JP6749565B2 - 電子タバコ - Google Patents

Description

本発明は、模擬喫煙技術分野に関し、特に改良された電子タバコに関するものである。

現在、電子タバコは、既に市場で比較的に成熟した喫煙代替品となっている。それは、アトマイザーにおける発熱手段にバッテリによって給電し、発熱手段が電気的駆動下でタバコリキッドを加熱して煙霧を生じることによって、ユーザが喫煙体験を得ることができる。
しかしながら、従来技術では、マイクロホン（センサ）が設けられた電子タバコは、一般に、吸口に対向する他端にマイクロホンが設けられるため、マイクロホンと吸口との距離が遠すぎて、マイクロホンのレスポンス速度に影響し、ユーザが良い使用体験を得ることができない。また、マイクロホンは、一般的に煙の通路に連通しており、複数回使用した後、煙霧の一部が冷めてタバコのヤニが形成され、センサに付着して、マイクロホンのセンスの感度に影響する恐れがある。

上記課題に鑑みて、市場のニーズを満たすために、本発明は、ユーザ体験を向上させる電子タバコを提供することが必要である。

本発明に係る技術案は、電子タバコであり、当該電子タバコは、ハウジング内に設けられるセンサと霧化ユニットとを備え、霧化ユニットは、第１ガス流路を有し、ハウジングにおいてセンサが位置する空間には、第２ガス流路が設けられ、ハウジングには、第１吸気口と第２吸気口が設けられ、第１吸気口は、第１ガス流路と気流連通し、第２吸気口は、第２ガス流路と気流連通し、第１ガス流路と第２ガス流路は、セパレータによって隔離されて配置されている。

さらに、霧化ユニットは、吸気通路と排気通路とを備え、吸気通路は、第１吸気口と気流連通し、排気通路は、第１ガス流路と気流連通する。

さらに、ハウジングは、メインハウジングとメインハウジングの一端に接続される吸口キャップとを備え、セパレータは、吸口キャップ内に設けられている。

さらに、メインハウジングは、吸口キャップに接続される一端に設けられる接続基体をさらに備え、接続基体には、互いに隔離される２つの取付孔を備え、霧化ユニットは、１つの取付孔を介してメインハウジング内に設けられ、センサは、もう１つの取付孔に設けられている。

さらに、霧化ユニットは、霧化ヘッドと通気ユニットとを備え、霧化ヘッドは、通気ユニットの一端に設けられ、通気ユニットには、第１ガス流路に連通する下排気通路が設けられ、通気ユニットには、第１吸気口と気流連通する通気孔がさらに設けられている。

さらに、通気ユニットは、通気接続具と、通気接続具に接続設置される内通気管及び外通気管と、を備え、内通気管は、外通気管内に嵌合され、内通気管と外通気管との間の空間は、吸気通路であり、吸気通路は、通気孔と気流連通し、下排気通路は、内通気管の内部の流路であり、通気接続具には、上排気通路が設けられ、吸気通路、上排気通路及び下排気通路は、第１ガス流路と気流連通する。

さらに、霧化ヘッドは、霧化ヘッドスリーブ、発熱素子、霧化ヘッド台座及び第１電極接触具を備え、発熱素子、霧化ヘッド台座及び第１電極接触具は、いずれも霧化ヘッドスリーブ内に設けられ、発熱素子は、霧化ヘッド台座の上に架設され、霧化ヘッドスリーブの一端には、霧化ヘッド排気口が設けられ、霧化ヘッド台座は、霧化ヘッドスリーブにおける、霧化ヘッド排気口に対向する他端に設けられ、第１電極接触具は、霧化ヘッド台座の底端に設けられている。

さらに、霧化ヘッドの上端は、外通気管の下端と螺合し、霧化ヘッド排気口は、吸気通路及び下排気通路と気流連通する。

さらに、霧化ヘッドは、吸液具をさらに備え、吸液具は、発熱素子を包み、又は発熱素子に包まれている。

さらに、通気孔は、通気接続具の側壁に設けられ、内通気管と外通気管は、いずれも通気接続具の下端に設けられている。

さらに、貯液ユニットは、メインハウジング内に設けられ、貯液ユニットは、貯液スリーブと端部口封止具とを備え、貯液スリーブの内壁と外通気管の外壁との間の空間は、貯液チャンバであり、端部口封止具は、貯液スリーブの一端に設けられ、貯液スリーブの他端は、霧化ユニットが位置する取付孔の下端に嵌合されている。

