JP6748948B2 - 自然流下式の貯留用容器 - Google Patents

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本発明は、固体物を一時的に貯留し、排出するための自然流下式の貯留用容器に関する。
バイオマス発電施設では、バイオマス燃料を一次貯留し、排出するためのホッパとして、大型スクリュー型オーガまたはスイープを備える機械排出式ホッパが使用されることが一般的である(例えば、下記特許文献1)。このような機械排出式ホッパは、ブリッジ防止の確実性が高く、排出量の調整も容易である。
特開2017−137169号
しかしながら、機械排出式ホッパは高価である、また、機械排出式ホッパは、故障時には排出不能となることや、故障対応に比較的長時間を要することが欠点となる。このため、自然流下式ホッパを採用することが望ましい場合がある。一方、自然流下式ホッパは、機械排出式ホッパと比べてブリッジが発生しやすいという欠点がある。また、排出口のサイズを小さくすると、ブリッジが発生しやすくなるので、排出口をある程度大きくせざるを得ない。すなわち、排出能力を小さく設定することが困難である。かかる問題は、バイオマス燃料用のホッパに限らず、固体物を貯留するための種々の貯留用容器にも共通する。
このようなことから、ブリッジが発生しにくい自然流下式貯留用容器を提供することが求められる。また、そのような自然流下式貯留用容器は、排出能力を小さく設定できることが望ましい。さらに、ブリッジが発生したときに、ブリッジの解消を簡単な構成で行えることが望ましい。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の第1の形態によれば、固体物を一時的に貯留し、排出するための自然流下式の貯留用容器が提供される。この貯留用容器は、排出口を備える。貯留用容器は、貯留容器内に固体物が充填された状態において、固体物が充填されない非充填空間が貯留容器内における排出口の真上に形成されるように構成される。
かかる貯留用容器によれば、非充填空間が形成されることに起因して、貯留用容器内の固体物の自重が、排出口付近に存在する固体物に作用することを抑制できる。したがって、排出口付近でのブリッジの発生を抑制できる。また、ブリッジが発生しにくくなるので、排出口からの排出能力を小さく設定できる。
本発明の第2の形態によれば、第1の形態において、貯留用容器は、排出口の真上に配置され、貯留用容器内の空間を部分的に仕切る仕切部材を備える。仕切部材の直下に非充填空間が形成される。仕切部材よりも上方の空間と排出口とを連通させる隙間であって、仕切部材と貯留用容器の内面との間の隙間の鉛直方向における幅は、排出口の最小寸法よりも大きい。かかる形態によれば、仕切部材によって非充填空間を好適に形成することができる。しかも、仕切部材と貯留用容器の内面との間の隙間が相対的に大きくなり、排出口の最小寸法が相対的に小さくなるので、ブリッジの発生を回避できる程度に隙間を大きく確保することによって、当該隙間付近でブリッジが発生することを抑制しつつ、排出口からの排出能力を小さく設定できる。
本発明の第3の形態によれば、第2の形態において、貯留用容器は、上記隙間から排出口に向けて移動した固体物によって形成される山の基端が、鉛直方向に見て、排出口の内部に収まるように構成される。かかる形態によれば、排出口の直上に位置する固体物の量が少なくなるので、ブリッジの発生をさらに抑制することができる。
本発明の第4の形態によれば、第2の形態において、上記隙間は、排出口の両側に形成された2つの隙間を備える。貯留用容器は、2つの隙間のうちの一方から排出口に向けて移動した固体物によって形成される第1の山と、2つの隙間のうちの他方から排出口に向けて移動した固体物によって形成される第2の山と、が互いに干渉しないように構成される。かかる形態によれば、排出口の直上で第1の山と第2の山とが干渉しないので、ブリッジの発生をさらに抑制することができる。
本発明の第5の形態によれば、第1の形態において、貯留用容器は、上記排出口が形成された底部を有する第1室と、第1室と隣接して、第1室よりも上方に配置された第2室と、第1室と第2室とを仕切る仕切壁と、を備える。仕切壁には、第1室と第2室とを連通させる開口が形成される。開口の最小寸法は、排出口の最小寸法よりも大きい。かかる形態よれば、仕切壁によって、第1室内に比較的大きな非充填空間を形成することができる。しかも、開口の最小寸法が相対的に大きくなり、排出口の最小寸法が相対的に小さくなるので、当該開口付近でブリッジが発生することを抑制しつつ、排出口からの排出能力を小さく設定できることができる。つまり、当該開口を、ブリッジの発生を回避可能な大きさに設定しつつ、排出口を、所望の排出能力に設定することができる。
