU102a、102b、102cの各々は、コアネットワーク109との論理インターフェース(図示されず)を確立することができる。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク109との間の論理インターフェースは、R2参照点として定義することができ、R2参照点は、認証、認可、IPホスト構成管理、および/またはモビリティ管理のために使用することができる。
基地局180a、180b、180cの各々の間の通信リンクは、R8参照点として定義することができ、R8参照点は、WTRUハンドオーバおよび基地局間におけるデータの転送を容易にするためのプロトコルを含む。基地局180a、180b、180cとASNゲートウェイ182との間の通信リンクは、R6参照点として定義することができる。R6参照点は、WTRU102a、102b、102cの各々に関連付けられたモビリティイベントに基づいたモビリティ管理を容易にするためのプロトコルを含むことができる。
図1Eに示されるように、RAN105は、コアネットワーク109に接続することができる。RAN105とコアネットワーク109との間の通信リンクは、R3参照点として定義することができ、R3参照点は、例えば、データ転送およびモビリティ管理機能を容易にするためのプロトコルを含む。コアネットワーク109は、モバイルIPホームエージェント(MIP−HA)184と、認証認可課金(AAA)サーバ186と、ゲートウェイ188とを含むことができる。上記の要素の各々は、コアネットワーク109の部分として示されているが、これらの要素のうちのいずれの1つも、コアネットワークオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営することができることが理解されよう。
MIP−HAは、IPアドレス管理を担うことができ、WTRU102a、102b、102cが、異なるASNおよび/または異なるコアネットワークの間においてローミングを行うことを可能にすることができる。MIP−HA184は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にすることができる。AAAサーバ186は、ユーザ認証、およびユーザサービスのサポートを担うことができる。ゲートウェイ188は、他のネットワークとの網間接続を容易にすることができる。例えば、ゲートウェイ188は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にすることができる。加えて、ゲートウェイ188は、ネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができ、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線または無線ネットワークを含むことができる。
図1Eには示されていないが、RAN105は、他のASNに接続することができ、コアネットワーク109は、他のコアネットワークに接続することができる。RAN105と他のASNとの間の通信リンクは、R4参照点として定義することができ、R4参照点は、RAN105と他のASNとの間においてWTRU102a、102b、102cのモビリティを調整するためのプロトコルを含むことができる。コアネットワーク109と他のコアネットワークとの間の通信リンクは、R5参照点として定義することができ、R5参照点は、ホームコアネットワークと在圏コアネットワークとの間の網間接続を容易にするためのプロトコルを含むことができる。
本明細書において使用することができる、略語および頭字語のリストを以下に示す。
Δf サブキャリア間隔
NR NRフレキシブル無線アクセス技術
NRNB NRノードB
ACK 肯定応答
BLER ブロック誤り率
BTI 基本TI(1つまたは複数のシンボル持続時間の整数倍)
CB 競合ベース(例えば、アクセス、チャネル、リソース)
CoMP 協調マルチポイント送信/受信
CP サイクリックプレフィックス
CP−OFDM (サイクリックプレフィックスに依存する)従来型OFDM
CQI チャネル品質インジケータ
CN コアネットワーク(例えば、LTEパケットコア)
CRC 巡回冗長検査
CSI チャネル状態情報
CSG 限定加入者グループ
DC デュアル接続性
D2D デバイス間送信(例えば、LTEサイドリンク)
DCI ダウンリンク制御情報
DL ダウンリンク
DM−RS 復調基準信号
DRB データ無線ベアラ
EPC 進化型パケットコア
FBMC フィルタバンクマルチキャリア
FBMC/OQAM オフセット直交振幅変調を使用するFBMC技法
FDD 周波数分割複信
FDM 周波数分割多重
ICC 産業用制御および通信
ICIC セル間干渉消去
IP インターネットプロトコル
LAA ライセンス補助アクセス
LBT リッスンビフォアトーク
LCH 論理チャネル
LCP 論理チャネル優先順位付け
LLC 低待ち時間通信
LTE 例えば、3GPP LTE R8以上の、ロングタームエボリューション
MAC 媒体アクセス制御
NACK 否定応答
MBB 大規模ブロードバンド通信
MC マルチキャリア
MCS 変調符号化方式
MIMO 多入力多出力
MTC マシンタイプコミュニケーション
NAS 非アクセス層
OFDM 直交周波数分割多重
OOB アウトオブバンド(放射)
Pcmax 所与のTIにおける利用可能な総UE電力
PHY 物理レイヤ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PDU プロトコルデータユニット
PER パケット誤り率
PL パケットロス(推定)
PLMN 地上波公共移動通信ネットワーク
PLR パケットロス率
PSS プライマリ同期信号
QoS (物理レイヤの観点から見た)サービス品質
RAB 無線アクセスベアラ
RACH ランダムアクセスチャネル(または手順)
RF 無線フロントエンド
RNTI 無線ネットワーク識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 基準信号
RTT ラウンドトリップ時間
SCMA シングルキャリアマルチアクセス
SDU サービスデータユニット
SOM スペクトル動作モード
SS 同期信号
SSS セカンダリ同期信号
SRB シグナリング無線ベアラ
SWG (自己完結的サブフレームにおける)スイッチングギャップ
TB トランスポートブロック
TBS トランスポートブロックサイズ
TDD 時分割複信
TDM 時分割多重
TI (1つまたは複数のBTIの整数倍の)時間間隔
TTI (1つまたは複数のTIの整数倍の)送信時間間隔
TrCH トランスポートチャネル
TRP 送信/受信ポイント
TRx 送受信機
UCI アップリンク制御情報(例えば、HARQフィードバック、CSI)
UFMC ユニバーサルフィルタマルチキャリア
UF−OFDM ユニバーサルフィルタOFDM
UL アップリンク
URC 超高信頼性通信
URLLC 超高信頼性および低待ち時間通信
V2V 車車間通信
V2X 自動車通信
WLAN 無線ローカルエリアネットワークおよび関連技術(IEEE802.xxドメイン)
WTRUは、第1の送信モード(TM)のためにWTRUによって利用される物理リソースの第1のセットが、第2のTMのためにWTRUによって利用されるリソースの第2のセットと、周波数が少なくとも部分的に重なり合うと決定するように構成することができる。第1のRATと関連付けられたリソースのセットは、LTEセル、LTEリソースのセット、LTE物理リソースブロック(PRB)のセットなどを含むことができる。第2のRATと関連付けられたリソースのセットは、NRセル、NRリソースのセット、NR PRBのセットなどを含むことができる。本明細書において使用されるとき、送信モード(TM)という用語は、異なるタイプの送信、例えば、異なるRATを使用する送信、異なる波長を使用する送信、異なる数的パラメータ(例えば、異なるサブキャリア間隔、TTI長、および/もしくはシンボル長など)を使用する送信、異なる送信/受信ポイント(TRP)から受信される送信、ならびに/または異なるサービスのために利用される送信を、全体として指すために使用することができる。例として、第1の送信モードは、大規模ブロードバンド通信(mBB)タイプのアプリケーションのために使用することができ、第2の送信モードは、URLLCタイプのアプリケーションのために使用することができる。第1の送信モードは、第1のRAT(例えば、LTE)と関連付けることができ、第2の送信モードは、第2のRAT(例えば、NR)と関連付けることができる。
例えば、第1のセルは、第1のRAT(例えば、LTE)と関連付けることができ、第2のセルは、第2のRAT(例えば、NR)と関連付けることができる。WTRUは、第2のセルと関連付けられた第2のTMの送信は、第1のセルと第2のセルとの間で少なくとも部分的に重なり合うリソースを使用して受信されると決定することができる。さらに、重なり合うセルに関して、例を説明することがあるが、それは、第1および第2のTMへの/からの送信を同じセルと関連付けることができる場合であっても、第1のTMを使用して使用可能な送信用のリソースは、第2のTMを使用して使用可能な送信用のリソースと部分的に重なり合うことができるということであることができる。例えば、第1のタイプのNR送信は、第2のタイプのNR送信のために使用することもできるリソースを使用して送信することができる。したがって、本明細書において説明される技法は、重なり合うセルと関連付けられた送信に限定されることを意味せず、複数のタイプの送信モードを使用する送信によって/送信のために使用することができるリソースにも適用可能である。
例においては、第2のタイプのTMの送信は、少なくとも第1のセルと第2のセルとの間で重なり合うリソース上において、受信することができる。第1のセルのマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームは、一般に、第1のTMと関連付けられる。受信機は、第2のTMの送信を受信しているとき、第1のセルの第1のTMの1つまたは複数のセル固有ブロードキャスト信号を無視することができる。WTRUは、第1のTMの制御チャネルを介して受信されたDCIに基づいて、送信が第1のセルと第2のセルとの間で重なり合うリソースを使用すると決定することができる。DCIは、第2のTMの制御チャネル内に含まれる別のDCIを指し示すことができる。WTRUは、第2のTMの送信についてのチャネル推定を実行するとき、第1のセルのセル固有ブロードキャスト信号を使用することができる。
図2は、LTEユーザプレーンスタックについての無線プロトコルアーキテクチャの例である。LTEユーザプレーンは、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)202、214と、無線リンク制御(RLC)204、216と、MAC206、218と、PHY208、220とを含むことができる。レイヤまたはサブレイヤは、無線媒体上において、WTRU210から進化型ノードB212(eNB)に、およびeNB212からWTRU210に、データを転送するために使用することができる機能のサブセットを担うことができる。
MACレイヤ(例えば、MACサブレイヤ206)は、MACサービスデータユニット(SDU)の多重化/逆多重化、スケジューリング情報報告、HARQを通した誤り訂正、WTRUの論理チャネル間のプライオリティ処理、動的スケジューリングを用いたWTRU間のプライオリティ処理、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)識別、トランスポートフォーマット選択、および/またはパディングのうちの1つまたは複数を含む、数々のサービスおよび機能を提供することができる。多重化/逆多重化されるMAC SDUは、トランスポートブロック(TB)への/からの1つまたは複数の論理チャネルに属することができる。TBは、トランスポートチャネル上において、物理レイヤに/から配送することができる。
図3は、LTE MACアーキテクチャの例である。図3は、様々な機能がいかにして互いに対話することができるかについての例を示している。論理チャネル優先順位付け206、および/または多重化(もしくは逆多重化)208は、送信時間間隔(TTI)内において送信するデータのセット(例えば、MACプロトコルデータユニット(PDU))を決定および/または選択するために使用される機能とすることができる。論理チャネル優先順位付け206は、アップリンクのために指定することができる。ハイブリッドARQ(HARQ)機能性210は、無線上における高速な再送を制御することができる。HARQ210は、高速な肯定応答(ACK)/否定応答(NACK)フィードバックに依存することができる。高速なACK/NACKフィードバックは、例えば、再送が実行されるべきか、または実行されるべきではないかを決定するために、物理レイヤによって提供することができる。複数(例えば、LTEにおいては最大8つ)の同時HARQプロセスを使用することができる。フィードバックの提供と関連付けられたLTEにおける本来的な遅延が、複数の同時HARQプロセスの使用を促すことがある。例えば、受信機は、TBをデコードし/デコードしようと試み、フィードバックを送信することができる。HARQプロセスは、異なるMAC PDUを搬送することができ、送信および再送に関して独立して動作することができる。
LTEアップリンク上におけるHARQ再送は、同期的であることができる。MAC PDUのための送信および再送は、一定の時間関係を有することができる。同期HARQは、より僅かな制御シグナリングを使用することができる。制御シグナリングおよび/またはHARQプロセスは、タイミングを介して関連付けることができる。制御シグナリングとHARQプロセスとの間の関連付けは、暗黙的であることができる。
LTEダウンリンク上におけるHARQ動作は、非同期的であることができる。HARQプロセスIDは、ダウンリンクシグナリンググラント上において伝達することができる。例えば、HARQプロセスIDのシグナリングは、明示的であることができる。HARQ ACK/NACKは、例えば、関連付けられた送信に関して、一定のタイミングを用いて(例えば、4TTI後に)、WTRUによって送信することができる。
様々なシナリオに適合するように、NRのために、フレキシブルなエアインターフェースを使用することができる。NRエアインターフェースは、以下のシナリオのうちの、すなわち、改良されたブロードバンド性能(IBB)、産業用制御および通信(ICC)、および自動車用アプリケーション(V2X)、ならびに/または大規模マシンタイプコミュニケーション(mMTC)などのうちの1つまたは複数を可能にすることができる。NRは、NRエアインターフェース、またはNRの他の態様を含むことができる。NRエアインターフェースは、NRと呼ばれることがある。
(例えば、後方互換性の相対的レベルをサポートする)様々なシナリオに適合するように、NRは、以下のうちの、すなわち、超低送信待ち時間、超高信頼性送信、および/またはMTC動作(例えば、狭帯域動作)などのうちの1つまたは複数をサポートすることができる。
NRは、TTIサイズの範囲をサポートすることによって、超低送信待ち時間をサポートすることができる。エアインターフェース待ち時間は、ラウンドトリップ時間(RTT)に基づくことができる。例えば、NRは、1ms RTTのエアインターフェース待ち時間(例えば、LTEのエアインターフェース待ち時間)を達成するために、レガシシステムよりも短いTTI(例えば、100μsから250μs)をサポートすることができる。NRは、超低アクセス待ち時間をサポートすることができる。アクセス待ち時間は、初期システムアクセスから、第1のユーザプレーンデータユニットの送信が完了するまでの時間に基づくことができる。使用事例の1つまたは複数は、10msよりも小さいエンドツーエンド(e2e)待ち時間に基づくことができる。これらの使用事例は、少なくとも、産業用制御および通信(ICC)および/または自動車通信(V2X)を含むことができる。
NRは、超高信頼性送信、および/またはサービス信頼性をサポートすることができる。NRについての送信信頼性は、レガシLTEシステムにまさるように改善することができる。例えば、99.999%の送信成功率および/またはサービス利用可能性を達成することができる。NRは、(例えば、0〜500km/hの範囲内の)スピードに対して、モビリティをサポートすることができる。使用事例の1つまたは複数に対して、10-6よりも小さいパケットロス率(PLR)を使用することができる。これらの使用事例は、少なくともICCおよび/またはV2Xを含むことができる。
NRは、(例えば、狭帯域動作をサポートすることによる)MTC動作、拡張されたバッテリ寿命、および/または最小通信オーバヘッドをサポートすることができる。例えば、NRは、200KHzにおいて、狭帯域動作をサポートすることができる。NR(例えば、NR airNRインターフェース)は、拡張されたバッテリ寿命をサポートすることができる。例えば、バッテリ寿命は、最大で15年の自律性とすることができる。NRは、相対的に小さいデータ送信、および/または頻繁でないデータ送信に対して、最小通信オーバヘッドをサポートすることができる。例えば、NRは、数秒から数時間のアクセス待ち時間を有する、1〜100kbpsの範囲内の相対的に低いデータレートをサポートすることができる。
WTRUは、通信に対してフレキシブルな無線アクセスシステムを適用するように構成することができる。NRのためのフレキシブルな無線アクセス動作は、本明細書においては、NRと呼ばれることがある。NRは、(例えば、少なくとも、ダウンリンク送信方式に対して)直交周波数分割多重(OFDM)を使用することができ、および/またはOFDM以外の波形候補にフォーカスすることができる。
OFDMは、LTEおよびIEEE802.11におけるデータ送信のための信号フォーマットとして、使用することができる。OFDMは、スペクトルを、複数の並列する直交サブバンドに分割することができる。時間領域において、長方形の窓を使用して、サブキャリアを成形することができる。成形されたサブキャリアは、周波数領域において、sinc形状のサブキャリアをもたらすことができる。OFDMAは、ほぼ完璧な周波数同期、および/またはサイクリックプレフィックスの持続時間内におけるアップリンクタイミングアライメントの厳格な管理に依存して、信号間の直交性を維持し、および/またはキャリア間干渉を最小化することができる。
WTRUが相対的に同時に複数のアクセスポイントに接続されるシステムは、同期またはアップリンクタイミングアライメントを使用することができる。WTRUが相対的に同時に複数のアクセスポイントに接続されるシステムは、完璧な周波数同期、またはアップリンクタイミングアライメントの厳格な管理を使用しないことができる。隣接バンドへのスペクトル放射要件に準拠するために、アップリンク送信に対して電力削減を適用することができる。例えば、WTRUの送信のための断片化されたスペクトルのアグリゲーションの存在下において、追加の電力削減を適用することができる。
相対的に厳しい周波数同期要件を達成しなければならないことを回避するために、実施のための相対的に厳しいRF要件を適用することができる。例えば、連続するスペクトルを使用して動作するとき、実施のためのより厳しいRF要件を使用することができる。連続するスペクトルは、アグリゲーションを使用しないことができる。送信方式(例えば、サイクリックプレフィックス(CP)ベースのOFDM送信方式)は、レガシシステムのためのダウンリンク物理レイヤに類似した、NRのためのダウンリンク物理レイヤの使用をもたらすことができる。基準信号特性(例えば、パイロット信号密度およびロケーション)は、変更することができる。
フレキシブルな無線アクセスは、マルチキャリア波形、スペクトル柔軟性、複数のモードのスケジューリングおよびレート制御、ならびに/またはブロック符号化に基づいた送信方式を含むことができる。NRは、異なるタイプの送信に対する、異なる波形、スペクトル、スケジューリング、レート制御、ブロック符号化などの使用によって、特徴付けることができる。異なるサービスおよび/またはデータタイプに対して、異なるNR TMを使用することができる。
NRのための送信方式は、マルチキャリア波形に基づくことができ、および/または相対的に高いスペクトル抑制によって特徴付けることができる。例えば、相対的に高いスペクトル抑制は、相対的により低いサイドローブ、および/または相対的により低い帯域外(OOB)放射を含むことができる。NRのための例示的なMC波形は、限定することなく、OFDMオフセット直交振幅変調(OQAM)、およびユニバーサルフィルタマルチキャリア(UFMC)(例えば、ユニバーサルフィルタOFDM(UF−OFDM))を含むことができる。マルチキャリア変調波形は、チャネルをサブチャネルに分割することができる。マルチキャリア変調波形は、サブチャネル内のサブキャリア上におけるデータシンボルを変調することができる。