さらに、貯液ユニットは、端部口封止具に設けられる第２電極接触具をさらに備え、第２電極接触具は、第１電極接触具に電気的に接続されている。

さらに、上記した何れか一項に記載の電子タバコのセパレータは、吸口キャップ内に一体成形される。

さらに、上記した何れか一項に記載の電子タバコの第２吸気口は、ハウジングの側壁及び／又は底壁に設けられている。

さらに、上記した何れか一項に記載の電子タバコは、エネルギー装置をさらに備え、エネルギー装置は、霧化ユニットにエネルギー出力を供給する。

従来技術に比べ、本発明に係る電子タバコは、ハウジング内に設けられるセンサと霧化ユニットとを備え、前記霧化ユニットは、第１ガス流路を有し、前記ハウジングにおいて前記センサが位置する空間には、第２ガス流路が設けられ、前記ハウジングには、第１吸気口と第２吸気口が設けられ、前記第１吸気口は、前記第１ガス流路と気流連通し、前記第２吸気口は、前記第２ガス流路と気流連通し、前記第１ガス流路は前記第２ガス流路と、セパレータによって隔離されて配置されている。本発明において、第１ガス流路と第２ガス流路はセパレータによって隔離されて配置されているため、センサがユーザの煙霧を吸い込むための流路に影響されず、その感度を低下させることなく、ユーザの使用体験度を向上させる。

本発明の好ましい実施例及びその有益な効果は、具体的な実施形態を参照してさらに詳細に説明する。

添付の図面は、本発明のさらなる理解を提供するためのものであり、明細書の一部を構成し、以下の具体的な実施形態とともに本発明を説明するために用いられるが、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。
本発明の一実施例に係る電子タバコの斜視図である。 図１に示す電子タバコの側面図である。 図２に示す電子タバコのＢ−Ｂ断面図である。 本発明の一実施例に示す電子タバコの分解図である。 本発明の一実施例に示す通気ユニットの斜視図である。 本発明の一実施例に示す電子タバコの断面図である。 図３に示すＡ箇所を示す部分拡大図である。 本発明の一実施例に示す霧化ヘッドの斜視図である。 図８に示す霧化ヘッドの断面図である。

以下、図面を参照して、本発明の具体的な実施形態を詳細に説明する。ここに記載された具体的な実施形態は、本発明を説明及び解釈するだけに用いられるものであり、本発明を限定するために用いられるものではないことを理解されるべきである。

図１〜図３を参照すると、本発明の一実施例によれば、電子タバコ１００が提供されている。当該電子タバコ１００は、ハウジング内に設けられるエネルギー装置、センサ３、霧化ユニット及び貯液ユニットを備える。センサ３は、エネルギー装置と信号接続されている。具体的には、図３を参照すると、エネルギー装置は、バッテリ１と制御基板２とを備え、センサ３は、センサ接続線１６を介して制御基板２と信号接続されることができ、制御基板２は、バッテリ１に電気的に接続されている。センサ３が信号を制御基板２に送信すると、制御基板２は、霧化ユニットに給電するようにバッテリ１を制御することができ、電子タバコ１００は、霧化作用を果たすことができる。

なお、本実施例における一実施形態によれば、エネルギー装置は、化学反応によって発熱する装置であってもよく、或いは、赤外線によって発熱するものなどであってもよい。

図３〜図６を参照すると、本発明の実施例に提供された電子タバコ１００によれば、霧化ユニットは第１ガス流路５０を有し、ハウジングにおいてセンサ３が位置する空間には、第２ガス流路４０が設けられ、ハウジングには第１吸気口８１と第２吸気口１７が設けられ、第１吸気口８１は第１ガス流路５０と気流連通し、第２吸気口１７は第２ガス流路４０と気流連通し、第１ガス流路５０と第２ガス流路４０はセパレータ４１によって隔離されて配置されている。