本発明の第6の形態によれば、第5の形態において、貯留用容器は、開口から排出口に向けて移動した固体物によって形成される山の基端が、鉛直方向に見て、排出口の内部に収まるように構成される。かかる形態によれば、排出口の直上に位置する固体物の量が少なくなるので、ブリッジの発生をさらに抑制することができる。
本発明の第7の形態によれば、第5の形態において、開口は、2つの開口を備える。排出口は、2つの開口の間に形成される。貯留用容器は、2つの開口のうちの一方から排出口に向けて移動した固体物によって形成される第1の山と、2つの開口のうちの他方から排出口に向けて移動した固体物によって形成される第2の山と、が互いに干渉しないように構成される。かかる形態によれば、排出口の直上で第1の山と第2の山とが干渉しないので、ブリッジの発生をさらに抑制することができる。
本発明の第8の形態によれば、第1ないし第7のいずれかの形態において、貯留用容器は、非充填空間に隣接するメンテナンス用の扉を備える。かかる形態によれば、固体物が貯留用容器内に貯留されている状態であっても、メンテナンス扉を介して、貯留用容器内のメンテナンス(例えば、ブリッジが発生した場合のブリッジ解消作業)が可能である。
本発明の第9の形態によれば、第2ないし第4のいずれかの形態を含む第8の形態において、貯留用容器は、手動操作によって隙間のサイズを変更可能に構成された開閉装置を備える。かかる形態によれば、隙間付近でブリッジが発生した際に、隙間のサイズを拡大することによってブリッジを解消することができる。
本発明の第10の形態によれば、第5ないし第7のいずれかの形態を含む第8の形態において、貯留用容器は、手動操作によって開口のサイズを変更可能に構成された開閉装置を備える。かかる形態によれば、隙間付近でブリッジが発生した際に、開口のサイズを拡大することによってブリッジを解消することができる。
本発明の第11の形態によれば、第1ないし第10のいずれかの形態において、排出口は、複数の排出口を備える。かかる形態によれば、1つの排出口の付近で万一ブリッジが発生した場合であっても、他の排出口を使用して、固体物の排出を継続することができる。
本発明の第12の形態によれば、第3,4,6,7の形態、および、第3,4,6,7の形態のいずれかを含む第8ないし第11の形態のいずれかにおいて、固体物は木質バイオマス燃料である。木質バイオマス燃料は、一般的に、粉体や粒体と比べて安息角が大きくなる。このため、かかる形態によれば、排出口の直上に位置する木質バイオマス燃料の量が少なくなり、非充填空間をより大きく確保できるので、ブリッジの発生を抑制することができる。さらに、かかる形態によれば、第3,4,6,7の形態をコンパクトに実現することができる。例えば、第3,第4の形態において、固体物の安息角が大きいので、水平方向における山の延在距離が短くなる。したがって、隙間と排出口との距離を短く設定することができる。
本発明の第13の形態によれば、固体物を一時的に貯留し、排出するための自然流下式の建築物または構造物が提供される。この建築物または構造物は、排出口を備えている。建築物または構造物は、建築物内または構造物内に固体物が充填された状態において、固体物が充填されない非充填空間が建築物内または構造物内における排出口の真上に形成されるように構成される。かかる形態によれば、第1の形態と同様の効果を奏する。しかも、安価に、固体物の貯留容量を大きく確保することができる。第13の形態に第2ないし第12の形態のいずれかを適用することもできる。この場合、第2ないし第12の形態における「貯留用容器」との記載を「建築物または構造物」と読み替えてもよい。
本発明の第14の形態によれば、第13の形態において、建築物または構造物は、排出口の真上に配置され、貯留用容器内の空間を部分的に仕切る仕切部材を備えている。建築物または構造物内において固体物を投下する位置は、鉛直方向に見て、仕切部材と重複しない位置にある。かかる形態によれば、固体物を投下した際に、固体物が仕切部材に衝突して仕切部材を損傷させることがない。
本発明の第1実施形態の貯留用容器の概略構成を示す斜視図である。 図1の貯留用容器の概略断面図である。 第2実施形態の貯留用容器の概略断面図である。 第3実施形態の貯留用容器の概略断面図である。 第4実施形態の貯留用容器の概略断面図である。 第5実施形態の貯留用容器の概略断面図である。 第6実施形態の貯留用容器の概略断面図である。 第7実施形態の貯留用容器の概略断面図である。 図7の貯留用容器の開口付近の概略断面図である。 本発明の第1実施形態の小屋の概略構成を示す概略断面図である。