OFDM−OQAMを用いる場合、OOBを低減するために、サブキャリアについての時間領域において、OFDM信号に対してフィルタを適用することができる。OFDM−OQAMは、隣接バンドに対して相対的に低い干渉を引き起こすことができる。OFDM−OQAMは、大きいガードバンドを使用することができ、または使用しないことができる。OFDM−OQAMは、フィルタバンクマルチキャリア(FBMC)方式を含むことができ、および/またはスタガードマルチトーン(SMT)マルチキャリア変調方式の離散時間形式化と見なすことができる。OFDM−OQAMは、サイクリックプレフィックスを使用することができ、または使用しないことができる。OFDM−OQAMは、ポピュラなFBMC技法であることができる。OFDM−OQAMは、マルチパス効果に敏感であることができる。OFDM−OQAMは、直交性の観点から見て、高い遅延スプレッドに敏感であることができる。OFDM−OQAMは、等化およびチャネル推定を複雑にすることがある。
UFMC(例えば、UF−OFDM)を用いる場合、OOBを低減するために、時間領域において、OFDM信号に対してフィルタを適用することができる。例えば、フィルタリングは、複雑さを低減することができるように、スペクトル断片を使用するために、サブバンド毎に適用することができる。UF−OFDMを実施することが、実用的であることがある。例えば、UF−OFDMは、ハードウェアの観点から見て、高価でないことがある。スペクトル断片内におけるOOB放射は、相対的に高くとどまることができる。例えば、断片内におけるOOB放射は、バンド内に未使用のスペクトル断片が存在するとき、従来のOFDMのためのそれらと同程度に高くとどまることができる。UF−OFDMは、フィルタリングされたスペクトルのエッジにおいて改善することができる。UF−OFDMは、スペクトルホールにおいて改善することができ、または改善することができない。本明細書において説明される技法および手順は、本明細書において説明される波形に限定することができ、または限定しないことができる。本明細書において説明される技法および手順は、他の波形に適用可能であることができる。本明細書において説明される例は、本明細書において説明される波形および/または他のタイプの波形に適用可能であることができる。アップリンクおよびダウンリンク送信方式は、同じまたは異なる波形を使用することができる。同じセル内の異なるWTRUへの送信および/またはそれらからの送信の多重化は、FDMAおよび/またはTDMAに基づくことができる。
本明細書におけるマルチキャリア変調波形は、周波数領域において非直交特性を有する信号の多重化、および/または非同期信号の共存を可能にすることができる。非直交特性は、周波数領域における信号について、異なるサブキャリア間隔を含むことができる。本明細書におけるマルチキャリア変調波形は、複雑な干渉除去受信機を使用することができ、または使用しないことができる。本明細書における波形は、スペクトルの断片のアグリゲーション、および/またはベースバンド処理における断片化されたスペクトルのアグリゲーションを容易にすることができる。ベースバンド処理における断片化されたスペクトルのアグリゲーションは、RF処理の一部としての断片化されたスペクトルのアグリゲーションに対するコスト高の代替案とすることができる。
同じバンド内における異なる波形の共存を使用して、動作をサポートすることができる。例えば、同じバンド内における異なる波形の共存を使用して、mMTC狭帯域動作をサポートすることができる。シングルキャリアマルチアクセス(SCMA)を使用して、mMTC狭帯域動作をサポートすることができる。同じバンド内における異なる波形は、以下のうちの、すなわち、CP−OFDM、OFDM−OQAM、および/またはUF−OFDMなどのうちの1つまたは複数とすることができる。それらのうちの1つまたは複数の組合せに対するサポートが、動作のいくつかまたはすべての態様について存在することができる。それらのうちの1つまたは複数についての複数の波形の組合せ/共存に対するサポートが、ダウンリンクおよび/またはアップリンク送信について存在することができる。異なる波形の共存は、異なるWTRU間において異なるタイプの波形を使用する送信を含むことができる。例えば、異なる波形の共存は、異なるWTRUからの同時送信を含むことができる。異なる波形の共存は、異なるWTRUからの何らかの重なり合いを有する送信を含むことができる。異なる波形の共存は、異なるWTRUからの時間領域において連続した送信を含むことができる。異なる波形の共存は、WTRUからの複数の波形を使用した送信を含むことができる。例えば、異なる波形の共存は、WTRUからの複数の波形を使用した同時送信を含むことができる。異なる波形の共存は、WTRUからの何らかの重なり合いを有する送信を含むことができる。異なる波形の共存は、WTRUからの時間領域において連続した送信を含むことができる。
同じバンド内における異なる波形の共存は、ハイブリッドタイプの波形に対するサポートを含むことができる。ハイブリッドタイプの波形は、(例えば、1つの送信と別の送信とで)変化するCP持続時間、CPと低電力テール(例えば、ゼロテール)との組合せ、および/またはハイブリッドガードインターバルの形態などのうちの1つまたは複数をサポートする、波形および/または送信を含むことができる。ハイブリッドガードインターバルの形態は、低電力CP、および/または適応低電力テールを含むことができる。波形は、フィルタリングと関連付けられた態様を含む態様の動的な変化および/または制御をサポートすることができる。例えば、波形は、送信の受信のために使用されるスペクトルのエッジにおいてフィルタリングが適用されるかどうかについての制御をサポートすることができる。波形は、送信の受信のために使用されるスペクトルのエッジにおいて、所与のキャリア周波数に対してフィルタリングが適用されるかどうかについての制御をサポートすることができる。送信は、スペクトル動作モード(SOM)と関連付けること、またはサブバンド毎もしくはサブバンドのグループ毎に関連付けることができる。
送信方式は、スペクトル柔軟性に基づくことができ、スペクトル柔軟性は、二重化配置における柔軟性、帯域幅柔軟性、柔軟なスペクトル割り当て、スペクトルアグリゲーション、および/または柔軟なタイミングを含むことができる。NR無線アクセスは、相対的に高度のスペクトル柔軟性と関連付けることができる。スペクトル柔軟性は、異なる特性を有する異なる周波数バンドにおける配備を可能にすることができる。配備は、以下のうちの、すなわち、異なる二重配置、同じまたは異なるバンド内における連続および非連続スペクトル割り当てを含む、異なるサイズおよび/または可変のサイズの利用可能なスペクトルのうちの1つまたは複数を含むことができる。スペクトル柔軟性は、複数のTTI長に対するサポート、および/または非同期送信に対するサポートを含む、可変タイミング態様をサポートすることができる。
スペクトル柔軟性は、二重化配置における柔軟性を含むことができる。NRは、二重化配置における柔軟性を使用することができる。TDDおよび/またはFDD二重化方式をサポートすることができる。FDD動作については、スペクトルアグリゲーションを使用して、補助的なダウンリンク動作をサポートすることができる。FDD動作は、全二重FDDおよび/または半二重FDD動作をサポートすることができる。TDD動作については、DL/UL割り当ては、動的とすることができる。例えば、DL/UL割り当ては、固定されたDL/ULフレーム構成に基づくことができ、または基づかないことができる。DLまたはUL送信間隔の長さは、送信機会毎に設定することができる。
スペクトル柔軟性は、帯域幅柔軟性を含むことができる。NRは、帯域幅柔軟性を使用することができる。NRは、アップリンクおよび/またはダウンリンク送信において、異なる送信帯域幅を可能にすることができる。送信帯域幅は、公称システム帯域幅から、システム帯域幅に対応する最大値までの範囲にわたることができる。サポートされるシステム帯域幅は、範囲内の帯域幅とすることができる。例えば、範囲は、数MHzから最大160MHzのものであることができる。シングルキャリア動作については、サポートされるシステム帯域幅は、以下のうちの、すなわち、5、10、20、60、および80MHzのうちの1つまたは複数を含むことができる。公称帯域幅は、1つまたは複数の固定された値を有することができる。例えば、最大200KHzの狭帯域送信は、MTCデバイスのための動作帯域幅内においてサポートすることができる。NRは、NR送信のタイプと見なすことができ、および/またはNR送信のタイプのために使用することができる。
図4は、送信帯域幅(400)の例を示している。本明細書におけるシステム帯域幅は、所与のキャリアのためにネットワークが管理することができることがある、スペクトルの最大部分(例えば、408)を指すことができる。公称システム帯域幅は、セル獲得、測定、およびネットワークへの初期アクセスのために、WTRUがキャリアに対して最低限サポートする部分(例えば、402)を指すことができる。WTRUは、システム帯域幅の範囲内にあるチャネル帯域幅(例えば、404、406、410)を使用するように構成することができる。図4は、WTRUの構成されたチャネル帯域幅が、システム帯域幅の公称部分を含むことができること、または含まないことができることを示している。
帯域幅柔軟性は、周波数領域波形のベースバンドフィルタリングのサポートを通して、達成することができる。例えば、バンド内の(例えば、所与の最大)動作帯域幅についてのRF要件のいくつかまたはすべての適用可能なセットを、満たすことができる。その動作バンドについての追加の許容されるチャネル帯域幅を、導入することができ、または導入しないことができる。例えば、周波数領域波形のベースバンドフィルタリングのサポートが効率的であるとき、その動作バンドについての追加の許容されるチャネル帯域幅を、導入することができ、または導入しないことができる。シングルキャリア動作のためにWTRUのチャネル帯域幅を構成し、再構成し、および/または動的に変更するための実施を、提供することができる。公称システム帯域幅、システム帯域幅、または構成されたチャネル帯域幅内における狭帯域送信のためにスペクトルを割り当てるための実施を、提供することができる。
NRエアインターフェースの物理レイヤは、バンドに依存しないことができ、ならびに/または5GHz未満のライセンスバンドにおける動作、および/もしくは5〜6GHzの範囲内のアンライセンスバンドにおける動作をサポートすることができる。例えば、LTEライセンス補助アクセス(LAA)に類似した、リッスンビフォアトーク(LBT)カテゴリ4ベースのチャネルアクセスフレームを、例えば、アンライセンスバンドにおける動作のために、サポートすることができる。
任意のスペクトルブロックサイズのためのセル固有および/またはWTRU固有のチャネル帯域幅は、例えば、スケジューリング、リソースのアドレッシング、ブロードキャストされる信号、測定などを使用して、スケーリングおよび管理することができる。
スペクトル柔軟性は、柔軟なスペクトル割り当てを含むことができる。NRは、柔軟なスペクトル割り当てを使用することができる。ダウンリンク制御チャネルおよび/または信号は、FDM動作をサポートすることができる。WTRUは、システム帯域幅の公称部分を使用して送信を受信することによって、ダウンリンクキャリアを獲得することができる。例えば、WTRUは、最初、関心のあるキャリアのためにネットワークによって管理されている帯域幅をカバーする送信を受信しないことがある。ダウンリンクデータチャネルは、公称システム帯域幅に対応しないことができる帯域幅上に割り当てることができる。ダウンリンクデータチャネルは、制約を伴って、または伴わずに、割り当てることができる。例えば、制約は、WTRUの構成されたチャネル帯域幅内にあることとすることができる。例えば、ネットワークは、12MHzのシステム帯域幅、および5MHzの公称帯域幅を用いて、キャリアを動作させることができる。デバイスは、システムを獲得するために、および/またはシステムにアクセスするために、5MHzの最大RF帯域幅をサポートすることができる。デバイスは、最大20MHz相当のチャネル帯域幅をサポートする他のWTRUに、キャリア周波数+10から−10MHzを割り当てることができる。
図5は、異なるサブキャリアを異なる動作モードに概念的に割り当てることができる、スペクトル割り当て500の例とすることができる。システム帯域幅514内において、異なる周波数リソースを、異なる送信モード/タイプと関連付けることができる。例えば、第1の送信モード(例えば、LTE)のために、公称システム帯域幅512を使用することができる。帯域幅510および/または帯域幅516に対応するスペクトルの部分は、公称帯域幅512において使用されるものとは異なる1つまたは複数の送信モードと関連付けることができる。例えば、帯域幅516、510内においてリソースを割り当てるために、公称帯域幅512のために使用されるのとは異なる数的パラメータを使用することができる。例えば、サブキャリア間隔は、帯域幅510、512、516の各々について異なることができる。帯域幅510および帯域幅516は、可変の送信特性と関連付けることができる。例えば、サブキャリア502およびサブキャリア506のための帯域幅は、異なることができる。
異なる送信のために、異なるSOMを使用することができる。SOMは、以下のパラメータのうちの、すなわち、サブキャリア間隔、波形タイプ、TTI長、および/または信頼性態様のうちの1つまたは複数を含むことができる。異なるSOMは、送信リソースを定義するために使用される異なる数的パラメータと関連付けることができる。SOMという用語と数的パラメータという用語は、交換可能に使用することができる。例えば、SOMおよび/または数的パラメータを定義するために使用される信頼性態様は、HARQ処理態様、および/またはセカンダリ制御チャネルのアイデンティティを含むことができる。SOMは、特定の波形を指すことができる。1つまたは複数のSOMタイプのために、複数のタイプの波形を使用することができる。SOMは、送信機および/または受信機によって実行される処理態様に関連すること、または処理態様によって定義することができる。例えば、SOMは、FDMおよび/またはTDMを使用して、同じキャリア内において異なる波形の共存をサポートすることができる。TDDバンド内におけるFDD動作の共存は、例えば、TDM方式または類似の方式で、サポートすることができる。
WTRUは、1つまたは複数のSOMに従って、送信を実行するように構成することができる。例えば、SOM/数的パラメータは、TTI持続時間、初期電力レベル、HARQ処理タイプ、成功したHARQ受信/送信についての上限、送信モード、物理チャネル(アップリンクまたはダウンリンク)、動作周波数、バンドまたはキャリア、RATに従った(例えば、NRまたはLTEのための)特定の波形タイプまたは送信のうちの1つまたは複数を使用する、および/またはそれらによって定義される送信に対応することができる。SOMは、QoSレベルおよび/または関連態様(例えば、最大/目標待ち時間、または最大/目標ブロック誤り率(BLER)など)に対応することができる。SOMは、スペクトル領域、および/または制御チャネルもしくはそれの態様(例えば、探索空間、ダウンリンク制御情報(DCI)タイプ)に対応することができる。例えば、WTRUは、超高信頼性通信(URC)タイプのサービス、低待ち時間通信(LLC)タイプのサービス、および/または大規模ブロードバンド(mBB)cタイプのサービスのためのSOMを使用するように構成することができる。WTRUは、システムアクセスのためのSOM、および/またはシステムと関連付けられたスペクトルの一部(例えば、公称システム帯域幅)などにおける、レイヤ3(L3)制御シグナリング(例えば、RRC)の送信/受信のためのSOMについての構成を有することができる。
スペクトル柔軟性は、スペクトルアグリゲーションを含むことができる。NRは、スペクトルアグリゲーションを使用することができる。シングルキャリア動作のために、スペクトルアグリゲーションをサポートすることができる。例えば、WTRUが、動作バンド内の物理リソースブロック(PRB)の連続および/または非連続のセット上において、複数のトランスポートブロックの送信および受信をサポートするとき、スペクトルアグリゲーションをサポートすることができる。単一のトランスポートブロックは、PRBの別個のセットにマッピングすることができる。異なるSOM要件と関連付けられた同時送信に対するサポートを、使用することができる。
動作バンド内における連続および/または非連続スペクトルブロックを使用して、マルチキャリア動作をサポートすることができる。2つ以上の動作バンドにわたる連続および/または非連続スペクトルブロックを使用して、マルチキャリア動作をサポートすることができる。異なるモード(例えば、FDDおよびTDD)を使用するスペクトルブロックのアグリゲーションを、サポートすることができる。異なるチャネルアクセス技法を使用するスペクトルブロックのアグリゲーションを、サポートすることができる。例えば、6GHz未満のライセンスおよびアンライセンスバンド動作を、サポートすることができる。
WTRUのマルチキャリアアグリゲーションを構成し、再構成し、および/または動的に変更する技法および/または手順に対するサポートを、使用することができる。
スペクトル柔軟性は、柔軟なフレーミング、タイミング、および/または同期を含むことができる。ダウンリンクおよびアップリンク送信を無線フレームに組織することができる。無線フレームは、数々の固定された態様(例えば、ダウンリンク制御情報のロケーション)、および/または数々の変化する態様(例えば、送信タイミング、サポートされる送信のタイプ)によって特徴付けることができる。
基本時間間隔(BTI)は、整数個の1つまたは複数のシンボルを含むことができる。シンボル持続時間は、時間−周波数リソースに適用可能なサブキャリア間隔の関数とすることができる。FDDについては、サブキャリア間隔は、フレームについてのアップリンクキャリア周波数fULおよび/またはダウンリンクキャリア周波数fDLの間で異なることができる。
送信のタイミング、および/または連続する送信間におけるシステムによってサポートされる最小時間を画定するために、送信時間間隔(TTI)を使用することができる。連続する送信は、ダウンリンク(TTIDL)およびアップリンク(UL TRx)について、異なるトランスポートブロック(TB)と関連付けることができる。UL TRxは、適用可能ならば、プリアンブルを除外することができる。UL TRxは、制御情報を含むことができる。例えば、制御情報は、ダウンリンクについてはDCI、および/またはアップリンクについてはUCIとすることができる。TTIは、整数個の1つまたは複数のBTIによって表現することができる。BTIは、SOMと関連付けることができ、SOMは、異なるBTI長と関連付けることができる。サポートされるフレーム持続時間は、100μs、125μsまたは1/8ms、162.85μs(例えば、1/7msは2nCP LTE OFDMシンボルである)、および1msを含むことができる。そのようなサポートされるフレーム持続時間は、レガシLTEタイミング構造とのアライメントを可能にすることができる。
時間領域および/または周波数領域において、固定されたフレーミング態様を使用することができる。図6は、時分割複信のためのタイミング関係600の例を示している。時間領域604および周波数領域602において、フレーム(例えば、606、610)は、関心のあるキャリア周波数−TDDについてはfUL+DL(例えば、602)、FDDについてはfDL(例えば、502)−について、ダウンリンクデータ送信(DL TRx)(例えば、それぞれ、616、622)に先行する、一定の時間持続tdciのDCI(例えば、それぞれ、612、620)で開始することができる。TDD二重化については、フレームは、ダウンリンク部分(例えば、DCI612、620、およびDL TRx616、622)、ならびに/またはアップリンク部分(例えば、UL TRx618、624)を含むことができる。スイッチングギャップ(以降、swg)(例えば、626、628)は、存在する場合は、フレームのアップリンク部分に先行することができる。リソースの数(例えば、608)は、フレーム610に対するフレーム606の位置を表すことができる。
図7は、周波数分割複信のためのタイミング関係700の例を示している。FDDについては、フレーム(例えば、716、718)は、ダウンリンク基準TTI(例えば、704、706)、および/またはアップリンクのための1つもしくは複数のTTI(例えば、708、710、712)を含むことができる。アップリンクTTI(例えば、708)の開始は、オフセット(toffset)(例えば、714)を使用して、導出することができる。toffset714は、ダウンリンク基準フレーム704の開始から適用することができる。ダウンリンク基準フレーム(例えば、704、706)の開始は、アップリンクフレーム(例えば、708、710、712)の開始と重なり合うことができる。
TDDについては、NRは、フレーム内において、D2D/V2x/サイドリンク動作をサポートすることができる。NRは、DCI+DL TRx部分内に、それぞれのダウンリンク制御および/または順方向送信を含むことができる。例えば、NRは、それぞれのリソースの半静的割り当てが使用されるとき、DCI+DL TRx部分内に、それぞれのダウンリンク制御および/または順方向送信を含むことができる。NRは、DCI+DL TRx部分のうちのDL TRx部分内に、それぞれのダウンリンク制御および/または順方向送信を含むことができる。例えば、NRは、動的割り当てのために、DCI+DL TRx部分のうちのDL TRx部分内に、それぞれのダウンリンク制御および/または順方向送信を含むことができる。NRは、UL TRx部分内に、それぞれの逆方向送信を含むことができる。FDDについては、NRは、以下のうちの、すなわち、それぞれのダウンリンク制御、UL TRx部分における順方向送信、および/または(例えば、それぞれのリソースの動的割り当てを使用することができる)UL TRx部分における逆方向送信などのうちの1つまたは複数を含むことによって、フレームのUL TRx部分において、D2D/V2x/サイドリンク動作をサポートすることができる。例えば、UL TRx部分における順方向送信、および/またはUL TRx部分における逆方向送信は、それぞれのリソースの動的割り当てを使用することができるときに、生じることができる。図6は、フレーム構造(例えば、TDD)の例である。図7は、フレーム構造(例えば、FDD)の例である。