以上の説明から分かるように、本実施例に提供された電子タバコ１００は、第１ガス流路５０と第２ガス流路４０がセパレータ４１によって隔離されて配置されている。このように、電子タバコ１００は、使用中に、霧化ユニットで生じた煙霧が第１ガス流路５０を通り、センサ３が位置する空間における第２ガス流路４０がセパレータ４１によって隔離されるため、２つのガス流路の気流がユーザに吸い込まれる前に交わることはない。つまり、煙霧が第２ガス流路４０を流れることはないため、煙霧が冷めても、センサ３のセンス感度に対する影響も大きく低減される。よって、センサ３は、バッテリ１の通電の有無を精確に制御することができる。従って、ユーザの使用体験度を向上させることができる。

本実施例における一実施形態によれば、図３〜図５を参照すると、上記したハウジングは、メインハウジング８とメインハウジング８の一端に接続される吸口キャップ４とを備え、セパレータ４１は吸口キャップ４内に設けられている。別体に設けられたハウジングによって、製造組立が簡単になり、完成品の品質を向上させる。霧化ユニット、センサなどをメインハウジング８に順次に組み立て、最後に、吸口キャップ４を取り付けることによって、部品の状態を確認することも容易である。さらに、吸口キャップ４の交換が必要な場合にも便利である。好ましくは、セパレータ４１を吸口キャップ４内に一体的に形成されてもよく、これにより、製造のステップを減少させることができる。

本実施例における一実施形態によれば、メインハウジング８は、吸口キャップ４に接続される一端に設けられる接続基体１８をさらに備え、接続基体１８には、互いに隔離される２つの取付孔を備える。霧化ユニットは、１つの取付孔を介してメインハウジング８内に設けられ、センサ３は、もう１つの取付孔に設けられている。このように、接続基体１８に２つの取付孔を設けることによって、第１ガス流路５０と第２ガス流路４０が重ならないように、霧化ユニットとセンサ３をさらに隔離させる。

図３と図６を参照すると、本実施例における一実施形態によれば、メインハウジング８は、台座１０をさらに備え、台座１０は、メインハウジング８の下端に設けられている。第２吸気口１７は、台座１０に設けられてもよく、図６に示すように、メインハウジング８の側壁に設けられてもよい。第２吸気口１７がメインハウジング８の側壁に設けられている場合、電子タバコ１００の吸口キャップ４からの距離がより近いため、抵抗が比較的小さく、センサ３がより高い感度を得ることができる。

本実施例における一実施形態によれば、図３を参照すると、当該霧化ユニットは、霧化ヘッド１１と通気ユニット２０とを備える。霧化ヘッド１１は、通気ユニット２０の一端に設けられている。通気ユニット２０には、第１ガス流路５０に連通する下排気通路６１が設けられ、通気ユニット２０には、第１吸気口８１に連通する通気孔５１がさらに設けられている。一実施形態によれば、通気ユニット２０は、通気接続具５と、通気接続具５に接続設置される内通気管６及び外通気管７と、を備え、内通気管６は、外通気管７内に嵌合されている。内通気管６と外通気管７との間の空間は、吸気通路５２であり、吸気通路５２は、通気孔５１と気流連通する。下排気通路６１は、内通気管６の内部流路である。通気接続具５には、上排気通路５３が設けられている。吸気通路５２、上排気通路５３及び下排気通路６１は、第１ガス流路５０と気流連通する。