図1は、本発明の一実施形態としての貯留用容器10の概略構成を示す斜視図である。貯留用容器10は、固体物60(図2参照)を一時的に貯留し、排出するための自然流下式貯留用容器である。つまり、貯留用容器10は、その内部に貯留された固体物60を排出するための機械装置を備えていない。貯留用容器10は、例えば、バイオマス発電施設において、木質バイオマス燃料(例えば、木質チップ(縦40mm×横40mm×厚み10mm)、木質ペレット(径6〜10mm×長さ30mm)、パームヤシ殻(直径10mmの半球状)など)を一時的に貯留し、後段の搬送設備(発電設備にバイオマス燃料を搬送する設備)に排出するために使用されてもよい。
図1に示すように、略円柱形状を有する貯留用容器10は、底面20と上面30と側面40と仕切部材50とを備えている。貯留用容器10は、略円柱形状に限らず、任意の形状(例えば、直方体形状)を有していてもよい。水平方向に延在する底面20には、3つの排出口21,22,23が形成されている。排出口21,22,23は、等間隔に一列に並んでいる。本実施形態では、排出口21,22,23は、鉛直方向に見て円形の開口形状を有している。ただし、排出口21,22,23は、任意の開口形状を有していてもよい。また、本実施形態では、排出口21,22,23の大きさは、互いに同一である。ただし、排出口21,22,23の大きさは、異なっていてもよい。排出口の数は、1以上の任意の数とすることができる。ただし、本実施形態のように複数の排出口を設ければ、1つの排出口の付近で万一ブリッジが発生したとしても、他の排出口を使用して、固体物60の排出(つまり、後段設備への固体物60の供給)を継続することができる。
上面30の中央には、1つの投入口31が形成されている。ただし、投入口は任意の形状を有していてもよい。例えば、貯留用容器10は、上面30を備えていなくてもよい。この場合、貯留用容器10の上端全体が開口し、投入口として機能する。
仕切部材50は、貯留用容器10の内部に配置されており、貯留用容器10内の空間を部分的に仕切る。この仕切部材50は、排出口21,22,23の真上に配置されている。本明細書において「真上」、「真下」とは、鉛直方向に見た場合の位置にのみ言及しており、鉛直方向において隣接した位置関係を有しているか否かについては関係がない。つまり、仕切部材50と排出口21,22,23との間に他の部材や空間が介在するか否かについては言及していない。さらに、仕切部材50は、鉛直方向に見て、排出口21,22,23の全体が仕切部材50と重複する範囲に設置されている。
仕切部材50は、本実施形態では、薄板を中央で折り曲げた形状を有しており、この折り曲げ箇所が最上部に位置するように貯留用容器10内に配置されている。さらに、仕切部材50の断面は、正三角形である。仕切部材50は、その折り曲げ箇所で3つの梁51に接合されている。梁51は、側面40に接合されている。このようにして、仕切部材50は、貯留用容器10内で支持されている。仕切部材50は、他の任意の形状を有していてもよい。
図2に示すように、仕切部材50の直下には、貯留用容器10内に固体物60(貯留対象物)が充填された状態において固体物60が充填されない非充填空間70が形成される。本明細書において「直下」、「直上」とは、鉛直方向に見た場合の位置に加えて、鉛直方向において隣接した位置関係を有していることにも言及している。つまり、非充填空間70は、仕切部材50の真下にあり、かつ、仕切部材50と非充填空間70とは、鉛直方向において隣接している。
このように非充填空間70が形成されるので、貯留用容器10内の固体物60の自重が、排出口21,22,23付近に存在する固体物60に作用することを抑制できる。つまり、非充填空間70に固体物60が充填されている場合と比べて、非充填空間70の容積に相当する固体物60の重量分だけ、排出口21,22,23付近に存在する固体物60に作用する力が軽減される。したがって、排出口21,22,23付近でのブリッジの発生を抑制できる。また、ブリッジが発生しにくくなるので、排出口21,22,23からの排出能力(つまり、開口サイズ)を小さく設定できる。
排出口21,22,23の一方側(排出口21,22,23が並ぶ方向と直交する方向における一方側)に、仕切部材50の水平方向における端部52と底面20との間の隙間53が形成され、他方側に、仕切部材50の水平方向における端部52と底面20との間の隙間54が形成されている。隙間53,54は、仕切部材50よりも上方の空間と排出口21,22,23とを連通させる。隙間53,54の鉛直方向における幅D2は、排出口21,22,23の最小寸法D1よりも大きい。本明細書において、「最小寸法」とは、排出口21,22,23が円形である場合には、排出口21,22,23の直径であり、排出口21,22,23が多角形である場合には、当該多角形を構成する辺のうちの最も短い辺の長さをいう。