送信方式は、複数のモードのスケジューリングおよびレート制御に基づくことができる。スケジューリングおよびレート制御は、ネットワークベースのスケジューリング、WTRUベースのスケジューリング、および/または論理チャネル優先順位付けを含むことができる。スケジューリング機能は、MACレイヤにおいてサポートすることができる。スケジューリングモード、すなわち、ダウンリンク送信および/もしくはアップリンク送信のリソース、タイミング、および送信パラメータの観点から見て厳しいスケジューリングのための、ネットワークベースのスケジューリング、ならびに/またはタイミングおよび送信パラメータの観点から見てより大きい柔軟性のための、WTRUベースのスケジューリングなどのうちの1つまたは複数を、サポートすることができる。スケジューリング情報は、本明細書におけるスケジューリングモードのうちの1つまたは複数について、単一のTTIに対して、または複数のTTIに対して、有効であることができる。
NRは、ネットワークベースのスケジューリングをサポートすることができる。ネットワークベースのスケジューリングは、ネットワークが、異なるWTRUに割り当てられた利用可能な無線リソースを管理することを可能にすることができる。例えば、管理は、異なるWTRUに割り当てられた利用可能な無線リソースの共用を最適化することを含むことができる。動的スケジューリングをサポートすることができる。
NRは、WTRUベースのスケジューリングをサポートすることができる。WTRUベースのスケジューリングは、WTRUが、アップリンクリソースに日和見的にアクセスすることを可能にすることができる。WTRUベースのスケジューリングは、ネットワークによって(例えば、動的に)割り当てられた共用または専用アップリンクリソースのセット内において、必要に応じた最小待ち時間を可能にすることができる。同期および非同期両方の日和見的な送信を、検討することができる。競合ベースの送信および競合なしの送信の両方を、検討することができる。(例えば、スケジュールされた、またはスケジュールされない)日和見的な送信に対するサポートを、含むことができる。例えば、NRについての超低待ち時間要件、および/またはmMTC使用事例の電力節約要件を満たすために、(例えば、スケジュールされた、またはスケジュールされない)日和見的な送信に対するサポートを、含むことができる。
NRは、論理チャネル優先順位付けをサポートすることができる。NRは、送信のために利用可能なデータ、および/またはアップリンク送信のために利用可能なリソースの間の関連付けの形態をサポートすることができる。トランスポートブロック内における異なるサービス品質(QoS)要件を有するデータの多重化を、検討することができる。例えば、多重化が、厳格なQoS要件を有するサービスに対して悪影響を導入しないことができるとき、トランスポートブロック内における異なるQoS要件を有するデータの多重化を、サポートすることができる。多重化が、システムリソースの不必要な浪費を導入しないことができるとき、トランスポートブロック内における異なるQoS要件を有するデータの多重化を、サポートすることができる。
NRは、前方誤り訂正(FEC)および/またはブロック符号化をサポートすることができる。送信は、数々の異なるエンコーディング技法を使用して、エンコードすることができる。異なるエンコーディング技法は、異なる特性を有することができる。例えば、エンコーディング技法は、情報ユニットの系列を生成することができる。情報ユニットおよび/またはブロックは、自己完結的であることができる。例えば、第1のブロックの送信内における誤りは、第2のブロックのデコードに成功するための受信機の能力を損なわないことができる。第1のブロックの送信内における誤りは、第2のブロックが誤りなしの場合、第2のブロックのデコードに成功するための受信機の能力を損なわないことができる。第1のブロックの送信内における誤りは、第2のブロックにおいて、および/または少なくとも一部のデコードに成功した異なるブロックにおいて、十分な冗長性を見出すことができる場合、第2のブロックのデコードに成功するための受信機の能力を損なわないことができる。
エンコーディング技法の例は、ラプタ/ファウンテン符号を含むことができる。送信は、N個のラプタ符号からなる系列を含むことができる。1つまたは複数の符号は、時間において、1つまたは複数の送信シンボルにマッピングすることができる。シンボルは、情報ビットの1つまたは複数のセット(例えば、1つまたは複数のオクテット)に対応することができる。FECを送信に追加するために、エンコーディングを使用することができる。送信は、(例えば、1ラプタ符号シンボル関係が仮定されるとき)、N+1またはN+2個のラプタ符号またはシンボルを使用することができる。送信は、シンボルの紛失に対して、回復力があることができる。時間において重なり合う別の送信による干渉および/またはパンクチャリングは、送信を1つのシンボルの紛失に対して回復力があるものにすることができる。
WTRUは、1つまたは複数のシステムシグネチャを受信および/または検出するように構成することができる。システムシグネチャは、系列を使用する信号構造を含むことができる。信号は、同期信号に類似する(例えば、LTEプライマリ同期信号(PSS)および/またはセカンダリ同期信号(SSS)に類似する)ことができる。シグネチャは、エリア内のノードおよび/またはTRPに固有であること(例えば、一意的に識別すること)ができる。シグネチャは、エリア内の複数のノードおよび/またはTRPに共通であることができる。シグネチャが固有であるか、それとも共通であるかは、WTRUは知ることができず、および/またはWTRUに関連しないことができる。WTRUは、システムシグネチャ系列を決定および/または検出することができる。WTRUは、システムと関連付けられた1つまたは複数のパラメータを決定することができる。例えば、WTRUは、それらからインデックスを導出することができ、および/または導出されたインデックスを使用して、関連付けられたパラメータを引き出すことができる。例えば、関連付けられたパラメータは、アクセステーブルなどのテーブル内に存在することができる。シグネチャは、受信電力および/または何らかのタイミングと関連付けることができる。WTRUは、オープンループ電力制御のために、例えば、初期送信電力を設定するために、シグネチャと関連付けられた受信電力を使用することができる。WTRUは、WTRUがシステムの適用可能なリソースを使用してアクセス(および/または送信)することができると、WTRUが決定したとき、オープンループ電力制御のために、シグネチャと関連付けられた受信電力を使用することができる。WTRUは、例えば、送信のタイミングを設定するために、受信されたシグネチャ系列のタイミングを使用することができる。送信のタイミングは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソース上において、プリアンブルを含むことができる。WTRUは、WTRUがシステムの適用可能なリソースを使用してアクセス(および/または送信)することができると、WTRUが決定したとき、受信されたシグネチャ系列のタイミングを使用することができる。
WTRUは、1つまたは複数のエントリからなるリストを含むアクセステーブルを使用するように構成することができる。リストは、インデックス付けすることができ、それによって、エントリは、システムシグネチャと関連付けること、および/またはシグネチャ系列と関連付けることができる。アクセステーブルは、1つまたは複数のエリアについての初期アクセスパラメータを提供することができる。エントリは、システムへの初期アクセスを実行するために使用される、1つまたは複数のパラメータを提供することができる。パラメータは、1つまたは複数のランダムアクセスパラメータのセットのうちの少なくとも1つを含むことができる。ランダムアクセスパラメータは、時間および/もしくは周波数における適用可能な物理レイヤリソース(例えば、PRACHリソース)、初期電力レベル、ならびに/または応答の受信のための物理レイヤリソースなどを含むことができる。パラメータは、地上波公共移動通信ネットワーク(PLMN)アイデンティティ、および/または限定加入者グループ(CSG)情報などの、アクセス制約を含むことができる。パラメータは、適用可能なルーティングエリアなどの、ルーティング関連情報を含むことができる。エントリは、システムシグネチャと関連付けること(および/またはシステムシグネチャによってインデックス付けすること)ができる。エントリは、複数のノードおよび/またはTRPに対して共通であることができる。WTRUは、専用リソースを使用する送信を介して(例えば、RRC構成によって)、アクセステーブルを受信することができる。WTRUは、ブロードキャストリソースを使用する送信を介して、アクセステーブルを受信することができる。アクセステーブルの送信の周期性は、相対的に長いことができる(例えば、最大で10240ms)。アクセステーブルの送信の周期性は、(例えば、100msの範囲内にある)シグネチャの送信の周期性よりも長いことができる。
NRネットワーク配備は、前方互換であることができ、ならびに/または超高信頼性および低待ち時間通信(URLLC)、mMTC、および拡張モバイルブロードバンド(eMBB)を含む、広範囲の無線アクセス技術(RAT)をサポートすることができる。NRネットワーク配備は、波形、および/またはレガシシステムのそれとは異なるプロトコルスタックを利用することができる。レガシシステムは、LTEまたはそれの進化型を含むことができる。NRネットワークは、レガシシステムのそれらとは異なるコンポーネント、機能、および/またはレイヤなどを使用することができる。NRネットワークは、レガシシステムと統合されないスタンドアロンシステムとして、配備することができる。NRネットワークは、専用スペクトルを使用するように、配備することができる。例えば、NRネットワークは、NRネットワークがさらに採用されるとき、専用スペクトルを使用するように、配備することができる。
NRネットワークは、フェーズによって、配備することができる。初期フェーズなど、あるフェーズにおいては、NRネットワークは、レガシシステムと統合することができる。レガシシステムとの統合は、NRの配備および/またはNRベースの技術を可能にすることができる。NRネットワーク配備は、レガシシステムの配備および/または技術と組み合わせる(例えば、LTEシステムの傘下において配備する)ことができる。レガシシステムの配備および/または技術を、採用すること、および/またはNRネットワーク配備において使用するために適合させることができる。例えば、レガシシステムの無線アクセスネットワークコンポーネントおよび/またはコアネットワークコンポーネントなどを、採用すること、および/またはNRネットワーク配備において使用するために適合させることができる(例えば、LTE支援配備)。
LTE支援配備においては、LTEネットワークは、セルラ機能(例えば、LTEおよび/またはコアネットワーク機能への/からのモビリティ)を提供することができる。NRシステムは、セルラ機能をサポートし、および/またはLTEネットワークとの統合のための他の機能を補助するための、技術を提供することができる。レガシシステムと、NRシステムの1つまたは複数の配備および/または技術との間の統合は、1つまたは複数の適用可能なプロトコルスタックの1つまたは複数のレイヤにおいて実施することができる。例えば、NRネットワークは、様々なアーキテクチャにおいて配備することができ、レガシシステムとNR技術との統合は、異なるプロトコルスタックにおいて実施される。
図8は、LTE支援NR配備の例である。図8に示されるように、アーキテクチャ800は、LTE配備およびNR配備をサポートすることができる。図8におけるセルは、リソースのセット、PRBのセット、スペクトルなどの例とすることができる。例えば、図8におけるLTEセルは、LTEリソースのセット、LTE PRBのセット、LTEスペクトルなどの例とすることができる。図8におけるNRセルは、NRリソースのセット、NR PRBのセット、NRスペクトルなどの例とすることができる。図8に示される例においては、LTEセル802は、NR RANノード806によってサービスされるNRセル804と同様の領域内において、動作することができる。WTRU808は、NRセル804内に配置することができる。LTEセル802は、LTE RAN810によってサービスすることができる。WTRU808は、NRセル804およびLTEセル802にアクセスするように構成することができる。NRセル804およびLTEセル802の帯域幅は、部分的に(または少なくとも部分的に)重なり合うことができる。図8においては、NRセル804およびLTEセル802は、別々のRANエンティティ(例えば、それぞれ、NR RAN806およびLTE RAN810)によってサービスされるように示されているが、NRセル804およびLTEセル802は、いくつかの例においては、単一のTRP(例えば、マルチモード能力を有するTRP)によってサービスすることができる。
LTE支援配備においては、様々な能力を有する1つまたは複数のWTRUを、サポートすることができる。WTRU(例えば、LTE能力を有するWTRU)は、スペクトル(例えば、LTEスペクトル)上において、LTEと関連付けられたリソースのセットを使用して、送信を送信し、および/または送信を受信するための能力を有することができる。例えば、LTEと関連付けられたリソースのセットは、LTEセル、LTEリソースのセット、LTE物理リソースブロック(PRB)のセット、LTEスペクトルなどを含むことができる。WTRU(例えば、LTE能力を有するWTRU)は、関連付けられたリソースのセットを使用して、送信を送信し、および/または送信を受信するための能力を有することができる。NRと関連付けられたリソースのセットは、NRセル、NRリソースのセット、NR PRBのセット、NRスペクトルなどを含むことができる。WTRUは、LTEリソースのセットとNRリソースのセットとの重なり合う部分に送信を送信し、および/または重なり合う部分から送信を受信するための能力を有することができる。例えば、NRネットワークは、レガシシステムによって使用されるスペクトルと重なり合うスペクトルを使用して、配備することができる。LTEリソースのセットとNRリソースのセットとが、重なり合うとき、LTE送信(例えば、LTEセルからの送信)は、NR送信(例えば、NRセルからの送信)と干渉することがある。LTE能力を有するWTRUは、干渉が原因で、LTE送信および/または信号(以降、LTE送信)を検出することができないことがある。干渉は、無線アクセスアーキテクチャ、プロトコルスタック、および/または物理リソースを管理する様々な手法によって、防止または回避することができる。無線アクセスアーキテクチャ、プロトコルスタック、および/または物理リソースを管理する様々な手法のために、チャネルおよび/またはキャリアを使用することができる。
チャネルおよび/またはキャリアは、LTE支援および/またはLTE無支援NRアーキテクチャをサポートするように開発することができる。チャネルは、論理チャネル(LCH)、論理チャネルグループ(LCG)、および/またはトランスポートチャネル(TrCH)を含むことができる。論理チャネル(LCH)は、データパケットと他のデータパケットとの間の、またはPDUと他のPDUとの間の論理的関連付けを含むことができる。NRアーキテクチャにおいては、LCHは、LTEシステムなどのレガシアーキテクチャのための類似用語とは異なる意味、および/またはそれよりも広い意味を有することができる。例えば、データパケット、データユニット、および/またはPDUが、同じベアラと関連付けられる場合、論理的関連付けを確立することができる。データパケット、データユニット、および/またはPDUが、同じSOMと関連付けられる場合、論理的関連付けを確立することができる。データパケット、データユニット、および/またはPDUが、同じスライスと関連付けられる場合、論理的関連付けを確立することができる。例えば、スライスは、物理リソースのセットを使用する処理経路を含むことができる。例においては、関連付けは、処理機能のチェーン、適用可能な物理データ(および/もしくは制御)チャネル(もしくはそれのインスタンス)、ならびに/またはプロトコルスタックのインスタンス化のうちの1つまたは複数によって特徴付けることができる。プロトコルスタックのインスタンス化は、物理レイヤ処理の部分を超える、レイヤ、コンポーネント、もしくは機能などの集中化されている部分(例えば、無線フロントエンド(RF))、および/またはTRPもしくはRFにおけるMAC/PHYなどのエッジに近い部分を含むことができる。物理レイヤ処理の部分を超える、レイヤ、コンポーネント、または機能は、PDCPまたは他のレイヤを含むことができる。エッジに近い部分は、フロントホーリングインターフェースによって分離することができる。
論理チャネルグループ(LCG)は、(例えば、本明細書において説明されるような)LCHのグループなどを含むことができる。NRアーキテクチャにおいては、LCGは、LTEシステムなどのレガシアーキテクチャのための類似用語とは異なる意味、および/またはそれよりも広い意味を有することができる。グループ化は、1つまたは複数の基準に基づくことができる。1つまたは複数の基準においては、LCGの1つまたは複数のLCHは、(例えば、LTEシステムなどのレガシアーキテクチャに類似した)LCGのいくつかまたはすべてのLCHに適用可能な類似のプライオリティレベルを有することができる。1つまたは複数の基準においては、LCGの1つまたは複数のLCHは、同じSOM(またはそれのタイプ)と関連付けることができる。1つまたは複数の基準においては、LCGの1つまたは複数のLCHは、同じスライス(またはそれのタイプ)と関連付けることができる。例においては、関連付けは、処理機能のチェーン、適用可能な物理データ(および/もしくは制御)チャネル(もしくはそれのインスタンス)、ならびに/またはプロトコルスタックのインスタンス化のうちの1つまたは複数によって特徴付けることができる。プロトコルスタックのインスタンス化は、物理レイヤ処理の部分を超える、レイヤ、コンポーネント、もしくは機能などの集中化されている部分(例えば、無線フロントエンド(RF))、およびTRPもしくはRFにおけるMAC/PHYなどのエッジに近い部分を含むことができる。物理レイヤ処理の部分を超える、レイヤ、コンポーネント、または機能は、PDCPまたは他のレイヤを含むことができる。エッジに近い部分は、フロントホーリングインターフェースによって分離することができる。
トランスポートチャネル(TrCH)は、処理ステップおよび/または機能のセットを含むことができる。処理ステップおよび/または機能のセットは、データおよび/または情報に適用することができる。データおよび/または情報は、無線インターフェース上において、1つまたは複数の送信特性に影響することができる。
RATは、1つまたは複数のタイプのTrCHを含むことができる。例えば、LTE RATなどのレガシについては、TrCHのタイプは、ブロードキャストチャネル(BCH)、ページングチャネル(PCH)、ダウンリンク共用チャネル(DL−SCH)、マルチキャストチャネル(MCH)、アップリンク共用チャネル(UL−SCH)、および/またはランダムアクセスチャネル(RAC)などのうちの1つまたは複数を含むことができる。RACは、ユーザプレーンデータを搬送することができ、または搬送しないことができる。DL−SCHは、ダウンリンクについてのユーザプレーンデータを搬送することができる。UL−SCHは、アップリンクについてのユーザプレーンデータを搬送することができる。DL−SCHおよび/またはUL−SCHは、ユーザプレーンデータを搬送するためのトランスポートチャネルのプライマリタイプとすることができる。
NRアーキテクチャにおけるTrCHは、LTEシステムなどのレガシアーキテクチャのための類似用語とは異なる意味、および/またはそれよりも広い意味を有することができる。エアインターフェースによってサポートされる特性および/または要件の増強されたセットは、WTRUのための複数のトランスポートチャネル(例えば、ユーザおよび/またはコントロールプレーンデータ)に対するサポートを使用することができる。例えば、URLLCのためのTrCH(例えば、URLLCH)、モバイルブロードバンドのためのTrCH(MBBCH)、および/またはマシンタイプコミュニケーションのためのTrCH(MTCCH)を、ダウンリンク送信(例えば、それぞれ、DL−URLLCH、DL−MBBCH、およびDL−MTCCH)のために、使用することができる。URLLCのためのTrCH(例えば、URLLCH)、MBBCHのためのTrCH、および/またはMTCCHのためのTrCHを、アップリンク送信(例えば、それぞれ、UL−URLLCH、UL−MBBCH、およびUL−MTCCH)のために、使用することができる。