図３〜図９を参照すると、本発明の一実施例によれば、ユーザが電子タバコ１００の吸口キャップ４で吸気の操作を行うとき、セパレータ４１の存在によって、外部気流が２つの流路に分けてユーザに吸い込まれる。そのうちの１つの流路は、以下の通りであり、即ち、外気の一部が第１吸気口８１より通気孔５１、吸気通路５２、下排気通路６１、上排気通路５３を経て第１ガス流路５０に進入する。もう１つの流路は、以下の通りであり、即ち、外気の一部が第２吸気口１７よりハウジング内に進入し、センサ３を流れて、センサ３がトリガーされてエネルギー装置の制御基板２に気流信号を送信し、さらにバッテリ１の電力量の出力が制御され、気流がセンサ３を経て第２ガス流路４０に進入し、最終的にユーザに吸い込まれる。なお、２つの流路の気流は、同期に進行し、そのうち、センサ３を流れた外気は、センサ３をトリガーして、センサ３にエネルギー装置の制御基板２に気流信号を送信させることができ、さらにバッテリ１の電力量の出力が制御され、バッテリ１の電力出力を得た霧化ユニットは、霧化ヘッド１１が発熱素子１２によってタバコリキッドを加熱して霧化させ、タバコリキッドが霧化されて生じる煙霧が霧化ヘッド排気口１９２から排出する。もう一部の外気である第１吸気口８１より進入した外気は、吸気通路５２を経た後、この部分での、タバコリキッドの霧化によって生成された煙霧を運び去る。両者は、混合して下排気通路６１、上排気通路５３に進入し、さらに第１ガス流路５０に進入して、ユーザに吸い込まれる。

図５〜図９を参照すると、本実施例における一実施形態によれば、霧化ヘッド１１は、霧化ヘッドスリーブ１９、発熱素子１２、霧化ヘッド台座１３及び第１電極接触具１４を備える。発熱素子１２、霧化ヘッド台座１３及び第１電極接触具１４は、いずれも霧化ヘッドスリーブ１９内に設けられている。発熱素子１２は、霧化ヘッド台座１３の上に設けられている。霧化ヘッドスリーブ１９の一端には、霧化ヘッド排気口１９２が設けられ、霧化ヘッド台座１３は、霧化ヘッドスリーブ１９における、霧化ヘッド排気口１９２に対向する他端に設けられている。第１電極接触具１４は、霧化ヘッド台座１３の底端に設けられている。

本実施例における一実施形態によれば、霧化ヘッド１１の上端は、外通気管７の下端と螺合している。具体的に、図５と図８を参照すると、本実施形態の霧化ヘッド１１の上端には、霧化ヘッド雌ネジ１９１が設けられ、通気ユニット２０の外通気管７の下端には、当該霧化ヘッド雌ネジ１９１と係合する外通気管雄ネジ７１が設けられている。これにより、霧化ヘッド１１を通気ユニット２０の下端に固定することができる。霧化ヘッド排気口１９２は、吸気通路５２及び下排気通路６１と気流連通し、電子タバコを使用するときに、外気の一部が第１吸気口８１、通気孔５１及び吸気通路５２から霧化ユニットに進入し、霧化ヘッド１１がタバコリキッドを加熱して霧化させ、生成された煙霧がこの外気の一部によって運び去られ、下排気通路６１と上排気通路５３を経て第１ガス流路５０に進入し、最後にユーザに吸い込まれる。霧化ヘッド１１は、吸液具をさらに備える。吸液具は、発熱素子１２を包み、又は発熱素子１２に包まれている。吸液具の材質は、多孔質セラミック、綿、綿布、多孔質金属などであってもよく、タバコリキッドを浸透させて一定量のタバコリキッドを貯蔵できるものであればよい。

図３と図７を参照すると、通気孔５１は通気接続具５の側壁に設けられ、内通気管６と外通気管７はいずれも通気接続具５の下端に設けられている。貯液ユニットは、メインハウジング８内に設けられている。貯液ユニットは、貯液スリーブ９と端部口封止具２１とを備え、貯液スリーブ９の内壁と外通気管７の外壁との間の空間は、貯液チャンバ９１である。端部口封止具２１は、貯液スリーブ９の一端に設けられ、貯液スリーブ９の他端は、霧化ユニットが位置する取付孔の下端に嵌合されている。

図５と図７を参照すると、通気接続具５の下端には、通気接続具雄ネジ５４がさらに設けられ、霧化ユニットは、図７に示すように、接続基体１８の取付孔にこの通気接続具雄ネジ５４と係合する雌ネジが設けられている。なお、本実施例における一実施形態によれば、貯液スリーブ９の上端は、接続基体の下端１８１と締り嵌めされ、両者の間にシリコーンシールリングを配置してタバコリキッドの漏れを防止することができる。霧化ヘッドスリーブ１９の側壁に入液口１１１が設けられている。貯液チャンバ９１におけるタバコリキッドは、入液口１１１より霧化ヘッド１１内に進入することができ、発熱素子１２によって加熱されて霧化される。