つまり、隙間53,54が相対的に大きくなり、排出口21,22,23の最小寸法が相対的に小さくなるので、ブリッジの発生を回避できる程度に隙間53,54を大きく(例えば、1〜2m)確保することによって隙間53,54付近でブリッジが発生することを抑制しつつ、排出口21,22,23からの排出能力を小さく設定できる。
また、隙間53から排出口21,22,23に向けて移動した固体物60によって形成される第1の山61と、隙間54から排出口21,22,23に向けて移動した固体物60によって形成される第2の山62とは、互いに干渉しない。つまり、排出口21,22,23の直上で第1の山61と第2の山62とが干渉しないので、ブリッジの発生をさらに抑制することができる。このことは、隙間53,54から排出口21,22,23に向けて移動した固体物60によって形成される山61,62の基端63,64が、鉛直方向に見て、排出口21,22,23の内部に収まっていると捉えることもできる。特に本実施形態の場合、貯留用容器10には木質バイオマス燃料が貯留される。木質バイオマス燃料は、一般的に、粉体や粒体と比べて安息角が大きいので、水平方向における山61,62の延在距離が短くなる(例えば、粒体である籾、玄米、白米の安息角が39度から41度であるのに対し、木質バイオマス燃料の一つであるパームヤシ殻の安息角は50度である。)。したがって、かかる形態によれば、排出口21、22、23の直上に位置する木質バイオマス燃料の量が少なくなり、非充填空間70をより大きく確保できるので、ブリッジの発生を抑制することができる。さらに、隙間53,54と排出口21,22,23との距離を短く設定することができる。その結果、必要に応じて貯留用容器10をコンパクトにすることができる。
従来のホッパでは、排出口の大きさを大きくすると、ブリッジが発生しにくくなるが、排出能力が大きくなる。一方、排出口の大きさを小さくすると、排出能力を小さく設定できるが、ブリッジが発生しやすくなる。つまり、ブリッジ発生抑制と、小さい排出能力の達成と、はトレードオフの関係にある。
これに対して、本実施形態の構成によれば、非充填空間70に係る上記構成によって排出口21,22,23付近でのブリッジ発生が抑制されるので、ブリッジの発生のしやすさは、排出口21,22,23の開口サイズではなく、隙間53,54の大きさに依存することになる。このため、ブリッジ発生抑制を考慮した開口サイズの設定(本実施形態では、隙間53,54の大きさの設定)と、排出能力を考慮した開口サイズの設定(本実施形態では、排出口21,22,23の大きさの設定)と、を切り離すことができる。したがって、所望の排出能力が比較的小さい場合であっても、ブリッジ発生抑制と、所望の排出能力の達成と、を容易に両立させることができる。上述した山61,62に関する条件は、固体物60の安息角を考慮しつつ、仕切部材50および排出口21,22,23の寸法、ならびに、仕切部材50と排出口21,22,23との位置関係を適切に設定することによって達成可能である。
図3は、第2実施形態の貯留用容器110の概略断面図である。図3において、第1実施形態(図1および図2)と同様の構成要素については、第1実施形態と同様の符号を付している。以下、第2実施形態について、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。貯留用容器110は、側面40に代えて、側面140を備えている。側面140は、鉛直方向に平行な上部側面141と、鉛直方向に対して傾斜した下部側面142と、を備えている。本実施形態では、下部側面142は、底面20に対して60度の角度をなしている。かかるホッパ構造においても、隙間53,54の鉛直方向における幅D3は、排出口21,22,23の最小寸法D1よりも大きい。このように、側面140は、排出口21,22,23に向けて絞られていてもよい。なお、排出口が1つのみ設けられる場合には、貯留用容器110は、底面20を備えていなくてもよい。この場合、下部側面142の下端に1つの排出口が形成されることになる。この場合、幅D3は、仕切部材50の端部52と、下部側面142と、の鉛直方向における距離として定義され得る。
図4は、第3実施形態の貯留用容器210の概略断面図である。以下、第3実施形態について、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。貯留用容器210の底面220には、排出口221,222,223が形成されている。排出口221,222,223は、第1実施形態における排出口21,22,23が並ぶ方向と直交する方向に一列に並んでいる。排出口221,222,223は、排出口221,222,223が並ぶ方向と直交する方向にも複数配列されていてもよい。