複数のTrCHは、SOMに属する物理リソース(例えば、PhCH)の異なるセットにマッピングすることができる。異なる要件を有するトラフィックの同時送信は、SOM上において、トランスポートすることができる。例においては、WTRUが、SOMを使用するように構成されるとき、URLLCHは、MTCCHとともに同時に送信することができる。
WTRUは、データがいかに送信されるべきかについての特徴付けと関連付けられた、1つまたは複数のパラメータを使用するように構成することができる。例えば、パラメータは、データについてのサービス品質(QoS)ベースのパラメータを含むことができる。特徴付けは、それを満たすこと、および/または実施することをWTRUに期待することができる、制約および/または要件を表すことができる。特徴付けと関連付けられた1つまたは複数のパラメータを使用するように構成されたWTRUは、データと関連付けられた状態の関数として、および/または特徴付けに基づいて、異なる動作を実行することができる。特徴付けと関連付けられた1つまたは複数のパラメータを使用するように構成されたWTRUは、データと関連付けられた状態の関数として、および/または特徴付けに基づいて、挙動を調整することができる。パラメータは、例えば、時間関連の態様、レート関連の態様、および/または構成関連の態様(例えば、絶対的なプライオリティ)を含むことができる。時間関連の態様は、パケットについての有効時間(TTL)を含むことができる。TTLは、パケットが、待ち時間要件を満たすために、それ以前に送信および/または肯定応答などされるべき時間を表すことができる。パケットまたはデータが、送信を保留されている間、パラメータは、時間とともに変化することができる。
LTEネットワークとNRシステムとの統合をサポートするために、様々な無線アクセスアーキテクチャを実施することができる。システムは、LTE支援無線アクセス(例えば、LTE支援NR無線アクセス)を用いて、NRをサポートすることができる。NRシステムは、LTE無線アクセスの1つまたは複数の態様をサポートすることができるシステムと統合することができる。LTEシステムの1つまたは複数のコンポーネントを使用して、少なくとも1つのNR物理チャネルをサポートする、無線アクセスを実現するための、システム、方法、および/または手段を開発することができる。LTE無線アクセスの態様は、LTEコントロールプレーン、ならびに/またはブロードキャスト信号などのセル固有のコンポーネント(例えば、PSS、SSS、マスタ情報ブロック(MIB)、および/もしくはシステム情報ブロック(SIB)など)を含むことができる。
LTE支援NR無線アクセスは、様々な手法を使用して実現することができる。手法は、マルチ接続性/レイヤ手法、キャリアアグリゲーション手法、重ね合わせベースの手法、および/または置き換えベースの手法のうちの1つまたは複数を含むことができる。LTEまたはそれの進化型に基づいたコントロールプレーン(例えば、L3/RRC接続および関連する挙動)は、NR制御および/または構成態様をサポートする手法のうちの1つまたは複数において使用することができる。マルチ接続性/レイヤ手法、キャリアアグリゲーション手法、および/または重ね合わせベースの手法においては、NRまたはLTEアクセスのために、別個のMACインスタンスを使用することができる。MACインスタンスは、キャリアアグリゲーション手法および/または重ね合わせベースの手法において、NRおよび/またはLTEアクセスをサポートすることができる。
LTE支援NR無線アクセスは、マルチ接続性/レイヤ手法を使用して実施することができる。マルチ接続性/レイヤ手法は、デュアル接続性(DC)および/またはオフロードライクな方式で、開発および/または配備することができる。例えば、NRは、共通S1−uまたは分割S1−uを用いる独立スケジューリングを使用して、LTE MeNBによって制御することができる。(例えば、ブラックボックスとしての)NRは、共通または分割S1−uを用いて、LTE eNBに接続することができる。LTE eNBは、LTE eNBに接続されたコンポーネント、レイヤ、および/または機能性が、NRおよび/またはNR関連ベースの技術に基づくことを知らずにいることができる。
無線アクセスは、1つもしくは複数のNRノード、および/またはNRアクセスネットワークと対話する、および/またはそれらに接続される、LTE (M)eNBを含むことができる。LTE eNBとNRノードとの間の対話は、WTRUのコンテキストの1つまたは複数の態様を共用すること、および/またはそれらを共用するためのメカニズムを含むことができる。MeNBは、(例えば、DCライクな方式で)NRノードおよび/またはアクセスネットワークとの要求/応答メカニズムを実施することができる。図9A〜図9Dは、LTE (M)eNBが、1つもしくは複数のNRノード、および/またはNRアクセスネットワークと対話する、および/またはそれらに接続される、ネットワークアーキテクチャの例である。図9A〜図9Dにおけるセルは、リソースのセット、PRBのセット、スペクトルなどの例とすることができる。例えば、図9A〜図9DにおけるLTEセルは、LTEリソースのセット、LTE PRBのセット、LTEスペクトルなどの例とすることができる。図9A〜図9DにおけるNRセルは、NRリソースのセット、NR PRBのセット、NRスペクトルなどの例とすることができる。
例えば、(M)eNB902は、NR WTRUコンテキストを、NRノード906に要求するように構成することができる。NRノード906は、要求に応答すること、および/またはNR WTRUコンテキストをLTE (M)eNB902に提供することができる。図9A〜図9Dに示されるように、ネットワークアーキテクチャは、LTEを介した(例えば、(M)eNB902を通した)ネットワークへのユーザプレーン接続を許容することができる。ネットワークアーキテクチャは、NRセル904への、NRセル904からネットワーク912への、および/またはNRセル904からローカルアクセスへの、ユーザプレーン接続を許容することができる。NRノード906は、1つまたは複数の制御機能性を含むことができる。
図9Aは、LTEを介した(例えば、(M)eNB902を通した)ネットワークへのユーザプレーン接続のためのネットワークアーキテクチャの例である。図9に示されるように、セルアーキテクチャ900は、LTE配備およびNR配備をサポートすることができる。LTEセル902は、NR RANノード906によってサービスされるNRセル904と同様の領域において、動作することができる。WTRU908は、LTEセル902内に配置することができる。LTEセル902は、LTE RANノード910によってサービスすることができる。WTRU908は、NRセル904およびLTEセル902にアクセスするように構成することができる。NRセル904およびLTEセル902の帯域幅は、部分的に(または少なくとも部分的に)重なり合うことができる。図9においては、NRセル904およびLTEセル902は、別々のRANエンティティ(例えば、それぞれ、NR RANノード906およびLTE RANノード910)によってサービスされるように示されているが、NRセル904およびLTEセル902は、いくつかの例においては、単一のTRP(例えば、マルチモード能力を有するTRP)によってサービスすることができる。
図9Aに示されるように、NRノード906は、LTE eNB902を介して、ネットワーク912に接続することができる。ユーザプレーンデータは、(例えば、ネットワーク912から、LTE RAN910を介して)LTE eNB902に送信することができる。ユーザプレーンデータは、LTE eNB902からNRノード906に送信することができる。ネットワークノード906は、(例えば、S1−u接続を介する)LTEネットワーク、モビリティ管理エンティティ(MME)、ローカルネットワーク/アクセス、および/またはNRコアネットワーク(CN)に対応することができる。CN(例えば、LTE CNまたはNR CN)は、データがLTEエアインターフェース上において送信されているか、それともNRエアインターフェース上において送信されているかを知らずにいることができる。
図9Bは、NRセルへのユーザプレーン接続のためのネットワークアーキテクチャの例である。NRノード906は、ユーザプレーンデータを受信/送信するために、CNエンティティに接続することができる。LTEノード910および/またはNRノード906は、同じCN、異なるネットワークエンティティ(例えば、4GもしくはNRネットワーク)、および/またはローカルネットワーク/アクセスに接続することができる。例えば、CNは、図9Bに示されるように、ネットワークエンティティ912を含むことができる。NRセル904への、NRセル904からネットワーク912への、および/またはNRセル904からローカルアクセスへのユーザプレーン接続は、直接的であることができる。NRノード906とCNエンティティとの間の接続は、直接的であることができる。ユーザプレーンデータを受信/送信するために、NRノード906とCNエンティティとの間の接続を使用することができる。図9Bに示される例においては、LTEノード910および/またはNRノード906は、ネットワークエンティティ912に接続することができる。LTEノード910は、ネットワークエンティティ912に接続することができる。LTEノード910は、ネットワーク912に直接的に、またはローカルアクセスエンティティへの接続を介して、接続することができる。LTEノード910とローカルアクセスエンティティとの間の接続は、直接的であることができる。NRノード906は、ネットワークエンティティ912に直接的に、および/またはローカルネットワーク/アクセスエンティティ916を介して、接続することができる。NRノード906とローカルネットワーク/アクセスエンティティ916との間の接続は、直接的であることができる。NRノード906とローカルネットワーク/アクセスエンティティ916との間の接続と、NRノード906とネットワークエンティティ912との間の接続とは、異なることができる。
NRノードにおいて、1つまたは複数の制御機能性が、利用可能であることができる。NRノードにおける制御機能性は、NRリソース(例えば、図9Cに示されるようなNRセル904)に対する柔軟および/または動的な構成手法を許容することができる。図9Cおよび図9Dにおけるネットワークアーキテクチャの例においては、NRノード906は、何らかの制御機能性を有することができる。NRノードにおける制御機能性は、LTE eNB902とNRノード906との間のシグナリング交換を削減することができる。LTE eNB902とNRノード906との間のシグナリング交換は、過剰でないことができる。図9Cおよび/または図9Dにおいては、NR固有のシグナリングメッセージは、NR上において送信することができ、および/またはWTRU908によって処理することができる。NR固有のシグナリングメッセージは、NR上において直接的に送信することができる。
図9Cにおいては、コントロールプレーンは、NRノード906に延びることができる。シグナリングメッセージを、生成することができ、および/またはNRエアインターフェース上において交換すること(もしくはNRエアインターフェース上において直接的に交換すること)ができる。構成および/またはハンドシェークを、WTRU908とNRノード906との間で実行することができる。最終的な構成を含む構成を、LTE Uuおよび/またはNR Uu上において、WTRU908に送信することができる。
図9Dにおいては、コントロールプレーンは、LTE eNB902において終了することができる。シグナリングメッセージを生成しないことができる。シグナリングメッセージを、NRエアインターフェース上において交換しないことができ、またはNRエアインターフェース上において少なくとも直接的に交換しないことができる。図9Dにおけるコントロールプレーンは、デュアル接続性のためのコントロールプレーンに類似することができる。構成および/またはハンドシェークを、LTE eNB902とNRノード906との間で実行することができる。最終的な構成を含む構成を、LTE Uu上において、WTRU908に送信することができる。
LTE支援NR無線アクセスのためのマルチ接続性/レイヤ手法は、(例えば、本明細書において説明されるような)WTRU関連の制御メカニズムを使用して実施することができる。WTRUは、LTE RRCシグナリングを受信することができる。LTE RRCシグナリングは、NRシステムにアクセスするための1つまたは複数のパラメータ(例えば、アクセステーブル)を構成することができる。WTRUは、NRシステムから、パラメータ(例えば、アクセステーブル)を獲得することができる。パラメータは、アンテナ構成および/もしくは送信モード、論理チャネル構成および/もしくはプライオリティ、MACパラメータ(例えば、DRXパラメータ)、PDCP構成、ならびに/またはPHICH構成などを含むことができる。LTE RRCシグナリングは、情報を獲得し、測定を実行し、および/または(例えば、パラメータに従って)NRシステムにアクセスするように、WTRUに命令することができる。LTE RRCシグナリングは、1つまたは複数のデータベアラ(例えば、NR無線インターフェースに適用可能なユーザプレーンベアラ)の構成を含むことができる。
LTE支援NR無線アクセスのためのマルチ接続性/レイヤ手法は、(例えば、本明細書において説明されるような)ユーザプレーンルーティングを使用して実施することができる。1つまたは複数のアーキテクチャ(例えば、図9A〜図9Dにおける例)においては、WTRUは、LTEインターフェースおよび/またはNRインターフェースなどのうちの1つまたは複数から、ユーザプレーンデータを受信することができる。サービスまたはベアラは、LTEおよび/またはNRのうちの1つまたは複数にマッピングすることができる。例えば、WTRUは、LTE RRCコントロールプレーンに接続することができる。シグナリング無線ベアラと関連付けられたデータは、LTEインターフェース上において交換することができる。ユーザプレーンルーティングは、分割データ無線ベアラ(DRB)および共通S1−uを含むことができる。ユーザプレーンルーティングは、(例えば、本明細書において説明されるような)NR限定DRBおよび分割S1−uを含むことができる。ユーザプレーンデータベアラは、LTE UuおよびNR無線インターフェース上において、データの分割ルーティングをサポートすることができる。LTE eNBおよび/またはNRアクセスネットワークは、適用可能なWTRUおよび/またはDRBに対して、ユーザプレーンデータのための転送メカニズムをサポートすることができる。例えば、LTE UuおよびNR無線インターフェース上におけるデータの分割ルーティングは、ダウンリンク用、アップリンク用、または両方用とすることができる。ユーザプレーンデータベアラは、NR無線インターフェース専用とすることができる。LTE eNBおよび/またはNRアクセスネットワークは、NRアクセスネットワークとLTE CNとの間においてS1−uインターフェースをセットアップするためのメカニズムをサポートすることができる。例えば、専用NR無線インターフェースは、ダウンリンク用、アップリンク用、または両方用とすることができる。
LTE支援NR無線アクセスのためのマルチ接続性/レイヤ手法は、WTRUが、LTEベースの送信およびNRベースの送信のために、物理レイヤリソースの別々のセットを使用することを可能にする、および/または許容することができる。WTRUは、LTEベースの送信およびNRベースの送信のために、物理レイヤリソースの別々のセットを使用するように構成することができる。LTEベースの送信およびNRベースの送信のための別々の物理レイヤリソースに対して、異なるキャリアおよび/または数的パラメータを使用することができる。別々の物理レイヤリソースは、異なるMAC処理と関連付けることができる。WTRUは、LTEベースのアクセスおよびNRベースのアクセスのために、1つまたは複数の別々のMACインスタンスを使用することができる。デュアル接続性を構成することができる場合、1つまたは複数の別々のMACインスタンスを使用することができる。例えば、LTEベースのアクセスおよびNRベースのアクセスのために、デュアル接続性を構成することができる。WTRUは、MACインスタンスのためのスケジューリング命令を受信することができる。スケジューリング命令は、MACインスタンスについて独立して受信することができる。
LTE支援NR無線アクセスは、アグリゲーション手法を使用して実施することができる。アグリゲーション手法は、キャリアアグリゲーションに類似した(CAライクな)アーキテクチャを含むことができる。無線アクセスは、NR物理レイヤなどをサポートする、LTE eNBを含むことができる。例えば、LTE eNBは、少なくともNR物理レイヤをサポートすることができる。LTE eNBは、物理リソース、および/またはキャリアセルなどのうちの1つまたは複数を含む、別々のリソースを使用するように、NRを構成することができる。
LTE支援NR無線アクセスのためのアグリゲーション手法は、(例えば、本明細書において説明されるような)WTRU関連の制御メカニズムを使用して実施することができる。WTRUは、LTE RRCシグナリングを受信することができる。LTE RRCシグナリングは、NRシステムにアクセスするための1つまたは複数のパラメータ(例えば、アクセステーブル)を構成することができる。WTRUは、NRシステムから、パラメータ(例えば、アクセステーブル)を獲得することができる。パラメータは、アンテナ構成および/もしくは送信モード、論理チャネル構成および/もしくはプライオリティ、MACパラメータ(例えば、DRXパラメータ)、PDCP構成、ならびに/またはPHICH構成などを含むことができる。LTE RRCシグナリングは、測定を実行し、および/または(例えば、パラメータに従って)NRシステムにアクセスするように、WTRUに命令することができる。LTE RRCシグナリングは、1つまたは複数のデータベアラ(例えば、NR無線インターフェースに適用可能なベアラ)の構成を含むことができる。ユーザプレーンデータベアラは、LTE UuおよびNR無線インターフェース上におけるデータの分割ルーティングをサポートすることができる。
LTE支援NR無線アクセスのためのアグリゲーション手法は、(例えば、本明細書において説明されるような)ユーザプレーンルーティングを使用して実施することができる。ユーザプレーンルーティングは、分割DRBおよび共通S1−u、ならびに/またはNR限定DRBおよび共通S1−uを含むことができる。例えば、LTE UuおよびNR無線インターフェース上におけるデータの分割ルーティングは、ダウンリンク用、アップリンク用、または両方用とすることができる。ユーザプレーンデータベアラは、NR無線インターフェース専用(例えば、URLLCタイプのサービス用)とすることができる。例えば、専用NR無線インターフェースは、ダウンリンク用、アップリンク用、または両方用とすることができる。
LTE支援NR無線アクセスのためのアグリゲーション手法は、WTRUが、LTEベースの送信およびNRベースの送信のために、物理レイヤリソースの別々のセットを使用することを可能にする、および/または許容することができる。WTRUは、LTEベースの送信およびNRベースの送信のために、物理レイヤリソースの別々のセットを使用するように構成することができる。LTEベースの送信およびNRベースの送信のための別々の物理レイヤリソースに対して、異なるキャリアおよび/または数的パラメータを使用することができる。別々の物理レイヤリソースは、異なるMAC処理と関連付けることができる。WTRUは、LTEベースのアクセスおよびNRベースのアクセスのために、1つまたは複数の別々のMACインスタンスを使用することができる。WTRUは、MACインスタンスのためのスケジューリング命令を受信することができる。スケジューリング命令は、MACインスタンスについて独立して受信することができる。例においては、WTRUは、単一のMACインスタンスを使用して、LTEベースのアクセスおよびNRベースのアクセスをサポートすることができる。WTRUは、第2のタイプのアクセス上において、第1のタイプのアクセスに適用可能であることができるスケジューリング命令を受信することができる。例えば、WTRUは、LTEベースのアクセス上において、NRベースのアクセスに適用可能であることができるスケジューリング命令を受信することができる。WTRUは、アップリンクにおいて、第2のタイプのアクセス上において、第1のタイプのアクセスに適用可能であることができるアップリンク制御情報(UCI)を送信することができる。例えば、WTRUは、アップリンクにおいて、LTEベースのアクセス上において、NRベースのアクセスに適用可能であることができるアップリンク制御情報(UCI)を送信することができる。1つまたは複数の例においては、クロスキャリアスケジューリング、および/またはプライマリセルの動作は、LTEベースのアクセスおよびNRベースのアクセスのうちの1つまたは複数に適用可能であることができる。プライマリセルは、LTEセルとすることができる。セルは、リソースのセット、PRBのセット、スペクトルなどの例とすることができる。例えば、LTEプライマリセルは、LTEリソースのセット、LTE PRBのセット、LTEスペクトルなどの例とすることができる。