本実施例における一実施形態によれば、図１〜図３を参照すると、メインハウジング８の側壁にウィンドウ８２が設けられている。貯液スリーブ９は、透明又は半透明の材料からなることが好ましく、この半透明又は透明の材料からなる貯液スリーブ９を通してウィンドウ８２から貯液チャンバ９１内のタバコリキッドを観察することができる。これにより、貯液チャンバ内にタバコリキッドがすでになくなった又はコリキッドが不足したときに電子タバコを使用することによって引き起こされる空焚きの状況を避けることができる。

図３と図９を参照すると、貯液ユニットは、端部口封止具２１に設けられる第２電極接触具１５をさらに備える。第２電極接触具１５は、第１電極接触具１４に電気的に接続されている。第１電極接触具１４は、バッテリ１の何れか１つの電極に電気的に接続されてもよい。よって、霧化ヘッド１１内に設けられる発熱素子１２の第１電極１２１は、第２電極接触具１５、第１電極接触具１４を介してバッテリ１の１つの電極に接続することができる。発熱素子１２の第２電極１２２は、ほかの方式によってバッテリ１のもう１つの電極に電気的に接続されることができ、例えば、霧化ヘッドスリーブ１９、外通気管７、通気接続具５、接続基体１８などを導電可能な材料で製造することができ、そして発熱素子１２の第２電極１２２を霧化ヘッドスリーブ１９に電気的に接続した後、さらにバッテリ１のもう１つの電極に電気的に接続する。無論、当業者に周知されているように、上記した実施形態以外にも、他の実施形態によって実現するが可能であり、例えば、比較的簡単であるが、発熱素子１２の第２電極１２２とバッテリ１のもう１つの電極を１本の導線のみで接続することができる。

本発明の思想を逸脱しない限り、本発明の様々な実施例を任意に組み合わせたものは、すべて本発明に開示されたものと見なすべきであり、本発明の技術的思想の範囲内において、本発明の主旨から逸脱することなく、実施形態に対して各種変形を施して得られる形態や、異なる実施形態を任意に組み合わせて実現される形態も、本発明の保護範囲に含まれるものである。

１ バッテリ
２ 制御基板
３ センサ
４ 吸口キャップ
５ 通気接続具
６ 内通気管
７ 外通気管
８ メインハウジング
９ 貯液スリーブ
１０ 台座
１１ 霧化ヘッド
１１１ 入液口
１２ 発熱素子
１３ 霧化ヘッド台座
１４ 第１電極接触具
１５ 第２電極接触具
１６ センサ接続線
１７ 第２吸気口
１８ 接続基体
４０ 第２ガス流路
５０ 第１ガス流路
５１ 通気孔
５２ 吸気通路
５３ 上排気通路
５４ 通気接続具雄ネジ
７１ 外通気管雄ネジ
１９ 霧化ヘッドスリーブ
２０ 通気ユニット
１９１ 霧化ヘッド雌ネジ
１９２ 霧化ヘッド排気口
６１ 下排気通路
８１ 第１吸気口
８２ ウィンドウ
２１ 端部口封止具
４１ セパレータ
１８１ 接続基体の下端
９１ 貯液チャンバ
１２１ 第１電極
１２２ 第２電極
１００ 電子タバコ

Claims (13)