貯留用容器210は、仕切部材250を備えている。仕切部材250は、第1実施形態の仕切部材50と類似しているが、屋根部255と側壁部256とを備えている点が第1実施形態と異なっている。屋根部255は、第1実施形態の仕切部材50と同じ形状を有している。側壁部256は、屋根部255の下端から鉛直方向下方に向けて延在している。かかる仕切部材250の形状によれば、側壁部256には、固体物260の自重は作用しない。仕切部材250の直下には、非充填空間271が形成されている。側壁部256の下端と底面220との間には、隙間253,254が形成されている。隙間253,254の鉛直方向における幅D5は、排出口222の最小寸法D1よりも大きい。
貯留用容器210の側面240は、外側に向けて突出した突出屋根280を備えている。排出口221は、突出屋根280の真下に形成されている。突出屋根280は、固体物260の安息角θよりも緩やかな角度の傾斜(水平方向に対する傾斜)を有している。突出屋根280の基端282と底面220との間には、鉛直方向の幅D4を有する隙間281が形成される。隙間281から排出口221に向けて移動した固体物260によって山265が形成される。このため、突出屋根280の直下には、非充填空間272が形成されている。
非充填空間272によって、第1実施形態と同様に、貯留用容器210内の固体物260の自重が、排出口221付近に存在する固体物260に作用することを抑制できる。特に、基端282よりも内側の領域に存在する固体物260の自重(つまり、山265以外の自重)は、排出口221付近に存在する固体物260に作用しない。このため、排出口221付近でのブリッジの発生を効果的に抑制できる。また、ブリッジが発生しにくくなるので、排出口221からの排出能力を小さく設定できる。
さらに、隙間281の幅D4は、排出口221の最小寸法D1よりも大きい。このため、ブリッジの発生を回避できる程度に隙間281を大きく確保することによって隙間281付近でブリッジが発生することを抑制しつつ、排出口221からの排出能力を小さく設定できる。しかも、隙間281から排出口221に向けて移動した固体物260によって形成される山265の基端267は、鉛直方向に見て、排出口221の内部に収まっている(図示する例では、基端267は、排出口221の外縁上に位置している)。このため、排出口221付近でのブリッジの発生をいっそう効果的に抑制できる。
貯留用容器210は、仕切部材257を備えている。仕切部材257は、側面240から内側に突出する板状部材である。仕切部材257は、側面240に沿って、一定範囲にわたって形成される。仕切部材257は、任意の形状を有していてもよい。例えば、貯留用容器210が鉛直方向に見て円形を有している場合には、仕切部材257は、円を直線で切った形状を有していてもよい。あるいは、貯留用容器210が鉛直方向に見て長方形である場合には、仕切部材257も長方形であってもよい。
仕切部材257の真下には、排出口223が形成されている。仕切部材257は、その基端から先端258に向かうほど仕切部材257と底面220との間の距離が小さくなるように、水平方向に対して傾斜している。仕切部材257の先端258と底面220との間には、鉛直方向の幅D6を有する隙間259が形成される。隙間259から排出口223に向けて移動した固体物260によって山266が形成される。このため、仕切部材257の直下には、非充填空間273が形成されている。隙間259の幅D6は、排出口223の最小寸法D1よりも大きい。また、隙間259から排出口223に向けて移動した固体物260によって形成される山266の基端268は、鉛直方向に見て、排出口223の内部に収まっている。かかる構造によっても、第1実施形態と同様の効果を奏する。なお、排出口221,222,223のサイズは、本実施形態では同一であるが、異なっていてもよい。
図5は、第4実施形態の貯留用容器310の概略断面図である。以下、第4実施形態について、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。貯留用容器310は、2つの仕切部材351,352を備えている。仕切部材351,352は、側面340から内側に突出する板状部材である。仕切部材351,352の真下には、底面320に排出口321,322が形成されている。仕切部材351,352は、その基端から先端353,354に向かうほど仕切部材351,352と底面320との間の距離が小さくなるように、水平方向に対して傾斜している。仕切部材351,352の先端353,354と底面320との間には、鉛直方向の幅D7を有する隙間355,356が形成される。隙間355,356から排出口321,322に向けて移動した固体物360によって山361,362が形成される。このため、仕切部材351,352の直下には、非充填空間371,372が形成されている。隙間355,356の幅D7は、排出口321,322の最小寸法D1よりも大きい。つまり、第4実施形態では、第3実施形態(図4)の仕切部材257および排出口223に関する構造を貯留用容器310の両側に備えている。