LTE支援NR無線アクセスは、重ね合わせベースの手法を使用して実施することができる。LTE支援NR無線アクセスを含むNR無線アクセスは、専用スペクトルを使用して配備することができる。LTE支援NR無線アクセスは、LTEベースのアクセスのために使用されるスペクトル内において配備することができる。例えば、LTE支援NR無線アクセスが使用するスペクトルは、LTEベースのアクセスのために使用されるスペクトルと重なり合うことができる。LTE支援NR無線アクセスおよびLTEベースのアクセスは、同じキャリアによって可能にすることができる。
図10は、重ね合わせベースの手法の例である。図10におけるセルは、リソースのセット、PRBのセット、スペクトルなどの例とすることができる。例えば、図10におけるLTEセルは、LTEリソースのセット、LTE PRBのセット、LTEスペクトルなどの例とすることができる。図10におけるNRセルは、NRリソースのセット、NR PRBのセット、NRスペクトルなどの例とすることができる。図10におけるLTE+NRセルは、LTEリソースのセットと少なくとも部分的に重なり合うNRリソースのセット、LTE PRBのセットと少なくとも部分的に重なり合うNR PRBのセット、LTEスペクトルと少なくとも重なり合うNRスペクトルなどの例とすることができる。
配備1000は、LTEベースのアクセスおよびNRベースのアクセスのためのマクロセル1002と、LTEベースのアクセスおよびNRベースのアクセスのためのセル1004と、NRノード1006と、WTRU1008と、LTEノード1010とを含むことができる。図10に示されるように、セルアーキテクチャ1000は、LTEベースのアクセスおよびNRベースのアクセスをサポートすることができる。マクロLTE+NRセル1002は、NR RANノード1006によってサービスされるLTE+NRセル1004と同様の領域において、動作することができる。WTRU1008は、LTE+NRセル1004内に配置することができる。マクロLTE+NRセル1002は、LTE RANノード1010によってサービスすることができる。WTRU1008は、マクロLTE+NRセル1002、およびLTE+NRセル1004にアクセスするように構成することができる。配備1000は、LTEベースのアクセスおよびNRベースのアクセスをサポートする共通スペクトル上において、動作することができる。例えば、NRセル1004およびLTEセル1002の帯域幅は、部分的に(または少なくとも部分的に)重なり合うことができる。共通スペクトルは、4G配備とNR配備との間における推移および/または移行を可能にすることができる。共通スペクトルは、NRシステム専用のスペクトルを僅かしか、またはまったく用いない、LTE支援NR無線アクセスを可能にすることができる。LTEノード1010は、1つまたは複数のNR物理チャネルを構成することができる。NR物理チャネルは、LTE Uuまたはそれの進化型にプラグインすることができる。マクロセル1002は、LTEノード1010を通して、無線アクセスにおいて、NR物理レイヤをサポートすることができる。図10においては、NRセル1004およびLTEセル1002は、別々のRANエンティティ(例えば、それぞれ、NR RAN1006およびLTE RAN1010)によってサービスされるように示されているが、NRセル1004およびLTEセル1002は、いくつかの例においては、単一のTRP(例えば、マルチモード能力を有するTRP)によってサービスすることができる。
LTE支援NR無線アクセスのための重ね合わせベースの手法は、(例えば、本明細書において説明されるような)制御メカニズムを使用して実施することができる。WTRUは、LTE RRCシグナリングを受信することができる。LTE RRCシグナリングは、送信を実行/受信するための1つまたは複数のパラメータを構成することができる。送信は、1つまたは複数のNR物理データチャネル(例えば、ダウンリンク用、アップリンク用、または両方用の物理チャネル)を使用して、実行し/受信することができる。パラメータは、物理ダウンリンクチャネル、物理アップリンクチャネル、または両方に関連することができる。LTE RRCシグナリングは、1つまたは複数のデータベアラ(例えば、NR無線インターフェースに適用可能なベアラ)の構成を含むことができる。
LTE支援NR無線アクセスのための重ね合わせベースの手法は、(例えば、本明細書において説明されるような)ユーザプレーンルーティングを使用して実施することができる。ユーザプレーンルーティングは、分割DRBおよび共通S1−uを含むことができる。ユーザプレーンルーティングは、NR限定DRBおよび共通S1−uを含むことができる。ユーザプレーンデータベアラは、分割DRBおよび共通S1−uをサポートすることができる。分割DRBおよび共通S1−uをサポートするベアラは、(例えば、mBBタイプのサービスのために)例えば、LTEタイプの送信またはNRタイプの送信を使用して、関連付けられたデータの送信をサポートすることができる。分割DRBおよび共通S1−uは、ダウンリンク用、アップリンク用、または両方用とすることができる。ユーザプレーンデータベアラは、NR限定DRBおよび共通S1−uをサポートすることができる。NR限定DRBおよび共通S1−uをサポートするベアラは、(例えば、URLLCタイプのサービスのために)NR送信専用とすることができる。NR限定DRBおよび共通S1−uは、ダウンリンク用、アップリンク用、または両方用とすることができる。
LTE支援NR無線アクセスのための重ね合わせベースの手法は、WTRUが、LTEベースの送信およびNRベースの送信のために、物理レイヤリソースの共通のセットを使用することを可能にする、および/または許容することができる。例えば、NR RATと関連付けられたリソースのセットは、LTE RATと関連付けられたリソースのセットと少なくとも部分的に重なり合うことができる。LTE RATと関連付けられたリソースのセットは、LTEセル、LTEリソースのセット、LTE物理リソースブロック(PRB)のセットなどを含むことができる。NR RATと関連付けられたリソースのセットは、NRセル、NRリソースのセット、NR PRBのセットなどを含むことができる。WTRUは、NR送信が、LTEリソースのセットと少なくとも部分的に重なり合うNRリソースのセット内において受信されると決定することができる。WTRUは、NR送信が、NRリソースのセットの重なり合う部分内において受信されると決定することができる。WTRUは、NRリソースのセットの重なり合う部分内のリソースのサブセットが、LTE共通送信に対応すると決定することができる。WTRUは、NRリソースのセット内において、NR送信を受信することができる。NR送信は、LTE共通送信に対応するリソースのサブセット内に含まれないことができる。LTE共通送信は、共通制御信号、セル固有ブロードキャスト信号、セル固有基準信号(CRS)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)、および/またはチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)のうちの1つまたは複数を含むことができる。1つまたは複数のPRBは、LTE共通送信に対応する、NRリソースのセットの重なり合う部分内のリソースのサブセットを含むことができる。
LTEベースの送信および/またはNRベースの送信のために、異なる数的パラメータを使用することができる。異なるタイプの送信は、異なるMAC処理と関連付けることができる。例においては、WTRUは、LTEベースの送信のための別個のMACインスタンス、およびNRベースの送信のための別個のMACインスタンスを使用することができる。1つまたは複数の例においては、LTEベースの送信およびNRベースの送信のために、同じキャリアを使用することができる。LTEベースの送信およびNRベースの送信のための別個のMACインスタンスは、所与のキャリア用とすることができる。WTRUは、MACインスタンスのためのスケジューリング命令を受信することができる。スケジューリング命令は、MACインスタンスについて独立して受信することができる。例えば、LTEベースの送信またはNRベースの送信のために、異なる制御チャネルを使用することができる。1つまたは複数の例においては、WTRUは、単一のMACインスタンスを使用して、LTEベースの送信およびNRベースの送信をサポートすることができる。例えば、WTRUは、LTEベースのアクセス上において、NRベースのアクセスに適用可能であることができるスケジューリング命令を受信することができる。WTRUがそれを介してスケジューリング命令を受信することができる制御チャネルは、LTE PDCCHなどとすることができる。WTRUは、LTE共通送信に対応する、NRリソースのセットの重なり合う部分内のリソースのサブセットを示す、LTE物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を受信することができる。WTRUは、LTE物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を受信することができる。LTE PDCCHは、NR送信を受信するためのNRリソースのセット内に含まれる、1つまたは複数のPRBのインジケーションを含むことができる。WTRUは、LTE PDCCHに基づいて、1つまたは複数のPRBを決定することができる。
WTRUは、アップリンクにおいて、第2のタイプのアクセス上において、第1のタイプのアクセスに適用可能であることができるアップリンク制御情報(UCI)を送信することができる。例えば、WTRUは、アップリンクにおいて、LTEベースのアクセス上において、NRベースのアクセスに適用可能であることができるアップリンク制御情報(UCI)を送信することができる。WTRUがそれを介してアップリンク制御チャネル情報(UCI)を送信することができる制御チャネルは、LTE PUCCHなどとすることができる。1つまたは複数の例においては、クロスキャリアスケジューリング、および/またはプライマリセルの動作は、送信タイプのうちの1つまたは複数(例えば、LTEベースのアクセスおよびNRベースのアクセス)に適用可能であることができる。プライマリセルは、LTEセルとすることができる。セルは、リソースのセット、PRBのセット、スペクトルなどの例とすることができる。例えば、LTEプライマリセルは、LTEリソースのセット、LTE PRBのセット、LTEスペクトルなどの例とすることができる。
NRをサポートするLTE支援無線アクセスは、NR置き換えベースの手法を使用して実施することができる。LTE RRCは、例えば、異なるL2セットアップを使用して、NR物理アクセスを構成することができる。置き換えベースの無線アクセスは、ネットワークノード(例えば、TRP、NRノード、もしくはeNB)、および/または複数のネットワークノード/コンポーネント(例えば、フロントホールインターフェースによって接続される中央コンポーネントおよびリモートコンポーネント)から成ることができる。ネットワークノードは、NR物理レイヤの部分(またはNR物理レイヤの少なくとも部分)をサポートすることができる。ネットワークノードは、LTEコントロールプレーンなどの、1つまたは複数のLTEコンポーネント(例えば、RRCおよび/もしくはNAS)、ならびに/または1つまたは複数のL2プロトコル(例えば、PDCP)をサポートすることができる。
LTE支援NR無線アクセスのための置き換えベースの手法は、(例えば、本明細書において説明されるような)制御メカニズムを使用して実施することができる。WTRUは、NRシステムにアクセスするために使用することができる1つまたは複数のパラメータの構成(例えば、アクセステーブル)を獲得することができる。構成は、NRシステムアクセス情報を獲得するための初期アクセス手順を介して、および/またはモビリティ制御情報の受信を介して、獲得することができる。システムアクセス情報は、システムブロードキャスト、アクセステーブルブロードキャスティング、または専用構成のうちの1つまたは複数を含むことができる。モビリティ制御情報は、LTEからNRへのハンドオーバコマンドを含むことができる。WTRUは、(例えば、ランダムアクセス手順を使用して)NRエアインターフェースにアクセスし、および/またはそれと関連付けるための初期アクセス実施を使用して、無線アクセスネットワークにアクセスすることができる。WTRUは、LTE RRCシグナリングを受信することができる。LTE RRCシグナリングは、NR物理レイヤを使用して、送信を実行/受信するために使用することができる1つまたは複数のパラメータを構成することができる。LTE RRCシグナリングは、データベアラ(例えば、LTE L3/RRC SRB)、および/またはNRユーザプレーンベアラ(例えば、L2/DRBもしくは同等物)などのうちの1つまたは複数の構成を含むことができる。
LTEネットワークとNRシステムとの統合をサポートするために、様々なプロトコルスタックを実施することができる。プロトコルアーキテクチャ(例えば、LTEプロトコルアーキテクチャ)は、NRをサポートするLTE支援無線アクセスを容易にするように適合させることができる。L2プロトコルスタックの例示的な実現は、LTE支援NR動作のための様々な選択肢をサポートすることができる。
図11は、NR LTE支援接続ポイント1100のいくつかの例を提供することができる。NR Uuシステムおよび/またはNR物理チャネルをLTEプロトコルスタック1118上に接続するための様々な実施が、存在する。LTEプロトコルスタック1118は、PDCPレイヤ1102、RLCレイヤ1104、MACレイヤ1106、PHYレイヤ1108、および/またはIPレイヤなどの他のレイヤを含むことができる。NRをサポートするLTE支援無線アクセスは、例えば、LTE MAC1106の後に、NR PHY1110を含むNRエアインターフェースを接続することによって、LTE RLC1104の後に、NR MAC/PHY1112を含むNRエアインターフェース1112を接続することによって、またはLTE PDCP1102の後に、NR RLC/MAC/PHY1114を含むNRエアインターフェース1114を接続することによって、達成することができる。(例えば、図11に示されるように)完全なNR L2スタック1116を提供することができる。NRをサポートするLTE支援無線アクセスは、例えば、完全なNR L2スタック1116を使用することによって達成することができる。プロトコルは、単独で、または1つもしくは複数のアーキテクチャ手法と組み合わせて、使用することができる。NRエアインターフェースをサポートするために、例えば、適切な拡張を施して、LTE RRC/NASを使用することができる。NRエアインターフェース上において、NR関連の制御シグナリングを交換することができる。NRエアインターフェース上における交換は、直接的な方式で行うことができる。
WTRUは、一度に1つのプロトコル構成を使用するように構成することができ、またはプロトコル構成の1つもしくは複数の組合せを含む2つ以上のプロトコル構成を同時に用いるように構成することができる。例えば、WTRUは、(例えば、図11に示される例示的なアーキテクチャを用いて配備された)完全なNR L2スタック1116と、NR RLC/MAC/PHYを含むNRエアインターフェース1114とを同時に用いるように構成することができる。同時構成は、URLLCおよびeMBBなど、異なるサービスの同時サポートを可能にすることができる。この例においては、URLLCは、完全なNR L2スタック1116によってサポートすることができ、eMBBは、NRエアインターフェース1114によってサポートすることができる。
WTRUは、NR物理レイヤがLTE MACプロトコル(またはそれの進化型)と対話することができるように構成することができる。LTE MACの後に、NRエアインターフェースを接続することができる。図12は、LTE MACプロトコル(またはそれの進化型)と対話するNR PHYの例である。LTEプロトコルスタック1212は、PDCPレイヤ1202、RLCレイヤ1204、MACレイヤ1206、PHYレイヤ1208、および/またはIPレイヤなどの他のレイヤを含むことができる。LTE MAC1206の後に、NR PHY1210を接続することができる。
MACモデリングは、NR物理レイヤがLTE MACプロトコルと対話することができるように適合させることができる。WTRUは、LTE PHY(例えば、PHYレイヤ1208)、および/またはNR PHY(例えば、図12におけるNR PHY1210)を含む、1つまたは複数のタイプの物理レイヤを扱う、MACインスタンスを使用するように構成することができる。WTRUは、LTEおよび/またはNR物理レイヤリソースの1つまたは複数のセットを使用するように構成することができる。WTRUは、1つまたは複数のタイプの物理データトランスポートチャネルを使用するように構成することができる。物理データトランスポートチャネルは、LTE PHYのダウンリンク、LTE PHYのアップリンク、NR PHYのダウンリンク、および/またはNR PHYのアップリンクにおける物理データトランスポートチャネルを含むことができる。1つまたは複数の例においては、物理データトランスポートチャネルは、少なくとも、NR PHYのダウンリンク、およびNR PHYのアップリンクを含むことができる。1つまたは複数のタイプの物理レイヤを扱うMACインスタンスの構成は、同じMACエンティティに対して適用可能であることができる。LTE UuおよびNR Uuは、同じスペクトルを共用することができる。LTE UuおよびNR Uuは、異なる構成のスペクトルを使用することができる。
スケジューリング命令は、NR物理レイヤがLTE MACプロトコルと対話することができるような様々な方法で、処理することができる。例えば、スケジューラのために、スケジューリング命令を処理および/または生成することができる。MACエンティティは、LTE PHY(例えば、PHYレイヤ1208)、および/またはNR PHY(例えば、図12におけるNR PHY1210)のための、いくつかまたはすべての適用可能なスケジューリング命令を処理することができる。LTE PHY(例えば、PHYレイヤ1208)、および/またはNR PHY(例えば、図12におけるNR PHY1210)のために、制御チャネルを使用することができる。LTE PHY(例えば、PHYレイヤ1208)のために、制御チャネルを使用することができ、および/またはNR PHY(例えば、図12におけるNR PHY1210)のために、別の制御チャネルを使用することができる。WTRUは、データチャネルのタイプについてのDCIおよび/またはRNTIの異なるセットの定義に基づいて、適用可能な送信のタイプを決定することができる。WTRUは、データチャネルのタイプについてのDCIおよび/またはRNTIの異なるセットの定義に基づいて、物理レイヤデータチャネルを決定することができる。
データは、NR物理レイヤがLTE MACプロトコルと対話することができるように、物理データチャネルタイプにマッピングすることができる。LTEベアラ/論理チャネルからのデータは、LTEおよび/またはNRを調べるために、マッピングすることができる。WTRUは、データの送信のためのアップリンクリソースをスケジュールするDCIを受信することができる。DCIは、適用可能なデータベアラタイプ、LCH、アイデンティティおよび/もしくはそれのプライオリティレベル、LCGアイデンティティおよび/もしくはそれのプライオリティレベル、ならびに/またはSOMのうちの1つまたは複数を示すインジケーションを含むことができる。WTRUは、インジケーションを使用して、どのデータを送信に含めるかを決定することができる。インジケーションは、明示的であることができる。適用可能なデータベアラタイプは、SRB、DRB、LTE DRB、および/またはNR限定DRBのうちの1つまたは複数を含むことができる。
TRP、TrCH、および/または物理データチャネルは、NR物理レイヤがLTE MACプロトコルと対話することができるように、アクティブ化または非アクティブ化することができる。MACプロトコルは、異なるNR送信ポイントのシグナリングを許容するように、拡張することができる。例えば、MACプロトコルは、NR送信ポイント間の高速切り換えを可能にするために、TRP、TrCH、および/または物理データチャネルのアクティブ化/非アクティブ化を許容するように、拡張することができる。MACプロトコルは、WTRUの構成のあるTRP、物理データチャネル、および/またはTrCHについてのアクティブ化/非アクティブ化手順をサポートすることができる。TRP、TrCH、および/または物理データチャネルのアクティブ化および/または非アクティブ化は、WTRUベース、および/またはネットワークベースとすることができる。
WTRUは、TRP、TrCH、および/または物理データチャネルのアクティブ化/非アクティブ化を制御することができる。1つまたは複数の例においては、WTRUは、送信内にMAC CEを含むことができる。MAC CEは、TRP、TrCH、および/または物理データチャネルのうちの1つまたは複数の非アクティブ化を示すように定義することができる。WTRUおよび/または他のWTRUは、ネットワークがMAC CEの受信に成功したことを示すフィードバックを、(適用可能な場合は)受信することができる。WTRUは、チャネル上におけるさらなる動作が実行されない/必要とされない場合、フィードバックに基づいて、関連付けられた制御チャネルを監視することを停止することができる。WTRUは、関連付けられたDCIのデコーディングを停止することができる。関連付けられたDCIは、タイプ、RNTI、および/またはDCIがその上において受信される制御チャネルなどによって、MAC CEに関連することができる。例えば、制御チャネルは、無効化することができる。WTRUが、その制御チャネル上においてDCIを処理しており、制御チャネルが、無効化された場合、WTRUは、DCIのデコーディングを停止することができる。