1. ハウジング内に設けられるセンサと霧化ユニットとを備える電子タバコであって、
   前記霧化ユニットは、第１ガス流路を有し、前記ハウジングにおいて前記センサが位置する空間には、第２ガス流路が設けられ、前記ハウジングには、第１吸気口と第２吸気口が設けられ、前記第１吸気口は、前記第１ガス流路と気流連通し、前記第２吸気口は、前記第２ガス流路と気流連通し、前記第１ガス流路と前記第２ガス流路は、セパレータによって隔離されて配置され、
   前記霧化ユニットは、霧化ヘッドと通気ユニットとを備え、前記霧化ヘッドは、前記通気ユニットの一端に設けられ、前記通気ユニットには、前記第１ガス流路に連通する下排気通路が設けられ、前記通気ユニットには、前記第１吸気口と気流連通する通気孔がさらに設けられ、
   前記通気ユニットは、通気接続具と、前記通気接続具に接続設置される内通気管及び外通気管と、を備え、前記内通気管は、前記外通気管内に嵌合され、前記内通気管と前記外通気管との間の空間は、吸気通路であり、前記吸気通路は、前記通気孔と気流連通し、前記下排気通路は、前記内通気管の内部の流路であり、前記通気接続具には、上排気通路が設けられ、前記吸気通路、前記上排気通路及び前記下排気通路は、前記第１ガス流路と気流連通することを特徴とする電子タバコ。
2. 前記霧化ユニットは、吸気通路と排気通路とを備え、前記吸気通路は、前記第１吸気口と気流連通し、前記排気通路は、前記第１ガス流路と気流連通することを特徴とする請求項１に記載の電子タバコ。
3. 前記ハウジングは、メインハウジングと前記メインハウジングの一端に接続される吸口キャップとを備え、前記セパレータは、前記吸口キャップ内に設けられていることを特徴とする請求項１に記載の電子タバコ。
4. 前記メインハウジングは、前記吸口キャップに接続される一端に設けられる接続基体をさらに備え、前記接続基体には、互いに隔離した２つの取付孔を備え、前記霧化ユニットは、１つの前記取付孔を介して前記メインハウジング内に設けられ、前記センサは、もう１つの前記取付孔に設けられていることを特徴とする請求項３に記載の電子タバコ。
5. 前記霧化ヘッドは、霧化ヘッドスリーブ、発熱素子、霧化ヘッド台座及び第１電極接触具を備え、前記発熱素子、前記霧化ヘッド台座及び前記第１電極接触具は、いずれも前記霧化ヘッドスリーブ内に設けられ、前記発熱素子は、前記霧化ヘッド台座の上に架設され、前記霧化ヘッドスリーブの一端には、霧化ヘッド排気口が設けられ、前記霧化ヘッド台座は、前記霧化ヘッドスリーブにおける、霧化ヘッド排気口に対向する他端に設けられ、前記第１電極接触具は、前記霧化ヘッド台座の底端に設けられていることを特徴とする請求項１に記載の電子タバコ。
6. 前記霧化ヘッドの上端は、前記外通気管の下端と螺合し、前記霧化ヘッド排気口は、前記吸気通路及び前記下排気通路と気流連通することを特徴とする請求項５に記載の電子タバコ。
7. 前記霧化ヘッドは、吸液具をさらに備え、前記吸液具は、前記発熱素子を包み、又は前記発熱素子に包まれていることを特徴とする請求項５に記載の電子タバコ。
8. 前記通気孔は、前記通気接続具の側壁に設けられ、前記内通気管と前記外通気管は、いずれも前記通気接続具の下端に設けられていることを特徴とする請求項１に記載の電子タバコ。
9. 前記電子タバコは、前記霧化ユニットと流体連通する貯液ユニットをさらに備え、前記貯液ユニットは、前記メインハウジング内に設けられ、前記貯液ユニットは、貯液スリーブと端部口封止具とを備え、前記貯液スリーブの内壁と前記外通気管の外壁との間の空間は、貯液チャンバであり、前記端部口封止具は、前記貯液スリーブの一端に設けられ、前記貯液スリーブの他端は、前記霧化ユニットが位置する取付孔の下端に嵌合されていることを特徴とする請求項５に記載の電子タバコ。
10. 前記貯液ユニットは、前記端部口封止具に設けられる第２電極接触具をさらに備え、前記第２電極接触具は、前記第１電極接触具に電気的に接続されていることを特徴とする請求項９に記載の電子タバコ。
11. 前記セパレータは、前記吸口キャップ内に一体成形されることを特徴とする請求項３〜９のいずれか一項に記載の電子タバコ。
12. 前記第２吸気口は、前記ハウジングの側壁及び／又は底壁に設けられていることを特徴とする請求項１〜１０のいずれか一項に記載の電子タバコ。
13. 前記電子タバコは、エネルギー装置をさらに備え、前記エネルギー装置は、前記霧化ユニットにエネルギー出力を供給することを特徴とする請求項１〜１０のいずれか一項に記載の電子タバコ。