図6は、第5実施形態の貯留用容器410の概略断面図である。以下、第5実施形態について、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。貯留用容器410は、第1室411と、第1室411に隣接して第1室411よりも上方に配置された第2室412と、を備えている。第1室411は、排出口422が形成された底面420を備えている。第1室411と第2室412とは、仕切壁450によって仕切られている。仕切壁450には、開口451,452が形成されている。開口451,452が並ぶ方向と直交する方向にも開口が配列されていてもよい。第1室411と第2室412とは、開口451,452を介して連通している。
本実施形態では、第1室411の横断面は、第2室412の横断面よりも小さい。仕切壁450の真下には、排出口422が形成されている。本実施形態では、開口451,452は、第1室411の外縁部に形成されており、排出口422は、開口451,452の間に形成されている。これにより、第1室411をコンパクトにすることができる。
開口451,452から排出口422に向けて移動した固体物460によって山461,462が形成される。このため、仕切壁450の直下には、非充填空間470が形成されている。本実施形態では、山461,462は互いに干渉しない。開口451,452の最小寸法D8は、排出口422の最小寸法D1よりも大きい。かかる構成によっても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
図7は、第6実施形態の貯留用容器510の概略断面図である。以下、第6実施形態について、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。貯留用容器510は、第1室511と、第1室511に隣接して第1室511よりも上方に配置された第2室512と、を備えている。第1室511は、排出口521,522,523が形成された底面520を備えている。第1室511と第2室512とは、仕切壁550によって仕切られている。仕切壁550には、開口551,552が形成されている。開口551,552が並ぶ方向と直交する方向にも開口が配列されていてもよい。第1室511と第2室512とは、開口551,552を介して連通している。
仕切壁550の真下の領域であって、開口551,552が形成されていない領域には、排出口521,522,523が形成されている。開口551,552から排出口521,522,523に向けて移動した固体物560によって山561,562が形成される。このため、仕切壁550の直下には、非充填空間570が形成されている。本実施形態では、山561,562は互いに干渉しない。開口551,552の最小寸法D9は、排出口521,522,523の最小寸法D1よりも大きい。かかる構成によっても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
さらに、本実施形態では、第1室511は、非充填空間570に隣接するメンテナンス用扉580を備えている。このため、固体物560が貯留用容器510内に貯留されている状態であっても、作業員は、メンテナンス用扉580を介して、第1室511内のメンテナンス(例えば、開口551,552に万一ブリッジが発生した場合のブリッジ解消作業)が可能である。しかも、本実施形態では、第1室511の横断面は、第2室512の横断面と同じ大きさを有している。このため、非充填空間570を広く確保することができる。その結果、メンテナンス用扉580を介したメンテナンス作業を行いやすい。メンテナンス用扉は、本実施形態に限らず、上述した実施形態のいずれにおいても、非充填空間と隣接するように設けることができる。
図8は、第7実施形態の貯留用容器610の概略断面図である。以下、第7実施形態について、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。貯留用容器610は、第1室611と、第1室611に隣接して第1室611よりも上方に配置された第2室612と、を備えている。第1室611は、排出口22が形成された底面620を備えている。第1室611と第2室612とは、仕切壁650によって仕切られている。