WTRUは、TRP、TrCH、および/または物理データチャネルのうちの1つまたは複数をアクティブ化するために、MAC CEを送信することができる。WTRUは、例えば、再アクティブ化のために、TRP、TrCH、および/または物理データチャネルのうちの1つまたは複数をアクティブ化(または再アクティブ化)するために、ランダムアクセス手順を開始することができる。アクティブ化は、NR TRPのための初期アクセスに類似することができ、および/またはTRPとの関連付けを生成するためとすることができる。
ネットワーク(NW)は、TRP、TrCH、および/または物理データチャネルのアクティブ化/非アクティブ化を制御することができる。1つまたは複数の例においては、NWは、送信内にMAC CEを含めることができる。MAC CEは、TRP、TrCH、および/または物理データチャネルのうちの1つまたは複数のアクティブ化/非アクティブ化を示すように定義することができる。WTRUは、送信内のMAC CEを受信することができる。WTRUは、TRP、TrCH、および/または物理データチャネルのうちの1つまたは複数のアクティブ化/非アクティブ化を示す、MAC CEを処理することができる。NWは、(適用可能な場合)WTRUによる別の送信の受信が成功したことを示すフィードバックを送信するための送信のTTI内において、MAC CEを送信することができる。WTRUは、チャネル上におけるさらなる動作が実行されない/必要とされない場合、インジケーションに基づいて、関連付けられた制御チャネルを監視することを停止することができる。WTRUは、インジケーションに基づいて、関連付けられたDCIをデコードすることを停止することができる。例えば、関連付けられたDCIは、タイプによって、および/またはRNTIによって、MAC CEに関連することができる。
NR物理レイヤがLTE MACプロトコルと対話することができるように、RACH手順を提供することができる。NR上のULにおいてWTRUがデータを送信することを予測することができるとき、RACH手順を使用することができる。NR上のULにおける送信は、構成完了の成功を容易にすることができる。NR固有の情報(例えば、タイミングアライメント)のために、および/またはNR ULリソースを伝達するために、RACH応答(RAR)フォーマットを調整することができる。
NR物理レイヤがLTE MACプロトコルと対話することができるように、制御スケジューリングを提供することができる。NRスケジューリング割り当てのための制御チャネルを、NR PHYによって送信することができる。NRデータチャネルのための制御チャネルを、NR PHYによって送信することができる。制御チャネルの送信は、直接的であることができる。
NR物理レイヤがLTE MACプロトコルと対話することができるように、クロスTrCHスケジューリング、および/またはクロスキャリアスケジューリングを使用することができる。様々なタイプの物理データチャネル、TrCH、SOM、および/またはそれらの異なるインスタンスをサポートするキャリアを構成するための、ダウンリンク制御情報(DCI)を提供するために、クロスTrCHスケジューリング、および/またはクロスキャリアスケジューリングを使用することができる。例えば、WTRUは、所与の制御チャネルが、物理データチャネル、TrCH、SOM、および/またはキャリアの1つまたは複数のタイプに適用可能なDCI(例えば、クロスXスケジューリング)を提供することができるように、構成することができる。WTRUは、所与の制御チャネルが、物理データチャネル、TrCH、SOM、および/またはキャリアのタイプにDCI(例えば、自己スケジューリング)を提供することができるように、構成することができる。
WTRUは、例えば、1つまたは複数のパラメータに基づいて、DCIがそれに適用可能であることができるインスタンスを決定することができる。パラメータは、WTRUがインスタンス毎にDCIをデコードしようと試みるように構成されるかどうかを含むことができる。パラメータは、WTRUがインスタンス毎にRNTIを使用するように構成されるかどうかを含むことができる。パラメータは、WTRUがインスタンス毎に1つまたは複数のDCIフォーマットのセットを使用するように構成されるかどうかを含むことができる。インスタンス毎の1つまたは複数のDCIフォーマットのセットは、NR割り当てのための情報を提供する異なるDCIを含むことができる。インスタンス毎の1つまたは複数のDCIフォーマットのセットは、存在、割り当てのタイプ、割り当てのサイズ、ならびに/または透過的なNRスケジューリングコンテナ(例えば、WTRUによってNRスタックに渡され、および/もしくは処理される、ビットのストリング)を含むことができる。パラメータは、WTRUがインスタンス毎に探索空間を使用するように構成されるかどうかを含むことができる(例えば、探索空間は重なり合うことができる)。パラメータは、WTRUがインスタンス毎に第2のDCIのロケーションを示す第1のDCIを受信するように構成されるかどうかを含むことができる。例えば、第1のDCIは、NR割り当ておよび/またはNR制御領域の存在を示す、LTE DCIであることができる。第1のDCIは、構成されたNR制御領域または伝達された領域を監視するためのインジケーションとして、使用することができる。
WTRUは、例えば、関心のある制御チャネルが、NR制御チャネルまたはLTE制御チャネル(例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)またはそれの進化型)であることができるように構成することができる。
NR物理レイヤがLTE MACプロトコルと対話することができるように、インターフェースまたは動的グラントを選択することができる。WTRUは、例えば、動的グラントに基づいて、WTRUがその上において送信を送信または受信することができるインターフェースを選択することができる。動的グラントは、1つまたは複数のRAT上におけるトラフィックを指示することができる。例えば、グラントに基づいて、NRおよびLTEの一方または両方の上におけるいくつかのトラフィックを指示することができる。NR上において、またはNR上以外において送信されるあるベアラを指示するために、LTE MAC CEを使用することができる。WTRUは、インターフェースの選択を自律的に実行することができ、および/または1つもしくは複数のパラメータに基づいて実行することができる。パラメータは、例えば、WTRUがデータをエンコードするために使用する符号化、動的グラントに関するインジケーション、送信されるデータのタイプを含むことができる。例えば、LTE能力を有するWTRUは、NR能力を有するWTRUによって使用される符号化とは異なる符号化を使用することができる。
NR物理レイヤがLTE MACプロトコルと対話することができるように、ULフィードバックを使用することができる。例えば、第2のRATのインターフェース上において第1のRATを使用して、ULフィードバックを提供することができる。例えば、異なるHARQタイムラインまたはTTIが、異なるPHYによって使用されるとき、スケジューリング、多重化、優先順位付けなどに対する影響が、存在することがある。
WTRUは、NR MACがLTE RLCおよび/またはPDCPと対話することができるように、構成することができる。(例えば、LTE RLC1104の後の、NRエアインターフェース1112の接続において示されるように)LTE RLCの後に、NRエアインターフェースを接続することができる。例えば、RLC透過モードにおいてLTE RLCの後に、またはRLC(もしくはそれの進化型)が適用可能でないときに、NRエアインターフェースを接続することができる。NR MACは、セグメンテーションをサポートすることができる。NR MACは、例えば、PDCPにおいて、分割が僅かしか、またはまったく生じないとき、PCP PDUを扱うことができる。
(例えば、本明細書において説明されるように)LTE MACの後にNRエアインターフェースを接続することによってWTRUが構成されるときに、適用可能な機能は、LTE RLCの後にNRエアインターフェースを接続することによってWTRUが構成されるときに、適用可能であることができる。WTRUは、機能がサポートされるか否かを決定するように、より高位のレイヤプロトコルによって、構成することができる。WTRUは、同じネットワークノードが、LTE MACインスタンスおよびNR MACインスタンスを含む、異なるタイプのMACインスタンスのためのスケジューリングを扱うときに、機能をサポートすることができるかどうかを決定するように、より高位のレイヤプロトコルによって、構成することができる。WTRUは、ノード間にインターフェースが存在するときに、機能をサポートすることができるかどうかを決定するように、より高位のレイヤプロトコルによって、構成することができる。インターフェースは、理想的なインターフェースとすることができる。
(例えば、理想的なインターフェースを用いて)本明細書において説明されるのと類似した影響を有する、別個のスケジューラを実施することができる。相違は、MACプロトコルをNRスタンドアロンNR MACプロトコルとすることができることであることができる。例においては、MAC機能性は、(例えば、他の機能性を用いない)データの多重化および優先順位付けに限定することができる。MAC機能性が、データの多重化および優先順位付けに限定される場合、RLCとMACとの間において、フィードバックを提供することができ、および/またはフィードバックは、厳しいものであることができる。MACは、スケジューリング決定をRLCに提供することができる。LTE RLCは、MACスケジューリング決定に従って、最適サイズのパケットを提供することができる。MAC機能性が、データの多重化および/または優先順位付けに限定される場合、RLCは、(例えば、あるTBサイズを仮定して)PDUを生成することができる。MAC機能性が、データの多重化および/または優先順位付けに限定される場合、NR MAC/PHYは、所与のTBに適合することができる。例えば、NR MAC/PHYは、TBを送信することができるように、十分なリソース割り当てを用いるようにスケジュールすることができる。MAC機能性が、データの多重化および優先順位付けに限定される場合、(例えば、理想的ではないインターフェースのケースにおいて)2つのノード間において、フロー制御が生じることができる。
1つまたは複数の例においては、MAC機能性は、例えば、LTEと比較したとき、強化することができる。NR MACは、パケットのスケジューリング、組み立て、多重化、およびセグメンテーションを実行することができる。RLCへの影響が、様々な方法で生じることができる。例えば、LTE RLC上のデータは、透過モード(TM)にあるように構成することができる(例えば、ベアラの分割が、生じることができる)。RLC肯定応答モード(AM)/否定応答モード(UM)は、構成されたMACエンティティであることができる。MACエンティティ(例えば、RLC AM/UM)は、RLC AMによって受信されたパケットを、セグメント化および/または最適化することができる(例えば、ベアラの分割が、生じることができる)。RLCは、NR送信に適用可能ないくつかまたはすべてのベアラには適用可能でないことがある。NR MAC SDUは、LTE PDCP PDUなどを含むことができる。
WTRUは、PDCPの後にNRエアインターフェースを接続することによって、構成することができる。LTE MACまたはRLCの後にNRエアインターフェースを接続することによってWTRUが構成されるときに、適用可能な機能は、PDCPの後にNRエアインターフェースを接続することによってWTRUが構成されるときに、適用可能であることができる。WTRUは、例えば、機能をサポートすることができるか否かを決定するように、より高位のレイヤプロトコルによって、構成することができる。WTRUは、同じネットワークノードが、LTE MACインスタンスおよびNR MACインスタンスを含む、異なるタイプのMACインスタンスのためのスケジューリングを扱うときに、機能をサポートすることができるかどうかを決定するように、より高位のレイヤプロトコルによって、構成することができる。WTRUは、ノード間にインターフェースが存在するときに、機能をサポートすることができるかどうかを決定するように、より高位のレイヤプロトコルによって、構成することができる。インターフェースは、理想的なインターフェースとすることができる。
WTRUは、LTEデュアル接続性などのレガシシステムのために使用される手順に類似した手順を使用して、L2処理経路のために動作するように構成することができる。PDCPは、NR RLC、NR MAC、および/またはLTE RLCにマッピングすることができる。RLC/MAC/PHYは、例えば、スタンドアロンケースと同様に、実施することができる。QoS/チャネル品質フィードバックのための技法および/または手法を、開発することができる。チャネル品質、またはNRにおいてQoSが満たされているかどうかなどのNR品質を、LTE eNBに通知することができる。
WTRUは、NRエアインターフェースを完全なNR L2スタックに接続することによって、構成することができる。LTE MAC、RLC、またはPDCPの後にNRエアインターフェースを接続することによってWTRUが構成されるときに、適用可能な機能は、NRエアインターフェースを完全なNR L2スタックに接続することによってWTRUが構成されるときに、適用可能であることができる。WTRUは、例えば、機能をサポートすることができるか否かを決定するように、より高位のレイヤプロトコルによって、構成することができる。WTRUは、同じネットワークノードが、LTE MACインスタンスおよびNR MACインスタンスを含む、異なるタイプのMACインスタンスのためのスケジューリングを扱うときに、機能をサポートすることができるかどうかを決定するように、より高位のレイヤプロトコルによって、構成することができる。WTRUは、ノード間にインターフェースが存在するときに、機能をサポートすることができるかどうかを決定するように、より高位のレイヤプロトコルによって、構成することができる。インターフェースは、理想的なインターフェースとすることができる。
完全なNR L2スタックを使用するように構成されたWTRUは、図9Aおよび図9Bに示される例示的なアーキテクチャを用いて、配備することができる。図9Bに示されるアーキテクチャは、例えば、LTE支援NR(例えば、LTE支援NRアクセス)を用いるURLLC使用事例を可能にすることができる。レイヤ2の観点から見て、プロトコルスタックは、NR無支援L2プロトコルスタックに(例えば、スタンドアロンケースに)類似することができる。RLCへの影響が、様々な方法で生じることができる。例えば、PDCPプロトコルは、NRノードが、4Gネットワークへの接続(例えば、直接的な接続)を有するとき、およびセキュリティをサポートする要件が、存在することができるとき、セキュリティのためにLTE機能性をサポートすることができる。PDCPは、LTEセキュリティと互換であることができる、セキュリティをサポートするLTE PDCPまたはNR PDCPであることができる。プロトコルスタックは、例えば、NRノードがNRノードに接続することができるとき、スタンドアロンNRプロトコルと同じであることができる。QoS/チャネル品質フィードバックのための技法および/または手法を、開発することができる。チャネル品質、またはNRにおいてQoSが満たされているかどうかなどのNR品質を、LTE eNBに通知することができる。
NRおよびLTE物理チャネルを組み合わせることができる。図13は、NRおよびLTE物理チャネルを組み合わせる例である。WTRUは、NRおよびLTEのためのエアインターフェースの一方または両方の上において、データを送信することができる。図13においては、データをWTRUに送信するために、論理決定ポイントを使用することができる。WTRUのためのデータは、LTE TrCH1302またはNR TrCH1304上において搬送することができる。LTE TrCH1302および/またはNR TrCH1304は、同じキャリア1306上に存在することができ、および/または(例えば、異なるもしくは同じ送信元から/異なるもしくは同じ送信先に)同時に送信することができる。
図14は、NRおよびLTE物理チャネルを組み合わせた、プロトコルスタック1400の例である。プロトコルスタックの観点から見て、WTRUは、LTE Uuを介する、および/または(例えば、図14に示されるように)NR PHYを介する、LTEネットワークへの接続を有することができる。WTRUは、一度に単一のインターフェースに送信し、および/または一度に単一のインターフェースから受信するように構成することができ、または構成しないことができる。LTE支援実施(例えば、図11に示されるような実施)に類似して、LTEおよびNRのためのプロトコルスタックがいかに対話するか(例えば、図14に示される例(a)〜(d))についての異なる変形が、存在することができる。NR Uuシステムおよび/またはNR物理チャネルをLTEプロトコルスタック1418上に接続するための様々な実施が、存在する。LTEプロトコルスタック1418は、PDCPレイヤ1402、RLCレイヤ1404、MACレイヤ1406、PHYレイヤ1408、および/またはIPレイヤなどの他のレイヤを含むことができる。NRをサポートするLTE支援無線アクセスは、例えば、LTE MAC1406の後に、NR PHY1410を含むNRエアインターフェースを接続することによって、LTE RLC1404の後に、NR MAC/PHY1412を含むNRエアインターフェースを接続することによって、またはLTE PDCP1402の後に、NR RLC/MAC/PHY1414を含むNRエアインターフェースを接続することによって、達成することができる。(例えば、図14に示されるように)完全なNR L2スタック1416を提供することができる。プロトコルは、単独で、または1つもしくは複数のアーキテクチャ手法と組み合わせて、使用することができる。プロトコルスタック例(a)〜(d)、または他の例は、単独で、または組み合わせて、実施することができる。例においては、同じキャリア内においてデータを送信することができることを仮定することができる。例においては、NR PHYは、例えば、後方互換性のために、LTE共通信号/リソースと重なり合わないことができる。
NRキャリアによって使用されるスペクトルは、LTEキャリアによって使用されるスペクトルと重なり合うことができる。重なり合いは、全体的な重なり合い、または部分的な重なり合いであることができる。例えば、NRキャリアのためのスペクトルが、LTEキャリアのスペクトルと部分的に重なり合う場合、NRスペクトルの部分(例えば、重なり合わない部分)には、LTE共通信号および/またはLTEシンボルを含む、いくつかのLTE信号が、存在しないことができる。例においては、NR信号は、LTEセル、LTEリソースのセット、LTE PRBのセット、LTEスペクトルなどのガードバンド内に配置することができる。NR信号の部分は、NRによって使用されるガードバンドに隣接する、LTEバンドの部分と重なり合うことができる。
NRスペクトルまたはLTEスペクトルの重なり合うスペクトルまたは重なり合う部分において、LTE能力などのレガシを有するWTRUは、NR能力を有するWTRUと互換であることができる。LTE能力を有するWTRUは、重なり合うスペクトルにおけるLTE送信のために構成された物理リソースを使用することができる。NR能力を有するWTRUは、LTE送信のために構成された物理リソースのいくらかまたはすべてを使用することができる。NR能力を有するWTRUは、LTE送信との可能な干渉を低減させるために、どの物理リソース(NR PHY物理リソース)を使用すべきかを決定することができる。
WTRUは、RATに関連付けられたリソース(例えば、周波数)のセットを用いるように構成することができる。例えば、WTRUは、LTEと関連付けられたリソースの第1のセット、およびNRと関連付けられたリソースの第2のセットを使用するように構成することができる。例えば、リソース(例えば、周波数)のセットは、重なり合う部分、および/または重なり合わない部分を含むことができる。1つまたは複数の例においては、1つまたは複数のRAT上のリソースにわたるNR送信のために、WTRUをスケジュールすることができる。例えば、WTRUは、(例えば、制御チャネルを介して)DCIを受信することができる。DCIは、データ受信のためのリソースを割り当てることができる。割り当てられたリソースは、LTEスペクトル内に、NRスペクトル内に、またはLTEスペクトルおよびNRスペクトル上に含むことができる。例えば、割り当てられたリソースは、LTEスペクトル内に、NRスペクトル内に、またはLTEスペクトルおよびNRスペクトル内に限定することができる。1つまたは複数の例においては、NRがそれのためにLTEスペクトル上において送信されるリソースのセットを決定するようにWTRUが構成される場合。WTRUは、本明細書において説明される手法に基づいて、LTEスペクトル上におけるNR信号の受信時に無視すべきリソースのセット(すなわち、無視すべきLTE REのセット)を決定するように構成することができる。