仕切壁650を備えている。三角形の縦断面を有しており、側面40の一端から他端まで水平方向に延在している。ただし、仕切壁650は、側面40に達しない範囲で終端していてもよい。この場合、仕切壁650の端部(三角形の縦断面が延在する方向の端部)は、開口していてもよい。また、仕切壁650は、鉛直方向において底面620から上面30に達しない範囲で延在している。仕切壁650には、対向する2つの開口651,652が形成されている。開口651,652は、同一形状を有しており、また、水平方向において、一方の端部付近から他方の端部付近まで延在する矩形形状を有している。第1室611と第2室612とは、開口651,652を介して連通している。
仕切壁650の真下の領域の中央には、排出口22が形成されている。複数の排出口が、三角形の縦断面が延在する方向に配列されていてもよい。開口651,652から排出口22に向けて移動した固体物660によって山661,662が形成される。このため、仕切壁650の直下には、非充填空間670が形成されている。本実施形態では、山661,662の基端663,664が、鉛直方向に見て、排出口22の内部に収まっている。また、山661,662は互いに干渉しない。開口651,652の最小寸法D10は、排出口22の最小寸法D1よりも大きい。かかる構成によっても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
図9は、図7の貯留用容器510の開口551付近の概略断面図である。貯留用容器510は、手動操作によって開口のサイズを変更可能に構成された開閉装置590(図7では、簡略化のために図示を省略)を備えている。本実施形態では、開閉装置590は、スライドゲート式であり、作業員が水平方向にスライドさせることにより、開口551の開口サイズを拡大または縮小することができる。かかる構成によれば、開口551付近でブリッジが発生した際に、開口551のサイズを拡大することによってブリッジを解消することができる。また、固体物560の性状、特性に応じて、ブリッジの発生を回避できる開口サイズに調整可能であり、汎用性が高い。開閉装置590は、開口552にも設けられてもよい。また、開閉装置は、本実施形態に限らず、上述した実施形態のいずれにおいても、開口または隙間のところに設けることができる。
上述した種々の形態は、固体物を一時的に貯留し、排出するための自然流下式の建築物または構造物(例えば、小屋、倉庫、コンクリート構造物など)としても実現可能である。図10は、本発明の一実施形態としての小屋710の概略断面図である。小屋710は、固体物760を一時的に貯留し、排出するために使用される。小屋710は、床720と、複数の投下口731と、複数の地下ピット780とを備えている。投下口731へは、コンベヤ、シュートなどを介して固体物760が供給される。投下口731から鉛直方向下方に投下された固体物760は、床720上に堆積される。
床720には、複数のホッパ790が埋め込まれている。ホッパ790は、地下ピット780内に収容されており、ホッパ790の上端は、床720と同一レベルになっている。ホッパ790の排出口791の真上には、仕切部材750が設けられている。仕切部材750は、図2に示した仕切部材50と同じ形状を有している。仕切部材750の直下には、非充填空間770が形成されている。床720上に貯留された固体物760は、ホッパ790の排出口791から下方に向けて排出される。地下ピット780内において、ホッパ790の下方には、排出口791から排出された固体物760を搬送するためのコンベア792が設けられている。ホッパ790が設けられない場合には、地下ピット780に連通する排出口が床720に直接的に設けられてもよい。上述した小屋710によれば、図2〜9に示した貯留用容器と同様の効果を奏する。例示した小屋710に代えて、図1〜9に示した各構造の少なくとも一部を備える建築物または構造物も使用され得る。
さらに、図10に示すように、小屋710では、投下口731(すなわち、固体物760の投下位置)は、鉛直方向に見て、仕切部材750と重複しない位置にある。このため、固体物760を投下口731から投下した際に、固体物760が仕切部材750に衝突して仕切部材750を損傷させることがない。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその均等物が含まれる。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の組み合わせ、または、省略が可能である。
10,110,210,310,410,510,610…貯留用容器
20,220,320,420,520,620…底面
21,22,23,221,222,223,321,322,422,521,522,523…排出口
30…上面
31…投入口
40,140,240,340…側面
50,250,257,351…仕切部材
51…梁
52…端部
53,54,253,259,281,355,356…隙間
60,260,360,460,560,660,760…固体物
61,62,265,266,361,362,461,462,561,562,661,662…固体物の山
63,64,267,268,663,664…固体物の山の基端
70,271,272,273,371,372,470,570,670,770…非充填空間
141…上部側面
142…下部側面
255…屋根部
256…側壁部
258…先端
280…突出屋根
282…突出屋根の基端
353…仕切部材の先端
411,511,611…第1室
412,512,612…第2室
450,550,650…仕切壁
451,452,551,552,651,652…開口
580…メンテナンス用扉
590…開閉装置
710…小屋
720…床
780…地下ピット
791…排出口
792…コンベア

Claims (7)

  1. 固体物を一時的に貯留し、排出するための自然流下式の貯留用容器であって、
    前記貯留用容器は、前記貯留容器内に前記固体物が充填された状態において、前記固体物が充填されない非充填空間(670)が前記貯留容器内における排出口(22)の真上に形成されるように構成されており、
    前記貯留用容器(610)は、第1室(611)と、該第1室(611)に隣接して該第1室(611)よりも上方に配置された第2室(612)と、を備え、
    前記第1室(611)は、前記固体物を排出するための排出口(22)が形成された底面(620)を備え、
    前記貯留用容器(610)は、さらに、仕切壁(650)を備え、
    前記第1室(611)と前記第2室(612)とは、前記仕切壁(650)によって仕切られており、
    前記仕切壁(650)の直下には、前記非充填空間(670)が形成されており、
    前記仕切壁(650)は、三角形の縦断面を有しており、前記貯留用容器(610)の側面(40)の一端から水平方向に延在しており、
    また、前記仕切壁(650)は、鉛直方向において前記底面(620)から前記貯留用容器(610)の上面(30)に達しない範囲で延在しており、
    前記仕切壁(650)には、対向する2つの開口(651,652)が形成されており、
    前記第1室(611)と前記第2室(612)とは、前記開口(651,652)を介して連通していることを特徴とする貯留用容器。
  2. 請求項1に記載された貯留用容器において、
    前記開口(651,652)は、水平方向において、一方の端部付近から他方の端部付近まで延在する矩形形状を有していることを特徴とする貯留用容器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された貯留用容器において、
    前記仕切壁(650)は、前記貯留用容器(610)の側面(40)の一端から側面(40)の他端まで水平方向に延在していることを特徴とする貯留用容器。
  4. 請求項1又は請求項2に記載された貯留用容器において、
    前記仕切壁(650)は、前記貯留用容器(610)の側面(40)の一端から水平方向に延在し、側面(40)の他端に達しない範囲で終端しており、当該仕切壁(650)の終端と側面(40)の他端との間には、開口部が形成されていることを特徴とする貯留用容器。
  5. 請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載された貯留用容器において、
    前記排出口(22)は、前記仕切壁(650)の下方に形成されていることを特徴とする貯留用容器。
  6. 請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載された貯留用容器において、
    前記排出口(22)は、複数の排出口からなり、
    前記複数の排出口(22)は、前記仕切壁(650)の三角形の縦断面が延在する方向に配列されていることを特徴とする貯留用容器。
  7. 請求項1乃至6のうちのいずれか1項に記載された貯留用容器において、
    前記開口(651,652)の最小寸法(D10)は、前記排出口(22)の最小寸法(D1)よりも大きいことを特徴とする貯留用容器。
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