図15は、NR送信のために、重なり合うスペクトルおよび/または重なり合わないスペクトルを使用するための様々な手法の例を示している。様々な手法のうちの1つまたは複数は、組み合わせることができ、および/または異なる送信のために、異なる手法を使用することができる。図15においては、NR RATは、NR送信のために、チャネル帯域幅1502のいくらかまたはすべてを使用することができる。LTE RATは、LTE送信のために、公称帯域幅1504を使用することができる。公称帯域幅1504は、チャネル帯域幅1502および公称帯域幅1504が重なり合う部分を含むことができる。手法のうちの1つまたは複数においては、NR送信は、重なり合わない帯域幅1506(例えば、公称帯域幅1504を含まないチャネルBW1502の部分)において、生じることができる。例えば、NR送信は、(例えば、手法d)および/または手法c)においては)重なり合わない帯域幅1506において、生じることができる。1つまたは複数の例においては、データトラフィックのためのNR送信は、(例えば、手法a)および/または手法b)においては)重なり合う帯域幅1504、および/または重なり合わない帯域幅1506において、生じることができる。重なり合う帯域幅1504、および/または重なり合わない帯域幅1506は、NRリソースのセットの重なり合う部分または重なり合わない部分を表すことができる。
手法a)においては、WTRUは、LTE帯域幅と少なくとも部分的に重なり合うNR送信を受信するように構成することができる。NR送信は、LTE方式のMBSFNサブフレーム1508の間、LTE帯域幅と重なり合うように構成することができる。したがって、あるLTE共通基準信号および/またはLTEデータは、MBSFNサブフレーム内に存在しないことができ、したがって、NR送信のために、使用することができる。例えば、WTRU固有の基準信号が使用されるとき、そのようなMBSFNサブフレームの間、公称帯域幅は、NR PHY基準信号を含むことができる。
手法b)においては、WTRUは、LTEスペクトルと少なくとも部分的に重なり合うNR PHY信号を受信するように構成することができる。例えば、手法b)においては、LTEサブフレームは、LTE同期信号、LTE制御チャネル、LTE基準信号などを含む、公称LTEサブフレームとすることができる。手法b)におけるLTE帯域幅上においてNR信号を受信するWTRUは、LTE同期信号、LTE制御チャネル、LTE基準信号などのために使用されるLTE帯域幅内のリソースを無視するように構成することができ、またNR信号が、LTE同期信号、LTE制御チャネル、LTE基準信号などを含まないLTE帯域幅内に存在することを仮定することができる。例えば、NR信号は、RS1510(例えば、CRS、DM−RSなど)を含まないリソース要素および/またはOFDMシンボル内に存在することができ、WTRUは、RS1510を含むREおよび/またはOFDMシンボルを無視することができる。同様に、WTRUは、シンボルがCRSに対応することを仮定するように構成することができる。LTE帯域幅上においてNR受信を実行するとき、WTRU制御チャネル1512(例えば、PDCCH)を無視することができる。本明細書において説明されるLTE信号のいくらかまたはすべてによって使用されるリソースは、NRリソースのセットの重なり合う部分内に含まれないことができる。WTRUは、別の制御チャネル(例えば、NR制御チャネル、および/もしくは物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH))を介して、制御チャネル155を介して、ブロードキャストシグナリングを介して、ならびに/またはより高位のレイヤ(例えば、RRC構成)を介して構成された、RSおよび/または制御チャネルのインジケーションを受信することができる。
手法c)においては、WTRUは、重なり合う帯域幅1504(例えば、LTEスペクトル)上において、DCI1514を受信するように構成することができる。DCIは、PDCCHおよび/またはEPDCCHなどのLTE制御チャネルを介して、受信することができる。DCIは、NR PHY信号1516を受信するためのリソースに関するスケジューリング情報を含むことができる。WTRUは、重なり合う帯域幅1504(例えば、LTEスペクトル)上において受信されたDCI1514に従って、重なり合わない帯域幅1506(例えば、NRスペクトル)を介して、NR PHY信号を受信することができる。
手法d)においては、WTRUは、重なり合う帯域幅1504(例えば、LTEスペクトル)上において、DCI1518を受信するように構成することができる。DCIは、PDCCHおよび/またはEPDCCHなどのLTE制御チャネルを介して、受信することができる。重なり合う帯域幅1504(例えば、LTEスペクトル)上において受信されるDCI1518は、重なり合わない帯域幅1506(例えば、NRスペクトル)上において受信することができる、追加のDCI1520(NR制御情報/NR制御チャネル)を指し示す、または参照するスケジューリング情報を含むことができる。重なり合わない帯域幅1506(NRスペクトル)上において受信されるDCI1520は、NR PHY信号1522を受信するためのリソースに関するスケジューリング情報を含むことができる。WTRUは、重なり合わない帯域幅1506(例えば、NRスペクトル)上において受信されるDCI1520に従って、重なり合わない帯域幅1506(例えば、NRスペクトル)を介して、NR PHY信号1522を受信することができる。
例においては、NR PHY物理リソースは、共通制御チャネル、および/またはLTE RATなどのレガシ無線アクセス技術(RAT)のために使用されるある信号に割り当てられた、物理リソースを避けるように構成することができる。共通制御チャネル、および/またはLTE RATなどのレガシ無線アクセス技術(RAT)のために使用されるある信号に割り当てられた、物理リソースは、時間−周波数グリッド上に存在することができる。時間−周波数グリッドは、LTE RATなどのレガシ無線アクセス技術(RAT)と関連付けることができる。NR受信のために使用される時間−周波数グリッドの部分は、LTE RS、制御チャネルなどのために使用されない、REを含むことができる。
LTEキャリア上においてNR信号を受信するWTRUは、信号、RE、および/またはシンボルの1つまたは複数のセットを無視することができる。WTRUは、NR信号をデコードするとき、時間−周波数グリッドにおけるREまたはシンボルの1つまたは複数のセットを無視することができる。LTEキャリア上においてNR信号を受信するWTRUは、REおよび/またはシンボルのどのセットを無視すべきかを決定することができる。無視するREおよび/またはシンボルのセットは、連続的でないことができる。例えば、無視するREおよび/またはシンボルのセットは、1つまたは複数の物理リソースブロック(PRB)内に含むことができる。無視するREおよび/またはシンボルのセットは、連続的であることができる。例えば、無視するREおよび/またはシンボルのセットは、PRB内に存在することができる。
WTRUは、NR物理リソースのセットの重なり合う部分からのREおよび/またはシンボルの1つまたは複数のセットを無視するように構成することができる。例えば、NRキャリアによって使用されるスペクトルは、LTEキャリアによって使用されるスペクトルと重なり合うことができる。REおよび/またはシンボルの1つまたは複数のセットは、NRリソースのセットの重なり合う部分において使用される信号に割り当てることができる。NRリソースのセットの重なり合う部分は、NRおよびLTE RATによって共通して使用することができる。LTE RATにおいて使用される信号は、共通制御信号、セル固有ブロードキャスト信号、セル固有基準信号(CRS)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、プライマリ同期信号(PSS)/セカンダリ同期信号(SSS)、および/またはチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)のうちの1つまたは複数を含むことができる。WTRUは、重なり合わないスペクトル(例えば、NRスペクトル)におけるREおよび/またはシンボルを無視するように構成することができ、または構成しないことができる。
WTRUは、LTE RATにおいて使用される共通制御信号のサブセットを無視し、共通制御信号の別のサブセットを使用するように構成することができる。WTRUは、LTE RATにおいて使用される信号、ならびに/またはLTE RATにおいて使用される信号に割り当てられたREおよび/もしくはシンボルの1つもしくは複数のセットのうちの1つまたは複数を使用するように、構成することができる。例えば、WTRUは、CRSを使用して、受信を含むNR PHY送信のためのチャネル推定を改善することができる。無視するREおよび/またはシンボルのセットは、動的に構成することができる。例えば、WTRUは、LTE RATにおいて使用されるPDCCHを受信することができる。受信されるPDCCHは、無視するREおよび/またはシンボルのセットのインジケーションを含むことができる。無視するREおよび/またはシンボルのセットは、LTE信号(例えば、PCFICH)から決定することができる。例においては、WTRUは、LTE RATにおいて使用される信号(例えば、PCFICH)を受信することができる。LTE RATにおいて使用される信号は、値と関連付けることができる。WTRUは、LTE RATにおいて使用される信号の値を使用して、無視するREおよび/またはシンボルのセットを決定することができる。WTRUは、信号、RE、および/またはシンボルの1つまたは複数のセットを無視しながら、ある物理リソース上において、NR送信および/または信号(これ以降、NR送信)を受信することができる。
WTRUは、(例えば、インジケーションを介して)NR送信を受信するためにある物理リソースを使用するように動的に構成することができる。例えば、WTRUは、LTE RATにおいて、PDCCHを受信することができる。PDCCHは、WTRUがその上でNR送信を受信することができる、1つまたは複数のサブフレームをスケジュールすることができる。WTRUは、WTRUがその上でNR送信を受信することができる、1つまたは複数のサブフレームを示す信号またはメッセージを求めて、PDCCHを監視するように構成することができる。インジケーションは、あるフォーマットを用いるDCIなど、DCIに関連することができる。WTRUは、インジケーションを受信すると、WTRUがその上でNR送信を受信することができる、1つまたは複数のサブフレームを決定することができる。1つまたは複数のサブフレームは、WTRUがその上でインジケーションを受信したサブフレーム(現在のサブフレーム)を含むことができる。
WTRUは、NR送信を受信するためにある物理リソースを使用するように静的または半静的に構成することができる。例えば、WTRUは、あるサブフレーム、および/またはある物理リソースブロック(PRB)上に割り当てられた、物理リソース(例えば、RE)を使用するように、RRCシグナリングを通して構成することができる。NR送信を受信するためにWTRUによって使用されるREを含むサブフレームおよび/またはPRBは、周期的であることができる。NR送信を受信するためにWTRUによって使用されるREを含むサブフレームおよび/またはPRBは、LTE RATに基づくことができる。RRCシグナリングは、セル/eNB/ノードが、NR送信のために使用される物理リソース、およびLTE送信のために使用される物理リソースを構成することを可能にすることができる。セル/eNB/ノードは、トラフィックプロファイルおよび/またはトラフィック要件に基づいて、リソースを構成し、ならびに/またはNR送信およびLTE送信の間に割り当てることができる。トラフィックプロファイルおよび/またはトラフィック要件は、継続中のものであることができる。
WTRUは、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレーム上において、NR送信を受信するように構成することができる。MBSFNサブフレームは、LTE RATに基づいたMBSFNサブフレームの1つとすることができる。MBSFNサブフレームは、NR送信のために使用される物理リソースを含むことができる。LTE RATに基づいたMBSFNサブフレームのいくつかまたはすべては、NR送信のために使用される物理リソースを含まないことができる。静的、半静的、または動的シグナリングを介して、NR送信のために使用される物理リソースを含むMBSFNサブフレームのセットを、WTRUに示すことができる。例えば、RRCシグナリングなどを介して、NR送信のために使用される物理リソースを含むMBSFNサブフレームを、WTRUに示すことができる。RRCシグナリングメッセージは、NR送信のために使用される物理リソースを含むMBSFNサブフレームを示す、システム情報を含むことができる。PDCCHなどを介して、NR送信のために使用される物理リソースを含むMBSFNサブフレームを、WTRUに示すことができる。例えば、MBSFNサブフレームは、CRS、および/またはWTRU固有基準信号など(ならびにNR送信、NR(例えば、NR PHY)基準信号のために使用される物理リソース)を含む、LTE共通基準信号を含むことができる。WTRUは、LTE共通基準信号を無視し、NR送信のために使用される物理リソースを介して、NR PHY基準信号を受信し、および/またはNR PHY基準信号を使用するように構成することができる。例においては、WTRUは、LTE共通基準信号を無視し、および/またはNR送信のために使用される物理リソースを介して、NR PHY基準信号を受信するように構成することができる。WTRUは、WTRU固有基準信号が受信され、および/または使用されるときに、NR PHY基準信号を使用するように構成することができる。WTRUは、LTE RATに基づいて、LTE共通基準信号など、MBSFNサブフレーム内のいくつかまたはすべての信号を使用して、チャネル推定を改善するように構成することができる。例えば、WTRUは、共通基準信号が受信され、および/または使用されるときに、LTE共通基準信号を使用して、チャネル推定を改善するように構成することができる。WTRUは、時間−周波数グリッド上にCRSを含まない物理リソースにおいて、NR送信を受信するように構成することができる。MBSFNサブフレームは、制御領域を含むことができる。WTRUは、制御領域に属さない(例えば、制御領域に後続する)物理リソースにおいて、NR送信を受信するように構成することができる。CRSを含まない物理リソース、および/または制御領域に属さない物理リソースは、1つまたは複数のOFDMシンボルを含むことができる。
WTRUは、あるチャネルを介して、NR送信を受信するように構成することができる。WTRUは、いくつかまたはすべてのNR送信のためのチャネル(例えば、NR PHYチャネル)を使用することができる。(いくつかまたはすべてのNR送信のために使用されるチャネル以外の)あるチャネルは、いくつかまたはすべてのLTE送信のために使用することができる(例えば、LTE PHYチャネル)。チャネルマッピングは、いくつかまたはすべてのNR送信のために使用されるチャネル、および/またはいくつかまたはすべてのLTE送信のために使用されるチャネルを構成することを含むことができる。WTRUは、NR PHYチャネルおよび/またはLTE PHYチャネルを受信するように、静的、半静的、および/または動的に構成することができる。例えば、構成は、RRCシグナリングを介して、受信することができる。構成は、事前定義しておくことができる。WTRUは、NR PHY上において専用トラフィック(もしくはチャネル)を、および/またはLTE PHYを介して共通トラフィック(もしくはチャネル)を受信するように構成することができる。共通トラフィックは、ブロードキャスティング信号、および/またはページング信号などを含むことができる。
WTRUは、LTE RATなど、レガシRATのために構成されたシステム帯域幅によって使用されない帯域幅を使用するように構成することができる。LTE RATのために構成されたシステム帯域幅によって使用されない帯域幅は、LTE RATのために構成されたシステム帯域幅の外部に存在することができる(例えば、拡張された帯域幅)。WTRUは、制御またはデータのために、拡張された帯域幅においてNR PHYチャネルを使用するように構成することができる。例えば、WTRUは、LTE能力およびNR能力を有することができる。WTRUは、拡張された帯域幅を使用して、いくつかまたはすべてのNR送信を受信するように、LTEブロードキャストシグナリングを通して構成することができる。1つまたは複数の例においては、5MHz LTEシステム帯域幅は、20MHz帯域幅またはチャネル上において動作することができる。5MHz LTEシステム帯域幅の外の20MHz帯域幅またはチャネルは、いくつかまたはすべてのNR送信のために使用することができ、一方、5MHz LTEシステム帯域幅は、いくつかまたはすべてのLTE送信のために使用される。20MHz帯域幅またはチャネルは、LTE RATに基づくことができる。拡張された帯域幅は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク送信のために使用することができる。
WTRUは、NR PHY(例えば、NR PHY論理チャネル)を使用して、ある論理チャネルに関連する送信(例えば、データ)を受信するように構成することができる。論理チャネルは、LTE RATに基づいたいくつかまたはすべての論理チャネルと(例えば、タイプにおいて)異なることができる。論理チャネルは、NR送信に関連することができる。NR PHYを介してNR PHY論理チャネルに関連する送信を受信することは、あるタイプのサービスおよび/またはトラフィックに関連する送信が、NR上において生じることを許容することができる。サービスおよび/またはトラフィックのタイプは、NRに基づいて動作するように生成することができる。プロトコルスタックは、NR PHYを介してNR PHY論理チャネルに関連する送信を受信することを可能にするように適合させることができる。例えば、図14に示されるように、LTEプロトコルスタック1418は、MACレイヤ1406の上方で分割され、NR MACおよびPHY1412、ならびにLTE RLC1404、およびLTE PDCP1402を有することができる。1つまたは複数の例においては、論理チャネルをNRトランスポートチャネルにマッピングするために、LTE MACレイヤにおいて、フックを追加することができる。NRトランスポートチャネルは、専用チャネルとすることができる。
WTRUは、(例えば、本明細書において説明されるような)技法のうちの1つまたは複数を使用して、アップリンクにおいて送信を送信するように構成することができる。LTEキャリア上においてNR信号を送信するWTRUは、LTE RATに基づいた、信号、RE、および/またはシンボルの1つまたは複数のセットを無視することができる。WTRUは、PUCCH領域を無視し、および/またはPUCCH領域をNR PHYアップリンクリソースの部分ではないと見なすように構成することができる。1つまたは複数の例においては、WTRUは、NR PHYフィードバックのために、PUCCH領域を使用するように構成することができる。WTRUは、関連付けられたサブフレームにおいてLTE PHYまたはNR PHYを使用するように、動的に構成することができる。例えば、WTRUは、関連付けられたサブフレームにおいてLTE PHYまたはNR PHYを使用するように、PDCCH上において受信されたグラントの部分を介して、動的に構成することができる。インジケーションは、WTRUに動的に送信することができる。インジケーションは、(例えば、DCI上の特別なフィールドを使用して)明示的であることができ、または(例えば、受信されたRNTIに基づいて)暗黙的であることができる。
バンドおよび/またはサブフレームは、様々な方法で、脱結合することができる。WTRUは、FDD動作において、(例えば、アップリンクまたはダウンリンク上において)NR PHYのための別個のキャリアを使用するように構成することができる。例えば、WTRUは、アップリンクNR PHYキャリア、およびNRとLTEとの間で共用されるダウンリンクキャリアを使用するように構成することができる。例においては、WTRUは、NR PHYダウンリンクキャリア、およびLTEとNRとの間で共用されるアップリンクキャリアを使用するように構成することができる。WTRUは、(例えば、アップリンクまたはダウンリンク上において)LTE PHYのための別個のキャリアを使用するように構成することができる。例えば、ダウンリンクキャリアは、LTE PHYとすることができ、一方、アップリンクキャリアは、NRとLTEとの間で共用することができる。
WTRUは、TDD動作において、LTE PHYと共用されるNR PHYのためのサブフレームのセット、およびLTEだけのためのサブフレームのセットを使用するように構成することができる。LTEだけのためのサブフレームのセットは、アップリンクおよび/またはダウンリンク動作のためにさらに別々に構成することができる。
WTRUは、LTEスペクトルにおいて、NRアップリンク送信を送信することができる。1つまたは複数の例においては、WTRUは、LTEスペクトル上において、NR信号を送信するように構成することができる。LTEスペクトルは、LTE能力を有する他のWTRUによって、使用することができる。他のWTRUから引き起こされるサウンディング基準信号(SRS)に対する可能な干渉を、回避することができる。(例えば、NR能力を有する)WTRUは、LTEサブフレームに対応するいくつかのシンボルの間、送信するように構成することができる。例えば、WTRUは、LTEサブフレームの最終シンボル(またはLTEサブフレームの最後における複数のシンボル)において、送信するように構成することができる。シンボルは、SRS送信のために構成されたシンボルを含むことができる。
1つまたは複数の例においては、WTRUは、サブフレームのあるセットの間のいくつかのシンボル上における送信を差し控えるように構成することができる。WTRUがその上で送信することを差し控えるシンボルは、LTEサブフレームの最終シンボルを含むことができる。サブフレームのセットは、SRSを含む(または含む可能性が高い)ことが知られたサブフレームを含むことができる。WTRUは、WTRUが、どのサブフレームについて、送信のためにそのサブフレームの最終シンボルを使用することを差し控えるべきかを示す構成を、ネットワークから受信することができる。この構成は、1つまたは複数のサブフレームの周期的なスケジュールを含むことができる。
NR Uuインターフェースは、1つまたは複数のLTE成分または信号を再使用することができる。図16は、NR PHYを伴った、LTEスタックの例である。図16においては、NR PHY1608は、LTEスタック1610と対話することができる。LTEスタック1610は、PDCPレイヤ1602、RLCレイヤ1604、MACレイヤ1606、および/またはIPレイヤなどの他のレイヤを含むことができる。WTRUは、LTEスタック1610と組み合わせて、NR PHY1608を使用するように構成することができる。図16は、図13に示された、組み合わされたNRおよびLTE物理チャネルのための例とすることができる。図16においては、キャリア上に存在するLTE信号は、存在しないことができる。図16に示される例においては、NR PHY1608は、LTE PHYがLTE MACと対話する方法に類似した方式で、LTE MAC1606と対話するように構成することができる。NR PHYは、LTE PHYと異なるパラメータおよび機能性を有することができる。1つまたは複数の例においては、WTRUは、適応レイヤを使用するように構成することができる。適応レイヤは、NR PHY1608とLTE MAC1606との間において、変換を実行することができる。
図17は、NR PHYおよび適応レイヤを伴う、LTEスタックの例である。LTEスタック1710は、PDCPレイヤ1702、RLCレイヤ1704、MACレイヤ1706、および/またはIPレイヤなどの他のレイヤを含むことができる。NR PHY1708は、LTE MAC1706の観点から、LTE PHYとの類似性を有するように構成することができる。例においては、WTRUは、適応レイヤ1712を使用して、NR PHY1708とLTE MAC1706との間において変換を実行するように構成することができる。適応レイヤ1712は、LTE物理レイヤと関連付けられた、またはLTE物理レイヤによって示された制御メカニズムを、NR物理レイヤ1708と関連付けられた1つまたは複数の制御メカニズムに変換するために、使用することができる。適応レイヤ1712は、NR物理レイヤ1708と関連付けられた、またはNR物理レイヤ1708によって示された制御メカニズムを、LTE物理レイヤと関連付けられた1つまたは複数の制御メカニズムに変換するために、使用することができる。パラメータおよび/または制御メッセージを変換する適応レイヤを、使用することができる。
適応レイヤは、HARQプロセス番号変換を実行することができる。例えば、WTRU適応レイヤは、HARQプロセスパラメータの変換を実行するように構成することができる。適応レイヤは、4G HARQプロセス番号(例えば、最大8)を、NR HARQプロセス(例えば、最大16)に変換するように構成することができる。
適応レイヤは、フィードバック変換を実行することができる。例においては、WTRU適応レイヤは、フィードバック(例えば、ACK/NACK)信号の変換を実行するように構成することができる。NR PHYのACK/NACKタイミングは、LTE ACK/NACKタイミングと異なることができる。LTE MACレイヤには、適切なタイミングで、通知することができる。WTRU適応レイヤは、例えば、受信されたACK/NACKを記憶するように構成することができ、および/またはLTE MACレイヤへの配送を適切な時刻まで遅延させることができる。WTRU適応レイヤは、例えば、適切なタイミングで、ACK/NACKを配送することができるように、WTRU送信を追跡することができる。
適応レイヤは、アクセス適応を実行することができる。例においては、WTRU適応レイヤは、アクセスプロトコルの適応を実行するように構成することができる。例えば、WTRU適応レイヤは、NR PHYに従って、送信のための適切な時刻を決定するように構成することができ、および/または適切なインジケーションをLTE MACに提供することができる。
NRネットワークは、(例えば、本明細書において説明されるような)ネットワークおよび/または無線アクセスアーキテクチャをサポートするように構成することができる。NRおよび/またはLTE−NR共存をサポートするLTE支援無線アクセスを容易にするために、NRノード、および/またはNR能力を有するWTRU(これ以降、NR WTRU)を含むNRネットワークを、開発することができる。レガシ(例えば、LTE)信号/サブフレームを用いるRATの共存を容易にし、および/またはレガシWTRU(例えば、LTE能力を有するWTRU)の可能な性能ロスを低減させるために、NR RATを使用することができる。例えば、レガシWTRUの性能が悪化しないような様々な方法で、NR送信、チャネル、および/または信号を使用することができる。セル獲得、測定、セル再選択、および/またはデータ復調などの、レガシWTRUの機能は、保存することができる。例えば、NR能力を有するWTRUは、CRS、PDCCH、PSS/SSS、CSI−RS、他の基準信号、および/または他のLTE信号のうちの1つまたは複数によって占有されるリソース上において、信号を送信することを避けるように構成することができる。
NR WTRUは、レガシRAT(例えば、LTE RAT)の送信および/または信号のために使用されるリソースの構成を決定するように構成することができる。NR WTRUは、レガシRATの送信および/または信号のために使用されるサブフレームのフォーマット(これ以降、LTEサブフレームフォーマット)を決定するように構成することができる。NR WTRUは、LTE RATのネットワークおよび/もしくはノード、またはNRネットワークおよび/もしくはNRノードからの送信に基づいて、LTEサブフレームフォーマットを決定するように構成することができる。
LTEサブフレームフォーマットは、1つまたは複数のパラメータおよび/またはリソースマップによって構成することができる。LTEサブフレームフォーマットは、(アンテナポートの数の関数としての)CRSフォーマット、PDCCHのために使用されるOFDMシンボルの数、サブフレームタイプ(例えば、通常のDLサブフレーム、MBSFNサブフレーム、および/もしくは他のタイプのサブフレーム)、PDCCHの数、ならびに/またはLTE信号の存在および構成などを含む、1つまたは複数のパラメータによって構成することができる。LTE信号は、CRS、PDCCH、PSS/SSS、CSI−RS、他の基準信号、および/または他のLTE信号のうちの1つまたは複数を含むことができる。LTEサブフレームフォーマットは、本明細書において説明される1つまたは複数のパラメータに基づいて、動的に変化することができる。
LTEサブフレームフォーマットは、例えば、あるタイプのLTE信号のために、どのリソースが使用されるかを、NR WTRUに示すための、リソースのセット(例えば、リソースマップ)によって、構成することができる。NR WTRUは、リソースマップに基づいて、LTEサブフレームフォーマットを決定するように構成することができる。リソースマップは、どのリソースが対応するLTE信号のために使用されるかを示すことができる。NR WTRUは、リソースマップに基づいて、あるリソースを無視および/またはマスクすべきかどうかを決定するように構成することができる。無視および/またはマスクされるリソースのセットを構成するために、LTEサブフレームマスクを使用することができる。WTRUは、(例えば、RRCシグナリングを介して)1つまたは複数のLTEサブフレームマスクを使用するように、静的/半静的に構成することができる。サブフレームマスクは、NR WTRUによって、どのサブフレームおよび/または物理リソースを無視またはスキップすることができるかを示すことができる。リソースは、1つまたは複数のリソース要素(RE)、リソースブロック(RB)、および/またはシンボルを含むことができる。
NR WTRUは、LTE RATのネットワークおよび/またはノードからの送信に基づいて、LTEサブフレームフォーマットを決定するように構成することができる。NR WTRUは、LTE eNBから、および/またはLTE eNBから生じた構成から、LTEサブフレームフォーマットを動的に獲得するように構成することができる。NR WTRUは、LTE信号を監視することによって、LTEサブフレームフォーマットを決定することができる。例えば、NR WTRUは、PCFICHを監視および/またはデコードして、PDCCHシンボルの数を決定するように構成することができる。NR WTRUは、同期信号および/またはセル同期を獲得して、同期信号と関連付けられたリソースを決定するように構成することができる。NR WTRUは、MIBおよび/または1つもしくは複数のSIBをデコードして、サブフレームフォーマット(例えば、MBSFNサブフレームまたはSIB2)についての情報を獲得することができる。NR WTRUは、セル内における、共通基準信号(CRS)のためのアンテナポートの数(例えば、1、2、または4)を決定することができる。セルは、リソースのセット、PRBのセット、スペクトルなどの例とすることができる。NR WTRUは、巡回冗長検査(CRC)マスク検証を用いるブラインド手法を使用して、MIBをデコードすることができる。
NR WTRUは、LTE eNBから、および/またはLTE eNBから静的もしくは半静的に生じた構成から、LTEサブフレームフォーマットを獲得するように構成することができる。NR WTRUは、LTE eNBからのRRC構成メッセージを監視および/または受信するように構成することができる。例えば、NR WTRUは、CSI−RSのためのLTEサブフレームフォーマットの構成を受信することができる。NR WTRUは、ダウンリンクCSI−RS信号のスケジュールのための構成情報を受信することができる。NR WTRUは、構成情報を使用して、時間/周波数位置(例えば、時間−周波数グリッド上におけるCSI−RS信号のロケーション)を決定することができる。NR WTRUは、構成情報に基づいて、NR信号をデコードするときに、(例えば、時間−周波数グリッド上において)CSI−RS信号に割り当てられたリソースを無視することができる。NR WTRUは、構成情報に基づいて、CSI−RS信号に関連するOFDMシンボルの一部または全部を無視することができる。
NR WTRUは、NRノードから、ならびに/またはNRネットワークおよび/もしくはNRノードから生じた構成から、LTEサブフレームフォーマットを動的に獲得するように構成することができる。例えば、LTEサブフレームフォーマットは、NRネットワークおよび/またはNRノードによって動的に示すことができる。NR WTRUは、LTEサブフレームフォーマットを示す、NRネットワークおよび/またはNRノードの動的制御チャネルを監視することができる。動的制御チャネルは、LTE送信によって使用される帯域幅において、NR WTRUのためのデータを割り当てることができる。LTEサブフレームフォーマットに基づいて、NR WTRUは、NR送信の受信のために使用するリソースのセット、ならびに/または無視、マスク、および/もしくはミュートするリソースのセットを決定することができる。例えば、NR WTRUは、WTRUが、データ/制御情報を含むNR信号を受信および/または復調するときに、LTE基準信号によって占有されるリソースを無視することができる。
NR WTRUは、データセット、ならびに/またはNRネットワークおよび/もしくはNRノードから動的に受信された構成に基づいて、無視するリソースのセットを決定することができる。データセットおよび/または構成は、LTEサブフレームフォーマットを示すことができる。NR WTRUは、NR WTRU内に記憶されたデータセット(例えば、事前構成されたデータセット)を有することができる。データセットは、インデックス対インデックス検索のためのインデックスの1つまたは複数のセットを含む、ルックアップテーブルを含むことができる。データセットは、LTEサブフレームフォーマット(例えば、パラメータのセット、またはマスク)を、NR WTRU内に記憶されたインデックスにマッピングすることができる。図18は、NR WTRUが、データセットを使用して、LTEサブフレームフォーマットを決定するための、例示的なプロセス1800を示している。NR WTRUは、制御チャネルデコーダ1802と、ルックアップテーブル1804と、PDCCH/PDSCHデコーダ1806とを含むことができる。NR WTRUは、アンテナポート1808を通して、動的インジケーション(例えば、DCI)を受信することができる。制御チャネルデコーダ1802は、受信されたDCIをデコードし、第1のインデックスをルックアップテーブルに、第2のインデックスをPDCCH/PDSCHデコーダ1806に提供することができる。第1のインデックスおよび第2のインデックスは、関連する(例えば、同じである)ことができる。ルックアップテーブルは、インデックスのセットを、対応する事前構成されたマスクとともに含むことができる。NR WTRUは、第1のインデックスに基づいて、事前構成されたマスクを決定し、事前構成されたマスクを、PDCCH/PDSCHデコーダ1806に提供することができる。PDCCH/PDSCHデコーダ1806は、PDCCH/PDSCHデコーダ1806が受け取った第2のインデックスに基づいて、事前構成されたマスクを使用して、無視、マスク、および/またはミュートするリソースのセットを決定することができる。
NR WTRUは、NRノードから、および/またはNRノードから生じた構成から、パラメータのセット、および/またはパラメータのセット(例えば、LTEサブフレームフォーマットを決定するための本明細書において説明されたパラメータのセット)についての対応する値を動的に獲得するように構成することができる。NR WTRUは、パラメータのセットおよび/または対応する値に基づいて、無視、マスク、および/またはミュートするリソース要素のセットを決定することができる。パラメータのセットおよび/または対応する値は、動的制御チャネルを介して、NR WTRUに伝達することができる。NR WTRUは、動的制御チャネル上において送信された、パラメータのセットおよび/または対応する値をデコードするように構成することができる。NR WTRUは、パラメータのセットおよび/または対応する値に基づいて、PDCCH/PDSCHのデコーディングの間、無視、マスク、および/またはミュートするリソース要素のセットを決定するように構成することができる。表1は、パラメータのセット、およびパラメータのセットを伝達するために使用することができるビットの数の例を示している。
NR WTRUは、データセット、ならびにパラメータのセットおよび/または対応する値を示す、NRノードから動的に受信された構成に基づいて、無視、マスク、および/またはミュートするリソースのセットを決定することができる。NR WTRUは、制御チャネル上において送信された1つまたは複数のインデックスを監視するように構成することができる。インデックスは、データセット内において収集されたパラメータ値の組合せと関連付けることができる。NR WTRUは、NR WTRU内に記憶されたデータセット(例えば、事前構成されたデータセット)を有することができる。NR WTRUは、データセット、およびNRノードから受信されたインデックスに基づいて、無視、マスク、および/またはミュートするリソースのセットを決定することができる。例えば、データセットは、インデックスを対応するパラメータ値とともに含む、ルックアップテーブルを含むことができる。ルックアップテーブルは、WTRU内に事前記憶することができ、および/またはブロードキャストもしくは専用シグナリングを使用して、WTRUのために構成することができる。表2は、ルックアップテーブルの例である。WTRUは、制御チャネル上において送信されたインデックスをデコードするように、および/または事前構成されたルックアップテーブルを調べることによって、LTEサブフレームフォーマットを決定するように構成することができる。
パラメータのセットおよび/または対応する値を示す構成は、制御チャネルを介して、NRノードから受信することができる。NR WTRUはパラメータのセットおよび/または対応する値を求めて、LTE PDCCHを監視するように構成することができる。WTRUは、NRにおけるグループPDCCH、またはWTRU固有NR PDCCHを含む、制御チャネルを監視するように構成することができる。LTEサブフレームフォーマットは、DCI内において、示すことができる。
1つまたは複数の例においては、アンテナポートの数(例えば、CRSパターン)などのパラメータのサブセットは、(例えば、WTRUへのRRCシグナリングを介して)NRネットワークによって、事前構成、静的に構成、および/または半静的に構成することができる。WTRUは、RRCシグナリングを介して、LTEサブフレームフォーマットを用いるように構成および/またはスケジュールすることができる。WTRUは、数々の到来するサブフレームについて、RRCシグナリングによってスケジュールすることができる。構成は、周期的または非周期的とすることができる。
NRフレキシブル無線アクセス技術(RAT)システムにおける、ロングタームエボリューション(LTE)支援処理および制御アーキテクチャについての、システム、方法、ならびに手段(例えば、無線送受信ユニット(WTRU)および/またはネットワークレイヤL1、L2におけるプロトコルスタック手順および機能など、エンティティ、インターフェース、および手順の態様)が、開示された。アーキテクチャおよび関連付けられたコントロール/ユーザプレーン態様についての例が、提供された。例えば、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)制御などのLTE−MAC関連機能を変換する適応レイヤを介して、LTE媒体アクセス制御(MAC)を用いる、NR物理レイヤ(PHY)についての例が、提供された。LTEスペクトルを共用するNR PHYについての例が、提供された。マルチキャスト−ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレーム内において、LTEリソースの周囲に、NR PHYリソースを定義することができる。
本明細書において説明されたプロセスおよび手段は、任意の組合せで適用することができ、他の無線技術に対して、また他のサービスのために適用することができる。
WTRUは、物理デバイスのアイデンティティを表すこと、またはサブスクリプション関連アイデンティティなどのユーザのアイデンティティ、例えば、MSISDN、SIP URIなどを表すことができる。WTRUは、アプリケーションベースのアイデンティティ、例えば、アプリケーション毎に使用することができるユーザ名を表すことができる。
上で説明されたプロセスは、コンピュータおよび/またはプロセッサによって実行される、コンピュータ可読媒体内に含まれる、コンピュータプログラム、ソフトウェア、および/またはファームウェアで実施することができる。コンピュータ可読媒体の例は、(有線および/もしくは無線接続上で送信される)電子信号、ならびに/またはコンピュータ可読記憶媒体を含むが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の例は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよびリムーバブルディスクなどの、しかしそれらに限定されない、磁気媒体、光磁気媒体、ならびに/またはCD−ROMディスクおよび/もしくはデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、それらに限定されない。ソフトウェアと連携するプロセッサを使用して、WTRU、端末、基地局、RNC、および/または任意のホストコンピュータにおいて使用される、無線周波数送受信機を実施することができる。